JP3295619B2 - 流体圧シリンダにおけるセンサ取付具 - Google Patents
流体圧シリンダにおけるセンサ取付具Info
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- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- F15B15/20—Other details, e.g. assembly with regulating devices
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体圧シリンダの
タイロッドに位置検出センサを取付けるためのセンサ取
付具に関するものである。
タイロッドに位置検出センサを取付けるためのセンサ取
付具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】流体圧シリンダには、ピストンの動作位
置を確認するために、磁気近接スイッチ等の位置検出セ
ンサが取付けられており、タイロッドによって組み付け
られた流体圧シリンダにあっては、通常タイロッドを利
用して位置検出センサが取付けられる。図３ないし図５
はタイロッドを利用した既提案の位置検出センサの取付
手段を示し、位置検出センサ１０が取付けられる流体圧
シリンダ１は、円筒状のシリンダチューブ２とその軸方
向両端のヘッドカバー３とロッドカバー４を備え、これ
らの部材は複数本（図示の例は４本）のタイロッド５と
ナット６によって一体に組み付けられており、シリンダ
チューブ２内を気密に往復動するピストン（図示省略）
のロッド７は、ロッドカバー４を気密に貫通して外部に
突出している。
置を確認するために、磁気近接スイッチ等の位置検出セ
ンサが取付けられており、タイロッドによって組み付け
られた流体圧シリンダにあっては、通常タイロッドを利
用して位置検出センサが取付けられる。図３ないし図５
はタイロッドを利用した既提案の位置検出センサの取付
手段を示し、位置検出センサ１０が取付けられる流体圧
シリンダ１は、円筒状のシリンダチューブ２とその軸方
向両端のヘッドカバー３とロッドカバー４を備え、これ
らの部材は複数本（図示の例は４本）のタイロッド５と
ナット６によって一体に組み付けられており、シリンダ
チューブ２内を気密に往復動するピストン（図示省略）
のロッド７は、ロッドカバー４を気密に貫通して外部に
突出している。
【０００３】この流体圧シリンダ１は、カバー３と４に
設けたポート３ａと４ａから、ピストンで区画された一
対のシリンダ室に圧縮空気を給排するとピストンとロッ
ド７が往復動し、ピストンの外周面に、被検出体の一例
である環状の永久磁石（図示省略）が取付けられてい
る。図３中の符号８は、カバー３と４に設けた、ピスト
ンの速度制御用プラグである。
設けたポート３ａと４ａから、ピストンで区画された一
対のシリンダ室に圧縮空気を給排するとピストンとロッ
ド７が往復動し、ピストンの外周面に、被検出体の一例
である環状の永久磁石（図示省略）が取付けられてい
る。図３中の符号８は、カバー３と４に設けた、ピスト
ンの速度制御用プラグである。
【０００４】位置検出センサ１０をタイロッド５に取付
けるためのセンサ取付具１１は、タイロッド５の円周面
の半分以上を囲むタイロッド取付溝１２と、先端がタイ
ロット取付溝１２に向いて開口する複数個のねじ孔１３
と、これとほぼ直交する方向の位置検出センサ１０を取
付けるためのセンサねじ孔１４とを備えている。上記位
置検出センサ（図示の例は磁気近接スイッチ）１０は、
ボディ１６の側方に突出する取付部１７を備え、センサ
取付ねじ１８を、取付部１７の孔１７ａを通してセンサ
ねじ孔１４に螺入することによって、センサ取付具１１
に取付けられている。
けるためのセンサ取付具１１は、タイロッド５の円周面
の半分以上を囲むタイロッド取付溝１２と、先端がタイ
ロット取付溝１２に向いて開口する複数個のねじ孔１３
と、これとほぼ直交する方向の位置検出センサ１０を取
付けるためのセンサねじ孔１４とを備えている。上記位
置検出センサ（図示の例は磁気近接スイッチ）１０は、
ボディ１６の側方に突出する取付部１７を備え、センサ
取付ねじ１８を、取付部１７の孔１７ａを通してセンサ
ねじ孔１４に螺入することによって、センサ取付具１１
に取付けられている。
【０００５】このセンサ取付具１１は、タイロッド取付
溝１２によりタイロッド５に装着してねじ孔１３に取付
ねじ１５を螺入すると、取付ねじ１５によってタイロッ
ド５がタイロッド取付溝１２の側面に圧接されるので
（図４参照）、タイロッド５の長手方向の任意の位置に
固定することができる。このセンサ取付具１１は、タイ
ロッド５を利用して取付けるために、流体圧シリンダ１
にセンサ取付具を取付けるための別個の構成を設ける必
要がないという利点を備えている。しかしながら、上記
センサ取付具１１は、図４に示すように、位置検出セン
サ１０をシリンダチューブ２の外周面に当接させて、タ
イロッド５の円周方向への取付姿勢を決める必要がある
ために、予め位置検出センサ１０を取付けておかないと
タイロッド５の円周方向への取付姿勢が決まらないとい
う問題がある。
溝１２によりタイロッド５に装着してねじ孔１３に取付
ねじ１５を螺入すると、取付ねじ１５によってタイロッ
ド５がタイロッド取付溝１２の側面に圧接されるので
（図４参照）、タイロッド５の長手方向の任意の位置に
固定することができる。このセンサ取付具１１は、タイ
ロッド５を利用して取付けるために、流体圧シリンダ１
にセンサ取付具を取付けるための別個の構成を設ける必
要がないという利点を備えている。しかしながら、上記
センサ取付具１１は、図４に示すように、位置検出セン
サ１０をシリンダチューブ２の外周面に当接させて、タ
イロッド５の円周方向への取付姿勢を決める必要がある
ために、予め位置検出センサ１０を取付けておかないと
タイロッド５の円周方向への取付姿勢が決まらないとい
う問題がある。
【０００６】即ち、センサ取付具１１に予め位置検出セ
ンサ１０を取付けておかないと、センサ取付具１１のタ
イロッド５への取付姿勢によっては、図５に示すように
タイロッド５に固定した後に位置検出センサ１０を取付
けることができなかったり、或いは位置検出センサ１０
とシリンダチューブ２との間隙が大きくなって位置検出
センサ１０の機能が低下することがある。また、上記セ
ンサ取付具１１は、該センサ取付具１１をタイロッド５
に固定した位置が位置検出センサ１０のタイロッド５へ
の取付位置となるために、位置検出センサ１０の取付位
置を調整するためには、取付ねじ１５によるセンサ取付
具１１の固定を解除して、センサ取付具１１と位置検出
センサ１０とをタイロッド５に対して移動させなければ
ならない。さらに、取付ねじ１５とセンサ取付ねじ１８
とを異なる方向から操作するためにその操作が面倒であ
り、しかもこれらのねじの操作に必要な操作空間が大き
くなる。したがって、位置検出センサ１０を流体圧シリ
ンダ１に取付けるための操作が面倒である。
ンサ１０を取付けておかないと、センサ取付具１１のタ
イロッド５への取付姿勢によっては、図５に示すように
タイロッド５に固定した後に位置検出センサ１０を取付
けることができなかったり、或いは位置検出センサ１０
とシリンダチューブ２との間隙が大きくなって位置検出
センサ１０の機能が低下することがある。また、上記セ
ンサ取付具１１は、該センサ取付具１１をタイロッド５
に固定した位置が位置検出センサ１０のタイロッド５へ
の取付位置となるために、位置検出センサ１０の取付位
置を調整するためには、取付ねじ１５によるセンサ取付
具１１の固定を解除して、センサ取付具１１と位置検出
センサ１０とをタイロッド５に対して移動させなければ
ならない。さらに、取付ねじ１５とセンサ取付ねじ１８
とを異なる方向から操作するためにその操作が面倒であ
り、しかもこれらのねじの操作に必要な操作空間が大き
くなる。したがって、位置検出センサ１０を流体圧シリ
ンダ１に取付けるための操作が面倒である。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、位置検出センサの取付操作が容易な流体圧
シリンダにおけるセンサ取付具を提供することにある。
する課題は、位置検出センサの取付操作が容易な流体圧
シリンダにおけるセンサ取付具を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の流体圧シリンダにおけるセンサ取付具は、
流体圧シリンダの動作位置を検出する位置検出センサ
を、上記流体圧シリンダのタイロッドに取付けるための
センサ取付具において、上記センサ取付具が、上記タイ
ロッドの外周を囲むタイロッド取付溝と、これと平行で
かつ位置検出センサの取付位置が調整可能なセンサ取付
部と、先端がタイロッド取付溝に向いて開口するねじ孔
と、流体圧シリンダのシリンダチューブの外周面に当接
する当接部とを備え、上記センサ取付具が、上記ねじ孔
に螺入した取付ねじによるタイロッド取付溝とタイロッ
ドとの圧接によって、タイロッドの任意の位置に固定可
能とされており、上記センサ取付部が、タイロッド取付
溝と平行で反対側に開口しかつ開口の幅方向両側に係止
部を有するセンサ取付溝を有し、上記位置検出センサ
が、上記係止部に係止可能な肩部と、上記ねじ孔と同方
向のセンサねじ孔とを備え、センサ取付溝に挿入された
上記位置検出センサが、センサねじ孔に螺入したセンサ
取付ねじのセンサ取付溝底面の押圧による肩部と係止部
の係止によって、センサ取付溝の任意の位置に固定可能
とされていることを特徴としている。
め、本発明の流体圧シリンダにおけるセンサ取付具は、
流体圧シリンダの動作位置を検出する位置検出センサ
を、上記流体圧シリンダのタイロッドに取付けるための
センサ取付具において、上記センサ取付具が、上記タイ
ロッドの外周を囲むタイロッド取付溝と、これと平行で
かつ位置検出センサの取付位置が調整可能なセンサ取付
部と、先端がタイロッド取付溝に向いて開口するねじ孔
と、流体圧シリンダのシリンダチューブの外周面に当接
する当接部とを備え、上記センサ取付具が、上記ねじ孔
に螺入した取付ねじによるタイロッド取付溝とタイロッ
ドとの圧接によって、タイロッドの任意の位置に固定可
能とされており、上記センサ取付部が、タイロッド取付
溝と平行で反対側に開口しかつ開口の幅方向両側に係止
部を有するセンサ取付溝を有し、上記位置検出センサ
が、上記係止部に係止可能な肩部と、上記ねじ孔と同方
向のセンサねじ孔とを備え、センサ取付溝に挿入された
上記位置検出センサが、センサねじ孔に螺入したセンサ
取付ねじのセンサ取付溝底面の押圧による肩部と係止部
の係止によって、センサ取付溝の任意の位置に固定可能
とされていることを特徴としている。
【０００９】本発明の具体的な実施径形態によれば、上
記位置検出センサの上面に、その作動を目視するための
表示灯が設けられている。
記位置検出センサの上面に、その作動を目視するための
表示灯が設けられている。
【００１０】タイロッド取付溝によってセンサ取付具を
タイロッドに装着し、その長手方向の所望の位置におい
て当接部をシリンダチューブの外周面に当接させて、取
付ねじをねじ孔に螺入すると、センサ取付具をその位置
に固定することができる。この場合、センサ取付具のタ
イロッドの円周方向への取付姿勢は当接部のシリンダチ
ューブへの当接によって決まるので、予め位置検出セン
サを取付けておかなくてもよい。また、センサ取付具を
タイロッドに固定した後に、位置検出センサをセンサ取
付部に対して移動させることにより、流体圧シリンダに
対する位置検出センサの取付位置を調整することができ
る。
タイロッドに装着し、その長手方向の所望の位置におい
て当接部をシリンダチューブの外周面に当接させて、取
付ねじをねじ孔に螺入すると、センサ取付具をその位置
に固定することができる。この場合、センサ取付具のタ
イロッドの円周方向への取付姿勢は当接部のシリンダチ
ューブへの当接によって決まるので、予め位置検出セン
サを取付けておかなくてもよい。また、センサ取付具を
タイロッドに固定した後に、位置検出センサをセンサ取
付部に対して移動させることにより、流体圧シリンダに
対する位置検出センサの取付位置を調整することができ
る。
【００１１】具体的には、センサ取付ねじを緩めると位
置検出センサをセンサ取付溝に沿って移動させることが
でき、所望の位置においてセンサ取付ねじをセンサねじ
孔に螺入すると、位置検出センサの肩部がセンサ取付溝
の係止部に係止してその位置に固定される。この場合、
取付ねじとセンサ取付ねじとを同じ方向において操作で
きるので、位置検出センサの位置調整操作が一層容易で
ある。
置検出センサをセンサ取付溝に沿って移動させることが
でき、所望の位置においてセンサ取付ねじをセンサねじ
孔に螺入すると、位置検出センサの肩部がセンサ取付溝
の係止部に係止してその位置に固定される。この場合、
取付ねじとセンサ取付ねじとを同じ方向において操作で
きるので、位置検出センサの位置調整操作が一層容易で
ある。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１及び図２は本発明の実施例を
示し、位置検出センサ２０が取付けられる流体圧シリン
ダは、図３に示す流体圧シリンダ１と同一の構成を備え
ている。したがって、図の主要な同一の箇所に同一の符
号を付して、詳細な説明は省略する。しかしながら、上
記流体圧シリンダは図示の流体圧シリンダに限定される
ものではなく、タイロッドによって組み付けられたもの
であればよい。
示し、位置検出センサ２０が取付けられる流体圧シリン
ダは、図３に示す流体圧シリンダ１と同一の構成を備え
ている。したがって、図の主要な同一の箇所に同一の符
号を付して、詳細な説明は省略する。しかしながら、上
記流体圧シリンダは図示の流体圧シリンダに限定される
ものではなく、タイロッドによって組み付けられたもの
であればよい。
【００１３】位置検出センサ２０を流体圧シリンダ１の
タイロッド５に取付けるためのセンサ取付具２１は、タ
イロッド５の円周面の半分以上を囲むタイロッド取付溝
２２と、位置検出センサ２０が取付けられるセンサ取付
溝２３と、センサ取付溝側の端部のシリンダチューブ２
の外周面に当接する当接部２４とを備え、適宜の金属ま
たは合成樹脂によって一体に形成されている。上記タイ
ロッド取付溝２２とセンサ取付溝２３は、センサ取付具
２１の長手方向に貫通するとともに、互いに平行でかつ
反対側の面に開口し、当接部２４はシリンダチューブ２
とほぼ同心の円弧面とされている。上記センサ取付溝２
３は、開口２３ａの幅が溝内側の幅よりも狭くされ、こ
れによって開口２３ａの幅方向両側にそれぞれ係止部２
３ｂが形成されており、タイロッド取付溝２２のセンサ
取付溝側に、先端がタイロッド取付溝２２に開口する複
数個（図示の例は２個）のねじ孔２５が設けられてい
る。
タイロッド５に取付けるためのセンサ取付具２１は、タ
イロッド５の円周面の半分以上を囲むタイロッド取付溝
２２と、位置検出センサ２０が取付けられるセンサ取付
溝２３と、センサ取付溝側の端部のシリンダチューブ２
の外周面に当接する当接部２４とを備え、適宜の金属ま
たは合成樹脂によって一体に形成されている。上記タイ
ロッド取付溝２２とセンサ取付溝２３は、センサ取付具
２１の長手方向に貫通するとともに、互いに平行でかつ
反対側の面に開口し、当接部２４はシリンダチューブ２
とほぼ同心の円弧面とされている。上記センサ取付溝２
３は、開口２３ａの幅が溝内側の幅よりも狭くされ、こ
れによって開口２３ａの幅方向両側にそれぞれ係止部２
３ｂが形成されており、タイロッド取付溝２２のセンサ
取付溝側に、先端がタイロッド取付溝２２に開口する複
数個（図示の例は２個）のねじ孔２５が設けられてい
る。
【００１４】センサ取付溝２３に取付けられる上記位置
検出センサ２０は、図示の実施例においては図３に示す
位置検出センサ１０と同様に、被検出体である磁石の接
近によって信号を出力する磁気近接スイッチとして構成
されている。しかしながら、上記被検出体と位置検出セ
ンサは、磁石と磁気近接スイッチとに限定されるもので
はなく、例えば被検出体を金属とし、位置検出センサを
金属の誘導電流を検出して信号を出力する高周波発信形
の位置検出センサとすることができる。
検出センサ２０は、図示の実施例においては図３に示す
位置検出センサ１０と同様に、被検出体である磁石の接
近によって信号を出力する磁気近接スイッチとして構成
されている。しかしながら、上記被検出体と位置検出セ
ンサは、磁石と磁気近接スイッチとに限定されるもので
はなく、例えば被検出体を金属とし、位置検出センサを
金属の誘導電流を検出して信号を出力する高周波発信形
の位置検出センサとすることができる。
【００１５】位置検出センサ（磁気近接スイッチ）２０
のボディ２８は、センサ取付溝２３に遊挿可能に形成さ
れ、幅方向の両側にセンサ取付溝２３の係止部２３ｂに
係止する肩部２８ａが、長手方向の一端近くにセンサ取
付ねじ３０が螺入するセンサねじ孔２８ｂがそれぞれ形
成されており、上面にその作動を目視するための表示灯
３１が設けられている。また、ボディ２８におけるセン
サねじ孔２８ｂと反対側の端面から、リード線３２が引
き出されている。
のボディ２８は、センサ取付溝２３に遊挿可能に形成さ
れ、幅方向の両側にセンサ取付溝２３の係止部２３ｂに
係止する肩部２８ａが、長手方向の一端近くにセンサ取
付ねじ３０が螺入するセンサねじ孔２８ｂがそれぞれ形
成されており、上面にその作動を目視するための表示灯
３１が設けられている。また、ボディ２８におけるセン
サねじ孔２８ｂと反対側の端面から、リード線３２が引
き出されている。
【００１６】この位置検出センサ２０は、長手方向の開
口からセンサ取付溝２３に挿入し、適宜の位置において
開口２３ａを通して、ドライバー等の適宜の回転工具に
よりセンサ取付ねじ３０をセンサねじ孔２８ｂに螺入す
ると、その先端がセンサ取付溝２３の底面を押圧するこ
とにより、肩部２８ａ，２８ａが係止部２３ｂ，２３ｂ
に係止してその位置に固定され、リード線３２はセンサ
取付溝２３の長手方向の開口から外部に取出される。セ
ンサ取付ねじ３０のセンサねじ孔２８ｂへの螺入を緩め
ると、肩部２８ａと係止部２３ｂとの係止が解除される
ので、位置検出センサ２０をセンサ取付溝２３に沿って
移動することができる。
口からセンサ取付溝２３に挿入し、適宜の位置において
開口２３ａを通して、ドライバー等の適宜の回転工具に
よりセンサ取付ねじ３０をセンサねじ孔２８ｂに螺入す
ると、その先端がセンサ取付溝２３の底面を押圧するこ
とにより、肩部２８ａ，２８ａが係止部２３ｂ，２３ｂ
に係止してその位置に固定され、リード線３２はセンサ
取付溝２３の長手方向の開口から外部に取出される。セ
ンサ取付ねじ３０のセンサねじ孔２８ｂへの螺入を緩め
ると、肩部２８ａと係止部２３ｂとの係止が解除される
ので、位置検出センサ２０をセンサ取付溝２３に沿って
移動することができる。
【００１７】上記センサ取付具２１は、タイロッド取付
溝２２をタイロッド５の長手方向の所望の位置に装着
し、当接部２４をシリンダチューブ２の外周面に当接す
ると、タイロッド５の円周方向への取付姿勢を決めるこ
とができる。次いで、取付ねじ２６をねじ孔２５に螺入
すると、先端の円錐面２６ａがタイロッド５を押圧する
ので、センサ取付具２１がタイロッド５に固定される
（図２参照）。この場合、タイロッド５はタイロッド取
付溝２２の内方に向けて押圧されるので、センサ取付具
２１がタイロッド５から外れることはない。また、当接
部２４によって、センサ取付具２１のタイロッド５に対
する円周方向の取付姿勢が決まるので、予め位置検出セ
ンサ２０をセンサ取付溝２３に取付けておかなくてもよ
い。適宜の回転工具によってセンサ取付ねじ３０をセン
サねじ孔２８ｂに螺入すると、位置検出センサ２０の肩
部２８ａがセンサ取付溝２３の係止部２３ｂに係止し
て、センサ取付溝２３に固定される。
溝２２をタイロッド５の長手方向の所望の位置に装着
し、当接部２４をシリンダチューブ２の外周面に当接す
ると、タイロッド５の円周方向への取付姿勢を決めるこ
とができる。次いで、取付ねじ２６をねじ孔２５に螺入
すると、先端の円錐面２６ａがタイロッド５を押圧する
ので、センサ取付具２１がタイロッド５に固定される
（図２参照）。この場合、タイロッド５はタイロッド取
付溝２２の内方に向けて押圧されるので、センサ取付具
２１がタイロッド５から外れることはない。また、当接
部２４によって、センサ取付具２１のタイロッド５に対
する円周方向の取付姿勢が決まるので、予め位置検出セ
ンサ２０をセンサ取付溝２３に取付けておかなくてもよ
い。適宜の回転工具によってセンサ取付ねじ３０をセン
サねじ孔２８ｂに螺入すると、位置検出センサ２０の肩
部２８ａがセンサ取付溝２３の係止部２３ｂに係止し
て、センサ取付溝２３に固定される。
【００１８】上記実施例は、センサ取付具２１のタイロ
ッド５に対する位置決めと、位置検出センサ２０のセン
サ取付具２１に対する位置決めとを個別に行えるので、
取付ねじ２６によってセンサ取付具２１をタイロッド５
に固定した後に、位置検出センサ２０の表示灯３１の点
灯を目視しながら、これと同じ方向からセンサ取付ねじ
３０を操作して、位置検出センサ２０のセンサ取付具２
１に対する取付位置、換言すれば流体圧シリンダ１に対
する取付位置を調整することができる。したがって、位
置検出センサ２０の流体圧シリンダ１への取付操作及び
取付位置の調整が容易である。また、センサ取付具２１
をタイロッド５に固定するための取付ねじ２６と、位置
検出センサ２０をセンサ取付溝２３に固定するためのセ
ンサ取付ねじ３０の両方を同じ方向において操作できる
ので、これらのねじの操作が容易で、しかも一方向の作
業空間において操作できるので、異なる方向から２つの
ねじを操作する場合に比べて、位置検出センサ２０を流
体圧シリンダ１に取付けるために必要な作業空間を狭い
ものとすることができる。
ッド５に対する位置決めと、位置検出センサ２０のセン
サ取付具２１に対する位置決めとを個別に行えるので、
取付ねじ２６によってセンサ取付具２１をタイロッド５
に固定した後に、位置検出センサ２０の表示灯３１の点
灯を目視しながら、これと同じ方向からセンサ取付ねじ
３０を操作して、位置検出センサ２０のセンサ取付具２
１に対する取付位置、換言すれば流体圧シリンダ１に対
する取付位置を調整することができる。したがって、位
置検出センサ２０の流体圧シリンダ１への取付操作及び
取付位置の調整が容易である。また、センサ取付具２１
をタイロッド５に固定するための取付ねじ２６と、位置
検出センサ２０をセンサ取付溝２３に固定するためのセ
ンサ取付ねじ３０の両方を同じ方向において操作できる
ので、これらのねじの操作が容易で、しかも一方向の作
業空間において操作できるので、異なる方向から２つの
ねじを操作する場合に比べて、位置検出センサ２０を流
体圧シリンダ１に取付けるために必要な作業空間を狭い
ものとすることができる。
【００１９】なお、図示のセンサ取付具２１は、シリン
ダチューブ２の長さより短くされているが、本発明のセ
ンサ取付具はシリンダチューブの軸方向長さにほぼ等し
い長さとすることができ、この場合は、センサ取付具を
タイロッドに固定したままで、位置検出センサの取付位
置を調整することができる。
ダチューブ２の長さより短くされているが、本発明のセ
ンサ取付具はシリンダチューブの軸方向長さにほぼ等し
い長さとすることができ、この場合は、センサ取付具を
タイロッドに固定したままで、位置検出センサの取付位
置を調整することができる。
【００２０】
【発明の効果】本発明のセンサ取付具は、センサ取付具
に設けた当接部によってタイロッドの円周方向への取付
姿勢が決まることと、センサ取付具をタイロッドに固定
した後に位置検出センサのセンサ取付部への取付位置を
調整できることとによって、位置検出センサをタイロッ
ドに取付ける取付操作が容易である。また、センサ取付
具をタイロッドに固定するための取付ねじと、位置検出
センサをセンサ取付溝に固定するためのセンサ取付ねじ
を、同じ方向から操作できるので、これらのねじの操作
が容易で、しかも操作に必要な空間が狭くなるので、流
体圧シリンダの周囲の無駄な空間を少なくすることがで
きる。
に設けた当接部によってタイロッドの円周方向への取付
姿勢が決まることと、センサ取付具をタイロッドに固定
した後に位置検出センサのセンサ取付部への取付位置を
調整できることとによって、位置検出センサをタイロッ
ドに取付ける取付操作が容易である。また、センサ取付
具をタイロッドに固定するための取付ねじと、位置検出
センサをセンサ取付溝に固定するためのセンサ取付ねじ
を、同じ方向から操作できるので、これらのねじの操作
が容易で、しかも操作に必要な空間が狭くなるので、流
体圧シリンダの周囲の無駄な空間を少なくすることがで
きる。
【図１】実施例の分解斜視図である。
【図２】同じく取付状態を示す断面図である。
【図３】公知のセンサ取付具の分解斜視図である。
【図４】取付態様を示す図である。
【図５】他の取付態様を示す図である。
１ 流体圧シリンダ ２ シリンダチューブ ５ タイロッド ２０ 位置検出センサ ２１ センサ取付具 ２２ タイロッド取付溝 ２３ センサ取付溝 ２３ａ 開口 ２３ｂ 係止部 ２４ 当接部 ２５ ねじ孔 ２６ 取付ねじ ２８ａ 肩部 ２８ｂ センサねじ孔 ３０ センサ取付ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平５−59212（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭50−79894（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−85904（ＪＰ，Ｕ) 実開 平７−2923（ＪＰ，Ｕ) 西独国特許出願公告3516346（ＤＥ, Ｂ１) 西独国実用新案9301708（ＤＥ，Ｂ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F15B 15/28
Claims (2)
- 【請求項１】流体圧シリンダの動作位置を検出する位置
検出センサを、上記流体圧シリンダのタイロッドに取付
けるためのセンサ取付具において、 上記センサ取付具が、上記タイロッドの外周を囲むタイ
ロッド取付溝と、これと平行でかつ位置検出センサの取
付位置が調整可能なセンサ取付部と、先端がタイロッド
取付溝に向いて開口するねじ孔と、流体圧シリンダのシ
リンダチューブの外周面に当接する当接部とを備え、 上記センサ取付具が、上記ねじ孔に螺入した取付ねじに
よるタイロッド取付溝とタイロッドとの圧接によって、
タイロッドの任意の位置に固定可能とされており、 上記センサ取付部が、タイロッド取付溝と平行で反対側
に開口しかつ開口の幅方向両側に係止部を有するセンサ
取付溝を有し、 上記位置検出センサが、上記係止部に係止可能な肩部
と、上記ねじ孔と同方向のセンサねじ孔とを備え、 センサ取付溝に挿入された上記位置検出センサが、セン
サねじ孔に螺入したセンサ取付ねじのセンサ取付溝底面
の押圧による肩部と係止部の係止によって、センサ取付
溝の任意の位置に固定可能とされている、 ことを特徴とする流体圧シリンダにおけるセンサ取付
具。 - 【請求項２】上記位置検出センサの上面に、その作動を
目視するための表示灯が設けられている、 ことを特徴とする請求項１に記載した流体圧シリンダに
おけるセンサ取付具。
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