JP2002052761A - 作像装置及び画像形成装置 - Google Patents

作像装置及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2002052761A
JP2002052761A JP2000239302A JP2000239302A JP2002052761A JP 2002052761 A JP2002052761 A JP 2002052761A JP 2000239302 A JP2000239302 A JP 2000239302A JP 2000239302 A JP2000239302 A JP 2000239302A JP 2002052761 A JP2002052761 A JP 2002052761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
recording head
forming apparatus
image forming
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000239302A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kobu
真 小夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000239302A priority Critical patent/JP2002052761A/ja
Publication of JP2002052761A publication Critical patent/JP2002052761A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】高画質の画像を高速で作像して生産を向上する
とともにインクジェットヘッドを容易に交換する。 【解決手段】搬送されている記録紙の1パス通紙中に2
組の記録ヘッド6a,6bで時間差を持って記録紙の両
面に作像するようにしたから、記録紙の両面に印字する
ときの印字速度を大幅に短縮する。2組の記録ヘッド6
a,6bはプリンタ本体2の前カバー7を開いたとき
に、前カバー7の開口部側に移動自在として、前カバー
7の1回の開操作で2組の記録ヘッド6a、6bを交換
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録紙にインク
を噴射して文字や画像を形成するインクジェット作像装
置及びそれを使用したプリンタやファクシミリ装置,複
合複写機等の画像形成装置、特に両面印刷するときの印
刷効率の向上及びインクジェットヘッドの交換の容易化
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは記録時の騒音
が極めて小さく、高速印字が可能なことや、インクの自
由度が高く安価な普通紙を使用できたり、カラー化が容
易であることなど多くの利点を有する。このインクジェ
ットプリンタのインクジェットヘッド(以下、記録ヘッ
ドという)で記録紙に文字や画像を記録する場合、図1
4に示すように、給紙カセット4に積載された記録紙を
給紙コロ等でプリンタ本体2内に搬送し、記録紙が記録
ヘッド6の位置に達して停止すると、記録ヘッド6が記
録紙の手前側から奥行き方向の主走査方向に移動して記
録紙に作像を行う。記録ヘッド6は規定のノズル数で構
成され、記録ヘッド6の1回の主走査方向の移動により
ノズル数に応じた幅を作像する。記録ヘッド6の1回の
主走査方向の移動による作像が終了すると、記録紙を記
録ヘッド6の次ぎの走査と作像に備えて作像幅分だけ移
動し、再び記録ヘッド6で作像を行なう。この記録紙の
間欠送りと記録ヘッド6の作像を繰り返して記録紙全面
の作像が終了すると、記録紙は排紙カセット5に搬送さ
れてストックされる。
【0003】記録紙の両面に文字や画像を記録するイン
クジェットプリンタは、例えば図15に示すように、プ
リンタ本体2の下側に給紙カセット4に設け、給紙カセ
ット4の上側に排紙カセット5を重ねて設け、プリンタ
本体2には記録紙を給紙カセット4から記録ヘッド3の
位置を通して排紙カセット5に送る表面用搬送路41
と、記録紙の表裏を反転されて排紙カセット5から記録
ヘッド6の位置を通して再び排紙カセット5に送る裏面
用搬送路42を有する。そして記録紙の1度目の作像
は、記録紙を表面用搬送路41で送りながら記録紙の表
面に作像を行ない、表面に作像した記録紙を排紙カセッ
ト5に一端排紙し、排紙カセット5に排紙した記録紙を
裏面用搬送路42に再度送り、記録紙の裏面に作像する
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように記録紙の
両面に作像する場合、記録紙をプリンタ本体に2回搬送
するため、作像に多くの時間がかかる。一方、インクジ
ェットプリンタにおいては、できるだけ低価格を維持し
ながら、高速化と高画質化に向けて開発される傾向にあ
る。この高速化を図り生産を向上するための一方法とし
て、プリンタ本体内で記録紙を1度の搬送で両面作像を
終了するため、記録ヘッドを記録紙の搬送路を挟んでほ
ぼ対向した状態で配置し作像すると、作像画像の種類、
特にインク滴を多量に付着させるカラーの多い画像で
は、両面からのインク滴に付着により記録紙が波打ち状
態になったり、作像した画像にニジミが発生して画質劣
化が生じる。
【0005】この発明はかかる短所を解消し、高画質の
画像を高速で作像して生産を向上するとともにインクジ
ェットヘッドを容易に交換することができる作像装置及
び画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る作像装置
は、2組の記録ヘッドを有し、搬送されている記録紙の
1パス通紙中に2組の記録ヘッドで時間差を持って記録
紙の両面に作像することを特徴とする。
【0007】上記作像装置本体のカバーを開いたときに
2組の記録ヘッドはカバーの開口部側に移動自在であ
り、カバーの1回の開操作で2組の記録ヘッドが交換可
能であることを特徴とする。
【0008】この発明に係る第2の作像装置は、記録紙
の搬送路に沿って一定距離を隔て、かつ搬送路を挾んで
設けられた2組の記録ヘッドと、第1の記録ヘッドと対
向して設けられた第1の搬送ローラと、第1の搬送ロー
ラの記録紙の搬送方向の下流側で第2の記録ヘッドと対
向して設けられ、第1の搬送ローラから送られた記録紙
の表面と接触して搬送する第2の搬送ローラと、第2の
搬送ローラの下流側に設けられ記録紙を排出側に送る第
3の搬送ローラとを有し、第1の記録ヘッドで記録紙の
表面に作像した後、時間差を持って第2の記録ヘッドで
記録紙の裏面に作像することことを特徴とする。
【0009】上記第1の搬送ローラと第2の搬送ローラ
に加熱手段を内蔵することが望ましい。
【0010】第2の作像装置において、作像装置本体の
カバーを開いたときに、第1の記録ヘッドと第1の搬送
ローラと第2の搬送ローラ及び第2の記録ヘッドはカバ
ーの開口部側に移動自在であり、カバーの1回の開操作
で2組の記録ヘッドが交換可能であることを特徴とす
る。
【0011】また、第2の作像装置において、第2の搬
送ローラと第2の記録ヘッドを搭載したキャリッジを第
1の搬送ローラのローラ軸に対してアームで回動自在に
連結し、作像装置本体のカバーを開いたときに、第1の
記録ヘッドと第1の搬送ローラと第2の搬送ローラ及び
第2の記録ヘッドをカバーの開口部側に移動した後、第
2の搬送ローラと第2の記録ヘッドを搭載したキャリッ
ジを回動するようにして、カバーの1回の開操作で2組
の記録ヘッドが交換できるようにすると良い。
【0012】この発明に係る第3の作像装置は、記録紙
の搬送路をU字状に変える搬送ローラと、搬送ローラの
記録紙の搬送方向の上流側に設けられた第1の記録ヘッ
ドと、第1の記録ヘッドと対向して設けられた搬送板
と、搬送ローラの下流側に設けられた第2の記録ヘッド
と、第2の記録ヘッドと対向して設けられた搬送板とを
有し、第1の記録ヘッドで記録紙の表面に作像した後、
時間差を持って第2の記録ヘッドで記録紙の裏面に作像
することを特徴とする。
【0013】上記搬送ローラに加熱手段を内蔵すること
が望ましい。
【0014】また、第3の作像装置において、作像装置
本体のカバーを開いたときに、搬送ローラと第1の記録
ヘッドと第2の記録ヘッド及び搬送板はカバーの開口部
側に移動自在であり、カバーの1回の開操作で2組の記
録ヘッドが交換可能であることを特徴とする。
【0015】この発明に係る第4の作像装置は、一定間
隔をおいて配置された第1の搬送ローラ対と第2の搬送
ローラ対と第3の搬送ローラ対と、第1の搬送ローラ対
と第2の搬送ローラ対の間に設けられた第1の記録ヘッ
ドと、第2の搬送ローラ対と第3の搬送ローラ対の間に
設けられた第2の記録ヘッドとを有し、第1の記録ヘッ
ドで記録紙の表面に作像した後、時間差を持って第2の
記録ヘッドで記録紙の裏面に作像することことを特徴と
する。
【0016】上記第1の搬送ローラ対と第2の搬送ロー
ラ対に加熱手段を内蔵することが望ましい。
【0017】また、第4の作像装置において、作像装置
本体のカバーを開いたときに、第1の記録ヘッドと第2
の記録ヘッドはカバーの開口部側に移動自在であり、カ
バーの1回の開操作で2組の記録ヘッドが交換可能であ
ることを特徴とする。
【0018】さらに、第1の記録ヘッドと第2の記録ヘ
ッドはそれぞれ単独でカバーの開口部側に移動自在であ
ることが望ましい。
【0019】上記各作像装置において、第1の記録ヘッ
ドと第2の記録ヘッドで印字するときの時間差は、第1
の記録ヘッドのインク吐出先端位置と第2の記録ヘッド
のインク吐出先端位置との距離を記録紙を搬送する間欠
送り幅の整数倍の距離で適正な値に設定して定めること
を特徴とする。
【0020】この発明に係る画像形成装置は、上記いず
れかの作像装置を有することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】この発明のインクジェットプリン
タはプリンタ本体に設けられた印字部と、記録紙を収納
した給紙カセットと、印字した記録紙を排出する排紙カ
セットを有する。印字部3にはシアンC,マゼンタM、
イェロY,ブラックBkの各色のインクをそれぞれ収納
した4個のインクカートリッジを有し、各インクカート
リッジから供給されるインクを吐出して記録紙に印字す
る2組の記録ヘッドを有する。2組の記録ヘッドはプリ
ンタ本体の前カバーを開けることにより交換できるよう
に印字部のキャリッジに着脱自在に設けられている。
【0022】印字部には、第1の記録ヘッド6aと対向
して設けられた第1の搬送ローラと、第1の搬送ローラ
の記録紙の搬送方向の下流側に第2の記録ヘッドと対向
して設けられ、第1の搬送ローラから送られた記録紙の
表面と接触して搬送する第2の搬送ローラと、第2の搬
送ローラの下流側に設けられ記録紙を排紙カセットに送
る第3の搬送ローラ及び記録ヘッドと第1の搬送ローラ
と第2の搬送ローラを保持するスライドベースを有す
る。スライドベースはプリンタ本体に設けられたスライ
ドレールに沿って前カバー方向に移動自在に設けられ、
後退位置で位置決めして固定できるようになっている。
第1の記録ヘッドを搭載したキャリッジと第1の搬送ロ
ーラはスライドベースの側板に取り付けられている。第
2の搬送ローラには第2の記録ヘッドを搭載したキャリ
ッジの保持部が取り付けられ、保持部の第2の搬送ロー
ラのローラ軸の取付部は第1の搬送ローラのローラ軸に
対してアームで連結され、第2の記録ヘッドと第2の搬
送ローラが第1の搬送ローラのローラ軸に対して回動自
在に保持されている。第2の搬送ローラのローラ軸は稼
働時の正常位置でスライドベースの側板11の係止部で
位置決めされている。
【0023】このインクジェットプリンタの印字部で記
録紙に印字するとき、給紙カセットから記録紙搬送路を
介して記録紙が送られると、送られた記録紙は第1の搬
送ローラに巻き付き搬送され、第1の記録ヘッドの位置
を通るときに記録紙の表面に印字される。この表面に印
字された記録紙は第1の搬送ローラから第2の搬送ロー
ラに受け渡され、第2の記録ヘッドの位置を通るときに
記録紙の裏面に印字される。その後、表面と裏面に印字
した記録紙は第2の搬送ローラから第3の搬送ローラに
受け渡され、第3の搬送ローラにより排紙カセットに排
紙される。
【0024】このようにして記録紙が印字部を1回通過
するだけで記録紙の表面と裏面の両面に印字することが
でき、記録紙の両面に印字するときの印字速度を大幅に
短縮することができる。また、記録紙の両面に印字する
ときに、両面に同時に印字するのでなく、所定の時間差
をもって印字することにより、第1の記録ヘッドで印字
するときに多量のインク滴が記録紙の表面に付着して
も、第2の記録ヘッドで印字するときに、記録紙に付着
したインクのある程度乾燥させ、記録紙の波打ちとニジ
ミを防止して、高画質の画像を安定して形成する。
【0025】
【実施例】〔実施例1〕 図1はこの発明の一実施例の
構成図である。図に示すように、インクジェットプリン
タ1はプリンタ本体2に設けられた印字部3と、記録紙
を収納した給紙カセット4と、印字した記録紙を排出す
る排紙カセット5を有する。印字部3にはシアンC,マ
ゼンタM、イェロY,ブラックBkの各色のインク滴を
吐出する吐出部と、インクタンクを吐出部と別体の構成
にするか、又は吐出部とインクタンクを同一の構成体に
する記録ヘッドを有する。また、記録ヘッドがシアン
C,マゼンタM、イェロY,ブラックBkの各色毎にそ
れぞれ分割され、1色毎の記録ヘッドが交換可能である
か、又はシアンC,マゼンタM、イェロY,が1つの交
換部品であり、ブラックBkはそれとは別に交換可能な
記録ヘッドの形態がある。これらの形態で同一形態の2
組の記録ヘッド6a,6bを有する。記録ヘッド6a,
6bで交換が頻繁になされる吐出部とインクタンクを同
一の構造体とした記録ヘッドや、またはインクタンクが
プリンタ本体2の前カバー7を開けることにより交換で
きるように印字部3のキャリッジに着脱自在に設けられ
ている。
【0026】印字部3には、図2の構成図に示すよう
に、記録ヘッド6aと対向して設けられた第1の搬送ロ
ーラ8aと、第1の搬送ローラ8aの記録紙の搬送方向
の下流側に記録ヘッド6bと対向して設けられ、第1の
搬送ローラ8aから送られた記録紙の表面と接触して搬
送する第2の搬送ローラ8bと、第2の搬送ローラ8b
の下流側に設けられ記録紙を排紙カセット5に送る第3
の搬送ローラ8c及び記録ヘッド6aと第1の搬送ロー
ラ8aと第2の搬送ローラ8bを保持するスライドベー
ス9を有する。スライドベース9はプリンタ本体2に設
けられたスライドレール10に沿って前カバー7方向に
移動自在に設けられ、後退位置で位置決めして固定でき
るようになっている。記録ヘッド6aを搭載したキャリ
ッジと第1の搬送ローラ8aはスライドベース9の側板
11に取り付けられている。第2の搬送ローラ8bには
記録ヘッド6bを搭載したキャリッジの保持部12が取
り付けられ、保持部12の第2の搬送ローラ8bのロー
ラ軸の取付部は第1の搬送ローラ8aのローラ軸に対し
てアーム13で連結され、記録ヘッド6bと第2の搬送
ローラ8bが第1の搬送ローラ8aのローラ軸に対して
回動自在に保持されている。この第1の搬送ローラ8a
のローラ軸に対して回動する第2の搬送ローラ8bのロ
ーラ軸は稼働時の正常位置でスライドベース9の側板1
1の係止部14により位置決めされている。
【0027】上記のように構成したインクジェットプリ
ンタ1の印字部3で記録紙に印字するときの動作を図3
の配置図を参照して説明する。給紙カセット4から記録
紙搬送路を介して記録紙が送られると、送られた記録紙
は第1の搬送ローラ8aに巻き付き搬送され、記録ヘッ
ド6aの位置を通るときに記録ヘッド6aにより記録紙
の表面に印字される。この表面に印字された記録紙は第
1の搬送ローラ8aから第2の搬送ローラ8bに受け渡
され、記録ヘッド6bの位置を通るときに記録ヘッド6
bにより記録紙の裏面に印字される。その後、表面と裏
面に印字した記録紙は第2の搬送ローラ8bから第3の
搬送ローラ8cに受け渡され、第3の搬送ローラ8cに
より排紙カセット5に排紙される。
【0028】このようにして記録紙が印字部3を1回通
過するだけで記録紙の表面と裏面の両面に印字すること
ができ、記録紙の両面に印字するときの印字速度を大幅
に短縮することができる。また、記録紙の両面に印字す
るときに、両面に同時に印字するのでなく、所定の時間
差をもって印字することにより、記録ヘッド6aで印字
するときに多量のインク滴が記録紙の表面に付着して
も、記録ヘッド6bで印字するときに、記録紙に付着し
たインクの多少の乾燥もあり、記録紙の波打ちとニジミ
を防止することができ、高画質の画像を安定して形成す
ることができる。また、記録ヘッド6aと記録ヘッド6
bで印字するときの時間差は記録ヘッド6aのインク吐
出先端位置と記録ヘッド6bのインク吐出先端位置との
距離を、印字中の記録紙を搬送する間欠送り幅の整数倍
の距離で適正な値に設定することにより、記録紙の波打
ちとニジミを防止できる最適な時間差に設定することが
できる。さらに、第1の搬送ローラ8aと第2の搬送ロ
ーラ8bにヒータを内蔵し、記録紙に付着したインク滴
をヒータの熱で乾燥させることにより、ニジミ等をより
確実に防止することができる。
【0029】この印字動作を繰返して記録ヘッド6a又
は記録ヘッド6bのインクカートリッジのインクを消耗
して記録ヘッド6a,6bのいずれか一方または両方を
交換するときは、図4に示すように、プリンタ本体2の
前カバー7を開いてスライドベース9を前カバー7を開
いた開口部15側に前進させる。スライドベース9を開
口部15側に前進させると、記録ヘッド6aがプリンタ
本体2の外部に現われる。このようにスライドベース9
を前進させると、プリンタ本体2の表示部に記録ヘッド
6aが交換可能であることを表示する。この表示を確認
することにより記録ヘッド6aをキャリッジから取外し
て交換する。また、記録ヘッド6bを交換する場合は、
スライドベース9を開口部15側に前進させた後、図5
に示すように、第2の搬送ローラ8bと記録ヘッド6b
を搭載したキャリッジの保持部12を第1の搬送ローラ
6aのローラ軸を中心に開口部15側に回動する。この
回動により記録ヘッド6bがプリンタ本体2の外部に現
われ、プリンタ本体2の表示部に記録ヘッド6bが交換
可能であることを表示する。そこで記録ヘッド6bをキ
ャリッジから取外して交換する。記録ヘッド6bを交換
した後、第2の搬送ローラ8bと記録ヘッド6bを搭載
したキャリッジの保持部12を後方に回動して第2の搬
送ローラ8bのローラ軸をスライドベース9の側板11
の係止部14で位置決めして固定する。その後、スライ
ドベース9を後退させて正常位置に戻して固定する。
【0030】このようにプリンタ本体2の前カバー7を
開くだけで、2個の記録ヘッド6a,6bの両方を交換
することができるから、記録ヘッド6a,6bを容易に
交換できるとともに短時間で交換することができ、作業
性や使い勝手を向上することができる。
【0031】〔実施例2〕 上記実施例は印字部3に複
数の搬送ローラ8a,8b,8cにより記録紙を蛇行さ
せながら1パス搬送で記録紙の両面に印字する場合につ
いて説明したが、1個の搬送ローラで記録紙を搬送しな
がら、1パス搬送で記録紙の両面に印字することもでき
る。この場合、印字部3には、図6の配置図に示すよう
に、給紙カセット4から記録紙を送る記録紙搬送路の下
流側に、記録紙の搬送路をU字状に変えて排紙カセット
5側の記録紙搬送路に送る搬送ローラ8dを有する。搬
送ローラ8dの上流側には記録ヘッド6aと搬送板16
aが設けられ、搬送ローラ8dの下流側には記録ヘッド
6bと搬送板16bが設けられている。搬送ローラ8d
のローラ軸は、図7の斜視図に示すように、回動側板1
7に回転自在に装着され、この回動側板17に記録ヘッ
ド6a,6bを搭載したキャリッジを移動するキャリッ
ジレール18a,18bと搬送板16a,16bが取り
付けられ、稼働時の正常位置でプリンタ本体2に設けた
ストッパ19で位置決めされる。回動側板17の外面に
は位置決め用の2個の凹部20a,20bと、凹部20
a,20bを連結した凹溝21を有する。凹部20a,
20bは、図8の断面図に示すように、プリンタ本体2
の側板22にねじ又は溶接で取り付けられた保持部材2
3に設けられた突起部24に嵌合して回動側板17を固
定して保持する。
【0032】給紙カセット4から送られた記録紙は搬送
ローラ8dでU字状に搬送路を変える前に記録ヘッド6
aにより表面に印字され、搬送ローラ8dでU字状に搬
送路を変えた後、記録ヘッド6bで裏面に印字されて排
紙カセット5に排出される。このように搬送ローラ8d
で記録紙の搬送路をU字状に変える前後で記録紙の表面
と裏面に印字するから、1パス搬送で記録紙の両面に印
字することができる。また、この場合も記録紙の両面に
同時に印字せずに、所定の時間差をもって印字すること
により、記録ヘッド6aで印字するときに多量のインク
滴が記録紙の表面に付着しても、記録ヘッド6bで印字
するときに、記録紙に付着したインクをある程度乾燥さ
せた状態で印字でき、記録紙の波打ちとニジミを防止で
きる。この場合も、記録ヘッド6aのインク吐出先端位
置と記録ヘッド6bのインク吐出先端位置との距離を、
印字中の記録紙を搬送する間欠送り幅の整数倍の距離で
適正な値に設定することにより、記録紙の波打ちとニジ
ミを防止できる最適な時間差に設定することができる。
さらに、搬送ローラ8dにヒータを内蔵して、記録紙が
記録ヘッド6bの位置に搬送される前に記録ヘッド6a
で付着させたインク滴を乾燥することにより、ニジミ等
を防止して高画質の画像や文字を安定して形成すること
ができる。
【0033】この印字動作を繰返して記録ヘッド6a又
は記録ヘッド6bのインクカートリッジのインクを消耗
して記録ヘッド6a,6bのいずれか一方または両方を
交換するときは、プリンタ本体2の前カバー7を開い
て、図9に示すように、回動側板17を回動して回動側
板17に保持された搬送ローラ8dと記録ヘッド6a,
6b及び搬送板16a,16bを前カバー7側に回動す
る。回動側板17の回動を開始すると、保持部材23の
突起部24に回動側板17の凹部20a,20bを結ぶ
凹溝21が倣って移動し、回動側板17すなわち記録ヘ
ッド6a,6b等を一定の軌跡で回動する。そして回動
側板17の凹部20bが保持部材23の突起部24に嵌
合した状態で回動側板17を保持する。この回動によ
り、記録ヘッド6a,6bはプリンタ本体2の外部に現
われ、記録ヘッド6a,6bを容易に交換することがで
きる。記録ヘッド6a,6bを交換した後、回動側板1
7を後方に回動し、プリンタ本体2に設けたストッパ1
9で位置決めして停止させる。このように回動側板17
を位置決めして停止すると回動側板17の凹部20aが
保持部材23の突起部24に嵌合して回動側板17を保
持し、記録ヘッド6a,6b等を所定の位置に位置決め
して保持する。
【0034】〔実施例3〕 上記各実施例は印字部3で
記録紙の搬送経路を切り換えて記録紙の両面に印字する
場合について説明したが、印字部3で記録紙の搬送経路
を切り換えずに両面印字する実施例について説明する。
この場合、印字部3には、図10の構成図に示すよう
に、第1の搬送ローラ対25aと第2の搬送ローラ対2
5bと第3の搬送ローラ対25cが一定間隔をおいて配
置されている。第1の搬送ローラ対25aと第2の搬送
ローラ対25aの間には記録ヘッド6aと搬送板16a
が設けられ、第2の搬送ローラ対25bと第3の搬送ロ
ーラ対25cの間には記録ヘッド6bと搬送板16bが
設けられている。記録ヘッド6aと記録ヘッド6bは記
録紙の搬送路の反対側に設けられ、記録ヘッド6aと搬
送板16a及び記録ヘッド6bと搬送板16bはそれぞ
れ、例えば図11の斜視図に示すように、プリンタ本体
2の側板22に取り付けられたガイドレール26に倣っ
て移動するスライドベース27に取り付けられ、プリン
タ本体2の前カバー7の方向に移動できるようになって
いる。
【0035】上記のように構成した印字部3で記録紙に
印字するときは、給紙カセット4から送られた記録紙は
第1の搬送ローラ対25aで挾まれて搬送される。この
記録紙が記録ヘッド6aの位置を通るときに、記録ヘッ
ド6aにより表面に印字されながら間欠的に第2の搬送
ローラ対25bに送られる。第2の搬送ローラ対25b
に送られた記録紙は第2の搬送ローラ対25bで挾まれ
て搬送され、記録ヘッド6bの位置を通るときに、記録
ヘッド6bにより裏面に印字されて第3の搬送ローラ対
25bに送られる。第3の搬送ローラ対25cは送られ
た記録紙を排紙カセット5に排出する。このようにして
記録紙の1パス搬送で両面印字を行なうことができる。
この場合も、記録紙の両面に所定の時間差をもって印字
することにより、記録ヘッド6aで印字するときに多量
のインク滴が記録紙の表面に付着しても、記録ヘッド6
bで印字するときに、記録紙に付着したインクをある程
度乾燥することができ、記録紙の波打ちとニジミを防止
できる。また、記録ヘッド6aのインク吐出先端位置と
記録ヘッド6bのインク吐出先端位置との距離を、印字
中の記録紙を搬送する間欠送り幅の整数倍の距離で適正
な値に設定することにより、記録紙の波打ちとニジミを
防止できる最適な時間差に設定することができる。さら
に、第2の搬送ローラ対25aと第2の搬送ローラ対2
5bにヒータを内蔵して、記録紙に付着したインク滴を
加熱乾燥することによりニジミ等を防止して高画質の画
像や文字を安定して形成することができる。
【0036】この印字動作を繰返して記録ヘッド6a又
は記録ヘッド6bのインクカートリッジのインクを消耗
して記録ヘッド6aを交換するときは、図12(a)に
示すように、プリンタ本体2の前カバー7を開いて、記
録ヘッド6aを装着したスライドベース27を前カバー
7を開いた開口部15に前進させ、記録ヘッド6aをプ
リンタ本体2の外部に配置する。この状態で記録ヘッド
6aを交換してスライドベース27を後退され、記録ヘ
ッド6aを所定の位置に配置する。また、記録ヘッド6
bを交換するときは、図12(b)に示すように、プリ
ンタ本体2の前カバー7を開いて、記録ヘッド6bを装
着したスライドベース27を前カバー7を開いた開口部
15に前進させ、記録ヘッド6bをプリンタ本体2の外
部に配置する。この状態で記録ヘッド6bを上方に取り
出して交換することにより、搬送板16bに邪魔されず
に記録ヘッド6bを交換することができる。その後、ス
ライドベース27を後退され、記録ヘッド6bを所定の
位置に配置する。
【0037】前記各実施例に示すように、印字部3に2
個の記録ヘッド6a,6bを設けた場合、2個の記録ヘ
ッド6a,6bをそれぞれ駆動モータで単独に走査する
と駆動機構は複雑になる。そこで図13の構成図に示す
ように、駆動ローラ30と複数、例えば4個の張力ロー
ラ31a,31b,31c,31dに駆動ベルト32を
2組のU字状に巻き回し、この駆動ベルト32の各U字
部に記録ヘッド6aと記録ヘッド6bを取り付けること
により、1個の駆動モータで駆動ローラ30を回転する
ことにより、記録ヘッド6aと記録ヘッド6bを走査さ
せることができる。
【0038】上記各実施例は記録ヘッド6a,6bのイ
ンクが無くなったときに、記録ヘッド6a,6bを交換
する場合について説明したが、記録ヘッド6a,6bの
ノズルに目詰り等の異常が生じた場合も同様にして簡単
に交換することができる。
【0039】また、交換すべき記録ヘッドやインクタン
クは、諸動作で交換可能になり、さらに交換部品のミス
がないように、例えば交換部品がはずれないように保持
している保持部材をはずれるようにしたり、交換部品を
LED等の位置表示部品で支持する方法等をもうけても
良い。
【0040】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、搬送さ
れている記録紙の1パス通紙中に2組の記録ヘッドで時
間差を持って記録紙の両面に作像するようにしたから、
記録紙の両面に印字するときの印字速度を大幅に短縮す
ることができる。また、記録紙の両面に印字するとき
に、両面に同時に印字するのでなく、所定の時間差をも
って印字することにより、記録紙の波打ちとニジミを防
止することができ、高画質の画像を安定して形成するこ
とができる。 また、作像装置本体のカバーを開いたと
きに2組の記録ヘッドをカバーの開口部側に移動自在と
することにより、カバーの1回の開操作で2組の記録ヘ
ッドを交換することができ、記録ヘッドを容易に交換す
ることができる。
【0041】また、記録紙の搬送路に沿って一定距離を
隔て、かつ搬送路を挾んで設けられた2組の記録ヘッド
と、第1の記録ヘッドと対向して設けられた第1の搬送
ローラと、第1の搬送ローラの記録紙の搬送方向の下流
側で第2の記録ヘッドと対向して設けられ、第1の搬送
ローラから送られた記録紙の表面と接触して搬送する第
2の搬送ローラと、第2の搬送ローラの下流側に設けら
れ記録紙を排出側に送る第3の搬送ローラとで作像装置
を構成することにより、簡単な構成で第1の記録ヘッド
で記録紙の表面に作像した後、時間差を持って第2の記
録ヘッドで記録紙の裏面に作像することができる。さら
に、第1の搬送ローラと第2の搬送ローラに加熱手段を
内蔵することにより、記録紙の波打ちとニジミをより確
実に防止することができ、高画質の画像を安定して形成
することができる。
【0042】また、作像装置本体のカバーを開いたとき
に、第1の記録ヘッドと第1の搬送ローラと第2の搬送
ローラ及び第2の記録ヘッドはカバーの開口部側に移動
自在とすることにより、カバーの1回の開操作で2組の
記録ヘッドを容易に交換することができる。
【0043】さらに、第2の搬送ローラと第2の記録ヘ
ッドを搭載したキャリッジを第1の搬送ローラのローラ
軸に対してアームで回動自在に連結し、作像装置本体の
カバーを開いたときに、第1の記録ヘッドと第1の搬送
ローラと第2の搬送ローラ及び第2の記録ヘッドをカバ
ーの開口部側に移動した後、第2の搬送ローラと第2の
記録ヘッドを搭載したキャリッジを回動することによ
り、記録ヘッドを交換するときの誤操作を防止すること
ができる。
【0044】また、記録紙の搬送路をU字状に変える搬
送ローラと、搬送ローラの記録紙の搬送方向の上流側に
設けられた第1の記録ヘッドと、第1の記録ヘッドと対
向して設けられた搬送板と、搬送ローラの下流側に設け
られた第2の記録ヘッドと、第2の記録ヘッドと対向し
て設けられた搬送板とで作像装置を構成することによ
り、簡単な構成で第1の記録ヘッドで記録紙の表面に作
像した後、時間差を持って第2の記録ヘッドで記録紙の
裏面に作像することができるとともに作像装置の小型化
を図ることができる。また、搬送ローラに加熱手段を内
蔵することにより、簡単な構成で記録紙の波打ちとニジ
ミをより確実に防止することができ、高画質の画像を安
定して形成することができる。また、作像装置本体のカ
バーを開いたときに、搬送ローラと第1の記録ヘッドと
第2の記録ヘッド及び搬送板をカバーの開口部側に移動
自在とすることにより、カバーの1回の開操作で2組の
記録ヘッドを簡単に交換することができる。
【0045】また、一定間隔をおいて配置された第1の
搬送ローラ対と第2の搬送ローラ対と第3の搬送ローラ
対と、第1の搬送ローラ対と第2の搬送ローラ対の間に
設けられた第1の記録ヘッドと、第2の搬送ローラ対と
第3の搬送ローラ対の間に設けられた第2の記録ヘッド
とで作像装置を構成することにより、第1の記録ヘッド
で記録紙の表面に作像した後、時間差を持って第2の記
録ヘッドで記録紙の裏面に作像することができ、簡単な
構成で記録紙の波打ちとニジミを防止して高画質の画像
を安定して形成することができる。さらに、第1の搬送
ローラ対と第2の搬送ローラ対に加熱手段を内蔵するこ
とにより、記録紙の波打ちとニジミをより確実に防止す
ることができる。また、作像装置本体のカバーを開いた
ときに、第1の記録ヘッドと第2の記録ヘッドをカバー
の開口部側に移動自在とすることにより、カバーの1回
の開操作で2組の記録ヘッドを容易に交換することがで
きる。さらに、第1の記録ヘッドと第2の記録ヘッドは
それぞれ単独でカバーの開口部側に移動自在とすること
により、記録ヘッドを交換するときの誤操作を防止する
ことができる。
【0046】また、第1の記録ヘッドと第2の記録ヘッ
ドで印字するときの時間差を、第1の記録ヘッドのイン
ク吐出先端位置と第2の記録ヘッドのインク吐出先端位
置との距離を記録紙を搬送する間欠送り幅の整数倍の距
離で適正な値に設定して定めることにより、記録紙の波
打ちとニジミをより確実に防止して、高画質の画像を安
定して形成することができる。
【0047】また、この作像装置をプリンタや複写機等
の画像形成装置に使用することにより、装置の小型化を
図ることができるとともに、記録紙の両面に高画質の画
像を短時間で形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成図である。
【図2】印字部の構成図である。
【図3】印字部の配置図である。
【図4】記録ヘッドを交換するときの印字部の配置図で
ある。
【図5】記録ヘッドを交換するときの印字部の他の配置
図である。
【図6】第2の印字部の配置図である。
【図7】第2の印字部の構成を示す斜視図である。
【図8】第2の印字部の構成を示す部分断面図である。
【図9】第2の印字部で記録ヘッドを交換するときの配
置図である。
【図10】第3の印字部の構成図である。
【図11】第3の印字部の記録ヘッドの保持機構の構成
を示す斜視図である。
【図12】第3の印字部で記録ヘッドを交換するときの
配置図である。
【図13】2組の記録ヘッドの走査機構の構成図であ
る。
【図14】従来例の構成図である。
【図15】他の従来例の構成図である。
【符号の説明】
1;インクジェットプリンタ、2;プリンタ本体、3;
印字部、4;給紙カセット、5;排紙カセット、6;記
録ヘッド、7;前カバー、8;搬送ローラ、9;スライ
ドベース、10;スライドレール、11;スライドベー
スの側板、12;保持部、13;アーム、14;係止
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 5/06 B41J 3/04 101Z 25/28 H 29/20 Fターム(参考) 2C055 KK00 KK02 KK10 2C056 EA01 EA05 EA22 EC07 EC37 FA10 HA07 HA29 HA33 HA46 HA60 2C059 AA05 AA22 AA26 AA67 AA73 AB01 2C064 CC02 CC05 CC11 3F049 AA10 CA31 DA11 DA12 DB02 LA05 LA07 LB03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2組の記録ヘッドを有し、搬送されてい
    る記録紙の1パス通紙中に2組の記録ヘッドで時間差を
    持って記録紙の両面に作像することを特徴とする作像装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の作像装置において、作像
    装置本体のカバーを開いたときに2組の記録ヘッドはカ
    バーの開口部側に移動自在であり、カバーの1回の開操
    作で2組の記録ヘッドが交換可能であることを特徴とす
    る作像装置。
  3. 【請求項3】 記録紙の搬送路に沿って一定距離を隔
    て、かつ搬送路を挾んで設けられた2組の記録ヘッド
    と、第1の記録ヘッドと対向して設けられた第1の搬送
    ローラと、第1の搬送ローラの記録紙の搬送方向の下流
    側で第2の記録ヘッドと対向して設けられ、第1の搬送
    ローラから送られた記録紙の表面と接触して搬送する第
    2の搬送ローラと、第2の搬送ローラの下流側に設けら
    れ記録紙を排出側に送る第3の搬送ローラとを有し、第
    1の記録ヘッドで記録紙の表面に作像した後、時間差を
    持って第2の記録ヘッドで記録紙の裏面に作像すること
    を特徴とする作像装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の作像装置において、第1
    の搬送ローラと第2の搬送ローラに加熱手段を内蔵した
    ことを特徴とする作像装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の作像装置におい
    て、作像装置本体のカバーを開いたときに、第1の記録
    ヘッドと第1の搬送ローラと第2の搬送ローラ及び第2
    の記録ヘッドはカバーの開口部側に移動自在であり、カ
    バーの1回の開操作で2組の記録ヘッドが交換可能であ
    ることを特徴とする作像装置。
  6. 【請求項6】 請求項3又は4記載の作像装置におい
    て、第2の搬送ローラと第2の記録ヘッドを搭載したキ
    ャリッジを第1の搬送ローラのローラ軸に対してアーム
    で回動自在に連結し、作像装置本体のカバーを開いたと
    きに、第1の記録ヘッドと第1の搬送ローラと第2の搬
    送ローラ及び第2の記録ヘッドをカバーの開口部側に移
    動した後、第2の搬送ローラと第2の記録ヘッドを搭載
    したキャリッジを回動し、カバーの1回の開操作で2組
    の記録ヘッドが交換可能であることを特徴とする作像装
    置。
  7. 【請求項7】 記録紙の搬送路をU字状に変える搬送ロ
    ーラと、搬送ローラの記録紙の搬送方向の上流側に設け
    られた第1の記録ヘッドと、第1の記録ヘッドと対向し
    て設けられた搬送板と、搬送ローラの下流側に設けられ
    た第2の記録ヘッドと、第2の記録ヘッドと対向して設
    けられた搬送板とを有し、第1の記録ヘッドで記録紙の
    表面に作像した後、時間差を持って第2の記録ヘッドで
    記録紙の裏面に作像することを特徴とする作像装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の作像装置において、搬送
    ローラに加熱手段を内蔵したことを特徴とする作像装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載の作像装置におい
    て、作像装置本体のカバーを開いたときに、搬送ローラ
    と第1の記録ヘッドと第2の記録ヘッド及び搬送板はカ
    バーの開口部側に移動自在であり、カバーの1回の開操
    作で2組の記録ヘッドが交換可能であることを特徴とす
    る作像装置。
  10. 【請求項10】 一定間隔をおいて配置された第1の搬
    送ローラ対と第2の搬送ローラ対と第3の搬送ローラ対
    と、第1の搬送ローラ対と第2の搬送ローラ対の間に設
    けられた第1の記録ヘッドと、第2の搬送ローラ対と第
    3の搬送ローラ対の間に設けられた第2の記録ヘッドと
    を有し、第1の記録ヘッドで記録紙の表面に作像した
    後、時間差を持って第2の記録ヘッドで記録紙の裏面に
    作像することを特徴とする作像装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の作像装置において、
    第1の搬送ローラ対と第2の搬送ローラ対に加熱手段を
    内蔵したことを特徴とする作像装置。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11記載の作像装置に
    おいて、作像装置本体のカバーを開いたときに、第1の
    記録ヘッドと第2の記録ヘッドはカバーの開口部側に移
    動自在であり、カバーの1回の開操作で2組の記録ヘッ
    ドが交換可能であることを特徴とする作像装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の作像装置において、
    第1の記録ヘッドと第2の記録ヘッドはそれぞれ単独で
    カバーの開口部側に移動自在であることを特徴とする作
    像装置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれかに記載の
    作像装置において、第1の記録ヘッドと第2の記録ヘッ
    ドで印字するときの時間差は、第1の記録ヘッドのイン
    ク吐出先端位置と第2の記録ヘッドのインク吐出先端位
    置との距離を記録紙を搬送する間欠送り幅の整数倍の距
    離で適正な値に設定して定めることを特徴とする作像装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれかに記載の
    作像装置を有することを特徴とする画像形成装置。
JP2000239302A 2000-08-08 2000-08-08 作像装置及び画像形成装置 Pending JP2002052761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000239302A JP2002052761A (ja) 2000-08-08 2000-08-08 作像装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000239302A JP2002052761A (ja) 2000-08-08 2000-08-08 作像装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002052761A true JP2002052761A (ja) 2002-02-19

Family

ID=18730862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000239302A Pending JP2002052761A (ja) 2000-08-08 2000-08-08 作像装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002052761A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006231646A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Ricoh Co Ltd 記録装置
US7417752B2 (en) * 2001-07-02 2008-08-26 Pitney Bowes Inc. Method and system for customized mail piece production utilizing a data center
JP2010069873A (ja) * 2008-08-21 2010-04-02 Brother Ind Ltd 液体吐出装置
JP2014034170A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Canon Inc 記録装置
JP2015058626A (ja) * 2013-09-19 2015-03-30 セイコーエプソン株式会社 画像記録装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7417752B2 (en) * 2001-07-02 2008-08-26 Pitney Bowes Inc. Method and system for customized mail piece production utilizing a data center
JP2006231646A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Ricoh Co Ltd 記録装置
JP2010069873A (ja) * 2008-08-21 2010-04-02 Brother Ind Ltd 液体吐出装置
JP2014034170A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Canon Inc 記録装置
JP2015058626A (ja) * 2013-09-19 2015-03-30 セイコーエプソン株式会社 画像記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7438288B2 (en) Recording apparatus
JP3816550B2 (ja) プリント媒体搬送装置およびラベルプリンタ
JP2000062259A (ja) インクジェット記録装置
JP2010260340A (ja) インクジェット記録装置
JPH1120141A (ja) ホットメルトインクジェットプリンタ
JP2002052761A (ja) 作像装置及び画像形成装置
JP4155010B2 (ja) 記録装置
JP4222605B2 (ja) 画像形成装置
JP2002308493A (ja) 記録装置
JP4480070B2 (ja) 画像形成装置
JP4308071B2 (ja) 画像形成装置
JPH1179470A (ja) インクジェット記録装置
US6582140B2 (en) Recording media discharging device and ink-jet printer with the discharging device
JP2005059475A (ja) 画像形成装置
JP2004331272A (ja) 画像形成装置
JP2750753B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2004351676A (ja) 画像記録方法及び装置
US20240092100A1 (en) Printing apparatus
JP3643277B2 (ja) インクリボンカセット
JP2008149481A (ja) インクジェット記録装置
JPH07276736A (ja) 記録装置
JP2006076208A (ja) 画像形成装置
JPH0516476A (ja) ロール紙カートリツジおよび該ロール紙カートリツジを備えた記録装置
JP2003260839A (ja) 画像記録装置
JP2002036659A (ja) 記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060529

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060919

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20061106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070130