JP3667096B2 - インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録用液体(以下インクと称する)を飛翔的液滴としてインク吐出口から吐出させ記録媒体に付着させることにより記録を行うインクジェット記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録方式は、インクジェット記録ヘッドからインク液滴を紙、高画質記録媒体(専用コート紙、光沢紙、光沢フィルム等)、OHP用フィルムなどの記録媒体に吐出して記録を行うものであるため、吐出したインク滴以外に発生した微細なインク滴や記録媒体へ吐出したインク滴の跳ね返りなどのミストを生じることがあり、これらのミスト等がインクジェット記録ヘッドの吐出口面に付着することがある。このようなインク滴が吐出口の周囲に多量に付着し、またはこれに紙粉等の異物が付着した場合には、インク吐出が阻害され、ヨレ(インクの吐出方向がずれる現象)不吐出等の弊害を引き起こすという問題がある。
【0003】
特に、インクジェット記録ヘッドと記録媒体の間隔(以下紙間と称す)が1mm以下の狭い時には、上記跳ね返りミストが多量に吐出口に付着する。
【0004】
インクジェット記録方式では、上記問題に関して紙間を広くすることで上述のインクミストの付着量を減らすことやインクミストによる吐出口面の汚れをゴム等の弾性部材で形成したブレードにより吐出口面をワイピングすることで清掃除去することが一般的に採用されている。
【0005】
また、普通紙のようなインクを多量に吸収することで伸びる記録媒体において、インクジェット記録ヘッドと紙間が狭い場合、高デューティー記録時に記録媒体にコックリング現象が生じてたわむことでヘッドと記録媒体が擦ってしまうという問題がある。
【0006】
上記問題に対して、一般的には紙間を広げることで対応している。しかし、紙間を広げることは、それに比例してヨレが大きくなり記録品位の低下を招く。更にカラー記録のように複数のインクジェット記録ヘッドを有するインクジェット記録装置の場合には各ヘッドのレジストレーション(ヘッドの位置合せ)がずれてしまい、記録品位の低下やカラーバランスが崩れてしまうことが生じる。
【0007】
一方、耐水性や画質向上の観点から、インクとともにインク中の色材を不溶化する処理液を用いて記録を行う場合には、耐水性、画質等は向上するものの、上述した跳ね返りミストによって吐出口面の吐出口部およびその近傍にこの不溶化したものが徐々に付着していく。このような付着物は上述したワイピングや予備吐出や吸引回復では除去し難いものとなり、重大な吐出不良を引き起こすことがある。
【0008】
インクの不溶化したものの吐出部等への付着は主に次に示す現象によって発生する。すなわち、インクジェット記録ヘッドから吐出されたインク滴や処理液が記録媒体上で跳ね返り、それらが混合してインクジェット記録ヘッドに付着する場合であり、特に、処理液が既に吐出された所にインク滴が吐出されると、処理液とインク滴が既に反応した不溶化物として跳ね返り付着する場合である。
【0009】
特開平09−216354号公報には、記録媒体上にインクと処理液とを重ねて打ち込んだときに生じる跳ね返りミストの内容および挙動に基づいてカバープレートでインクジェット記録ヘッドの吐出口面の保護をするという発明が提案されている。
【0010】
しかしながら、カバープレートをインクジェット記録ヘッドと記録媒体の間に設けることから、紙間をカバープレートの板厚分広く取ることになり、上記したように記録品位の低下を招くことになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、発明が解決しようとする課題は、
1)インクとインク中の色材を不溶化する成分を含む処理液を吐出するインクジェット記録ヘッドを用いて記録を行うに際し、跳ね返りミストによる吐出口への不溶化物の付着を低減すること。
2)記録媒体のコックリングによるインクジェット記録ヘッドの擦れを防止すること。
3)しかも、高画質記録媒体において画質の低下を抑えること。
という上記1)〜3)を両立することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明は、インクを吐出するインク吐出部と、該インク中の色材を不溶化または凝集させる作用を有する処理液を吐出する処理液吐出部とを用いて、記録媒体に記録を行うインクジェット記録方法において、前記インク吐出部および前記処理液吐出部を前記記録媒体に対して走査させながら前記記録媒体上にインク及び処理液を吐出して記録を行う第1の記録モードと、前記インク吐出部および前記処理液吐出部を前記記録媒体に対して走査させながら前記記録媒体上にインクを吐出し処理液は吐出せずに記録を行う第2の記録モードのいずれかを選択する第1の選択工程と、前記インク吐出部および前記処理液吐出部の1回の走査で前記記録媒体上の所定領域に対する記録を完成させる1パス記録モードと、前記インク吐出部および前記処理液吐出部の複数回の走査で前記記録媒体上の所定領域に対する記録を完成させるマルチパス記録モードのいずれかを選択する第2の選択工程と、前記第1の選択工程における選択結果および前記第2の選択工程における選択結果に基づいて、前記インク吐出部および前記処理液吐出部と前記記録媒体との間の距離を設定する設定工程とを有し、前記第1の選択工程において前記第1の記録モードが選択され且つ前記第2の選択工程において前記1パス記録モードが選択された場合に設定される第1距離と、前記第1の選択工程において前記第1の記録モードが選択され且つ前記第2の選択工程において前記マルチパス記録モードが選択された場合に設定される第2距離と、前記第1の選択工程において前記第2の記録モードが選択された場合に設定される第3距離との関係は、第1距離>第2距離>第3距離であることを特徴とする。
【0013】
また、本発明は、インクを吐出するインク吐出部と、該インク中の色材を不溶化または凝集させる作用を有する処理液を吐出する処理液吐出部とを用いて、記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置において、前記インク吐出部および前記処理液吐出部を前記記録媒体に対して走査させながら前記記録媒体上にインク及び処理液を吐出して記録を行う第1の記録モードと、前記インク吐出部および前記処理液吐出部を前記記録媒体に対して走査させながら前記記録媒体上にインクを吐出し処理液は吐出せずに記録を行う第2の記録モードのいずれかを選択する第1の選択手段と、前記インク吐出部および前記処理液吐出部の1回の走査で前記記録媒体上の所定領域に対する記録を完成させる1パス記録モードと、前記インク吐出部および前記処理液吐出部の複数回の走査で前記記録媒体上の所定領域に対する記録を完成させるマルチパス記録モードのいずれかを選択する第2の選択手段と、前記第1の選択手段による選択結果および前記第2の選択手段による選択結果に基づいて、前記インク吐出部および前記処理液吐出部と前記記録媒体との間の距離を設定する設定手段とを有し、(A)前記第1の選択手段が前記第1の記録モードを選択し且つ前記第2の選択手段が前記1パス記録モードを選択した場合は、前記第1の選択手段が前記第1の記録モードを選択し且つ前記第2の選択手段が前記マルチパスパス記録モードを選択した場合よりも、前記設定手段により前記距離が大きく設定され、且つ(B)前記第1の選択手段が前記第1の記録モードを選択し且つ前記第2の選択手段が前記マルチパスパス記録モードを選択した場合は、前記第1の選択手段が前記第2の記録モードを選択した場合よりも、前記設定手段により前記距離が大きく設定されることを特徴とする。
【0014】
上記構成によれば、記録モードに応じて、紙間を適正に維持することが可能であるため、インクとインク中の色材を不溶化または凝集させる処理液を吐出するインクジェット記録ヘッドを併用して記録を行うに際し、跳ね返りミストによる吐出口への不溶化物の付着を低減することができる。
【0015】
また、記録媒体のコックリングによるインクジェット記録ヘッドの擦れを防止することができる。
【0016】
しかも、高画質記録媒体において、紙間を近づけることで高画質記録を可能とする。
【0017】
なお、本発明において、処理液はプリント性を向上させる作用を有する液体である。ここで、プリント性の向上とは、濃度、彩度、エッジ部分のシャープネス度合、ドット径等の画質を向上させること、インクの定着性を向上させること、耐水性、耐光性等の耐候性すなわち画像保存性を向上させること、にじみや白モヤの発生を抑えることを含む。また、処理液とは、上記プリント性の向上に寄与する液体であり、インク中の色材を不溶化または凝集させる物質を含んだ液体であり、インク中の染料を不溶化する液体、インク中の顔料に分散破壊を生じせしめる液体、等を含むものである。ここで、不溶化とは、インク中の染料に含まれるアニオク性基とプリント性向上液中に含まれるカチオン性物質のカチオン性基がイオン的に相互作用を起こしてイオン結合が生じ、インク中に均一に溶解していた染料が溶液中から分離する現象である。なお、本発明においては必ずしもインク中のすべての染料を不溶化しなくとも、本発明で述べるようなカラーブリード抑制、発色性の向上、文字品位の向上、定着性の向上といった効果が得られる。また、凝集とは、インクに使用している色剤がアニオン性基を有する水溶性染料の場合には、不溶化と同一の意味で使用される。また、インクに使用している色剤が顔料の場合には、顔料分散剤あるいは顔料表面とプリント性向上液中に含まれるカチオン性物質のカチオン性基がイオン的相互作用を起こし、顔料の分散破壊が生じ、顔料の粒子径が巨大化することを含む。通常、上述した凝集に伴って、インクの粘度が上昇する。なお、本発明においては必ずしもインク中のすべての顔料または顔料分散剤が凝集しなくとも、本発明で述べるようなカラーブリード抑制、発色性の向上、文字品位の向上、定着性の向上といった効果が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施例に係るインクジェット記録装置100の概略図を示す斜視図である。
【0020】
図1において、記録装置100の給紙位置に挿入された記録媒体106は、送りローラ109によってインクジェットカートリッジ103による印刷可能領域へ搬送される。この印刷可能領域における記録媒体の背面部には、プラテン108が設けられている。
【0021】
キャリッジ101は、ガイド軸104とガイド部105によって一定の方向に移動可能な構成となっており、これにより、インクジェットカートリッジ103は印刷領域を主走査方向に往復走査することができる。キャリッジ101には、複数の色のインクを吐出することができるインクジェットヘッドと、インクと反応してインク中の色材を不溶化させる処理液を吐出させるインクジェットヘッド、そしてそれぞれのインクジェットヘッド102に対応してインクや処理液を供給するためのインクタンクを含むインクジェットカートリッジ103が搭載される。吐出するインクの色としては、例えば、ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4色を用いることができる。さらに写真画質に迫る記録を可能とするために色材濃度を1/3から1/4程度にした淡インクも用いることができる。この場合は画素内に淡インクを重ねて記録したり濃インクと淡インクを併用して画素を記録することにより階調を表現することができる。
【0022】
ここで前記ガイド軸104は偏心軸であり、このガイド軸104に取り付けられたギア102を回転することで、ガイド軸の偏心量によってキャリッジ101を上下に移動させることができる。ギヤ120の回転駆動は、不図示の紙間制御モータから伝達ベルト121、ギア122を介して行われる。
【0023】
キャリッジ101が移動可能な領域の左端においては、その下部に回復系ユニット110が設けられ、記録開始時にインクジェットヘッドの吐出部から増粘したインクを排出したり、非記録時等に各インクジェットヘッドの吐出口部をキャップ部材によりキャップすることで吐出口からインク中の溶媒が蒸発しないようにすること等が可能となる。
【0024】
操作部107はスイッチ部と表示素子部を示し、スイッチ部はインクジェット記録装置の電源のオン/オフや各種記録モードの設定時等に使用され、表示素子部は記録装置の各種状態を表示するためのものである。
【0025】
図2は、図1に示したインクジェットカートリッジ103を構成するインクジェットヘッドの吐出口面の一例を示す図である。
【0026】
インクジェットヘッド102は、それぞれ黒インクKを吐出する2つのヘッドエレメント200Bk1(ノズル列Bk1)、200Bk2(ノズル列Bk2)と処理液Sを吐出するヘッドエレメント200S(ノズル列S)とからなり、各ヘッドエレメントはフレーム204により主走査方向にピッチ1/2インチで配置されている。
【0027】
この構成のインクジェットカートリッジ103においては、往方向記録でBk1−S−Bk2、復方向記録でBk2−S−Bk1の順でインク及び処理液の吐出を行う。
【0028】
図3は以上の構成によるインクジェット記録装置の制御系の構成の一例を示すブロック図である。同図において1010は記録媒体に応じて記録ヘッドの吐出口面と記録媒体との間隔を制御する制御手段を含む制御部であり、1000は各部を制御するMPU、1001はその制御手順に対応したプログラム等を格納したPOM、1002は制御手順実行時におけるワークエリアとして用いられるRAMである。
【0029】
制御部1010には、操作部107、プリンタユニット23がインターフェース部1003を介して接続されている。制御部1010から出力された制御信号は、回復系ユニット1を駆動し、ヘッドドライバ25を介して記録ヘッド6を駆動し、モータドライバ27を介してキャリッジモータ10を駆動し、紙間制御モータ29を駆動する。
【0030】
図4は、図3に示す制御部1010が実行する紙間制御を示すフローチャートである。
【0031】
まず、ステップS1において、記録を実施する記録媒体が普通紙か専用高品位媒体かの判別をする。ここで普通紙の場合はインクと処理液を併用して記録を行うことにする。ところで、専用高品位媒体は、インクを付与する側にインク受容層等を設けることで、処理液を併用することなく所定の耐水性や低インクにじみ等の性能を満足させるよう構成しているので処理液を使わない。つまり、上述のステップS1における判別は処理液を使うか否かの判別をするということになる。
【0032】
ステップS1において普通紙と判別すれば、ステップS2に進み、高速記録の1のパス記録モードであるか高品位のマルチパスモードであるかの判別を行う。尚、1パス記録モードとマルチパス記録モードのいずれで記録を行うかは前述の操作部107より操作者が設定する。1パス記録モードであれば、ステップS3に進み、紙間制御モータ29を駆動させて紙間1.5mmにする。尚、ここで1パス記録モードとは記録ヘッドの1回の主走査で記録を完成するモードであり、一方、マルチバス記録モードは記録を記録ヘッドの複数回の主走査に分けて行うモードである。また、マルチパス記録モードであれば、1パス記録モードより各パス(各主走査)における記録密度が低いので不溶化物の跳ね返りミストが少ないので紙間を少し狭くすることができ1.2mmに設定することができる。このようにして1パス記録モードのときは紙間を大きくして不溶化物の跳ね返りミストの影響を低減させるとともにコックリングによる記録ヘッドの擦れが生じにくいようにする。一方、マルチパス記録モードのときは紙間距離を小さくすることで高品位な画像を記録することができる。
【0033】
次に、ステップS1で専用高品位媒体の場合にはステップS5へ進む。ステップS5では、光沢フィルムやOHPフィルム等のフィルム媒体かコート紙や光沢紙等の専用記録紙かの判断を行う。ところで、フィルム媒体の場合は、インクの打ち込みによって媒体に伸びが発生しないのでコックリングがほとんど生じない。また、専用記録紙の場合は、普通紙よりは少ないがコックリングは生じる。つまり、ステップS5は、コックリングが生じやすい媒体であるか否かの判定を行うということになる。
【0034】
ステップS5でフィルム媒体であると判断すると(ステップS5でYES)、ステップS6に進み、紙間制御モータ29を駆動させて紙間を0.5mmに調整する。また、専用紙であれば(ステップS5でNO)、コックリングを考慮して紙間を0.8mmに調整する。
【0035】
このようにしてフィルム媒体を使用しないときは紙間を大きくしてコックリングによる記録ヘッドの擦れが起きにくいようにし、一方、フィルム媒体を使用するときは紙間を小さくすることで高品位な画像を記録することができる。
【0036】
尚、通常、プリンターはパソコンに接続して使用され、記録モードはパソコンに組み込まれたプリンタドライバー上で設定する。そこで、紙間制御は、そのプリンタドライバーで選択された記録モードの信号の種類をプリンタ側で判別して行われることが最も望ましい。ただし、前記したようにプリンターの操作部のスイッチ部を操作することで記録モードを変えられるプリンターについては、スイッチ部で選択された記録モードをプリンタの制御部が判別することで紙間制御が行われる構成とする。
【0037】
本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすものである。
【0038】
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許第4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド型、コンティニュアンス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0039】
このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細書、同第4345262号明細書に記載されているようなものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載されている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0040】
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4459600号明細書を用いた構成としてもよい。
【0041】
加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成とすることもできる。
【0042】
加えて、装置本体に装着されることで、装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0043】
また、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定した記録を行うために有効である。
【0044】
さらに、記録装置の記録モードとしては、記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせにより、異なる色の複色カラー、または混色によるフルカラーの少なくとも一つの記録モードを備えた装置あるいは黒色等の主流色のみの記録モードだけを備えた装置とすることもできる。
【0045】
以上説明した本発明実施例においては、インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0046】
加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、またはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとして吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能である。このような場合インクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対対して対向するような形態としてもよい。本発明においては、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0047】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のように構成することで、インクとインク中の色材を不溶化または凝集させる処理液を吐出するインクジェット記録ヘッドを用いて記録を行うに際し、跳ね返りミストによる吐出口への不溶化物の付着を低減することが可能となり、安定した記録品位で記録を続けることができる信頼性の高いインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法を提供することができる。
【0048】
また、高デューティー記録時に問題であった記録媒体のコックリングによるインクジェット記録ヘッドの擦れの問題を解決することが可能となる。
【0049】
しかも、高画質記録媒体においては紙間を非常に狭くすることができるのでこれまで以上の画質を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかるインクジェット記録装置を示す斜視図である。
【図2】図1に示したインクジェット記録装置のインクジェット記録ヘッドの吐出口面を示す図である。
【図3】本発明のインクジェット記録装置の制御系の構成の一例を示すブロック図である。
【図4】本発明のインクジェット記録装置の制御部が実行する紙間距離調整の各工程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 回復系ユニット
6 記録ヘッド
10 キャリッジモータ
25 ヘッドドライバ
27 モータドライバ
29 紙間制御モータ
100 インクジェット記録装置
101 キャリッジ
102 インクジェット記録ヘッド
103 インクジェットカートリッジ
104 ガイド軸
105 ガイド部
106 記録媒体
107 操作部
108 プラテン
109 送りローラ
120、122 ギア
121 伝達ベルト
206 吐出口
1000 MPU
1001 ROM
1002 RAM
1003 インターフェイス部
1010 制御部

Claims (4)

  1. インクを吐出するインク吐出部と、該インク中の色材を不溶化または凝集させる作用を有する処理液を吐出する処理液吐出部とを用いて、記録媒体に記録を行うインクジェット記録方法において、
    前記インク吐出部および前記処理液吐出部を前記記録媒体に対して走査させながら前記記録媒体上にインク及び処理液を吐出して記録を行う第1の記録モードと、前記インク吐出部および前記処理液吐出部を前記記録媒体に対して走査させながら前記記録媒体上にインクを吐出し処理液は吐出せずに記録を行う第2の記録モードのいずれかを選択する第1の選択工程と、
    前記インク吐出部および前記処理液吐出部の1回の走査で前記記録媒体上の所定領域に対する記録を完成させる1パス記録モードと、前記インク吐出部および前記処理液吐出部の複数回の走査で前記記録媒体上の所定領域に対する記録を完成させるマルチパス記録モードのいずれかを選択する第2の選択工程と、
    前記第1の選択工程における選択結果および前記第2の選択工程における選択結果に基づいて、前記インク吐出部および前記処理液吐出部と前記記録媒体との間の距離を設定する設定工程とを有し、
    前記第1の選択工程において前記第1の記録モードが選択され且つ前記第2の選択工程において前記1パス記録モードが選択された場合に設定される第1距離と、前記第1の選択工程において前記第1の記録モードが選択され且つ前記第2の選択工程において前記マルチパス記録モードが選択された場合に設定される第2距離と、前記第1の選択工程において前記第2の記録モードが選択された場合に設定される第3距離との関係は、第1距離>第2距離>第3距離であることを特徴とするインクジェット記録方法。
  2. 前記第1の選択工程において前記第2の記録モードが選択された場合に、記録媒体の種類がフィルム媒体であるか否かを判断する判断工程を更に有し、
    前記判断工程においてフィルム媒体であると判断された場合は、前記フィルム媒体でないと判断された場合に比べ、前記設定工程において設定される距離が小さいことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録方法。
  3. インクを吐出するインク吐出部と、該インク中の色材を不溶化または凝集させる作用を有する処理液を吐出する処理液吐出部とを用いて、記録媒体に記録を行うインクジェット記録方法において、
    記録媒体の種類が普通紙であるか否かを判断する第1の判断工程と、
    前記第1の判断工程において普通紙と判断された場合、前記インク吐出部および前記処理液吐出部の1回の走査で前記記録媒体上の所定領域に対する記録を完成させる1パス記録モードか、前記インク吐出部および前記処理液吐出部の複数回の走査で前記記録媒体上の所定領域に対する記録を完成させるマルチパス記録モードかを判断する第2の判断工程と、
    前記第2の判断工程において前記1パス記録モードであると判断された場合に、前記インク吐出部および前記処理液吐出部と前記記録媒体との間の距離を第1距離に設定する第1の設定工程と、
    前記第2の判断工程において前記マルチパス記録モードであると判断された場合に、前記インク吐出部および前記処理液吐出部と前記記録媒体との間の距離を第2距離に設定する第2の設定工程と、
    前記第1の判断工程において普通紙でないと判断された場合、記録媒体の種類がフィルム媒体であるか否かを判断する第3の判断工程と、
    前記第3の判断工程においてフィルム媒体でないと判断された場合に、前記インク吐出部および前記処理液吐出部と前記記録媒体との間の距離を第3距離に設定する第3の設定工程と、
    前記第3の判断工程においてフィルム媒体であると判断された場合に、前記インク吐出部および前記処理液吐出部と前記記録媒体との間の距離を第4距離に設定する第4の設定工程とを有し、
    第1距離>第2距離>第3距離>第4距離であることを特徴とするインクジェット記録方法。
  4. インクを吐出するインク吐出部と、該インク中の色材を不溶化または凝集させる作用を有する処理液を吐出する処理液吐出部とを用いて、記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置において、
    前記インク吐出部および前記処理液吐出部を前記記録媒体に対して走査させながら前記記録媒体上にインク及び処理液を吐出して記録を行う第1の記録モードと、前記インク吐出部および前記処理液吐出部を前記記録媒体に対して走査させながら前記記録媒体上にインクを吐出し処理液は吐出せずに記録を行う第2の記録モードのいずれかを選択する第1の選択手段と、
    前記インク吐出部および前記処理液吐出部の1回の走査で前記記録媒体上の所定領域に対する記録を完成させる1パス記録モードと、前記インク吐出部および前記処理液吐出部の複数回の走査で前記記録媒体上の所定領域に対する記録を完成させるマルチパス記録モードのいずれかを選択する第2の選択手段と、
    前記第1の選択手段による選択結果および前記第2の選択手段による選択結果に基づいて、前記インク吐出部および前記処理液吐出部と前記記録媒体との間の距離を設定する設定手段とを有し、
    (A)前記第1の選択手段が前記第1の記録モードを選択し且つ前記第2の選択手段が前記1パス記録モードを選択した場合は、前記第1の選択手段が前記第1の記録モードを選択し且つ前記第2の選択手段が前記マルチパスパス記録モードを選択した場合よりも、前記設定手段により前記距離が大きく設定され、且つ(B)前記第1の選択手段が前記第1の記録モードを選択し且つ前記第2の選択手段が前記マルチパスパス記録モードを選択した場合は、前記第1の選択手段が前記第2の記録モードを選択した場合よりも、前記設定手段により前記距離が大きく設定されることを特徴とするインクジェット記録装置。
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