JPH0749054Y2 - 伸縮ポール - Google Patents
伸縮ポールInfo
- Publication number
- JPH0749054Y2 JPH0749054Y2 JP3318093U JP3318093U JPH0749054Y2 JP H0749054 Y2 JPH0749054 Y2 JP H0749054Y2 JP 3318093 U JP3318093 U JP 3318093U JP 3318093 U JP3318093 U JP 3318093U JP H0749054 Y2 JPH0749054 Y2 JP H0749054Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- outer pole
- fixing screw
- receiving hole
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、吊掛具などに使用する
長さ調整が可能な伸縮ポールに関するものである。
長さ調整が可能な伸縮ポールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、実開昭54−14727号考
案のように、内側ポールに1つの突子を取り付けそれを
ばねで付勢し、外側ポールに複数の受孔を設けたものは
提案されている。
案のように、内側ポールに1つの突子を取り付けそれを
ばねで付勢し、外側ポールに複数の受孔を設けたものは
提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来例において
は、内側ポールを外側ポールに摺動可能に挿入するた
め、内側ポールの外径を外側ポールの内径よりも小さく
しており両者の間にガタツキが生じてしまうという問題
や、部品点数が多い上加工及び組立も手数がかかり安価
に製作できないという問題がある。
は、内側ポールを外側ポールに摺動可能に挿入するた
め、内側ポールの外径を外側ポールの内径よりも小さく
しており両者の間にガタツキが生じてしまうという問題
や、部品点数が多い上加工及び組立も手数がかかり安価
に製作できないという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するために、パイプ状の外側ポールに内側ポールを摺
動可能に挿入した長さ調整可能な伸縮ポールにおいて、
外側ポールには受孔を設け、内側ポールには取付孔を設
けて固定ねじを螺合し、固定ねじは、内側ポールの取付
孔に螺合するねじ部の上部に外側ポールの受孔より大き
い鍔部を設けると共に、さらにその上部に外側ポールの
受孔に嵌挿する頭部を設け、受孔と固定ねじの少なくと
も一方を複数設けて成り、外側ポールの受孔に内側から
固定ねじの頭部が嵌挿すると共に鍔部が外側ポールの内
面に当接して固定されるものである。
決するために、パイプ状の外側ポールに内側ポールを摺
動可能に挿入した長さ調整可能な伸縮ポールにおいて、
外側ポールには受孔を設け、内側ポールには取付孔を設
けて固定ねじを螺合し、固定ねじは、内側ポールの取付
孔に螺合するねじ部の上部に外側ポールの受孔より大き
い鍔部を設けると共に、さらにその上部に外側ポールの
受孔に嵌挿する頭部を設け、受孔と固定ねじの少なくと
も一方を複数設けて成り、外側ポールの受孔に内側から
固定ねじの頭部が嵌挿すると共に鍔部が外側ポールの内
面に当接して固定されるものである。
【0005】
【作用】固定ねじを螺合した内側ポールを外側ポールに
挿入し、固定ねじと受孔の位置を合わせ、固定ねじをド
ライバーなどで回動させて頭部が受孔に嵌挿すると共に
鍔部が外側ポールの内面を押圧するまで突出させて外側
ポールと内側ポールを固定する。外側ポールの受孔に嵌
挿する内側ポールの固定ねじを変更するか、内側ポール
の固定ねじが嵌挿する外側ポールの受孔を変更すれば全
体の長さを調整することができる。
挿入し、固定ねじと受孔の位置を合わせ、固定ねじをド
ライバーなどで回動させて頭部が受孔に嵌挿すると共に
鍔部が外側ポールの内面を押圧するまで突出させて外側
ポールと内側ポールを固定する。外側ポールの受孔に嵌
挿する内側ポールの固定ねじを変更するか、内側ポール
の固定ねじが嵌挿する外側ポールの受孔を変更すれば全
体の長さを調整することができる。
【0006】
【実施例】伸縮ポール1は、円形パイプ状の外側ポール
2の中に、棒状の内側ポール3を摺動可能に挿入されて
おり、外側ポール2の端部には、コイルばねの可曲部5
を介して略球状の係合部6が取り付けられ、内側ポール
3の端部には、リング状の引掛部4が取り付けられ、吊
掛具として使用されるものである。
2の中に、棒状の内側ポール3を摺動可能に挿入されて
おり、外側ポール2の端部には、コイルばねの可曲部5
を介して略球状の係合部6が取り付けられ、内側ポール
3の端部には、リング状の引掛部4が取り付けられ、吊
掛具として使用されるものである。
【0007】内側ポール3には、全長に亘って案内溝1
0が設けられ、外側ポール2には、端部に内方に突出す
る突起11が設けられ、突起11が案内溝10に係合し
て真っ直ぐにだけ摺動するようになっており、回転はで
きないようになっている。
0が設けられ、外側ポール2には、端部に内方に突出す
る突起11が設けられ、突起11が案内溝10に係合し
て真っ直ぐにだけ摺動するようになっており、回転はで
きないようになっている。
【0008】内側ポール3には、大径の円と小径の円で
段状に形成され貫通している取付孔8を設け、小径の円
孔にはねじ部を刻設してある。固定ねじ9は、先端部に
略円柱状の頭部9aを設け、その下部に頭部9aより大
径の円盤状の鍔部9bを設け、さらにその下部にねじ部
9cが設けられている。頭部9aにはプラス溝が設けら
れており、プラスドライバーで回動できるようになって
いるが、その他マイナス溝や六角溝等を設けてマイナス
ドライバーや六角レンチ等で回動するようにしてもよ
い。固定ねじ9のねじ部9cを内側ポール3の取付孔8
のねじ部に螺合していくと、鍔部9bが取付孔8の段部
に当接し、固定ねじ9は内側ポール3の表裏両面のいず
れからも突出していない状態となる。また、外側ポール
2には、間隔をおいて3箇所に、鍔部9bよりも小径で
頭部9aよりもやや大径の受孔7・・・7が設けられて
いる。
段状に形成され貫通している取付孔8を設け、小径の円
孔にはねじ部を刻設してある。固定ねじ9は、先端部に
略円柱状の頭部9aを設け、その下部に頭部9aより大
径の円盤状の鍔部9bを設け、さらにその下部にねじ部
9cが設けられている。頭部9aにはプラス溝が設けら
れており、プラスドライバーで回動できるようになって
いるが、その他マイナス溝や六角溝等を設けてマイナス
ドライバーや六角レンチ等で回動するようにしてもよ
い。固定ねじ9のねじ部9cを内側ポール3の取付孔8
のねじ部に螺合していくと、鍔部9bが取付孔8の段部
に当接し、固定ねじ9は内側ポール3の表裏両面のいず
れからも突出していない状態となる。また、外側ポール
2には、間隔をおいて3箇所に、鍔部9bよりも小径で
頭部9aよりもやや大径の受孔7・・・7が設けられて
いる。
【0009】固定ねじ9を取付孔8に螺合した内側ポー
ル3を外側ポール2に、案内溝10と突起11の位置を
合わせて挿入すれば、内側ポール3の固定ねじ9と外側
ポール2の受孔7・・・7が一直線上に並び、固定ねじ
9といずれかの受孔7の位置を合わせ、受孔7からプラ
スドライバーを頭部9aのプラス溝に差し込み左に回動
すると、固定ねじ9が突出してきて、頭部9aが受孔7
に嵌挿すると共に、鍔部9bが外側ポール2の受孔7の
周囲の内面に当接して、外側ポール2と内側ポール3は
固定される。長さを調整するには、プラスドライバーで
固定ねじ9を、鍔部9bが取付孔8の段部に当接するま
で右に回動して固定ねじ9を埋没させ、内側ポール3を
摺動させ固定ねじ9を他の受孔7に合わせて上記と同様
に固定すればよい。
ル3を外側ポール2に、案内溝10と突起11の位置を
合わせて挿入すれば、内側ポール3の固定ねじ9と外側
ポール2の受孔7・・・7が一直線上に並び、固定ねじ
9といずれかの受孔7の位置を合わせ、受孔7からプラ
スドライバーを頭部9aのプラス溝に差し込み左に回動
すると、固定ねじ9が突出してきて、頭部9aが受孔7
に嵌挿すると共に、鍔部9bが外側ポール2の受孔7の
周囲の内面に当接して、外側ポール2と内側ポール3は
固定される。長さを調整するには、プラスドライバーで
固定ねじ9を、鍔部9bが取付孔8の段部に当接するま
で右に回動して固定ねじ9を埋没させ、内側ポール3を
摺動させ固定ねじ9を他の受孔7に合わせて上記と同様
に固定すればよい。
【0010】この伸縮ポール1は、先端の係合部6を、
天井に取り付けた支持具12に下方から挿入して回転さ
せて支持させ、引掛部4に物干具などを吊り下げて使用
するものである。
天井に取り付けた支持具12に下方から挿入して回転さ
せて支持させ、引掛部4に物干具などを吊り下げて使用
するものである。
【0011】図6及び図7は本考案の他の実施例であっ
て、内側ポール3に所定間隔をおいて3つの取付孔8・
・・8を設け、それぞれに固定ねじ9・・・9を螺合
し、外側ポール2の1箇所に受孔7を設けてあるもので
ある。長さを調整するには、受孔7に嵌挿する固定ねじ
9を変更すればよい。また、外側ポール2に複数の受孔
7・・・7を設けると共に、内側ポール3に複数の固定
ねじ9・・・9を設けてもよい。
て、内側ポール3に所定間隔をおいて3つの取付孔8・
・・8を設け、それぞれに固定ねじ9・・・9を螺合
し、外側ポール2の1箇所に受孔7を設けてあるもので
ある。長さを調整するには、受孔7に嵌挿する固定ねじ
9を変更すればよい。また、外側ポール2に複数の受孔
7・・・7を設けると共に、内側ポール3に複数の固定
ねじ9・・・9を設けてもよい。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、内側ポー
ルに螺合している固定ねじの頭部が受孔に嵌挿すると共
に鍔部が外側ポールの内面を押圧して外側ポールと内側
ポールが固定されるので、両ポールは確実・強固に固定
され、ガタツキをほとんどなくすることができるという
効果がある。
ルに螺合している固定ねじの頭部が受孔に嵌挿すると共
に鍔部が外側ポールの内面を押圧して外側ポールと内側
ポールが固定されるので、両ポールは確実・強固に固定
され、ガタツキをほとんどなくすることができるという
効果がある。
【0013】また、部品点数が少なく加工及び組立も簡
単で安価に製作することができるという効果がある。
単で安価に製作することができるという効果がある。
【図1】全体正面図。
【図2】図1の要部のA−A線拡大断面図。
【図3】図1のB−B線拡大断面図。
【図4】図1のC−C線拡大断面図。
【図5】使用状態の正面図。
【図6】他の実施例の全体正面図。
【図7】図6の要部のD−D線拡大断面図。
1 伸縮ポール 2 外側ポール 3 内側ポール 7 受孔 9 固定ねじ 9a 頭部 9b 鍔部 9c ねじ部
Claims (1)
- 【請求項1】パイプ状の外側ポールに内側ポールを摺動
可能に挿入した長さ調整可能な伸縮ポールにおいて、外
側ポールには受孔を設け、内側ポールには取付孔を設け
て固定ねじを螺合し、固定ねじは、内側ポールの取付孔
に螺合するねじ部の上部に外側ポールの受孔より大きい
鍔部を設けると共に、さらにその上部に外側ポールの受
孔に嵌挿する頭部を設け、受孔と固定ねじの少なくとも
一方を複数設けて成り、外側ポールの受孔に内側から固
定ねじの頭部が嵌挿すると共に鍔部が外側ポールの内面
に当接して固定されることを特徴とする伸縮ポール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318093U JPH0749054Y2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 伸縮ポール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318093U JPH0749054Y2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 伸縮ポール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0685910U JPH0685910U (ja) | 1994-12-13 |
JPH0749054Y2 true JPH0749054Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=12379317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3318093U Expired - Lifetime JPH0749054Y2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 伸縮ポール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749054Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015217831A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | アイシン精機株式会社 | ルーフレール |
-
1993
- 1993-05-27 JP JP3318093U patent/JPH0749054Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0685910U (ja) | 1994-12-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |