JP6717437B2 - エレベータシステムの制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータシステムの制御装置に関する。
例えば、特許文献1は、エレベータの着床装置を開示する。当該着床装置においては、複数の検出器を用いることで、複数の検出器の一方が故障した場合でも、複数の検出器の他方でかごの位置がかごのドアを開くことを許可された位置であることを検出できる。このため、かごに閉じ込められた利用者を救出することができる。
国際公開第2011/111096号
しかしながら、特許文献1に記載の着床装置においては、新たな検出器を追加する必要がある。このため、着床装置の構成が複雑となる。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、新たな検出器を追加することなく、着床装置が故障した場合でもかごに閉じ込められた利用者を救出することができるエレベータシステムの制御装置を提供することである。
この発明に係るエレベータシステムの制御装置は、エレベータの着床装置の故障を検出する故障検出手段と、前記故障検出手段により前記着床装置の故障が検出された際に、前記エレベータの利用者が前記エレベータのかごに閉じ込められているか否かを判定する閉じ込め判定手段と、前記閉じ込め判定手段により利用者が前記かごに閉じ込められていると判定された際に、前記かごの速度の制御に利用される情報を検出する検出器の検出結果に基づいて前記かごの位置を検出するかご位置検出手段と、前記閉じ込め判定手段により利用者が前記かごに閉じ込められていると判定された際に、前記かご位置検出手段により検出された前記かごの位置が前記かごのドアを開くことを許可された位置となるまで前記かごを走行させ、前記かごの位置が前記かごのドアを開くことを許可された位置である状態において前記かごのドアを開くかご制御手段と、を備え、前記かご制御手段は、前記かごの位置が前記かごのドアを開くことを許可された位置と検出された位置である状態において前記かごのドアを予め設定された量だけ開き、前記エレベータの乗場のドアが前記かごのドアに連動して開かない場合に、前記かごのドアを閉じる
この発明に係るエレベータシステムの制御装置は、エレベータの着床装置の故障を検出する故障検出手段と、前記故障検出手段により前記着床装置の故障が検出された際に、前記エレベータの利用者が前記エレベータのかごに閉じ込められているか否かを判定する閉じ込め判定手段と、前記閉じ込め判定手段により利用者が前記かごに閉じ込められていると判定された際に、前記かごの速度の制御に利用される情報を検出する検出器の検出結果に基づいて前記かごの位置を検出するかご位置検出手段と、前記閉じ込め判定手段により利用者が前記かごに閉じ込められていると判定された際に、前記かご位置検出手段により検出された前記かごの位置が前記かごのドアを開くことを許可された位置となるまで前記かごを走行させ、前記かごの位置が前記かごのドアを開くことを許可された位置である状態において前記かごのドアを開くかご制御手段と、を備え、前記かご位置検出手段は、前記エレベータの巻上機の速度検出器の検出結果と前記エレベータの調速機の速度検出器の検出結果とに基づいて前記かごの位置を検出する。
これらの発明によれば、着床装置が故障した際、制御装置は、かごの速度の制御に利用される情報を検出する検出器の検出結果に基づいてかごの位置がかごのドアを開くことを許可された位置となるまでかごを走行させる。かごの位置がかごのドアを開くことを許可された位置である状態において、制御装置は、かごのドアを開く。このため、新たな検出器を追加することなく、着床装置が故障した場合でもかごに閉じ込められた利用者を救出することができる。
この発明の実態の形態1におけるエレベータシステムの構成図である。 この発明の実態の形態1におけるエレベータシステムの制御装置と監視装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。 この発明の実態の形態1におけるエレベータシステムの制御装置のハードウェア構成図である。 この発明の実態の形態2におけるエレベータシステムの構成図である。 この発明の実態の形態2におけるエレベータシステムの制御装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。 この発明の実態の形態2におけるエレベータシステムの変形例の構成図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実態の形態1におけるエレベータシステムの構成図である。
