JPH0650643Y2 - シリンダにおけるセンサ装着機構 - Google Patents
シリンダにおけるセンサ装着機構Info
- Publication number
- JPH0650643Y2 JPH0650643Y2 JP10792389U JP10792389U JPH0650643Y2 JP H0650643 Y2 JPH0650643 Y2 JP H0650643Y2 JP 10792389 U JP10792389 U JP 10792389U JP 10792389 U JP10792389 U JP 10792389U JP H0650643 Y2 JPH0650643 Y2 JP H0650643Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- case
- sensor mounting
- mounting groove
- fixing plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/20—Other details, e.g. assembly with regulating devices
- F15B15/28—Means for indicating the position, e.g. end of stroke
- F15B15/2892—Means for indicating the position, e.g. end of stroke characterised by the attachment means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はシリンダのピストン位置を検出するためのセ
ンサの装着機構に関する。
ンサの装着機構に関する。
[従来の技術] 第5,6図は従来のセンサ装着機構を示す。この従来機構
においては、検出回路を内装した合成樹脂製のセンサケ
ース24に第5図において下向きの収容孔21が形成され、
同孔21内にナット22が回転不能に嵌合されている。そし
て、ナット22に螺入された雄ねじ11を締付けて、その先
端をシリンダケース1のセンサ装着溝3の底面に圧接さ
せることにより、その反力で、センサケース24に一体形
成された突起23が前記センサ装着溝3の外面側の抜止め
部4に圧接され、これによつてセンサケース24がセンサ
装着溝3内において固定される。
においては、検出回路を内装した合成樹脂製のセンサケ
ース24に第5図において下向きの収容孔21が形成され、
同孔21内にナット22が回転不能に嵌合されている。そし
て、ナット22に螺入された雄ねじ11を締付けて、その先
端をシリンダケース1のセンサ装着溝3の底面に圧接さ
せることにより、その反力で、センサケース24に一体形
成された突起23が前記センサ装着溝3の外面側の抜止め
部4に圧接され、これによつてセンサケース24がセンサ
装着溝3内において固定される。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来の構成においては以下のような問題点がある。
(1)ナット22の収容孔21は一端が開放されているた
め、ナット22が脱落し易い。
め、ナット22が脱落し易い。
(2)ナット22の脱落防止のために、かしめ、しまりば
め、あるいは接着等の工夫が必要となり、製作が面倒に
なる。
め、あるいは接着等の工夫が必要となり、製作が面倒に
なる。
(3)合成樹脂製のセンサケース24と一体の突起23を抜
止め部4に圧接させるために、センサケース24全体が歪
んで検出回路の動作に悪影響を与える。
止め部4に圧接させるために、センサケース24全体が歪
んで検出回路の動作に悪影響を与える。
(4)圧接により突起23又はその周囲が破損し易い。
(5)合成樹脂よりなるセンサケース24に締付け力が加
えられるので、ねじの緩みが生じる。
えられるので、ねじの緩みが生じる。
この考案の目的は、以上のような問題点を解消できるセ
ンサ装着機構を提供することにある。
ンサ装着機構を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するためにこの考案においては、シリ
ンダケースの外周面にシリンダの軸線方向に延びるセン
サ装着溝を形成し、そのセンサ装着溝内にセンサ素子を
内装したセンサケースを装着し、センサ装着溝の外面側
には前記センサケースの抜止めのための抜止め部を形成
し、センサケースの内部には両端を同センサケース外に
突出させた金属製の固定板を設け、その固定板には雌ね
じを透設するとともに、雌ねじと対向するようにセンサ
ケースには挿通孔を貫設し、前記雌ねじには挿通孔を通
る雄ねじを螺着し、その雄ねじのセンサ装着溝底面への
締付けにより前記固定板の突出部が前記抜止め部に圧接
されるように構成している。
ンダケースの外周面にシリンダの軸線方向に延びるセン
サ装着溝を形成し、そのセンサ装着溝内にセンサ素子を
内装したセンサケースを装着し、センサ装着溝の外面側
には前記センサケースの抜止めのための抜止め部を形成
し、センサケースの内部には両端を同センサケース外に
突出させた金属製の固定板を設け、その固定板には雌ね
じを透設するとともに、雌ねじと対向するようにセンサ
ケースには挿通孔を貫設し、前記雌ねじには挿通孔を通
る雄ねじを螺着し、その雄ねじのセンサ装着溝底面への
締付けにより前記固定板の突出部が前記抜止め部に圧接
されるように構成している。
[作用] 従って、この考案によれば、固定板はセンサケースに下
向きではなく横方向に保持されるためセンサケースから
固定板が脱落することがほとんどなく、又、固定板は金
属製でセンサケースとは別体であるため、センサ装着溝
内にセンサケースを固定しても、センサケースには雄ね
じの締付けによる応力がほとんど発生しない。
向きではなく横方向に保持されるためセンサケースから
固定板が脱落することがほとんどなく、又、固定板は金
属製でセンサケースとは別体であるため、センサ装着溝
内にセンサケースを固定しても、センサケースには雄ね
じの締付けによる応力がほとんど発生しない。
[実施例] 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
第3,4図に示すように、シリンダケース1の相互に対応
する一対の外周面にはピストンロッド2の軸線方向、す
なわちシリンダの軸線方向に延びるそれぞれ一対のセン
サ装着溝3が形成され、そのセンサ装着溝3内には合成
樹脂製のセンサケース5が装着される。前記センサ装着
溝3の外面側にはセンサケース5の抜止めのための抜止
め部4が間隔をおいて対向形成されている。尚、センサ
ケース5が装着されないセンサ装着溝3内には第4図に
示すようにマスキングスペーサー13がはめ込まれてい
る。
する一対の外周面にはピストンロッド2の軸線方向、す
なわちシリンダの軸線方向に延びるそれぞれ一対のセン
サ装着溝3が形成され、そのセンサ装着溝3内には合成
樹脂製のセンサケース5が装着される。前記センサ装着
溝3の外面側にはセンサケース5の抜止めのための抜止
め部4が間隔をおいて対向形成されている。尚、センサ
ケース5が装着されないセンサ装着溝3内には第4図に
示すようにマスキングスペーサー13がはめ込まれてい
る。
第1,2図に示すように、前記センサケース5には検出回
路12が内装されており、その検出回路12にはピストンロ
ッド(図示しない)の位置を検出するセンサ素子6が備
えられている。このセンサ素子6は磁気感知型センサ素
子であり、ピストンヘッドの外周には永久磁石が取付け
られていて、センサ素子6の磁気の感知に基づいてピス
トン位置を検出できる。14はセンサ素子6の感知動作を
視覚表示するランプである。
路12が内装されており、その検出回路12にはピストンロ
ッド(図示しない)の位置を検出するセンサ素子6が備
えられている。このセンサ素子6は磁気感知型センサ素
子であり、ピストンヘッドの外周には永久磁石が取付け
られていて、センサ素子6の磁気の感知に基づいてピス
トン位置を検出できる。14はセンサ素子6の感知動作を
視覚表示するランプである。
又、センサケース5にはその幅方向、つまり横方向に沿
って貫通孔7が貫設され、その内部には金属製の固定板
8が挿通されている。固定板8の両端はセンサケース5
の外方に突出しており、その突出部8aの上面が抜止め部
4に当接するようになっている。前記固定板8のほぼ中
央には雌ねじ9が透設されており、センサケース5には
その雌ねじ9と対応する位置に挿通孔10が貫設されてい
る。そして、前記雌ねじ9には挿通孔10を通る雄ねじ11
が螺着されており、その雄ねじ11を締付けて、その先端
をセンサ装着溝3の底面に圧接させると、その反力で固
定板8の突出部8a上面がセンサ装着溝3の抜止め部4に
圧接される。これによって固定板8がセンサ装着溝3内
に固定されるとともに、同固定板8を装着したセンサケ
ース5もセンサ装着溝3内で固定される。
って貫通孔7が貫設され、その内部には金属製の固定板
8が挿通されている。固定板8の両端はセンサケース5
の外方に突出しており、その突出部8aの上面が抜止め部
4に当接するようになっている。前記固定板8のほぼ中
央には雌ねじ9が透設されており、センサケース5には
その雌ねじ9と対応する位置に挿通孔10が貫設されてい
る。そして、前記雌ねじ9には挿通孔10を通る雄ねじ11
が螺着されており、その雄ねじ11を締付けて、その先端
をセンサ装着溝3の底面に圧接させると、その反力で固
定板8の突出部8a上面がセンサ装着溝3の抜止め部4に
圧接される。これによって固定板8がセンサ装着溝3内
に固定されるとともに、同固定板8を装着したセンサケ
ース5もセンサ装着溝3内で固定される。
従って、センサ装着溝3内にセンサケース5を固定した
状態においても、雄ねじ11の締付けによる圧接反力は固
定板8が受承してセンサケース5にほとんど伝わらな
い。従って、センサケース5に応力が発生することはほ
とんどなく、センサケース5が歪んだりする恐れがな
い。このため、内部の検出回路12の動作への悪影響を防
止することができるとともに、センサケース5の破損の
恐れもない。又、固定板8はセンサケース5に横方向に
設けられた貫通孔7に挿通されるので、同固定板8はセ
ンサケース5から脱落する恐れがない。従って、固定板
8の脱落防止のための接着剤等の工夫が不要となり、製
作が容易である。しかも、雄ねじ11の締付け力は金属製
の固定板8に作用するためクリープによるねじ緩みは生
じない。
状態においても、雄ねじ11の締付けによる圧接反力は固
定板8が受承してセンサケース5にほとんど伝わらな
い。従って、センサケース5に応力が発生することはほ
とんどなく、センサケース5が歪んだりする恐れがな
い。このため、内部の検出回路12の動作への悪影響を防
止することができるとともに、センサケース5の破損の
恐れもない。又、固定板8はセンサケース5に横方向に
設けられた貫通孔7に挿通されるので、同固定板8はセ
ンサケース5から脱落する恐れがない。従って、固定板
8の脱落防止のための接着剤等の工夫が不要となり、製
作が容易である。しかも、雄ねじ11の締付け力は金属製
の固定板8に作用するためクリープによるねじ緩みは生
