JP6878358B2 - エレベータ制御装置、および、エレベータシステム - Google Patents

エレベータ制御装置、および、エレベータシステム Download PDF

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Description

本発明は、かごの戸開閉を制御するエレベータ制御装置、および、そのエレベータ制御装置を利用したエレベータシステムに関する。
エレベータの戸閉開始までの時間を短縮化する技術として、特許文献1に記載の技術が知られている。例えば、同文献の要約書には、「エレベータ内乗客の有無を検出し、乗客が居ない場合は、即扉閉し他階の乗場呼びに応答」するために、「かご内の乗客を検出する荷重検出器によりかご内乗客の有無を検出し、最終かご呼びに応答したエレベータがかご内乗客の居ないことを検出する。さらに、他階での乗場呼びが有る場合、即扉閉を行なう様に制御する」エレベータ制御装置が開示されている。
特開平5−139670号公報
特許文献1の戸閉制御によれば、かご内に乗客がいない場合は即戸閉することで運転再開までの時間を短縮化できるが、かご内に乗客がいる場合の戸閉制御には言及されていない。すなわち、かご内に乗客がいる場合の運転再開を早める方法は開示されていない。
ここで、エレベータのかごからの降車者の中には、降車時にかご内の戸閉釦を押すことで戸閉開始を早めようとする者もいるが、かごの出入口付近に設置された光電式ドアセンサが乗客の出入りを検出している期間中は、その戸閉釦は無効となっているため、降車者の戸閉釦操作によって戸閉が開始されることはなかった。
従って、特許文献1等の従来技術では、一部乗客の降車後、他の乗客がかご内に残された場合、残された乗客がかご内の戸閉釦を押すか、戸開時間満了を待つかしなければ、戸閉が開始されないため、戸閉釦を操作する乗客が煩わしさを感じたり、エレベータの運用効率を高めるうえでの障害となったりしていた。
そこで、本発明では、かご内に残された利用者が戸閉釦を操作しない場合であっても、降車した利用者が乗り場側に設けた戸閉釦を操作して即戸閉を開始できるようにすることで、かご内の利用者の乗車時間の短縮化を図るとともに、エレベータの運転効率の向上を図ることのできるエレベータ制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のエレベータ制御装置は、降車者を検知する降車者検知装置を設けたかごと、該かごの即戸閉を操作する乗り場戸閉釦を設けた乗り場と、を含むエレベータシステムで用いられるものであって、前記降車者検知装置が降車者を検知した後に、前記乗り場戸閉釦を有効にするものとした。
また、本発明のエレベータシステムは、降車者を検知する降車者検知装置および行先階を登録する行先階釦を設けたかごと、該かごを呼ぶ乗り場呼び釦および該かごの即戸閉を操作する乗り場戸閉釦を設けた乗り場と、前記かごの運転を制御するエレベータ制御装置と、を備え、該エレベータ制御装置は、前記かごが目的階に到着した後に、戸開を開始し、当該目的階への到着が、前記行先階釦からの指示による場合は、前記降車者検知装置が降車者を検知した後に、前記乗り場戸閉釦を有効にし、前記乗り場戸閉釦が操作された場合は、前記降車者検知装置を無効にするとともに、戸閉速度を通常より低速にして、即戸閉を開始するものとした。
本発明のエレベータ制御装置によれば、かご内に残された利用者が戸閉釦を操作しない場合であっても、降車した利用者が乗り場側に設けた戸閉釦を操作して即戸閉を開始できるので、かご内の利用者の乗車時間の短縮化を図るとともに、エレベータの運転効率の向上を図ることができる。
一実施例に係るエレベータシステムの概略図。 一実施例に係るエレベータ制御装置による戸開閉制御のフローチャート。
以下、図面を用いて、本発明の一実施例のエレベータ制御装置を説明する。
図1は、本発明の一実施例に係るエレベータシステムの概略図である。ここに示すように、エレベータシステムは、主に、エレベータ制御装置1と、かご4と、乗り場10で構成され、図示しない巻上機がかご4を連結したロープを巻き上げることで、かご4を所望の乗り場10に移動させるものである。
エレベータ制御装置1は、図示しない機械室等に設けられるものであり、CPU等の演算装置、半導体メモリ等の主記憶装置、ハードディスク等の補助記憶装置、および、通信装置などのハードウェアを備えた計算機である。そして、補助記憶装置に記録されたデータベースを参照しながら、主記憶装置にロードされたプログラムを演算装置が実行することで、後述する戸開閉管理部2等を実現するが、以下では、このような周知技術を適宜省略しながら説明する。
かご4は、図示しない昇降路内を昇降するものであり、かご4の戸開閉を制御する戸開閉制御装置3と、かご4の出入口付近に設置され利用者の出入りを検出する光電式ドアセンサ5(降車者検知装置)と、かご4内の利用者が行先階を登録する行先階釦6および戸開閉を操作する戸開閉釦7を備えている。さらに、図示していないが、戸開閉中の利用者の接触を検出する機械式ドアセンサや、かご4の積載重量を検出する重量センサも備えている。
乗り場10は、建物の各階に設けられ、図1では、乗り場10a、10b、10cの三階分を例示しているが、乗り場数はこの例に限定されない。各々の乗り場10には、後述する乗り場戸閉釦8と、乗り場10からかご4を呼ぶための乗り場呼び釦9が設置されている。
図1に示すように、エレベータ制御装置1は、かご4側の、戸開閉制御装置3、光電式ドアセンサ5、行先階釦6、戸開閉釦7と、有線または無線で相互に接続されているため、エレベータ制御装置1の戸開閉管理部2は、戸開閉制御装置3を介して、かご4の戸開閉を制御したり、光電式ドアセンサ5の検出結果に基づいて、利用者の出入りを把握したり、行先階釦6や戸開閉釦7を介して、かご4内の利用者の要望を把握したりすることができる。なお、光電式ドアセンサ5の検出結果から利用者の降車を検出する際には、エレベータ制御装置1は、重量センサが検出する積載重量の増減を加味して、降車の有無を判断することが望ましい。
また、エレベータ制御装置1は、乗り場10側の、乗り場戸閉釦8、乗り場呼び釦9とも有線または無線で相互に接続されているため、エレベータ制御装置1は、これらの釦を介して、乗り場10にいる利用者の要望を把握することができる。
次に、図2を用いて、本実施例のエレベータ制御装置1によるかご戸制御を示すフローチャートである。以下、各処理を順番に説明する。
エレベータ制御装置1により、エレベータの平常運転が実行され(ステップS1)、かご4が目的階に到着すると、戸開閉制御装置3の制御により、戸開が開始される(ステップS2)。
戸開が開始されると、エレベータ制御装置1内の戸開閉管理部2は、当該目的階への到着がかご4内の行先階釦6からの指示によるものか、各乗り場の乗り場呼び釦9からの指示によるものかを判断する(ステップS3)。かご4側からの指示である場合(すなわち、当該階で降車する利用者がいる場合)は、かご4内の利用者の降車を光電式ドアセンサ5(および、重量センサ)が検知したかを判断する(ステップS4)。そして、利用者の降車を検知できた場合は、かご4が現在停止している乗り場の乗り場戸閉釦8を無効から有効に変更する(ステップS5)。なお、乗り場戸閉釦8が、通常は無効に設定されているのは、かご4が不在の乗り場からの操作によって、即戸閉が開始されるのを防止するためである。
乗り場戸閉釦8が有効になると、降車した利用者等により乗り場戸閉釦8が押されたかを確認し(ステップS6)、乗り場戸閉釦8が押された場合は、光電式ドアセンサ5を無効化する。これにより、光電式ドアセンサ5が降車中の利用者を検出した場合であっても、戸閉が戸開に反転するのを防止できる。なお、このとき、図示しない機械式ドアセンサは有効のままである。これは、利用者が戸に接触した場合は、機械式ドアセンサにより接触を検出し、直ちに戸閉から戸開に反転させるためである。
そして、戸閉め速度を「低速」に変更してから(ステップS8)、即戸閉を開始する(ステップS9)。ここで、乗り場戸閉釦8により即戸閉を開始する場合に戸閉め速度を「低速」に切り替えるのは、乗り場戸閉釦8が押されたことに気づかなかった利用者が降車または乗車する際に、戸閉中のドアに接触するのを抑制するとともに、仮に接触が発生したとしてもそれによる衝撃を抑制するためである。
一方、ステップS3、S4、S6でNoと判断された場合は、戸開閉管理部2に予め設定された所定時間(例えば、15秒)、戸開状態を維持し、その所定時間が満了した後に(ステップS11)、通常の戸閉め速度で戸閉めを開始する(ステップS9)。
戸閉めが完了(ステップS10)すると、ステップS1に戻り、エレベータ制御装置1は平常運転を再開する。なお、平常運転時には、ステップS5、S7、S8での設定がリセットされ、乗り場戸閉釦8が無効、光電式ドアセンサ5が有効、戸閉め速度が通常速度に再設定される。
以上で説明したように、本実施例のエレベータ制御装置によれば、かご内に残された利用者が戸閉釦を操作しない場合であっても、降車した利用者が乗り場側に設けた戸閉釦を操作することで即戸閉が開始されるため、かご内の利用者の乗車時間の短縮化を図るとともに、エレベータの運転効率の向上を図ることができる。
1 エレベータ制御装置、
2 戸開閉管理部、
3 戸開閉制御装置、
4 かご、
5 光電式ドアセンサ、
6 行先階釦、
7 戸開閉釦、
8 戸閉釦、
9 乗り場呼び釦
10 乗り場

Claims (6)

  1. 降車者を検知する降車者検知装置を設けたかごと、
    該かごの即戸閉を操作する乗り場戸閉釦を設けた乗り場と、
    を含むエレベータシステムで用いられるエレベータ制御装置であって、
    該エレベータ制御装置は、前記降車者検知装置が降車者を検知した後に、前記乗り場戸閉釦を有効にすることを特徴とするエレベータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータ制御装置において、
    前記乗り場戸閉釦の操作により即戸閉を開始するときは、戸閉速度を通常速度より低速とすることを特徴とするエレベータ制御装置。
  3. 請求項1に記載のエレベータ制御装置において、
    前記乗り場戸閉釦が操作されたときは、前記降車者検知装置を無効とすることを特徴とするエレベータ制御装置。
  4. 請求項3に記載のエレベータ制御装置において、
    前記かごには機械式ドアセンサを設けており、
    前記乗り場戸閉釦が操作されたときであっても、前記機械式ドアセンサを有効とすることを特徴とするエレベータ制御装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載のエレベータ制御装置において、
    前記降車者検知装置は光電式ドアセンサ、または、光電式ドアセンサと重量センサの組み合わせであることを特徴とするエレベータ制御装置。
  6. 降車者を検知する降車者検知装置および行先階を登録する行先階釦を設けたかごと、
    該かごを呼ぶ乗り場呼び釦および該かごの即戸閉を操作する乗り場戸閉釦を設けた乗り場と、
    前記かごの運転を制御するエレベータ制御装置と、
    を備えた、エレベータシステムであって、
    該エレベータ制御装置は、
    前記かごが目的階に到着した後に、戸開を開始し、
    当該目的階への到着が、前記行先階釦からの指示による場合は、前記降車者検知装置が降車者を検知した後に、前記乗り場戸閉釦を有効にし、
    前記乗り場戸閉釦が操作された場合は、前記降車者検知装置を無効にするとともに、戸閉速度を通常より低速にして、即戸閉を開始することを特徴とするエレベータシステム。
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