JP5550334B2 - エレベータシステムおよびその制御方法 - Google Patents
エレベータシステムおよびその制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5550334B2 JP5550334B2 JP2009299169A JP2009299169A JP5550334B2 JP 5550334 B2 JP5550334 B2 JP 5550334B2 JP 2009299169 A JP2009299169 A JP 2009299169A JP 2009299169 A JP2009299169 A JP 2009299169A JP 5550334 B2 JP5550334 B2 JP 5550334B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- landing
- car
- elevator
- human sensor
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
本発明の第1の実施形態を図1ないし図6を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態によるエレベータシステムの機能構成全体を表す図である。尚、この図は、本実施形態に関連する機能要素と、それらの関連を示すものであって、構成要素の物理的配置あるいは物理的構成を表すものではない。図1に示すように、エレベータシステムには、エレベータの乗り場の乗り場ドア102a、102bおよび102cと、それぞれの乗り場ドアの近傍に、エレベータを呼び出すための乗り場呼びボタン104a、104bおよび104cが備えられている。乗り場呼びボタン104a、104bおよび104cは、乗り場呼び信号伝送チャネル108を介して、エレベータの運転を制御する制御部106に接続されている。制御部106は、乗り場呼びボタン104a、104bまたは104cが押下された乗り場を検出し、検出した乗り場に、エレベータのかご110を走行させるように制御する。また、制御部106には、火災検知信号伝送チャネル114を介して、エレベータシステムが設置された建物の適切な場所に設けられ、火災の発生を検出する火災検知器112が接続されている。制御部106は、火災検知器112からの火災発生信号を受け取った場合には、エレベータを平常運転から避難運転に切り替える。さらに、エレベータの各乗り場には、かご110への搭乗を待っている人(以下、本明細書において「乗客」ということがある。)の存否を検出する人感センサ116を設けられている。人感センサには、反射型光センサ、反射型超音波センサ、焦電型赤外線センサ等の種類があるが、焦電型赤外センサは遠赤外光(熱)を感知するセンサであるため、本発明が実施される火災時に人間を正しく感知するためには、困難が伴うであろう。人感センサ116は、人感センサデータ伝送チャネル118を介して、制御部106に接続され、乗り場呼びボタンが押下された乗り場でかごへの搭乗を待っている人の存否信号を制御部106に伝達する。エレベータの機械室には、かご110を走行させる巻上機120が設けられている。巻上機120は、巻上機制御信号チャネル122を介して、制御部106によってその動作を制御される。また、巻上機120は、かご位置データ伝送チャネル124を介して、巻上機120によって検出したかご位置データを制御部106に伝達する。かご110には、かご行き先階指定ボタン(かご呼びボタン)126が設けられている。かご行き先階指定ボタン126は、かご行き先階指定信号伝送チャネル128を介して、制御部106と接続されている。制御部106はかご行き先階指定ボタン126が押下されたかご呼び登録に該当する乗り場を検出し、エレベータのかご110をかご行き先階指定ボタン126が押下されたかご呼び登録に応答するように制御する。
次に、本発明の第2の実施形態について、適宜、図面を参照しながら説明する。図7に本発明の第1の実施形態によるエレベータシステムの機能構成全体を表す図を示す。尚、この図も、本実施形態に関連する機能要素と、それらの関連を示すものであって、構成要素の物理的配置あるいは物理的構成を表すものではない。また、図7には既に図1に示した機能構成要素も示しているが、これらの機能構成要素については図7において同一の参照符号を付しており、説明を省略する。図7に示すように、第2の実施形態の機能構成は、ほぼ第1の実施形態の機能構成と同一であるが、エレベータの乗り場毎に乗り場アナウンス装置702a、702bおよび702cが付加されている。これらの乗り場アナウンス装置702a、702bおよび702cはアナウンスデータ伝送チャネル704を介して、制御部706と接続されている。制御部706は、第1の実施形態における制御部106の機能に加え、乗り場アナウンス装置702a、702bまたは702cに音声データを伝達する機能を実行する。
次に、本発明の第3の実施形態について、適宜、図面を参照しながら説明する。図12に、本発明の第3の実施形態によるエレベータシステムの機能構成全体を表す図を示す。尚、この図も、本実施形態に関連する機能要素と、それらの関連を示すものであって、構成要素の物理的配置あるいは物理的構成を表すものではない。また、図12には既に図1に示した機能構成要素も示しているが、これらの機能構成要素については、図12において同一の参照符号を付しており、説明を省略する。図12に示すように、第3の実施形態の機能構成は、ほぼ第1の実施形態の機能構成と同一であるが、エレベータの乗り場毎に乗り場表示装置1202a、1202bおよび1202cが付加されている。これらの乗り場表示装置1202a、1202bおよび1202cは、表示データ伝送チャネル1204を介して、制御部1206と接続されている。制御部1206は、第1の実施形態における制御部106の機能に加え、乗り場表示装置1202a、1202bまたは1202cに表示データを伝達する機能を実行する。
106、706、1206・・・制御部、 110・・・かご、
112・・・火災検知器、 116・・・人感センサ、 120・・・巻上機、
126・・・かご行き先階指定ボタン、 202・・・運転モード切替制御部、
204・・・呼び登録制御部、 206・・・運行制御部、
208・・・人感センサ制御部、 210・・・かご位置検出制御部、
702a、702b、702c・・・乗り場アナウンス装置、
802・・・乗り場アナウンス制御部、 804・・・アナウンスデータ記憶部、
1202・・・乗り場表示装置、 1302・・・乗り場表示制御部、
1304・・・表示データ記憶部
Claims (8)
- 建物に設置されたエレベータのかごを走行させる昇降手段と、
前記エレベータの着床階の乗り場のそれぞれに設けられ、前記かごを呼び出すための乗り場呼びボタンと、
前記エレベータのかごの位置を検出するかご位置検出手段と、
前記エレベータの着床階の乗り場のそれぞれに設けられ、その乗り場に居る人の存否を検出する人感センサと、
前記乗り場毎に設けられた乗り場アナウンス手段と、
前記昇降手段を制御する機能と、前記乗り場呼びボタンから受信する信号に基づいて乗り場呼び登録を行う機能と、前記かご位置検出手段から受信する前記かごの位置データと前記乗り場呼び登録された乗り場の位置に基づいて前記乗り場呼び登録された乗り場に着床する減速タイミングから遡った所定の時間に対応する所定の昇降距離範囲を算出する機能と、前記人感センサから受信する信号に基づいて当該人感センサが設けられた乗り場に人が居るか否かを判断する機能と、前記建物に設けられた火災検知手段から火災発生信号を受信したときに前記エレベータを平常運転から避難運転に切り替える機能とを有する制御手段とを備え、
避難運転時において、前記制御手段は、前記建物の避難階への走行方向と一致する走行方向の乗り場呼び登録の存在、かご位置が前記昇降距離範囲に入ったこと、及び前記一致する走行方向の乗り場呼び登録に対応する乗り場に人が居ないと判断したことにより前記一致する走行方向の乗り場呼び登録を取り消し、前記乗り場アナウンス手段にこの乗り場で待つ人を前記人感センサの感知エリアに誘導する音声アナウンスを放送させることを特徴とするエレベータシステム。 - 前記制御手段は、前記人感センサが起動中に、この人感センサが設けられている乗り場に人が居ると判断したときに、前記人感センサが人を感知した旨を前記乗り場アナウンス手段に放送させることを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
- 前記エレベータシステムは、前記エレベータの着床階の乗り場のそれぞれに設けられた乗り場表示手段を、さらに、備え、
前記制御手段は、前記人感センサが起動中に、この人感センサが設けられている乗り場に、前記かごへの搭乗を待っている人を前記人感センサの感知エリアに誘導するメッセージを前記乗り場表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。 - 前記制御手段は、前記人感センサが設けられている乗り場に人が居ると判断したときに、前記人感センサが人を感知した旨を前記乗り場表示手段に表示させることを特徴とする請求項3に記載のエレベータシステム。
- 建物に設置されたエレベータのかごを走行させる昇降装置と、前記エレベータの着床階の乗り場のそれぞれに設けられ前記かごを呼び出すための乗り場呼びボタンと、前記エレベータのかごの位置を検出するかご位置検出部と、前記エレベータの着床階の乗り場のそれぞれに設けられ、その乗り場に居る人の存否を検出する人感センサと、前記昇降装置を制御し、前記乗り場呼びボタンから受信する信号に基づいて乗り場呼び登録を行い、前記かご位置検出部から受信する前記かごの位置データと前記乗り場呼び登録された乗り場の位置に基づいて前記乗り場呼び登録された乗り場に着床する減速タイミングから遡った所定の時間に対応する所定の昇降距離範囲を算出し、前記人感センサから受信する信号に基づいて当該人感センサが設けられた乗り場に人が居るか否かを判断し、前記建物に設けられた火災検知手段から火災発生信号を受信したときに前記エレベータを平常運転から避難運転に切り替える機能とを有する制御部とを備えるエレベータシステムを制御する方法であって、
避難運転時において、
前記建物の避難階への走行方向と一致する走行方向の乗り場呼び登録が存在し、かご位置が前記昇降距離範囲に入ったかどうかを判断するステップと、
前記一致する走行方向の乗り場呼び登録に対応する乗り場に人が居ないと前記制御部によって判断されたことにより前記一致する走行方向の乗り場呼び登録を取り消すステップと
前記乗り場毎に設けられた乗り場アナウンス手段がこの乗り場で待つ人を前記人感センサの感知エリアに誘導する音声アナウンスを放送するステップとを
を含むこと特徴とするエレベータシステムを制御する方法。 - 前記人感センサが起動中に、この人感センサが設けられている乗り場に人が居ると前記制御部に判断されたときに、前記人感センサが人を感知した旨を前記乗り場アナウンス装置によって放送するステップを、さらに、含むことを特徴とする請求項5に記載のエレベータシステムを制御する方法。
- 前記人感センサが起動中に、この人感センサが設けられている乗り場に、前記かごへの搭乗を待っている人を前記人感センサの感知エリアに誘導するメッセージを乗り場表示装置によって表示するステップを、さらに、含むことを特徴とする請求項5に記載のエレベータシステムを制御する方法。
- 前記人感センサが起動中に、この人感センサが設けられている乗り場に人が居ると前記制御部によって判断されたときに、前記人感センサが人を感知した旨のメッセージを前記乗り場表示装置によって表示するステップを、さらに、含むことを特徴とする請求項7に記載のエレベータシステムを制御する方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009299169A JP5550334B2 (ja) | 2009-12-29 | 2009-12-29 | エレベータシステムおよびその制御方法 |
CN201010615570.3A CN102107804B (zh) | 2009-12-29 | 2010-12-20 | 电梯系统及其控制方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009299169A JP5550334B2 (ja) | 2009-12-29 | 2009-12-29 | エレベータシステムおよびその制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011136824A JP2011136824A (ja) | 2011-07-14 |
JP5550334B2 true JP5550334B2 (ja) | 2014-07-16 |
Family
ID=44172104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009299169A Expired - Fee Related JP5550334B2 (ja) | 2009-12-29 | 2009-12-29 | エレベータシステムおよびその制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5550334B2 (ja) |
CN (1) | CN102107804B (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102774715A (zh) * | 2012-07-22 | 2012-11-14 | 宁波市镇海怡福莱文化创意有限公司 | 一种电梯测等方法 |
JP6210164B2 (ja) * | 2014-09-24 | 2017-10-11 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
CN109890734B (zh) * | 2016-11-02 | 2021-07-20 | 三菱电机株式会社 | 电梯系统 |
US11993483B2 (en) | 2018-04-19 | 2024-05-28 | Otis Elevator Company | E-call registration for elevator |
CN110950205B (zh) * | 2019-12-10 | 2022-03-29 | 北京云迹科技股份有限公司 | 一种电梯运行状态判定方法及装置 |
CN112079214B (zh) * | 2020-09-01 | 2022-09-06 | 日立楼宇技术(广州)有限公司 | 一种电梯候梯管理系统及其控制方法 |
JP7135061B2 (ja) * | 2020-12-18 | 2022-09-12 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ制御装置 |
CN113743211B (zh) * | 2021-08-02 | 2023-10-31 | 日立楼宇技术(广州)有限公司 | 一种扶梯视频监控系统、方法、装置及存储介质 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS521840A (en) * | 1975-06-23 | 1977-01-08 | Hitachi Ltd | Elevator control system |
JPS6413387A (en) * | 1987-07-08 | 1989-01-18 | Toshiba Corp | Driving device at time of fire of group control elevator |
JP2000044136A (ja) * | 1998-07-23 | 2000-02-15 | Otis Elevator Co | エレベーター |
JP2006256723A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ装置 |
JP5308662B2 (ja) * | 2005-09-05 | 2013-10-09 | 三菱電機株式会社 | 群管理エレベーターの火災時避難運転装置 |
JP5025933B2 (ja) * | 2005-09-27 | 2012-09-12 | 三菱電機株式会社 | エレベータ制御装置及びエレベータの運転方法 |
JP5284102B2 (ja) * | 2006-10-25 | 2013-09-11 | 三菱電機株式会社 | エレベータシステム |
JP2008195468A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Toshiba Corp | エレベータシステムおよびエレベータ制御方法 |
-
2009
- 2009-12-29 JP JP2009299169A patent/JP5550334B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2010
- 2010-12-20 CN CN201010615570.3A patent/CN102107804B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN102107804B (zh) | 2014-01-22 |
CN102107804A (zh) | 2011-06-29 |
JP2011136824A (ja) | 2011-07-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5550334B2 (ja) | エレベータシステムおよびその制御方法 | |
US11097924B2 (en) | Hand detection for elevator operation | |
CN111032552A (zh) | 具有移动式机器人的电梯系统 | |
JP2013154978A (ja) | 災害発生時に乗場情報を乗りかご内に伝達するエレベータシステムおよび方法 | |
JP5996725B1 (ja) | エレベータ用操作盤 | |
KR20110054002A (ko) | 엘리베이터의 행선층 등록 장치 | |
JP2013039991A (ja) | エレベータシステムおよびその乗場呼び登録制御方法 | |
JP5709331B2 (ja) | エレベータ用案内システム | |
CN101293608A (zh) | 电梯设备 | |
JP5730060B2 (ja) | エレベータの避難運転システム | |
JP5804958B2 (ja) | 避難弱者優先救出機能付きエレベータ | |
JP2016016976A (ja) | エレベーターシステム | |
CN114988239B (zh) | 电梯 | |
JP2014136624A (ja) | エレベーター運転制御システム | |
JP2008184301A (ja) | エレベータ制御システム | |
JP6089909B2 (ja) | 車椅子専用エレベータ | |
JP2003073046A (ja) | エレベータ制御装置 | |
JP6141101B2 (ja) | エレベーター制御装置およびエレベーター制御方法 | |
CN109132740B (zh) | 电梯装置及其控制方法 | |
JP2011068426A (ja) | 群管理エレベータ | |
JP2012197126A (ja) | エレベーターの呼び登録装置 | |
JP2011116529A (ja) | エレベータシステム | |
JP2007308220A (ja) | エレベータ | |
JP2013023370A (ja) | エレベータシステム | |
WO2019064371A1 (ja) | エレベーターの乗場行先階入力装置、エレベーターの制御システムおよびエレベーターシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120510 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130812 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130827 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131025 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140422 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140520 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5550334 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |