JP2010189079A - 片開きホールドア装置 - Google Patents

片開きホールドア装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010189079A
JP2010189079A JP2009032672A JP2009032672A JP2010189079A JP 2010189079 A JP2010189079 A JP 2010189079A JP 2009032672 A JP2009032672 A JP 2009032672A JP 2009032672 A JP2009032672 A JP 2009032672A JP 2010189079 A JP2010189079 A JP 2010189079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
speed side
side door
low
low speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009032672A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Nakamura
村 正 人 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2009032672A priority Critical patent/JP2010189079A/ja
Publication of JP2010189079A publication Critical patent/JP2010189079A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】連動機構が故障したことを早期に検出することができる片開きホールドア装置を提供する。
【解決手段】片開きホールドア装置30は、エレベータの乗りかご35側の駆動装置から駆動されて開閉する高速側ドア31と、前記高速側ドアに連動して開閉する低速側ドア32と、低速側ドア32の位置を検出する戸閉検出スイッチ19とを備えている。低速側ドア32は、高速側ドア31に第1連動機構33を介して接続されている。また、高速側ドア31と低速側ドア32とを連結する第2連動機構34がさらに設けられている。この第2連動機構34は、第1連動機構33の非作動時に、低速側ドア32を高速側ドア31にゴム材またはスプリング材等の弾性体からなる戸閉側弾性体18を介して連動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータ乗り場に設置され、エレベータ乗り場と昇降路との間の開口に設置された片開きホールドア装置に係り、とりわけ、高速側ドアと、高速側ドアに連動機構を介して接続され、高速側ドアに連動して開閉する低速側ドアとを備え、連動機構が故障した場合であっても低速側ドアが高速側ドアに連動することができ、かつ連動機構が故障したことを検出することができる片開きホールドア装置に関する。
従来より、同一方向に開閉され、開閉時の移動距離が異なる複数枚のドア、例えば2枚のドアにより構成された片開きホールドア装置が知られている。一般にこのようなタイプの片開きホールドア装置は、移動距離の大きなドア(高速側ドア)と、高速側ドアに連動機構を介して接続され、高速ドアに連動して開閉する移動距離の小さなドア(低速側ドア)とを備えている。
例えば特許文献1において、連動機構は、低速側ドアの上端に固定され一対の滑車が設けられた基板と、一対の滑車に掛け渡されたロープとを有している。このロープの一部は昇降路および高速側ドアに対して固定されており、これによって、低速側ドアは、高速側ドアと同一方向に高速側ドアの半分の速度で連動して動くことができる。
また特許文献1において、高速側ドアにはキャッチが設けられている。このキャッチはその先端部が低速側ドアの領域内に突出するよう配置されており、このため、連動機構のロープが磨耗などにより切断された場合でも、低速側ドアは高速側ドアと連動して動くことができる。
特開平10−167636号公報
しかしながら、特許文献1において提案された片開きホールドア装置においては、連動機構のロープが磨耗などにより切断されたことを検出する機構が備えられていない。このため、連動機構のロープが磨耗などにより切断されたままの状態で、片開きホールドア装置が使用され続けることがある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、連動機構が故障したことを早期に検出することができる片開きホールドア装置を提供することを目的とする。
本発明は、エレベータ乗り場に設置され、エレベータ乗り場と昇降路との間の開口に設置された片開きホールドア装置において、駆動装置により駆動されて開閉する高速側ドアと、前記高速側ドアに第1連動機構を介して接続され、前記高速側ドアに連動して開閉する低速側ドアと、前記高速側ドアと前記低速側ドアとを連結するとともに、第1連動機構の非作動時に、低速側ドアを高速側ドアに戸閉側弾性体を介して連動させる第2連動機構と、低速側ドアの位置を検出する位置検出器とを備え、前記低速側ドアは、閉時において、前記第1連動機構によって前記高速側ドアに連動される際、第1戸閉位置をとるとともに、第1連動機構の非作動時に、前記第2連動機構によって高速側ドアに連動される際、前記戸閉側弾性体の弾性力によって第1戸閉位置より戸閉側の第2戸閉位置をとり、前記位置検出器は、閉時において低速側ドアの位置が前記第2戸閉位置である場合、前記第1連動機構が非作動であると判断することを特徴とする片開きホールドア装置である。
本発明は、昇降路に固定され、上へり部と側部とからなるヘッダーを更に備え、当該ヘッダーの側部に、前記高速側ドアを水平移動自在に支持する高速側ドア用レールと、前記低速側ドアを水平移動自在に支持する低速側ドア用レールとが設けられ、前記高速側ドアは、高速側ドアパネルと、高速側ドア用ハンガーローラーが取付けられ、高速側ドアパネルを吊り下げる高速側ドアハンガーとを有し、当該高速側ドア用ハンガーローラーは、前記高速側ドア用レールにより水平移動自在に支持され、前記低速側ドアは、低速側ドアパネルと、低速側ドア用ハンガーローラーが取付けられ、低速側ドアパネルを吊り下げる低速側ドアハンガーとを有し、当該低速側ドア用ハンガーローラーは、前記低速側ドア用レールにより水平移動自在に支持され、前記第1連動機構は、前記低速側ドアハンガーの上端部に接続され、低速側ドアの移動方向に平行に延びるシーヴウデと、シーヴウデの両端部に設けられた一対の滑車と、前記高速側ドアハンガーおよび前記ヘッダーの双方に対して固定されるとともに、前記一対の滑車に掛け渡された連動ロープとからなることを特徴とする片開きホールドア装置である。
本発明は、前記第2連動機構は、前記高速側ドアに固定された係合部と、前記低速側ドアに固定され、閉時において前記戸閉側弾性体を介して前記係合部と係合する戸閉側係止部とを有することを特徴とする片開きホールドア装置である。
本発明は、閉時において、前記高速側ドアの後端部と、前記第1戸閉位置をとる際の前記低速側ドアの前端部との間の距離は、低速側ドアの第1戸閉位置と第2戸閉位置との間の距離よりも大きいことを特徴とする片開きホールドア装置である。
本発明は、前記係合部は、前記高速側ドアハンガーに設けられ、前記戸閉側係止部は、前記低速側ドアハンガーに設けられることを特徴とする片開きホールドア装置である。
本発明は、前記係合部は、前記高速側ドアハンガーに設けられ、前記戸閉側係止部は、前記低速側ドアハンガーに接続されたシーヴウデに設けられることを特徴とする片開きホールドア装置である。