図1のエレベータシステムにおいて、昇降路1は、建築物の各階を貫く。エレベータの複数の乗場2の各々は、建築物の各階に設けられる。複数の乗場2の各々は、昇降路1に対向する。機械室3は、昇降路1の上方に設けられる。
巻上機4は、機械室3の内部に設けられる。そらせ車5は、機械室3の内部に設けられる。主索6は、巻上機4とそらせ車5とに巻き掛けられる。
エレベータのかご7は、昇降路1の内部に設けられる。かご7は、主索6の一側に吊り下げられる。オモリ8は、昇降路1の内部に設けられる。オモリ8は、主索6の他側に吊り下げられる。
複数の乗場ドア9の各々は、複数の乗場2の各々の出入口に設けられる。かごドア10は、かご7の出入口に設けられる。
複数の乗場釦11の各々は、複数の乗場2の各々に設けられる。複数の乗場釦11の各々は、操作された際にエレベータの乗場呼びを登録し得るように設けられる。かご操作盤12は、かご7の内部に設けられる。かご操作盤12は、操作された際にエレベータのかご呼びを登録し得るように設けられる。
撮影装置13は、かご7の内部に設けられる。撮影装置13は、かご7の内部を撮影し得るように設けられる。秤装置14は、かご7の上部に設けられる。秤装置14は、かご7にかかる荷重を検出し得るように設けられる。
調速機15は、回転自在に設けられる。調速機15は、かご7の速度に応じて回転速度を変化させるように設けられる。
複数のプレート16は、昇降路1の内部において鉛直方向に並んで設けられる。複数のプレート16の各々は、建築物の各階に対応して設けられる。
着床装置17は、かご7に設けられる。着床装置17は、かご7の位置が建築物の各階の乗場2においてかごドア10を開くことを許可された位置である際に各階に対応したプレート16を検出し得るように設けられる。かごドア10を開くことを許可された位置は、乗場2の床面とかご7の床面との段差が予め設定された範囲内に収まるように設定される。
巻上機速度検出器18は、巻上機4に設けられる。巻上機速度検出器18は、巻上機4の回転速度を検出し得るように設けられる。調速機速度検出器19は、調速機15に設けられる。調速機速度検出器19は、調速機15の回転速度を検出し得るように設けられる。
複数の乗場ドアスイッチ20の各々は、複数の乗場ドア9の各々に設けられる。複数の乗場ドアスイッチ20の各々は、複数の乗場ドア9の各々が開いた際にオフとなるように設けられる。かごドアスイッチ21は、かごドア10に設けられる。かごドアスイッチ21は、かごドア10が開いた際にオフとなるように設けられる。
例えば、制御装置22は、機械室3に設けられる。制御装置22は、エレベータを全体的に制御し得るように設けられる。
例えば、監視装置23は、機械室3に設けられる。監視装置23は、エレベータの状態を監視し得るように設けられる。
例えば、監視センタ24は、エレベータが設けられた建築物とは離れた場所に設けられる。例えば、監視センタ24は、複数のエレベータを総合的に管理する管理会社に設けられる。
例えば、保守拠点25は、様々な場所に設けられる。保守拠点25は、エレベータの保守員の拠点として設けられる。
エレベータが通常運転を行っている際、制御装置22は、乗場呼びとかご呼びに応答してかご7を走行させる。このため、利用者は、かご7を利用して建築物の各階を移動し得る。この際、制御装置22は、着床装置17の検出結果を利用してかごドア10を開く。具体的には、制御装置22は、かご7の位置が建築物の各階の乗場2においてかごドア10を開くことを許可された位置である際にかごドア10を開く。かごドア10が予め設定された量以上に開くと、各階の乗場ドア9は、かごドア10に連動して開く。このため、利用者は、かご7に対して乗降し得る。
エレベータにおいて、着床装置17が故障した際、制御装置22は、着床装置17の故障が発生したことを監視装置23に通知する。
監視装置23は、制御装置22からの通知に基づいてかご7において利用者の閉じ込め状態が発生しているか否かを判定する。利用者の閉じ込め状態が発生している場合、監視装置23は、利用者の閉じ込めを監視センタ24に通報する。監視装置23は、エレベータの救出運転を要求する。
制御装置22は、監視装置23からの要求に基づいてエレベータの微速救出運転を行う。具体的には、制御装置22は、巻上機速度検出器18の検出結果と調速機速度検出器19の検出結果の少なくとも一方に基づいてかご7の位置がかごドア10を開くことを許可された位置となるまでかご7を通常運転時よりも低速で走行させる。
かご7の位置がかごドア10を開くことを許可された位置である状態において、制御装置22は、かごドア10を開く。この際、乗場ドア9は、かごドア10と連動して開く。その結果、利用者は、かご7の内部から乗場2に移動することができる。
次に、図2を用いて、制御装置22と監視装置23との動作の概要を説明する。
図2はこの発明の実態の形態1におけるエレベータシステムの制御装置と監視装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、制御装置22は、かご7の位置がかご7のドアを開くことを許可された位置であるDZ範囲に存在することを示すDZ信号の認識を開始する。その後、制御装置22は、ステップS2の動作を行う。ステップS2では、制御装置22は、DZ信号を検出したか否かを判定する。
ステップS2で制御装置22がDZ信号を検出した場合、制御装置22は、ステップS3の動作を行う。ステップS3では、制御装置22は、エレベータの通常運転を継続する。その後、制御装置22は、動作を終了する。
ステップS2で制御装置22がDZ信号を検出しない場合、制御装置22は、ステップS4の動作を行う。ステップS4では、制御装置22は、着床装置17の故障が発生したことを検出する。その後、制御装置22は、ステップS5の動作を行う。ステップS5では、制御装置22は、着床装置17の故障が発生したことを監視装置23に通知する。
その後、監視装置23は、ステップS6の動作を行う。ステップS6では、監視装置23は、利用者の閉じ込め状態が発生しているか否かを判定する。例えば、監視装置23は、かご呼びが登録されている際に利用者の閉じ込め状態が発生していると判定する。例えば、監視装置23は、撮影装置13が利用者を撮影している際に利用者の閉じ込め状態が発生していると判定する。例えば、監視装置23は、秤装置14が利用者の荷重を検出している際に利用者の閉じ込め状態が発生していると判定する。
ステップS6で利用者の閉じ込め状態が発生していない場合、監視装置23は、ステップS7の動作を行う。ステップS7では、監視装置23は、着床装置17の故障を監視センタ24に通報する。その後、監視装置23は、動作を終了する。
ステップS6で利用者の閉じ込め状態が発生している場合、監視装置23は、ステップS8の動作を行う。ステップS8では、監視装置23は、利用者の閉じ込めを監視センタ24に通報する。その後、監視装置23は、ステップS9の動作を行う。ステップS9では、監視装置23は、エレベータの救出運転を要求する。
その後、制御装置22は、ステップS10の動作を行う。ステップS10では、制御装置22は、巻上機速度検出器18の検出結果と調速機速度検出器19の検出結果とに基づいてエレベータの微速救出運転を行う。その後、制御装置22は、ステップS11の動作を行う。ステップS11では、制御装置22は、かご7がDZ範囲に到着したことを把握する。その後、制御装置22は、ステップS12の動作を行う。ステップS12では、制御装置22は、かご7がDZ範囲に到着したことを監視装置23に通知する。
その後、監視装置23は、ステップS13の動作を行う。ステップS13では、監視装置23は、制御装置22から通知されたDZ範囲が自らに記憶されたDZ範囲であるか否かを判定する。
ステップS13で制御装置22から通知されたDZ範囲が自らに記憶されたDZ範囲である場合、監視装置23は、ステップS14の動作を行う。ステップS14では、監視装置23は、エレベータの微小戸開を要求する。
その後、制御装置22は、ステップS15の動作を行う。ステップS15では、制御装置22は、かごドアスイッチ21がオフとなるまでかごドア10を通常運転時よりも低速で開く。この際のかごドア10の移動量は、予め設定される。その後、制御装置22は、ステップS16の動作を行う。ステップS16では、制御装置22は、乗場ドア9が開いたか否かを判定する。具体的には、制御装置22は、乗場ドアスイッチ20がオフとなったか否かを判定する。
ステップS16で乗場ドアスイッチ20がオフとなった場合、制御装置22は、ステップS17の動作を行う。ステップS17では、制御装置22は、かごドア10を通常運転時よりも低速で全開にする。その後、制御装置22は、ステップS18の動作を行う。ステップS18では、制御装置22は、エレベータの戸開を監視装置23に通知する。
その後、ステップS19では、監視装置23は、利用者の救出成功を監視センタ24に発報する。その後、監視装置23は、ステップS20の動作を行う。ステップS20では、監視装置23は、エレベータの起動不能を要求する。
その後、制御装置22は、ステップS21の動作を行う。ステップS21では、制御装置22は、エレベータを起動不能状態にする。具体的には、制御装置22は、乗場釦11またはかご操作盤12が操作されてもかご7を走行させない状態とする。その後、制御装置22は、動作を終了する。
