JP3485646B2 - タオル掛等の調節可能取付装置 - Google Patents

タオル掛等の調節可能取付装置

Info

Publication number
JP3485646B2
JP3485646B2 JP26136394A JP26136394A JP3485646B2 JP 3485646 B2 JP3485646 B2 JP 3485646B2 JP 26136394 A JP26136394 A JP 26136394A JP 26136394 A JP26136394 A JP 26136394A JP 3485646 B2 JP3485646 B2 JP 3485646B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
rod
mounting member
diameter
fixing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26136394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0898785A (ja
Inventor
義明 利重
Original Assignee
株式会社リラインス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社リラインス filed Critical 株式会社リラインス
Priority to JP26136394A priority Critical patent/JP3485646B2/ja
Publication of JPH0898785A publication Critical patent/JPH0898785A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3485646B2 publication Critical patent/JP3485646B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、タオル掛、握棒等壁に
取付けるものにつき、調節可能取付装置に係るものであ
る。 【0002】 【従来技術】従来公知の、実開昭62−120892号
公報には、壁面に固定される左右一対の円柱部の外端に
該円柱部より大径のフランジ部を形成した壁側固定部材
と、円柱部に上下左右に移動自在に嵌合させたフランジ
部よりも大きい中間取付部材と、棒本体の端部に嵌合さ
せた袋ナットと、棒本体の端部に固定した袋ナットの抜
止用鍔体とからなり、該袋ナットのネジ溝部を中間取付
部材に螺合させると、中間取付部材の方が上下左右動し
てネジ溝部に螺合し、袋ナットを締め挙げると抜止用鍔
体がフランジ部の内面に密着して固定される構成につい
て記載されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、壁側固
定部材に対して中間取付部材が移動するので、壁側固定
部材の取付位置の誤差を吸収して、棒本体を取付けるこ
とはできるが、壁側固定部材と、中間取付部材と、袋ナ
ットと、抜止用鍔体とを必要とするから、部品点数が多
く、コストを削減できないという課題がある。 【0004】 【発明の目的】部品点数の削減、コスト削減。 【0005】 【課題を解決するための手段】よって、本発明は、壁面
2の任意の2箇所または複数箇所に固定される、円柱部
12および該円柱部12より大径のフランジ部13から
なる壁側固定部材11と、前記壁面2と平行な棒部3お
よび該棒部3の端部あるいは中間部に形成した前記円柱
部12と同軸芯方向の突出部4を有する棒本体1と、前
記突出部4に固定する外周にネジ溝部7を形成したリン
グ部6を有する棒側取付部材5と、前記壁側固定部材1
1に対して放射方向にのみ移動自在となるように、前記
円柱部12より大径で前記フランジ部13より小径の挿
入孔19を設けたリング部17および前記フランジ部1
3より大径の大径ネジ筒部18を有する中間取付部材1
6とからなり、前記リング部6を大径ネジ筒部18に螺
合させると、該大径ネジ筒部18の方が上下左右動して
ネジ溝部7に螺合し、前記大径ネジ筒部18を締め挙げ
るとリング部6がフランジ部13に密着して固定される
タオル掛等の調節可能取付装置としたものである。 【0006】 【実施例】本発明の一実施例を図により説明すると、1
はタオル掛、あるいは握り棒等の棒本体であり、この名
称に限定されるものではなく、壁面2に取付けるもので
あれば何でもよい。前記壁面2は室内外を問わず、ま
た、タイル、コンクリ−ト、木材等、材質も問わない。 【0007】棒本体1は、前記壁面2と平行な棒部3の
端部あるいは中間部に、壁面2に向けて突出る突出部4
を形成し、該突出部4に棒側取付部材5を取付ける。棒
側取付部材5は前側(壁側)をリング状のリング部6に
形成し、リング部6の外周面にネジ溝部7を形成し、前
記リング部6の後側には後方に突出する筒部8を形成
し、筒部8を前記棒本体1の突出部4に挿入して、リベ
ット9により固定する。10は突出部4に形成したリベ
ット9用の透孔である。 【0008】11は壁面2に固定される壁側固定部材
で、壁面2に固定される円柱部12と、該円柱部12よ
り大径のフランジ部13とより構成し、円柱部12およ
びフランジ部13には止着用ネジ14の挿入用の取付孔
15を形成し、いずれかの取付孔15に止着用ネジ14
を挿入して壁側固定部材11を壁面2に固定する。 【0009】しかして、壁側固定部材11と棒側取付部
材5との間には、中間取付部材16を設ける。中間取付
部材16は壁側固定部材11に対して回転のみならず、
上下左右に移動自在に構成して、壁側固定部材11の取
付誤差を吸収できるように構成する。 【0010】中間取付部材16は、リング部17に大径
ネジ筒部18を設け、リング部17の挿入孔19の内径
は大径ネジ筒部18の内径よりも小に形成し、大径ネジ
筒部18の内径は、壁側固定部材11のフランジ部13
よりも大に形成して、壁側固定部材11を中間取付部材
16内に該中間取付部材16の放射方向に移動自在に嵌
合するようにし、かつ、リング部17の挿入孔19の内
径は壁側固定部材11のフランジ部13より小に形成し
て壁側固定部材11のフランジ部13が挿入孔19に係
合し、中間取付部材16が壁側固定部材11より抜けな
いように形成する。したがって、壁側固定部材11を壁
面2に固定すると、壁側固定部材11の周囲を中間取付
部材16が上下左右に移動可能となるように構成でき
る。 【0011】中間取付部材16の大径ネジ筒部18の内
面にはネジ溝20を形成し、ネジ溝20に棒側取付部材
5のネジ溝部7を螺合させる。 【0012】したがって、前記壁面2にドリルで取付用
孔を開けたとき多少ずれていても、壁側固定部材11に
対して中間取付部材16の位置を移動させることがで
き、中間取付部材16と中間取付部材16との間隔tを
棒本体1の突出部4の幅Tに対応させることができる
(第5図)。 【0013】また、前記大径ネジ筒部18の外周にはス
パナを嵌合させうる平面部21を形成する。 【0014】22は前記中間取付部材16を包囲するカ
バーであり、カバー22の前端の内周縁にはネジ溝23
を形成し、前記中間取付部材16のリング部17のネジ
溝部24に螺合させて固定する。 【0015】 【作用】次に作用を述べる。棒本体1の突出部4に予め
カバー22を挿入しておき、この状態で、突出部4に棒
側取付部材5の筒部8を挿入し、リベット9で固定す
る。 【0016】一方、壁面2に壁側固定部材11の取付け
るべき位置の印をつけ、この印に、中間取付部材16に
緩く嵌合させた壁側固定部材11を当接させ、取付孔1
5に止着用ネジ14を差し込み螺子込んで壁面2に固定
する。 【0017】このとき、固定された壁側固定部材11と
壁側固定部材11の間隔tは棒本体1の棒側取付部材5
の間隔Tに対して、t≒Tであって、t=Tとはなかな
かできない。 【0018】しかし、中間取付部材16は壁側固定部材
11に対して放射方向の全方向に移動自在であるから、
棒側取付部材5のネジ溝部7を中間取付部材16の大径
ネジ筒部18のネジ溝20に当てがって、中間取付部材
16を回転させると、棒側取付部材5のほうは回転しな
いが、中間取付部材16のほうが螺合するとき、中間取
付部材16が壁側固定部材11に対して移動することに
より取付位置の誤差を吸収し、壁側固定部材11に対し
て中間取付部材16の放射方向の移動が固定される。 【0019】引き続き、中間取付部材16を締め上げる
と、棒本体1側の棒側取付部材5が壁面2に近づき、リ
ング部6が壁側固定部材11のフランジ部13に当接
し、壁側固定部材11を中間取付部材16と棒側取付部
材5とにより挟持して、前後方向の移動も固定する。 【0020】この場合、中間取付部材16は、壁側固定
部材11に対して放射方向に移動しうるリング部17と
棒本体1側の棒側取付部材5のネジ溝部7が螺合しうる
大径ネジ筒部18とから構成しているから、中間取付部
材16により壁側固定部材11と棒部3とを連結固定で
き、公知例に比し、部品点数を削減する。 【0021】また、壁側固定部材11を中間取付部材1
6と棒側取付部材5とにより挟持しているから、取付強
度も十分に確保できる。また、棒側取付部材5は、筒部
8を棒本体1の突出部4に挿入して、リベット9により
固定するから、突出部4の加工は、透孔10を形成する
だけで頗る簡単であり、リベット9はカバー22の抜止
めも兼用する。 【0022】また、棒側取付部材5は、筒部8を棒本体
1の突出部4に挿入するので、筒部8の径の相違するも
のを製造しておけば、径の相違する棒本体1にも使用で
き、汎用性を拡大する。 【0023】したがって、部品点数、加工の容易化、組
立の容易化ができるので、コストを著しく削減する。 【0024】 【効果】本発明は、壁面2の任意の2箇所または複数箇
所に固定される、円柱部12および該円柱部12より大
径のフランジ部13からなる壁側固定部材11と、前記
壁面2と平行な棒部3および該棒部3の端部あるいは中
間部に形成した前記円柱部12と同軸芯方向の突出部4
を有する棒本体1と、前記突出部4に固定する外周にネ
ジ溝部7を形成したリング部6を有する棒側取付部材5
と、前記壁側固定部材11に対して放射方向にのみ移動
自在となるように、前記円柱部12より大径で前記フラ
ンジ部13より小径の挿入孔19を設けたリング部17
および前記フランジ部13より大径の大径ネジ筒部18
を有する中間取付部材16とからなり、前記リング部6
を大径ネジ筒部18に螺合させると、該大径ネジ筒部1
8の方が上下左右動してネジ溝部7に螺合し、前記大径
ネジ筒部18を締め挙げるとリング部6がフランジ部1
3に密着して固定されるタオル掛等の調節可能取付装置
としたものであるから、中間取付部材16により壁側固
定部材11と棒部3とを連結固定でき、部品点数を削減
し、壁側固定部材11を中間取付部材16と棒側取付部
材5とにより挟持しているから、取付強度も十分に確保
でき、また、棒側取付部材5は、筒部8を棒本体1の突
出部4に挿入するので、筒部8の径の相違するものを製
造しておけば、径の相違する棒本体1にも使用でき、汎
用性を拡大する。したがって、部品点数、加工の容易
化、組立の容易化ができるので、コストを著しく削減す
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】 斜視図。 【図2】 断面図。 【図3】 取付状態断面図。 【図4】 位置関係を示す断面図。 【図5】 取付状態斜視図。 【符号の説明】 1…棒本体、2…壁面、3…棒部、4…屈曲部、5…棒
側取付部材、6…リング部、7…ネジ溝部、8…筒部、
9…リベット、10…透孔、11…壁側固定部材、12
…円柱部、13…フランジ部、14…止着用ネジ、15
…取付孔、16…中間取付部材、17…リング部、18
…大径ネジ筒部、19…挿入孔、20…ネジ溝、21…
平面部、22…カバー、23…ネジ溝、24…ネジ溝
部。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 壁面2の任意の2箇所または複数箇所に
    固定される、円柱部12および該円柱部12より大径の
    フランジ部13からなる壁側固定部材11と、前記壁面
    2と平行な棒部3および該棒部3の端部あるいは中間部
    に形成した前記円柱部12と同軸芯方向の突出部4を有
    する棒本体1と、前記突出部4に固定する外周にネジ溝
    部7を形成したリング部6を有する棒側取付部材5と、
    前記壁側固定部材11に対して放射方向にのみ移動自在
    となるように、前記円柱部12より大径で前記フランジ
    部13より小径の挿入孔19を設けたリング部17およ
    び前記フランジ部13より大径の大径ネジ筒部18を有
    する中間取付部材16とからなり、前記リング部6を大
    径ネジ筒部18に螺合させると、該大径ネジ筒部18の
    方が上下左右動してネジ溝部7に螺合し、前記大径ネジ
    筒部18を締め挙げるとリング部6がフランジ部13に
    密着して固定されるタオル掛等の調節可能取付装置。
JP26136394A 1994-09-30 1994-09-30 タオル掛等の調節可能取付装置 Expired - Fee Related JP3485646B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26136394A JP3485646B2 (ja) 1994-09-30 1994-09-30 タオル掛等の調節可能取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26136394A JP3485646B2 (ja) 1994-09-30 1994-09-30 タオル掛等の調節可能取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0898785A JPH0898785A (ja) 1996-04-16
JP3485646B2 true JP3485646B2 (ja) 2004-01-13

Family

ID=17360806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26136394A Expired - Fee Related JP3485646B2 (ja) 1994-09-30 1994-09-30 タオル掛等の調節可能取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3485646B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100452687B1 (ko) * 2002-10-14 2004-10-13 정연권 걸이대
KR20040042431A (ko) * 2002-11-14 2004-05-20 이정인 걸이대

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0898785A (ja) 1996-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007292146A (ja) アンダーカバー等の固定具及び取付装置
JP2004099042A (ja) 自転車用ハンドル取付部材
GB2216174A (en) Improvements in or relating to clamps and clamp assemblies
JP3485646B2 (ja) タオル掛等の調節可能取付装置
EP1683975B1 (en) Apparatus for connecting support bars of a sport equipment
JP6673457B2 (ja) ステアリングコラム装置
JPH0643527Y2 (ja) アングル用取付金具
US7013752B2 (en) Rotatable knob for the fixation of an apparatus support
JPH064159Y2 (ja) 赤道儀等の三脚への取付けクランプ機構
JP2575211Y2 (ja) 車両用灯具の車体取付構造
JP2585690Y2 (ja) 釣竿のリール脚固定装置
JP2834718B2 (ja) 把持具の取付構造
JPH0538161Y2 (ja)
JP4035060B2 (ja) パイプクランプ取付装置
JP2583612Y2 (ja) シートベルトの取付装置
JP2002372018A (ja) 管体の連結構造
JPH08260645A (ja) 器具の取付用固定具
JP3116183U (ja) 支持具
JPH0749054Y2 (ja) 伸縮ポール
JPH024606Y2 (ja)
JPS5822368Y2 (ja) スピ−カ支持具
JPS6227513Y2 (ja)
KR0132140Y1 (ko) 조향장치의 너클과 스프래시 가아드의 체결구조
JPH0335166Y2 (ja)
JPH0322639Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031014

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees