JP3632649B2 - 車体前部構造 - Google Patents

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    • B60G2206/10Constructional features of arms
    • B60G2206/122Constructional features of arms the arm having L-shape

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車の車体前部構造に関し、とりわけ、車両前面衝突時の荷重を前輪を利用して車体骨格部材に分散するようにした車体前部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車体前部構造としては、例えば特開平11−342869号公報に開示されるものがあり、車両前方から入力される衝突荷重によって前輪が後方移動してフロントピラーおよびサイドシルの前端部に干渉した際に、フロントピラーとサイドシルとの連結部に配設した補強部材の後端部に変形力が集中するのを緩和するとともに、サイドシルの前端部でエネルギー吸収する構造としたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の車体前部構造では、前輪は所定の支持剛性をもって車体側に支持されるものであるため、前方からの衝突荷重に対して前輪は後方移動に抵抗力を発生し、一連の衝突挙動の後半で前輪がサイドシルに干渉することになる。
【0004】
このため、衝突挙動の前半では前輪の後方移動荷重は、この前輪を支持するサスペンションアームおよびこのサスペンションアームを取り付けたサスペンションメンバを介して、このサスペンションメンバを結合したサイドメンバやサイドメンバの後方端部に連設したエクステンションサイドメンバに集中して伝達される。
【0005】
従って、衝突初期において前記エクステンションサイドメンバの幅方向外側に配設されて、高い剛性を有するサイドシルへの荷重伝達や分散を十分に行わせることが難かしくなってしまう。
【0006】
そこで、本発明は、車両前方からの衝突荷重に対して前輪を積極的に後方移動させて早期にサイドシルに干渉させることにより、衝突荷重を車体骨格部材に効率良く分散させることができる車体前部構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にあっては、フロントコンパートメントの左右両側部に、車体前後方向に配設したサイドメンバと、
前記サイドメンバの前端部に跨って連結した車両前端部材と、
前記サイドメンバの後方に連設したエクステンションサイドメンバと、
前記エクステンションサイドメンバの車体幅方向外側に略平行に配設したサイドシルと、
前記エクステンションサイドメンバと前記サイドシルの各前端部に跨って連結したアウトリガーと、
前記サイドメンバにアーム支持部材を介して取り付けたサスペンションアームと、
前記サスペンションアームに支持され、前記車両前端部材の車幅方向外側端部と前記アウトリガーとの間に配置した前輪と、を備えた車体前部構造において、 前記前輪と前記アーム支持部材との間に、前記車両前端部材の車幅方向外方端部の後方変形を伴って前輪に作用する衝突荷重に対して、この前輪の後方移動を促進する前輪移動促進手段を設ける一方、
車両前端部材の車幅方向外側端部の前輪に対向する後側面に、荷重入力時の前輪の後方移動開始タイミングや前輪の転舵方向の傾きを制御するガイド手段を設けて、該ガイド手段とサイドシルとで前輪を圧縮可能としたことを特徴としている。
【0009】
請求項の発明にあっては、請求項1に記載の車体前部構造において、
前輪移動促進手段を、前記サスペンションアームの車体または前記アーム支持部材への取付部に形成したことを特徴としている。
【0010】
請求項の発明にあっては、請求項1に記載の車体前部構造において、
前輪移動促進手段を、前記サスペンションアームに形成したことをことを特徴としている。
【0011】
請求項の発明にあっては、請求項1に記載の車体前部構造において、
前輪移動促進手段を、前記アーム支持部材に形成したことを特徴としている。
【0012】
