JP4222605B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は画像形成装置に関し、特に被記録媒体に対する余白なし記録を行うことができる画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ装置、複写装置、プリンタ/ファックス/コピア複合機等の画像形成装置として、インクジェット記録装置に代表されるようにインク液滴を吐出する液滴吐出ヘッドで構成した記録ヘッドを用いて、記録紙等の被記録媒体(記録媒体、用紙などとも称される。)を搬送しながら、インク滴を被記録媒体に付着させて画像形成(記録)を行なうものがある。液滴吐出ヘッドとしては、圧電素子などの電気機械変換素子を用いるピエゾ型のもの、吐出内に配設した発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いてインクの膜沸騰でバブルを発生させてインク滴を吐出させるサーマル型のもの、吐出室の壁面を形成する振動板を静電力で変形させることでインク滴を吐出させる静電型のものなどがある。
また、液滴吐出ヘッドを備える画像形成装置としては、被記録媒体を搬送方向に対して直交する方向に液滴吐出ヘッドをスキャンさせて記録するシャトル(シリアル)型のものと、液滴吐出ヘッドが被記録媒体を搬送する方向に対して直交する方向へライン状に固定配置されて記録されるフルライン型のものとがある。
このような画像形成装置における被記録媒体の搬送は、一般には、搬送ローラと排紙側ローラによって被記録媒体を搬送し、記録ヘッドに対向する位置に被記録媒体を案内するリブを備えたガイド部材(プラテン)を配置する構成が採用されている。また、搬送ベルトを用いて被記録媒体を搬送するものもある。
特開2000−296665号公報
ところで、液滴吐出ヘッドを用いた画像形成装置を使用する場合、カード、年賀状、写真画像等の画像に対し、被記録媒体に全面記録(余白なし記録、縁なし記録)を行なって元画像と全く同じサイズで画像を記録させることがある。しかしながら、全面記録を行なおうとすると、被記録媒体と液滴吐出ヘッド間で高精度な位置精度が求められるが、給紙時の位置ズレ、搬送バラツキがあるため、被記録媒体と液滴吐出ヘッドの位置ズレが生じ、被記録媒体外に液滴吐出ヘッドから吐出されたインクがプラテンや搬送ベルトに付着し汚れてしまう。また、プラテンや搬送ベルトに付着したインクが付着したまま、次の被記録媒体が搬送されると、被記録媒体の裏面や側面を汚すことになる。
そこで、被記録媒体の両端の余白を無にして記録が行えるものとして、キャリッジに搭載された記録ヘッドの走査範囲を、被記録媒体の幅よりも広く外側に移動させて記録を行うように構成し、被記録媒体の両端からはみ出すインク滴によりプラテン上が汚染されないようにプラテンの一部にメッシュスクリーンを設け、インクがプラテンを通過させるように構成したものがある。また、メッシュスクリーンの変わりにプラテン上に貫通穴を設け被記録媒体の縁からはみ出すインクと完全に干渉しない構成を採用したものもある。
特開平8−169155号公報
また、回転可能なプラテンとそのプラテンを回動させる回動部とを有し、搬送される被記録媒体の先端部近傍への記録は、被記録媒体の背後に回動プラテンが位置し余白無し記録において被記録媒体の縁からはみ出すインクによってプラテンが汚染されないようにし、被記録媒体の端部以外の記録時にはプラテンを被記録媒体の背面を支持する位置に配し、被記録媒体の後端部近傍への記録にはプラテンを被記録媒体の搬送方向に回動させ再び被記録媒体の背面に位置するように記録を行い、余白無し記録をプラテンの汚染無に実行するようにしたものがある。
特開2001−80145号公報
同様の構成のものとして、次のものもある。
特開2001−31261公報 特開2002−211057号公報 特開2002−225357号公報 特開2001−26165号公報 特開2002−361851号公報
しかしながら、例えば上記特許文献3に開示の画像形成装置にあっては、回動可能なプラテンを記録ヘッドの下側に設け、さらにこのプラテンは円弧状の被記録媒体支持体を有し、被記録媒体の縁近傍に余白なし記録を行う時にはプラテン上に縁からはみ出したインクが付着しないようにプラテンを回動させて被記録媒体の背面に位置するようにして記録を行い、被記録媒体に記録が終了すると、プラテンは再度回転を始め、次の被記録媒体に対する初期位置に移動する用に構成される。
ところが、上述したような構成の場合、連続して余白なし記録を行うときには、被記録媒体毎に回転プラテンの初期位置回復動作を行わなくてはならず、連続処理に対して、記録時間(印刷時間)が増大すると言う課題がある。特に、シリアル型装置であれば、記録ヘッドのホーム位置への復帰動作が必要になるため、この課題はさほど顕在化しないが、被記録媒体の搬送によってのみ記録を行うライン型画像形成装置の場合はこの課題が顕在化することになる。
通常、被記録媒体の搬送方向と直交する方向の縁に余白なし記録を行うためには、縁が記録領域(画像形成領域)に達する直前からインクを吐出し始め、縁なし記録を行っている。また、被記録媒体の後端においては縁が記録領域から外れた後もしばらくインクを吐出しつづけて余白なし記録を行っている。
そのため、上述した特許文献3に記載のような機構で被記録媒体が連続して記録ヘッド直下に搬送されてくる場合は、プラテンは再度初期位置までもどる必要がある。初期位置に戻る方法としては、被記録媒体の搬送方向に回転し元の位置に戻るか、被記録媒体の搬送方向とは逆方向に回転し初期位置に戻るかであるが、何れにしても1つの余白なし記録が終了する毎に、プラテンを初期位置に復帰させる動作を行い、次の被記録媒体の余白なし記録を行うための位置に移動する動作を行う必要がある。このような動作が1被記録媒体毎に繰り返されることで結果的に記録(印刷)に要する時間が多大となるという課題が生じる。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、回転式プラテンによる余白なし記録を行う際に生じる記録品質の劣化を解決した画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
液滴を吐出する複数のノズルを有する記録ヘッドによる画像形成領域に被記録媒体を搬送し、被記録媒体を支持する複数の支持部を有する回転可能なプラテンを備え、少なくとも被記録媒体の搬送方向端部に余白なし記録を行うときに、プラテンの回転軸が記録ヘッドから吐出される液滴の吐出方向延長線上に位置しない構成とした。
ここで、少なくとも被記録媒体の搬送方向端部に余白なし記録を行うときに、プラテンの回転軸が被記録媒体の搬送とともに移動して記録ヘッドから吐出される液滴と干渉しない位置に位置する構成とできる。この場合、プラテンの回転軸が移動する方向と被記録媒体の搬送方向が同じであることが好ましい。
また、プラテンを複数個備えている構成とすることが好ましい。さらに、記録ヘッドがライン型ヘッドであることが好ましい。
本発明に係る画像形成装置によれば、プラテンの回転軸が記録ヘッドから吐出される液滴の吐出方向延長線上に位置しない構成としたので、プラテンの回転軸に液滴が付着することが防止されて、記録品質の劣化を防止できる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る画像形成装置の第1実施形態について図1及び図2を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成を示す概略構成図、図2は同装置の要部を示す斜視説明図である。
この画像形成装置は、記録装置本体1の内部に画像形成部2、画像形成部2に対向する位置で被記録媒体を搬送するための副走査搬送部3等を有し、装置本体1の下方部の給紙部4から被記録媒体(以下「用紙」というが、材質を紙に限定するものではない。)5を給紙し、副走査搬送部3で用紙5を副走査搬送しながら画像形成部2を駆動して用紙5に所要の画像を形成(記録)した後、排紙搬送部7を経て排紙トレイ8に用紙5を排紙する。
画像形成部2は、用紙搬送方向と直交する方向で記録領域の全幅にわたって複数の吐出口であるノズル孔を配列したノズル列を複数列有するフルライン型ヘッドで構成した記録ヘッド11をヘッドホルダ12に取り付けている。ここでは、記録ヘッド11は所要の色のインク、例えばブラックインクの液滴を吐出させるためヘッドとしている。ただし、図示の都合上ヘッドユニットをブラック用の1つとしたが、イエロー、マゼンダ、シアン等のフルカラーに対応したユニットを複数構成したものであっても良く、これに限るものではない。
なお、ヘッドホルダ12は、一端が軸13によって回動可能に支持され、他端に形成された突出部12aとレール14とが係合し、記録ヘッド11のノズル形成面と用紙5との距離(紙間距離)が規定されるようになっている。
副走査搬送部3は、記録ヘッド11の下方で、記録ヘッド11による印写位置に対して用紙5を副走査方向に搬送するために、記録ヘッド11の用紙搬送方向上流側に搬送ローラ21と挟持用ローラ22とを配置するとともに、記録ヘッド11の用紙搬送方向下流側に搬送ローラ23と挟持用ローラ24とを配置し、さらに用紙5の搬送をガイドするガイド部材25を配置している。
さらに、ガイド部材25の開口部に対応して記録ヘッド11よる印写位置で用紙5を搬送するためのプラテン27をガイドレール28に沿って移動可能に配置している。このプラテン27及びガイドレール28の詳細については後述する。また、記録ヘッド11の直下には記録ヘッド11から吐出される液滴を受けるためのインク吸収体を含むインク受け29を配置している。
給紙部4は、用紙5を多数枚積載可能な給紙カセット31と、給紙カセット31から用紙5を1枚ずる分離して給送する半月コロ(給紙ローラ)32及び分離パッド33と、給送される用紙5を副走査搬送部2まで搬送して送り込むためのガイド部材36などを備えている。
排紙部7は、副走査搬送部3から送られてくる用紙5を搬送するための搬送ローラ41の対、記録が終了した用紙5を排紙トレイ8に送り出すための排紙ローラ42及びこれに対向する拍車ローラ43などを有している。
そこで、プラテン27及びガイドレール28の詳細について図2をも参照して説明する。
プラテン27は、用紙5の裏面を支持する円弧状の被記録媒体支持部51を、用紙搬送方向と直交する方向に、所要の間隔で回転軸52にアーム部53を介して取り付けたものである。この複数の被記録媒体支持部51は、例えば、A4サイズの用紙5A、葉書サイズの用紙5Bなどを支持できる間隔で配置している。
一方、ガイドレール28は、プラテン27の回転軸52の両端側の例えば装置本体に設けた図示しない支持部材にて支持され、プラテン27の回転軸52を支持して案内することで、プラテン27を周回移動させることができるようにトラック状に形成されている。
そして、図示しないプラテン移動手段によってプラテン27はガイドレール28に沿って所定のタイミングで移動されるように構成している。
次に、この画像形成装置において余白なし(縁なし)記録を行うときの動作について図3(a)ないし図3(c)を参照して説明する。
まず、給紙部4から用紙5が給紙されて、図3(a)に示すように、記録ヘッド11による記録領域(画像形成領域、印写位置)直前まで搬送される。このとき、図示のプラテン27は初期位置で待機しており、プラテン27の支持部51及び回転軸52は用紙5の先端部の背面に位置している。
そこで、用紙5の先端がノズル列の直前まで来た時点で記録ヘッド11のノズルからインク滴11aを吐出し始めることで用紙5の先端から余白なし記録を開始する。
このとき、用紙5から外れたインク滴11aはプラテン27の下側に設けられるインク受け29のインク吸収体に着弾して吸収される。プラテン27は用紙5の背面に位置し、インク滴11aと干渉することがないので、用紙5を外れたインク滴11aがプラテン27の回転軸52に付着して汚すことはない。プラテン27の回転軸52が一時的に記録ヘッド11直下を通過する際、記録ヘッド11からインク滴11aの吐出を停止し回転軸52に対するインク滴11aの付着を防止する。
続いて、搬送される用紙5の中央部に記録を行うときには、図3(b)に示すように、プラテン27は用紙5の背面に位置し、そのまま待機する。この場合、用紙5の搬送方向と平行な辺(用紙搬送方向と直交する方向の端部)への余白なし記録を行うときに、図2に示すように、用紙5から外れたインク滴11aがプラテン27の被記録媒体支持部51に付着しない位置に配置している。
次いで、用紙5の後端への余白なし記録を行うときには、図3(c)に示すように、用紙5の後端が用紙センサ55によって検出されると、プラテン27は用紙5の搬送方向と同じ方向へ移動して待機する。この状態で用紙5の後端部への余白なし記録が行われる場合、用紙5が記録ヘッド11のノズル列直下から搬送が進んだ後もしばらくインク滴11aが吐出され続けるが、用紙5の後端から外れたインク滴11aはプラテン27の下に配置されたインク受け29の吸収体に吸収されるので、用紙5から外れたインクがプラテン27の支持部51や回転軸52などに付着して汚すことがない。
そして、連続して余白なし記録を行う場合は、プラテン27は図3(a)に示す初期位置に移動して次の被記録媒体に対する準備を行い、次の余白なし記録が行われる。
このように、被記録媒体を裏面から支持するプラテンの回転軸が記録ヘッドの直下(略対向する位置)から外れた位置、すなわち、記録ヘッドから吐出される液滴と干渉しない(液滴が付着しない位置)に位置するので、余白なし記録を行った場合でも被記録媒体から外れた液滴が、プラテンの回転軸に付着して汚すことがなくなり、付着液体による動作不良などが防げ、記録品質を向上することができる。
この場合、被記録媒体を裏面から支持するプラテンの回転軸がガイドレールに沿って被記録媒体と共に移動することによって、プラテンの回転軸が記録ヘッドの直下で動作することがなくなり、被記録媒体から外れた液滴が、プラテンの回転軸に付着することが無くなり、付着液体による動作不良などが防げ、記録品質を向上することができる。
次に、本発明に係る画像形成装置の第2実施形態について図4(a)及び図4(b)を参照して説明する。
この実施形態では、プラテン27の移動を案内するガイドレール28を直線状に構成し、プラテン27はこのガイドレール28に沿って用紙5とともに直線的に往復移動するようにしている。
この場合、用紙5の先端に余白なし記録を行う場合には、プラテン27は図4(a)に示すように用紙5の先端部背面に位置し、用紙5の先端に余白なし記録を行う場合には、プラテン27は図4(b)に示すように用紙5の後端部背面に位置し、いずれの場合も、記録ヘッド11からのインク滴11aと干渉しない(インク滴11aが付着しない)位置に位置するので、第1実施形態と同様に、用紙5から外れたインクがプラテン27の支持部51や回転軸52などに付着して汚すことがなく、記録品質の向上を図れる。
次に、本発明に係る画像形成装置の第3実施形態について図5(a)ないし図5(c)を参照して説明する。
この実施形態では、第1実施形態の構成のガイドレール28を用いて、このガイドレール28に沿って移動するプラテン27を複数(ここでは、2個とし、それぞれ、プラテン27A、27Bと表記する。)配置し、連続して余白なし記録を行う場合の記録時間の短縮を図っている。
つまり、1枚目の用紙5aに対する余白なし記録を行う場合、初期位置では図5(a)に示すように、プラテン27Aは前述した第1実施形態と同様に用紙5aの先端部の背面に位置しており用紙5aから外れたインク滴11aが付着して汚れることがない。また、プラテン27Bは、ガイド板25の背面などの記録ヘッド11から吐出されるインク滴11aが付着しない位置に位置しているので、汚れることがない。
次いで、用紙5aに対する記録が開始されると、プラテン27Aは回転をはじめ図5(b)の位置でしばらく待機する。この場合、用紙5aの後端が記録領域にくるまでこの位置で用紙5aをプラテン27に支持部51で支持しながら、記録ヘッド11からはインク滴11aが吐出されて用紙5aに対する記録が行われる。
これと並行して、給紙部4からは次の余白なし記録を行うための2枚目の用紙5bが給紙される。そして、用紙センサ55で1枚目の用紙5aの後端が検知されると、プラテン27Aは用紙5aの搬送方向へ回転し始め、図5(c)の位置に移動する。その後、用紙5aの後端への余白なし記録が行われる。このとき、第1実施形態と同様に、プラテン27Aは用紙5aの背面へ移動しているので、用紙5aの縁からはみ出すインク滴11aが付着して汚れることがない。また、プラテン27Bは用紙5aからはみ出すインク滴11aとは干渉しない位置にある。
この時、次の用紙5bはすでに記録領域の直前まで移送されてきているが、プラテン27Bが次の用紙5bの先端部を下方から支持するように待機位置で待機しており、連続して用紙5bの先端へ余白なし記録を行うことができる。用紙5aの支持を終えたプラテン27Aはガイドレール28に沿って同じ方向へ移動し、次の用紙5が搬送されてくるまで待機位置(図5(c)のプラテン27Bの位置)で待機する。これにより、紙間を十分に狭くした連続印刷が可能となり、連続した余白なし記録を行うことができる。
このように、プラテンをガイドレールに沿って複数配置しているので、連続した被記録媒体の搬送に対してその先端及び後端を支持することができ、1つのプラテンを待機位置に戻すための時間を省略することができて、記録に要する時間が短縮でき、余白なし記録の高速化を図れる。また、それぞれのプラテンが被記録媒体からはみ出すインク滴と干渉しない位置に位置するように移動制御することで、余白なし記録を行う場合にプラテンを汚染することなく記録でき、高速で高品質の余白なし記録を行うことができるようになる。
また、これらの各実施形態において、記録ヘッドとしてライン型ヘッドを用いて、ガイドレール付回転プラテンと併用することによって、さらに高速で安定した高品質記録が可能となる。
なお、上記各実施形態においては、プリンタ構成の画像形成装置を例としたが、本発明の画像形成装置は、ファクシミリ装置、複写装置、プリンタ/ファックス/コピア複合機などにも適用可能である。また、インク以外の液体、例えばレジスト、医療分野におけるDNA試料を吐出記録する装置にも応用可能である。
本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の全体構成を示す概略構成図である。 同装置の要部を示す斜視説明図である。 同装置による被記録媒体先端への余白なし記録を行うときの状態を説明する要部説明図である。 同装置による被記録媒体中央部への記録を行うときの状態を説明する要部説明図である。 同装置による被記録媒体後端への余白なし記録を行うときの状態を説明する要部説明図である。 本発明に係る画像形成装置の第2実施形態における被記録媒体先端への余白なし記録を行うときの状態を説明する要部説明図である。 同装置による被記録媒体後端への余白なし記録を行うときの状態を説明する要部説明図である。 本発明に係る画像形成装置の第3実施形態における被記録媒体先端への余白なし記録を行うときの状態を説明する要部説明図である。 同装置による被記録媒体中央部への記録を行うときの状態を説明する要部説明図である。 同装置による被記録媒体後端への余白なし記録を行うときの状態を説明する要部説明図である。
符号の説明
2…画像形成部
3…副走査搬送部
5…用紙(被記録媒体)
11…記録ヘッド
21…搬送ローラ
27…プラテン
28…ガイドレール

Claims (5)

  1. 液滴を吐出する複数のノズルを有する記録ヘッドによる画像形成領域に被記録媒体を搬送し、前記被記録媒体を支持する複数の支持部を有する回転可能なプラテンを備え、少なくとも前記被記録媒体の搬送方向端部に余白なし記録を行うときに、前記プラテンの回転軸が前記記録ヘッドから吐出される液滴の吐出方向延長線上に位置しないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、少なくとも前記被記録媒体の搬送方向端部に余白なし記録を行うときに、前記プラテンの回転軸が前記被記録媒体の搬送とともに移動して前記記録ヘッドから吐出される液滴と干渉しない位置に位置することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、前記プラテンの回転軸が移動する方向と前記被記録媒体の搬送方向が同じであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記プラテンを複数個備えていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記記録ヘッドがライン型ヘッドであることを特徴とする画像形成装置。
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