JPH0639123Y2 - ストロ−クセンサ付きシリンダ装置 - Google Patents

ストロ−クセンサ付きシリンダ装置

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JPH0639123Y2
JPH0639123Y2 JP1987124142U JP12414287U JPH0639123Y2 JP H0639123 Y2 JPH0639123 Y2 JP H0639123Y2 JP 1987124142 U JP1987124142 U JP 1987124142U JP 12414287 U JP12414287 U JP 12414287U JP H0639123 Y2 JPH0639123 Y2 JP H0639123Y2
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JP
Japan
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cylinder
sensor
piston rod
cylinder head
cylinder tube
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JP1987124142U
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JPS6429514U (ja
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敏郎 豊田
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KYB Corp
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KYB Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はシリンダストロークを検出できるようにしたス
トロークセンサ付きのシリンダ装置に関する。
(従来の技術) 流体圧シリンダ、例えば油圧シリンダのシリンダストロ
ーク量を検出するために、ストロークセンサを備えたシ
リンダ装置が、実願昭61-100250号を含めて、数多く出
願されている。
ストロークセンサはシリンダのシリンダヘッド部に設け
られ、ピストンロッドのストローク量を検出する磁気セ
ンサ等を用いることが多く、このためにピストンロッド
には所定のピッチ間隔で磁気スケールが埋め込まれてお
り、したがってピストンロッドの移動に伴い磁気センサ
はスケールピッチに同期したサインカーブの出力波を発
生する。
(考案が解決しようとする問題点) ところでピストンロッドに埋め込まれる磁気スケール
は、ピストンロッドの機械的強度を損なうことのないよ
うに、ピストンロッドの全周ではなく一側面にしか形成
せず、このために磁気センサの取付位置もこのスケール
に対面した位置に限定される。
シリンダチューブに対するピストンロッドの周方向の位
置関係は、それぞれ両端取付部のクレビスの方向から規
制されるので、シリンダチューブに対して磁気センサの
位置を決めてやれば、ピストンロッドの磁気スケールと
の位置関係は正しく対応させることができる。
ところが、シリンダヘッドをシリンダチューブに取付け
るのに、通常はシリンダヘッドをシリンダチューブに螺
合しているため、規定の締付トルクでシリンダヘッドを
締結したときに、シリンダチューブに対するシリンダヘ
ッドの周方向の位置関係は常に一定となる保証はない。
このために、シリンダヘッドに予め磁気センサを一体的
に取付けてあると、シリンダチューブに対する締結時に
磁気センサとピストンロッドの磁気スケールとが正しく
対峙しなくなることがあり、このような場合にはストロ
ーク位置を検出することができなくなる。
シリンダヘッドをシリンダチューブに対して螺合しない
で、所定の位置で複数のボルトにより固定するともでき
るが、この場合にはシリンダヘッドとシリンダチューブ
との嵌合面にねじを形成して螺合するタイプのものには
適用できず、汎用性に劣り、製品コストの上昇を招く。
本考案はこのような問題を解決することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は、シリンダチューブにピストンロッドが
摺動自由に貫通するシリンダヘッドを螺合し、このシリ
ンダヘッドの端面にセンサを内蔵したセンサホルダを配
置し、かつシリンダチューブに固着したブラケットにセ
ンサホルダをボルトを介して締結した。
(作用) シリンダヘッドをシリンダチューブに対いて所定の締付
トルクで螺合してから、シリンダヘッドの端面に密着す
るようにセンサホルダを取り付けることにより、磁気セ
ンサのピストンロッド軸方向位置が決まり、さらにシリ
ンダチューブに固定されたブラケットに対してセンサホ
ルダをボルト結合する構成により、センサの周方向の位
置が正しく設定される。
(実施例) 第1図,第2図は本考案の実施例を示す。
図中1はシリンダチューブ、2はこのシリンダチューブ
1に螺合するシリンダヘッド、3はピストンロッド、4
はストロークセンサ部である。
シリンダチューブ1に対してシリンダヘッド2は嵌合面
に形成したねじ部5を介して螺合し、その内周をピスト
ンロッド3が摺動自由に貫通する。
シリンダチューブ1の端面外周にはつば状のブラケット
6が溶接により固定され、このブラケット6の四隅には
ピストンロッド3と同軸方向にボルト穴7が形成され
る。
シリンダヘッド2の端面にはピストンロッド3と同心的
な環状段部8が形成され、この環状段部8に対してスト
ロークセンサ部4のセンサホルダ9に設けた環状凹部10
が嵌合する。中心にピストンロッド3の貫通孔11を有す