じない。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案のセンサ装着機構におい
ては、センサケースの歪みによる検出回路への悪影響を
防止することができるとともに、ねじ緩みやセンサケー
スが破損する恐れがなく、さらにセンサケースから固定
板が脱落する恐れもなく、製作が容易になるという優れ
た効果を発揮する。
ては、センサケースの歪みによる検出回路への悪影響を
防止することができるとともに、ねじ緩みやセンサケー
スが破損する恐れがなく、さらにセンサケースから固定
板が脱落する恐れもなく、製作が容易になるという優れ
た効果を発揮する。
第1図は本考案を具体化したシリンダにおけるセンサ装
着機構の一実施例を示す要部拡大断面図、第2図は第1
図のA−A線断面図、第3図は同じく平面図、第4図は
同じく側面図である。第5,6図は従来例を示し、第5図
は要部拡大断面図、第6図は同じく平面図である。 1…シリンダケース、3…センサ装着溝、4…抜止め
部、5…センサケース、6…センサ素子、8…固定板、
8a…突出部、9…雌ねじ、10…挿通孔、11…雄ねじ。
着機構の一実施例を示す要部拡大断面図、第2図は第1
図のA−A線断面図、第3図は同じく平面図、第4図は
同じく側面図である。第5,6図は従来例を示し、第5図
は要部拡大断面図、第6図は同じく平面図である。 1…シリンダケース、3…センサ装着溝、4…抜止め
部、5…センサケース、6…センサ素子、8…固定板、
8a…突出部、9…雌ねじ、10…挿通孔、11…雄ねじ。
Claims (1)
- 【請求項1】シリンダケース(1)の外周面にシリンダ
の軸線方向に延びるセンサ装着溝(3)を形成し、その
センサ装着溝(3)内にセンサ素子(6)を内装したセ
ンサケース(5)を装着し、センサ装着溝(3)の外面
側には前記センサケース(5)の抜止めのための抜止め
部(4)を形成し、センサケース(5)の内部には両端
を同センサケース(5)外に突出させた金属製の固定板
(8)を設け、その固定板(8)には雌ねじ(9)を透
設するとともに、雌ねじ(9)と対向するようにセンサ
ケース(5)には挿通孔(10)を貫設し、前記雌ねじ
(9)には挿通孔(10)を通る雄ねじ(11)を螺着し、
その雄ねじ(11)のセンサ装着溝(3)底面への締付け
により前記固定板(8)の突出部(8a)が前記抜止め部
(4)に圧接されるように構成したことを特徴とするセ
ンサ装着機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10792389U JPH0650643Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | シリンダにおけるセンサ装着機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10792389U JPH0650643Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | シリンダにおけるセンサ装着機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0346005U JPH0346005U (ja) | 1991-04-26 |
JPH0650643Y2 true JPH0650643Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31656589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10792389U Expired - Lifetime JPH0650643Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | シリンダにおけるセンサ装着機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650643Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100402868C (zh) * | 2002-10-30 | 2008-07-16 | 株式会社太阳 | 在工作缸中的能进行位置调节的传感器安装结构及安装方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009030674A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Smc Corp | 位置検出センサの取付機構 |
JP4955515B2 (ja) * | 2007-11-15 | 2012-06-20 | シーケーディ株式会社 | 流体圧機器におけるセンサの取付け構造 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP10792389U patent/JPH0650643Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100402868C (zh) * | 2002-10-30 | 2008-07-16 | 株式会社太阳 | 在工作缸中的能进行位置调节的传感器安装结构及安装方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0346005U (ja) | 1991-04-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |