JP2554399Y2 - シリンダ装置 - Google Patents

シリンダ装置

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JP2554399Y2
JP2554399Y2 JP1991069306U JP6930691U JP2554399Y2 JP 2554399 Y2 JP2554399 Y2 JP 2554399Y2 JP 1991069306 U JP1991069306 U JP 1991069306U JP 6930691 U JP6930691 U JP 6930691U JP 2554399 Y2 JP2554399 Y2 JP 2554399Y2
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mounting groove
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JPH04129905U (ja
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宗之 荒瀬
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Kuroda Precision Industries Ltd
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Kuroda Precision Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/20Other details, e.g. assembly with regulating devices
    • F15B15/28Means for indicating the position, e.g. end of stroke
    • F15B15/2892Means for indicating the position, e.g. end of stroke characterised by the attachment means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Actuator (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、空圧シリンダ、油圧シ
リンダ等のシリンダ装置に係わり、特にシリンダ本体の
外壁に、シリンダ内に収容されるピストンの動作位置を
検出する位置検出器を固定してなるシリンダ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械、産業機械等の各種装置
では、空圧シリンダ、油圧シリンダ等のシリンダ装置が
多様されており、またシリンダ装置のシリンダ本体の外
壁に、シリンダ内に収容されるピストンの動作位置を検
出する位置検出器を固定し、この位置検出器からの信号
により装置を制御することが広く行われている。そし
て、従来、シリンダ装置のシリンダ本体への位置検出器
の取付けは、例えば、図4に示すように、シリンダ本体
101の外壁に、検出器取付溝102を形成し、この検
出器取付溝102に、断面コ字形状の取付金具103の
突出部104を係合し、取付金具103の内側に、位置
検出器105を配置した状態で、取付金具103に螺合
される固定ねじ106を螺入し、固定ねじ106の先端
により、スペーサ107を介して、位置検出器105を
検出器取付溝102の底面108に押圧することにより
行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシリンダ装置では、固定ねじ106の押圧に
より位置検出器105の上面に作用する押圧力を分散
し、位置検出器105を保護するためのスペーサ107
が必要であり、このため、取付け作業性が低下し、ま
た、取付金具103およびスペーサ107は専用のもの
を製作する必要があり、製造コストが増大するという問
題があった。また、位置検出器105を覆って取付金具
103を配置する必要があるため、比較的大きな取付金
具103が必要になり、位置検出器105のコンパクト
な取付けが困難になるという問題があった。さらに、固
定ねじ106を無理に締め付けた場合、スペーサ107
があっても位置検出器105に過大な力が加わり位置検
出器105が破損する事故があった。本考案は、上記の
ような問題を解決したもので、位置検出器を簡易、迅
速、確実に、かつ、コンパクトに取付けることができる
シリンダ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案にかかわるシリン
ダ装置は、シリンダ本体の外壁に、シリンダの軸長方向
に沿って検出器取付溝を形成し、この検出器取付溝に、
シリンダ内に収容されるピストンの動作位置を検出する
位置検出器を固定してなるシリンダ装置において、前記
検出器取付溝を、底面側が幅広で表面側を狭くした蟻溝
形状に形成するとともに、検出器取付溝内に、側面を蟻
溝の傾斜に一致する傾斜面とし、上面の中央部に円錐穴
を形成し、シリンダ本体の軸長方向に該円錐穴に達する
切欠部を形成し、底面側から軸長方向に切欠溝を形成
し、該切欠溝の両側面に軸長方向に沿って押圧突出部を
形成した固定部材を装着し、前記円錐穴側より固定ねじ
を押圧突出部上方に形成されるナット溝に装着したナッ
トに螺合して、押圧突出部下方に形成される位置検出器
保持溝に配置した位置検出器を保持固定するよう構成し
てなるものである。
【0005】
【作用】本考案のシリンダ装置では、検出器取付溝内
に、固定部材の位置検出器保持溝内に位置検出器を配置
させた形で固定部材を配置し、固定ねじ17を回転させ
てナット16にねじ込んでいく。すると固定ねじ17の
円錐頭部17aが円錐面11に沿って下がっていくので
切欠部17によって傾斜面10部分が外側へ開く。する
と取付溝5の傾斜面5aに当接するので、固定部材8は
下方へ押されることになる。それによって、固定部材8
の押圧突出部14で検出器上面を押圧するので、位置検
出器を固定部材と検出器取付溝の底面の間に挟持固定
し、検出器取付溝の所定位置に固定する。
【0006】
【実施例】以下、本考案の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。
【0007】図1および図2は、本考案のシリンダ装置
の一実施例を示すもので、図において符号1は、空圧シ
リンダ装置のシリンダ本体を示している。このシリンダ
本体1は、断面四角形状をしており、例えば、アルミニ
ウム合金を押し出し加工することにより形成されてい
る。シリンダ本体1の中心には、軸長方向にピストンロ
ッド2が挿入され、このピストンロッド2の挿入端は、
シリンダ本体1内に収容される図示しないピストンに連
結されている。またシリンダ本体1の一側面には、給排
気ポート3、4が形成されている。シリンダ本体1の外
壁には、給排気ポート3、4が形成される面を除いて、
シリンダ本体1の軸長方向に沿って検出器取付溝5が形
成され、上面の検出器取付溝5には、シリンダ本体1内
に収容される図示しないピストンの動作位置を検出する
位置検出器6が固定されている。なお、この実施例で
は、位置検出器6は、例えば、リードスイッチを備えて
おり、図示しないピストンに固定される永久磁石に応動
して、ピストンの位置を出するように構成されている。
また、位置検出器6は、直方体形状をしており、その一
端に、リード線18が接続されている。
【0008】しかして、この実施例では、検出器取付溝
5は、底面7を幅広とされ、両側面を傾斜面とした蟻溝
形状に形成されている。そして、検出器取付溝5内に
は、固定部材8が配置され、固定部材8の位置検出器保
持溝9内に位置検出器6が保持される。固定部材8は、
合成樹脂成形品からなり、図3に示すように、台形状を
しており、両側面は検出器取付溝5の蟻溝の傾斜と一致
する傾斜面10で、上面側の中央に円錐穴11を形成
し、軸長方向に該円錐穴11に達する切欠部12を形成
し、底面側から軸長方向に切欠溝13を形成し、該切欠
溝13の両側面に軸長方向に沿って押圧突出部14を形
成して、押圧突出部14の上部をナット溝15、下部を
位置検出器保持溝9としている。そして、ナット溝15
内には、ナット16が装着され、円錐穴11側から皿小
ねじからなる固定ねじ17がナット16に螺着されてい
る。
【0009】以上のように構成されたシリンダ装置で
は、シリンダ本体1の検出器取付溝5への位置検出器6
の取付けは、以下に述べるようにして行われる。すなわ
ち、まず検出器取付溝5内に、固定部材8を装着し、固
定部材8の位置検出器保持溝9に位置検出器6を装着
し、所定位置に移動した後、固定部材8の上面からナッ
ト16へ螺着した固定ねじ17をドライバー等で締め付
ける。すると、固定ねじ17の円錐頭部17aが円錐穴
11を押圧して切欠部12を押し広げ、固定部材8を押
し開く力が発生する。すると、固定部材8の側面は傾斜
面10となっているため検出器取付溝5が蟻溝の傾斜面
と当接して、これに倣い、固定部材8には、下向きの力
が発生する。このため、押圧突出部14が位置検出器6
を検出器取付溝5の底面側へ押圧して位置検出器6を固
定する。しかして、以上のように構成されたシリンダ装
置では、シリンダ本体1に位置検出器6を簡易、迅速、
確実に、かつ、コンパクトに取付けることが可能とな
る。
【0010】すなわち、以上のように構成されたシリン
ダ装置では、検出器取付溝5内に、固定部材8を装着
し、固定部材8の位置検出器保持溝9に位置検出器6を
装着した状態で、固定ねじ17をナット16に螺入する
だけで、シリンダ本体1に位置検出器6を固定できるた
め、位置検出器6を簡易、迅速、確実にシリンダ本体1
に取付けることができる。また、固定部材8が、従来の
取付金具に比較して非常に簡易となるため、位置検出器
6をシリンダ本体1にコンパクトに取付けることが可能
となる。また、以上のように構成されたシリンダ装置で
は、位置検出器6のコーナーに近い比較的強度の高い部
分を固定部材8の押圧突出部14により位置検出器6を
押圧することになるため、スペーサ等が不要となり、固
定ねじ17およびナット16は市販のものをそのまま使
用でき、専用部品としては、固定部材8のみとなるた
め、製造コストを低減することが可能となる。
【0011】さらに、固定ねじ17を無理に締め付けて
も、固定部材8が合成樹脂成形品であり、しかも切欠部
12を形成してあるため固定部材8が変形し、位置検出
器6に与える力は一定となり位置検出器6が破損するこ
とがない。
【0012】なお、以上述べた実施例では、空圧シリン
ダに本考案を適用した例について述べたが、本考案は、
かかる実施例に限定されるものではなく、油圧シリンダ
等の流体シリンダにも同様に適用できることはもちろん
である。
【0013】
【考案の効果】以上述べたように、本考案のシリンダ装
置では、検出器取付溝を、底面側が幅広で表面側を狭く
した蟻溝形状に形成するとともに、検出器取付溝内に、
側面を蟻溝の傾斜に一致する傾斜面とし、上面の中央部
に円錐穴を形成し、シリンダ本体の軸長方向に該円錐穴
に達する切欠部を形成し、底面側から軸長方向に切欠溝
を形成し、該切欠溝の両側面に軸長方向に沿って押圧突
出部を形成した固定部材を装着し、前記円錐穴側より固
定ねじを押圧突出部上方に形成されるナット溝に装着し
たナットに螺合して、押圧突出部下方に形成される位置
検出器保持溝に配置した位置検出器を保持するよう構成
したので、シリンダに位置検出器を簡易、迅速に、か
つ、コンパクトに取付けることができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のシリンダ装置の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の固定部材を示す斜視図である。
【図4】従来のシリンダ装置のシリンダ本体への位置検
出器の取付け部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ本体 5 検出器取付溝 6 位置検出器 8 固定部材 9 位置検出器保持溝 10 傾斜面 11 円錐穴 12 切欠部 13 切欠溝 14 押圧突出部 15 ナット溝 16 ナット 17 固定ねじ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ本体の外壁に、シリンダの軸長
    方向に沿って検出器取付溝を形成し、この検出器取付溝
    に、シリンダ内に収容されるピストンの動作位置を検出
    する位置検出器を固定してなるシリンダ装置において、
    前記検出器取付溝を、底面側が幅広で表面側を狭くした
    蟻溝形状に形成するとともに、検出器取付溝内に、側面
    を蟻溝の傾斜に一致する傾斜面とし、上面の中央部に円
    錐穴を形成し、シリンダ本体の軸長方向に該円錐穴に達
    する切欠部を形成し、底面側から軸長方向に切欠溝を形
    成し、該切欠溝の両側面に軸長方向に沿って押圧突出部
    を形成した固定部材を装着し、前記円錐穴側より円錐頭
    部を有する固定ねじを押圧突出部上方に形成されるナッ
    ト溝に装着したナットに螺合して、押圧突出部下方に形
    成される位置検出器保持溝に配置した位置検出器を保持
    固定するよう構成したことを特徴とするシリンダ装置。
JP1991069306U 1991-05-22 1991-05-22 シリンダ装置 Expired - Lifetime JP2554399Y2 (ja)

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JPH04129905U JPH04129905U (ja) 1992-11-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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