JPH1179589A - エレベータ主ロープの異常検出装置 - Google Patents

エレベータ主ロープの異常検出装置

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JPH1179589A
JPH1179589A JP24691297A JP24691297A JPH1179589A JP H1179589 A JPH1179589 A JP H1179589A JP 24691297 A JP24691297 A JP 24691297A JP 24691297 A JP24691297 A JP 24691297A JP H1179589 A JPH1179589 A JP H1179589A
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elevator car
abnormality
main rope
unit
elevator
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Osamu Sudo
修 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主ロープの引っ掛かり異常を早期に検出して
主ロープに関わる不具合の発生を防止し、しかも昇降路
内の各種機器の破損を防止する。 【解決手段】 昇降路13内を移動するエレベータカゴ
12に主ロープ11の一端が接続され、昇降路13内を
移動する釣合い重り14に主ロープ11の他端が接続さ
れ、駆動制御部15によってエレベータカゴ12と釣合
い重り14とが相対的に昇降するよう主ロープ11が移
動される。エレベータカゴ12内の積載重量は積載重量
検出センサ18によって検出され、エレベータカゴ12
の総重量は総重量検出センサ19によって検出され、異
常検出部17は、積載重量検出センサ18による検出結
果を考慮した上で総重量検出センサ19に検出された総
重量が所定値を逸脱した時に異常検出部17が異常信号
を出力すると共に駆動制御部15の駆動を緊急停止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一端がエレベー
タカゴに接続され且つ他端が釣合い重りに接続された主
ロープの状態を監視してこの主ロープに関わるエレベー
ターの運転障害を未然に防止するエレベータ主ロープの
異常検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4、図5は従来のエレベータ装置の全
体構成を示し、図4は正常運転状態の説明図、図5は異
常発生状態の説明図である。
【0003】図4において、1は複数のロープからなる
主ロープ、2は主ロープ1の一端に接続されて昇降路3
内を上下移動するエレベータカゴ、4は主ロープ1の他
端に接続されて昇降路3内をエレベータカゴ2とは逆に
上下動する釣合い重り、5はエレベータカゴ2を駆動制
御するためのマイクロコンピュータからなる制御部であ
る。
【0004】制御部5はビルの屋上の機械室に設置され
ており、エレベータカゴ2内に設けられたスイッチによ
る利用階床の指定、又は各階床に設けられたスイッチに
よる呼び出しに応答して主ロープ1を駆動させエレベー
タカゴ2と釣合い重り4とを相対的に昇降させることに
よってエレベータカゴ2を目標階床で停止させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昇降路3に
は、例えば、各階床の乗場床や、図5に示すように、各
種機器等からなる突起物6が存在する。
【0006】そして、エレベータカゴ2が昇降している
最中に発生した地震や乗員の悪意の激しい揺すり等によ
りビルやエレベータカゴ2が比較的大きく搖れた場合、
上述した突起物6に主ロープ1の一部1’が引っ掛かる
虞がある。
【0007】しかも、このような主ロープ1が突起物6
に引っ掛かったまま、エレベータカゴ2の運転を継続す
ると、その引っ掛かった主ロープ1の一部1’が切断さ
れて昇降路3内の関連機器の破損、エレベータカゴ2の
急停止、エレベータカゴ2の制御不能等が発生する虞が
あり、このような不具合が発生すると、利用者がエレベ
ータカゴ2に閉じ込められてしまう等の問題が生じる。
【0008】そこで、例えば、地震検知センサ等を設け