請求項の発明にあっては、請求項に記載の車体前部構造において、
前輪移動促進手段を、前記サスペンションアームの前輪を支持する支持端部に形成するとともに、ガイド手段による前輪の転舵制御を前後方向としたことを特徴としている。
【0013】
請求項の発明にあっては、請求項1〜に記載の車体前部構造において、 前輪移動促進手段は、前記衝突荷重によって後方移動する前輪を前記サイドシルの前端部に当接させるようにしたことを特徴としている。
【0014】
請求項の発明にあっては、請求項1〜に記載の車体前部構造において、
前輪移動促進手段は、前記衝突荷重によって後方移動する前輪を前記アウトリガーのサイドシルとの連結部近傍に当接させるようにしたことを特徴としている。
【0015】
請求項の発明にあっては、請求項1〜に記載の車体前部構造において、
前記アウトリガーと前記サイドシルと前記エクステンションサイドメンバとを連結する補強部材を設けたことを特徴としている。
【0016】
請求項の発明にあっては、請求項1〜に記載の車体前部構造において、 前記アウトリガーの前記前輪に対向する前側部に、前記衝突荷重により後方移動する前輪に干渉して、変形しつつこの前輪を受け止める受け部を設けたことを特徴としている。
【0017】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、斜め前方衝突等により車両前端部材の車幅方向外側端部に衝突荷重が入力すると、この車幅方向外側端部は後方変形して前輪に干渉して衝突荷重を伝達する。
【0018】
すると、前輪に衝突荷重が伝達されることにより、サスペンションアームからアーム支持部材を介してサイドメンバおよびエクステンションサイドメンバに伝達する本来の第1荷重伝達経路が構成される。
【0019】
一方、前輪とアーム支持部材との間に前輪移動促進手段が設けられていることにより、この前輪は一連の衝突挙動の初期に大きく後方移動してアウトリガーに干渉し、ここに前記衝突荷重をアウトリガーからサイドシルに伝達するもう1つの第2荷重伝達経路を構成する。
【0020】
このとき、前記第1荷重伝達経路と前記第2荷重伝達経路とは、前輪の後方移動が早期に行われることにより初期段階で構成され、前記衝突荷重は第1,第2荷重伝達経路を介してサイドメンバ、エクステンションサイドメンバ、サイドシル等の骨格部材に初期段階で伝達できるため、車体全体で効率的に荷重分散してキャビンの変形を抑制することができる。
【0021】
また、車両前端部材の車幅方向外側端部の前輪に対向する後側面にガイド手段を設けて、荷重入力時の前輪の後方移動開始タイミングや前輪の転舵方向の傾きを制御するようにして、ガイド手段とサイドシルとで前輪を圧縮可能としたので、前輪荷重を車体骨格部材に伝達する荷重分散経路を正確に制御でき、前輪から車体骨格部材に伝達する衝突荷重の分散効率を高めることができる。
【0022】
請求項に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、サスペンションアームの車体またはアーム支持部材への取付部に前輪移動促進手段を形成したので、サスペンションアームから車体骨格部材に伝達される前記第1荷重伝達経路を介して入力される衝突荷重を、サスペンションアームの取付部で制御することができるため、この第1荷重伝達経路への荷重分散割合を小さくして、サイドシルに比較して剛性が低いサイドメンバおよびエクステンションサイドメンバへの荷重負担を減少することができる。
【0023】
請求項に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、サスペンションアームに前輪移動促進手段を形成したので、この前輪移動促進手段の変形機能によりサスペンションアーム自体で車輪荷重の一部を吸収することができるため、前記第1,第2荷重伝達経路に負担する荷重をそれぞれ減少することができる。
【0024】
請求項に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、アーム支持部材に前輪移動促進手段を形成したので、この前輪移動促進手段の変形機能によりアーム支持部材自体で車輪荷重の一部を吸収して、前記第1,第2荷重伝達経路に負担する荷重を減少することができるとともに、サスペンションアームの車体前方側取付部と車体後方側取付部との荷重伝達割合を変化することなく荷重分散効率を向上することができる。
【0025】
請求項に記載の発明によれば、請求項の発明の効果に加えて、サスペンションアームの前輪を支持する支持端部に前輪移動促進手段を形成するとともに、ガイド手段による前輪の転舵制御を前後方向としたので、前記衝突荷重の入力により前輪を略車体後方に移動させることができるため、前記第1荷重伝達経路と前記第2荷重伝達経路との荷重分散割合をより確実に制御して、車体骨格部材への分散効率をより高めることができる。
【0026】
請求項に記載の発明によれば、請求項1〜の発明の効果に加えて、衝突荷重によって後方移動する前輪を車体骨格部材の中で最も剛性が高いサイドシルの車体前端部に当接させるので、車体骨格部材の強度に応じてより効果的に荷重分散することができる。
【0027】
請求項に記載の発明によれば、請求項1〜の発明の効果に加えて、衝突荷重によって後方移動する前輪をアウトリガーのサイドシルとの連結部近傍に当接させるので、サイドシルとエクステンションサイドメンバの両部材へ荷重分散しつつ、剛性の高いサイドシルへの負担荷重を大きくすることができる。
【0028】
請求項に記載の発明によれば、請求項1〜の発明の効果に加えて、アウトリガーとサイドシルとエクステンションサイドメンバとが補強部材で連結されることにより、衝突荷重で後方移動する前輪が干渉する荷重作用点の車体強度を向上できるとともに、干渉した前輪から伝達される荷重の分散エリアを拡大することができる。
【0029】
請求項に記載の発明によれば、請求項1〜の発明の効果に加えて、アウトリガーの前輪に対向する前側部に設けた受け部は後方移動する前輪に干渉した際に変形するため、衝突エネルギーの一部を吸収することができるとともに、後方移動する前輪がアウトリガーに干渉するタイミングを制御することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
【0031】
(第1実施形態)
図1から図11は本発明の車体前部構造の第1実施形態を示し、図1は本発明の対象とする自動車の外観斜視図、図2は車体前部右側の骨格構造を示す底面図、図3は車体前部右側の骨格構造を示す斜視図、図4は車体前部右側の前輪取付部分の分解斜視図、図5はサスペンションアームの前方部の取付け状態を分解した斜視図(a)と取付け状態の斜視図(b)で示す説明図、図6は図2中A部の拡大底面図、図7はサスペンションアームの後方部の取付け状態を分解した斜視図(a)と取付け状態の斜視図(b)で示す説明図、図8は衝突初期の車体前部右側の底面図、図9は衝突初期の前輪に作用する荷重を示す説明図、図10は図8中B部の拡大底面図、図11は衝突が更に進行した状態の車体前部右側の底面図である。
【0032】
本実施形態の車体前部構造は図1に示す車体10のフロントコンパートメントF・Cに適用され、その車体骨格構造は図2に示すように、フロントコンパートメントF・Cの左右両側部に車体前後方向に延在して配設されたサイドメンバ11を備えている。
【0033】
前記サイドメンバ11の前端部に跨って図外のバンパーの骨格を成す車両前端部材としてのバンパーレインフォース12を連結してあり、このバンパーレインフォース12の車幅方向外側端部12aはサイドメンバ11よりも所定量Lだけ外方に張り出してある。
【0034】
前記サイドメンバ11の後方にはエクステンションサイドメンバ13が連設され、このエクステンションサイドメンバ13の車体幅方向外側には略平行にフロアサイドの前後方向骨格部材であるサイドシル14を配設してあるとともに、これらエクステンションサイドメンバ13とサイドシル14のそれぞれの前端部をアウトリガー15で連結してある。このアウトリガー15は車幅方向外側が車体後方に向かって傾斜して配設してある。
【0035】
前記エクステンションサイドメンバ13の上側には、サイドシル14の内側に結合されるフロアパネル16が敷設され、このフロアパネル16の上方にキャビン17が構成される。フロアパネル16の中央部にはトンネル部16aを前後方向に膨出成形してある。
【0036】
また、前記サイドシル14の前端部には、図3に示すように上方に向かってフロントピラー18を立設してある。
【0037】
