JP7040658B1 - エレベータ制御装置及びエレベータ - Google Patents

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Abstract

Figure 0007040658000001
【課題】火災等の災害発生時に乗場の避難誘導員の指示により建物内の利用者を効率よく避難させるエレベータを提供する。
【解決手段】本開示に係るエレベータ制御装置10は、エレベータ100の乗場に設けられた乗場操作装置107の操作を検知する検知部11と、検知部11が乗場操作装置107の第1操作を検知した場合、乗場にかごを移動させて停止させた後に退避階にかごを移動させる避難運転を行う制御部12と、を備え、かごが避難運転中に検知部11が退避階とは別の階の乗場操作装置107による第2操作を検知した場合、別の階を退避階に設定する退避階設定部13と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本開示は、エレベータ制御装置及びエレベータに関する。
従来の避難用エレベータとの例として、特許文献1にエレベータの火災時救出運転装置が開示されている。このエレベータの火災時救出運転装置は、各階に火災感知器を設け、この火災感知器が火災を感知したときにかご呼びの登録を阻止するとともに、少なくとも火災階の乗場呼びを除いて各階の乗場呼びに応答させる。またこのエレベータの火災時救出運転装置は、かご内の荷重が所定値を越えると乗場呼びに応答させずに退避階までかごを直行させる。
特開2003-276964号公報
特許文献1に記載されているエレベータの火災時救出運転装置では、避難のために乗車した利用者が降車できる退避階は固定である。したがって、建物内で災害が発生したときに建物内の利用者をエレベータで避難させる場合において、退避階に利用者が集中することで退避階の乗場が混雑する。よって退避階にかごが到着したときに利用者が降車に手間取り、かごが避難階から出発するのが遅れるということが発生する。よって建物内に残された他の利用者の避難が遅れるため、建物全体の利用者の避難の効率が低下するという問題点があった。
本開示は、上記の課題を解決するものであり、火災等の災害発生時に乗場の避難誘導員の指示により建物内の利用者を効率よく避難させるエレベータを得ることを目的とする。
本開示に係るエレベータ制御装置は、エレベータの乗場に設けられた乗場操作装置の操作を検知する検知部と、検知部が乗場操作装置の第1操作を検知した場合、乗場にかごを移動させて停止させた後に退避階にかごを移動させる避難運転を行う制御部と、を備え、かごが避難運転中に検知部が退避階とは別の階の乗場操作装置に対する第2操作を検知した場合、別の階を退避階に設定する退避階設定部と、を備え、乗場操作装置は、第1操作装置及び第1操作装置とは別の第2操作装置を有し、第1操作は、第1操作装置に対する操作を含み、第2操作は、第2操作装置に対する操作を含む。また、本開示に係るエレベータ制御装置は、エレベータの乗場に設けられた乗場操作装置の操作を検知する検知部と、検知部が乗場操作装置の第1操作を検知した場合、乗場にかごを移動させて停止させた後に退避階にかごを移動させる避難運転を行う制御部と、を備え、かごが避難運転中に検知部が退避階とは別の階の乗場操作装置に対する第2操作を検知した場合、別の階を退避階に設定する退避階設定部と、退避階設定部が退避階を変更したときに、当該変更後の退避階の階床に設けられた報知装置に報知させる報知制御部と、を備えている。
また、本開示に係るエレベータは、エレベータの乗場に設けられた乗場操作装置と、乗場操作装置の操作を検知する検知部、検知部が乗場操作装置の第1操作を検知した場合、乗場にかごを移動させて停止させた後に退避階にかごを移動させる避難運転を行う制御部、及びかごが避難運転中に検知部が退避階とは別の階の乗場操作装置に対する第2操作を検知した場合、別の階を退避階に設定する退避階設定部、を有するエレベータ制御装置と、を備え、乗場操作装置は、第1操作装置及び第1操作装置とは別の第2操作装置を有し、第1操作は、第1操作装置に対する操作を含み、第2操作は、第2操作装置に対する操作を含む。また、本開示に係るエレベータは、エレベータの乗場に設けられた乗場操作装置と、乗場操作装置の操作を検知する検知部、検知部が乗場操作装置の第1操作を検知した場合、乗場にかごを移動させて停止させた後に退避階にかごを移動させる避難運転を行う制御部、及びかごが避難運転中に検知部が退避階とは別の階の乗場操作装置に対する第2操作を検知した場合、別の階を退避階に設定する退避階設定部、を有するエレベータ制御装置と、退避階設定部が退避階を変更したときに、当該変更後の退避階の階床に設けられた報知装置に報知させる報知制御部と、を備えている。
本開示に係るエレベータ制御装置及びエレベータは、かごが避難運転中に検知部が退避階とは別の階の乗場操作装置に対する第2操作を検知した場合、別の階を退避階に設定する退避階設定部を備えている。よって火災等の災害発生時に建物内の乗客を避難させるための避難利用エレベータについて、乗場の避難誘導員の指示により避難させるエレベータにおいて効率よく避難を行うためのエレベータを得るという効果を奏する。
本開示の実施の形態1に係るエレベータ制御装置を備えたエレベータの全体構成図である。 本開示の実施の形態1に係るエレベータ制御装置の機能構成図である。 本開示の実施の形態1に係るエレベータ制御装置の動作を示すフローチャートである。 本開示の実施の形態1に係る乗場操作装置の他の例である。 本開示の実施の形態1に係るエレベータ制御装置のハードウェア構成図である。
実施の形態1
図1は、本実施の形態に係るエレベータ制御装置を備えたエレベータの全体構成図である。エレベータ100は、昇降路1、かご2、乗場3、釣合錘4、ワイヤーロープ5、巻上機6、そらせ車7、エレベータ制御装置10、駆動装置(図示せず)及び乗場操作装置107から構成される。エレベータ制御装置10は昇降路1内のかご2の昇降を指令する。エレベータ制御装置10は巻上機6を制御し、かご2を昇降あるいは停止させる。かご2及び釣合錘4はそらせ車7を介してワイヤーロープ5で吊り下げられている。このワイヤーロープ5を巻き掛けた巻上機6を回転させることにより、かご2および釣合錘4が昇降路1内を釣瓶式に昇降する。エレベータ100は例えば建物内で通常用いられているエレベータであって、建物内に災害が発生した場合に建物内の利用者8を避難させるための管制運転を行う。また、エレベータ100は例えば建物内で災害が発生した際に避難のために用いる避難専用エレベータである。
図1に示すとおり、各階床a~eには乗場3が設置されている。図1によると、階床cは災害発生階であることを示している。災害発生階とは例えば火災が発生した階床のことである。災害発生階とは例えば有毒ガス等が漏洩した階床のことである。
図1によると、階床b、d、eは避難対象階であることを示している。避難対象階とは災害発生階(例えば階床c)で災害が発生した場合において利用者8がかご2に乗車して後述の退避階に避難する対象となる階床のことである。避難対象階からの避難の際、避難対象階の乗場3では、避難を行う利用者8がパニックを起こさないように避難誘導員9が待機し、利用者8は避難誘導員9に誘導されてかご2に乗車する。
図1によると、階床aは退避階である。退避階とはかご2に乗車して避難している利用者8が降車し、例えば建物の外部等の安全な場所に避難するための階床である。退避階では、かご2に乗車して避難階に避難した利用者8がパニックを起こさないように避難誘導員9が待機し、利用者8は避難誘導員9に誘導されて建物の外部へ避難する。
各階床a~eの乗場3には乗場操作装置107(107a、107b、107c、107d、107e)が設けられている。図1に示すとおり、乗場操作装置107は例えば第1操作装置及び第2操作装置を有する。第1操作装置は例えば避難スイッチ105(105a、105b、105c、105d、105e)である。
避難スイッチ105は例えば避難誘導員9が所持するキーを挿入して回転させることによって操作される鍵スイッチである。避難スイッチ105は建物内で火災等の災害発生し、エレベータ100を利用して避難を行う際に、避難誘導員9が有するキー操作により、かご2は該当階と退避階との間の避難運転を開始する。避難運転とは、かご2が退避階に移動して停止後、退避階と該当階との間にてかご2を往復させる運転のことである。スイッチ105は例えば第2操作装置とは別に設けられた押下釦である。この場合、避難スイッチ105は建物内で火災等の災害発生し、エレベータ100を利用して避難を行う際に、避難誘導員9の押下釦の押下操作により、かご2は該当階と退避階との間の避難運転を開始する。
第2操作装置は例えば乗場呼び装置106(106a、106b、106c、106d、106e)である。乗場呼び装置106は、エレベータ100が通常運行しているときは、乗場3にいる利用者8の操作によりかご2に対する呼び登録を行う。一方、建物内で火災等の災害発生し、エレベータ100を利用して利用者8が避難を行う際に、乗場呼び装置106は、乗場3に待機する乗場誘導員の所定操作によりかご2を戸閉し、退避階にかご2を走行させるために用いる。乗場操作装置107である避難スイッチ105及び乗場呼び操作盤106はエレベータ制御装置10と電気的に接続されている。
図2は本実施の形態に係るエレベータ制御装置の機能構成図である。図2に示すとおり、エレベータ制御装置10は、検知部11、制御部12、退避階設定部13、報知制御部14を有する。
検知部11は、乗場操作装置107の操作を検知する。検知部11は例えば避難スイッチ105が避難誘導員9によって操作されたことを検知する。検知部11は例えば乗場呼び装置106が避難誘導員9によって操作されたことを検知する。
図2に示すとおり、乗場呼び装置106は例えばUP呼び釦106U、DOWN呼び釦106D、及び表示装置106Mで構成されている。なお、乗場呼び装置106はUP呼び釦106U、DOWN呼び釦106Dの代わりに行先階登録釦(図示せず)を備えていてもよい。本実施の形態においては、乗場呼び装置106はUP呼び釦106U、DOWN呼び釦106D、及び表示装置106Mで構成されているものとして説明する。
かご2が通常運転している場合、UP呼び釦106Uへの操作によって、エレベータ制御装置10には、乗場3に対して上方向の呼びが登録される。かご2が通常運転している場合、DOWN呼び釦106Dへの操作によって、エレベータ制御装置10には、乗場3に対して下方向の呼びが登録される。かご2が通常運転している場合、表示装置106Mには、かご2が現在停止あるいは通過している階床番号が表示される。
制御部12は、かご2の扉の開閉制御を行う。制御部12はかご2の昇降制御を行う。制御部12は、検知部11が乗場操作装置107の第1操作を検知した場合、制御部12は、退避階にかご2を移動させて停止させる。その後、退避階と第1操作が検知された乗場操作装置107が設けられている避難対象階との間にてかご2を往復させる避難運転を行う。第1操作とは、例えば避難誘導員9が所持するキーを避難スイッチ105である鍵スイッチに挿入して回転させる操作である。また、第1操作とは、例えば避難誘導員9による避難スイッチ105である押下釦への押下操作(例えば1回押下又は所定の複数回数(例えば3回連続で押下))である。
制御部12は、避難誘導員9によるその避難対象階の乗場3に設けられた乗場操作装置107の避難運転終了操作によってその避難対象階に対する避難運転を終了する。避難運転終了操作とは、避難スイッチ105による第1操作とは別の所定操作である。例えば避難誘導員9が所持するキーを避難スイッチ105である鍵スイッチに挿入して第1操作とは反対方向に回転させる操作である。
退避階設定部13は退避階の設定を行う。退避階設定部13は、かご2が避難運転中に検知部11が現在の退避階とは別の階の乗場操作装置107対する第2操作を検知した場合、その別の階を退避階に設定する。第2操作とは、例えば乗場呼び装置106に対する所定操作である。乗場呼び装置106に対する所定操作とは、例えばDOWN呼び釦106Dを押下してからUP呼び釦106Uを押下する操作としてよい。また第2操作は、DOWN呼び釦106Dを3回押下する操作としてよい。
なお、通常の避難に用いる階床を通常退避階とし、通常退避階以外の避難可能な階床を臨時退避階としてもよい。例えば建物のエントランス階(例えば1F)等、通常の避難に用いる階床を通常退避階としてもよい。例えば建物のエントランス階に階段やスロープ等の別の経路で速やかに避難可能な階床(例えば2F)を臨時退避階としてもよい。
上記の場合、退避階設定部13が設定している退避階が通常退避階とは別の臨時退避階であるときに検知部11が臨時退避階の乗場操作装置107に対する第3操作を検知した場合、退避階設定部13は通常退避階を退避階に設定するようにしてもよい。第3操作とは、例えば乗場呼び装置106に対する所定操作である。第2操作と第3操作は同じ操作であってもよいし異なる操作であってもよい。
報知制御部14は、退避階設定部13が退避階を変更したときに、当該変更後の退避階の階床に設けられた報知装置に報知させる。報知装置は例えば乗場操作装置107に設けられた乗場呼び装置106に搭載されている表示装置106Mである。報知装置は例えば各乗場3に設けられたスピーカー(図示せず)である。
次に、エレベータ制御装置10の動作を説明する。図3は本実施の形態に係るエレベータ制御装置の動作を示すフローチャートである。階床cにて災害が発生し、エレベータ100が利用者8を避難させる管制運転を実施する場合について説明する。また、上述と同様に乗場操作装置107は、避難スイッチ105及び乗場呼び装置106から構成されるものとして説明する。第1操作は避難スイッチ105に対する操作として説明する。第2操作及び第3操作は乗場呼び装置106に対する操作として説明する。
まず、建物内で災害が発生し、エレベータ100が通常運転から管制運転にエントリーすると、制御部12は、退避階aにかご2を走行させ、退避階aにかご2を休止させる(S201)。
避難対象階である階床eで避難を要する利用者8が存在する場合、階床eに滞在している避難誘導員9によって階床eの乗場3に設置された避難スイッチ105eに対する第1操作が行われる。検知部11は避難スイッチ105eに対する第1操作を検知する(S202)。
検知部11が避難スイッチ105eに対する第1操作を検知した場合(S202のYES)、S203の処理に進む。 検知部11が避難スイッチ105eに対する第1操作を検知しなかった場合(S202のNO)、検知部11が避難スイッチ105eに対する第1操作を検知するまで待機する。
次に、制御部12は、退避階aからかご2を避難対象階である階床eまで走行させる。その後、制御部12は避難対象階である階床eに戸開停止させる(S203)。その後S204の処理に進む。
次に、制御部12は、階床eに存在する利用者8の避難が終了するまで、避難対象階である階床eから退避階である階床aの間の往復運転を行う(S204)。次にS205の処理に進む。
次に検知部11は、S204の往復運転中において、退避階である階床aの扉の故障あるいは階床aにおいて2次災害が発生した場合等、退避階である階床aへの避難に支障をきたした場合、避難誘導員9により退避階を変更するため、階床bに設置された乗場機器106bに対して第2操作を行う。検知部11は乗場呼び装置106bに対する第2操作を検知する(S205)。
検知部11が乗場呼び装置106bに対する第2操作を検知した場合(S205のYES)、S206の処理に進む。 検知部11が乗場呼び装置106bに対する第2操作を検知しなかった場合(S205のNO)、制御部12は、S204で示されている階床eから退避階である階床aの間の往復運転を継続する。
次に、退避階設定部13は、階床bを退避階に設定する(S206)。その後、制御部12は、避難対象階である階床eから臨時退避階である階床bの間の往復運転を行う(S207)。次にS208の処理に進む。
次に、検知部11はS207の往復運転中において、避難誘導員9により退避階を通常退避階に戻すため、階床bに設置された乗場呼び装置106bに対して第3操作を行う。検知部11は乗場呼び装置106bに対する第3操作を検知する(S208)。
検知部11が乗場呼び装置106bに対する第3操作を検知した場合(S208のYES)、S209の処理に進む。 検知部11が乗場呼び装置106bに対する第3操作を検知しなかった場合(S208のNO)、制御部12は、S207で示されている階床eから臨時退避階である階床bの間の往復運転を継続する。
次に、退避階設定部13は、通常退避階である階床aを退避階に設定する(S209)。その後、S204の処理に戻り、制御部12は、S204に示されている避難対象階である階床eから通常退避階である階床aの間の往復運転を行う。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
上述のとおり、本実施の形態におけるエレベータ制御装置10は、エレベータ100の乗場3に設けられた乗場操作装置107の操作を検知する検知部11を備えている。また、検知部11が乗場操作装置107の第1操作を検知した場合、乗場3にかご2を移動させて停止させた後に退避階にかご2を移動させる避難運転を行う制御部12を備えている。さらにかご2が避難運転中に検知部11が退避階とは別の階の乗場操作装置107に対する第2操作を検知した場合、前記別の階を前記退避階に設定する退避階設定部13を備えている。
例えば、現在の退避階がかご2から避難した利用者8で混雑している状況において、その退避階に新たな利用者8が乗車したかご2が到着した場合、その新たな利用者8のかご2からの迅速な降車が阻害されることになる。その結果、エレベータが退避階から出発するのが遅れる。よって建物内に残された他の利用者の避難が遅れるため、建物全体の利用者8の避難の効率が低下する。
本実施の形態におけるエレベータ制御装置10は、避難誘導員9により退避階の利用者8の避難状況を確認し、避難誘導員9の判断で退避階とは別の階の乗場操作装置107による第2操作を行うことで目的階を変更することが可能である。すなわち、乗場3の避難誘導員9の指示により利用者9を避難させるエレベータにおいて効率よく避難を行うためのエレベータが得られるという効果を奏する。
また、退避階におけるエレベータ100の扉の故障、及び退避階における二次災害等により、現在の退避階への避難に支障が発生した場合、避難誘導員9の判断で退避階とは別の階の乗場操作装置107に対する第2操作を行うことで目的階を変更することが可能である。すなわち、乗場3の避難誘導員9の指示により利用者9を避難させるエレベータにおいてより安全に避難を行うためのエレベータが得られるという効果を奏する。
また、本実施の形態におけるエレベータ制御装置10は、退避階設定部13が設定している退避階が通常退避階とは別の臨時退避階であるときに検知部11が臨時退避階の乗場操作装置107に対する第3操作を検知した場合、退避階設定部13は通常退避階を退避階に設定する。この場合、臨時退避階が混雑して臨時退避階への迅速な避難が阻害される場合、避難誘導員9の判断により簡単な操作で退避階をもとの通常退避階に戻すことができる。すなわち、簡単な操作によって、乗場3の避難誘導員9の指示により避難させるエレベータにおいて効率よく避難を行うためのエレベータが得られるという効果を奏する。
また、臨時退避階におけるエレベータの扉の故障、及び臨時退避階における二次災害等により、臨時退避階への避難に支障が発生した場合に、避難誘導員9の判断により簡単な操作で退避階をもとの通常退避階に戻すことができる。すなわち、乗場3の避難誘導員9の指示により避難させるエレベータにおいてより安全に避難を行うためのエレベータを得るという効果を奏する。
なお、本実施の形態におけるエレベータ制御装置10は、退避階設定部13が設定している退避階が通常退避階とは別の臨時退避階であるときに検知部11が通常退避階の乗場操作装置107に対する第3操作を検知した場合、通常退避階を退避階に設定するようにしてもよい。この場合も、検知部11が臨時退避階の乗場操作装置107に対する第3操作を検知した場合に通常退避階を退避階に設定する場合と同様の効果を奏する。
また、乗場操作装置107は乗場呼び装置106のみで構成されていてもよい。この場合、第1操作、第2操作及び第3操作は、通常運転時の乗場呼び装置106の操作(例えばUP/DOWN釦を1回押下する、行先階釦を1回押下する)とは異なる操作とすればよい。また、第2操作は第1操作とは別の操作とすればよい。この場合、避難スイッチ105のような特別なスイッチを設ける必要が無いという効果を奏する。
また、乗場操作装置107は避難スイッチ105のみで構成されていてもよい。例えば避難スイッチ105が鍵スイッチである場合、第1操作、第2操作及び第3操作は避難誘導員9が有するキーを鍵スイッチに差し込んでキーを回転させる位置によって区別すればよい。例えば避難スイッチ105が乗場呼び装置106とは別の押下釦である場合、第1操作、第2操作及び第3操作はその押下釦を押す回数で区別すればよい。この場合、利用者8が操作する可能性が高い乗場呼び装置106で第1操作、第2操作及び第3操作が行われない。よって利用者8の乗場操作装置107に対する誤操作により避難誘導員9の避難誘導が妨害される可能性が低くなるという効果を奏する。
また、第1操作、第2操作及び第3操作は、第1操作装置及び第2操作装置に対する操作を組み合わせた操作であってもよい。この場合、第1操作、第2操作及び第3操作がより複雑になるので、利用者8の乗場操作装置107に対する誤操作により避難誘導員9の避難誘導が妨害される可能性が低くなるという効果を奏する。
さらに、乗場操作装置107は、第1操作装置、第2操作装置及び第3操作装置で構成されてもよい。図5は本実施の形態に係る乗場操作装置の他の例である。図5に示すとおり、第1操作装置は例えば避難スイッチ105、第2操作装置は乗場呼び装置106でよい。例えば第3操作装置は第1操作装置及び第2操作装置とは別の退避階変更スイッチ108であってもよい。退避階変更スイッチ108は避難スイッチ105と同様に鍵スイッチでも押下釦でもよい。また、避難スイッチ105及び退避階変更スイッチ108がともに鍵スイッチである場合、避難誘導員9が所持するそれぞれのスイッチのキーは同一であってもよいし、それぞれ別のキーでもよい。
また、第1操作、第2操作及び第3操作は、第1操作装置、第2操作装置及び第3操作装置に対する操作を組み合わせた操作であってもよい。この場合、第1操作、第2操作及び第3操作がより複雑になるので、利用者8の乗場操作装置107に対する誤操作により避難誘導員9の避難誘導が妨害される可能性が低くなるという効果を奏する。
また、乗場操作装置107に対する操作、すなわち第1操作、第2操作及び第3操作は、乗場操作装置107を複数回数(例えば10回)操作するようにしてもよい。具体的には第1操作装置は避難スイッチ105、第2操作装置は乗場呼び装置106、第3操作装置は退避階変更スイッチ108であった場合を考える。また、避難スイッチ105及び行先階変更スイッチ108が鍵スイッチであった場合を考える。
この場合、第1操作及び第3操作は、鍵スイッチを10回回転させる操作とすればよい。また第2操作は乗場呼び装置106の所定の釦(例えばUP釦)を10回押下する操作とすればよい。この場合、第1操作、第2操作及び第3操作がより複雑になるので、利用者8の乗場操作装置107に対する誤操作により避難誘導員9の避難誘導が妨害される可能性が低くなるという効果を奏する。無論複数回数は10回に限らないことは言うまでもない。
また、乗場操作装置107に対する操作、すなわち第1操作、第2操作及び第3操作は、乗場操作装置107を所定時間(例えば10秒間)継続して操作するようにしてもよい。具体的には第1操作装置は避難スイッチ105、第2操作装置は乗場呼び装置106、第3操作装置は退避階変更スイッチ108であった場合を考える。また、避難スイッチ105及び行先階変更スイッチ108が鍵スイッチであった場合を考える。
この場合、第1操作及び第3操作は、鍵スイッチを回転する回数に関係なく10秒間回転させる操作(例えば同じ方向への回転を繰り返す、又は所定の回転位置まで回転させた後、逆方向の所定位置へ回転する動作を繰り返す)とすればよい。また第2操作は乗場呼び装置106の所定の釦(例えばUP釦)を押下回数に関係なく10秒間押下し続ける操作とすればよい。この場合、第1操作、第2操作及び第3操作がより複雑になるので、利用者8の乗場操作装置107に対する誤操作により避難誘導員9の避難誘導が妨害される可能性が低くなるという効果を奏する。無論所定時間は10秒間に限らないことは言うまでもない。
次に、図5を用いて、エレベータ制御装置10の例を説明する。図5は実施の形態1におけるエレベータ制御装置のハードウェア構成図である。
エレベータ制御装置10の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ1001と少なくとも1つのメモリ1002とを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア2001を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ1001と少なくとも1つのメモリ1002とを備える場合、エレベータ制御装置10の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ1002に格納される。少なくとも1つのプロセッサ1001は、少なくとも1つのメモリ1002に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、エレベータ制御装置10の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ1002は、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ1002は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア2001を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、エレベータ制御装置10の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、エレベータ制御装置10の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
エレベータ制御装置10の各機能について、一部を専用のハードウェア2001で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、制御部12の機能については専用のハードウェア2001としての処理回路で実現し、制御部12以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ1001が少なくとも1つのメモリ1002に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア2001、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせでエレベータ制御装置10の各機能を実現する。
本開示は、実施の形態1に限られない。本開示の範囲内においてその一部を適宜変更、省略等することが可能である。
1 昇降路、2 かご、3 乗場、4 釣合錘、5 ワイヤーロープ、
6 巻上機、7 そらせ車、8 利用者、9 避難誘導員、
10 エレベータ制御装置。100 エレベータ、
11 検知部、12 制御部、13 退避階設定部、14 報知制御部、
105、105a、105b、105c、105d、105e 避難スイッチ、
106、106a、106b、106c、106d、106e 乗場呼び装置、
106U UP呼び釦、106D DOWN呼び釦、106M 表示装置、
107、107a、107b、107c、107d、107e 乗場操作装置、
108 退避階変更スイッチ、
1001 プロセッサ、1002 メモリ、2001 専用のハードウェア。

Claims (23)

  1. エレベータの乗場に設けられた乗場操作装置の操作を検知する検知部と、
    前記検知部が前記乗場操作装置の第1操作を検知した場合、前記乗場にかごを移動させて停止させた後に退避階に前記かごを移動させる避難運転を行う制御部と、
    前記かごが避難運転中に前記検知部が前記退避階とは別の階の前記乗場操作装置に対する第2操作を検知した場合、前記別の階を前記退避階に設定する退避階設定部と、を備え
    前記乗場操作装置は、第1操作装置及び前記第1操作装置とは別の第2操作装置を有し、前記第1操作は、前記第1操作装置に対する操作を含み、前記第2操作は、前記第2操作装置に対する操作を含むエレベータ制御装置。
  2. エレベータの乗場に設けられた乗場操作装置の操作を検知する検知部と、
    前記検知部が前記乗場操作装置の第1操作を検知した場合、前記乗場にかごを移動させて停止させた後に退避階に前記かごを移動させる避難運転を行う制御部と、
    前記かごが避難運転中に前記検知部が前記退避階とは別の階の前記乗場操作装置に対する第2操作を検知した場合、前記別の階を前記退避階に設定する退避階設定部と、
    前記退避階設定部が退避階を変更したときに、当該変更後の退避階の階床に設けられた報知装置に報知させる報知制御部と、を備えたエレベータ制御装置。
  3. 前記乗場操作装置は、第1操作装置及び前記第1操作装置とは別の第2操作装置を有し、前記第1操作は、前記第1操作装置に対する操作を含み、前記第2操作は、前記第2操作装置に対する操作を含む請求項2に記載のエレベータ制御装置。
  4. 前記第1操作装置は、前記かごに対する呼び登録を行う乗場呼び装置とは別の専用スイッチであり、
    前記第2操作装置は、前記乗場呼び装置である請求項1又は請求項3に記載のエレベータ制御装置。
  5. 前記第1操作は、前記第1操作装置に対する操作であり、前記第2操作は、前記第2操
    作装置に対する操作である請求項1、請求項3~請求項4のいずれか一項に記載のエレベータ制御装置。
  6. 前記第1操作及び前記第2操作は、前記第1操作装置及び前記第2操作装置に対する操作を組み合わせた操作である
    請求項1、請求項3~請求項4のいずれか一項に記載のエレベータ制御装置。
  7. 前記退避階設定部が設定している退避階が通常退避階とは別の臨時退避階であるときに前記検知部が前記臨時退避階の前記乗場操作装置に対する第3操作を検知した場合、前記通常退避階を前記退避階に設定する請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  8. 前記退避階設定部が設定している退避階が通常退避階とは別の臨時退避階であるときに前記検知部が前記臨時退避階の前記乗場操作装置に対する第3操作を検知した場合、前記通常退避階を前記退避階に設定する請求項1に記載のエレベータ制御装置。
  9. 前記退避階設定部が設定している退避階が通常退避階とは別の臨時退避階であるときに前記検知部が前記通常退避階の前記乗場操作装置に対する第3操作を検知した場合、前記通常退避階を前記退避階に設定する請求項2に記載のエレベータ制御装置。
  10. 前記退避階設定部が設定している退避階が通常退避階とは別の臨時退避階であるときに前記検知部が前記通常退避階の前記乗場操作装置に対する第3操作を検知した場合、前記通常退避階を前記退避階に設定する請求項2に記載のエレベータ制御装置。
  11. 前記第3操作は、前記第2操作装置に対する操作を含む請求項7又は請求項8に記載のエレベータ制御装置。
  12. 前記乗場操作装置は、第1操作装置及び前記第1操作装置とは別の第2操作装置を有し、前記第1操作は、前記第1操作装置に対する操作を含み、前記第2操作及び第3操作は、前記第2操作装置に対する操作を含む請求項9又は請求項10に記載のエレベータ制御装置。
  13. 前記第1操作は、前記第1操作装置に対する操作であり、前記第2操作及び前記第3操作は、前記第2操作装置に対する操作である請求項11又は請求項12にエレベータ制御装置。
  14. 前記第1操作、前記第2操作及び前記第3操作は、前記第1操作装置及び前記第2操作装置に対する操作を組み合わせた操作である請求項11又は請求項12に記載のエレベータ制御装置。
  15. 前記乗場操作装置は、前記第1操作装置及び前記第2操作装置とは別の第3操作装置を更に有し、
    前記第3操作は前記第3操作装置に対する操作を含む請求項7又は請求項8に記載のエレベータ制御装置。
  16. 前記乗場操作装置は、第1操作装置、前記第1操作装置とは別の第2操作装置、及び前記第1操作装置及び前記第2操作装置とは別の第3操作装置を有し、前記第1操作は、前記第1操作装置に対する操作を含み、前記第2操作は、前記第2操作装置に対する操作を含み、前記第3操作は、前記第3操作装置に対する操作を含む請求項9又は請求項10に記載のエレベータ制御装置。
  17. 前記第1操作は前記第1操作装置に対する操作であり、前記第2操作は前記第2操作装
    置に対する操作であり、前記第3操作は前記第3操作装置に対する操作である請求項15又は請求項16に記載のエレベータ制御装置。
  18. 前記第1操作、前記第2操作及び前記第3操作は前記第1操作装置、前記第2操作装置及び第3操作装置に対する操作を組み合わせた操作である請求項15又は請求項16に記載のエレベータ制御装置。
  19. 前記乗場操作装置に対する操作は、前記乗場操作装置を複数回数操作することである請求項1から請求項18のいずれか一項に記載のエレベータ制御装置。
  20. 前記乗場操作装置に対する操作は、前記乗場操作装置を所定時間継続して操作することである請求項1~請求項19のいずれか一項に記載のエレベータ制御装置。
  21. エレベータの乗場に設けられた乗場操作装置と、
    前記乗場操作装置の操作を検知する検知部、前記検知部が前記乗場操作装置の第1操作を検知した場合、前記乗場にかごを移動させて停止させた後に退避階に前記かごを移動させる避難運転を行う制御部、及び前記かごが避難運転中に前記検知部が前記退避階とは別の階の前記乗場操作装置に対する第2操作を検知した場合、前記別の階を前記退避階に設定する退避階設定部、を有するエレベータ制御装置と、備え
    前記乗場操作装置は、第1操作装置及び前記第1操作装置とは別の第2操作装置を有し、前記第1操作は、前記第1操作装置に対する操作を含み、前記第2操作は、前記第2操作装置に対する操作を含むエレベータ。
  22. 前記第1操作装置は、前記かごに対する呼び登録を行う乗場呼び装置とは別の専用スイッチであり、
    前記第2操作装置は、前記乗場呼び装置である請求項21に記載のエレベータ。
  23. エレベータの乗場に設けられた乗場操作装置と、
    前記乗場操作装置の操作を検知する検知部、前記検知部が前記乗場操作装置の第1操作を検知した場合、前記乗場にかごを移動させて停止させた後に退避階に前記かごを移動させる避難運転を行う制御部、及び前記かごが避難運転中に前記検知部が前記退避階とは別の階の前記乗場操作装置に対する第2操作を検知した場合、前記別の階を前記退避階に設定する退避階設定部、を有するエレベータ制御装置と、前記退避階設定部が退避階を変更したときに、当該変更後の退避階の階床に設けられた報知装置に報知させる報知制御部と、を備えたエレベータ。
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