ると共にこのセンサと制御部とを連携させ、地震が発生
した場合には突起物6に主ロープ1が引っ掛かる前にエ
レベータカゴ2の昇降を停止させることが考えられる
が、このようなセンサは地震専用であるために、この地
震以外の要因に起因する主ロープ1の引っ掛かりを検出
することができないという新たな問題が生じていた。
【0009】また、このような引っ掛かりに起因して主
ロープ1の一部1’が切断されてしまうと、エレベータ
を復旧させるには主ロープ1の交換が必要となる。従っ
て、エレベータ運転の復旧時間ならびに取替コストが多
大となる問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、主ロープ1の引っ掛かり異常を
早期に検出して主ロープに関わる不具合の発生を防止
し、しかも昇降路3内の各種機器の破損を防止すること
ができるエレベータ主ロープの異常検出装置を得ること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、昇降路内を移動するエレ
ベータカゴと、該エレベータカゴに一端が接続され且つ
他端が前記昇降路内を移動する釣合い重りに接続された
主ロープと、該主ロープを移動させることで前記エレベ
ータカゴと前記釣合い重りとを相対的に昇降させる駆動
制御部と、前記エレベータカゴ内の積載重量を検出する
積載重量検出手段と、前記エレベータカゴの総重量を検
出する総重量検出手段と、前記積載重量検出手段による
検出結果を考慮した上で前記総重量検出手段に検出され
た総重量が所定値を逸脱した時に異常信号を出力すると
共に前記駆動制御部の駆動を緊急停止制御させる異常検
出手段とを備えていることを要旨とする。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、前記異常
検出手段は、前記積載重量検出手段が荷重検出をしてい
ない状態での前記エレベータカゴの重量を記憶する記憶
手段と、前記総重量検出手段により検出された総重量か
ら前記積載重量検出手段により検出された積載重量を減
算する演算部と、演算部に演算された減算値と前記記憶
手段に記憶された重量とを比較する比較部と、該比較部
により前記演算部に演算された減算値の方が前記記憶手
段に記憶された記憶値の許容範囲を超えた時に異常信号
を出力する出力部を備えていることを要旨とする。
【0013】さらに、請求項3に記載の発明は、前記記
憶手段は、前記主ロープに懸かる前記エレベータカゴの
荷重を各階床毎に記憶することを要旨とする。
【0014】しかも、請求項4に記載の発明は、前記異
常検出手段は、外部に異常発生を報知する外部報知手段
と、前記エレベータカゴ内に異常発生を報知する内部報
知手段とを備えていることを要旨とする。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、前記異常
検出手段は、前記異常信号に応答して、前記駆動制御装
置を全自動運転不能にすることを要旨とする。
【0016】このような請求項1に記載の発明において
は、エレベータカゴが昇降している際に何らかの理由で
主ロープに引っ掛かりが発生すると、その引っ掛かりに
起因する不測な荷重が発生するため、この不測な荷重の
発生を監視し、不測な荷重が発生した場合には駆動制御
部を停止することによって引っ掛かりに起因する不具合
を未然に防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るエレベータ主
ロープの異常検出装置の実施の形態を図に基づいて説明
する。
【0018】図1において、11は複数のロープからな
る主ロープ、12は主ロープ11の一端に接続されて昇
降路13内を上下移動するエレベータカゴ、14は主ロ
ープ11の他端に接続されて昇降路13内をエレベータ
カゴ12とは逆に上下動する釣合い重り、15はエレベ
ータカゴ12を駆動制御するためのマイクロコンピュー
タからなる駆動制御部、16は昇降路13内にある突起
物である。
【0019】駆動制御部15は、巻上機15aを回転さ
せることによって主ロープ11を移動させ、この主ロー
プ11の移動によりエレベータカゴ12と釣合い重り1
4とを相対的に昇降させると共に、所定階床にエレベー
タカゴ12を停止させる。また、駆動制御部15は主ロ
ープ11の一部11’が何ならかの原因で突起物16に
引っ掛かった場合にそれを検出する異常検出部17によ
って異常発生時に駆動が停止制御される。
【0020】異常検出部17は、図2に示すように、エ
レベータカゴ12内の積載重量を検出する積載重量検出
センサ18とエレベータカゴ12の総重量を検出する総
重量検出センサ19との検出結果に基づいて駆動制御部
15を停止制御する。また、異常検出部17は、記憶部
20、演算部21、比較部22、出力部23、外部報知
器24、内部報知器25を備えている。
【0021】記憶部20は、例えば、竣工時や空積載状
態など、積載重量検出センサ18が荷重検出をしていな
い状態でのエレベータカゴ12の重量を記憶する。この
際、記憶部20は、主ロープ11に懸かるエレベータカ
ゴ12の荷重を各階床毎に記憶している。
【0022】演算部21は、総重量検出センサ19によ
り検出された総重量から積載重量検出センサ18により
検出された積載重量を減算する。
【0023】比較部22は、演算部21に演算された減
算値と記憶部20に記憶された重量とを比較し、その比
較結果を出力部23に出力する。この際、記憶部20が
各階床毎のエレベータカゴ12の荷重を記憶しているた
め、主ロープ11の長さ等、エレベータカゴ12の現在
位置によって変化する総重量に応じた比較が可能となっ
ている。
【0024】出力部23は、比較部22により演算部2
1に演算された減算値の方が記憶部20に記憶された記
憶値の許容範囲を超えた時に、異常信号を出力する。
【0025】外部報知器24としては、ランプ、スピー
カー、モニター、ネットワーク管理システムなどがあ
る。なお、この際の外部としては、各階床の乗り場付
近、建物の管理人室、建物と契約している管理会社など
がある。また、内部報知器25としては、ランプ、スピ
ーカー、モニターなどがある。
【0026】次に、本発明の作用を図3のフローチャー
トに基づいて説明する。
【0027】(ステップS1)ステップS1では、現在
のエレベータの運転状態が全自動運転か否かが判断さ
れ、全自動運転の場合にはステップS2へと移行し、全
自動運転でない場合には異常検出部17は動作せず、図
3の処理ルーチンから抜け出る。
【0028】(ステップS2)ステップS2では、積載
重量検出センサ18によって検出された現在の積載重量
と総重量検出センサ19によって検出された総重量とが
演算部21に出力されると共に、この演算部21によっ
て総重量検出センサ19によって検出された総重量から
積載重量検出センサ18によって検出された現在の積載
重量が減算された後、その減算結果が比較部22に出力
されてステップS3へと移行する。
【0029】(ステップS3)ステップS3では、演算
部21から出力された減算値と、予め記憶部20に記憶
された各階床毎のエレベータカゴ12の重量のうち現在
のエレベータカゴ12の昇降位置に応じた重量値とが比
較部22に出力されてステップS4へと移行する。な
お、エレベータカゴ12の現在昇降位置は、各階床毎並
びにエレベータカゴ12内に設けられた現在位置表示装
置(公知のため図示せず)によって検出されたものを利
用する。
【0030】(ステップS4)ステップS4では、比較
部22によって演算部21並びに記憶部20から出力さ
れた各値が比較され、演算部21から出力された減算値
と記憶部20から出力された重量値とが略一致している
場合にはステップS1へとループして以下、ステップS
1からステップS4のルーチンが繰り返される。また、
演算部21から出力された減算値の方が記憶部20から
出力された重量値の許容範囲を逸脱した場合には出力部
23へと異常信号が出力されてステップS5へと移行す
る。
【0031】(ステップS5)ステップS5では、比較
部22の比較結果により、主ロープ11の一部11’が
何らかの原因により突起物16に引っ掛かり、この引っ
掛かりに起因する抵抗により減算値が記憶値よりも大き
くなったと判断して駆動制御部15へと異常信号を出力
してステップS6へと移行する。
【0032】(ステップS6)ステップS6では、駆動
制御部15が駆動中であるか否か、即ち、エレベータカ
ゴ12が昇降中であるか停止中であるかが判断され、エ
レベータカゴ12が昇降中であれば、ステップS7へと
移行し、エレベータカゴ12が停止中であればステップ
S12へと移行する。
【0033】(ステップS7〜ステップS11)上述し
た各ステップのルーチンに基づいてエレベータカゴ12
が昇降中に異常発生したことにより、駆動制御部15が
駆動を停止(ステップS7)してエレベータカゴ12を
緊急停止させる(ステップS8)。この際、駆動制御部
15はエレベータカゴ12を最寄りの階床位置まで駆動
を継続した後に停止してもよい。また、出力部23から
外部報知器24に異常信号を出力して外部に対して自動
的に異常を報知する(ステップS9)。さらに、出力部
23から 内部報知器25に異常信号を出力してエレベ
ータカゴ12内の搭乗者に対して運転不能状態になった
ことを認識させる(ステップS10)。そして、このよ
うな異常に関する各処理を行ったこと(特に、外部報
知)により、作業員が異常報知を認識して、エレベータ
の復旧作業(ステップS11)を行った後に、ステップ
S14へと移行する。
【0034】(ステップS12,ステップS13)一
方、上述した各ステップのルーチンに基づいてエレベー
タカゴ12の昇降が停止している際に異常発生したこと
により、呼び出し等があったとしても駆動制御部15が
駆動しないように自動運転を禁止するとともに(ステッ
プS12)、エレベータの全自動運転を不可(ステップ
S13)として、前述と同様に外部に異常を報知し、エ
レベータの復旧作業を行うためにステップS9へとルー
プされる。
【0035】(ステップS14)ステップS14では、
エレベータの復旧作業が完了したか否かが判定され、復
旧作業が完了であればステップS15へと移行し、エレ
ベータ復旧作業が継続中であればステップS10以下の
ルーチンが継続される。
【0036】(ステップS15)ステップS15では、
エレベータの復旧作業完了に伴い、エレベータの運転を
再開し、以下ステップS1〜ステップS4の処理ルーチ
ンを繰り返す。
【0037】このように、エレベータカゴ12の異常検
出を、エレベータカゴ12の総重量から積載重量を減算
した減算値、即ち、エレベータカゴ12に積載された積
載量(積載量=零でも同じ)を考えないとした上での現
在のエレベータカゴ12の重量と予め記憶されたエレベ
ータカゴ12の重量とを比較することによって、突起物
16に主ロープ11の一部11’が引っ掛かることに起
因して発生する余分な荷重を容易に発見することがで
き、この余分な荷重が発生した場合には異常が発生した
と判断することにより、主ロープ11の引っ掛かりに起
因する各種不具合の発生を防止することができ、しか
も、その異常発生を早急に認識して復旧作業を行うこと
ができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、昇降路内を移動するエレベータカゴと、
該エレベータカゴに一端が接続され且つ他端が前記昇降
路内を移動する釣合い重りに接続された主ロープと、該
主ロープを移動させることで前記エレベータカゴと前記
釣合い重りとを相対的に昇降させる駆動制御部と、前記
エレベータカゴ内の積載重量を検出する積載重量検出手
段と、前記エレベータカゴの総重量を検出する総重量検
出手段と、前記積載重量検出手段による検出結果を考慮
した上で前記総重量検出手段に検出された総重量が所定
値を逸脱した時に異常信号を出力すると共に前記駆動制
御部の駆動を緊急停止制御させる異常検出手段とを備え
ていることにより、主ロープの引っ掛かり異常を早期に
検出して主ロープに関わる不具合の発生を防止し、しか
も昇降路内の各種機器の破損を防止することができる。
【0039】また、請求項2に記載の発明によれば、前
記異常検出手段は、前記積載重量検出手段が荷重検出を
していない状態での前記エレベータカゴの重量を記憶す
る記憶手段と、前記総重量検出手段により検出された総
重量から前記積載重量検出手段により検出された積載重
量を減算する演算部と、演算部に演算された減算値と前
記記憶手段に記憶された重量とを比較する比較部と、該
比較部により前記演算部に演算された減算値の方が前記
記憶手段に記憶された記憶値の許容範囲を超えた時に異
常信号を出力する出力部を備えていることにより、安価
且つ容易に異常を検出することができる。
【0040】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
前記記憶手段は、前記主ロープに懸かる前記エレベータ
カゴの荷重を各階床毎に記憶することにより、異常状態
を確実且つ厳密に検出することができる。
【0041】しかも、請求項4に記載の発明によれば、
前記異常検出手段は、外部に異常発生を報知する外部報
知手段と、前記エレベータカゴ内に異常発生を報知する
内部報知手段とを備えていることにより、速やかに復旧
作業を開始することができ、しかも、エレベータカゴ内
に閉じ込められた乗員に異常を報知するので乗員の不安
や苦痛を和らげることができる。
【0042】また、請求項5に記載の発明によれば、前
記異常検出手段は、前記異常信号に応答して、前記駆動
制御装置を全自動運転不能にすることにより、主ロープ
が引っ掛かり異常状態のままで運転を継続することを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータ主ロープの異常検出装置を
含むエレベータの構成概略図である。
【図2】本発明のエレベータ主ロープの異常検出装置の
制御系ブロック図である。
【図3】本発明のエレベータ主ロープの異常検出装置の
動作を示すフローチャートである。
【図4】従来のエレベータの構成概略を示し、正常状態
を示す図である。
【図5】従来のエレベータにおける異常発生状態を説明
する図である。
【符号の説明】
11 主ロープ、12 エレベータカゴ、13 昇降
路、14 釣合い重り、15 駆動制御部、18 積載
重量検出センサ(積載重量検出手段)、19 総重量検
出センサ(総重量検出手段)、17 異常検出部(異常
検出手段)、20記憶部、21 演算部、22 比較
部、23 出力部、24 外部報知器(外部報知手
段)、25 内部報知器(内部報知手段)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路内を移動するエレベータカゴと、
    該エレベータカゴに一端が接続され且つ他端が前記昇降
    路内を移動する釣合い重りに接続された主ロープと、該
    主ロープを移動させることで前記エレベータカゴと前記
    釣合い重りとを相対的に昇降させる駆動制御部と、前記
    エレベータカゴ内の積載重量を検出する積載重量検出手
    段と、前記エレベータカゴの総重量を検出する総重量検
    出手段と、前記積載重量検出手段による検出結果を考慮
    した上で前記総重量検出手段に検出された総重量が所定
    値を逸脱した時に異常信号を出力すると共に前記駆動制
    御部の駆動を緊急停止制御させる異常検出手段とを備え
    ていることを特徴とするエレベータ主ロープの異常検出
    装置。
  2. 【請求項2】 前記異常検出手段は、前記積載重量検出
    手段が荷重検出をしていない状態での前記エレベータカ
    ゴの重量を記憶する記憶手段と、前記総重量検出手段に
    より検出された総重量から前記積載重量検出手段により
    検出された積載重量を減算する演算部と、演算部に演算
    された減算値と前記記憶手段に記憶された重量とを比較
    する比較部と、該比較部により前記演算部に演算された
    減算値の方が前記記憶手段に記憶された記憶値の許容範
    囲を超えた時に異常信号を出力する出力部を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ主ロープ
    の異常検出装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、前記主ロープに懸かる
    前記エレベータカゴの荷重を各階床毎に記憶することを
    特徴とする請求項2に記載のエレベータ主ロープの異常
    検出装置。
  4. 【請求項4】 前記異常検出手段は、外部に異常発生を
    報知する外部報知手段と、前記エレベータカゴ内に異常
    発生を報知する内部報知手段とを備えていることを特徴
    とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のエレベ
    ータ主ロープの異常検出装置。
  5. 【請求項5】 前記異常検出手段は、前記異常信号に応
    答して、前記駆動制御装置を全自動運転不能にすること
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    エレベータ主ロープの異常検出装置。
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