JP4888253B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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1.図面の説明
図1は本実施形態に係るプリンタのプリンタエンジン(インクジェット記録機構)100を示す斜視図であり、図2はプラテンユニット110の上面側斜視図であり、図3はプラテンユニット110の下面図であり、図4〜図6は可動プラテン111の作動を示す図である。
2.1.主要な構成機器について
インクジェット方式のプリンタエンジン100とは、微小なインク滴を記録用紙等の記録シート(以下、用紙という。)に向けて噴射することにより用紙に画像を形成していくものである。そして、カラー画像を形成する場合には、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック等の各色のインク滴を用紙上の適切な位置に着弾させることにより様々な色彩の画像を形成する。
2.2.1.可動プラテン
可動プラテン111は、図4〜図6に示すように、用紙の搬送状態に応じて移動しながら、用紙を挟んで記録ヘッド103の反対側から用紙に接触して用紙を支持するものである。この可動プラテン111のうち用紙と接触する接触部112は、記録ヘッド103側が凸となるように、後述する支軸113を曲率中心として一定の曲率半径で円弧状に湾曲している。
移動機構120は、図3に示すように、ベース部材123、平行リンク121、カム溝122が形成されたカムプレート(図示せず。)、平行リンク121を用紙の搬送方向に往復運動させる揺動リンク124、及び揺動リンク124を揺動させる回転カム125等を有して構成されている。
キャリッジモータ201は、記録ヘッドユニット102を主走査方向に往復移動させるための電動モータであり、搬送モータ202は、搬送ローラ131や排紙ローラ132等を回転させるための電動モータである。
本実施形態は、可動プラテン111と用紙との接触部112において、接触部112の周速度が用紙の搬送速度と相違するように、可動プラテン111を印刷が実行される用紙に接触させることにより、接触部112に付着したインクを除去(クリーニング)することを特徴としている。
3.1.クリーニング実行枚数の設定(図8参照)
本実施形態では、縁無し印刷の実行枚数が所定枚数に達したときに可動プラテン111のクリーニングを実行する。そして、図8に示すフローチャートは、クリーニングを実行する所定枚数Lを設定するための制御を示している。
図9は、プリンタに対して印刷指示がされたときに実行されるメイン制御を示すフローチャートであり、このメイン制御が起動されると、先ず、印刷指示がされた印刷ジョブは、縁無し印刷の印刷ジョブであるか否かが判定され(S10)、縁無し印刷の印刷ジョブでないと判定された場合には(S10:NO)、可動プラテン111のクリーニングが実行されることなく、通常印刷が実行された後(S40)、本制御が終了する。
そして、現在のカウンター値(n)が所定枚数L以上であるか否かが判定され(S25)、現在のカウンター値(n)が所定枚数L未満である場合には(S25:NO)、可動プラテン111のクリーニングが実行されることなく、通常印刷が実行された後(S40)、本制御が終了する。
クリーニング印刷モードは、用紙に印刷を実行するための印刷ジョブが実行されている最中であって、記録ヘッド103からインク滴が噴射されないときに可動プラテン111のクリーニングを実行するモードである。
4.本実施形態に係るプリンタの特徴
本実施形態では、印刷ジョブを実行する用紙で直接、可動プラテン111をクリーニングするので、別途、クリーニング専用の用紙を必要とすることなく、簡便な構成で可動プラテン111に付着したインクを除去することができ、可動プラテン111の汚れを十分に防止することが可能となる。
上述の実施形態では、用紙の搬送を停止させた状態で可動プラテン111のクリーニングを実行したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、手動クリーニングモード時において、用紙を搬送させながら可動プラテン111を回転させることにより、用紙と可動プラテン111との接触部112において、用紙の搬送の向きと可動プラテンの回転の向きとを相違させるようにして可動プラテン111の接触部112を用紙に擦り付けるようにしてもよい。
103…記録ヘッド、110…プラテンユニット、111…可動プラテン、
112…接触部、113…支軸、114…第1摺接突起、
115…第2摺接突起、120…移動機構、121…平行リンク、122…カム溝、
122A…ストレート部、122B…第1屈曲部、122C…第2屈曲部、
122D…第1回転逃げ部、122E…第2回転逃げ部、123…ベース部材、
123A…穴、123B…固定プラテン、124…揺動リンク、124A…揺動軸、
125…回転カム、125A…偏心円環溝、125B…回転軸、
131…搬送ローラ、132…排紙ローラ、133…レジストセンサ、
201…キャリッジモータ、202…搬送モータ、203…操作パネル、
204…制御回路。
Claims (4)
- 記録シートに向けてインク滴を噴射する記録ヘッドを有するインクジェット記録装置であって、
前記記録ヘッドに対して対向配置され、搬送される記録シートを挟んで前記記録ヘッドの反対側から記録シートに接触して記録シートを支持し、記録シートと接触する接触部は、前記記録ヘッド側が凸となるように、一定の曲率半径で円弧状に湾曲しており、記録シートの搬送状態に応じて記録シートの搬送方向又はその反対方向に移動する可動プラテンと、
前記可動プラテンの移動領域のうち印刷時に移動する領域よりも前記搬送方向の上流側端部又は下流側端部にて前記可動プラテンを記録シートの搬送方向に沿って回転させることにより、印刷が実行される記録シートに接触させて前記可動プラテンをクリーニングするクリーニング手段と
を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 少なくとも前記クリーニング手段による前記可動プラテンのクリーニング時には、記録シートと前記可動プラテンとの接触部において各々の速度が相違していることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記クリーニング手段は、印刷が実行される記録シート毎に前記可動プラテンをクリーニングすることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記クリーニング手段は、記録シートに印刷を実行するための印刷ジョブが実行されている最中であって、前記記録ヘッドからインク滴が噴射されていないときに前記可動プラテンのクリーニングを実行することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のインクジェット記録装置。
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