JP3467172B2 - ワイヤハーネスの取付け構造 - Google Patents

ワイヤハーネスの取付け構造

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JP3467172B2
JP3467172B2 JP17226997A JP17226997A JP3467172B2 JP 3467172 B2 JP3467172 B2 JP 3467172B2 JP 17226997 A JP17226997 A JP 17226997A JP 17226997 A JP17226997 A JP 17226997A JP 3467172 B2 JP3467172 B2 JP 3467172B2
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等のドア用
ワイヤハーネスの取付け構造に関し、詳しくはドアフレ
ーム内に配装された種々の電装品へ接続されるワイヤハ
ーネスの集束端部を取付具及びグロメットを通して車両
側からドア側板側に配索するためのワイヤハーネスの取
付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車等のドア用ワイヤハーネス
の取付け構造は、自動車のドアフレーム内に配装された
種々の電装品へ接続されるワイヤハーネスの集束端部を
取付具及びグロメットを介して車両側から引き出してド
ア側板側に配索するために様々な取付け構造が提案され
ている。
【0003】図7に示したドア用ワイヤハーネスの取付
け構造は、実公平2−46438号公報に開示されたワ
イヤハーネス取付けの完了状態を示している。図8に示
すようにドアフレームFは内板部F1 と側板部F2 とを
有し、内板部F1 には作業用の複数の切欠孔51が形成
されている。このドアフレームFのヒンジ側における側
板部F2 から内板部F1 にかけて略L字状の凹部52が
形成され、該凹部は内板部F1 の切欠部53まで連続し
て形成されている。この凹部52の側板部F2 部分には
上下方向に取付用凹部54が形成されている。
【0004】図7に示すように前記取付用凹部54には
略L字状の取付具55が固定され、該取付具を介してド
ア用ワイヤハーネスW端部を所定位置まで配索する。こ
のドア用ワイヤハーネスWの車体側のカウルサイドハー
ネスとの接続端には集束導出部pが設けられ、該集束導
出部pにはゴム材からなるグロメットgが挿着されると
共に端部にコネクタcが設けられている。すなわち、ワ
イヤハーネスWはドアパネル内では分岐線W1〜W5に分け
られ、その端部にはコネクタC1〜C5が設けられてドアに
装備された電装品と接続されている。
【0005】図9に示すようにL字状の取付具55は、
ドアフレームの側板部F2 に当接するワイヤハーネス導
出部56と、内板部F1 に当接するワイヤハーネス支持
部57から成り、ワイヤハーネス導出部56よりワイヤ
ハーネス支持部57にかけて内側には広幅のワイヤハー
ネス収容溝58が形成されている。また、ワイヤハーネ
ス導出部56には貫通孔59が形成されると共に、上下
部に取付孔60を有する取付フランジ61が設けられて
おり、中空状直方体に形成されたゴム製防水カバー62
が被せられている。この防水カバーはワイヤハーネス導
出部56の貫通孔59に対応する通し孔63と、取付フ
ランジ61を挿通させる2つの通孔64が設けられてい
る。
【0006】上記ワイヤハーネスWの取付具55への組
付け手順は、そのフラット状部分を取付具55のワイヤ
ハーネス支持部57における収容溝58内に接着剤等に
より接合して固定し、集束導出部pを貫通孔59から引
出した後、グロメットgに形成された環状溝65を貫通
孔59の内周縁部に係合させる。次に、ワイヤハーネス
導出部56に防水カバー62を被せることで、図10及
び図11に示した状態に組付けられ、この状態で取付具
55は図8に示したドアフレームFの凹部52に嵌合さ
れ、取付フランジ61の取付孔60を介してねじ66に
より固定される。そして、最後にドアフレームFには取
付具55を固定した後、図7に示したように内側周縁部
に防水ゴム67が装着される。
【0007】上述した従来のドア用ワイヤハーネスの取
付け構造においては、ドアフレームの側板部F2 より内
板部F1 の作業用孔53にかけて略L字状の凹部52を
形成し、略L字状の凹部に嵌合される略L字状の取付具
55を用いて凹部と取付具間にワイヤハーネスWを支持
させる。そして、取付具55の貫通孔59よりワイヤハ
ーネスの集束導出部pを引き出してから、ワイヤハーネ
スWの端部を略L字状の取付具の貫通孔59に挿通させ
た後、取付具55を略L字状の凹部52に嵌合させるこ
とによりワイヤハーネスの端部を固定することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ドア用ワイヤハーネスの取付け構造は、図12に示した
ドア組付け状態の断面図で解かるようにドアフレームF
に凹部52を形成させると、該凹部のかど部Kには湾曲
部Rができる為に防水ゴム67と取付具55との間に隙
間Sが形成される。この隙間Sに雨水等が浸入するとい
う問題があった。
【0009】本発明の目的は、ドアフレーム内へのワイ
ヤハーネスの組付け作業を容易にすると共に、ドアフレ
ームの凹部内への水の浸入を確実に防止できるワイヤハ
ーネスの取付構造を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る上記課題
は、下記1)乃至)項によって解決することができ
る。 1)ドアフレームのドア側板部とドア内板部にわたって
形成された略L字状の凹部と、該凹部に嵌装され互いに
着脱可能で、内側に当接面を有するグロメットカバーと
プロテクタとからなる取付具とで構成され、前記ドアフ
レーム内に配装される電装品へ接続されるワイヤハーネ
スの集束端部を前記グロメットカバーを通して前記ドア
側板部から引き出して車両本体側に接続するワイヤハー
ネスの取付け構造において、前記凹部が、前記プロテク
タを収容する深溝部と、該深溝部の周辺に浅く形成さ
れ、前記グロメットカバーの当接面が当接する浅溝部
、前記浅溝部の周辺に斜面部とから構成され、前記ワ
イヤハーネスを内装して前記プロテクタを取付ける枠部
が、前記浅溝部と接する前記グロメットカバーの前記当
接面側に設けられ、前記枠部の縁部に略沿った前記当接
面上及び該斜面部に当接する前記グロメットカバーの周
辺部に各々突起部が一体的に立設され、前記グロメット
カバーが前記凹部に嵌装されて前記突起部が前記浅溝部
及び前記斜面部上に当接することで、内側シール部及
び外側シール部が形成されることを特徴とするワイヤハ
ーネスの取付け構造。
【0011】前記構成のワイヤハーネスの取付け構造に
おいては、凹部がプロテクタを収容する深溝部と、該深
溝部の周辺に浅く形成され且つグロメットカバーの当接
面が当接する浅溝部と、浅溝部の周辺に斜面部とから構
成され、浅溝部と接するグロメットカバーの当接面側に
設けられた枠部の縁部に沿った当接面上及び斜面部に当
接するグロメットカバーの周辺部に各々突起部が一体的
に立設されている。従って、グロメットカバーが凹部に
嵌装されて突起部が浅溝部上及び斜面部上に当接するこ
とにより内側シール部及び外側シール部が形成されるの
で、凹部内のワイヤハーネスへの水等の浸入を確実に防
止することができる。
【0012】
【0013】2)上記1)項記載のワイヤハーネスの取
付け構造であって、前記グロメットカバーが弾性材料よ
りなり、内部に硬質材料からなるインナーが一体形成さ
れていることを特徴とするワイヤハーネスの取付け構
造。前記構成のワイヤハーネスの取付け構造において
は、硬質材料のインナーが一体形成されているので、グ
ロメットカバーが取付けの際の締め付け力に耐えられる
強度を保持するとともに、グロメットカバーの周辺部お
よび当接面がドアフレームのドア側板部に強固に当接さ
れるので外部からの水等の浸入をさらに確実に防止する
ことができる。
【0014】3)上記1)項記載のワイヤハーネスの取
付け構造であって、前記グロメットカバーの周辺部また
は前記凹部の周辺のいずれか一方の下方側に外部に連通
する水抜き用の切欠溝が設けられていることを特徴とす
るワイヤハーネスの取付け構造。前記構成のワイヤハー
ネスの取付け構造においては、水抜き用の切欠溝がグロ
メットカバーの周辺部または凹部の周辺の下方側に設け
られているので、何らかの理由によりグロメットカバー
の外周部から水等が浸入したとしても、外部に連通する
切欠溝より確実に排水される。従って、ワイヤハーネス
を収容するプロテクタ内への水等の浸入を確実に防止す
ることができる。
【0015】4)上記1)乃至3)項のいずれかに記載
のワイヤハーネスの取付け構造であって、前記グロメッ
トカバーの周辺部に周設された前記突起部及び前記当接
面上に立設された前記突起部が、前記グロメットカバー
の前記ドアフレームへの取付け時に前記ドアフレーム外
側の下方向に向かって傾斜することを特徴とするワイヤ
ハーネスの取付け構造。前記構成のワイヤハーネスの取
付け構造においては、グロメットカバーの周辺部に周設
された突起部及び当接面上に立設された突起部がグロメ
ットカバーの取付け時にドアフレーム外側の下方向に向
かって傾斜するので、グロメットカバー取付け時に形成
される前記外側シール部及び前記内側シール部がドアフ
レームの外側下方向に傾斜することになる。従って、グ
ロメットカバーの周辺及び浸入した雨水等をグロメット
カバー内に溜まることなく、前記突起部を伝ってドアフ
レーム外側方向に流し落とすことができる。
【0016】5)上記4)項記載のワイヤハーネスの取
付け構造であって、前記ドア側板部側に形成された前記
凹部が、前記ドアフレームの外側下方向に向かって傾斜
するように形成されていることを特徴とするワイヤハー
ネスの取付け構造。前記構成のワイヤハーネスの取付け
構造においては、凹部が外側下方向に傾斜しているの
で、グロメットカバーをドアフレームに取付けることで
確実かつ容易に前記外側シール部及び前記内側シール部
がドアフレームの外側下方向に傾斜することになる。従
って、グロメットカバーの周辺及び浸入した雨水等を確
実にドアフレーム外側方向に流し落とすことができる。
【0017】6)上記1)項記載のワイヤハーネスの取
付け構造であって、前記グロメットカバー内に備えられ
るインナーの適宜の位置に前記プロテクタを係合する係
合部が設けられているとともに、前記プロテクタの端部
に前記係合部に係止される係止部が設けられていること
を特徴とするワイヤハーネスの取付け構造。前記構成の
ワイヤハーネスの取付け構造においては、インナーに係
合部が設けられると共に、プロテクタの端部に前記係合
部に係止される係止部が設けられているので、ドアフレ
ーム内に配装された電装品に接続するワイヤハーネスを
グロメットカバーとプロテクタとからなる取付具内に確
実に収めることができる。従って、取付具をドアフレー
ムの凹部に嵌装させ、かつドアフレーム内の電装品への
ワイヤハーネスの配索作業が容易となり、組付け性の向
上を図ることができる。
【0018】7)上記6)項記載のワイヤハーネスの取
付け構造であって、前記プロテクタの係止部がワイヤハ
ーネスの収容後に前記インナーの係合部に係合されると
ともに、前記プロテクタの他端部に設けられた巻き部と
前記インナーの他端部に設けられた巻回部材巻き部とが
巻回部材の巻付けにより結合されることを特徴とするワ
イヤハーネスの取付け構造。前記構成のワイヤハーネス
の取付け構造においては、ドアフレーム内に配装された
電装品に接続するワイヤハーネスをグロメットカバーと
プロテクタとからなる取付具内に収めた後、プロテクタ
の他端部に設けられた巻き部とインナーの他端部に設け
られた巻回部材巻き部とが一括的に巻回部材の巻付けに
より結合される。従って、取付具をドアフレームの凹部
に嵌装させ、かつドアフレーム内の電装品へのワイヤハ
ーネスの配索作業がさらに容易となり、組付け性の向上
を一層図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明のワイヤハーネスの
取付け構造の一実施の形態例を図1乃至図6に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明のワイヤハーネスの取付
け構造の分解斜視図、図2は図1における組付け完了状
態を示す平面図、図3は図2におけるドアパネルに装着
された状態を示す斜視図、図4は図1における別角度か
ら見た取付具の分解斜視図、図5は図3におけるY−Y
断面図、図6は図5における要部の部分拡大図である。
【0020】図1に示すように本実施の形態のワイヤハ
ーネスの取付け構造1は、ドアフレームAのドア内板部
A1 とドア側板部A2 とにわたって略L字状に形成され
た凹部2と、該凹部内に嵌装される取付具10とで構成
されている。この取付具10は、図4に示すように内部
にワイヤハーネスWを収容するプロテクタ30と、該プ
ロテクタを覆い且つワイヤハーネスWを保護しドアフレ
ーム側と車体側とを連結するグロメットカバー11とで
構成されている。
【0021】図1に示したドアフレームAは、ドア内板
部A1 とヒンジ側におけるドア側板部A2 とを有し、該
ドア側板部と内板部A1 との両部にわたって略L字状の
凹部2が形成されている。この凹部2は中央に底部4の
最も深い深溝部3が形成され、該深溝部の周辺に底部6
が浅く周辺に斜面部7を有する浅溝部5が形成され、該
浅溝部には複数の固定用ボルトが嵌挿される一対の貫通
穴8,8が設けられている。また、後述するグロメット
カバー11を外側方向に傾斜させて取付けるためにドア
側板部A2 に対して凹部2がドアフレームAの外側下方
向に向かって傾斜角度θだけ傾斜させて設けられてい
る。
【0022】前記グロメットカバー11は、図4に示す
ようにゴム等の弾性材料より形成され、内部に金属板ま
たは合成樹脂板のインナー41が一体的にインサート成
形されている。このグロメットカバー11の形状は、ド
アフレームA側に形成された略L字状の凹部2の浅溝部
5の形状と略同じように略L字状であり、凹部2に嵌装
された際、ドアフレームAの表面と同一高さになるよう
な厚みに形成されている。また、グロメットカバー11
には、ドアフレームAの貫通孔8に相当する位置に固定
用ボルト9用の貫通孔13が設けられており、嵌装時に
周辺部17の最下部となる位置には外部に連通する水抜
き用の切欠溝19が設けられている。
【0023】また、前記浅溝部5周辺の斜面部7に当接
するグロメットカバー11の周辺部17の周端縁には、
リップ状の突起部18(図6(a)参照)が一体的に周
設されている。従って、グロメットカバー11が凹部2
に嵌装されて突起部18が斜面部7上に当接することで
第1シール部としての外側シール部Jが形成される(図
5参照)。このとき、凹部2がドアフレームAの外側下
方向に向かって傾斜しているので突起部18もドアフレ
ームAの外側下方向に向かって傾斜することになる。よ
って、外側シール部Jがグロメットカバー11の嵌装時
にドアフレームAの外側下方向に傾斜することになり、
水等が突起部18を伝わってドアフレームAの外側方向
に確実に流れ落とされる。
【0024】また、グロメットカバー11の内側、すな
わち、浅溝部5と接する当接面16側にはインナー41
を底面とする枠部12が形成されており、この枠部12
にワイヤハーネスWを内装してプロテクタ30が取付け
られる。そして、枠部12に沿った当接面16上に突起
部14(図6(b)参照)が一体的に浅溝部5に向かっ
て立設されている。この突起部14の形成範囲は、枠部
12の縁部に沿って該枠部の一方端から他端近傍まで延
設され、該他端近傍から略直角方向に屈曲されて当接面
16の上端近傍まで延設されている。すなわち、ドア側
板部A2 に当接する当接面16上でウエザーストリップ
45(図3参照)より車両内側に位置する部分に形成さ
れており、直角方向に屈曲された突起部14aは、外側
シール部Jより浸入した高圧水や空気圧等により雨水が
傾斜に逆らってドア側板部A2 の内側方向に浸入するの
を阻止するためのものである。
【0025】従って、グロメットカバー11が凹部2に
嵌装されて突起部14が浅溝部5上に当接することで第
2シール部としての内側シール部Dが形成される(図5
参照)。このとき、凹部2がドアフレームAの外側下方
向に向かって傾斜しているので突起部14もドアフレー
ムAの外側下方向に向かって傾斜することになる。よっ
て、内側シール部Dがグロメットカバー11の嵌装時に
ドアフレームAの外側下方向に傾斜することになり、グ
ロメットカバー11の内側に浸入した水等が突起部14
を伝わってドアフレームAの外側方向に確実に流れ落と
される。
【0026】なお、ドアフレームAの外側方向への水等
の排水は、上述したように内側シール部D及び外側シー
ル部Jを構成する突起部14及びリップ状の突起部18
がドアフレームAの外側下方向に向かって傾斜していれ
ば良く、凹部2は傾斜させずにグロメットカバー11上
での両突起部14,18の形成角度をドアフレームAの
外側下方向に向かって傾斜させることで、同様の効果を
得ることができる(図1参照)。
【0027】また、インナー41にはグロメットカバー
11内側の枠部12内にグロメットG内に連通する楕円
状の挿通穴42と、該挿通穴42近傍に後述するプロテ
クタ30嵌装時に該プロテクタ30の係止部32を係合
する係合部43が設けられている。また、テープ巻きす
るためのテープ巻き部44がドアフレームAの形状に対
応させてインナー41を略直角に屈曲させることで形成
されている。
【0028】また、プロテクタ30は、グロメットカバ
ー11に形成された内側の枠部12内にて露出するイン
ナー41と略同じ形状に形成されている。すなわち、プ
ロテクタ30は全体的には略L字状に屈曲形成されてお
り、その全長にわたってワイヤハーネスWを収容するた
めの溝型収容部31が形成されている。そして、この一
端の外周縁が略円弧状に形成され、その先端には前述し
たインナー41の係合部43に係止される係止部32が
設けられており、他端にはテープ巻きするための巻き部
33が設けられている。更に、グロメットカバー11の
外側には取付具10内に収容するワイヤハーネスWを車
体側に連結且つ保護するグロメットGが立設されてい
る。
【0029】上述した構成のワイヤハーネスの取付け構
造1においては、ドアフレーム内に配装された種々の電
装品へ接続されるワイヤハーネスWの集束端部を車体側
からドアフレームA内に配索する作業工程において、図
4に示すように、先ずワイヤハーネスWはプロテクタ3
0の溝型収容部31内に収められる。次に、ワイヤハー
ネスWを収めたプロテクタ30はグロメットカバー11
の内側の枠部12内の矢印E方向に嵌め込まれ、一端の
係止部32をインナー41に設けた係合部43に係合さ
せると共に、他端のプロテクタ30の巻き部33とグロ
メットカバー11側のインナー41のテープ巻き部44
とをテープ材にて卷装(図2矢印H)して固定する。こ
れにより、グロメットカバー11とプロテクタ30とで
略L字状に形成される取付具10が組み付けられる。
【0030】次に、図1に示すように取付具10は、ド
アフレームAのドア内板部A1 とドア側板部A2 との両
部にわたって形成された略L字状の凹部2内に矢印B方
向から嵌装させてグロメットカバー11の貫通穴13と
凹部2内の貫通穴8に通される固定用ボルト9とナット
15によりドアフレームAに固定される(図1及び図5
参照)。このとき、凹部2がドアフレームAの外側下方
向に向かって傾斜しているのでグロメットカバー11も
ドアフレームAに対して傾斜して嵌装される。従って、
内側シール部D及び外側シール部Jを構成する突起部1
4及びリップ状の突起部18がドアフレームAの外側下
方向に向かって傾斜することになる。よって、グロメッ
トカバー11のドアフレームAへの嵌装時に内側シール
部D及び外側シール部JがドアフレームAの外側下方向
に傾斜することになり、グロメットカバー11の周辺及
び内側に浸入した水等が突起部14,18を伝わってド
アフレームAの外側方向に確実に流れ落ちる。
【0031】次に、取付具10をドアフレームAに固定
した後、ドアフレームAのドア側板部A2 には取付具1
0の上から雨水等の防水用のウエザーストリップ45が
装着される(図3参照)。
【0032】なお、上述した工程の前に取付具10内の
車体側に導出するワイヤハーネスWの集束端部は、イン
ナー41の挿通穴42よりグロメットカバー11の外側
に設けたグロメットG内を通して車体側に接続される。
また、ドアフレームA側に導出するワイヤハーネスWは
前述の如くテープ材にて卷装されるプロテクタ30とイ
ンナー41の中を通ってドアフレームA内の電装品にコ
ネクタ接続される。
【0033】上述したように本実施の形態のワイヤハー
ネスの取付け構造においては、凹部2がプロテクタ30
を収容する深溝部3と、グロメットカバー11の当接面
16が当接する浅溝部5とから構成され、ワイヤハーネ
スWを内装してプロテクタ30を取付ける枠部12がグ
ロメットカバー11の当接面16側に設けられている。
そして、図5および図6に示すように浅溝部5周辺の斜
面部7に当接するグロメットカバー11の周辺部17の
周端縁に突起部18が一体的に周設されているので、グ
ロメットカバー11が凹部2に嵌装されて突起部18が
斜面部7上に当接することで第1シール部としての外側
シール部Jが形成される。
【0034】また、グロメットカバー11の枠部12に
沿った当接面16上に突起部14が一体的に立設されて
いるので、グロメットカバー11が凹部2に嵌装されて
突起部14が浅溝部5上に当接することで第2シール部
としての内側シール部Dが形成される。従って、内側シ
ール部D及び外側シール部Jが形成されることによりド
アフレームAに降りかかる雨水等がドアフレームAの凹
部2と、グロメットカバー11とプロテクタ30とより
なる取付具10との間、特にプロテクタ30内に浸入し
てくるのを確実に防止することができる。
【0035】また、グロメットカバー11が弾性材料か
ら形成され、内部に硬質材料からなるインナー41が一
体形成されているので、グロメットカバー11の取付け
時の締め付け力に耐えられるグロメットカバー11の強
度が保持できる。従って、グロメットカバー11を強固
にドアフレームAに締め付けることができ、外側シール
部Jと内側シール部Dのシール性が向上され、外部から
の水等の浸入を確実に防止することができる。
【0036】また、グロメットカバー11の周辺部17
の下方側に外部に連通する水抜き用の切欠溝19が設け
られているので、何らかの理由により第1シール部の外
