JP3078665B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents

エレベータの制御装置

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JP3078665B2 JP04237139A JP23713992A JP3078665B2 JP 3078665 B2 JP3078665 B2 JP 3078665B2 JP 04237139 A JP04237139 A JP 04237139A JP 23713992 A JP23713992 A JP 23713992A JP 3078665 B2 JP3078665 B2 JP 3078665B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧エレベータの戸開リレベルに
ついて説明する。
【0003】油圧エレベータは油圧ジャッキの伸縮によ
りエレベータのかごを昇降させるという構成上、多くの
乗客が一度にかごから降りた場合にはかごが軽くなるた
め油圧ジャッキが伸びかごが着床レベルよりも上方へず
れてしまう。また逆に、空のかごに一度に多くの乗客が
乗り込んだ場合にはかごが重くなるため油圧ジャッキが
縮みかごが着床レベルよりも下方へずれてしまう。
【0004】この問題を解決するため、エレベータが着
床戸開中に乗客の乗降により床ずれを生じた場合にはこ
れを補正する装置として戸開リレベル装置を備える場合
がある。この戸開リレベル装置はエレベータが上方に床
ずれを起こした場合には着床レベルまで下降運転をし、
逆に下方にずれを起こした場合には着床レベルまで上昇
運転を行うもので、乗客の乗降時に乗場とかご間の段差
により乗客が躓かないよう配慮したものである。また、
油圧エレベータ以外のエレベータにおいても、とくに高
階床エレベータにおいてはロープの伸縮により同様の床
ずれを生じるため戸開リレベルを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上に述べ
た戸開リレベルは主にかごから乗客が降りた後ホール
からかごへ乗り込うとする乗客にとっては有効な機能
であるが、ホールに待つ乗客が居ない場合には乗客の
降車が終了しても戸開リレベル運転中はエレベータは目
的階に向かって走行を開始することが出来ず、戸開リレ
ベル運転の終了を待つことになる。このため乗客のい
らいら感が増すばかりか、エレベータの運転効率の低下
を招くことになる。
【0006】本発明はエレベータの運転効率の低下を押
えたエレベータの戸開リレベル装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、乗客の乗降に
より生ずる床ずれを補正する戸開リレベル制御装置を備
えたエレベータの制御装置において、エレベータのかご
が戸を開いて停止中であることを検出する戸開中検出装
、乗客の乗降によりエレベータが着床レベルから床
ずれを生じたことを検出する床ずれ検出装置、乗場呼
び釦により乗場呼び登録が発生したことを検出する乗場
呼び検出装置、戸開中検出装置からの検出信号、床ず
れ検出装置からの検出信号、場呼び検出装置からの
出信号を入力しこれらの信号が全て入力されたとき
戸開リレベル制御装置に対し戸開リレベル指令を出力
し、乗場呼び検出装置からの検出信号の入力がないとき
には戸開リレベル指令を出力しない戸開リレベル指令発
生装置とを設けて構成する。
【0008】
【作用】このように構成しているので、かごが戸開停止
中に乗客の乗降により床ずれを生じると戸開中検出信号
と床ずれ検出信号が戸開リレベル指令発生装置に入力さ
れる。従来はこの2条件が入力されると戸開リレベル指
令を出力していたが、本発明ではさらに乗場呼び検出信
号が入力された場合に戸開リレベル指令を出力すること
となる。したがって、乗場呼びがない場合には床ずれが
在っても戸開リレベルは実施しない。
【0009】
【実施例】本発明を図1〜図3に示す実施例に基づいて
説明する。
【0010】戸の開き具合いを検出する戸開中検出装置
1と、かごの着床位置を検出する着床スイッチ12によ
りかごが着床位置から位置ずれを生じた場合床ずれ検出
信号7を出力する床ずれ検出装置2及び戸開リレベル装
置5を設ける。
【0011】この構成で、かごが停止し乗客の乗降が
じると、戸開中検出装置1と床ずれ検出装置2が作動
し、更にこのとき、乗場呼び釦13が押されて乗場呼び
検出信号8が出力されている場合は、これらの信号が戸
開リレベル装置5の戸開指令発生装置4に入力される。
【0012】戸開リレベル装置5のマイクロコンピュー
タ14はフローチャートに示す処理を実行し、この結果
マイクロコンピュータ14から戸開リレベル指令9を受
けるとかごを上昇または下降させて床合わせをエレベー
タ駆動装置15がする。
【0013】マイクロコンピュータ14はドアスイッチ
11、着床スイッチ12、乗場呼び釦13よりそれぞれ
戸開中検出信号6、床ずれ検出信号7、乗場呼び検出信
号8を入力しフローチャートに示す処理がなされる。従
ってエレベータが戸開停止中で乗客の乗降により床ずれ
を起こした場合に乗場呼びが登録されていれば戸開リレ
ベル指令9を出力し、戸開リレベルを実行する。もし乗
場呼び釦が押されていなければ床ずれをしていても戸開
リレベル指令9は出力されず戸開リレベルは実行しな
い。
【0014】この様に乗場呼びがある場合は戸開リレベ
ルを実施するので乗場からかごに乗り込む乗客にとって
は乗車しやすくなる。逆に乗場呼びが無い場合は戸開リ
レベルを実施しないため戸開リレベル実行に伴うロスタ
イムなしにエレベータは出発することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば戸開リレベル装置を備え
ているエレベータでも、状況に応じて不必要なリレベル
動作をせずにすみ、乗客に無用のいらいら感を与えず、
しかもエレベータの運転効率が上がることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制御装置の構成ブロック図、
【図2】図1の部分機能の構成ブロック図、
【図3】図2のマイクロコンピュウタ内の制御処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1…戸開中検出装置 2…床ずれ検出装置 3…乗場呼び検出装置 4…戸開リレベル指令発生装置 5…戸開リレベル装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客の乗降により生ずる床ずれを補正す
    戸開リレベル制御装置を備えたエレベータの制御装置
    において、エレベータのかごが戸を開いて停止中であることを検出
    する戸開中検出装置と、 乗客の乗降によりエレベータが着床レベルから床ずれを
    生じたことを検出する床ずれ検出装置と、 乗場呼び釦により乗場呼び登録が発生したことを検出す
    る乗場呼び検出装置と、 戸開中検出装置からの検出信号、床ずれ検出装置からの
    検出信号、乗場呼び検出装置からの検出信号を入力し、
    これらの信号が全て入力されたときに戸開リレベル制御
    装置に対し戸開リレベル指令を出力し、乗場呼び検出装
    置からの検出信号の入力がないときには戸開リレベル指
    令を出力しない戸開リレベル指令発生装置とを設けた
    とを特徴とするエレベータの制御装置。
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