JP3525026B2 - エレベータ救出運転制御装置 - Google Patents

エレベータ救出運転制御装置

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JP3525026B2 JP06902997A JP6902997A JP3525026B2 JP 3525026 B2 JP3525026 B2 JP 3525026B2 JP 06902997 A JP06902997 A JP 06902997A JP 6902997 A JP6902997 A JP 6902997A JP 3525026 B2 JP3525026 B2 JP 3525026B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータが運転
不能となったとき乗りかご内の乗客を救出するエレベー
タ救出運転制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エレベータ制御装置自体の故障やそれに
付随する安全装置が内的外的要因により動作し、それ以
降エレベータの運転が不能となることがある。また、エ
レベータが設置されている建屋から供給される電源が何
らかの原因で遮断されエレベータの運転が不能になるこ
ともある。このような場合には、エレベータの乗りかご
が停止し、乗りかご内の乗客が乗りかご内に閉じ込めら
れることになる。これを防止するため、エレベータの制
御装置には救出運転装置が付加されており、この救出運
転装置により乗りかご内の乗客の救出を行うようにして
いる。
【0003】図5は、従来のエレベータ救出運転制御装
置の説明図である。1台のエレベータに対し1台のエレ
ベータ制御装置1が設けられ、通常運転時はエレベータ
制御装置1により巻上機6を制御して乗りかご5が運転
制御される。また、1台のエレベータ制御装置1に対し
てそれぞれ救出運転装置2およびバッテリ3が設けら
れ、救出運転時には救出運転装置2により救出運転動作
を行い、その電源は救出運転電源用バッテリ3から供給
される。
【0004】この場合、停止位置検出装置9により乗り
かご5の停止位置を検出し、乗りかごの停止位置が乗り
場8の近傍のドアゾーン内にある場合には、近接する乗
り場8の高さまで救出運転を行う。一方、乗りかご5の
停止位置がドアゾーン外にある場合には、荷重検出装置
7からの乗りかご内の荷重に基づいて救出運転方向を選
択するようにしている。
【0005】すなわち、救出運転装置2は各エレベータ
制御装置1毎に設けられ、乗りかご5内の荷重及び乗り
かご5の停止位置によって救出運転方向を選択するよう
にしている。この救出運転方向の選択は2種類に分けら
れる。乗りかご5の停止位置がドアゾーン内の場合は、
乗りかご5内の荷重に関係なく、乗り場8の床高さまで
救出運転を行って乗客を救出する。一方、乗りかご5の
停止位置がドアゾーン外であった場合には、乗りかご5
に設けた荷重検知装置7により、カウンタウエイト4と
の重さを比較し、両者のうち重い方が下がる方向に救出
運転を選択している。
【0006】ここで、ドアゾーンとは、乗りかご5に付
随するかご側ドアが動作することにより、乗り場8側の
ドアが動作して乗りかご5内の乗客が乗り場8に脱出す
ることの出来る位置範囲をいう。
【0007】ドアゾーン内の救出運転はエレベータが力
行する場合があるので、エレベータの巻上機6に電流が
流れるが、救出運転を行う距離が短いのでバッテリ3の
容量はあまり必要としない。また、ドアゾーン外では乗
りかご5の荷重検出装置7により、乗りかご5またはカ
ウンタウエイト4のどちらか重い方が下がるように動作
するため、力行は行わずバッテリ3の容量は殆ど必要な
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際には荷重
検出装置7の検出誤差により、救出運転方向が逆方向に
選択されることがあり、その場合にはエレベータが力行
運転することになる。この場合には救出運転距離が長く
なるため、救出運転電源用のバッテリ3の容量は大きく
なければならない。そこで、それに備えて大容量のバッ
テリ3を設置するようにしている。
【0009】このように、乗りかご荷重検出装置7の検
出の誤差により、ドアゾーン外でも力行運転することが
あり、その場合に備えて大容量のバッテリ3設置しな
くてはならなかった。また、バッテリ3はエレベータ毎
に設けられるのでコスト高になっていた。
【0010】本発明の目的は、救出運転用のバッテリの
容量を低減することができるエレベータの救出運転制御
装置を得ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
エレベータ救出運転制御装置は、複数台のエレベータに
それぞれ設けられ各々のエレベータを個別に制御すると
共にエレベータの運転が不能となったときはエレベータ
運転不能信号を出力するエレベータ制御装置と、前記各
々のエレベータに個別に設けられエレベータの運転が不
能になった場合にその乗りかご内の乗客の救出運転を行
うための救出運転装置と、前記エレベータ制御装置から
のエレベータ運転不能信号を入力しエレベータの運転不
能時の乗りかご停止位置がドアゾーン内であるエレベー
タをドアゾーン外であるエレベータより優先して前記救
出運転装置に救出運転指令を出力する救出運転統合装置
と、前記救出運転統合装置からの救出運転指令と共に該
当の前記救出運転装置に電源を供給する共通のバッテリ
とを備え、前記救出運転統合装置は、エレベータの運転
不能時の乗りかご停止位置がドアゾーン内である複数台
のエレベータから同時に前記エレベータ運転不能信号を
入力したときは、救出運転前に地震発生の有無を判断
し、救出運転前に地震発生がないときは予め定めた順番
により救出運転順位を決定して前記救出運転装置に救出
運転指令を出力し、救出運転前に地震発生があったとき
は、救出運転時間が長くなるエレベータの順位を最後と
する救出運転順位とし前記救出運転装置に救出運転指令
を出力することを特徴とする。
【0012】請求項2の発明に係わるエレベータ救出運
転制御装置は、請求項1の発明において、前記救出運転
統合装置は、救出運転中に地震発生があった場合には、
救出運転が完了していないエレベータのうち救出運転時
間が長くなるエレベータの順位を最後とする救出運転順
位とし前記救出運転装置に救出運転指令を出力すること
を特徴とする。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係わるエレ
ベータ救出運転制御装置の説明図である。図1におい
て、2台のエレベータが設けられた場合のものを示して
いる。2台のエレベータには、それぞれエレベータ制御
装置1および救出運転装置2が設けられている。そし
て、1台の救出運転統合装置10を設けると共に1台の
共通のバッテリ3を設け、このバッテリ3から各々の救
出運転装置2に電源を供給するように構成している。
【0024】エレベータ制御装置1は該当のエレベータ
をそれぞれ個別に制御すると共に、そのエレベータの運
転が不能となったときはエレベータ運転不能信号aを救
出運転統合装置10に出力する。また、救出運転装置2
からは停止位置検出装置9で検出された乗りかご5の停
止位置信号bが救出運転統合装置10に出力される。
【0025】救出運転統合装置10には地震検出器11
が接続されており、地震が発生した際には地震発生信号
cが入力される。救出運転統合装置10はエレベータ制
御装置1からのエレベータ運転不能信号aを入力する
と、救出運転装置2から乗りかごの停止位置信号bを読
み取り、地震の発生の有無を確認して該当するエレベー
タの救出運転装置2に対し救出運転指令dを出力する。
その際に、共通のバッテリ3から救出運転指令dと共に
該当の救出運転装置2に電源を供給する。
【0026】救出運転装置2は、救出運転統合装置10
からの救出運転指令dおよび共通のバッテリ3からの電
源を入力すると、その乗りかご5内の乗客の救出運転を
行う。すなわち、停止位置検出装置9からの乗りかご5
の停止位置に基づいてドアゾーン内であるときは、乗り
かご5内の荷重に関係なく、乗り場の床高さまで救出運
転を行って乗客を救出する。一方、乗りかご5の停止位
置がドアゾーン外であった場合には、乗りかご5に設け
た荷重検知装置7により、カウンタウエイト4との重さ
を比較し、両者のうち重い方が下がる方向に救出運転を
行う。すなわち、巻上機ブレーキ13を解除して回転方
向検出器12の回転方向に基づいて両者のうち重い方が
下がる方向を判定するようにしている。
【0027】エレベータ運転不能信号aは、各エレベー
タの運転が不能になったとき各エレベータ制御装置1か
ら出力され、エレベータ機械室に設置された救出運転統
合装置10に入力される。救出運転統合装置10はエレ
ベータ運転不能信号aを入力すると、各エレベータの停
止位置信号bを位置検出装置9から救出運転装置2を経
由して取り込む。さらに地震検出器11から地震発生信
号cを取り込み地震発生の有無を確認する。
【0028】地震発生が無い場合は、予め設定された順
番によりドアゾーン内に居るエレベータの救出運転順序
を決定し、その順序で救出運転指令を救出運転装置2
に送出し、同時に救出運転用の電源を共通のバッテリ3
から救出運転装置2に供給して救出運転を開始させる。
このように、ドアゾーン内では電流が必要となる力行運
転が必要となるので、ドアゾーン内に複数台のエレベー
タが存在するときは、これに優先順位を付けその順序で
救出運転を行う。
【0029】次に、救出運転前に地震発生があった場合
には、救出運転時間が長くなるエレベータの救出運転を
後回しとする。すなわち、不停止階または急行ゾーンが
あるエレベータが救出順位の途中に存在すると、その救
出運転時間が長くなる場合があるため、優先順位の最後
尾におき救出運転を行う。
【0030】また、救出運転動作中に地震が発生し、地
震検出器11から地震発生信号cの入力が救出運転統合
装置10に入力された場合、救出運転中のエレベータを
一旦停止させ、救出運転が終わっているエレベータを除
くエレベータ中で、不停止階または急行ゾーンがあるエ
レベータを優先順位の最後尾におく優先順位を再度設定
した上で、これに基づく救出運転を再開する。
【0031】救出運転指令dを受けた救出運転装置2
は、停止位置信号bにより乗りかご5がドアゾーン内か
否かを判定し、ドアゾーン内であれば近接する乗り場8
方向に救出運転を行う。ドアゾーン外であれば巻上機ブ
レーキ13を解放し、その時に巻上機6が回転した方向
を回転方向検出器12から検知し、検知した回転方向に
救出運転制御を行う。
【0032】次に、図2は、本発明の第1の実施の形態
におけるエレベータ救出運転制御装置の処理内容を示す
フローチャートである。この図2では、エレベータ運転
不能による停止から救出運転動作終了に至るまでの処理
内容を示している。
【0033】まず、ステップS1によってエレベータが
運転不能かどうかの判断を行い、運転不能で無い場合は
平常運転を行う。ステップS1でエレベータが運転不能
であれば、ステップS2によりエレベータの乗りかご位
置がドアゾーン内外のいずれに位置するかの判別を行
う。ここで、乗りかご位置がドアゾーン内である場合に
は、該当エレベータは優先順位選択の対象となるためス
テップS3にてその号機番号を記憶する。そして、ステ
ップS4にて救出運転を担当する号機のドアゾーン内外
の判定が終了するまでステップS1からステップS4を
繰り返す。
【0034】次に、ステップS5にて救出運転開始時ま
でに地震が発生したかどうかの判別を行い、地震が発生
していた場合にはステップS6にて不停止階または急行
ゾーン付きエレベータに対して、救出運転順の最後尾順
位を与える。そして、ステップS7にて、ステップS6
で最後尾順位を与えた以外のエレベータであって、かつ
ドアゾーン内に居ると判断されたエレベータに対して予
め与えられている順番に基づいて救出運転の順番を与え
る。そして、ステップS8によりその順番により救出運
転を行う。
【0035】次に、ステップS9にて救出運転中に地震
の発生があるか否かを判定し、地震発生を検知したとき
はステップS10により救出運転中のエレベータを一旦
停止させて、ステップS6の優先順位付加に戻る。一
方、ステップS9にて地震発生が無いと判定されたとき
は、ステップS11により優先順位が付加されたエレベ
ータの救出運転が終わるまで救出運転を続ける。そし
て、ステップS12によりドアゾーン外のエレベータを
救出運転開始し、ステップS13にて救出運転が終了す
るまで運転を続ける。ドアゾーン外のエレベータの救出
運転が終了するとステップS14にて救出運転を終了す
る。
【0036】このように発明の第1の実施の形態による
エレベータ救出運転制御装置では、電流が必要となるド
アゾーン内での力行運転について、複数台のエレベータ
が力行運転を必要とする場合でも、エレベータの優先順
位により同時に救出運転を開始することを防止している
ので、救出運転用電源である共通のバッテリ3が同時に
必要となることを避けられる。従って、バッテリ3の容
量を低減しつつ、複数台のエレベータでバッテリ3を共
用できる。
【0037】また、地震発生時には、不停止階または急
行ゾーンが設置されているエレベータは、救出運転によ
救出運転時間が長くなる場合があり得るため、救出順
位の途中に設定された場合はそれ以降のエレベータの救
出運転時間が長くなる。そこで、地震が発生した場合に
はそのようなエレベータは救出運転順位の最後に設定す
るので、適正に救出運転を行える。なお、この場合、ド
アゾーン外にある他のエレベータはこれらの優先順位に
よる救出運転終了後に救出運転を開始することになる。
【0038】次に、図3は、救出運転統合装置10のハ
ードウェア構成を示すブロック図である。救出運転統合
装置10をマイクロコンピュータで構成したものを示し
ている。マイクロコンピュータ14内には、入力用イン
ターフェース15、出力用インターフェース16、中央
処理演算装置(CPU)17、読み出し専用記憶装置
(ROM)18、読み出し書込記憶装置(RAM)19
から構成されている。エレベータ制御装置1、救出運転
装置2、地震検出器11からの信号は各々入力用インタ
ーフェース15を介してマイクロコンピュータ14内に
入力される。読み出し専用記憶装置18には、救出運転
の優先順位、各エレベータの不停止階及び急行ゾーンの
有無、図2に示すフローチャートの機能がプログラム化
されており、読み出し書き込み記憶装置19には入力用
インターフェース15を介して入力された情報が記憶さ
れており、中央処理演算装置17はこれらの情報を基に
読み出し専用記憶装置18に記憶されたプログラムの機
能を順次処理実行し、救出運転装置2に処理結果を順次
出力し、エレベータの救出運転順位に基づく救出運転を
制御する。
【0039】次に、図4は、本発明の第2の実施の形態
に係わるエレベータ救出運転制御装置の説明図である。
この第2の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形
態に対し、各々のエレベータに個別に設けられる救出運
転装置2に代えて共通の救出運転装置2を設け、その共
通の救出運転装置2を該当のエレベータ巻上機6に切り
替えて接続するための巻上機切替器20を設けたもので
ある。
【0040】図4において、第1の実施の形態における
優先順位による救出運転時に、巻上機切替器20により
該当するエレベータの巻上機6に対し、その制御電流を
切り替え、1台の救出運転装置2で複数台の救出運転を
賄う。この場合、ドアゾーン外での運転も1台ずつ行
う。これにより、エレベータ救出運転制御装置の構成が
簡素化される。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、エ
レベータが運転不能となり救出運転を行う場合、エレベ
ータを駆動するために電流が必要となる場合に、駆動す
るエレベータの優先順位を設けて救出運転制御を行うの
で、救出運転動作時の電源は小さくて済みバッテリ容量
を抑えることができる。従って、複数台のエレベータに
対し1台のバッテリを共用できる。また、地震発生時に
は救出運転時間が長くなると予想されるエレベータの救
出運転を後回しにして、他のエレベータを優先するの
で、全体的なエレベータの救出運転時間を短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態に係わるエ
レベータ救出運転制御装置の説明図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態におけるエ
レベータ救出運転制御装置の処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図3】図3は、救出運転統合装置のハードウェア構成
を示すブロック図である。
【図4】図4は、本発明の第2の実施の形態に係わるエ
レベータ救出運転制御装置の説明図である。
【図5】図5は、従来のエレベータ救出運転制御装置の
説明図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 救出運転装置 3 救出運転電源用バッテリ 4 カウンタウエイト 5 乗りかご 6 巻上機 7 荷重検出装置 8 乗り場 9 停止位置検出装置 10 救出運転統合装置 11 地震検出器 12 回転方向検出器 13 巻上機ブレーキ 14 マイクロコンピュータ 15 入力用インターフェース 16 出力用インターフェース 17 中央処理演算装置 18 読み出し専用記憶装置 19 読み出し書込み記憶装置 20 巻上機切替器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−252049(JP,A) 特開 昭58−42575(JP,A) 特開 平4−12981(JP,A) 特開 平4−182287(JP,A) 特開 平9−151049(JP,A) 特開 昭60−248581(JP,A) 特開 昭60−209479(JP,A) 特開 平1−150686(JP,A) 特開 平10−152270(JP,A) 実開 平2−129373(JP,U) 実開 平2−145277(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 1/00 - 5/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のエレベータにそれぞれ設けられ
    各々のエレベータを個別に制御すると共にエレベータの
    運転が不能となったときはエレベータ運転不能信号を出
    力するエレベータ制御装置と、前記各々のエレベータに
    個別に設けられエレベータの運転が不能になった場合に
    その乗りかご内の乗客の救出運転を行うための救出運転
    装置と、前記エレベータ制御装置からのエレベータ運転
    不能信号を入力しエレベータの運転不能時の乗りかご停
    止位置がドアゾーン内であるエレベータをドアゾーン外
    であるエレベータより優先して前記救出運転装置に救出
    運転指令を出力する救出運転統合装置と、前記救出運転
    統合装置からの救出運転指令と共に該当の前記救出運転
    装置に電源を供給する共通のバッテリとを備え、前記救
    出運転統合装置は、エレベータの運転不能時の乗りかご
    停止位置がドアゾーン内である複数台のエレベータから
    同時に前記エレベータ運転不能信号を入力したときは、
    救出運転前に地震発生の有無を判断し、救出運転前に地
    震発生がないときは予め定めた順番により救出運転順位
    を決定して前記救出運転装置に救出運転指令を出力し、
    救出運転前に地震発生があったときは、救出運転時間が
    長くなるエレベータの順位を最後とする救出運転順位と
    し前記救出運転装置に救出運転指令を出力することを特
    徴とするエレベータ救出運転制御装置。
  2. 【請求項2】 前記救出運転統合装置は、救出運転中に
    地震発生があった場合には、救出運転が完了していない
    エレベータのうち救出運転時間が長くなるエレベータの
    順位を最後とする救出運転順位とし前記救出運転装置に
    救出運転指令を出力することを特徴とする請求項1記載
    のエレベータ救出運転制御装置。
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