前記サイドメンバ11の後方下側に跨って、図4に示すようにアーム支持部材としてのサスペンションメンバ19を配置してある。
【0038】
このサスペンションメンバ19は車幅方向両端部が前後2箇所で支持されるようになっており、図3に示すように、その前方部分はサイドメンバ11の下側に固設した取付部20に結合されるとともに、後方部分はエクステンションサイドメンバ14の前端部下面に結合される。
【0039】
前記サスペンションメンバ19の車幅方向両端部には、図3に示すようにサスペンションアーム21を介して前輪22が取り付けられる。
【0040】
このサスペンションアーム21は、サスペンションメンバ19への取付け側に前方取付部としてのフロントアーム21aと後方取付部としてのリヤアーム21bとが設けられ、サスペンションメンバ19から外方に突出する支持端部21cに前輪22が支持される。
【0041】
前記フロントアーム21aは、図5(a),(b)に示すように端部に設けた前後方向に突出する円筒部30,30aが、サスペンションメンバ19に形成した嵌合穴31と、サスペンションメンバ19とは別体に設けた前方結合部材32に形成した嵌合穴31aとにゴムブッシュ33を介して嵌合され、図6にも示すように、この前方結合部材32をボルト34によりサスペンションメンバ19に結合することにより取り付けられる。
【0042】
前記嵌合穴31の形成部分の車両後方側近傍には、前輪移動促進手段としてのU字状の切欠部35が形成されている。
【0043】
一方、前記リヤアーム21bは、図7(a),(b)に示すように車両後方に向けてジョイントボール36が突設され、このジョイントボール36がサスペンションメンバ19とは別体に設けた後方結合部材37に形成した受容部38に嵌め込まれ、ボルト39によりこの後方結合部材37をサスペンションメンバ19に結合することにより取り付けられる。
【0044】
このように、サスペンションアーム21の取付部分は前記切欠部35が形成されることにより、フロントアーム21aの取付け強度がリヤアーム21bの取付け強度より小さく設定されている。
【0045】
ところで、前輪22は、図1に示すようにホイールハウス10a内に収納されるが、このとき、図2に示すようにバンパーレインフォース12の車幅方向外側端部12aとアウトリガー15との間に前輪22が配置するようにしている。
【0046】
バンパーレインフォース12の車幅方向外側端部12aの前輪22に対向する後側面にはガイド手段としてのガイド部材40を設けてある。
【0047】
このガイド部材40は、図2に示すようにバンパーレインフォース12への取付面を底辺とする平面略三角形状に形成され、外方の斜面が前輪22への当接面40aとなっている。
【0048】
以上の構成により本実施形態の車体前部構造にあっては、図2に示すように車体10の右側前方に相手車両Kが衝突した場合、バンパーレインフォース12の車幅方向外側端部12aに衝突荷重F1が作用して、図8に示すようにその車幅方向外側端部12aが後方に変形する。
【0049】
すると、車幅方向外側端部12aの後側に設けたガイド部材40の当接面40aが前輪22の前端部に干渉し、この当接面40aが外方に傾斜されていることにより、前輪22は図2の状態から図8の状態に示すように外方に若干転舵案内される。
【0050】
このとき、前輪22に入力した衝突荷重F1は、サスペンションアーム21を介してサスペンションメンバ19に分散荷重faとして車幅方向に伝達され、かつ、エクステンションサイドメンバ13には分散荷重fbとして軸方向に伝達される。
【0051】
また、外方に転舵案内(転舵角θ)された前記前輪22には、図9に示すように入力される衝突荷重Fに対して、前輪22のサスペンションアーム21への取付け点には、横力Fx=Fsinθと前後力Fy=Fcosθの分力が作用することになる。
【0052】
従って、サスペンションアーム21のフロントアーム21aには、前記横力Fxにより外方への横方向力Fa(図9参照)が作用する。この横方向力Faの大きさは、通常の走行状態では数Gであるのに対して衝突時には数十Gの大きさとなり、図10に示すようにフロントアーム21aの円筒部30を嵌合した嵌合穴31の形成部分が切欠部35方向に倒れ変形し、遂には前後の円筒部30,30aが嵌合穴31,31aから離脱して、フロントアーム21aがサスペンションメンバ19から外れる。
【0053】
このため、前記前後力Fyにより発生するモーメントMはリヤアーム21bに作用して、このリヤアーム21bを後方に曲げ変形しつつ前輪22を後方に積極的に移動させ、最終的に前輪22はアウトリガー15のサイドシル14近傍に干渉する。
【0054】
その後、更に衝突挙動が進行してバンパーレインフォース12の車幅方向外側端部12aに、前記衝突荷重F1に加えて衝突荷重F2が発生すると、前輪22には図11に示すように衝突初期よりも大きな荷重が作用することになる。
【0055】
このとき、前輪22からの荷重は主にサイドシル14に伝達される経路となるため、前輪22がアウトリガー15に干渉した後のサスペンションメンバ19への荷重fa′、エクステンションサイドメンバ13への荷重fb′は、サイドシル14への荷重fcに比較して荷重分担割合が小さく(fc>fa′,fb′)、つまり、サイドシル14への荷重分担を大きくすることができる。
【0056】
このようにサイドシル14への荷重分担を大きくした場合、サイドシル14の強度剛性は他の車体骨格部材よりも高いため、前輪22からの荷重を車体骨格強度の高さに応じて効率的に荷重分散でき、キャビン変形を効果的に抑制することができる。
【0057】
また、本実施形態では前輪22が後方移動する際、サスペンションアーム21からサスペンションメンバ19を介してサイドメンバ11およびエクステンションサイドメンバ13に伝達する本来の第1荷重伝達経路R1が構成される一方、前輪22からアウトリガー15を介してサイドシル14に伝達する第2荷重伝達経路R2が構成される。
【0058】
このとき、衝突荷重F1,F2が作用すると前記切欠部35により前輪22の後方移動が早期に行われることにより、前記第1荷重伝達経路R1と前記第2荷重伝達経路R2とが同時に構成され、前記衝突荷重F1,F2は第1,第2荷重伝達経路R1,R2によりサイドメンバ11、エクステンションサイドメンバ13、サイドシル14等の骨格部材に初期段階で伝達できるため、車体全体で効率的に荷重分散することができる。
【0059】
更に、本実施形態では前記バンパーレインフォース12の車幅方向外側端部12aにガイド部材40を設けて、荷重F1が入力された時の前輪22の後方移動開始タイミングや前輪22の転舵方向の傾きを制御するようにしたので、前輪荷重F1をサイドメンバ11およびエクステンションサイドメンバ13やサイドシル14等の車体骨格部材に伝達する荷重分散経路を正確に制御でき、前輪22からその車体骨格部材に伝達する衝突荷重の分散効率を高めることができる。
【0060】
(第2実施形態)
図12〜図14は本発明の第2実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。尚、図12は車体前部右側の骨格構造を示す底面図、図13は図12中C部の拡大底面図、図14は衝突荷重が作用した状態を示す図13に対応する拡大底面図である。
【0061】
この第2実施形態の車体前部構造では、図12に示すようにサスペンションアーム21に前輪移動促進手段としての易変形部50を形成したものである。
【0062】
易変形部50は、図13に示すようにフロントアーム21aの前縁部に形成したV字状の切欠部50aで構成され、前輪22に衝突荷重F1が入力されると図14に示すようにこの切欠部50aに応力が集中してフロントアーム21aが後方に曲げ変形されるようになっている。
【0063】
従って、この第2実施形態では前記第1実施形態と同様に、衝突荷重F1が前輪22に作用すると、フロントアーム21aには車両の略横方向荷重Fx(=Fsinθ)が作用するため、フロントアーム21aの切欠部50aが変形を開始し、その変形に伴ってリヤアーム21bも変形するので前輪22が後方移動し、前輪22の後部がアウトリガー15のサイドシル14近傍に干渉する。
【0064】
その後、衝突荷重はF1に加えてF2も発生するが、図12に示すように前輪22からの荷重は主にサイドシル14への第2荷重伝達経路R2を介して伝達されるため、第1荷重伝達経路R1を介して伝達されるサスペンションメンバ19への荷重fa′およびエクステンションサイドメンバ13への荷重fb′は、サイドシル14への荷重fcに比較して小さくなり、車体骨格強度の高さに応じて荷重分散することができる。