本発明は、前記係合部は、前記高速側ドアパネルに設けられ、前記戸閉側係止部は、前記低速側ドアパネルに設けられることを特徴とする片開きホールドア装置である。
本発明は、前記位置検出器は、閉時において前記高速側ドアハンガーと前記ヘッダーとの間に位置する第1領域内に配置されることを特徴とする片開きホールドア装置である。
本発明は、前記位置検出器は、閉時において前記シーヴウデの上端部と前記ヘッダーの上へり部との間に位置する第2領域内に配置されることを特徴とする片開きホールドア装置である。
本発明は、前記位置検出器は、前記低速側ドアの戸閉側係止部に設けられ、前記高速側ドアの係合部により押圧されて収縮する戸閉検出スイッチからなることを特徴とする片開きホールドア装置である。
本発明は、前記位置検出器は、前記ヘッダーのうち前記低速側ドアの第2戸閉位置に対応する場所に設けられ、前記低速側ドアハンガーにより押圧されて収縮する戸閉検出スイッチからなることを特徴とする片開きホールドア装置である。
本発明は、前記位置検出器は、前記高速側ドア用レールおよび低速側ドア用レールのいずれかのうち前記低速側ドアの第2戸閉位置に対応する場所に設けられ、前記低速側ドアハンガーにより押圧されて収縮する戸閉検出スイッチからなることを特徴とする片開きホールドア装置である。
本発明は、前記位置検出器は、前記シーヴウデに設けられ、前記ヘッダーに設けられた戸閉側突起部により押圧されて伸縮する戸閉検出スイッチからなることを特徴とする片開きホールドア装置である。
本発明は、エレベータ乗り場に設置され、エレベータ乗り場と昇降路との間の開口に設置された片開きホールドア装置において、駆動装置により駆動されて開閉する高速側ドアと、前記高速側ドアに第1連動機構を介して接続され、前記高速側ドアに連動して開閉する低速側ドアと、前記高速側ドアと前記低速側ドアとを連結するとともに、第1連動機構の非作動時に、低速側ドアを高速側ドアに戸開側弾性体を介して連動させる第2連動機構と、低速側ドアの位置を検出する位置検出器と、を備え、前記低速側ドアは、開時において、前記第1連動機構によって前記高速側ドアに連動される際、第1戸開位置をとるとともに、第1連動機構の非作動時に、前記第2連動機構によって高速側ドアに連動される際、前記戸開側弾性体の弾性力によって第1戸開位置より前方の戸開側の第2戸開位置をとり、前記位置検出器は、開時において低速側ドアの位置が前記第2戸開位置である場合、前記第1連動機構が非作動であると判断することを特徴とする片開きホールドア装置である。
本発明によれば、片開きホールドア装置は、低速側ドアの位置を検出する位置検出器を備えている。また低速側ドアは、閉時において、第1連動機構によって高速側ドアに連動される際、第1戸閉位置をとるとともに、第1連動機構の非作動時に、第2連動機構によって高速側ドアに連動される際、戸閉側弾性体の弾性力によって第1戸閉位置より戸閉側の第2戸閉位置をとる。そして、閉時において低速側ドアの位置が第2戸閉位置である場合、位置検出器により、第1連動機構が非作動であると判断される。このことにより、第1連動機構が非作動であることを早期に検出することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施の形態における片開きホールドア装置を示す斜視図。 図2は、本発明の第1の実施の形態における第1連動機構を示す正面図。 図3は、本発明の第1の実施の形態における第2連動機構を示す正面図。 図4(a)は、本発明の第1の実施の形態において、第1戸閉位置にある低速側ドアを示す斜視図、図4(b)は、本発明の第1の実施の形態において、第2戸閉位置にある低速側ドアを示す斜視図。 図5は、本発明の第2の実施の形態における片開きホールドア装置を示す斜視図。 図6は、本発明の第3の実施の形態における片開きホールドア装置を示す斜視図。 図7は、本発明の第4の実施の形態における片開きホールドア装置を示す斜視図。 図8(a)は、本発明の第5の実施の形態において、位置検出器が配置される第1領域を示す平面図、図8(b)は、本発明の第5の実施の形態において、ヘッダーに設けられた位置検出器を示す平面図、図8(c)は、本発明の第5の実施の形態において、高速側ドア用レールに設けられた位置検出器を示す平面図。 図9(a)は、本発明の第6の実施の形態において、位置検出器が配置される第2領域を示す平面図、図9(b)は、本発明の第6の実施の形態において、シーヴウデに設けられた位置検出器を示す平面図。
第1の実施の形態
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1乃至図4は、本発明の第1の実施の形態における片開きホールドア装置を示す図である。このうち図1は、本発明の第1の実施の形態における片開きホールドア装置を示す斜視図であり、図2は、本発明の第1の実施の形態における第1連動機構を示す正面図である。図3は、本発明の第1の実施の形態における第2連動機構を示す正面図である。図4(a)は、本発明の第1の実施の形態において、第1戸閉位置にある低速側ドアを示す斜視図であり、図4(b)は、本発明の第1の実施の形態において、第2戸閉位置にある低速側ドアを示す斜視図である。
まず図1により、片開きホールドア装置30の全体構成について説明する。図1は、昇降路の中から見た場合の、エレベータ乗り場と昇降路との間の開口37に設置された片開きホールドア装置30を示す斜視図である。図1に示すように、片開きホールドア装置30は、エレベータの乗りかご35側から駆動されて開閉する高速側ドア31と、前記高速側ドアに連動して開閉する低速側ドア32と、低速側ドア32の位置を検出する戸閉検出スイッチ19(位置検出器)とを備えている。この場合、乗りかご35の開閉ドア(図示せず)が乗りかご35の駆動装置(図示せず)により駆動され、高速側ドア31は乗りかご35の開閉ドアからの駆動力により開閉する。そして低速側ドア32は、高速側ドア31に第1連動機構33を介して接続されている。また、高速側ドア31と低速側ドア32とを連結する第2連動機構34がさらに設けられている。この第2連動機構34は、第1連動機構33の非作動時に、低速側ドア32を高速側ドア31にゴム材またはスプリング材等の弾性体からなる戸閉側弾性体18を介して連動させるものである。なお、乗りかご35側の駆動装置は、乗りかご35内の制御装置(図示せず)により制御される。
また昇降路の内壁36に、上へり部13aと側部13bとからなるヘッダー13が固定されている。このヘッダー13の側部13bには、高速側ドア31を水平移動自在に支持する高速側ドア用レール8と、低速側ドア32を水平移動自在に支持する低速側ドア用レール9とが設けられている。
次に、高速側ドア31および低速側ドア32について詳述する。高速側ドア31は、高速側ドアパネル3と、高速側ドアパネル3を吊り下げる高速側ドアハンガー4とを有している。高速側ドアハンガー4には高速側ドア用ハンガーローラー7aが取付けられており、この高速側ドア用ハンガーローラー7aは高速側ドア用レール8により水平移動自在に支持されている。このため、高速側ドア31は高速側ドア用レール8に沿って水平移動することができる。
同様に、低速側ドア32は、低速側ドアパネル5と、低速側ドアパネル5を吊り下げる低速側ドアハンガー6とを有している。低速側ドアハンガー6には低速側ドア用ハンガーローラー7bが取付けられており、この低速側ドア用ハンガーローラー7bは低速側ドア用レール9により水平移動自在に支持されている。このため、低速側ドア32は低速側ドア用レール9に沿って水平移動することができる。
次に図2を参照して、第1連動機構33について詳述する。図2に示すように、第1連動機構33は、低速側ドアハンガー6の上端部6aに接続され、低速側ドア32の移動方向に平行に延びるシーヴウデ10と、シーヴウデ10の前端部10a、後端部10b(両端部)にそれぞれ設けられた一対の滑車12と、一対の滑車12に掛け渡された連動ロープ11とからなる。この連動ロープ11のうち図2において手前側に掛け渡されているロープの一部は、ロープ固定部14のロープ締結具14aに固定されている。このロープ固定部14は、高速側ドアハンガー4の上端部4aに固定されている。また連動ロープ11のうち図2において奥側に掛け渡されているロープの一部は、ロープ挟圧具21によりロープ固定部22に固定されている。このロープ固定部22は、ヘッダー13の上へり部13aに固定されている。このように、連動ロープ11は高速側ドアハンガー4およびヘッダー13の双方に対して固定されている。
後述するように、閉時において、低速側ドア32が第1連動機構33により高速側ドア31に連動される際、低速側ドア32は図4(a)に示す第1戸閉位置まで動かされる。ここで、高速側ドア31の後端部31bと、第1戸閉位置をとる際の低速側ドア32の前端部32aとの間の距離をdとする。なお、低速側ドア32の前端部32aは、閉時において低速側ドア32が移動する向きに対して、低速側ドア32の前方に位置する端部であり、同様に高速側ドア31の後端部31bは、閉時において高速側ドア31が移動する向きに対して、高速側ドア31の後方に位置する端部である。
次に図1および図3を参照して、第2連動機構34について詳述する。なお図3は、第2連動機構34から係合部17の平板部17aを便宜的に取り除いた状態を示す図である。図1および図3に示すように、第2連動機構34は、高速側ドア31の高速側ドアハンガー4に固定された係合部17と、閉時において戸閉側弾性体18を介して係合部17と係合する戸閉側係止部15とを有している。この戸閉側係止部15は、低速側ドア32の低速側ドアハンガー6に固定されている。また係合部17は、高速側ドアハンガー4に固定され、高速側ドアハンガー4に平行に延びる平板部17aと、平板部17aの後端に接続され、戸閉側係止部15に平行に低速側ドアハンガー6に向かって延びる鉛直部17bとからなる。
後述するように、閉時かつ第1連動機構33の非作動時に、低速側ドア32がこの第2連動機構34により高速側ドア31に連動される際、低速側ドア32は戸閉側弾性体18の弾性力によって第1戸閉位置より戸閉側の第2戸閉位置をとる(図4(b)参照)。ここで、図4(b)に示すように、第2戸閉位置をとる際の低速側ドア32の前端部32aと高速側ドア31の後端部31bとの間の距離をd+dとする。前述のとおり、高速側ドア31の後端部31bと、第1戸閉位置をとる際の低速側ドア32の前端部32aとの間の距離はdであり、従って、低速側ドア32の第2戸閉位置と第1戸閉位置との間の距離はdで表される。そして本実施の形態において、dがdよりも大きくなるよう戸閉側弾性体18が設計されている。ここで「戸閉側」とは、「閉時において高速側ドア31および低速側ドア32が移動する側」である。
また図3に示すように、低速側ドア32の位置を検出するための前述の戸閉検出スイッチ19が戸閉側係止部15に設けられている。この戸閉検出スイッチ19は、高速側ドア31の係合部17により押圧されて収縮するものであり、戸閉側係止部15に固定されたベース部19aと、ベース部19aに対して摺動自在となるようベース部19aに挿設された可動部19bとからなる。この可動部19bは、例えば弾性部材を介してベース部19aに挿設されている。従って、可動部19bが係合部17から押圧された場合、可動部19bの大半部分がベース部19a中に挿入される一方、可動部19bが係合部17から押圧されていない場合、可動部19bの大半部分がベース部19aの外方に位置している。なお戸閉検出スイッチ19は、低速側ドア32が第1戸閉位置をとる場合、可動部19bが高速側ドア31の係合部17により押圧されて可動部19bの大半部分がベース部19a中に挿入されるよう設計されている。また可動部19bは、可動部19bが摺動することができる範囲が低速側ドア32の第2戸閉位置と第1戸閉位置との間の距離dよりも小さくなるよう設計されている。このため低速側ドア32が第2戸閉位置をとる場合、可動部19bが高速側ドア31の係合部17により押圧されることはない。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず、低速側ドア32が閉時において第1連動機構33によって高速側ドア31に連動される場合について説明する。
はじめに、高速側ドア31および低速側ドア32はいずれも戸開状態にあるとする。この場合、まず乗りかご35の開閉ドアが戸閉されるよう乗りかご35の制御装置が乗りかご35側の駆動装置を制御し、これによって、高速側ドア31が乗りかご35の開閉ドアからの駆動力により戸閉側に動かされる。このとき、連動ロープ11のうち高速側ドアハンガー4のロープ固定部14に固定されている部分は、高速側ドア31と同じ方向に同じ距離を動く。これによって、連動ロープ11は一対の滑車12上を摺動する。一方、連動ロープ11のうちヘッダー13のロープ固定部22に固定されている部分は全く動かない。このため高速側ドア31が動くと、ヘッダー13のロープ固定部22を支点として、シーヴウデ10と一対の滑車12とを有する第1連動機構33全体が高速側ドア31の半分の速度で動くことになる。このとき、シーヴウデ10に接続されている低速ドア6は、シーヴウデ10と同じ方向に同じ距離を動く。このようにして、閉時において低速側ドア32が第1連動機構33によって高速側ドア31に連動される。戸閉状態となるまで高速側ドア31が動かされた後、乗りかご35側の駆動装置が停止される。
第1連動機構33によって高速側ドア31に連動された低速側ドア32は、図4(a)に示す第1戸閉位置に到達するまで動かされる。このとき、高速側ドア31の係合部17と低速側ドア32の戸閉側係止部15とは係合されておらず、このため、低速側ドア32の戸閉側係止部15に設けられた戸閉側弾性体18が高速側ドア31の係合部17により押圧されることはない。また前述のとおり、低速側ドア32の戸閉側係止部15に設けられた戸閉検出スイッチ19は、低速側ドア32が第1戸閉位置をとる場合、可動部19bが高速側ドア31の係合部17により押圧されて可動部19bの大半部分がベース部19a中に挿入されるよう設計されている。この場合、戸閉検出スイッチ19は、戸閉状態において可動部19bが押圧されていることに基づき、低速側ドア31の位置が第1戸閉位置であることを検出する。
次に、第1連動機構33の非作動時、例えば第1連動機構33の連動ロープ11が磨耗により切断されている場合であって、低速側ドア32が閉時において第2連動機構34によって高速側ドア31に連動される場合について説明する。
まず、乗りかご35の開閉ドアが戸閉されるよう乗りかご35の制御装置が乗りかご35側の駆動装置を制御し、これによって、高速側ドア31が乗りかご35の開閉ドアからの駆動力により戸閉側に動かされる。そして、高速側ドア31の後端部31bが低速側ドア32の前端部32aの近傍に到達すると、高速側ドア31の係合部17が戸閉側弾性体18を介して低速側ドア32の戸閉側係止部15と係合する。これによって、低速側ドア32が高速側ドア31と連動して動かされる。戸閉状態となるまで高速側ドア31が動かされた後、乗りかご35側の駆動装置が停止される。
この間、低速側ドア32が高速側ドア31と連動して動かされているとき、低速側ドア32の戸閉側係止部15に設けられた戸閉側弾性体18は、高速側ドア31の係合部17により押圧され収縮している。このため、戸閉側弾性体18には収縮に基づく復元力が発生している。その後、戸閉状態となるまで高速側ドア31が動かされ、乗りかご35側の駆動装置が停止されると、戸閉側弾性体18が係合部17から受けていた押圧がなくなる。このため、戸閉側弾性体18に発生している復元力に基づき、戸閉側弾性体18が高速側ドア31の係合部17を押圧し、これによって、戸閉側弾性体18が連結されている低速側ドア32が、高速側ドア31に対して戸閉側に移動することになる。この戸閉側弾性体18の復元力に基づく移動により、低速側ドア32は第1戸閉位置より戸閉側の第2戸閉位置(図4(b)参照)に到達する。前述のとおり、この第2戸閉位置と第1戸閉位置との間の距離dは、高速側ドア31の後端部31bと、第1戸閉位置をとる際の低速側ドア32の前端部32aとの間の距離dよりも小さい。
前述のとおり、戸閉検出スイッチ19の可動部19bは、可動部19bが摺動することができる範囲が低速側ドア32の第2戸閉位置と第1戸閉位置との間の距離dよりも小さくなるよう設計されている。このため、低速側ドア32が第2戸閉位置にあるとき、戸閉検出スイッチ19の可動部19bが高速側ドア31の係合部17により押圧されることはない。この場合、戸閉検出スイッチ19は、戸閉状態において可動部19bが押圧されていないことに基づき、低速側ドア31の位置が第2戸閉位置であることを検出する。そして、閉時において低速側ドアの位置が前記第2戸閉位置であるという検出結果に基づき、第1連動機構33が非作動であると判断される。このようにして、第1連動機構33が非作動であることが検出される。
なお上述のように、第1連動機構33が作動している場合における、戸閉検出スイッチ19の可動部19bが押圧されるパターンと、第2連動機構34が作動している場合における、戸閉検出スイッチ19の可動部19bが押圧されるパターンとの間には相違点がある。従って、戸閉検出スイッチ19は、戸閉検出スイッチ19の可動部19bが押圧されるパターンに基づき、第1連動機構33が非作動であるかどうかを判断することもできる。
このように本実施の形態によれば、片開きホールドア装置30は、閉時において低速側ドア32の位置を検出する戸閉検出スイッチ19を備えている。また低速側ドア32は、閉時において、第1連動機構33の非作動時に、第2連動機構34によって高速側ドア31に連動される際、戸閉側弾性体18の弾性力によって第1戸閉位置より戸閉側の第2戸閉位置をとる。そして、閉時において低速側ドア32の位置が第2戸閉位置である場合、戸閉検出スイッチ19により、第1連動機構33が非作動であると判断される。このことにより、第1連動機構33が非作動であることを早期に検出することが可能となる。
第2の実施の形態
以下、図5を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。ここで、図5は、本発明の第2の実施の形態における片開きホールドア装置を示す斜視図である。
図5に示す第2の実施の形態は、低速側ドア32の低速側ドアハンガー6に固定され、開時において戸開側弾性体41を介して高速側ドア31の係合部17と係合する戸開側係止部16がさらに設けられ、この戸開側係止部16に、開時において低速側ドア32の位置を検出するための戸開検出スイッチ42が設けられている点が異なるのみであり、他の構成は、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と略同一である。図5に示す第2の実施の形態において、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
はじめに、本実施の形態における第1連動機構33について説明する。図1乃至図4に示す第1の実施の形態の場合と同様に、開時において、低速側ドア32は第1連動機構33により高速側ドア31に連動される。このとき、低速側ドア32は第1戸開位置まで動かされる。
次に、本実施の形態における第2連動機構34について説明する。図5に示すように、第2連動機構34は、低速側ドア32の低速側ドアハンガー6に固定され、開時において戸開側弾性体41を介して係合部17と係合する戸開側係止部16をさらに有している。そして、開時かつ第1連動機構33の非作動時に、低速側ドア32がこの第2連動機構34により高速側ドア31に連動される際、低速側ドア32は戸開側弾性体41の弾性力によって第1戸開位置より戸開側の第2戸開位置をとる。ここで「戸開側」とは、「開時において高速側ドア31および低速側ドア32が移動する側」である。
また図5に示すように、低速側ドア32の位置を検出するための戸開検出スイッチ42が戸開側係止部16に設けられている。この戸開検出スイッチ42は、高速側ドア31の係合部17により押圧されて収縮するものであり、図3に示す第1の実施の形態における戸閉検出スイッチ19の場合と同様に、戸開側係止部16に固定されたベース部42aと、ベース部42aに対して摺動自在となるようベース部42aに挿設された可動部42bとからなる。なお戸開検出スイッチ42は、低速側ドア32が第1戸開位置をとる場合、可動部が高速側ドア31の係合部17により押圧されて可動部42bの一部がベース部42aの中に挿入されるよう設計されている。また戸開検出スイッチ42は、低速側ドア32が第2戸閉位置をとる場合、可動部42bが高速側ドア31の係合部17により押圧されることがないよう設計されている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず、低速側ドア32が開時において第1連動機構33によって高速側ドア31に連動される場合について説明する。
はじめに、高速側ドア31および低速側ドア32はいずれも戸閉状態にあるとする。この場合、まず乗りかご35の開閉ドアが戸開されるよう乗りかご35の制御装置が乗りかご35側の駆動装置を制御し、これによって、高速側ドア31が乗りかご35の開閉ドアからの駆動力により戸開側に動かされる。このとき、連動ロープ11のうち高速側ドアハンガー4のロープ固定部14に固定されている部分は、高速側ドア31と同じ方向に同じ距離を動く。これによって、連動ロープ11は一対の滑車12上を摺動する。一方、連動ロープ11のうちヘッダー13のロープ固定部22に固定されている部分は全く動かない。このため高速側ドア31が動くと、ヘッダー13のロープ固定部22を支点として、シーヴウデ10と一対の滑車12とを有する第1連動機構33全体が高速側ドア31の半分の速度で動くことになる。このとき、シーヴウデ10に接続されている低速ドア6は、シーヴウデ10と同じ方向に同じ距離を動く。このようにして、開時において低速側ドア32が第1連動機構33によって高速側ドア31に連動される。戸開状態となるまで高速側ドア31が動かされた後、乗りかご35側の駆動装置が停止される。
第1連動機構33によって高速側ドア31に連動された低速側ドア32は、第1戸開位置に到達するまで動かされる。このとき、高速側ドア31の係合部17と低速側ドア32の戸開側係止部16とは係合されておらず、このため、低速側ドア32の戸開側係止部16に設けられた戸開側弾性体41が高速側ドア31の係合部17により押圧されることはない。また前述のとおり、低速側ドア32の戸開側係止部16に設けられた戸開検出スイッチ42は、低速側ドア32が第1戸開位置をとる場合、可動部42bが高速側ドア31の係合部17により押圧されて可動部42bの大半部分がベース部42a中に挿入されるよう設計されている。この場合、戸開検出スイッチ42は、戸開状態において可動部42bが押圧されていることに基づき、低速側ドア31の位置が第1戸開位置であることを検出する。
次に、第1連動機構33の非作動時、例えば第1連動機構33の連動ロープ11が磨耗により切断されている場合であって、低速側ドア32が開時において第2連動機構34によって高速側ドア31に連動される場合について説明する。
まず、乗りかご35の開閉ドアが戸開されるよう乗りかご35の制御装置が乗りかご35側の駆動装置を制御し、これによって、高速側ドア31が乗りかご35の開閉ドアからの駆動力により戸開側に動かされる。そして、高速側ドア31の後端部31bが低速側ドア32の後端部32bの近傍に到達すると、高速側ドア31の係合部17が戸開側弾性体41を介して低速側ドア32の戸開側係止部16と係合する。これによって、低速側ドア32が高速側ドア31と連動して動かされる。戸開状態となるまで高速側ドア31が動かされた後、乗りかご35側の駆動装置が停止される。
この間、低速側ドア32が高速側ドア31と連動して動かされているとき、低速側ドア32の戸開側係止部16に設けられた戸開側弾性体41は、高速側ドア31の係合部17により押圧され収縮している。このため、戸開側弾性体41には収縮に基づく復元力が発生している。その後、戸開状態となるまで高速側ドア31が動かされ、乗りかご35側の駆動装置が停止されると、戸開側弾性体41が係合部17から受けていた押圧がなくなる。このため、戸開側弾性体41に発生している復元力に基づき、戸開側弾性体41が高速側ドア31の係合部17を押圧し、これによって、戸開側弾性体41が連結されている低速側ドア32が高速側ドア31に対して戸開側に移動することになる。この戸開側弾性体41の復元力に基づく移動により、低速側ドア32は第1戸開位置より戸開側の第2戸開位置に到達する。
前述のとおり、低速側ドア32が第2戸開位置にあるとき、戸開検出スイッチ42の可動部42bが高速側ドア31の係合部17により押圧されることはない。この場合、戸開検出スイッチ42は、戸開状態において可動部42bが押圧されていないことに基づき、低速側ドア31の位置が第2戸開位置であることを検出する。そして、開時において低速側ドアの位置が前記第2戸開位置であるという検出結果に基づき、第1連動機構33が非作動であると判断される。このようにして、第1連動機構33が非作動であることが検出される。
なお上述のように、第1連動機構33が作動している場合における、戸開検出スイッチ42の可動部42bが押圧されるパターンと、第1連動機構33の故障中に第2連動機構34が作動している場合における、戸開検出スイッチ42の可動部42bが押圧されるパターンとの間には相違点がある。従って、戸開検出スイッチ42は、戸開検出スイッチ42の可動部42bが押圧されるパターンに基づき、第1連動機構33が非作動であるかどうかを判断することもできる。
このように本実施の形態によれば、片開きホールドア装置30は、閉時において低速側ドア32の位置を検出する戸閉検出スイッチ19を備えている。また低速側ドア32は、閉時において、第1連動機構33の非作動時に、第2連動機構34によって高速側ドア31に連動される際、戸閉側弾性体18の弾性力によって第1戸閉位置より戸閉側の第2戸閉位置をとる。そして、閉時において低速側ドア32の位置が第2戸閉位置である場合、戸閉検出スイッチ19により、第1連動機構33が非作動であると判断される。このことにより、第1連動機構33が非作動であることを早期に検出することが可能となる。
また本実施の形態によれば、片開きホールドア装置30は、開時において低速側ドア32の位置を検出する戸開検出スイッチ42を備えている。また低速側ドア32は、開時において、第1連動機構33の非作動時に、第2連動機構34によって高速側ドア31に連動される際、戸開側弾性体41の弾性力によって第1戸開位置より戸開側の第2戸開位置をとる。そして、開時において低速側ドア32の位置が第2戸開位置である場合、戸開検出スイッチ42により、第1連動機構33が非作動であると判断される。このことにより、第1連動機構33が非作動であることを早期に検出することが可能となる。
第3の実施の形態
以下、図6を参照して、本発明の第3の実施の形態について説明する。ここで、図6は、本発明の第3の実施の形態における片開きホールドア装置を示す斜視図である。
図6に示す第3の実施の形態は、高速側ドアハンガー4に突起部24が設けられ、この突起部24のロープ締結具24aに連動ロープ11の一部が固定され、加えて、閉時において戸閉側弾性体18を介して突起部24と係合する戸閉側係止部15と、開時において戸開側弾性体41を介して突起部24と係合する戸開側係止部16とがシーヴウデ10に設けられている点が異なるのみであり、他の構成は、図1乃至図4に示す第1の実施の形態および図5に示す第2の実施の形態と略同一である。図6に示す第3の実施の形態において、図1乃至図4に示す第1の実施の形態および図5に示す第2の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図6に示すように、高速側ドア31の高速側ドアハンガー4に、ヘッダー13から遠ざかる向きに延びる突起部24が設けられている。この突起部24に設けられているロープ締結具24aに、一対の滑車12に掛け渡された連動ロープ11の一部が固定されている。
次に、本実施の形態における第2連動機構34について説明する。図6に示すように、第2連動機構34は、高速側ドア31の高速側ドアハンガー4に固定された突起部24と、シーヴウデ10に固定され、閉時において戸閉側弾性体18を介して突起部24と係合する戸閉側係止部15と、シーヴウデ10に固定され、開時において戸開側弾性体41を介して突起部24と係合する戸開側係止部16とを有している。シーヴウデ10は低速側ドア32の低速側ドアハンガー6に接続されており、このため、戸閉側係止部15および戸開側係止部16は低速側ドア32と同じ方向に同時に移動する。
また図6に示すように、閉時において低速側ドア32の位置を検出するための戸閉検出スイッチ19が戸閉側係止部15に設けられている。これによって、閉時において低速側ドア31の位置が第1戸閉位置であるか第2戸閉位置であるかを検出することができる。
同様に、開時において低速側ドア32の位置を検出するための戸開検出スイッチ42が戸開側係止部16に設けられている。これによって、開時において低速側ドア31の位置が第1戸開位置であるか第2戸開位置であるかを検出することができる。
このように本実施の形態によれば、片開きホールドア装置30は、閉時において低速側ドア32の位置を検出する戸閉検出スイッチ19を備えている。また低速側ドア32は、閉時において、第1連動機構33の非作動時に、第2連動機構34によって高速側ドア31に連動される際、戸閉側弾性体18の弾性力によって第1戸閉位置より戸閉側の第2戸閉位置をとる。そして、閉時において低速側ドア32の位置が第2戸閉位置である場合、戸閉検出スイッチ19により、第1連動機構33が非作動であると判断される。このことにより、第1連動機構33が非作動であることを早期に検出することが可能となる。
また本実施の形態によれば、片開きホールドア装置30は、閉時において低速側ドア32の位置を検出する戸閉検出スイッチ19と、開時において低速側ドア32の位置を検出する戸開検出スイッチ42とを備えている。また低速側ドア32は、開時において、第1連動機構33の非作動時に、第2連動機構34によって高速側ドア31に連動される際、戸開側弾性体41の弾性力によって第1戸開位置より戸開側の第2戸開位置をとる。そして、開時において低速側ドア32の位置が第2戸開位置である場合、戸開検出スイッチ42により、第1連動機構33が非作動であると判断される。このことにより、第1連動機構33が非作動であることを早期に検出することが可能となる。
第4の実施の形態
以下、図7を参照して、本発明の第4の実施の形態について説明する。ここで、図7は、本発明の第4の実施の形態における片開きホールドア装置を示す斜視図である。
図7に示す第4の実施の形態は、係合部17が高速側ドアパネル3に設けられ、戸閉側係止部15および戸開側係止部16が低速側ドアパネル5に設けられている点が異なるのみであり、他の構成は、図1乃至図4に示す第1の実施の形態および図5に示す第2の実施の形態と略同一である。図7に示す第4の実施の形態において、図1乃至図4に示す第1の実施の形態および図5に示す第2の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図7に示すように、高速側ドア31の高速側ドアパネル3に係合部17が設けられている。この係合部17は、高速側ドアパネル3に固定され、高速側ドアパネル3に平行に延びる平板部17aと、平板部17aの後端に接続され、戸閉側係止部15に平行に低速側ドアパネル5に向かって延びる鉛直部17bとからなる。
また低速側ドア32の低速側ドアパネル5に、閉時において戸閉側弾性体18を介して突起部24と係合する戸閉側係止部15と、閉時において戸開側弾性体41を介して突起部24と係合する戸開側係止部16とが設けられている。
また図7に示すように、閉時において低速側ドア32の位置を検出するための戸閉検出スイッチ19が戸閉側係止部15に設けられている。これによって、閉時において低速側ドア31の位置が第1戸閉位置であるか第2戸閉位置であるかを検出することができる。
同様に、開時において低速側ドア32の位置を検出するための戸開検出スイッチ42が戸開側係止部16に設けられている。これによって、開時において低速側ドア31の位置が第1戸開位置であるか第2戸開位置であるかを検出することができる。
このように本実施の形態によれば、片開きホールドア装置30は、閉時において低速側ドア32の位置を検出する戸閉検出スイッチ19を備えている。また低速側ドア32は、閉時において、第1連動機構33の非作動時に、第2連動機構34によって高速側ドア31に連動される際、戸閉側弾性体18の弾性力によって第1戸閉位置より戸閉側の第2戸閉位置をとる。そして、閉時において低速側ドア32の位置が第2戸閉位置である場合、戸閉検出スイッチ19により、第1連動機構33が非作動であると判断される。このことにより、第1連動機構33が非作動であることを早期に検出することが可能となる。
また本実施の形態によれば、片開きホールドア装置30は、閉時において低速側ドア32の位置を検出する戸閉検出スイッチ19と、開時において低速側ドア32の位置を検出する戸開検出スイッチ42とを備えている。また低速側ドア32は、開時において、第1連動機構33の非作動時に、第2連動機構34によって高速側ドア31に連動される際、戸開側弾性体41の弾性力によって第1戸開位置より戸開側の第2戸開位置をとる。そして、開時において低速側ドア32の位置が第2戸開位置である場合、戸開検出スイッチ42により、第1連動機構33が非作動であると判断される。このことにより、第1連動機構33が非作動であることを早期に検出することが可能となる。
なお第2乃至4の実施の形態において、閉時において低速側ドア32の位置を検出するための戸閉検出スイッチ19と、開時において低速側ドア32の位置を検出するための戸開検出スイッチ42とが片開きホールドア装置30に設けられている例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、片開きホールドア装置30は、戸閉検出スイッチ19または戸開検出スイッチ42のいずれかを有していればよい。これによって、第1連動機構33が非作動であることを早期に検出することが可能となる。
第5の実施の形態
以下、図8を参照して、本発明の第5の実施の形態について説明する。ここで、図8(a)は、本発明の第5の実施の形態において、位置検出器が配置される第1領域を示す平面図であり、図8(b)は、本発明の第5の実施の形態において、ヘッダーに設けられた位置検出器を示す平面図であり、図8(c)は、本発明の第5の実施の形態において、高速側ドア用レールに設けられた位置検出器を示す平面図である。
図8に示す第5の実施の形態は、戸閉検出スイッチ19(位置検出器)が、閉時において高速側ドアハンガー4とヘッダー13との間に位置する第1領域27内に配置される点が異なるのみであり、他の構成は、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と略同一である。図8に示す第5の実施の形態において、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図8(a)〜(c)を参照して、本実施の形態における戸閉検出スイッチ19の配置について説明する。なお図8(a)〜(c)において、ヘッダー13の上へり部13aは便宜的に取り除かれている。
本実施の形態において、低速側ドア32の位置を検出するための戸閉検出スイッチ19は、閉時において高速側ドアハンガー4とヘッダー13の側部13bとの間に位置する第1領域27内、すなわち図8(a)において斜線で示された領域内に配置されている。例えば図8(b)に示すように、戸閉検出スイッチ19は、ヘッダー13の側部13bのうち低速側ドア32の第2戸閉位置に対応する場所に固定具25によって固定されている。具体的には、戸閉検出スイッチ19は、閉時において低速側ドア32が第1戸閉位置をとるときに、戸閉検出スイッチ19が低速側ドアハンガー6に接触しないような場所に配置されている。また戸閉検出スイッチ19は、閉時において低速側ドア32が第2戸閉位置をとるときに、戸閉検出スイッチ19が低速側ドアハンガー6から押圧されるような場所に配置されている。
従って、閉時において戸閉検出スイッチ19が低速側ドアハンガー6により押圧されて収縮するかどうかに基づき、閉時において低速側ドア31の位置が第1戸閉位置であるか第2戸閉位置であるかを検出することができる。このことにより、第1連動機構33が非作動であるかどうかを検出することができる。
このように本実施の形態によれば、戸閉検出スイッチ19が、閉時において高速側ドアハンガー4とヘッダー13との間に位置する第1領域27内、例えばヘッダー13の側部13bのうち低速側ドア32の第2戸閉位置に対応する場所に配置されている。従って、閉時において戸閉検出スイッチ19が低速側ドアハンガー6により押圧されて収縮するかどうかに基づき、低速側ドア31の位置が第1戸閉位置であるか第2戸閉位置であるかを検出することができる。このことにより、第1連動機構33が非作動であるかどうかを検出することができる。
なお本実施の形態において、戸閉検出スイッチ19が、ヘッダー13の側部13bのうち低速側ドア32の第2戸閉位置に対応する場所に固定具25によって固定されている例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、戸閉検出スイッチ19は、図8(c)に示すように、高速側ドア用レール8のうち低速側ドア32の第2戸閉位置に対応する場所に固定具26によって固定されていてもよい。若しくは、戸閉検出スイッチ19は、低速側ドア用レール9のうち低速側ドア32の第2戸閉位置に対応する場所に配置されていてもよい。これによって、閉時において戸閉検出スイッチ19が低速側ドアハンガー6により押圧されて収縮するかどうかに基づき、閉時において低速側ドア31の位置が第1戸閉位置であるか第2戸閉位置であるかを検出することができる。このことにより、第1連動機構33が非作動であるかどうかを検出することができる。
第6の実施の形態
以下、図9を参照して、本発明の第6の実施の形態について説明する。ここで、図9(a)は、本発明の第6の実施の形態において、位置検出器が配置される第2領域を示す平面図であり、図9(b)は、本発明の第6の実施の形態において、シーヴウデに設けられた位置検出器を示す平面図である。
図9に示す第6の実施の形態は、戸閉検出スイッチ19(位置検出器)が、閉時においてシーヴウデ10の上端部10cとヘッダー13の上へり部13aとの間に位置する第2領域28内に配置される点が異なるのみであり、他の構成は、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と略同一である。図9に示す第6の実施の形態において、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図9(a)(b)を参照して、本実施の形態における戸閉検出スイッチ19の配置について説明する。なお図9(a)(b)において、一対の滑車12、連動ロープ11およびロープ固定部14はは便宜的に取り除かれている。
本実施の形態において、低速側ドア32の位置を検出するための戸閉検出スイッチ19は、閉時において閉時においてシーヴウデ10の上端部10cとヘッダー13の上へり部13aとの間に位置する第2領域28内、すなわち図9(a)において斜線で示された領域内に配置されている。例えば図9(b)に示すように、戸閉検出スイッチ19はシーヴウデ10の上端部10cに固定されている。
またヘッダー13の上へり部13aには突起部29が設けられている。この突起部29は、閉時において低速側ドア32が第1戸閉位置をとるときに、突起部29が戸閉検出スイッチ19に接触しないよう配置されている。また突起部29は、閉時において低速側ドア32が第2戸閉位置をとるときに、突起部29が戸閉検出スイッチ19を押圧するよう配置されている。
従って、閉時において戸閉検出スイッチ19が突起部29により押圧されて収縮するかどうかに基づき、閉時において低速側ドア31の位置が第1戸閉位置であるか第2戸閉位置であるかを検出することができる。このことにより、第1連動機構33が非作動であるかどうかを検出することができる。
このように本実施の形態によれば、戸閉検出スイッチ19が、閉時においてシーヴウデ10の上端部10cとヘッダー13の上へり部13aとの間に位置する第2領域28内、例えばシーヴウデ10の上端部10cに固定されている。従って、閉時において戸閉検出スイッチ19が突起部29により押圧されて収縮するかどうかに基づき、低速側ドア31の位置が第1戸閉位置であるか第2戸閉位置であるかを検出することができる。このことにより、第1連動機構33が非作動であるかどうかを検出することができる。
3 高速側ドアパネル
4 高速側ドアハンガー
4a 高速側ドアハンガーの上端部
5 低速側ドアパネル
6 低速側ドアハンガー
6a 低速側ドアハンガーの上端部
7a 高速側ドア用ハンガーローラー
7b 低速側ドア用ハンガーローラー
8 高速側ドア用レール
9 低速側ドア用レール
10 シーヴウデ
10a シーヴウデの前端部
10b シーヴウデの後端部
10c シーヴウデの上端部
11 連動ロープ
12 滑車
13 ヘッダー
13a ヘッダーの上へり部
13b ヘッダーの側部
14 高速側ドアハンガーのロープ固定部
14a ロープ締結具
15 戸閉側係止部
16 戸開側係止部
17 係合部
17a 平板部
17b 鉛直部
18 戸閉側弾性体
19 戸閉検出スイッチ
19a ベース部
19b 可動部
21 ロープ挟圧具
22 ヘッダーのロープ固定部
24 突起部
24a ロープ締結具
25 固定具
26 固定具
27 第1領域
28 第2領域
29 固定具
30 片開きホールドア装置
31 高速側ドア
31a 高速側ドアの前端部
31b 高速側ドアの後端部
32 低速側ドア
32a 低速側ドアの前端部
32b 低速側ドアの後端部
33 第1連動機構
34 第2連動機構
35 乗りかご
36 昇降路の内壁
37 昇降路の開口
41 戸開側弾性体
42 戸開検出スイッチ

Claims (14)

  1. エレベータの乗りかごが停止するエレベータ乗り場に設置され、エレベータ乗り場と昇降路との間の開口に設置された片開きホールドア装置において、
    エレベータの乗りかご側から駆動されて開閉する高速側ドアと、
    前記高速側ドアに第1連動機構を介して接続され、前記高速側ドアに連動して開閉する低速側ドアと、
    前記高速側ドアと前記低速側ドアとを連結するとともに、第1連動機構の非作動時に、低速側ドアを高速側ドアに戸閉側弾性体を介して連動させる第2連動機構と、
    低速側ドアの位置を検出する位置検出器と、を備え、
    前記低速側ドアは、閉時において、前記第1連動機構によって前記高速側ドアに連動される際、第1戸閉位置をとるとともに、第1連動機構の非作動時に、前記第2連動機構によって高速側ドアに連動される際、前記戸閉側弾性体の弾性力によって第1戸閉位置より戸閉側の第2戸閉位置をとり、
    前記位置検出器は、閉時において低速側ドアの位置が前記第2戸閉位置である場合、前記第1連動機構が非作動であると判断することを特徴とする片開きホールドア装置。
  2. 昇降路に固定され、上へり部と側部とからなるヘッダーを更に備え、
    当該ヘッダーの側部に、前記高速側ドアを水平移動自在に支持する高速側ドア用レールと、前記低速側ドアを水平移動自在に支持する低速側ドア用レールとが設けられ、
    前記高速側ドアは、高速側ドアパネルと、高速側ドア用ハンガーローラーが取付けられ、高速側ドアパネルを吊り下げる高速側ドアハンガーとを有し、当該高速側ドア用ハンガーローラーは、前記高速側ドア用レールにより水平移動自在に支持され、
    前記低速側ドアは、低速側ドアパネルと、低速側ドア用ハンガーローラーが取付けられ、低速側ドアパネルを吊り下げる低速側ドアハンガーとを有し、当該低速側ドア用ハンガーローラーは、前記低速側ドア用レールにより水平移動自在に支持され、
    前記第1連動機構は、前記低速側ドアハンガーの上端部に接続され、低速側ドアの移動方向に平行に延びるシーヴウデと、シーヴウデの両端部に設けられた一対の滑車と、前記高速側ドアハンガーおよび前記ヘッダーの双方に対して固定されるとともに、前記一対の滑車に掛け渡された連動ロープとからなることを特徴とする請求項1に記載の片開きホールドア装置。
  3. 前記第2連動機構は、前記高速側ドアに固定された係合部と、前記低速側ドアに固定され、閉時において前記戸閉側弾性体を介して前記係合部と係合する戸閉側係止部とを有することを特徴とする請求項2に記載の片開きホールドア装置。
  4. 閉時において、前記高速側ドアの後端部と、前記第1戸閉位置をとる際の前記低速側ドアの前端部との間の距離は、低速側ドアの第1戸閉位置と第2戸閉位置との間の距離よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の片開きホールドア装置。
  5. 前記係合部は、前記高速側ドアハンガーに設けられ、
    前記戸閉側係止部は、前記低速側ドアハンガーに設けられることを特徴とする請求項3に記載の片開きホールドア装置。
  6. 前記係合部は、前記高速側ドアハンガーに設けられ、
    前記戸閉側係止部は、前記低速側ドアハンガーに接続されたシーヴウデに設けられることを特徴とする請求項3に記載の片開きホールドア装置。
  7. 前記係合部は、前記高速側ドアパネルに設けられ、
    前記戸閉側係止部は、前記低速側ドアパネルに設けられることを特徴とする請求項3に記載の片開きホールドア装置。
  8. 前記位置検出器は、閉時において前記高速側ドアハンガーと前記ヘッダーとの間に位置する第1領域内に配置されることを特徴とする請求項3に記載の片開きホールドア装置。
  9. 前記位置検出器は、閉時において前記シーヴウデの上端部と前記ヘッダーの上へり部との間に位置する第2領域内に配置されることを特徴とする請求項3に記載の片開きホールドア装置。
  10. 前記位置検出器は、前記低速側ドアの戸閉側係止部に設けられ、前記高速側ドアの係合部により押圧されて収縮する戸閉検出スイッチからなることを特徴とする請求項3に記載の片開きホールドア装置。
  11. 前記位置検出器は、前記ヘッダーのうち前記低速側ドアの第2戸閉位置に対応する場所に設けられ、前記低速側ドアハンガーにより押圧されて収縮する戸閉検出スイッチからなることを特徴とする請求項3に記載の片開きホールドア装置。
  12. 前記位置検出器は、前記高速側ドア用レールおよび低速側ドア用レールのいずれかのうち前記低速側ドアの第2戸閉位置に対応する場所に設けられ、前記低速側ドアハンガーにより押圧されて収縮する戸閉検出スイッチからなることを特徴とする請求項3に記載の片開きホールドア装置。
  13. 前記位置検出器は、前記シーヴウデに設けられ、前記ヘッダーに設けられた戸閉側突起部により押圧されて伸縮する戸閉検出スイッチからなることを特徴とする請求項3に記載の片開きホールドア装置。
  14. エレベータの乗りかごが停止するエレベータ乗り場に設置され、エレベータ乗り場と昇降路との間の開口に設置された片開きホールドア装置において、
    エレベータの乗りかご側から駆動されて開閉する高速側ドアと、
    前記高速側ドアに第1連動機構を介して接続され、前記高速側ドアに連動して開閉する低速側ドアと、
    前記高速側ドアと前記低速側ドアとを連結するとともに、第1連動機構の非作動時に、低速側ドアを高速側ドアに戸開側弾性体を介して連動させる第2連動機構と、
    低速側ドアの位置を検出する位置検出器と、を備え、
    前記低速側ドアは、開時において、前記第1連動機構によって前記高速側ドアに連動される際、第1戸開位置をとるとともに、第1連動機構の非作動時に、前記第2連動機構によって高速側ドアに連動される際、前記戸開側弾性体の弾性力によって第1戸開位置より前方の戸開側の第2戸開位置をとり、
    前記位置検出器は、開時において低速側ドアの位置が前記第2戸開位置である場合、前記第1連動機構が非作動であると判断することを特徴とする片開きホールドア装置。
JP2009032672A 2009-02-16 2009-02-16 片開きホールドア装置 Withdrawn JP2010189079A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009032672A JP2010189079A (ja) 2009-02-16 2009-02-16 片開きホールドア装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009032672A JP2010189079A (ja) 2009-02-16 2009-02-16 片開きホールドア装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010189079A true JP2010189079A (ja) 2010-09-02

Family

ID=42815582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009032672A Withdrawn JP2010189079A (ja) 2009-02-16 2009-02-16 片開きホールドア装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010189079A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106044501A (zh) * 2016-07-13 2016-10-26 海宁德尔格电梯股份有限公司 一种新型门机
WO2019049277A1 (ja) * 2017-09-07 2019-03-14 三菱電機株式会社 エレベータシステムおよびエレベータシステムの制御装置
CN111704011A (zh) * 2019-08-01 2020-09-25 陈明辉 一种基于人防工程的防护门

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106044501A (zh) * 2016-07-13 2016-10-26 海宁德尔格电梯股份有限公司 一种新型门机
WO2019049277A1 (ja) * 2017-09-07 2019-03-14 三菱電機株式会社 エレベータシステムおよびエレベータシステムの制御装置
CN111051233A (zh) * 2017-09-07 2020-04-21 三菱电机株式会社 电梯系统以及电梯系统的控制装置
CN111051233B (zh) * 2017-09-07 2021-05-18 三菱电机株式会社 电梯系统
CN111704011A (zh) * 2019-08-01 2020-09-25 陈明辉 一种基于人防工程的防护门

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010058785A (ja) 建設機械用運転室のドア安全装置
JP2010120745A (ja) エレベータの戸開走行防止装置
JP2010189079A (ja) 片開きホールドア装置
JP5228394B2 (ja) ワーク移載装置およびワーク移載方法
KR100940420B1 (ko) 엘리베이터의 도어 장치
EP1932796A1 (en) Door device for elevator
JP6210862B2 (ja) エレベーターのかごドア装置
KR101466467B1 (ko) 선루프용 개폐장치
US10065835B2 (en) Car door-shaft door coupling
JP5449047B2 (ja) 中央開き戸を有するエレベータのドア装置
KR101688596B1 (ko) 반도체 제조용 챔버의 도어 장치
KR101900774B1 (ko) 라인용 활차를 통한 케이블의 고장예지 시스템
JP5945024B1 (ja) エレベータのかご扉装置
JP2005145610A (ja) エレベータのエプロン装置
JP6034628B2 (ja) 引戸装置
JP2009155036A (ja) エレベータのドア機構
JP2008201533A (ja) エレベータ戸開時かご固定装置
JP6710335B2 (ja) エレベーターのドア装置
JP2015105054A (ja) 鉄道車両用ドア装置
JP5376842B2 (ja) エレベータの異物検出装置
JP2011098837A (ja) エレベータの戸開走行防止装置
EP1798361A3 (de) Tor
JP2017019641A (ja) 乗りかご及びエレベータ
JP2010058873A (ja) エレベータのドア安全装置
JP2021187643A (ja) 乗客コンベアのマンホール蓋及び乗客コンベア

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20120501