ステップS16で乗場ドアスイッチ20がオフとならない場合、制御装置22は、ステップS22の動作を行う。ステップS22では、制御装置22は、安全のためにかごドア10を閉じる。その後、制御装置22は、ステップS23の動作を行う。ステップS23では、制御装置22は、エレベータの戸閉を監視装置23に通知する。
その後、監視装置23は、ステップS24の動作を行う。ステップS24では、監視装置23は、利用者の救出失敗を監視センタ24に発報する。その後、監視装置23は、ステップS20の動作を行う。ステップS20では、監視装置23は、エレベータの起動不能を制御装置22に要求する。
その後、制御装置22は、ステップS21の動作を行う。ステップS21では、制御装置22は、エレベータを起動不能状態にする。その後、制御装置22は、動作を終了する。
ステップS13で制御装置22から通知されたDZ範囲が自らに記憶されたDZ範囲でない場合、監視装置23は、ステップS25の動作を行う。ステップS25では、監視装置23は、エレベータの戸閉を制御装置22に要求する。
その後、制御装置22は、ステップS22の動作を行う。ステップS22では、制御装置22は、かごドア10を閉じる。その後、制御装置22は、ステップS23の動作を行う。ステップS23では、制御装置22は、エレベータの戸閉を監視装置23に通知する。
その後、監視装置23は、ステップS24の動作を行う。ステップS24では、監視装置23は、利用者の救出失敗を監視センタ24に発報する。その後、監視装置23は、ステップS20の動作を行う。ステップS20では、監視装置23は、エレベータの起動不能を要求する。
その後、制御装置22は、ステップS21の動作を行う。ステップS21では、制御装置22は、エレベータを起動不能状態にする。その後、制御装置22は、動作を終了する。
以上で説明した実施の形態1によれば、制御装置22は、巻上機速度検出器18の検出結果と調速機速度検出器19の検出結果との少なくとも一方に基づいてかご7の位置がかごドア10を開くことを許可された位置となるまでかご7を走行させる。かご7の位置がかごドア10を開くことを許可された位置である状態において、制御装置22は、かごドア10を開く。この際、乗場ドア9は、かごドア10と連動して開く。その結果、新たな検出器を追加することなく、着床装置17が故障した場合でもかご7に閉じ込められた利用者を救出することができる。
また、制御装置22は、かご7の位置がかごドア10を開くことを許可された位置と検出された位置である状態においてかごドア10を予め設定された量だけ開き、乗場ドア9がかごドア10に連動して開かない場合に、かごドア10を閉じる。このため、かご7の位置がかごドア10を開くことを許可された位置と誤検出された際に、かご7に閉じ込められた利用者の安全を確保することができる。
また、制御装置22は、かご7の位置がかごドア10を開くことを許可された位置と検出された位置である状態においてかごドア10を開き、その後、かごドア10を閉め、その後、エレベータの起動を不能にする。このため、着床装置17の故障後に、利用者が無用にかご7に閉じ込められることを回避できる。
なお、エレベータが機能不能状態となっても、保守員が制御装置22に対してリセット操作を行えば、エレベータが再起動される。その結果、エレベータは、通常運転を再開することができる。
また、制御装置22は、巻上機速度検出器18の検出結果と調速機速度検出器19の検出結果とに基づいてかご7の位置を検出する。このため、かご7の位置の検出精度を向上することができる。その結果、かご7に閉じ込められた利用者をより安全に救出することができる。
また、DZ範囲は、制御装置22の側の情報と監視装置23の側との比較によって判定される。このため、かご7の位置の検出精度を向上することができる。その結果、かご7に閉じ込められた利用者をより安全に救出することができる。
また、着床装置17の故障時のエレベータの動作は、制御装置22と監視装置23とのプログラムの簡単な変更により実施される。このため、既設のエレベータにおいても、かご7に閉じ込められた利用者を救出する動作を容易に行わせることができる。
なお、巻上機速度検出器18の検出結果と調速機速度検出器19の検出結果以外の検出結果を用いてかご7の位置を検出してもよい。具体的には、エレベータが通常運転を行っている際にかご7の速度の制御に利用される情報を検出する検出器の検出結果に基づいてかご7の位置を検出してもよい。この場合も、新たな検出器を追加することなく、着床装置17が故障した場合でもかご7に閉じ込められた利用者を救出することができる。
また、機械室3が存在しないエレベータシステムに実施の形態1の制御装置22と監視装置23とを適用しても、新たな検出器を追加することなく、着床装置17が故障した場合でもかご7に閉じ込められた利用者を救出することができる。
次に、図3を用いて、制御装置22の例を説明する。
図3はこの発明の実態の形態1におけるエレベータシステムの制御装置のハードウェア構成図である。
制御装置22の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ26aと少なくとも1つのメモリ26bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア27を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ26aと少なくとも1つのメモリ26bとを備える場合、制御装置22の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ26bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ26aは、少なくとも1つのメモリ26bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置22の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ26aは、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ26bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア27を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、制御装置22の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、制御装置22の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
制御装置22の各機能について、一部を専用のハードウェア27で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、かご7の動作を制御する機能については専用のハードウェア27としての処理回路で実現し、かご7の動作を制御する機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ26aが少なくとも1つのメモリ26bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア27、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで制御装置22の各機能を実現する。
図示されないが、監視装置23も、制御装置22の処理回路と同等の処理回路で実現される。
実施の形態2.
図4はこの発明の実態の形態2におけるエレベータシステムの構成図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態1においては、制御装置22と監視装置23とが連動して着床装置17の故障時のエレベータの動作を制御する。これに対し、実施の形態2においては、制御装置22のみが着床装置17の故障時のエレベータの動作を制御する。
実施の形態2において、制御装置22は、故障検出部22aと閉じ込め判定部22bとかご位置検出部22cとかご制御部22dとを備える。
故障検出部22aは、着床装置17の故障を検出する。
閉じ込め判定部22bは、故障検出部22aにより着床装置17の故障が検出された際に、利用者がかご7に閉じ込められているか否かを判定する。
かご位置検出部22cは、閉じ込め判定部22bにより利用者がかご7に閉じ込められていると判定された際に、かご7の速度の制御に利用される情報を検出する検出器の検出結果に基づいてかご7の位置を検出する。
かご制御部22dは、閉じ込め判定部22bにより利用者がかご7に閉じ込められていると判定された際に、かご位置検出部22cにより検出されたかご7の位置がかごドア10を開くことを許可された位置となるまでかご7を走行させる。かご7の位置がかごドア10を開くことを許可された位置である状態において、かご制御部22dは、かごドア10を開く。
次に、図5を用いて、制御装置22の動作の概要を説明する。
図5はこの発明の実態の形態2におけるエレベータシステムの制御装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
ステップS31では、制御装置22は、DZ信号の認識を開始する。その後、制御装置22は、ステップS32の動作を行う。ステップS32では、制御装置22は、DZ信号を検出したか否かを判定する。
ステップS32で制御装置22がDZ信号を検出した場合、制御装置22は、ステップS33の動作を行う。ステップS33では、制御装置22は、エレベータの通常運転を継続する。その後、制御装置22は、動作を終了する。
ステップS32で制御装置22がDZ信号を検出しない場合、制御装置22は、ステップS34の動作を行う。ステップS34では、制御装置22は、着床装置17の故障が発生したことを検出する。その後、制御装置22は、ステップS35の動作を行う。ステップS35では、制御装置22は、利用者の閉じ込め状態が発生しているか否かを判定する。
ステップS35で利用者の閉じ込め状態が発生していない場合、制御装置22は、ステップS36の動作を行う。ステップS36では、制御装置22は、エレベータの起動不能動作を行う。その後、制御装置22は、ステップS37の動作を行う。ステップS37では、制御装置22は、エレベータを起動不能状態にする。その後、制御装置22は、動作を終了する。
ステップS35で利用者の閉じ込め状態が発生している場合、制御装置22は、ステップS38の動作を行う。ステップS38では、制御装置22は、エレベータの運転モードを救出運転へ移行する。その後、制御装置22は、ステップS39の動作を行う。
ステップS39では、制御装置22は、巻上機速度検出器18の検出結果と調速機速度検出器19の検出結果とに基づいてエレベータの微速救出運転を行う。その後、制御装置22は、ステップS40の動作を行う。ステップS40では、制御装置22は、かご7がDZ範囲に到着したことを把握する。その後、制御装置22は、ステップS41の動作を行う。ステップS41では、制御装置22は、当該DZ範囲が自らに記憶されたDZ範囲であるか否かを判定する。
ステップS41で当該DZ範囲が自らに記憶されたDZ範囲である場合、制御装置22は、ステップS42の動作を行う。ステップS42では、制御装置22は、エレベータの微小戸開動作を開始する。その後、制御装置22は、ステップS43の動作を行う。ステップS43では、制御装置22は、かごドアスイッチ21がオフとなるまでかごドア10を開く。その後、制御装置22は、ステップS44の動作を行う。ステップS44では、制御装置22は、乗場ドア9が開いたか否かを判定する。具体的には、制御装置22は、乗場ドアスイッチ20がオフとなったか否かを判定する。
ステップS44で乗場ドアスイッチ20がオフとなった場合、制御装置22は、ステップS45の動作を行う。ステップS45では、制御装置22は、かごドア10を全開にする。その後、制御装置22は、ステップS37の動作を行う。ステップS37では、制御装置22は、エレベータを起動不能状態にする。
ステップS44で乗場ドアスイッチ20がオフとならない場合、制御装置22は、ステップS46の動作を行う。ステップS46では、制御装置22は、かごドア10を閉じる。その後、制御装置22は、ステップS37の動作を行う。ステップS37では、制御装置22は、エレベータを起動不能状態にする。
ステップS41で当該DZ範囲が自らに記憶されたDZ範囲でない場合、制御装置22は、ステップS36の動作を行う。ステップS36では、制御装置22は、エレベータの起動不能動作を行う。その後、制御装置22は、ステップS37の動作を行う。ステップS37では、制御装置22は、エレベータを起動不能状態にする。その後、制御装置22は、動作を終了する。
以上で説明した実施の形態2によれば、制御装置22のみで実施の形態1と同様にエレベータが制御される。このため、実施の形態1と同様に、新たな検出器を追加することなく、着床装置17が故障した場合でもかご7に閉じ込められた利用者を救出することができる。
また、制御装置22は、かご7の位置がかごドア10を開くことを許可された位置と検出された位置である状態においてかごドア10を予め設定された量だけ開き、乗場ドア9がかごドア10に連動して開かない場合に、かごドア10を閉じる。このため、かご7の位置がかごドア10を開くことを許可された位置と誤検出された際に、かご7に閉じ込められた利用者の安全を確保することができる。
また、制御装置22は、かご7の位置がかごドア10を開くことを許可された位置と検出された位置である状態においてかごドア10を開き、その後、かごドア10を閉め、その後、エレベータの起動を不能にする。このため、着床装置17の故障後に、利用者が無用にかご7に閉じ込められることを回避できる。
また、制御装置22は、巻上機速度検出器18の検出結果と調速機速度検出器19の検出結果とに基づいてかご7の位置を検出する。このため、かご7の位置の検出精度を向上することができる。その結果、かご7に閉じ込められた利用者をより安全に救出することができる。
なお、機械室3が存在しないエレベータシステムに実施の形態2の制御装置22を適用しても、新たな検出器を追加することなく、着床装置17が故障した場合でもかご7に閉じ込められた利用者を救出することができる。
次に、図6を用いてエレベータシステムの変形例を説明する。
図6はこの発明の実態の形態2におけるエレベータシステムの変形例の構成図である。
図6に示されるように、当該エレベータシステムにおいては、機械室3は存在しない。当該エレベータシステムのローピング方式は、2:1である。当該ローピング方式においても、新たな検出器を追加することなく、着床装置17が故障した場合でもかご7に閉じ込められた利用者を救出することができる。
以上のように、この発明に係るエレベータシステムの制御装置は、かごに閉じ込められた利用者を救出するシステムに利用できる。

1 昇降路、 2 乗場、 3 機械室、 4 巻上機、 5 そらせ車、 6 主索、 7 かご、 8 オモリ、 9 乗場ドア、 10 かごドア、 11 乗場釦、 12 かご操作盤、 13 撮影装置、 14 秤装置、 15 調速機、 16 プレート、 17 着床装置、 18 巻上機速度検出器、 19 調速機速度検出器、 20 乗場ドアスイッチ、 21 かごドアスイッチ、 22 制御装置、 22a 故障検出部、 22b 閉じ込め判定部、 22c かご位置検出部、 22d かご制御部、 23 監視装置、 24 監視センタ、 25 保守拠点、 26a プロセッサ、 26b メモリ、 27 ハードウェア

Claims (3)

  1. エレベータの着床装置の故障を検出する故障検出手段と、
    前記故障検出手段により前記着床装置の故障が検出された際に、前記エレベータの利用者が前記エレベータのかごに閉じ込められているか否かを判定する閉じ込め判定手段と、
    前記閉じ込め判定手段により利用者が前記かごに閉じ込められていると判定された際に、前記かごの速度の制御に利用される情報を検出する検出器の検出結果に基づいて前記かごの位置を検出するかご位置検出手段と、
    前記閉じ込め判定手段により利用者が前記かごに閉じ込められていると判定された際に、前記かご位置検出手段により検出された前記かごの位置が前記かごのドアを開くことを許可された位置となるまで前記かごを走行させ、前記かごの位置が前記かごのドアを開くことを許可された位置である状態において前記かごのドアを開くかご制御手段と、
    を備え、
    前記かご制御手段は、前記かごの位置が前記かごのドアを開くことを許可された位置と検出された位置である状態において前記かごのドアを予め設定された量だけ開き、前記エレベータの乗場のドアが前記かごのドアに連動して開かない場合に、前記かごのドアを閉じるエレベータシステムの制御装置。
  2. エレベータの着床装置の故障を検出する故障検出手段と、
    前記故障検出手段により前記着床装置の故障が検出された際に、前記エレベータの利用者が前記エレベータのかごに閉じ込められているか否かを判定する閉じ込め判定手段と、
    前記閉じ込め判定手段により利用者が前記かごに閉じ込められていると判定された際に、前記かごの速度の制御に利用される情報を検出する検出器の検出結果に基づいて前記かごの位置を検出するかご位置検出手段と、
    前記閉じ込め判定手段により利用者が前記かごに閉じ込められていると判定された際に、前記かご位置検出手段により検出された前記かごの位置が前記かごのドアを開くことを許可された位置となるまで前記かごを走行させ、前記かごの位置が前記かごのドアを開くことを許可された位置である状態において前記かごのドアを開くかご制御手段と、
    を備え、
    前記かご位置検出手段は、前記エレベータの巻上機の速度検出器の検出結果と前記エレベータの調速機の速度検出器の検出結果とに基づいて前記かごの位置を検出するエレベータシステムの制御装置。
  3. 前記かご制御手段は、前記かごの位置が前記かごのドアを開くことを許可された位置と検出された位置である状態において前記かごのドアを開き、その後、前記かごのドアを閉め、その後、前記エレベータの起動を不能にする請求項1または請求項2に記載のエレベータシステムの制御装置。
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