JP5850667B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents
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Description
本発明の第1の実施形態は、図1の矢印Aの往方向に走査する際は、処理液のみ吐出を行い、その逆方向である復方向に走査する際は、色材を含むインク(以下では、単にインクという)のみ吐出を行うものである。図4(a)および(b)は、この記録制御を説明する模式図である。
本発明の第2の実施形態は、インクおよび処理液それぞれの記録データに基づいて、それぞれの吐出デューティーを求め、その吐出デューティーに基づいて、インク吐出と処理液吐出とを記録ヘッドの同一の走査で行うか否かを判断する、記録制御に関する。
本発明の第3の実施形態は、記録ヘッドと記録媒体との距離ごとに、上述した第2実施形態の判断を行うものに関する。
3 記録ヘッド
200 CPU
215 ヘッド駆動制御回路
216 キャリッジ駆動制御回路
Claims (6)
- 色材を含有するインクを吐出するための第1の吐出口列と、前記インクの色材を不溶化または凝集させる性質を有する処理液を吐出するための第2の吐出口列と、を少なくとも有する記録ヘッドを用いて記録を行うインクジェット記録装置であって、
記録媒体上の走査領域に対する前記第1の吐出口列からのインクの吐出量に関する第1の情報と、前記第2の吐出口列からの処理液の吐出量に関する第2の情報と、をそれぞれ取得する取得手段と、
前記記録ヘッドを前記走査領域に対して走査させながら前記第1の吐出口列からインクを吐出し、且つ、前記第2の吐出口列から処理液を吐出するように制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、(i)前記取得手段によって取得された前記第1の情報が示すインクの吐出量が第1の閾値よりも少なく、且つ、前記第2の情報が示す処理液の吐出量が第2の閾値よりも多い場合、前記走査領域に対してインクおよび処理液を同じ走査にて吐出し、(ii)前記取得手段によって取得された前記第1の情報が示すインクの吐出量が前記第1の閾値よりも多く、且つ、前記第2の情報が示す処理液の吐出量が前記第2の閾値よりも少ない場合、前記走査領域に対してインクおよび処理液を同じ走査にて吐出し、(iii)前記取得手段によって取得された前記第1の情報が示すインクの吐出量が前記第1の閾値よりも多く、且つ、前記第2の情報が示す処理液の吐出量が前記第2の閾値よりも多い場合、前記走査領域に対してインクおよび処理液を異なる走査にて吐出するように、インクおよび処理液の吐出を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記制御手段は、前記取得手段によって取得された前記第1の情報が示すインクの吐出量が前記第1の閾値よりも少なく、且つ、前記第2の情報が示す処理液の吐出量が前記第2の閾値よりも少ない場合、前記走査領域に対してインクおよび処理液を同じ走査にて吐出するように、インクおよび処理液の吐出を制御することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記記録ヘッドと前記記録媒体との間の距離を調整する調整手段を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記制御手段は、(i−1)前記調整手段によって前記記録ヘッドと前記記録媒体との間の距離が第1の距離に調整され、前記取得手段によって取得された前記第1の情報が示すインクの吐出量が前記第1の閾値よりも少なく、且つ、前記第2の情報が示す処理液の吐出量が前記第2の閾値よりも多い場合、前記走査領域に対してインクおよび処理液を同じ走査にて吐出し、(ii−1)前記調整手段によって前記記録ヘッドと前記記録媒体との間の距離が前記第1の距離に調整され、前記取得手段によって取得された前記第1の情報が示すインクの吐出量が前記第1の閾値よりも多く、且つ、前記第2の情報が示す処理液の吐出量が前記第2の閾値よりも少ない場合、前記走査領域に対してインクおよび処理液を同じ走査にて吐出し、(iii−1)前記調整手段によって前記記録ヘッドと前記記録媒体との間の距離が前記第1の距離に調整され、前記取得手段によって取得された前記第1の情報が示すインクの吐出量が前記第1の閾値よりも多く、且つ、前記第2の情報が示す処理液の吐出量が前記第2の閾値よりも多い場合、前記走査領域に対してインクおよび処理液を異なる走査にて吐出し、(i−2)前記調整手段によって前記記録ヘッドと前記記録媒体との間の距離が前記第1の距離よりも短い第2の距離に調整され、前記取得手段によって取得された前記第1の情報が示すインクの吐出量が前記第1の閾値よりも大きい第3の閾値よりも少なく、且つ、前記第2の情報が示す処理液の吐出量が前記第2の閾値よりも大きい第4の閾値よりも多い場合、前記走査領域に対してインクおよび処理液を同じ走査にて吐出し、(ii−2)前記調整手段によって前記記録ヘッドと前記記録媒体との間の距離が前記第2の距離に調整され、前記取得手段によって取得された前記第1の情報が示すインクの吐出量が前記第3の閾値よりも多く、且つ、前記第2の情報が示す処理液の吐出量が前記第4の閾値よりも少ない場合、前記走査領域に対してインクおよび処理液を同じ走査にて吐出し、(iii−2)前記調整手段によって前記記録ヘッドと前記記録媒体との間の距離が前記第2の距離に調整され、前記取得手段によって取得された前記第1の情報が示すインクの吐出量が前記第3の閾値よりも多く、且つ、前記第2の情報が示す処理液の吐出量が前記第4の閾値よりも多い場合、前記走査領域に対してインクおよび処理液を異なる走査にて吐出するように、インクおよび処理液の吐出を制御することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
- 前記制御手段は、前記取得手段によって取得された前記情報が示す前記第1の情報が示す吐出量が前記第1の閾値よりも多く、且つ、前記第2の情報が示す処理液の吐出量が前記第2の閾値よりも多い場合、前記走査領域に対するインクを吐出する走査と処理液を吐出する走査とが互いに異なる方向となるように、インクおよび処理液の吐出を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 色材を含有するインクを吐出するための第1の吐出口列と、前記インクの色材を不溶化または凝集させる性質を有する処理液を吐出するための第2の吐出口列と、を少なくとも有する記録ヘッドを用いて記録を行うためのインクジェット記録方法であって、
記録媒体上の走査領域に対する前記第1の吐出口列からのインクの吐出量に関する第1の情報と、前記第2の吐出口列からの処理液の吐出量に関する第2の情報と、をそれぞれ取得する取得工程と、
前記記録ヘッドを前記走査領域に対して走査させながら前記第1の吐出口列からインクを吐出し、且つ、前記第2の吐出口列から処理液を吐出するように制御する制御工程と、を有し、
前記制御工程では、(i)前記取得工程で取得された前記第1の情報が示すインクの吐出量が第1の閾値よりも少なく、且つ、前記第2の情報が示す処理液の吐出量が第2の閾値よりも多い場合、前記走査領域に対してインクおよび処理液を同じ走査にて吐出し、(ii)前記取得工程で取得された前記第1の情報が示すインクの吐出量が前記第1の閾値よりも多く、且つ、前記第2の情報が示す処理液の吐出量が前記第2の閾値よりも少ない場合、前記走査領域に対してインクおよび処理液を同じ走査にて吐出し、(iii)前記取得工程で取得された前記第1の情報が示すインクの吐出量が前記第1の閾値よりも多く、且つ、前記第2の情報が示す処理液の吐出量が前記第2の閾値よりも多い場合、前記走査領域に対してインクおよび処理液を異なる走査にて吐出するように、インクおよび処理液の吐出を制御することを特徴とするインクジェット記録方法。
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JP2011170298A JP5850667B2 (ja) | 2011-08-03 | 2011-08-03 | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 |
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JP2011170298A JP5850667B2 (ja) | 2011-08-03 | 2011-08-03 | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 |
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