【0065】
ところで、本実施形態ではサスペンションアーム21に切欠部50aとした前輪移動促進手段を形成したので、この切欠部50aの変形機能によりサスペンションアーム21自体で前輪22荷重の一部を吸収することができるため、前記第1,第2荷重伝達経路R1,R2に負担する荷重をそれぞれ減少することができる。
【0066】
尚、この第2実施形態では易変形部50を切欠部50aで構成したが、この切欠部50aに限ることなく薄肉部などの応力が集中し易い形状であればよい。
【0067】
(第3実施形態)
図15〜図18は本発明の第3実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。尚、図15は車体前部右側の骨格構造を示す底面図、図16はサスペンションアームのリヤアームの取付部分を示す要部拡大底面図、図17は図15中D部の拡大底面図、図18はサスペンションアームのリヤアームの取付部分の変形状態を示す要部拡大斜視図である。
【0068】
この第3実施形態の車体前部構造では、図15,図16に示すようにアーム支持部材としてのサスペンションメンバ19に前輪移動促進手段としての後部変形機構60を形成したものである。
【0069】
前記後部変形機構60は、サスペンションアーム21のリヤアーム21bをサスペンションメンバ19に取り付ける後方結合部材37に形成され、ジョイントボール36を嵌合する受容部38近傍の前後縁部に設けたV字状の切欠部60a,60bで構成される。
【0070】
また、この実施形態ではサスペンションアーム21のフロントアーム21aのサスペンションメンバ19への取付け強度は、リヤアーム21bの取付強度よりも高く設定されている。
【0071】
従って、この第3実施形態では前輪22に入力された衝突荷重F1は、通常の走行状態では数Gであるのに対して衝突時には数十Gの大きさになるため、図17,図18に示すように車両略前後方向荷重Fy(=Fcosθ)(図9参照)により、後方結合部材37が切欠部60a,60bから屈曲変形して折れることになる。
【0072】
その結果、図15に示すようにサスペンションアーム21はフロントアーム21aに荷重が集中して曲げ変形が大きくなり、これに伴って前輪22は後方移動してアウトリガー15のサイドシル14近傍に干渉する。
【0073】
従って、この第3実施形態では前輪22からの荷重伝達を、fc≫fa′>fb′の関係で荷重分散することができ、特に、サスペンションメンバ19の強度がエクステンションサイドメンバ13よりも大きい時に効果が大きくなる。
【0074】
ところで、この第3実施形態ではサスペンションメンバ19に前輪移動促進手段としての後部変形機構60を形成したので、この後部変形機構60の変形機能によりサスペンションメンバ19自体で前輪22に入力された衝突荷重F1の一部を吸収して、前記第1,第2荷重伝達経路R1,R2に負担する荷重を減少することができるとともに、サスペンションアーム21のフロントアーム21aとリヤアーム21bとの荷重伝達割合を変化することなく荷重分散効率を向上することができる。
【0075】
(第4実施形態)
図19は本発明の第4実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。尚、図19は車体前部右側の骨格構造を示す底面図である。
【0076】
この第4実施形態の車体前部構造では、図19に示すようにサスペンションアーム21の前輪22を支持する支持端部21cに、前輪移動促進手段としてのミッドアーム70を形成するとともに、ガイド手段としてのガイド部材40による前輪22の転舵制御を前後方向としたものである。
【0077】
即ち、この実施形態では前記ミッドアーム70は、長さに対する幅の割合を小さくするなどして衝突荷重F1の入力で曲げ変形が可能となっているとともに、ガイド部材40は後端部に前輪22を受容する凹部40bの底面を車両後方に対する直角面として形成してある。
【0078】
従って、この第4実施形態では衝突荷重F1の入力により前輪22を略車体後方に移動させることができるため、前記第1荷重伝達経路R1と前記第2荷重伝達経路R2との荷重分散割合をより確実に制御できるようになる。
【0079】
この結果、サスペンションアーム21からの荷重経路でサスペンションメンバ19に作用する荷重fa′とエクステンションサイドメンバ13に作用する荷重fb′の荷重分担率を大きく変えることなく、車体全体の骨格部材への分散効率をより高めることができる。
【0080】
(第5実施形態)
図20は本発明の第5実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。尚、図20は車体前部右側の骨格構造を示す底面図である。
【0081】
この第5実施形態の車体前部構造では、図20に示すようにアウトリガー15とサイドシル14とエクステンションサイドメンバ13とを連結する補強部材80を設けたものである。
【0082】
従って、この第5実施形態では前輪22が干渉する荷重作用点、つまりアウトリガー15の車体強度を向上できるとともに、補強部材80を介して伝達される衝突荷重F1,F2をサイドシル14およびエクステンションサイドメンバ13に広範に伝達して、荷重(fc,fb′)の分散エリアを拡大することができる。
【0083】
(第6実施形態)
図21は本発明の第6実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。尚、図21は車体前部右側の骨格構造を示す底面図である。
【0084】
この第6実施形態の車体前部構造では、図21に示すようにアウトリガー15の前輪22に対向する前側部に、前記衝突荷重F1(およびF2)により後方移動する前輪22に干渉して、変形しつつこの前輪22を受け止める受け部90を設けたものである。
【0085】
従って、この第6実施形態では受け部90は後方移動する前輪22に干渉した際に変形するため、衝突エネルギーの一部を吸収することができるとともに、受け部90の突出量を調整することにより、後方移動する前輪22がアウトリガー15に干渉するタイミングを制御することができる。
【0086】
ところで、前記第5,第6実施形態は第1実施形態の車体前部構造に補強部材80や受け部90を設けた場合を示したが、この第1実施形態に限ることなく第2〜第4実施形態のいずれかに第5,第6実施形態を適用することもできる。
【0087】
また、本発明の車体前部構造は前記各実施形態に例をとって説明したが、これに限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種実施形態をとることができ、例えば、アーム支持部材としてサスペンションメンバ19を示したが、パワーユニットを搭載するサブフレームが設けられる場合は、このサブフレームをアーム支持部材として用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象とする自動車の外観斜視図。
【図2】本発明の第1実施形態における車体前部右側の骨格構造を示す底面図。
【図3】本発明の第1実施形態における車体前部右側の骨格構造を示す斜視図。
【図4】本発明の第1実施形態における車体前部右側の前輪取付部分の分解斜視図。
【図5】本発明の第1実施形態におけるサスペンションアームの前方部の取付け状態を分解した斜視図(a)と取付け状態の斜視図(b)で示す説明図。
【図6】図2中A部の拡大底面図。
【図7】本発明の第1実施形態におけるサスペンションアームの後方部の取付け状態を分解した斜視図(a)と取付け状態の斜視図(b)で示す説明図。
【図8】本発明の第1実施形態における衝突初期の車体前部右側の底面図。
【図9】本発明の第1実施形態における衝突初期の前輪に作用する荷重を示す説明図。
【図10】図8中B部の拡大底面図。
【図11】本発明の第1実施形態おける衝突が更に進行した状態の車体前部右側の底面図。
【図12】本発明の第2実施形態における車体前部右側の骨格構造を示す底面図。
【図13】図12中C部の拡大底面図。
【図14】本発明の第2実施形態における衝突荷重が作用した状態を示す拡大底面図。
【図15】本発明の第3実施形態における車体前部右側の骨格構造を示す底面図。
【図16】本発明の第3実施形態におけるサスペンションアームのリヤアームの取付部分を示す要部拡大底面図。
【図17】図15中D部の拡大底面図。
【図18】本発明の第3実施形態におけるサスペンションアームのリヤアームの取付部分の変形状態を示す要部拡大斜視図。
