JPH07179277A - エレベーターの運転装置 - Google Patents

エレベーターの運転装置

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JPH07179277A
JPH07179277A JP5327691A JP32769193A JPH07179277A JP H07179277 A JPH07179277 A JP H07179277A JP 5327691 A JP5327691 A JP 5327691A JP 32769193 A JP32769193 A JP 32769193A JP H07179277 A JPH07179277 A JP H07179277A
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car
floor
speed
maximum speed
door
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JP5327691A
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Masaya Kunitachi
政也 国立
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベーターの最高速度低下指令が出力され
たとき、これに早急に対応できるようにする。 【構成】 省エネルギー運転、強風時の管制運転、風音
・騒音防止対策運転時等に、最高速度低下指令発生装置
(8)は最高速度低下指令を出力する。この指令は群管理
装置(1)から各台管理装置(2)〜(4)に伝送される。これ
で、例えばかご(6A)は直ちに最寄り階に停止し、最寄り
階の状態によって戸開するか戸閉を保持するか判断す
る。その後、停止予定階まで最高速度低下走行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベーターを運
転、特に最高速度よりも低い速度で運転する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のエレベーターの運転装置を
示す運行状況説明図である。図において、(6A)〜(6C)は
A号機〜C号機のエレベーターのかご、〇は各かご(6A)
〜(6C)がかご室内の行先ボタンにより登録されたかご呼
びであり、かご(6A)は31階及び34階の、かご(6B)は
2階の、かご(6C)は2階、31階及び32階のかご呼び
を有している。また、4階〜30階はかごが停止しない
非停止階である。
【0003】例えば、1階に上昇方向で停止したかご(6
A)は、31階のかご呼びを有しているため、31階を停
止予定階(以下目的階という)として走行することにな
る。このとき、かご(6A)は加速走行を経て最高速度に達
すると、以後最高速度で走行し、31階の手前で減速走
行に移行して停止・着床する。一方、エレベーターで
は、省エネルギー運転、強風時の管制運転、風音、騒音
防止対策運転時には、最高速度を低下させる最高速度低
下指令が出力されるようになっている。
【0004】さて、かご(6A)が走行中に、上記最高速度
低下指令が出力されても、すぐに最高速度が制御される
ことはなく、かご(6A)が停止して次の走行時に制御され
るようになっている。したがって、かご(6A)は1階から
31階まで最高速度で走行し、31階に停止後、最高速
度を低下した速度で走行を継続することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの運転装置では、最高速度の制御は、かごの
走行距離に関係なく、次の目的階に到着するまで実行さ
れないため、最高速度低下指令がどのような状況下で出
力されても、早急に対応が取れず、エレベーターの安全
上不安が残ることは避けられないという問題点がある。
【0006】この発明は上記問題点を解消するになされ
たもので、最高速度の制御に指令入力後早急に対応で
き、かつ利用客に不安感を与えることなく実施できるよ
うにしたエレベーターの運転装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るエレベーターの運転装置は、かごの走行中、最高速
度低下指令が入力されるとかごを停止可能な最寄り階に
停止させる最寄り階停止手段と、かごが最寄り階に停止
しても戸閉を保持する戸開閉制御手段と、この戸開閉制
御手段の動作後かごをその最高速度よりも低い速度で継
続して平常運転させる最高速度低下走行手段とを備えた
ものである。
【0008】また、第2の発明に係るエレベーターの運
転装置は、第1の発明の戸開閉制御手段及び最高速度低
下走行手段を設け、かごの走行中、最高速度低下指令が
入力されたとき、停止予定階までにかごの速度が特定速
度以上になるか判断する運転速度演算手段と、この運転
速度演算手段によりかごの速度が特定速度以上になると
判断されると、かごを停止可能な最寄り階に停止させる
最寄り階停止手段と、かごの速度が特定速度以上になら
ないと判断されるとかごを停止予定階へ走行させる走行
継続手段とを備えたものである。
【0009】また、第3の発明に係るエレベーターの運
転装置は、第1又は第2の発明のものにおいて、戸開閉
制御手段を、最寄り階停止手段によりかごが最寄り階に
停止したとき、この最寄り階の状態によりかごの戸を開
くか又は戸閉を保持するように構成したものである。
【0010】また、第4の発明に係るエレベーターの運
転装置は、第3の発明のものにおいて、最寄り階に他の
かごが就役する乗場呼びが登録されている場合は、戸を
開くようにしたものである。
【0011】また、第5の発明に係るエレベーターの運
転装置は、第3の発明のものにおいて、最寄り階が不停
止階である場合は戸閉を保持するようにしたものであ
る。
【0012】また、第6の発明に係るエレベーターの運
転装置は、第3の発明のものにおいて、最寄り階が急行
区間内の地震時緊急帰着階である場合は戸閉を保持する
ようにしたものである。
【0013】また、第7の発明に係るエレベーターの運
転装置は、第1〜図6の発明のいずれかのものにおい
て、かごが停止予定階に停止したとき次の停止予定階を
検出する再走行検出手段と、この再走行検出手段が動作
するとかごをその最高速度よりも低い速度で走行させる
運転継続手段とを設けたものである。
【0014】
【作用】この発明の第1の発明においては、かごの走行
中最高速度低下指令が入力されると、かごを最寄り階に
停止させて戸閉を保持し、その後かごをその最高速度よ
りも低い速度で継続して平常運転させるようにしたた
め、かごの最高速度は早期に低下速度に制御される。
【0015】また、第2の発明においては、かごの走行
中最高速度低下指令が入力されたとき、停止予定階まで
にかごの速度が特定速度以上になると判断されると、か
ごの最寄り階に停止させて戸閉を保持し、その後かごを
その最高速度よりも低い速度で継続して平常運転させ、
かごの速度が特定速度以上にならないと判断されると、
かごを停止予定階へ走行させるようにしたため、かごを
即時停止させて最高速度を低下させるか、停止予定階ま
で走行させてから低下させるかが判断される。
【0016】また、第3の発明においては、かごが最寄
り階に停止したとき、この最寄り階の状態により戸を開
くか、又は戸閉を保持するようにし、第4の発明におい
ては、この最寄り階に他のかごが就役する乗場呼びが登
録されている場合は戸を開き、第5の発明においては、
最寄り階が不停止階である場合は戸閉を保持し、第6の
発明においては、最寄り階が急行区間内の地震時緊急帰
着階である場合は戸閉を保持するようにしたため、最寄
り階停止時戸の開閉について判断される。
【0017】また、第7の発明においては、かごが最高
速度低下走行して停止予定階に停止したとき、次の停止
予定階を検出し、かごをその最高速度よりも低い速度で
走行させるようにしたため、最高速度低下運転が継続さ
れる。
【0018】
【実施例】
実施例1.図1及び図2はこの発明の第1、第3〜第7
の発明の一実施例を示す図で、図1は全体構成図、図2
は動作フローチャートである。なお、図4はこの実施例
にも共用する。
【0019】図1において、(1)はコンピュータで構成
された群管理装置で、CPU(1A)、ROM(1B)、RAM
(1C)及びインタフェース(1D)(1E)を有している。(2)〜
(4)はコンピュータで構成されA号機〜C号機の3台の
エレベーターをそれぞれ管理する各台管理装置で、それ
ぞれCPU(2A)〜(4A)、ROM(2B)〜(4B)、RAM(2
C)〜(4C)及びインタフェース(2D)〜(4D)を有して
いる。(5A)〜(5C)はそれぞれ台管理装置(2)〜(4)によっ
て制御される駆動装置である。
【0020】(6A)〜(6C)はそれぞれ駆動装置(5A)〜(5C)
によって駆動されるエレベーターのかご、(7A)〜(7C)は
それぞれ各台管理装置(2)〜(4)を群管理装置(1)のイン
タフェース(1E)に接続する信号線、(8)は省エネルギー
運転、強風時の管制運転、風音・騒音対策運転時等に、
タイマ接点、スイッチ接点及び感知器接点(いずれも図
示しない)により最高速度低下指令を出力する最高速度
低下指令発生装置で、信号線(9)により群管理装置(1)の
インタフェース(1D)に接続されている。
【0021】次に、この実施例の動作を図2を参照して
説明する。なお、このフローチャートのプログラムは各
台管理装置(2)〜(4)のROM(2B)〜(4B)に格納されてい
る。まず、ステップS1で最高速度低下指令が入力され
たかを判断する。最高速度低下指令は、信号線(9)から
群管理装置(1)のインタフェース(1D)、CPU(1A)、及
びインタフェース(1E)を介して、信号線(7A)〜(7C)から
台管理装置(2)〜(4)のインタフェース(2D)〜(4D)に同時
期に入力され、CPU(2A)〜(4A)で演算される。
【0022】ステップS1で最高速度低下指令が入力さ
れない場合は、通常の最高速度で平常運転を継続する。
最高速度低下指令が入力された場合はステップS2(最
寄り階停止手段)へ進み、かご(6A)〜(6C)が走行中であ
れば、停止可能な最寄り階に直ちにかご(6A)〜(6C)を停
止させるように、駆動装置(5A)〜(5C)へ指令を送出す
る。例えば、図4で、1階から上昇方向へ走行しようと
しているかご(6A)の停止可能な最寄り階は2階となる。
【0023】このように最高速度低下指令が入力される
と、かご(6A)は目的階の31階に直接走行する前に、い
ったん最寄り階の2階に停止することとなる。かご(6A)
が2階に停止すると、ステップS3〜S6が実行され
る。すなわち、ステップS3では2階で戸を開かず、戸
閉を保持したままかご(6A)は目的階の31階に向けて最
高速度低下走行により出発する。また、ステップS4で
は2階が急行区間内の地震時緊急帰着階であれば、戸閉
を保持したまま、31階に向けて最高速度低下走行によ
り出発する。
【0024】また、ステップS5では、2階に他号機の
かご(6A)(6C)が就役する乗場呼びが登録されていれば戸
を開いた後戸閉し、31階に向けて最高速度低下走行に
より出発する。また、ステップS6では2階がエレベー
ターサービス可能な階であれば戸を開いた後戸閉し、サ
ービス不能な不停止階であれば戸閉を保持したまま、そ
れぞれ31階に向けて最高速度低下走行により出発す
る。そして、ステップS7でかご(6A)内の最高速度低下
運転中を知らせる表示灯(図示しない)を点灯する。
【0025】このように、ステップS3〜S6は戸開閉
制御手段及び最高速度低下走行手段を構成し、かご(6A)
が最寄り階に停止するとき、戸開するか戸閉のまま停止
するかを最寄り階の状態に応じて判断し、更にステップ
S7では乗客に不安感を与えないように運転表示をする
ようにしている。
【0026】ステップS8で目的階に到着すると、ステ
ップS9(再走行検出手段)で新たな目的階が乗場呼び
ボタン又はかご呼びボタンによって登録されているかを
判断する。例えば、図4に示すように、かご(6A)は新た
なかご呼び登録によって34階の目的階が生じたとする
と、ステップS10(運転継続手段)へ進み、かご(6A)
は新たな目的階34階に向けて最高速度低下走行する。
このとき、ステップS11で最高速度低下指令が解除さ
れたかを判断し、解除されていなければステップS8へ
戻り、ステップS9〜S11を繰り返し、最高速度低下
運転を継続する。
【0027】また、最高速度低下指令が解除されると、
ステップS12へ進み、ステップS2と同様に停止可能
な最寄り階32階に戸閉停止し、ステップS13でステ
ップS7で点灯した最高速度低下運転灯を消灯し、通常
の最高速度による平常運転に復帰する。
【0028】次に、ステップS9で乗場呼び又はかご呼
びが登録されていないと判断された場合、例えば最高速
度低下指令によって、かご(6B)が33階から最寄り階3
2階に停止し、最高速度低下走行で下降方向へ走行し、
目的階2階に到着したとする。この時点では新たな目的
階は生じていないと判断され、ステップS14へ進み最
高速度低下指令が解除されたかを判断する。解除されて
いなければステップS9へ戻り、解除されるのを待つ。
【0029】なお、最高速度低下指令が解除される前
に、新たな目的階が登録された場合は、かご(6A)と同様
にステップS10へ進むことになる。また、ステップS
14で新たな目的階が登録される前に、最高速度低下解
除指令が入力されれば、ステップS13へ進み、現在停
止している階から通常の最高速度による平常運転に復帰
することとなる。
【0030】実施例2.図3はこの発明の第2の発明の
一実施例を示す動作フローチャートであり、図2と同一
符号は同一部分を示す。なお、図1及び図4は実施例2
にも共用する。図3は図2にステップS21〜S24を
追加したものである。
【0031】次に、実施例2の動作を説明する。今、か
ご(6C)は32階を目的階とし、34階から下降方向へ走
行しているとする。このとき、かご(6C)の運転速度は3
階床分しか走行しないため、最高速度には達しない。こ
のような場合、かご(6C)に対し最高速度低下指令を発す
ることは意味がない。ステップS21は上記のような条
件を判断する運転速度演算手段であり、特定速度(最高
速度の出ない運転の場合の最大速度)以上になるのに必
要な走行距離が、目的階までの間にあるかを判断する。
【0032】図4のかご(6A)(6B)は目的階までに特定速
度に以上になるのに必要な走行距離を有しているため、
ステップS21からステップS2へ進む。かご(6C)は3
2階までの走行距離が短く、特定速度に達し得ないと判
断されると、ステップS22(走行継続手段)へ進み、
目的階32階まで直接平常に走行する。そして、ステッ
プS23で32階に到着して戸開したとき、新たな目的
階があるかを判断し、新たな目的階がある場合はステッ
プS21へ戻り、最高速度を低下させるため最寄り階に
停止させる必要があるかを判断する。
【0033】新たな目的階がない場合はステップS24
へ進み、新たな目的階が乗場呼び又はかご呼び登録ボタ
ンによって登録されているかを判断する。登録されてい
なければ登録されるのを待ち、登録されればステップS
21へ戻る。
【0034】かご(6C)の場合、次の目的階は31階であ
るため、ステップS21からステップS22へ進み平常
走行する。そして、ステップS23、S24を再度演算
し、ステップS21へ戻ったかご(6C)は、次の目的階を
2階に持つため、初めて特定速度に達し得ると判断さ
れ、かご(6A)(6B)と同様に最高速度低下運転でエレベー
ターサービスを継続することになる。
【0035】このように、かご(6A)〜(6C)を即時停止さ
せて最高速度を低下させるか、停止予定階まで走行させ
てから低下させるかを判断し、最高速度の低下のため一
律に最寄り階停止をするむだをなくすようにしている。
【0036】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の第1の
発明では、かごの走行中最高速度低下指令が入力される
と、かごを最寄り階に停止させて戸閉を保持し、その後
かごをその最高速度よりも低い速度で継続して平常運転
させるようにしたので、かごの最高速度は早期に低下速
度に制御され、強風時の管制運転など緊急を要する最高
速度低下指令時に、安全に、早くかつ確実に対応できる
効果がある。
【0037】また、第2の発明では、かごの走行中最高
速度低下指令が入力されたとき、停止予定階までにかご
の速度が特定速度以上になると判断されると、かごを最
寄り階に停止させて戸閉を保持し、その後かごをその最
高速度よりも低い速度で継続して平常運転させ、かごの
速度が特定速度以上にならないと判断されると、かごを
停止予定階へ走行させるようにしたものである。
【0038】これにより、かごを即時停止させて最高速
度を低下させるか、停止予定階まで走行させてから低下
させるかが判断され、最高速度の低下のため一律に最寄
り階停止をするむだをなくし、エレベーターの利用客に
対して不安感を与えることなく、走行位置及び停止予定
階に応じて適宜速度制御できる効果がある。
【0039】また、第3の発明では、かごが最寄り階に
停止したとき、この最寄り階の状態により戸を開くか、
又は戸閉を保持するようにし、第4の発明では、この最
寄り階に他のかごが就役する乗場呼びが登録されている
場合は戸を開き、第5の発明では、最寄り階が不停止階
である場合、第6の発明では、最寄り階が急行区間内の
地震時緊急帰着階である場合は、それぞれ戸閉を保持す
るようにしたものである。
【0040】これにより、最寄り階停止時戸の開閉につ
いて判断され、利用者にエレベーター運転に対する不信
感を与えないようにすることができる効果がある。
【0041】また、第7の発明では、かごが最高速度低
下走行して停止予定階に停止したとき、次の停止予定階
を検出し、かごをその最高速度よりも低い速度で走行さ
せるようにしたので、最高速度よりも低い速度での平常
運転を継続させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す全体構成図。
【図2】この発明の実施例1を示す動作フローチャー
ト。
【図3】この発明の実施例2を示す動作フローチャー
ト。
【図4】この発明及び従来のエレベーターの運転装置を
示す運転状況説明図。
【符号の説明】
1 群管理装置 2〜4 各台管理装置 6A〜6C かご 8 速度低下指令発生装置
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、第7の発明に係るエレベーターの運
転装置は、第1〜6の発明のいずれかのものにおい
て、かごが停止予定階に停止したとき次の停止予定階を
検出する再走行検出手段と、この再走行検出手段が動作
するとかごをその最高速度よりも低い速度で走行させる
運転継続手段とを設けたものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】また、第2の発明においては、かごの走行
中最高速度低下指令が入力されたとき、停止予定階まで
にかごの速度が特定速度以上になると判断されると、か
最寄り階に停止させて戸閉を保持し、その後かごを
その最高速度よりも低い速度で継続して平常運転させ、
かごの速度が特定速度以上にならないと判断されると、
かごを停止予定階へ走行させるようにしたため、かごを
即時停止させて最高速度を低下させるか、停止予定階ま
で走行させてから低下させるかが判断される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】また、ステップS5では、2階に他号機の
かご(6B)(6C)が就役する乗場呼びが登録されていれば戸
を開いた後戸閉し、31階に向けて最高速度低下走行に
より出発する。また、ステップS6では2階がエレベー
ターサービス可能な階であれば戸を開いた後戸閉し、サ
ービス不能な不停止階であれば戸閉を保持したまま、そ
れぞれ31階に向けて最高速度低下走行により出発す
る。そして、ステップS7でかご(6A)内の最高速度低下
運転中を知らせる表示灯(図示しない)を点灯する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】図4のかご(6A)(6B)は目的階までに特定速
度以上になるのに必要な走行距離を有しているため、ス
テップS21からステップS2へ進む。かご(6C)は32
階までの走行距離が短く、特定速度に達し得ないと判断
されると、ステップS22(走行継続手段)へ進み、目
的階32階まで直接平常に走行する。そして、ステップ
S23で32階に到着して戸開したとき、新たな目的階
があるかを判断し、新たな目的階がある場合はステップ
S21へ戻り、最高速度を低下させるため最寄り階に停
止させる必要があるかを判断する。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごの走行速度を制御して運転し、停止
    予定階に停止させるエレベーターにおいて、上記かごの
    走行中最高速度低下指令が入力されると上記かごを停止
    可能な最寄り階に停止させる最寄り階停止手段と、上記
    かごが上記最寄り階に停止しても戸閉を保持する戸開閉
    制御手段と、この戸開閉制御手段の動作後上記かごをそ
    の最高速度よりも低い速度で継続して平常運転させる最
    高速度低下走行手段とを備えたことを特徴とするエレベ
    ーターの運転装置。
  2. 【請求項2】 かごの走行速度を制御して運転し、停止
    予定階に停止させるエレベーターにおいて、上記かごの
    走行中最高速度低下指令が入力されたとき停止予定階ま
    でに上記かごの速度が特定速度以上になるかを判断する
    運転速度演算手段と、この運転速度演算手段により上記
    かごの速度が上記特定速度以上になると判断されると上
    記かごを停止可能な最寄り階に停止させる最寄り階停止
    手段と、上記かごが上記最寄り階に停止しても戸閉を保
    持する戸開閉制御手段と、この戸開閉制御手段の動作後
    上記かごをその最高速度よりも低い速度で継続して平常
    運転させる最高速度低下走行手段と、上記運転速度演算
    手段により上記かごの速度が上記特定速度以上にならな
    いと判断されると上記かごを上記停止予定階へ走行させ
    る走行継続手段とを備えたことを特徴とするエレベータ
    ーの運転装置。
  3. 【請求項3】 戸開閉制御手段を、最寄り階停止手段に
    よりかごが最寄り階に停止したとき、この最寄り階の状
    態により上記かごの戸を開くか又は戸閉を保持するよう
    に構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    のエレベーターの運転装置。
  4. 【請求項4】 最寄り階に他のかごが就役する乗場呼び
    が登録されている場合は戸を開くものとしたことを特徴
    とする請求項3記載のエレベーターの運転装置。
  5. 【請求項5】 最寄り階が不停止階である場合は戸閉を
    保持するものとしたことを特徴とする請求項3記載のエ
    レベーターの運転装置。
  6. 【請求項6】 最寄り階が急行区間内の地震時緊急帰着
    階である場合は戸閉を保持するものとしたことを特徴と
    する請求項3記載のエレベーターの運転装置。
  7. 【請求項7】 かごが停止予定階に停止したとき、次の
    停止予定階を検出する再走行検出手段と、この再走行検
    出手段が動作すると上記かごをその最高速度よりも低い
    速度で走行させる運転継続手段とを設けたことを特徴と
    する請求項1〜請求項6のいずれかに記載のエレベータ
    ーの運転装置。
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JP2008273707A (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータの地震時自動復旧装置
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