JP3376216B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3376216B2
JP3376216B2 JP18558096A JP18558096A JP3376216B2 JP 3376216 B2 JP3376216 B2 JP 3376216B2 JP 18558096 A JP18558096 A JP 18558096A JP 18558096 A JP18558096 A JP 18558096A JP 3376216 B2 JP3376216 B2 JP 3376216B2
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    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
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    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
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    • B41J2/17506Refilling of the cartridge
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    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/02Framework

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録手段により被記録
材に画像を記録する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンター、複写機、ファクシミリ等の
機能を有する画像形成装置、あるいはコンピューターや
ワードプロセッサ等を含む複合機やワークステーション
の出力機器として用いられる画像形成装置は、画像情報
に基づいて用紙やプラスチック薄板(OHP用シートな
ど)等の被記録材(記録媒体)に画像(文字や記号など
も含む)を形成(記録)していくように構成されてい
る。前記画像形成装置の記録方式は、例えば、電子写真
方式、インクジェット方式、ワイヤドット方式、感熱方
式、熱転写方式、レーザービーム方式等に分けることが
できる。
【0003】被記録材の搬送方向又は回転方向(副走査
方向)と交叉する方向に主走査しながら記録していくシ
リアル型の画像形成装置においては、被記録材を所定の
記録位置にセットした後、被記録材に沿って移動するキ
ャリッジ上に搭載したヘッドによって画像(文字や記号
等を含む)を記録し、所定幅分の記録と所定量の紙送り
(副走査)とを同期させて実行することにより被記録材
に画像が形成される。一方、被記録材を搬送方向に送る
副走査のみで記録するラインタイプの画像形成装置にお
いては、被記録材を所定の記録位置にセットし、一括し
て1行分の画像形成を連続的に行ないながら所定量の紙
送りを行なうことにより被記録材に画像が形成される。
【0004】上記インクジェット方式の画像形成装置
は、記録手段としてのインクジェットヘッドから被記録
材にインクを吐出して記録を行なうものであり、ヘッド
のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で形
成することができ、普通紙に特別の処理を必要とせずに
記録することができ、ランニングコストが安く、ノンイ
ンパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色の
インクを使用してカラー画像を記録するのが容易である
などの利点を有している。中でも、紙幅方向に多数の吐
出口を配列したラインタイプの記録ヘッドを使用するラ
イン型の画像形成装置は、画像形成の一層の高速化が可
能である。
【0005】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット方式の記録ヘッドは、エッチン
グ、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロセスを経
て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、液路壁、
天板などを形成することにより、高密度の液路配置(吐
出口配置)を有するものを容易に製造することができ、
一層のコンパクト化を図ることができる。また、IC技
術やマイクロ加工技術の長所を活用することにより、記
録手段の長尺化や面状化(2次元化)が容易であり、記
録手段のフルラインマルチノズル化および高密度実装化
も容易である。
【0006】この種の画像形成装置においては、被記録
材の給紙あるいは搬送に際し、装置本体内部で被記録材
のジャム(紙詰まり)が発生した場合は、図20に示す
ように装置本体の前面の前カバーの一部に形成された前
ドア101を開き、そこから該装置本体内へ手を入れて
リカバー作業を行っている。また、インクジェット記録
装置の場合、記録ヘッドに供給するためのインクを貯留
するインクタンクも、同様に前ドアを開いて手を入れて
交換したり、もしくは、図20に示すようにインクタン
ク102a〜102dを保持しているホルダー部103
を矢印Z方向に引き出して交換することにより、インク
の補充を行っている。
【0007】また、前記画像形成装置と画像読み取り装
置を組み合わせることにより複写機を構成することがで
きるが、装置の設置スペースや操作性を考慮すると、図
20に示すように下方に画像形成装置を設けるとともに
その上方に画像読み取り装置を配置することが最も有効
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置にあっては、第1の技術事項として、前記
前ドアを開いた時の開口から手を入れて被記録材のジャ
ム処理の作業を行うため、特に小型のカラー記録装置や
カラー複写機などでは、前記開口の幅寸法や高さ寸法が
小さいため、装置本体内部でジャムした被記録材を除去
する際の作業性や視認性がわるいという不都合がある。
また、第1の技術事項に関連して、さらに、インクタン
クの交換についても、該インクタンクが前記前ドアを開
いた時の開口の内側に配置されている場合には、ジャム
処理の場合と同様に、開口の幅寸法や高さ寸法が小さい
ために作業性がわるくなるという不都合がある。
【0009】また、従来の画像形成装置にあっては、第
2の技術事項として、例えば図20に示すような構成の
場合、前記装置本体内部でジャムした被記録材を除去す
る際の作業性や視認性がわるいという不都合がある。さ
らに、第2の技術事項に関連して、インクタンクを出し
入れするための前記ホルダー部103が必要になること
から、コストアップになったり、ホルダー部103の出
し入れによりインクがこぼれる恐れ(振動で液面が波立
つ)が生じたり、排紙側にホルダー部103を引き出す
ための余分なスペースを設けることが必要になるなどの
不都合がある。
【0010】さらに、例えば図20に示すような従来の
画像形成装置にあっては、第3の技術事項として、記録
ヘッドを交換する場合、その上方に画像読み取り装置が
配置されているため、記録ヘッドの交換作業が容易でな
いという不都合がある。また、記録ヘッドの位置を調整
する際も、その上方に画像読み取り装置が配置されてい
るため、記録ヘッドの上方からの位置調整作業を容易に
行うことができないという不都合がある。
【0011】この第3の技術事項のため、従来では、記
録ヘッドの交換や位置調整の作業を行う際には、装置本
体から画像読み取り部を取り外して画像記録部を開放し
てから作業を行っていた。その場合、画像読み取り部と
画像記録部との間には多くの電気信号を送るための配線
があるため、画像読み取り部を取り外すだけでも大きな
手間と時間を要し、さらにそれらの配線を取り外すなど
の作業が必要となり、大がかりな作業となっていた。
【0012】本発明は前記第1の技術事項に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の目的は、装置本体内で被記録
材のジャムが発生した場合でもジャム処理を容易に行う
ことができ、ジャム処理時に記録手段に触って調整位置
を狂わすおそれを無くすことができる画像形成装置を提
供することである。
【0013】
【課題解決のための手段】請求項1の発明は、記録手段
により被記録材に画像を記録する画像形成装置におい
て、上部枠体及び下部枠体を有し、前記上部枠体は被記
録材搬送方向に沿った方向の回動中心により前記下部枠
体に対して開閉可能に取り付けられ、前記下部枠体には
被記録材搬送機構及び前記記録手段取付部が設けられ、
前記上部枠体を前記下部枠体に対して開閉する時に前記
記録手段は装置本体の前記回動中心側でかつ被記録材搬
送領域外に停止している構成とすることにより、前記本
発明の目的を達成するものである。
【0014】請求項2〜請求項5の発明は、上記請求項
1の構成に加えて、前記記録手段がインクジェット記録
手段であり、該記録手段にインクを供給するための交換
可能なインクタンクを有する構成、前記インクタンクは
前記下部枠体の前記回動中心とは反対側の前記上部枠体
が開口する側に配置されている構成、前記上部枠体には
画像読み取り機構が設けられ、読み取った画像を前記記
録手段により前記被記録材に記録する構成、あるいは、
前記上部枠体には被記録材より上側に配置されるローラ
及びガイドの全て又は一部から成る搬送機構部品が取り
付けられており、前記上部枠体を開くとき前記搬送機構
部品が該上部枠体と共に被記録材から離間する構成とす
ることにより、一層効率よく、前記本発明の目的を達成
するものである。
【0015】つまり、上記構成の本発明によれば、被記
録材がジャムした場合、読み取り部を開くことで、被記
録材搬送方向の全域にわたってジャム処理を行うのに必
要とされる空間を得るのに充分な開口が得られ、被記録
材のジャム位置に関係なく容易にジャム処理を行うこと
が可能になる。また、上部枠体を開閉するときに記録手
段が開口から離れた回動中心側で停止しているため、ジ
ャム処理時などに記録手段に触ることを容易に防止する
ことができ、位置調整された記録手段の位置を狂わす恐
れも無くなる。また、インクタンクは開口側に配置され
ているため、複数配置の場合も、それぞれのインクタン
クに対して充分な空間を同様に確保することができ、容
易に交換することができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。なお、各図面を通して同一符号は同一または対応
部分を示す。図1は本発明を適用した画像形成装置の第
1実施例の模式的斜視図である。本実施例は、画像形成
装置が複写機機能を有するインクジェット記録装置であ
る場合を示す。図1において、装置本体1は、画像記録
部を内蔵する下部枠体1aと画像読み取り部を内蔵する
上部枠体1bとで構成されている。
【0017】前記上部枠体(画像読み取り部)1bは、
前記下部枠体(画像記録部)1aに対して、装置本体1
の後方位置に設けられた回動中心1eにより装置本体前
面が開き得る構成になっている。つまり、前記上部枠体
1bは、被記録材搬送方向(矢印A)に沿った方向の
(例えば平行な)回動中心1eにより、前記下部枠体1
aに対して前面が開閉可能に取り付けられている。図1
に示す開いた状態は、トーションバネ等のバネ、オイル
ダンパー、ガススプリングあるいは支持棒等(不図示)
により保持されている。
【0018】図1において、前記下部枠体1aには、複
数枚の被記録材2を積載したカセット3が内蔵されてい
る。該カセット3内の被記録材2は、不図示の給紙手段
により、最上層の一枚が分離され、ガイド4を通して第
1搬送ローラ5へ送給され、該搬送ローラ5によりプラ
テン6上の記録開始位置へ送られて停止する。ここで、
記録手段(記録ヘッド)7を搭載した記録キャリッジ8
がガイドシャフト17に沿って矢印B及び矢印C方向に
移動し、該記録手段7により被記録材2のハッチ部(1
ライン分)9で示す画像形成領域に画像を記録する。
【0019】前記ガイドシャフト17、前記記録キャリ
ッジ8及び前記記録ヘッド(記録手段)7は前記下部枠
体(画像記録部)1a側に装着されている。また、本実
施例では、キャリッジ8にブラック、シアン、マゼンタ
及びイエローで記録する4個の記録ヘッド7が搭載さ
れ、被記録材2上にフルカラーの画像を記録し得るよう
に構成されている。また、各記録ヘッドによる記録位置
を一致させるために(色ずれ防止)、各記録ヘッドはキ
ャリッジ上で相対位置(平行性など)を機械的に調整さ
れて搭載される。1ラインの記録が終了すると、被記録
材2は矢印A方向(搬送方向)に一定量だけ紙送りさ
れ、次のラインの画像記録を行う。
【0020】図1において、上部枠体1bの上面には原
稿ガラス10が設けられ、該原稿ガラス10上に載置さ
れた原稿(不図示)の画像は読み取りキャリッジ11上
の光学センサ等により読み取られる。この読み取りキャ
リッジ11は、原稿ガラス10の幅方向に往復移動しな
がら該原稿ガラス10上の原稿の画像を読み取り、1ラ
インの読み取り後に原稿ガラス10の長手方向(被記録
材搬送方向Aと逆向き)に一定量移動し、次のラインの
読み取りを行う。
【0021】前記読み取りキャリッジ11にて読み取ら
れたデータは、不図示の画像処理部から記録手段7への
画像データとして送られる。これらの複写機の機能によ
り、原稿に記載された情報が被記録材2上に記録され
る。記録された被記録材2は、第2搬送ローラ12及び
排紙ローラ13によりさらに搬送され、排紙トレイ14
上に排出される。なお、図1の第1実施例では、前記第
1搬送ローラ5、前記第2搬送ローラ12及び前記排紙
ローラ13などの被記録材2より上側に配置される搬送
機構部品も、下部枠体(記録部)1a側に装着されてい
る。
【0022】前記記録手段(記録ヘッド)7としては種
々の記録方式のものを使用できるが、本実施例ではイン
クジェット記録手段が使用されている。さら、インクジ
ェット方式の中でも、熱エネルギーを利用してインクを
吐出する方式のものが使用されている。すなわち、この
記録ヘッド7は、熱エネルギーを発生するための電気熱
変換体を備えたものであり、詳しくは、前記電気熱変換
体によって印加される熱エネルギーにより生じる膜沸騰
により気泡の成長、収縮によって生じる圧力変化を利用
して、吐出口よりインクを吐出させ、画像形成を行うも
のである。
【0023】図2は、インクジェット記録ヘッド7のイ
ンク吐出部の構造を模式的に示す部分斜視図である。図
2において、被記録材2と所定の隙間(例えば、約0.5
〜2.0 ミリ程度) をおいて対面する吐出口形成面(吐出
口が形成されている面)81には、所定のピッチで複数
の吐出口82が形成され、共通液室83と各吐出口82
とを連通する各液路84の壁面に沿ってインク吐出用の
エネルギーを発生するための電気熱変換体(発熱抵抗体
など)85が配設されている。
【0024】本例においては、記録ヘッド7は、前記吐
出口82がキャリッジ8の移動方向(主走査方向)と交
叉する方向に並ぶような位置関係で該キャリッジ8上に
装着されている。こうして、画像信号または吐出信号に
基づいて対応する電気熱変換体85を駆動(通電)し
て、液路84内のインクを膜沸騰させ、その時に発生す
る圧力によって吐出口82からインクを吐出させるイン
クジェット記録手段7が構成されている。
【0025】図1において、下部枠体1aには、4色
(4個)の記録ヘッド7のそれぞれに供給される所定色
のインクが貯留された4個のインクタンク16a、16
b、16c、16dが交換可能に装着されている。これ
らのインクタンク16a〜16dは、図1に示すよう
に、下部枠体1aの前記回動中心1eとは反対側である
前面側の近傍、つまり、上部枠体1bが開口する側に配
置されている。
【0026】そして、図1の画像形成装置では、上部枠
体(画像読み取り部)1bを下部枠体(画像記録部)1
aに対して開閉する時には、記録キャリッジ8及び記録
ヘッド7は装置本体1の前記回動中心1e側の被記録材
搬送領域外の位置(装置本体の後方1d)に停止してい
るように構成されている。
【0027】次に、図1の画像形成装置において、装置
本体1の内部で被記録材2のジャム(紙詰まり)が発生
した場合の操作について説明する。ジャムが発生した場
合には、上部枠体1bを回動中心1eまわりで回動させ
て図示のように開いた位置にセットする。前記回動中心
1eは装置本体1の後方位置に設けられているので、前
記上部枠体1bを回動させると、装置本体1の前面側に
一様な開口が形成されることになる。
【0028】そして、前面開口部から手を入れてジャム
した被記録材2を除去することにより、ジャム処理を行
う。その場合、装置本体1の前面側が矢印Gで示すよう
に被記録材搬送方向全域にわたってジャム処理を行うの
に必要とされる空間を得るのに充分な開口が形成される
ので、被記録材2がどの位置でジャムしてもジャム処理
の作業を容易に行うことができる。
【0029】また、記録ヘッド(記録手段)7及び記録
キャリッジ8は装置本体1の後方1dに位置しており、
しかも、上部枠体1bと下部枠体1aとの間の開口は装
置の後方に行くほど(矢印H方向に)狭くなっているの
で、上記ジャム処理の作業時に操作者の手が記録ヘッド
7に触れるおそれも無い。そのため、位置調整された記
録ヘッド7に位置ズレが生じることも無い。
【0030】さらに、第1搬送ローラ5や記録キャリッ
ジ8の駆動部(不図示)も下部枠体1aの後方内部に配
置されているので、ジャム処理時に使用者の手がこれら
に触れることもほとんど無い。さらに又、インクタンク
16a〜16dは装置本体1の前面側の開口近傍に配置
されているので、これらのインクタンクまわりに充分な
スペースが形成され、各色のインクタンクの交換作業も
容易に行うことができる。
【0031】図3は本発明を適用した画像形成装置の第
2実施例の模式的斜視図である。本実施例では、被記録
材2より上側に配置されるローラ及びガイドなどの搬送
機構の構成部品が上部枠体(画像読み取り部)1b側に
取り付けられ、該上部枠体1bを開いた場合、これらの
部品も該上部枠体1bと共に被記録材2から離間するよ
うに構成されている。
【0032】すなわち、本実施例では、画像読み取り部
1bを回動中心1e回りに回動させて装置本体1の前面
を開いた時に、搬送ガイド4の被記録材2上面側の一部
4a、第1搬送ローラ対5a及び5bのうちの上側ロー
ラ5a、第2搬送ローラ対12a及び12bのうちの上
側ローラ12a、排紙ローラ対13a及び13bのうち
の上側ローラ13aなどが画像読み取り部1bとともに
回動変位し、被記録材2から離間するように構成されて
いる。
【0033】図3の第2実施例は、以上説明した点で図
1の第1実施例と相違し、その他の点では実質上同じ構
成をしており、それぞれ対応する部分を同一符号で示
し、それらの詳細説明は省略する。図3の第2実施例に
よれば、前述の第1実施例と同様の効果が得られる他
に、上部枠体1bを開いた状態では、被記録材2は第1
搬送ローラ5、12や排紙ローラ13などにより上下か
ら保持されていないので、該被記録材2をさらに容易に
取り出すことが可能となり、したがって、ジャム処理の
作業性をさらに向上させることが可能になる。
【0034】図4は本発明を適用した画像形成装置の第
3実施例の模式的斜視図である。本実施例では、画像読
み取り部1bは、画像記録部1aに対し、回動中心1f
回りに矢印Kで示すように約90度回動可能に取り付け
られている。図4は読み取り部1bが約90度開いた状
態を示す。回動中心1fは装置本体1の後面よりわずか
前方にあり、読み取り部1bを約90度開いた状態で
も、記録ヘッド(記録手段)7及び記録キャリッジ8
は、画像読み取り部1bの後面1gや画像記録部1aの
後部上面1hの下にあって、装置本体1の開口(読み取
り部1bを開いた時に形成される開口)1kから手を入
れても容易に触ることができないように構成されてい
る。
【0035】図4の第3実施例は、以上説明した点で図
1の第1実施例と相違し、その他の点では実質上同じ構
成をしており、それぞれ対応する部分を同一符号で示
し、それらの詳細説明は省略する。図4の第3実施例に
よれば、読み取り部1bが約90度開いているため、図
1の第1実施例の場合と同様、被記録材2がどの位置で
ジャムしてもジャム処理の作業を容易に行うことができ
る。また、インクタンク16a〜16dの上部の矢印J
方向に障害物が無いため、これらのインクタンクの交換
も装置本体1の開口1kから手を入れて容易に行うこと
ができる。
【0036】以上説明した第1〜第3実施例によれば、
被記録材2が装置本体1内でジャムした場合、被記録材
搬送方向の如何なる位置においても、同様に、ジャム処
理を行うために充分な空間を確保することができ、した
がって、ジャム処理を容易に行うことができる画像形成
装置が提供される。
【0037】また、ジャム処理時に記録手段(記録ヘッ
ド)7に不用意に触れるおそれを無くすことができるこ
とから、調整された記録ヘッドの位置を狂わすおそれも
無くすことができる。さらに、インクジェット記録装置
の場合、インクを貯蔵するインクタンクを複数個装着す
る場合でも、インクタンクの位置に関係なく全てのイン
クタンクを容易に交換することができる画像形成装置が
提供される。
【0038】図5は本発明に関連する画像形成装置の参
考例の第1構成例の模式的斜視図である。本構成例も、
画像形成装置が複写機機能を有するインクジェット記録
装置である場合を示す。図5において、装置本体1は、
画像記録部を内蔵する下部枠体1aと画像読み取り部を
内蔵する上部枠体1bとで構成されている。
【0039】前記上部枠体(画像読み取り部)1bは、
前記下部枠体(画像記録部)1aに対して、装置本体1
の右側面位置に設けられた回動中心1eにより装置本体
左側面が開き得る構成になっている。つまり、前記上部
枠体1bは、被記録材搬送方向(矢印A)に交差する方
向(例えば直交する方向)の回動中心1eにより、前記
下部枠体1aに対して左側面が開閉可能に取り付けられ
ている。図5に示す開いた状態は、トーションバネ等の
バネ、オイルダンパー、ガススプリングあるいは支持棒
等(不図示)により保持されている。
【0040】図5において、前記下部枠体1aには、複
数枚の被記録材2を積載したカセット3が内蔵されてい
る。該カセット3内の被記録材2は、不図示の給紙手段
により、最上層の一枚が分離され、ガイド4を通して第
1搬送ローラ5へ送給され、該搬送ローラ5によりプラ
テン6上の記録開始位置へ送られて停止する。ここで、
記録手段(記録ヘッド)7を搭載した記録キャリッジ8
がガイドシャフト17に沿って矢印B及び矢印C方向に
移動し、該記録手段7により被記録材2のハッチ部(1
ライン分)9で示す画像形成領域に画像を記録する。
【0041】前記ガイドシャフト17、前記記録キャリ
ッジ8及び前記記録ヘッド(記録手段)7は前記下部枠
体(画像記録部)1a側に装着されている。また、本実
施例では、記録キャリッジ8にブラック、シアン、マゼ
ンタ及びイエローで記録する4個の記録ヘッド7が搭載
され、被記録材2上にフルカラーの画像を記録し得るよ
うに構成されている。1ラインの記録が終了すると、被
記録材2は矢印A方向(搬送方向)に一定量だけ紙送り
され、次のラインの画像記録を行う。
【0042】図5において、上部枠体1bの上面には原
稿ガラス(不図示)が設けられ、該原稿ガラス上に載置
された原稿(不図示)の画像は読み取りキャリッジ11
上の光学センサ等により読み取られる。この読み取りキ
ャリッジ11は、原稿の幅方向に往復移動しながら該原
稿上の画像を読み取り、1ラインの読み取り後に原稿の
長手方向(被記録材搬送方向Aと逆向き)に一定量移動
し、次のラインの読み取りを行う。
【0043】前記読み取りキャリッジ11にて読み取ら
れたデータは、不図示の画像処理部から記録手段7への
画像データとして送られる。これらの複写機の機能によ
り、原稿に記載された情報が被記録材2上に記録され
る。記録された被記録材2は、排紙ローラ13により搬
送され、排紙トレイ14上に排出される。なお、図5の
第1構成例では、前記搬送ローラ5及び前記排紙ローラ
13などの被記録材2より上側に配置される搬送機構部
品も、下部枠体(画像記録部)1a側に装着されてい
る。
【0044】前記記録手段(記録ヘッド)7としては種
々の記録方式のものを使用できるが、本構成例でもイン
クジェット記録手段が使用されている。さら、インクジ
ェット方式の中でも、図2で説明したような熱エネルギ
ーを利用してインクを吐出する方式のものが使用されて
いる。すなわち、この記録ヘッド7は、熱エネルギーを
発生するための電気熱変換体を備えたものであり、詳し
くは、前記電気熱変換体によって印加される熱エネルギ
ーにより生じる膜沸騰により気泡の成長、収縮によって
生じる圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐出さ
せ、画像形成を行うものである。
【0045】図5において、下部枠体1aには、4色
(4個)の記録ヘッド7のそれぞれに供給される所定色
のインクが貯留された4個のインクタンク16a、16
b、16c、16dが交換可能に装着されている。これ
らのインクタンク16a〜16dは、図5に示すよう
に、下部枠体1aの前記回動中心1eとは反対側である
左側面側の近傍、つまり、上部枠体1bが開口する側に
配置されている。
【0046】そして、図5の画像形成装置では、上部枠
体(画像読み取り部)1bを下部枠体(画像記録部)1
aに対して開閉する時には、記録キャリッジ8及び記録
ヘッド7は装置本体1の後方の被記録材搬送領域外の位
置に停止しているように構成されている。また、上部枠
体1bの前面壁1zは記録部(プリンター部)まで延び
ている。また、上部枠体1bの左側壁の一部1yは装置
本体1の排紙口15まで延びている。
【0047】次に、図5の複写装置において、装置本体
1の内部で被記録材2のジャムが発生した場合の操作に
ついて説明する。ジャムが発生した場合には、上部枠体
1bを回動中心1eのまわりで回動させて図示のように
開き位置にセットする。前記回動中心1eは装置本体1
の右側方位置に設けられており、上部枠体1bの前面壁
1z及び左側壁1yが記録部(プリンター部)まで延び
ているので、前記上部枠体1bを回動させると、装置本
体1の被記録材搬送部に対して左側面がほぼ一様に開口
され、また、前面側も回動中心1eから記録部に向けて
広くなるように開口される。これにより、被記録材2の
ジャム処理は、左側面及び前面側からの二方向より行う
ことができ、ジャム処理の作業を容易に行うことができ
る。
【0048】また、記録ヘッド7及び記録キャリッジ8
は装置本体1の後方に位置しており、被記録材2の搬送
路よりも奥側にあるため、ジャム処理時に記録ヘッド7
及び記録キャリッジ8が邪魔になることもなく、特に前
面の矢印G方向からの作業を容易に行うことができる。
また、記録ヘッド7は被記録材搬送路より奥側にあり、
かつジャム処理作業で奥側まで手を挿入する必要がない
ため、ジャム処理作業で記録ヘッド7に手が触れること
もなく、該記録ヘッドを破損するおそれもない。
【0049】また、搬送ローラ5及び排紙ローラ13を
駆動するモーター等の駆動系(不図示)並びに記録キャ
リッジ8を駆動するモーター(不図示)を記録部(プリ
ンター部)の奥側1xに配置すれば、ジャム処理作業の
際にこれらの駆動部に手が触れることもなくなる。
【0050】図6は図5中のインクタンク16(インク
タンク16a〜16dの任意の一つ)の内部を示す模式
的縦断面図である。図6において、インクタンク16内
にはゴム製の弁16zがバネ16yにより図中下方へ付
勢されている。インクタンク単体状態では、通常弁16
zがインクタンク開口部16xを閉じているため、イン
ク18はインクタンク16内に密閉されている。そのた
め、インクタンク開口部16xを図中下方へ向けてもイ
ンク18がインクタンク16からこぼれ落ちることはな
い。
【0051】また、メインタンク19は装置本体1側に
設けられており、該メインタンク19にはピン19aが
設けられている。また、前記メインタンク19の下部に
は、インク18を記録ヘッド7へ送るための開口19b
が設けられている。
【0052】以上の構成でインクタンク16をメインタ
ンク19に装着すると、ピン19aにより弁16zが押
し上げられ、インクタンク開口部16xが開く。これに
より、インクタンク16内のインク18はメインタンク
19へ流れ出す。ただし、メインタンク19のインク上
面18aがインクタンク16の開口部端面16wに達す
ると、インクタンク16内のインク18の流出が停止す
る。その後、インク18が消費され、インク上面18a
が下降する度に、インクタンク16内のインク18はイ
ンク上面18aがインクタンク開口部端面16wに達す
るまで流れ出す(以後、このようなインク供給機構をチ
キンフィード方式と呼ぶ)。
【0053】チキンフィード方式のインクタンクは、構
成が簡単であるため、コスト的にも安価であり、インク
タンク交換方式として有効な手段である。このチキンフ
ィード方式のインクタンクは、図6からも明らかなごと
く、インクタンク16の交換に際しては矢印E方向へ抜
くのが最良である。したがって、本実施例では、インク
タンク16a〜16dが装置本体1の左側面の開口近傍
に配置されており、これらのインクタンクの上部に充分
なスペースが形成されていることから、各色のインクタ
ンク16a〜16dの交換を行うために矢印E方向に着
脱する作業は容易に行うことができる。また、インクタ
ンクを交換するための特別な開口やそれを覆うカバー部
材等を必要としないという利点もある。
【0054】また、図5の第1構成例によれば、該記録
ヘッド7の停止位置での上部に空間が確保されているの
で、メインテナンス等の際に記録ヘッド7を交換する必
要が生じた場合、該記録ヘッドを矢印F方向へ容易に脱
着することができる。
【0055】なお、図5の第1構成例においては、記録
ヘッド7を矢印G、G´方向へ脱着しようとすると、記
録ヘッドが複数の場合、中側の記録ヘッド7を交換する
ことが困難になる。また、記録ヘッド7を矢印H、H´
方向へ脱着しようとすると、矢印H方向にインクタンク
16a〜16dがあり、障害となる。また、矢印H´方
向は回動支点1eの方向でもあり、画像読み取り部(上
部枠体)1bと画像記録部(下部枠体)1aとの開口が
狭くなっていく方向であり、作業するためのスペースを
充分に確保することができない方向でもある。これらの
ことから、記録ヘッド7を交換するためには、該記録ヘ
ッドを図5中の矢印F方向に脱着することが最も有効で
ある。
【0056】また、インクタンク16a〜16dの交換
は、インクが無くなった時に行うことから、通常では装
置を使用する操作者が行うことになる。一方、記録ヘッ
ド7の交換は、インクタンクの交換に比べて回数が少な
いうえ、電気的な接続やインク流路の接続などがあるた
め、記録ヘッド交換方法の知識を有する熟練者が行うこ
とになる。これらを考慮して、図5の第1構成例では、
インクタンク16a〜16dは回動中心1eから最も遠
く作業空間が最も広い場所に配置されている。一方、記
録ヘッド7の交換は前述のように熟練者が行うことでも
あり、多少狭い空間でも充分であることから、インクタ
ンク16a〜16dよりは回動中心1eに近い場所に配
置されている。
【0057】また、インクタンク交換の頻度を少なくす
るためには該インクタンク内のインク量を多くすること
が必要であり、これによりインクタンクは大型になる。
一方、記録ヘッド7は、本構成例のようなシリアル記録
方式では記録幅(1スキャンの紙搬送方向)が数十mm
であることから、あまり大きなものではない。そのた
め、大型のインクタンクを交換する場所として、本構成
のように回動支点1eより最も遠い場所を選定するこ
とは有効である。
【0058】また、図5では、記録部(下部枠体)1a
に対する読み取り部(上部枠体)1bの開き角度は90
度よりはるかに小さい角度となっている。これは、読み
取り部1bの開く角度が90度近傍又はそれ以上になる
と、全体の重心が高い位置に移動して装置全体の安定度
が低下してしまうためである。さらに、読み取り部1b
が開く角度は前述のジャム処理やインクタンク交換に必
要な角度であればよく、それ以上に大きくする必要がな
いためでもなる。
【0059】このような構成では、回動中心1eに近い
ことから記録ヘッド7を交換するための空間を充分に確
保できない場合もあるが、記録ヘッド7の交換は熟練者
が行うことを考慮し、不図示のロック手段を解除するこ
とで読み取り部1bをより大きく開くことができるよう
な構成を採ればよく、このような構成を採ることによっ
て記録ヘッド交換時の空間を充分に確保することができ
る。
【0060】図7は図5の画像形成装置の上部枠体を閉
じた状態の縦断面図である。図7において、カセット3
内の被記録材2は、給紙ローラ20及び分離パッド21
により、最上紙のみが反転ガイド4aへ送り込まれ、そ
の下流のローラ対を通して第1搬送ローラ対5へ送られ
る。前記反転ガイド4aは約180度反転している。こ
のようなカセット3からの給紙では、被記録材2が反転
ガイド4aを通過するため、厚手の被記録材を給紙する
ことは難しい。
【0061】そこで、本構成例(第1構成例)では、装
置本体1の右側面に給紙トレイ22、第2給紙ローラ2
3及び第2分離パッド24が設けられ、給紙トレイ22
上の被記録材をほぼ水平の水平ガイド4bへ送り込み、
下流のローラ対を通して搬送ローラ5へ送るように構成
されている。このように給紙トレイ22から水平ガイド
4bを経由して搬送ローラ対5までの搬送路をほぼ水平
に配置することにより、厚手の被記録材(記録紙等)の
搬送も容易に行うことができる。また、給紙トレイ22
は装置本体1の右側面に配置され、排紙トレイ14は装
置本体1の左側面に配置されるので、該装置の前面には
突出するものがなく、読み取り部1bへの原稿の搭載に
対する障害とはならない。
【0062】図8は図7の画像形成装置の上部枠体(読
み取り部)1bを開いた状態を示す縦断面図である。図
8において、読み取り部1bによる開口部を広くするた
めには、回動中心1eは図8に示すように装置の右端近
くに設ける必要があるが、そうすると、読み取り部1b
を開いた時のその端部が装置の右側面より距離sだけ突
出してしまう。しかし、本構成例では、給紙トレイ22
が右側面に設けられており、しかも読み取り部1bの突
出量sは給紙トレイ22の長さより短いため、装置設置
時に右側面を壁近傍に配置して読み取り部1bを開いた
時に、該読み取り部の右端部が壁等に接触するおそれは
ない。
【0063】また、読み取り部1bの上に物(原稿、そ
の他)を置いた状態で該読み取り部を開く場合も、前記
物は給紙トレイ22の上面に落ちるか、もしくは給紙ト
レイのために設けられた該給紙トレイの下側空間などに
落下することになり、装置と壁の間などに挟まった状態
で落下するおそれはない。
【0064】また、記録の高速化に対応するためには記
録キャリッジ8の重量を極力小さくする必要があるが、
重量の大きいインクタンク16a〜16dを記録キャリ
ッジ8に搭載しない構成の本構成例はこの点で有利であ
る。特に、記録の高速化により単位時間内で消費される
インク量は増加するし、インクタンク16a〜16dの
交換頻度を少なくするためにはより大型のインクタンク
が要求されることを考慮すると、記録キャリッジ8にイ
ンクタンクを搭載しない本構成例は最近の記録の高速化
に対応する上できわめて有利である。
【0065】図9は本発明に関連する画像形成装置の参
考例の第2構成例の模式的斜視図である。本構成例は、
以下に説明する点で図5〜図8の第1構成例と相違し、
その他の点ではこの第1構成例と実質上同じ構成をして
いる。したがって、共通部分については、それぞれ対応
する部分を同一符号で示し、それらの詳細説明は省略す
る。
【0066】本構成例(第2構成例)では、先ず第1
に、装置の前面に前カバー27が設けられている。この
前カバー27は、被記録材2の搬送方向に沿った方向の
(例えば平行な)回動中心27aを有しており、装置の
前方向へ開くように装着されている。このような構成に
より、図5〜図8の第1構成例に比べ、矢印G方向から
のジャム処理を行うための開口面積を一層広く確保する
ことができる。
【0067】また、本構成例では、搬送ガイド4c、4
d、搬送ローラ5及び排紙ローラ13などの被記録材搬
送時に該被記録材より上側に配置されるガイド及びロー
ラなどの搬送機構の構成部品が読み取り部(上部枠体)
1b側に取り付けられ、該読み取り部を開いた場合、こ
れらの部品も読み取り部1bと共に被記録材2から離間
するように構成されている。これにより、被記録材のジ
ャム処理に際し、該被記録材の除去を一層容易に行うこ
とが可能になる。
【0068】さらに、本構成例では、記録キャリッジ8
の停止位置の上面にカバー25が設けられている。これ
により、読み取り部1bを開いた時でも、記録キャリッ
ジ8、記録ヘッド7及び不図示の駆動部(記録部1aの
後方奥部1dに配置)がカバー25で覆われているた
め、作業者がこれらに触れて不具合が生じるおそれを無
くすことができる。また、前記カバー25の記録ヘッド
7上方の位置には開閉可能なフタ26が設けられてお
り、このフタ26を開くことにより記録ヘッド7の交換
を行うことができるようになっている。
【0069】図10は本発明に関連する画像形成装置の
参考例の第3構成例の模式的斜視図である。本構成例
は、図9の第2構成例から排紙側を装置前面とするよう
に変更したものであり、以下に説明する点で図9の第2
構成例と異なっている。本構成例は図9中の前カバー2
7を有しない構造になっており、また、本構成例では、
第1構成例を示す図7中の給紙トレイ22、第2給紙ロ
ーラ23及び第2分離パッド24も設けられていない。
【0070】図10の第3構成例では、カセット3は前
面から矢印M方向へ脱着可能となっており、排紙も前面
側で行われるため、装置の左右側面及び後面には操作上
必要なものがなく、したがって、装置の左右側面及び後
面ともに壁でもよく、装置の設置に必要な床面積を小さ
くすることができる。また、インクタンク16a〜16
dは記録ヘッド7より前面であって読み取り部1bとの
開口が最も広い部分に配置されており、各インクタンク
を容易に交換することができる。また、前述の第1及び
第2構成例と異なり、各色のインクタンクが全て装置前
面側に配置されているため、各インクタンクの配列順序
による交換性の差は無くなっている。つまり、前述の
1構成例及び第2構成例では、奥側のインクタンク交換
は前側のインクタンク交換より困難である事情があった
が、本構成例ではこのような事情を解消することができ
る。
【0071】図11は本発明に関連する画像形成装置の
参考例の第4構成例の模式的斜視図である。本構成例
は、以下に説明する点で図9の第2構成例と相違し、そ
の他の点ではこの第2構成例と実質上同じ構成をしてい
る。したがって、共通部分については、それぞれ対応す
る部分を同一符号で示し、それらの詳細説明は省略す
る。
【0072】図11において、4色(4個)の記録ヘッ
ド7のそれぞれに供給される所定色のインクが貯留され
た4個のインクタンク28a、28b、28c、28d
は記録キャリッジ8上に搭載されている。これらのイン
クタンク28a〜28dはそれぞれ交換可能な構造にな
っている。つまり、インクタンク28a〜28dは、対
応する記録ヘッド7の別体に交換可能であるか、もしく
は対応する記録ヘッド7と一体となって交換可能になっ
ている。本構成例(第4構成例)のその他の構成は、図
9の第2構成例と実質上同じである。
【0073】本構成例(第4構成例)では、インクタン
ク28a〜28dが記録キャリッジ8上に搭載されてい
るため、これらのインクタンクから記録ヘッド7へのイ
ンクを供給するためのポンプや供給チューブ等のインク
供給手段が不要となるため、装置のコストダウンを図る
ことができる。図11の構成でも、ジャム処理における
作業性 (効果)は図9の第2構成例の場合と同じである。
【0074】また、各インクタンク28a〜28dの回
動中心1eより反対側の部分につまみ部29a、29
b、29c、29dが設けられており、各インクタンク
28a〜28dの交換はこのつまみ部を持って行う。こ
れにより、インクタンク28a〜28dの交換も回動中
心1eの反対側の広い開口側から容易に行うことが可能
となる。
【0075】図5〜図11に示した第1〜第4構成例
はカセット3からの反転ガイド4aの側に回動中心1e
を設けたが、該反転ガイド4aの反対側に配置される排
紙側に回動中心1eを設けるとともにインクタンク16
a〜16dを反転ガイド4a側に配置してもよく、この
ような構成によっても同様の効果を達成することができ
る。
【0076】以上説明した第1〜第4構成例によれば、
被記録材2が装置本体1内でジャムした場合、ジャム処
理を行うために充分な空間を確保することができ、した
がって、ジャム処理を容易に行うことができる画像形成
装置が提供される。また、ジャム処理時に記録手段(記
録ヘッド)7に触ることをほとんど無くすことができる
ことから、調整された記録ヘッドの位置を狂わすおそれ
も無くすことができる。さらに、インクジェット記録装
置の場合、インクを貯蔵するインクタンクを複数個装着
する場合でも、インクタンクを容易に交換することがで
きる画像形成装置が提供される。
【0077】図12は本発明に関連する画像形成装置の
参考例の第5構成例において原稿ガラスを取り外しフタ
を開いた状態を示す模式的斜視図であり、図13は図1
2の画像形成装置のフタを閉じた状態を示す模式的斜視
図である。本構成例も、画像形成装置が複写機機能を有
するインクジェット記録装置である場合を示す。図12
及び図13において、装置本体1は、画像記録部を内蔵
する下部枠体1aと画像読み取り部を内蔵する上枠部1
bとで構成されている。
【0078】前記下部枠体1aには、複数枚の被記録材
2を積載したカセット3が内蔵されている。該カセット
3内の被記録材2は、不図示の給紙手段により、最上層
の一枚が分離され、ガイド4を通して第1搬送ローラ5
へ送給され、該搬送ローラ5によりプラテン6上の記録
開始位置へ送られて停止する。ここで、記録手段(記録
ヘッド)7を搭載した記録キャリッジ8がガイドシャフ
ト17に沿って矢印B及び矢印C方向に移動し、該記録
手段7により被記録材2のハッチ部(1ライン分)9で
示す画像形成領域に画像を記録する。
【0079】前記ガイドシャフト17、前記記録キャリ
ッジ8及び前記記録ヘッド(記録手段)7は前記下部枠
体(画像記録部)1a側に装着されている。また、本構
成例(第5構成例)では、記録キャリッジ8にブラッ
ク、シアン、マゼンタ及びイエローで記録する4個の記
録ヘッド7が搭載され、被記録材2上にフルカラーの画
像を記録し得るように構成されている。1ラインの記録
が終了すると、被記録材2は矢印A方向(搬送方向)に
一定量だけ紙送りされ、次のラインの画像記録を行う。
【0080】図13において、上部枠体1bの上面には
原稿ガラス10が設けられ、該原稿ガラス10上に載置
された原稿(不図示)の画像は読み取りキャリッジ11
上の光学センサ等により読み取られる。この読み取りキ
ャリッジ11は、原稿の幅方向に往復移動しながら該原
稿上の画像を読み取り、1ラインの読み取り後に原稿の
長手方向(被記録材搬送方向Aと逆向き)に一定量移動
し、次のラインの読み取りを行う。
【0081】前記読み取りキャリッジ11にて読み取ら
れたデータは、不図示の画像処理部から記録手段7への
画像データとして送られる。これらの複写機の機能によ
り、原稿に記載された情報が被記録材2上に記録され
る。記録された被記録材2は、排紙ローラ13により搬
送され、排紙トレイ14上に排出される。
【0082】前記記録手段(記録ヘッド)7としては種
々の記録方式のものを使用できるが、本実施例でもイン
クジェット記録手段が使用されている。さら、インクジ
ェット方式の中でも、図2で説明したような熱エネルギ
ーを利用してインクを吐出する方式のものが使用されて
いる。すなわち、この記録ヘッド7は、熱エネルギーを
発生するための電気熱変換体を備えたものであり、詳し
くは、前記電気熱変換体によって印加される熱エネルギ
ーにより生じる膜沸騰により気泡の成長、収縮によって
生じる圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐出さ
せ、画像形成を行うものである。
【0083】図12及び図13において、上部枠体1b
と下部枠体1aとの間には仕切り部材31が設けられて
いる。この仕切り部材31の記録キャリッジ8の停止位
置の上部には開口32があり、この開口32を塞ぐため
のフタ33が一端を中心に開閉自在に設けられている。
【0084】先ず、以上の各実施例及び各構成例におけ
る記録ヘッド7の交換方法について説明する。図13は
前述の第5構成例の画像形成装置の使用状態(停止時)
を示す図であるが、記録ヘッド7を交換する時には、先
ず原稿ガラス10を取り外し、フタ33を矢印N方向へ
回転させて開口32を開き、図12の状態にする。この
時、画像読み取り部1bの第2読み取りキャリッジ34
は左端に停止しており、フタ33の開閉の障害とならな
い位置にある。この状態では、作業者が開口32より手
や工具を入れることにより、記録ヘッド7を矢印P方向
へ抜くことができる。また、同様に、開口32から矢印
P方向に記録ヘッド7を記録キャリッジ8上に装着する
こともできる。
【0085】次に記録ヘッド7の位置調整について説明
する。図14は記録キャリッジ8上の構成を示す斜視図
である。図14において、記録キャリッジ8上には、ブ
ラック、マゼンタ、シアン、イエローの記録ヘッド7
a、7b、7c、7dが搭載されている。図15は図1
4中の矢印Q方向から見た記録キャリッジ及び記録ヘッ
ドの断面図である。
【0086】先ず、図14及び図15を参照して、記録
ヘッド7のx方向の位置調整について説明する。図14
及び図15において、記録キャリッジ8の右側には調整
ブロック35、調整ビス36及び調整バネ37が設けら
れ、調整ビス36を回転させることにより調整ブロック
35を上下動させることができる。また、記録キャリッ
ジ8の左側には加圧バネ38があり、記録ヘッド7の右
側を調整ブロック35へ押し付けている。また、記録キ
ャリッジ8の調整ブロック35と接する面8aは斜面に
なっており、調整ビス36を回転させることにより記録
ヘッド7のx方向への位置調整を行うことができる。
【0087】次に、図14を参照して、記録ヘッド7の
y方向の位置調整について説明する。図14において、
記録キャリッジ8には、記録ヘッド7のy方向の位置調
整用として、各記録ヘッドごとに2個の調整ブロック3
9、40と2個の調整ビス41、42が設けられてい
る。さらに、各記録ヘッド7ごとに、前述のx方向の位
置調整の場合と同様に、2個の調整ブロック39、40
に対応して2個の調整バネ(不図示)と加圧バネ(不図
示)が設けられている。
【0088】図16は記録キャリッジ8上の構成を示す
平面図である。図16において、ブラック記録ヘッド7
a、マゼンタ記録ヘッド7b、シアン記録ヘッド7c、
イエロー記録ヘッド7dに対して、調整ブロック39a
〜39d、40a〜40d、35a〜35d、調整ビス
41a〜41d、42a〜42d、36a〜36d、加
圧バネ38a〜38d、43a〜43d、44a〜44
dが示されている。
【0089】図16において、y方向のヘッド間隔のピ
ッチは30mmであり、x方向では各記録ヘッドの中心
が同一になるのが適正な位置である。ここで、ブラック
記録ヘッド7aを基準に考えると、マゼンタ記録ヘッド
7bはx方向へ2mmの位置ズレが生じている。この調
整は、調整ビス36bを回して調整ブロック35bを上
げることにより行うことができる。
【0090】また、シアン記録ヘッド7cはy方向へ2
mmの位置ズレが生じている。この調整は、調整ビス4
1c及び42cを回して調整ブロック39c及び40c
を下げることにより行うことができる。また、イエロー
記録ヘッド7dについては、中心位置は正しいが、2度
だけ回転している。これは、調整ビス41d及び42d
を回して調整ブロック39dを下げるとともに調整ブロ
ック40dを上げることにより行うことができる。
【0091】以上の調整により、4色(4個)の記録ヘ
ッド7a〜7dの位置調整を行うことができる。ここ
は2mmという大きな調整量を例示したが、最良の記録
を行うためには、4色(4個)の記録ヘッド7a〜7d
の位置は0.005〜0.03mm(記録ヘッドの性能
によって異なる)程度であり、高精度の調整まで行う必
要がある。
【0092】特に記録ヘッド7の交換時などには、記録
ヘッド7の位置調整は必要な作業の一つになっている。
前述の各実施例及び各構成例では、記録キャリッジ8の
上方からドライバーにより調整ビス41、42、36を
回転させるだけでよいため、記録ヘッド7の交換時のみ
でなく、装置の使用中に記録位置のズレが発生した場合
でも、原稿ガラス10を外してフタ33を開くことによ
り、記録ヘッド7の位置調整を容易に行うことができ
る。
【0093】図17は本発明に関連する画像形成装置の
参考例の第6構成例において原稿ガラスを取り外しフタ
を開いた状態を示す模式的斜視図である。本構成例
は、開口45は図12及び図13の第5構成例の場合よ
り大きくされて記録キャリッジ8の移動方向へ延びてい
る。また、フタ46も同様に大きくなっている。本構成
は、この点で前述の第5構成例と異なっており、その
他の部分では第5構成例と実質上同じ構成になってい
る。
【0094】図17の第6構成例では、記録キャリッジ
8を開口45の中央近くに移動させて記録ヘッド7の交
換や位置調整を行うが、この時、開口45が前述の第5
構成例の場合より広くなっており、また、該開口45が
上部枠体1bの開口47の各辺からも遠い位置となるの
で、作業性が一層良好になっている。
【0095】なお、図12及び図13の第5構成例並び
に図17の第6構成例では、フタ33、46は一端を中
心に開閉するタイプになっているが、これは仕切り部材
31から完全に取り外せる構成のものでもよい。また、
これらの構成では、第2画像読み取りキャリッジ34が
フタ33、46の開閉に対して干渉しない状態で停止し
ているものとして説明しているが、画像読み取り装置及
び画像記録装置の構成に起因してフタ33、46が第2
画像読み取りキャリッジ34に干渉してしまう場合に
は、第2画像読み取りキャリッジ34をフタ33、46
に干渉しない位置に移動させればよい。
【0096】図18は本発明に関連する画像形成装置の
参考例の第7構成例において原稿ガラスを取り外した状
態を示す模式的斜視図である。本構成例では、仕切り部
材31には開口48だけが設けられている。本構成例
その他の部分は前述の第6構成例と実質上同じ構成にな
っている。第7構成例によれば、前述の構成例における
フタ33、46が無いため、記録ヘッド7の交換や位置
調整を行う場合にフタを開く必要がなく、一層効率的に
作業を行うことができる。また、コスト的にも有利であ
る。
【0097】図18の第7構成例によれば、さらに、原
稿ガラス10を外すことなく画像記録部1aの動作を見
ることができる。例えば、画像記録動作の異常をチェッ
クする場合などにおいて、画像読み取り部1bを動作さ
せずに画像記録部1aのみを動作させ、不図示の原稿ガ
ラス10及び開口48を通してプラテン6上の記録部の
状態を容易に確認することができ、これにより異常の原
因を判断して容易にかつ迅速に処理を実行することがで
きる。
【0098】図19は本発明に関連する画像形成装置の
参考例の第8構成例において原稿ガラスを取り外しフタ
を開いた状態を示す模式的斜視図である。本構成例
は、記録手段として被記録材2のy方向全幅の記録領域
を持つフルラインタイプの記録ヘッド49が搭載されて
いる。つまり、記録ヘッド保持台50上に、ブラック、
シアン、マゼンタ、イエローの4色(4個)のフルライ
ン記録ヘッド49がx方向に配列されて搭載されてい
る。
【0099】また、画像読み取り部1bと画像記録部1
aの間の仕切り部材31には、ライン記録ヘッド49の
上部に対応する位置に開口51が設けられており、該開
口51はフタ52により開閉可能になっている。図19
第8構成例のその他の部分は図12及び図13の第5
構成例と実質上同じ構成になっている。
【0100】本構成例(第8構成例)によれば、前述の
構成における記録キャリッジ8及びガイドシャフト17
などが無いために構成が簡単になり、しかも記録ヘッド
49の移動を行うことなく高速で記録することができ
る。また、本構成例においても、図14〜図16で説明
した記録ヘッド位置調整機構と同じ原理の記録ヘッド位
置調整機構が設けられており、x−y平面上で記録ヘッ
ド49の位置を調整できるようになっている。この記録
ヘッド位置調整の作業に際しては、不図示の原稿ガラス
10を取り外してフタ52を開くことにより、開口51
を通して記録ヘッド49の交換や位置調整を容易に行う
ことができる。
【0101】なお、以上の各実施例及び各構成例では、
本発明をインクジェット記録装置に適用する場合を例に
挙げたが、本発明は、ワイヤドット方式、感熱方式、熱
転写方式等、他の記録方式の画像形成装置に対しても同
様に適用することができ、同様の効果を達成し得るもの
である。
【0102】また、以上の各実施例及び各構成例では、
画像記録部と画像読み取り部を有する複写機能を備えた
画像形成装置を例に挙げて説明したが、本発明は記録機
能のみあるいは記録機能と他の機能を有する画像形成装
置の場合にも同様に適用することができ、同様の効果を
奏するものである。
【0103】また、図1〜図11の各実施例及び各構成
では、記録手段を主走査方向に移動させるシリアル型
の画像形成装置のみを例に挙げて説明したが、これらの
実施 例及び構成例も被記録材の全幅または一部をカバー
する長さのラインタイプの記録手段を用いて副走査のみ
で記録するライン型の場合に同様に適用することがで
き、同様の効果を達成し得るものである。
【0104】さらに、前述の各実施例では4個の記録ヘ
ッドを用いるカラー記録の場合を例示したが、本発明は
複数個の記録ヘッドを用いる階調記録の場合、1個の記
録ヘッドを用いる場合、あるいはこれらを組み合わせる
場合にも同様に適用でき、同様の効果を奏するものであ
る。
【0105】さらに、本発明は、インクジェット記録装
置の場合、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を
用いる記録ヘッドを使用するものに適用できるが、中で
も、熱エネルギーを利用してインクを吐出する方式の記
録ヘッドを使用する画像形成装置において優れた効果を
もたらすものである。かかる方式によれば、記録の高密
度化、高精細化が達成できるからである。
【0106】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1の発明によれば、上部枠体を下部枠体に対して開閉す
るように回動可能に設け、記録ヘッドを用いて被記録材
に画像を形成する画像形成装置において、前記下部枠体
に配され、前記上部枠体と前記下部枠体との間の開口部
において、被記録材を、前記上部枠体と前記下部枠体と
の回動中心となる回動軸の軸方向に沿って搬送する搬送
機構と、前記記録ヘッドを搭載するためのキャリッジ
を、被記録材の搬送方向及び前記回動軸に対して交差す
るように往復移動させる移動機構と、を有し、前記上部
枠体を前記下部枠体に対して開閉する時に、前記キャリ
ッジを被記録材の搬送領域の外側であって前記回動軸が
ある側に停止させておく構成としたので、被記録材が搬
送方向のどの位置でジャムしても容易に処理できる開口
を形成すると同時に、ジャム処理の作業時に操作者の手
が記録ヘッドに触れるおそれを解消することができる画
像形成装置が提供される。
【0107】請求項2及び請求項3の発明によれば、上
記請求項1の構成に加えて、前記記録ヘッドがインクジ
ェット記録ヘッドであり、該記録ヘッドにインクを供給
するための交換可能なインクタンクを有する構成、ある
いは、前記インクタンクは前記下部枠体の前記回動中心
とは反対側の前記上部枠体が開口する側に配置されてい
る構成としたので、上記の効果に加えて、インクタンク
が装置本体に内蔵されている場合でも、該インクタンク
の個数や配設位置に関係なくインクタンクを容易に交換
することができるという効果が得られる。
【0108】請求項4及び請求項5の発明によれば、上
記請求項1の構成に加えて、前記上部枠体には画像読み
取り機構が設けられ、読み取った画像を前記記録ヘッド
により前記被記録材に記録する構成、あるいは、前記上
部枠体には被記録材より上側に配置されるローラ及びガ
イドの全て又は一部から成る搬送機構部品が取り付けら
れており、前記上部枠体を開くとき前記搬送機構部品が
該上部枠体と共に被記録材から離間する構成としたの
で、一層効率よく上記の効果を達成し得る画像形成装置
が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像形成装置の第1実施例の
模式的斜視図である。
【図2】図1中の記録手段のインク吐出部の構造を模式
的に示す部分斜視図である。
【図3】本発明を適用した画像形成装置の第2実施例の
模式的斜視図である。
【図4】本発明を適用した画像形成装置の第3実施例の
模式的斜視図である。
【図5】本発明に関連する画像形成装置の参考例の第1
構成例の模式的斜視図である。
【図6】図5中のインクタンク部を模式的に示す縦断面
図である。
【図7】図5の画像形成装置の上部枠体を閉じた状態の
縦断面図である。
【図8】図5の画像形成装置の上部枠体を開いた状態の
縦断面図である。
【図9】本発明に関連する画像形成装置の参考例の第2
構成例の模式的斜視図である。
【図10】本発明に関連する画像形成装置の参考例の第
3構成例の模式的斜視図である。
【図11】本発明に関連する画像形成装置の参考例の第
4構成例の模式的斜視図である。
【図12】本発明に関連する画像形成装置の参考例の第
5構成例の模式的斜視図である。
【図13】図12の画像形成装置でフタを閉じかつ原稿
ガラスを取り付けた状態の模式的斜視図である。
【図14】図12中の記録キャリッジ上の構成を示す斜
視図である。
【図15】図14中の矢印Q方向から見た記録キャリッ
ジ及び記録手段の断面図である。
【図16】図14の記録キャリッジ上の構成を示す平面
図である。
【図17】本発明に関連する画像形成装置の参考例の第
6構成例の模式的斜視図である。
【図18】本発明に関連する画像形成装置の参考例の第
7構成例の模式的斜視図である。
【図19】本発明に関連する画像形成装置の参考例の第
8構成例の模式的斜視図である。
【図20】従来の画像形成装置の一例を示す模式的斜視
図である。
【符号の説明】
1 装置本体 1a 下部枠体(画像記録部) 1b 上部枠体(画像読み取り部) 1d 装置本体の後方部分 1e 回動中心 1f 回動中心 1g 読み取り部の後面 1h 記録部の後部上面 1z 前面壁 2 被記録材 3 カセット 4 搬送ガイド 4a 反転ガイド 4b 水平ガイド 5 第1搬送ローラ 6 プラテン 7 記録手段(記録ヘッド) 8 記録キャリッジ 10 原稿ガラス 11 読み取りキャリッジ 12 第2搬送ローラ 13 排紙ローラ 14 排紙トレイ 16 インクタンク 16w 開口部端面 16x インクタンク開口部 16z 弁 17 ガイドシャフト 18 インク 18a インク上面 19 メインタンク 20 給紙ローラ 22 給紙トレイ 23 第2給紙ローラ 25 カバー 26 フタ 27 前カバー 27a 回動中心 28 インクタンク 31 仕切り部材 32 開口 33 フタ 34 第2読み取りキャリッジ 35 調整ブロック 36 調整ビス 37 調整バネ 39 調整ブロック 40 調整ブロック 41 調整ビス 42 調整ビス 45 開口 46 フタ 47 開口 48 開口 49 フルライン型記録手段 50 記録ヘッド保持台 51 開口 52 フタ 81 吐出口面 82 吐出口 84 液路 85 電気熱変換体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/23 101 B41J 29/00 A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/13 B41J 2/01 B41J 2/175 B41J 29/00 H04N 1/23 101

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部枠体を下部枠体に対して開閉するよ
    うに回動可能に設け、記録ヘッドを用いて被記録材に画
    像を形成する画像形成装置において、前記下部枠体に配され、前記上部枠体と前記下部枠体と
    の間の開口部において、被記録材を、前記上部枠体と前
    記下部枠体との回動中心となる回動軸の軸方向に沿って
    搬送する搬送機構と、 前記記録ヘッドを搭載するためのキャリッジを、被記録
    材の搬送方向及び前記回動軸に対して交差するように往
    復移動させる移動機構と、 を有し、 前記上部枠体を前記下部枠体に対して開閉する時に、前
    記キャリッジを被記録材の搬送領域の外側であって前記
    回動軸がある側に停止させておく ことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記記録ヘッドがインクジェット記録
    ッドであり、該記録ヘッドにインクを供給するための交
    換可能なインクタンクを有することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記インクタンクは前記下部枠体の前記
    回動中心とは反対側の前記上部枠体が開口する側に配置
    されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記上部枠体には画像読み取り機構が
    設けられ、読み取った画像を前記記録ヘッドにより前記
    被記録材に記録することを特徴とする請求項1〜3に記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記上部枠体には被記録材より上側に
    配置されるローラ及びガイドの全て又は一部から成る搬
    送機構部品が取り付けられており、前記上部枠体を開く
    とき前記搬送機構部品が該上部枠体と共に被記録材から
    離間することを特徴とする請求項1〜4に記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドがインクを吐出するた
    めに利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を
    備えているインクジェット記録ヘッドであることを特徴
    とする請求項1〜5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記記録ヘッドが前記電気熱変換体が
    発生する熱エネルギーによりインクに生じる膜沸騰を利
    用して吐出口よりインクを吐出させることを特徴とする
    請求項6に記載の画像形成装置。
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