JP4143494B2 - 記録装置 - Google Patents

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本発明は、記録手段と対向する位置に凹凸面を有するプラテンを備えたプリンタ等の記録装置に関し、更には、被記録材をプラテン上で、排出方向上流側へ搬送する制御を備えた記録装置に関する。
従来、インクジェット記録装置においては、インク滴を吐出する複数のノズルを備えた記録ヘッドと、記録シート(記録媒体)を記録ヘッドのノズル形成部と向き合うように支持するプラテンと、記録ヘッドの主走査を行う手段と、主走査の方向と交わる方向に印刷媒体を搬送する手段とを備え、用紙端部まで安定な記録を行う為に、プラテン上面の、上流側と下流側の中程に溝を設ける構成が開示されている。この溝は記録ヘッドのノズル形成部に対向し、かつプラテン上に主走査方向にわたって形成されており、溝より用紙排出上流側のプラテン上面と、溝より用紙排出方向下流側のプラテン上面とが記録シート支持部となっている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−103586号(図1、段落[0018])
しかしながら、上記従来例の記録装置において、記録シートの端部に余白を形成しないで記録シートの一方の面全体を印刷した後、もう一面を印刷するため、プラテン上の記録シートを排出方向上流側へ搬送させる場合、この排出方向上流側へのシート搬送を、
1)プラテン上面の溝より記録シート排出方向上流側の記録シート支持部位(以下、リブ形状部と呼ぶ。)の排出方向最下流側を記録シート後端が通過した後に実施する場合は、記録シート後端がリブ形状部に当接してしまい、記録シートが折れ曲がってしまう恐れがある、あるいは、
2)プラテン上面の溝より記録シート排出方向上流側のリブ形状部の排出方向最下流側を記録シート後端が通過する前に必ず実施する設定にした場合は、記録シート後端の印刷領域が狭くなってしまう、
という課題があった。
また、プラテン上面の溝より記録シート排出方向上流側のすべてのリブ形状部の排出方向最下流側に傾斜面をつけてしまうと、ここを記録シート後端が通過するとき、傾斜面の下部まで記録シート後端が垂れ下がってしまい(図10参照)、記録手段の吐出口面に対して傾斜した記録シート上に記録が実施される。このため、記録シート搬送方向と略平行に並ぶ記録手段のインク吐出ノズル群から吐出されたインク滴が記録シート上に着弾するまでの距離がインク吐出ノズル群の排出方向上流側と下流側で変わってしまい、インク滴の着弾位置にズレが発生し、色ズレなどの印刷不良が発生してしまうという課題があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、プラテン上面の溝より記録シート排出方向上流側のリブ形状部の排出方向最下流側を記録シート後端が通過した後でも、色ズレなどの画像不良を発生させることなく、また、プラテン上の記録シートを排出方向上流側へ搬送することも良好に実施できる記録装置を提供することである。
上記目的を達成するための、本発明に係る第1の構成は、記録シートを搬送する搬送手段と、該搬送手段によって搬送された記録シートに液滴による画像を記録する記録手段と、該記録手段により記録された記録シートを排出する排出手段と、前記記録手段と対向して配置されたプラテンと、該プラテンに前記記録シートの搬送方向と交差する方向に略平行に配設された、前記記録手段の液滴の吐出口面と略平行な案内面を持つ複数のリブとを備え、前記記録シートを排出方向上流側にも搬送可能である記録装置であって、
前記プラテンは、記録シート端部に余白無し記録を行うときに記録シートの端部の外側に吐出された前記液滴を吸収する吸収体が備えられた溝部を有し、
前記複数のリブの内、前記溝部の排出方向上流側に設けられたリブの一部であって、少なくとも記録シートの幅方向の端部を支持するリブの排出方向下流側端部に傾斜面が形成され、
前記溝部の排出方向上流側に設けられたリブであって、排出方向下流側端部に傾斜面が形成されていないリブは、記録シートの後端が前記傾斜面に対向する位置で停止したとき記録シート後端を該リブの前記案内面によって支持する記録装置である。
また、本発明に係る第2の構成は、記録シートを搬送する搬送手段と、該搬送手段によって搬送された記録シートに液滴による画像を記録する記録手段と、該記録手段により記録された記録シートを排出する複数個のローラ対を備えた排出手段と、前記記録手段と対向して配置されたプラテンと、該プラテンに前記記録シートの搬送方向と交差する方向に略平行に配設された、前記記録手段の液滴の吐出口面と略平行な案内面を持つ複数のリブと、前記複数個のローラ対の間に設けられた、前記記録シートを前記プラテン側へ付勢する付勢手段とを備え、前記記録シートを排出方向上流側にも搬送可能である記録装置であって、
前記プラテンは、記録シート端部に余白無し記録を行うときに記録シートの端部の外側に吐出された前記液滴を吸収する吸収体が備えられた溝部を有し、
前記複数のリブの内、前記溝部の排出方向上流側に設けられたリブの一部であって、少なくとも記録シートの幅方向の端部を支持するリブの排出方向下流側端部に傾斜面が形成され、
前記溝部の排出方向上流側に設けられたリブであって、排出方向下流側端部に傾斜面が形成されていないリブは、記録シートの後端が前記傾斜面に対向する位置で停止したとき記録シート後端を該リブの前記案内面によって支持する記録装置である。
上記の構成によれば、プラテン上のリブの排出方向最下流側部を記録シート後端が通過した後に、排出方向上流側への記録シートの搬送を実施しても、リブには傾斜面が設けられている為、記録シートの排出方向最上流側の端部は、傾斜面に沿って記録シートの排出方向上流側への搬送に伴ってリブの案内面まで持ち上げられることになり、不具合無く、記録シートの排出方向上流側への搬送が進むことになる。また、このように、記録シート後端がプラテン上のリブの排出方向最下流側部を通過した後に、排出方向上流側への記録シートの搬送が実施できるので、記録シート後端における印刷領域を大きくとることが可能である。
さらに、すべてのリブではなく、一部のリブの排出方向最下流側に傾斜面をつけたため、記録シートが排出方向に搬送されて記録シート後端がリブの排出方向最下流側部に達しても、傾斜面を設けていない他のリブによって記録シート後端が支持され、垂れ下がることがない。このため、記録シートの被記録部分が記録ヘッドの吐出口面と略平行に支持され、記録手段の吐出口から記録液滴が記録シート上に着弾するまでの距離が排出方向上流側と下流側で一定に保たれるので、記録液滴の着弾位置にズレがなく、良好に印刷を行うことが可能である。
すなわち、本発明によれば、安価な構成で、印刷精度を損なうことなく、かつ、記録シート後端まで記録した記録シートを排出方向上流側にも搬送することが可能な記録装置を提供することができる。
本発明によれば、搬送された記録シートに液滴による画像を記録する記録手段と、この記録手段により記録された記録シートを排出する排出手段とを有し、記録シートを排出方向上流側にも搬送可能である記録装置であって、記録手段と対向して配置されたプラテンに、記録手段の液滴の吐出口面と略平行な平面部を持つ複数のリブが記録シートの搬送方向と交差する方向に略平行に配設され、複数のリブの内の一部のリブの、記録シートの排出方向下流側の端部に傾斜面が形成されていることにより、安価な構成で、印刷精度を損なうことなく、かつ、記録シート後端まで記録した記録シートを排出方向上流側にも良好に搬送することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の記録装置の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態であるインクジェット記録装置の記録部の要部を装置の斜め上側から表した斜視図、図2は記録部の模式的断面図である。
図1において、本実施形態の記録装置は、紙やフィルムなどの記録シートPを搬送する搬送手段である搬送ローラ3と、記録シートPを記録装置外へ排出する排出手段である排紙ローラ7と、搬送ローラ3と排紙ローラ3の間で記録シートPを支持するプラテン11と、プラテン11と対向して配置され、インク滴を吐出して記録を行う記録手段であるインクジェット記録ヘッド1と、インクジェット記録ヘッド1を着脱可能に支持し、かつ記録シートPの搬送方向と交差する方向に移動するキャリッジ2とを備える。
搬送ローラ3にピンチローラ4が、ピンチローラホルダ5を介してピンチローラバネ6の付勢力によって押圧され、搬送ローラ3の回転に従動回転して記録シートPに対する搬送力を発生させている。ピンチローラ4は排出方向下流側にオフセットした位置で搬送ローラ3に押圧されている為、記録シートPの先端が斜め下方に向かって搬送される。
排紙ローラ7に拍車8が、不図示の拍車ホルダに取り付けられたバネ軸9の付勢力によって押圧されており、排紙ローラ7の回転に従動回転して記録シートPに対する搬送力を発生させている。
また、付勢拍車10が、排紙ローラ7と拍車8の圧接位置よりも、インクジェット記録ヘッド1から遠ざける方向にバネ軸9の付勢力によって、記録シートPを付勢する。
プラテン11の表面には、高さの異なる少なくとも2種類のリブ(すなわち略直線上に位置するリブ11bとリブ11cの組からなるリブおよび、リブ11fとリブ11gの組からなるリブ)が記録シートPの搬送方向と平行に複数本形成されている。また、記録シートPの端部に余白無く印刷するときに記録シートPの端部から外れて着弾したインクを吸収する為の吸収体12が溝部11a(図2)に備えられている。溝部11aは、複数本のリブの各々を記録シートPの排出方向上流側と排出方向下流側に分断する空間を形成し、相対的に高さの高いリブをリブ11bとリブ11cに、相対的に高さの低いリブをリブ11fとリブ11gに分けている。
図2に示すように、リブ11bおよびリブ11cは、排紙ローラ7と拍車8で一対となっている排紙ローラ対の上流側に配置されており、インクジェット記録ヘッド1の吐出口面1aと略平行な、記録シートPが摺動する案内面としての平面部11dおよび平面部11eが形成され、インクジェット記録ヘッド1の吐出口面1aと記録シートPのギャップを管理している。また、リブ11fおよびリブ11gは、付勢拍車10(図1)の上流側近傍に配置されており、それぞれの平面部11hおよび平面部11iの位置は、リブ11bおよびリブ11cのそれぞれの平面部11dおよび11eの位置よりも0.1〜0.4mm低い構成となっている。また、リブ11fの排出方向下流側端部には、排出方向下流側に行くに従って低くなる傾斜面11jが形成されている。
上記構成の記録装置において、搬送ローラ3とピンチローラ4との間に、不図示の記録シート積載台から不図示の給紙ローラによって1枚ずつ搬送された記録シートPは、不図示の搬送モータの駆動による搬送ローラ3の回転により、プラテン11上を記録開始位置まで所定量搬送される。
そして、不図示のキャリアモータにより不図示のタイミングベルトを介して、インクジェット記録ヘッド1は記録シートP上を往復走査し、所定の画像情報に基づいてインク滴を記録シートPの所定位置に吐出して記録が行われる。
また、インクジェット記録ヘッド1は、微細な液体吐出口(オリフィス)、液路およびこの液路の一部に設けられるエネルギー作用部と、エネルギー作用部にある液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段を備えている。
このようなエネルギーを発生するエネルギー発生手段としては、ピエゾ素子等の電気機械変換体を用いた記録方法、レーザ等の電磁波を照射して発熱させ、この発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法、あるいは、発熱抵抗体を有する発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等がある。
その中でも、熱エネルギーによって液体を吐出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成する為の液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列することができる為に、高解像度の記録をすることが可能である。また、その中でも、電気熱変換体をエネルギー発生手段として用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、かつ、最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十分に活用でき、高密度実装化が容易で、製造コストも安価なことから有利である。
次に、図2〜図10を参照して、記録シートPに印刷が実施され、例えば、両面印刷を実施する為に、排出方向上流側へ記録シートPが搬送される場合の状態について説明する。
先ず、A4幅の記録シートPの先端裏側部がリブ11bの平面部11dに当接を開始する。この時、ピンチローラ4は排出方向下流側にオフセットした位置で搬送ローラ3に押圧されている為、記録シートPの先端が斜め下方に向かって搬送されることになり、記録シートPの先端裏側部は、確実に平面部11dに当接された状態となる。この後、更に搬送ローラ3とピンチローラ4により記録シートPが搬送され、記録シートPの先端部が、溝部11aの位置まで到達し、記録シートPに記録が実施可能である位置まで記録シートPが搬送される(図2)。この時、記録シートPの先端部が溝部11aの為に支持されない状態であっても、平面部11dの、シート排出方向最下流側の記録シートPの支持部位から、平面部11eの、シート排出方向最上流側の記録シートPの支持部位までの距離aを、記録シートPの端部がほぼ垂れ下がらない範囲で設定しておけば、平面部11dの範囲で記録シートPの裏側部を確実に支持することになる。この為、不図示の吐出口が形成されているインクジェット記録ヘッド1の吐出口形成範囲(図2中のA範囲)の対向部の記録シートPは、インクジェット記録ヘッド1の吐出口面1aと略平行となる。
従って、インクジェット記録ヘッド1の不図示の列状の吐出口から吐出されたインクが記録シートP上に着弾するまでの距離がシート排出方向上流側と下流側で略等しくなり、インクの着弾位置のズレによる、色ズレなどの画像不良が発生しない。なお、記録ヘッドのインク吐出口は記録ヘッドの主走査方向と交差する方向に複数配列している。
上記の状態から更に記録シートPが搬送されると、記録シートPの先端部は排紙ローラ対(排紙ローラ7、拍車8)を通過した状態となる(図3)。この時、排紙ローラ対による搬送速度は、搬送ローラ3とピンチローラ4による搬送速度より僅かに増速されている為、記録シートPは僅かに張られた状態となっている。そして、この場合にも、記録シートPの記録面部裏側は、平面部11dおよび平面部11eに当接された状態となっており、不図示の吐出口が記録ヘッド走査方向に交差する方向に配列されたインクジェット記録ヘッド1の吐出口形成範囲の対向部の記録シートPは、インクジェット記録ヘッド1の吐出口面1aと略平行となる。
従って、この場合にも、インクジェット記録ヘッド1の不図示の列状の吐出口から吐出されたインクが記録シートP上に着弾するまでの距離が記録シート排出方向上流側と下流側で略等しくなり、インクの着弾位置のズレによる、色ズレなどの画像不良が発生しない。
上記の状態から更に記録シートPが搬送されると、記録シートPの後端Bが、平面部11dのシート排出方向最下流側の記録シートPの支持部位付近まで到達した状態となる(図4)。この時、図10で示したように、すべてのリブ11bの排出方向最下流側に傾斜面11mを設けていない為、この場合にも、記録シートPの記録面部裏側は、平面部11dおよび平面部11eに当接された状態となっており、不図示の吐出口が記録ヘッド走査方向に交差する方向に配列されたインクジェット記録ヘッド1の吐出口形成範囲の対向部の記録シートPは、インクジェット記録ヘッド1の吐出口面1aと略平行となる。
従って、インクジェット記録ヘッド1の不図示の列状の吐出口から吐出されたインクが記録シートP上に着弾するまでの距離がシート排出方向上流側と下流側で略等しくなり、インクの着弾位置のズレによる、色ズレなどの画像不良が発生しない。
しかし、この時、図10で示したように、すべてのリブ11bの排出方向最下流側に傾斜面11mを設けてしまうと、記録シートPの後端Bが吸収体12側に垂れ下がってしまい、インクジェット記録ヘッド1の吐出口面1aに対して傾斜した記録シートP上に記録が実施される為、インクジェット記録ヘッド1の不図示の列状の吐出口から吐出されたインクが記録シートP上に着弾するまでの距離がシート排出方向上流側と下流側で変化してしまい、インクの着弾位置にズレが発生し、色ズレなどの画像不良が発生する。
次に、図4の状態から、更に記録シートPが搬送されると、記録シートPの後端Bが、溝部11aの為に支持されない状態となる(図5)。この時、記録シートPが光沢紙のように比較的剛性の高い場合には、図8および図9に示したように、付勢拍車10が記録シートPの剛性で持ち上げられる為、付勢拍車10による記録シートPの幅方向端部のインクジェット記録ヘッド1から遠ざかる方向への変形量は極めて微小である。これに対し、記録シートPが普通紙のように剛性の低い場合には、図6および図7に示したように、付勢拍車10による記録シートPの幅方向端部のインクジェット記録ヘッド1から遠ざかる方向への変形量が大きくなり、記録シートPの幅方向端部の位置(高さ)が、ここの近傍にあるリブ11fの平面部11hよりも低くなってしまうことになる。
この状態において、例えば両面印刷を実施する為には、搬送ローラ3より上流側に備えた、公知のシート反転部(不図示)まで記録シートPを搬送する必要がある為、記録シートPは、図5の状態から、排出方向上流側に搬送されることになる。
この時、上述したように、記録シートPの幅方向端部の位置は、記録シートPの幅方向端部近傍にあるリブ11fの平面部11hより低くなっているが(図7)、リブ11fには傾斜面11jが設けられている為、記録シートPの排出方向最上流側の端部は、傾斜面11jに沿って記録シートPの排出方向上流側への搬送に伴って平面部11hまで持ち上げられることになり(図8)、不具合無く、記録シートPの排出方向上流側への搬送が進むことになる。
この時、プラテン11に傾斜面11kを設けておけば、記録シートPの幅方向端部のインクジェット記録ヘッド1から遠ざかる方向への変形量が図7で示した状態より更に大きくなり、リブ11fが設けられているプラテン11の平面部11nより下側へ垂れ下がった場合でも、記録シートPの排出方向最上流側の端部は、傾斜面11kおよび傾斜面11jに沿って記録シートPの排出方向上流側への搬送に伴って平面部11hまで持ち上げられることになり、不具合無く、記録シートPの排出方向上流側への搬送が進むことになり、更に良い。
以上説明した様に、本実施形態によれば、安価な構成で、印刷精度を損なうことなく、かつ、記録シート後端まで記録した記録シートを排出方向上流側にも搬送することが可能になり、両面印刷にも対応可能な記録装置を提供することが可能になった。
(第2の実施の形態)
前述した実施形態では、すべてのリブ11fの排出方向下流側に、排出方向下流側に行くに従って低くなる傾斜面11jを形成する構成について述べたが、種々の紙サイズ(A4、B5など)の記録シートPの幅方向端部付近に該当するリブ11fにのみ、傾斜面11jを設ける構成としても、前述したのと同様の効果を得ることができる。特に、記録シート幅方向の片側端部を基準面として記録シートを搬送する場合は記録シートのサイズ変更に応じて記録シートの一方の幅方向端部の位置のみが変わる。したがって、このような各種記録シートサイズに対応する端部位置付近に該当するリブ11fにのみに傾斜面11jを設ける。
この時、前述した実施形態のように、傾斜面を設けたリブ11f近傍のプラテン11に傾斜面11kを設けておけば、前述したのと同様に、更に良い。
(第3の実施の形態)
前述までの実施形態では、リブfにのみ傾斜面11jを設ける構成について述べたが、種々の紙サイズの記録シートPの幅方向端部付近に、リブ11bが存在する場合には、該当する箇所のリブ11bにも、リブfに設けた傾斜面11jと同様な傾斜面を設けても、前述したのと同様の効果を得ることができる。
この時、前述したように、すべてのリブ11bに傾斜面11m(図10)を設けてはいけないことは勿論であり、また、従来技術で述べたように記録シートPへの記録が劣化しない範囲であれば、種々のサイズの記録シートPの幅方向端部付近以外のリブ11bにも傾斜面11mを設けて良いということも勿論である。
また、前述した実施形態のように、傾斜面11mを設けたリブ11b近傍のプラテン11に傾斜面11kを設けておけば、前述したのと同様に、更に良いということも勿論である。
なお、前述した実施形態の記録装置は記録シート搬送方向と交差する方向に記録ヘッドを往復走査することで行単位のインク画像を記録する、いわゆるシリアルタイプのものであるが、本発明は、記録シートの幅方向にわたってインク吐出部を形成した記録ヘッドを有する、いわゆるラインタイプの記録装置にも適用可能である。
本発明の第1の実施の形態であるインクジェット記録装置の記録部の要部を装置の斜め上から見た斜視図である。 本発明の第1の実施の形態において、記録シートへの記録が実施可能である位置に記録シートが搬送された時の模式的断面図である。 本発明の第1の実施の形態において、記録シートの先端が排紙ローラ対を通過した時の模式的断面図である。 本発明の第1の実施の形態において、プラテンの溝より排出方向上流側のリブの、支持部位終了位置付近まで搬送された時の模式的断面図である。 本発明の第1の実施の形態において、記録シートの後端がプラテンの溝上まで搬送された時の模式的断面図である。 本発明の第1の実施の形態において、記録シートが普通紙の場合の、付勢拍車による普通紙の幅方向端部付近の状態を示した図である。 本発明の第1の実施の形態において、記録シートが普通紙の場合の、付勢拍車による普通紙の幅方向端部付近の状態とプラテン上のリブとの関係を示した図である。 本発明の第1の実施の形態において、記録シートの幅方向端部付近がプラテン上のリブに乗った状態を示した図である。 本発明の第1の実施の形態において、記録シートが光沢紙の場合の、付勢拍車による普通紙の幅方向端部付近の状態を示した図である。 本発明におけるプラテン上のリブと比較するための図で、インクジェット記録ヘッドの吐出口面と記録シートのギャップを管理しているリブのすべてに傾斜面を設けた場合の模式的断面図である。
符号の説明
1 インクジェット記録ヘッド
1a 吐出口面
2 キャリッジ
3 搬送ローラ
4 ピンチローラ
5 ピンチローラホルダー
6 ピンチローラバネ
7 排紙ローラ
8 拍車
9 バネ軸
10 付勢拍車
11 プラテン
11a 溝部
11b、11c、11f、11g リブ
11d、11e、11h、11i、11n 平面部
11j、11k、11m 傾斜面
12 吸収体
P 記録シート

Claims (10)

  1. 記録シートを搬送する搬送手段と、該搬送手段によって搬送された記録シートに液滴による画像を記録する記録手段と、該記録手段により記録された記録シートを排出する排出手段と、前記記録手段と対向して配置されたプラテンと、該プラテンに前記記録シートの搬送方向と交差する方向に略平行に配設された、前記記録手段の液滴の吐出口面と略平行な案内面を持つ複数のリブとを備え、前記記録シートを排出方向上流側にも搬送可能である記録装置であって、
    前記プラテンは、記録シート端部に余白無し記録を行うときに記録シートの端部の外側に吐出された前記液滴を吸収する吸収体が備えられた溝部を有し、
    前記複数のリブの内、前記溝部の排出方向上流側に設けられたリブの一部であって、少なくとも記録シートの幅方向の端部を支持するリブの排出方向下流側端部に傾斜面が形成され、
    前記溝部の排出方向上流側に設けられたリブであって、排出方向下流側端部に傾斜面が形成されていないリブは、記録シートの後端が前記傾斜面に対向する位置で停止したとき記録シート後端を該リブの前記案内面によって支持する記録装置。
  2. 前記複数のリブは、前記案内面上の前記記録シートと前記記録手段の液滴の吐出口面との距離の基準となる複数の第1リブと、該第1リブより高さの低い複数の第2リブの少なくとも2種類の高さの異なるリブを含んでおり、
    前記傾斜面は前記複数の第2リブの内の一部あるいは全部に形成されている、請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記複数のリブは、前記案内面上の前記記録シートと前記記録手段の液滴の吐出口面との距離の基準となる複数の第1リブと、該第1リブより高さの低い複数の第2リブの少なくとも2種類の高さの異なるリブを含んでおり、
    前記傾斜面は、前記複数の第2リブの内の一部あるいは全部と、前記複数の第1リブの内の一部に形成されている、請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記傾斜面の近傍の、前記プラテンの端部にも傾斜面が形成された、請求項1からのいずれかに記載の記録装置。
  5. 記録シートを搬送する搬送手段と、該搬送手段によって搬送された記録シートに液滴による画像を記録する記録手段と、該記録手段により記録された記録シートを排出する複数個のローラ対を備えた排出手段と、前記記録手段と対向して配置されたプラテンと、該プラテンに前記記録シートの搬送方向と交差する方向に略平行に配設された、前記記録手段の液滴の吐出口面と略平行な案内面を持つ複数のリブと、前記複数個のローラ対の間に設けられた、前記記録シートを前記プラテン側へ付勢する付勢手段とを備え、前記記録シートを排出方向上流側にも搬送可能である記録装置であって、
    前記プラテンは、記録シート端部に余白無し記録を行うときに記録シートの端部の外側に吐出された前記液滴を吸収する吸収体が備えられた溝部を有し、
    前記複数のリブの内、前記溝部の排出方向上流側に設けられたリブの一部であって、少なくとも記録シートの幅方向の端部を支持するリブの排出方向下流側端部に傾斜面が形成され、
    前記溝部の排出方向上流側に設けられたリブであって、排出方向下流側端部に傾斜面が形成されていないリブは、記録シートの後端が前記傾斜面に対向する位置で停止したとき記録シート後端を該リブの前記案内面によって支持する記録装置。
  6. 前記複数のリブは、前記案内面上の前記記録シートと前記記録手段の液滴の吐出口面との距離の基準となる複数の第1リブと、該第1リブより高さの低い複数の第2リブの少なくとも2種類の高さの異なるリブを含んでおり、
    前記傾斜面は前記複数の第2リブの内の一部あるいは全部に形成されている、請求項に記載の記録装置。
  7. 前記複数のリブは、前記案内面上の前記記録シートと前記記録手段の液滴の吐出口面との距離の基準となる複数の第1リブと、該第1リブより高さの低い複数の第2リブの少なくとも2種類の高さの異なるリブを含んでおり、
    前記傾斜面は、前記複数の第2リブの内の一部あるいは全部と、前記複数の第1リブの内の一部に形成されている、請求項に記載の記録装置。
  8. 前記第2リブは、前記付勢手段の排出方向上流側近傍に備えられている、請求項6または7に記載の記録装置。
  9. 前記傾斜面の近傍の、前記プラテンの端部にも傾斜面を備えた、請求項5から8のいずれかに記載の記録装置。
  10. 前記記録手段はインクジェット記録手段である、請求項1からのいずれかに記載の記録装置。
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