側シール部Jから水等が浸入したとしても、第2シール
部の内側シール部Dによってワイヤハーネスを収容する
プロテクタ内への浸入が確実に防止できるとともに、水
抜き用の切欠溝19によって確実に外部に排水される。
なお、ドアフレームA側の凹部2の最下部にドア側板部
A2 と浅溝部5とを連通する切欠溝が設けられることに
より前記同等の効果を得ることができる。
【0037】また、グロメットカバー11の周辺部17
に周設された突起部18及び当接面16上に立設された
突起部14が、グロメットカバー11のドアフレームA
への嵌装時にドアフレームAの外側下方向に向かって傾
斜θする。これは、ドア側板部A2 側に形成された凹部
2が、ドアフレームAの外側下方向に向かって傾斜θす
るように形成されているためである。従って、双方の突
起部14,18がグロメットカバー11の嵌装時にドア
フレームAの外側下方向に傾斜することで、内側シール
部D及び外側シール部JがドアフレームAの外側下方向
に傾斜することになり、グロメットカバーの周辺及び浸
入した雨水等をグロメットカバー内に溜まることなく、
双方の突起部14,18を伝ってドアフレームAの外側
方向に流し落される。
【0038】また、グロメットカバー11内に備えられ
るインナー41の内側面の挿通穴42近傍にプロテクタ
30を係合する係合部43が設けられているとともに、
プロテクタ30の前記係合部43に対応した端部に前記
係合部43に係止される係止部32が設けられている。
従って、ドアフレームA内に配装された電装品に接続す
るワイヤハーネスWをグロメットカバー11とプロテク
タ30とからなる取付具10内に確実に収容することが
できる。よって、取付具10をドアフレームAの凹部2
に嵌装させ、かつドアフレームA内の電装品へのワイヤ
ハーネスWの配索作業が容易となり、組み付け性の向上
を図ることができる。
【0039】更に、プロテクタ30の係止部32がワイ
ヤハーネスWの収容後にインナー41の係合部43に係
合されるとともに、プロテクタ30の他端部に設けられ
た巻き部33とインナー41の他端部に設けられたテー
プ巻き部44とがテープの巻付けにより結合される。従
って、ドアフレームA内に配装された電装品に接続する
ワイヤハーネスWをグロメットカバー11とプロテクタ
30とからなる取付具10内により確実に収容すること
ができ、ワイヤハーネスWと取付具10を強固に一体化
することができる。よって、取付具10をドアフレーム
Aの凹部2に嵌装させ、かつドアフレームA内の電装品
へのワイヤハーネスの配索作業がより容易となり、一層
の組み付け性の向上を図ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明のワイヤハー
ネスの取付け構造は、凹部がプロテクタを収容する深溝
部と、該深溝部の周辺に浅く形成され、グロメットカバ
ーの当接面が当接する浅溝部とから構成され、ワイヤハ
ーネスを内装してプロテクタを取付ける枠部が浅溝部と
接するグロメットカバーの当接面側に設けられ、枠部の
縁部に略沿った当接面上に突起部が一体的に立設され、
グロメットカバーが凹部に嵌装されて突起部が浅溝部上
に当接することで内側シール部が形成される。
【0041】従って、凹部がプロテクタを収容する深溝
部と、深溝部の周辺に浅く形成され且つグロメットカバ
ーの当接面が当接する浅溝部の2段構成であり、浅溝部
と接するグロメットカバーの当接面側に設けられた枠部
の縁部に沿って突起部が一体的に立設されている。よっ
て、グロメットカバーが凹部に嵌装されて突起部が浅溝
部上に当接することにより内側シール部が形成されるの
で、凹部内のワイヤハーネスへの水等の浸入を確実に防
止することができ、信頼性の高いワイヤハーネスの取付
け構造を得ることができる。
【0042】また、前記浅溝部の周辺に斜面部を有する
と共に、該斜面部に当接するグロメットカバーの周辺部
に突起部が一体的に周設され、グロメットカバーが凹部
に嵌装されて突起部が斜面部上に当接することで外側シ
ール部が形成される。従って、グロメットカバーの周辺
部の突起部が浅溝部周辺の斜面部に当接することで外側
シール部が形成されるので、上述した内側シール部と相
まってワイヤハーネスへの水等の浸入をより確実に防止
することができ、一層信頼性の高いワイヤハーネスの取
付け構造を得ることができる。
【0043】また、前記グロメットカバーが弾性材料よ
りなり、内部に硬質材料からなるインナーが一体形成さ
れている。従って、硬質材料のインナーが一体形成され
ているので、グロメットカバーが取付けの際の締め付け
力に耐えられる強度を保持するとともに、グロメットカ
バーの周辺部および当接面がドアフレームのドア側板部
に強固に当接されるので外部からの水等の浸入をさらに
確実に防止することができ、より一層信頼性の高いワイ
ヤハーネスの取付け構造を得ることができる。
【0044】また、前記グロメットカバーの周辺部また
は前記凹部の周辺のいずれか一方の下方側に外部に連通
する水抜き用の切欠溝が設けられている。従って、水抜
き用の切欠溝がグロメットカバーの周辺部または凹部の
周辺の下方側に設けられているので、何らかの理由によ
りグロメットカバーの外周部から水等が浸入したとして
も、外部に連通する切欠溝より確実に排水される。よっ
て、ワイヤハーネスを収容するプロテクタ内への水等の
浸入を確実に防止するとともに、浸入した水等が溜まる
ことがないので、さらに一層信頼性の高いワイヤハーネ
スの取付け構造を得ることができる。
【0045】また、前記グロメットカバーの周辺部に周
設されたリップ状の突起部及び当接面上に立設された突
起部が、グロメットカバーのドアフレームへの取付け時
にドアフレーム外側の下方向に向かって傾斜する。従っ
て、グロメットカバー取付け時に形成される外側シール
部及び内側シール部がドアフレームの外側下方向に傾斜
するので、グロメットカバーの周辺及び浸入した雨水等
をグロメットカバー内に溜まることなく、突起部を伝っ
てドアフレーム外側方向に流し落とすことができる。よ
って、さらに一層信頼性の高いワイヤハーネスの取付け
構造を得ることができる。
【0046】また、前記ドア側板部側に形成された前記
凹部が、ドアフレームの外側下方向に向かって傾斜する
ように形成されている。従って、凹部が外側下方向に傾
斜しているので、グロメットカバーをドアフレームに取
付けることで確実かつ容易に外側シール部及び内側シー
ル部がドアフレームの外側下方向に傾斜することにな
る。よって、グロメットカバーの周辺及び浸入した雨水
等を確実にドアフレーム外側方向に流し落とすことがで
き、信頼性の高いワイヤハーネスの取付け構造を得るこ
とができる。
【0047】また、前記グロメットカバー内に備えられ
るインナーの適宜の位置にプロテクタを係合する係合部
が設けられているとともに、プロテクタの端部に係合部
に係止される係止部が設けられている。従って、インナ
ーに係合部が設けられると共にプロテクタの端部に係合
部に係止される係止部が設けられているので、ドアフレ
ーム内に配装された電装品に接続するワイヤハーネスを
グロメットカバーとプロテクタとからなる取付具内に確
実に収めることができる。よって、取付具をドアフレー
ムの凹部に嵌装させ、かつドアフレーム内の電装品への
ワイヤハーネスの配索作業が容易となり、組み付け性の
向上を図ることができるので、生産性の向上に寄与する
ことができる。
【0048】また、前記プロテクタの係止部がワイヤハ
ーネスの収容後にインナーの係合部に係合されるととも
に、プロテクタの他端部に設けられた巻き部とインナー
の他端部に設けられた巻回部材巻き部とが巻回部材の巻
付けにより結合される。従って、ドアフレーム内に配装
された電装品に接続するワイヤハーネスをグロメットカ
バーとプロテクタとからなる取付具内に収めた後、プロ
テクタの他端部に設けられた巻き部とインナーの他端部
に設けられた巻回部材巻き部とが一括的に巻回部材の巻
付けにより結合される。よって、取付具をドアフレーム
の凹部に嵌装させ、かつドアフレーム内の電装品へのワ
イヤハーネスの配索作業がさらに容易となり、組み付け
性の向上を一層図ることができ、生産性の向上に一層寄
与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤハーネスの取付け構造を示す分
解斜視図である。
【図2】図1における取付具の組付け完了状態を示す平
面図である。
【図3】図2におけるドアパネルに装着された状態を示
す斜視図である。
【図4】図1における別角度から見た取付具の分解斜視
図である。
【図5】図3におけるY−Y断面図である。
【図6】図5における要部の部分拡大図であり、(a)
は外側シール部であり、(b)は内側シール部である。
【図7】従来のワイヤハーネスの取付け構造を示す斜視
図である。
【図8】図7におけるドアフレームの斜視図である。
【図9】図7における要部の分解斜視図である。
【図10】図9における組付け完了状態を示す斜視図で
ある。
【図11】図10におけるV−V断面図である。
【図12】図7における要部の部分断面図である。
【符号の説明】
1 ワイヤハーネスの取付け構造 2 凹部 3 深溝部 4,6 底部 5 浅溝部 7 斜面部 8 パネル側貫通穴 9 固定用ボルト 10 取付具 11 グロメットカバー 12 枠部 13 カバー側貫通穴 14,18 突起部 16 当接面 17 周辺部 19 切欠溝 30 プロテクタ 31 溝型収容部 32 係止部 33 巻き部 41 インナー 42 挿通穴 43 係合部 44 テープ巻き部(巻回部材) 45 ウエザストリップ A ドアフレーム A1 ドア内板部 A2 ドア側板部 D 内側シール部 J 外側シール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 16/02 620 B60J 5/04 H02G 3/22 H02G 3/38

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアフレームのドア側板部とドア内板部
    にわたって形成された略L字状の凹部と、該凹部に嵌装
    され互いに着脱可能で、内側に当接面を有するグロメッ
    トカバーとプロテクタとからなる取付具とで構成され、
    前記ドアフレーム内に配装される電装品へ接続されるワ
    イヤハーネスの集束端部を前記グロメットカバーを通し
    て前記ドア側板部から引き出して車両本体側に接続する
    ワイヤハーネスの取付け構造において、 前記凹部が、前記プロテクタを収容する深溝部と、該深
    溝部の周辺に浅く形成され、前記グロメットカバーの当
    接面が当接する浅溝部と、前記浅溝部の周辺に斜面部
    から構成され、 前記ワイヤハーネスを内装して前記プロテクタを取付け
    る枠部が、前記浅溝部と接する前記グロメットカバーの
    前記当接面側に設けられ、前記枠部の縁部に略沿った前
    記当接面上及び該斜面部に当接する前記グロメットカバ
    ーの周辺部に各々突起部が一体的に立設され、前記グロ
    メットカバーが前記凹部に嵌装されて前記突起部が前記
    浅溝部上及び前記斜面部上に当接することで、内側シー
    ル部及び外側シール部が形成されることを特徴とするワ
    イヤハーネスの取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記グロメットカバーが弾性材料よりな
    り、内部に硬質材料からなるインナーが一体形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネスの
    取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記グロメットカバーの周辺部または前
    記凹部の周辺のいずれか一方の下方側に外部に連通する
    水抜き用の切欠溝が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載のワイヤハーネスの取付け構造
  4. 【請求項4】 前記グロメットカバーの周辺部に周設さ
    れた前記突起部及び前記当接面上に立設された前記突起
    部が、前記グロメットカバーの前記ドアフレームへの取
    付け時に前記ドアフレーム外側の下方向に向かって傾斜
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    のワイヤハーネスの取付け構造
  5. 【請求項5】 前記ドア側板部側に形成された前記凹部
    が、前記ドアフレームの外側下方向に向かって傾斜する
    ように形成されていることを特徴とする請求項4記載の
    ワイヤハーネスの取付け構造
  6. 【請求項6】 前記グロメットカバー内に備えられるイ
    ンナーの適宜の位置に前記プロテクタを係合する係合部
    が設けられているとともに、前記プロテクタの端部に前
    記係合部に係止される係止部が設けられていることを特
    徴とする請求項1記載のワイヤハーネスの取付け構造
  7. 【請求項7】 前記プロテクタの係止部がワイヤハーネ
    スの収容後に前記インナーの係合部に係合されるととも
    に、前記プロテクタの他端部に設けられた巻き部と前記
    インナーの他端部に設けられた巻回部材巻き部とが巻回
    部材の巻付けにより結合されることを特徴とする請求項
    6記載のワイヤハーネスの取付け構造
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