JP2000015788A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2000015788A
JP2000015788A JP10184043A JP18404398A JP2000015788A JP 2000015788 A JP2000015788 A JP 2000015788A JP 10184043 A JP10184043 A JP 10184043A JP 18404398 A JP18404398 A JP 18404398A JP 2000015788 A JP2000015788 A JP 2000015788A
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    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/308Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print gap adjustment mechanisms

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクとインク中の色材を不溶化する処理液
を記録媒体に付与して記録を行うに際し、跳ね返りミス
トによる吐出口の不溶化物の付着を低減する。 【解決手段】 ステップS1において記録媒体が普通紙
であることを判別し、かつステップS2において1パス
記録モードで記録を行うと判断すると、ステップS3に
おいて吐出口と記録媒体との距離を1.5mmに設定す
る。これによりインクと処理液を併用して記録を行う場
合であっても、跳ね返りミストによる吐出口への不溶化
物の付着を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録用液体(以下
インクと称する)を飛翔的液滴としてインク吐出口から
吐出させ記録媒体に付着させることにより記録を行うイ
ンクジェット記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、インクジェ
ット記録ヘッドからインク液滴を紙、高画質記録媒体
(専用コート紙、光沢紙、光沢フィルム等)、OHP用
フィルムなどの記録媒体に吐出して記録を行うものであ
るため、吐出したインク滴以外に発生した微細なインク
滴や記録媒体へ吐出したインク滴の跳ね返りなどのミス
トを生じることがあり、これらのミスト等がインクジェ
ット記録ヘッドの吐出口面に付着することがある。この
ようなインク滴が吐出口の周囲に多量に付着し、または
これに紙粉等の異物が付着した場合には、インク吐出が
阻害され、ヨレ(インクの吐出方向がずれる現象)不吐
出等の弊害を引き起こすという問題がある。
【0003】特に、インクジェット記録ヘッドと記録媒
体の間隔(以下紙間と称す)が1mm以下の狭い時に
は、上記跳ね返りミストが多量に吐出口に付着する。
【0004】インクジェット記録方式では、上記問題に
関して紙間を広くすることで上述のインクミストの付着
量を減らすことやインクミストによる吐出口面の汚れを
ゴム等の弾性部材で形成したブレードにより吐出口面を
ワイピングすることで清掃除去することが一般的に採用
されている。
【0005】また、普通紙のようなインクを多量に吸収
することで伸びる記録媒体において、インクジェット記
録ヘッドと紙間が狭い場合、高デューティー記録時に記
録媒体にコックリング現象が生じてたわむことでヘッド
と記録媒体が擦ってしまうという問題がある。
【0006】上記問題に対して、一般的には紙間を広げ
ることで対応している。しかし、紙間を広げることは、
それに比例してヨレが大きくなり記録品位の低下を招
く。更にカラー記録のように複数のインクジェット記録
ヘッドを有するインクジェット記録装置の場合には各ヘ
ッドのレジストレーション(ヘッドの位置合せ)がずれ
てしまい、記録品位の低下やカラーバランスが崩れてし
まうことが生じる。
【0007】一方、耐水性や画質向上の観点から、イン
クとともにインク中の色材を不溶化する処理液を用いて
記録を行う場合には、耐水性、画質等は向上するもの
の、上述した跳ね返りミストによって吐出口面の吐出口
部およびその近傍にこの不溶化したものが徐々に付着し
ていく。このような付着物は上述したワイピングや予備
吐出や吸引回復では除去し難いものとなり、重大な吐出
不良を引き起こすことがある。
【0008】インクの不溶化したものの吐出部等への付
着は主に次に示す現象によって発生する。すなわち、イ
ンクジェット記録ヘッドから吐出されたインク滴や処理
液が記録媒体上で跳ね返り、それらが混合してインクジ
ェット記録ヘッドに付着する場合であり、特に、処理液
が既に吐出された所にインク滴が吐出されると、処理液
とインク滴が既に反応した不溶化物として跳ね返り付着
する場合である。
【0009】特開平09−216354号公報には、記
録媒体上にインクと処理液とを重ねて打ち込んだときに
生じる跳ね返りミストの内容および挙動に基づいてカバ
ープレートでインクジェット記録ヘッドの吐出口面の保
護をするという発明が提案されている。
【0010】しかしながら、カバープレートをインクジ
ェット記録ヘッドと記録媒体の間に設けることから、紙
間をカバープレートの板厚分広く取ることになり、上記
したように記録品位の低下を招くことになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そこで、発明が解決し
ようとする課題は、 1)インクとインク中の色材を不溶化する成分を含む処
理液を吐出するインクジェット記録ヘッドを用いて記録
を行うに際し、跳ね返りミストによる吐出口への不溶化
物の付着を低減すること。 2)記録媒体のコックリングによるインクジェット記録
ヘッドの擦れを防止すること。 3)しかも、高画質記録媒体において画質の低下を抑え
ること。という上記1)〜3)を両立することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、記録ヘッドのインク吐出部からインクを吐出さ
せ、これを記録媒体上に付着させて記録を行うインクジ
ェット記録装置であって、設定された記録モードを判別
して、前記インク吐出部と記録媒体の間隔を可変する制
御手段を具えたことを特徴とする。
【0013】また、本発明により、インクを吐出するイ
ンク吐出部と、該インク中の色材を不溶化させる作用を
有する処理液を吐出する処理液吐出部とを用い、記録媒
体上にインク及び処理液を重ねて吐出することにより記
録を行う第1の記録モードと、記録媒体上にインクを吐
出し処理液は吐出しない第2の記録モードのいずれかを
選択して記録を行うインクジェット記録装置において、
前記第1の記録モードで記録を行うときには、前記第2
の記録モードで記録を行うときよりも、インク吐出部と
記録媒体間の距離を大きくすることを特徴とするインク
ジェット記録装置が提供される。
【0014】上記構成によれば、記録媒体または記録モ
ードに応じて、紙間を適正に維持することが可能である
ため、インクとインク中の色材を不溶化する処理液を吐
出するインクジェット記録ヘッドを併用して記録を行う
に際し、跳ね返りミストによる吐出口への不溶化物の付
着を低減することができる。
【0015】また、記録媒体のコックリングによるイン
クジェット記録ヘッドの擦れを防止することができる。
【0016】しかも、高画質記録媒体において、紙間を
近づけることで高画質記録を可能とする。
【0017】なお、本発明において、処理液はプリント
性を向上させる作用を有する液体である。ここで、プリ
ント性の向上とは、濃度、彩度、エッジ部分のシャープ
ネス度合、ドット径等の画質を向上させること、インク
の定着性を向上させること、耐水性、耐光性等の耐候性
すなわち画像保存性を向上させること、にじみや白モヤ
の発生を抑えることを含む。また、処理液とは、上記プ
リント性の向上に寄与する液体であり、インク中の色材
を不溶化または凝集させる物質を含んだ液体であり、イ
ンク中の染料を不溶化する液体、インク中の顔料に分散
破壊を生じせしめる液体、等を含むものである。ここ
で、不溶化とは、インク中の染料に含まれるアニオク性
基とプリント性向上液中に含まれるカチオン性物質のカ
チオン性基がイオン的に相互作用を起こしてイオン結合
が生じ、インク中に均一に溶解していた染料が溶液中か
ら分離する現象である。なお、本発明においては必ずし
もインク中のすべての染料を不溶化しなくとも、本発明
で述べるようなカラーブリード抑制、発色性の向上、文
字品位の向上、定着性の向上といった効果が得られる。
また、凝集とは、インクに使用している色剤がアニオン
性基を有する水溶性染料の場合には、不溶化と同一の意
味で使用される。また、インクに使用している色剤が顔
料の場合には、顔料分散剤あるいは顔料表面とプリント
性向上液中に含まれるカチオン性物質のカチオン性基が
イオン的相互作用を起こし、顔料の分散破壊が生じ、顔
料の粒子径が巨大化することを含む。通常、上述した凝
集に伴って、インクの粘度が上昇する。なお、本発明に
おいては必ずしもインク中のすべての顔料または顔料分
散剤が凝集しなくとも、本発明で述べるようなカラーブ
リード抑制、発色性の向上、文字品位の向上、定着性の
向上といった効果が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施例に係るインクジ
ェット記録装置100の概略図を示す斜視図である。
【0020】図1において、記録装置100の給紙位置
に挿入された記録媒体106は、送りローラ109によ
ってインクジェットカートリッジ103による印刷可能
領域へ搬送される。この印刷可能領域における記録媒体
の背面部には、プラテン108が設けられている。
【0021】キャリッジ101は、ガイド軸104とガ
イド部105によって一定の方向に移動可能な構成とな
っており、これにより、インクジェットカートリッジ1
03は印刷領域を主走査方向に往復走査することができ
る。キャリッジ101には、複数の色のインクを吐出す
ることができるインクジェットヘッドと、インクと反応
してインク中の色材を不溶化させる処理液を吐出させる
インクジェットヘッド、そしてそれぞれのインクジェッ
トヘッド102に対応してインクや処理液を供給するた
めのインクタンクを含むインクジェットカートリッジ1
03が搭載される。吐出するインクの色としては、例え
ば、ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)の4色を用いることができる。
さらに写真画質に迫る記録を可能とするために色材濃度
を1/3から1/4程度にした淡インクも用いることが
できる。この場合は画素内に淡インクを重ねて記録した
り濃インクと淡インクを併用して画素を記録することに
より階調を表現することができる。
【0022】ここで前記ガイド軸104は偏心軸であ
り、このガイド軸104に取り付けられたギア102を
回転することで、ガイド軸の偏心量によってキャリッジ
101を上下に移動させることができる。ギヤ120の
回転駆動は、不図示の紙間制御モータから伝達ベルト1
21、ギア122を介して行われる。
【0023】キャリッジ101が移動可能な領域の左端
においては、その下部に回復系ユニット110が設けら
れ、記録開始時にインクジェットヘッドの吐出部から増
粘したインクを排出したり、非記録時等に各インクジェ
ットヘッドの吐出口部をキャップ部材によりキャップす
ることで吐出口からインク中の溶媒が蒸発しないように
すること等が可能となる。
【0024】操作部107はスイッチ部と表示素子部を
示し、スイッチ部はインクジェット記録装置の電源のオ
ン/オフや各種記録モードの設定時等に使用され、表示
素子部は記録装置の各種状態を表示するためのものであ
る。
【0025】図2は、図1に示したインクジェットカー
トリッジ103を構成するインクジェットヘッドの吐出
口面の一例を示す図である。
【0026】インクジェットヘッド102は、それぞれ
黒インクKを吐出する2つのヘッドエレメント200B
k1(ノズル列Bk1)、200Bk2(ノズル列Bk
2)と処理液Sを吐出するヘッドエレメント200S
(ノズル列S)とからなり、各ヘッドエレメントはフレ
ーム204により主走査方向にピッチ1/2インチで配
置されている。
【0027】この構成のインクジェットカートリッジ1
03においては、往方向記録でBk1−S−Bk2、復
方向記録でBk2−S−Bk1の順でインク及び処理液
の吐出を行う。
【0028】図3は以上の構成によるインクジェット記
録装置の制御系の構成の一例を示すブロック図である。
同図において1010は記録媒体に応じて記録ヘッドの
吐出口面と記録媒体との間隔を制御する制御手段を含む
制御部であり、1000は各部を制御するMPU、10
01はその制御手順に対応したプログラム等を格納した
POM、1002は制御手順実行時におけるワークエリ
アとして用いられるRAMである。
【0029】制御部1010には、操作部107、プリ
ンタユニット23がインターフェース部1003を介し
て接続されている。制御部1010から出力された制御
信号は、回復系ユニット1を駆動し、ヘッドドライバ2
5を介して記録ヘッド6を駆動し、モータドライバ27
を介してキャリッジモータ10を駆動し、紙間制御モー
タ29を駆動する。
【0030】図4は、図3に示す制御部1010が実行
する紙間制御を示すフローチャートである。
【0031】まず、ステップS1において、記録を実施
する記録媒体が普通紙か専用高品位媒体かの判別をす
る。ここで普通紙の場合はインクと処理液を併用して記
録を行うことにする。ところで、専用高品位媒体は、イ
ンクを付与する側にインク受容層等を設けることで、処
理液を併用することなく所定の耐水性や低インクにじみ
等の性能を満足させるよう構成しているので処理液を使
わない。つまり、上述のステップS1における判別は処
理液を使うか否かの判別をするということになる。
【0032】ステップS1において普通紙と判別すれ
ば、ステップS2に進み、高速記録の1のパス記録モー
ドであるか高品位のマルチパスモードであるかの判別を
行う。尚、1パス記録モードとマルチパス記録モードの
いずれで記録を行うかは前述の操作部107より操作者
が設定する。1パス記録モードであれば、ステップS3
に進み、紙間制御モータ29を駆動させて紙間1.5m
mにする。尚、ここで1パス記録モードとは記録ヘッド
の1回の主走査で記録を完成するモードであり、一方、
マルチバス記録モードは記録を記録ヘッドの複数回の主
走査に分けて行うモードである。また、マルチパス記録
モードであれば、1パス記録モードより各パス(各主走
査)における記録密度が低いので不溶化物の跳ね返りミ
ストが少ないので紙間を少し狭くすることができ1.2
mmに設定することができる。このようにして1パス記
録モードのときは紙間を大きくして不溶化物の跳ね返り
ミストの影響を低減させるとともにコックリングによる
記録ヘッドの擦れが生じにくいようにする。一方、マル
チパス記録モードのときは紙間距離を小さくすることで
高品位な画像を記録することができる。
【0033】次に、ステップS1で専用高品位媒体の場
合にはステップS5へ進む。ステップS5では、光沢フ
ィルムやOHPフィルム等のフィルム媒体かコート紙や
光沢紙等の専用記録紙かの判断を行う。ところで、フィ
ルム媒体の場合は、インクの打ち込みによって媒体に伸
びが発生しないのでコックリングがほとんど生じない。
また、専用記録紙の場合は、普通紙よりは少ないがコッ
クリングは生じる。つまり、ステップS5は、コックリ
ングが生じやすい媒体であるか否かの判定を行うという
ことになる。
【0034】ステップS5でフィルム媒体であると判断
すると(ステップS5でYES)、ステップS6に進
み、紙間制御モータ29を駆動させて紙間を0.5mm
に調整する。また、専用紙であれば(ステップS5でN
O)、コックリングを考慮して紙間を0.8mmに調整
する。
【0035】このようにしてフィルム媒体を使用しない
ときは紙間を大きくしてコックリングによる記録ヘッド
の擦れが起きにくいようにし、一方、フィルム媒体を使
用するときは紙間を小さくすることで高品位な画像を記
録することができる。
【0036】尚、通常、プリンターはパソコンに接続し
て使用され、記録モードはパソコンに組み込まれたプリ
ンタドライバー上で設定する。そこで、紙間制御は、そ
のプリンタドライバーで選択された記録モードの信号の
種類をプリンタ側で判別して行われることが最も望まし
い。ただし、前記したようにプリンターの操作部のスイ
ッチ部を操作することで記録モードを変えられるプリン
ターについては、スイッチ部で選択された記録モードを
プリンタの制御部が判別することで紙間制御が行われる
構成とする。
【0037】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置に
おいて優れた効果をもたらすものである。
【0038】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアンス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0039】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0040】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成としてもよい。
【0041】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
とすることもできる。
【0042】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0043】また、記録ヘッドに対しての回復手段、予
備的な補助手段等を付加することは本発明の効果を一層
安定できるので好ましいものである。これらを具体的に
挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、ク
リーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体
あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合
わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備
吐出モードを行うことも安定した記録を行うために有効
である。
【0044】さらに、記録装置の記録モードとしては、
記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせに
より、異なる色の複色カラー、または混色によるフルカ
ラーの少なくとも一つの記録モードを備えた装置あるい
は黒色等の主流色のみの記録モードだけを備えた装置と
することもできる。
【0045】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであればよい。
【0046】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
対して対向するような形態としてもよい。本発明におい
ては、上述した各インクに対して最も有効なものは、上
述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のように構
成することで、インクとインク中の色材を不溶化する処
理液を吐出するインクジェット記録ヘッドを用いて記録
を行うに際し、跳ね返りミストによる吐出口への不溶化
物の付着を低減することが可能となり、安定した記録品
位で記録を続けることができる信頼性の高いインクジェ
ット記録装置を提供することができる。
【0048】また、高デューティー記録時に問題であっ
た記録媒体のコックリングによるインクジェット記録ヘ
ッドの擦れの問題を解決することが可能となる。
【0049】しかも、高画質記録媒体においては紙間を
非常に狭くすることができるのでこれまで以上の画質を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかるインクジェット
記録装置を示す斜視図である。
【図2】図1に示したインクジェット記録装置のインク
ジェット記録ヘッドの吐出口面を示す図である。
【図3】本発明のインクジェット記録装置の制御系の構
成の一例を示すブロック図である。
【図4】本発明のインクジェット記録装置の制御部が実
行する紙間距離調整の各工程を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 回復系ユニット 6 記録ヘッド 10 キャリッジモータ 25 ヘッドドライバ 27 モータドライバ 29 紙間制御モータ 100 インクジェット記録装置 101 キャリッジ 102 インクジェット記録ヘッド 103 インクジェットカートリッジ 104 ガイド軸 105 ガイド部 106 記録媒体 107 操作部 108 プラテン 109 送りローラ 120、122 ギア 121 伝達ベルト 206 吐出口 1000 MPU 1001 ROM 1002 RAM 1003 インターフェイス部 1010 制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドのインク吐出部からインクを
    吐出させ、これを記録媒体上に付着させて記録を行うイ
    ンクジェット記録装置において、 設定された記録モードを判別して、前記インク吐出部と
    記録媒体の間隔を可変する制御手段を具えたことを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、ホスト側のプリンタド
    ライバーで選択された記録モードの信号に基づき制御す
    ることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記
    録装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、インクジェット記録装
    置のスイッチで選択された記録モードの信号に基づき制
    御することを特徴とする請求項1に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  4. 【請求項4】 インクを吐出するインク吐出部と、該イ
    ンク中の色材を不溶化させる作用を有する処理液を吐出
    する処理液吐出部とを用い、記録媒体上にインク及び処
    理液を重ねて吐出することにより記録を行う第1の記録
    モードと、記録媒体上にインクを吐出し処理液は吐出し
    ない第2の記録モードのいずれかを選択して記録を行う
    インクジェット記録装置において、 前記第1の記録モードで記録を行うときには、前記第2
    の記録モードで記録を行うときよりも、インク吐出部と
    記録媒体間の距離を大きくすることを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記インク吐出部は、インクに吐出のた
    めの熱エネルギーを付与する熱エネルギー発生体を備え
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    インクジェット記録装置。
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