【図19】本発明の第4実施形態における車体前部右側の骨格構造を示す底面図。
【図20】本発明の第5実施形態における車体前部右側の骨格構造を示す底面図。
【図21】本発明の第6実施形態における車体前部右側の骨格構造を示す底面図。
【符号の説明】
10 車体
F・C フロントコンパートメント
11 サイドメンバ
12 バンパーレインフォース(車両前端部材)
12a 車幅方向外側端部
13 エクステンションサイドメンバ
14 サイドシル
15 アウトリガー
19 サスペンションメンバ(アーム支持部材)
21 サスペンションアーム
21a フロントアーム(前方取付部)
21b リヤアーム(後方取付部)
22 前輪
35 切欠部(前輪移動促進手段)
40 ガイド部材(ガイド手段)
50 易変形部(前輪移動促進手段)
60 後部変形機構(前輪移動促進手段)
70 ミッドアーム(前輪移動促進手段)
80 補強部材
90 受け部

Claims (9)

  1. フロントコンパートメントの左右両側部に、車体前後方向に配設したサイドメンバと、
    前記サイドメンバの前端部に跨って連結した車両前端部材と、
    前記サイドメンバの後方に連設したエクステンションサイドメンバと、
    前記エクステンションサイドメンバの車体幅方向外側に略平行に配設したサイドシルと、
    前記エクステンションサイドメンバと前記サイドシルの各前端部に跨って連結したアウトリガーと、
    前記サイドメンバにアーム支持部材を介して取り付けたサスペンションアームと、
    前記サスペンションアームに支持され、前記車両前端部材の車幅方向外側端部と前記アウトリガーとの間に配置した前輪と、を備えた車体前部構造において、 前記前輪と前記アーム支持部材との間に、前記車両前端部材の車幅方向外側端部の後方変形を伴って前輪に作用する衝突荷重に対して、この前輪の後方移動を促進する前輪移動促進手段を設ける一方、
    車両前端部材の車幅方向外側端部の前輪に対向する後側面に、荷重入力時の前輪の後方移動開始タイミングや前輪の転舵方向の傾きを制御するガイド手段を設けて、該ガイド手段とサイドシルとで前輪を圧縮可能としたことを特徴とする車体前部構造。
  2. 前輪移動促進手段を、前記サスペンションアームの車体または前記アーム支持部材への取付部に形成したことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  3. 前輪移動促進手段を、前記サスペンションアームに形成したことをことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  4. 前輪移動促進手段を、前記アーム支持部材に形成したことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  5. 前輪移動促進手段を、前記サスペンションアームの前輪を支持する支持端部に形成するとともに、ガイド手段による前輪の転舵制御を前後方向としたことを特徴とする請求項に記載の車体前部構造。
  6. 前輪移動促進手段は、前記衝突荷重によって後方移動する前輪を前記サイドシルの前端部に当接させるようにしたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の車体前部構造。
  7. 前輪移動促進手段は、前記衝突荷重によって後方移動する前輪を前記アウトリガーのサイドシルとの連結部近傍に当接させるようにしたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の車体前部構造。
  8. 前記アウトリガーと前記サイドシルと前記エクステンションサイドメンバとを連結する補強部材を設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の車体前部構造。
  9. 前記アウトリガーの前記前輪に対向する前側部に、前記衝突荷重により後方移動する前輪に干渉して、変形しつつこの前輪を受け止める受け部を設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の車体前部構造。
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