るセンサホルダ9の四隅にはボルト挿通孔12が形成さ
れ、このボルト挿通孔12に挿通したボルト13を前記ボル
ト穴7に螺合することによりセンサホルダ9をシリンダ
ヘッド2の端面に締結する。
センサホルダ9の内部には磁気センサ14が内蔵され、こ
のセンサ14によりピストンロッド3の一側面に形成した
磁気スケール(図示せず)を検出する。
以上のように構成され、したがって、ストロークセンサ
部4を取付けるには、予めピストンロッド3にシリンダ
ヘッド2とセンサホルダ9とを挿入した状態において、
まずシリンダヘッド2をシリンダチューブ1に対してね
じ部5を介して所定の締付トルクで締結した後、シリン
ダヘッド2の端面にセンサホルダ9の端面が密着するよ
うに、環状段部8と環状凹部10を嵌合させる。
次ぎにセンサホルダ9を四隅のボルト挿通孔12がボルト
穴7と一致するまで回転させ、ボルト13によりセンサホ
ルダ9をブラケット6に固定する。ボルト挿通孔12及び
ボルト穴7の位置は、センサホルダ9に収めた磁気セン
サ14がピストンロッド3の磁気スケールに対峙するよう
に予め位置決めされているため、この状態で磁気センサ
14の周方向の位置が正しく設定される。
ピストンロッド3はシリンダチューブ1(シリンダヘッ
ド2)に対して回転可能であるが、使用時の取付状態で
はピストンロッド3の端部の取付具穴位置(クレビス)
からシリンダチューブ1との位置関係が予め設定されて
いるため、シリンダチューブ1の周方向に対して正しい
位置に磁気センサ14をセットすれば、ピストンロッド3
の磁気スケールと正確に対応することになる。
なお、シリンダヘッド2のシリンダチューブ1に対する
締結は、シリンダヘッド2の端面に穴2Aを明け、専用の
引っ掛けスパナによりねじ込むか、またはセンサホルダ
9の方にも同様の穴を明け、両者にピンを差し込んで一
体化し、センサホルダ9を回転させることによりシリン
ダヘッド2をねじ込んでもよい。
一方、センサホルダ9はシリンダチューブ1の端面に固
定したブラケット6に取り付ける構成となっており、こ
のブラケット6にはシリンダ内で発生する高張力が作用
することはないので、これらの取付けのためのボルト13
は取付けに必要なだけの強度を満たす小径のもので足り
る。したがって、センサホルダ9の取付部分におけるシ
リンダ装置の大型化を最小限に抑えられる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、ピストンロッドの磁気ス
ケールに対して正しい位置に磁気センサを取付けること
ができ、シリンダストロークを常に精度よく検出するこ
とが可能となる。シリンダヘッドは通常のねじ込み式の
ものを用いることができ、従来構造に大幅な変更を加え
ることなく、簡単な手段により磁気センサの装着が行え
る。また、磁気センサの取付けに伴うシリンダ装置の大
型化を抑えられるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部断面図、第2図は同
正面図である。 1…シリンダチューブ、2…シリンダヘッド、3…ピス
トンロッド、4…ストロークセンサ部、6…ブラケッ
ト、7…ボルト穴、8…環状段部、9…センサホルダ、
10…環状凹部、12…挿通孔、13…ボルト、14…磁気セン
サ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダチューブにピストンロッドが摺動
    自由に貫通するシリンダヘッドを螺合し、このシリンダ
    ヘッドの端面にセンサを内蔵したセンサホルダを配置
    し、かつシリンダチューブに固着したブラケットにセン
    サホルダをボルトを介して締結したことを特徴とするス
    トロークセンサ付きシリンダ装置。
JP1987124142U 1987-08-13 1987-08-13 ストロ−クセンサ付きシリンダ装置 Expired - Lifetime JPH0639123Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987124142U JPH0639123Y2 (ja) 1987-08-13 1987-08-13 ストロ−クセンサ付きシリンダ装置

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JP1987124142U JPH0639123Y2 (ja) 1987-08-13 1987-08-13 ストロ−クセンサ付きシリンダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6429514U JPS6429514U (ja) 1989-02-22
JPH0639123Y2 true JPH0639123Y2 (ja) 1994-10-12

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ID=31373618

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JP1987124142U Expired - Lifetime JPH0639123Y2 (ja) 1987-08-13 1987-08-13 ストロ−クセンサ付きシリンダ装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6240308U (ja) * 1985-08-30 1987-03-10

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JPS6429514U (ja) 1989-02-22

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