JPH1151011A - 流体圧シリンダにおける位置検出センサ取付具 - Google Patents
流体圧シリンダにおける位置検出センサ取付具Info
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- JPH1151011A JPH1151011A JP9219208A JP21920897A JPH1151011A JP H1151011 A JPH1151011 A JP H1151011A JP 9219208 A JP9219208 A JP 9219208A JP 21920897 A JP21920897 A JP 21920897A JP H1151011 A JPH1151011 A JP H1151011A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/20—Other details, e.g. assembly with regulating devices
- F15B15/28—Means for indicating the position, e.g. end of stroke
-
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- F15B15/20—Other details, e.g. assembly with regulating devices
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- F15B15/2892—Means for indicating the position, e.g. end of stroke characterised by the attachment means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B2/00—Friction-grip releasable fastenings
- F16B2/02—Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening
- F16B2/06—Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening external, i.e. with contracting action
- F16B2/065—Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening external, i.e. with contracting action using screw-thread elements
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D11/00—Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
- G01D11/30—Supports specially adapted for an instrument; Supports specially adapted for a set of instruments
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B35/00—Screw-bolts; Stay-bolts; Screw-threaded studs; Screws; Set screws
- F16B35/005—Set screws; Locking means therefor
Abstract
(57)【要約】
【課題】 円筒状のシリンダチューブへの位置検出セン
サの取付位置の調整が容易なセンサ取付具を提供する。 【解決手段】 センサ取付具１７が、シリンダチューブ
１２のほぼ半分を囲む本体部１７ａと、シリンダチュー
ブの接線方向に突出する突出部１７ｂとを備え、突出部
１７ｂに、センサ取付具１７をシリンダチューブ１２の
外周面の任意の位置に取付けるための取付ねじ２０が螺
入するねじ孔１９と、位置検出センサ１０を位置調整可
能に取付けるセンサ取付溝１８とを設ける。
サの取付位置の調整が容易なセンサ取付具を提供する。 【解決手段】 センサ取付具１７が、シリンダチューブ
１２のほぼ半分を囲む本体部１７ａと、シリンダチュー
ブの接線方向に突出する突出部１７ｂとを備え、突出部
１７ｂに、センサ取付具１７をシリンダチューブ１２の
外周面の任意の位置に取付けるための取付ねじ２０が螺
入するねじ孔１９と、位置検出センサ１０を位置調整可
能に取付けるセンサ取付溝１８とを設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体圧シリンダに
おける円筒状のシリンダチューブに位置検出センサを取
付けるための位置検出センサ取付具に関するものであ
る。
おける円筒状のシリンダチューブに位置検出センサを取
付けるための位置検出センサ取付具に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】流体圧シリンダには、ピストンの動作位
置を確認するために、磁気近接スイッチ等の位置検出セ
ンサが取付けられる。この位置検出センサを、流体圧シ
リンダの円筒状のシリンダチューブに取付けるための取
付手段としては、位置検出センサを長手方向の任意の位
置に固定できるセンサ取付溝を有するレールを、取付ね
じによって、或いは接着テープや接着剤等による貼り付
けによって、円筒状のシリンダチューブに取付けること
が知られている。上記レールによる位置検出センサの取
付けは、位置検出センサをシリンダチューブの長手方向
の任意の位置に移動させることができるが、取付ねじに
よるレールの取付けの場合には、シリンダチューブの円
周方向に対するレールの取付位置が予め決められている
ために、シリンダチューブの円周方向の任意の位置に位
置検出センサを移動させることができない。一方、貼り
付けによるレールの取付けの場合には、最初はシリンダ
チューブの円周方向の任意の位置に取付けることができ
るが、一旦シリンダチューブに貼り付けると、取付位置
の変更のために貼り直すことが困難である。
置を確認するために、磁気近接スイッチ等の位置検出セ
ンサが取付けられる。この位置検出センサを、流体圧シ
リンダの円筒状のシリンダチューブに取付けるための取
付手段としては、位置検出センサを長手方向の任意の位
置に固定できるセンサ取付溝を有するレールを、取付ね
じによって、或いは接着テープや接着剤等による貼り付
けによって、円筒状のシリンダチューブに取付けること
が知られている。上記レールによる位置検出センサの取
付けは、位置検出センサをシリンダチューブの長手方向
の任意の位置に移動させることができるが、取付ねじに
よるレールの取付けの場合には、シリンダチューブの円
周方向に対するレールの取付位置が予め決められている
ために、シリンダチューブの円周方向の任意の位置に位
置検出センサを移動させることができない。一方、貼り
付けによるレールの取付けの場合には、最初はシリンダ
チューブの円周方向の任意の位置に取付けることができ
るが、一旦シリンダチューブに貼り付けると、取付位置
の変更のために貼り直すことが困難である。
【０００３】しかしながら、流体圧シリンダの設置場所
や設置姿勢を変更した場合には、シリンダ周囲のスペー
スの有無や位置検出センサの目視等のために、シリンダ
チューブの円周方向における位置検出センサの取付位置
の変更が必要なことがあるので、位置検出センサの取付
手段としては、シリンダチューブの軸方向及び円周方向
の取付位置の変更ができることが好ましい。
や設置姿勢を変更した場合には、シリンダ周囲のスペー
スの有無や位置検出センサの目視等のために、シリンダ
チューブの円周方向における位置検出センサの取付位置
の変更が必要なことがあるので、位置検出センサの取付
手段としては、シリンダチューブの軸方向及び円周方向
の取付位置の変更ができることが好ましい。
【０００４】この問題を解決するために、位置検出セン
サを、取付バンドによって円筒状のシリンダチューブに
取付けることが提案されている。図１４は取付バンドに
よる位置検出センサの取付手段を示し、位置検出センサ
１を、流体圧シリンダの円筒状のシリンダチューブ２に
取付けるための取付バンド３は、シリンダチューブ２の
外周面をほぼ取り巻くとともに、その両端にナット４，
４を取付けたものとして構成されており、位置検出セン
サ１の先端部分に幅方向の貫通孔１ａが形成されてい
る。この取付バンド３は、貫通孔１ａを通る締め付けね
じ５をナット４に螺合すると、取付バンド３がシリンダ
チューブ２の外周面を締め付けることによって、位置検
出センサ１をシリンダチューブ２の適宜の位置に固定す
ることができ、締め付けねじ５によるチューブ２の締め
付けを緩めると、位置検出センサ１をシリンダチューブ
２の外周面の任意の位置に移動することができる。
サを、取付バンドによって円筒状のシリンダチューブに
取付けることが提案されている。図１４は取付バンドに
よる位置検出センサの取付手段を示し、位置検出センサ
１を、流体圧シリンダの円筒状のシリンダチューブ２に
取付けるための取付バンド３は、シリンダチューブ２の
外周面をほぼ取り巻くとともに、その両端にナット４，
４を取付けたものとして構成されており、位置検出セン
サ１の先端部分に幅方向の貫通孔１ａが形成されてい
る。この取付バンド３は、貫通孔１ａを通る締め付けね
じ５をナット４に螺合すると、取付バンド３がシリンダ
チューブ２の外周面を締め付けることによって、位置検
出センサ１をシリンダチューブ２の適宜の位置に固定す
ることができ、締め付けねじ５によるチューブ２の締め
付けを緩めると、位置検出センサ１をシリンダチューブ
２の外周面の任意の位置に移動することができる。
【０００５】しかしながら、上記取付バンド３による位
置検出センサ１の取付けは、取付バンド３のシリンダチ
ューブ２への取付位置が位置検出センサ１の取付位置に
なるために、取付バンド３によるシリンダチューブ２の
締め付けを緩めないと、位置検出センサ１のシリンダチ
ューブ２に対する軸方向の取付位置を調整することがで
きない。したがって、位置検出センサ１のシリンダチュ
ーブ２への取付位置の調整が面倒である。
置検出センサ１の取付けは、取付バンド３のシリンダチ
ューブ２への取付位置が位置検出センサ１の取付位置に
なるために、取付バンド３によるシリンダチューブ２の
締め付けを緩めないと、位置検出センサ１のシリンダチ
ューブ２に対する軸方向の取付位置を調整することがで
きない。したがって、位置検出センサ１のシリンダチュ
ーブ２への取付位置の調整が面倒である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、シリンダチューブに対する位置検出センサ
の取付位置の変更及びその位置調整が容易な流体圧シリ
ンダにおける位置検出センサ取付具を提供することにあ
る。
する課題は、シリンダチューブに対する位置検出センサ
の取付位置の変更及びその位置調整が容易な流体圧シリ
ンダにおける位置検出センサ取付具を提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の流体圧シリンダにおける位置検出センサ取
付具は、流体圧シリンダの動作位置を検出する位置検出
センサを、上記流体圧シリンダにおける円筒状のシリン
ダチューブの外周面に取付けるための位置検出センサ取
付具において、上記センサ取付具が、上記シリンダチュ
ーブの外周面のほぼ半分を囲む本体部と、該本体部の一
端または両端に形成したシリンダチューブの接線方向に
突出する突出部と、該突出部に設けた径方向のねじ孔
と、位置検出センサの取付位置が調整可能なセンサ取付
部とを備え、上記センサ取付具が、上記ねじ孔に螺入し
た取付ねじのシリンダチューブ外周面への押圧によっ
て、シリンダチューブの外周面の任意の位置に固定可能
とされていることを特徴としている。
め、本発明の流体圧シリンダにおける位置検出センサ取
付具は、流体圧シリンダの動作位置を検出する位置検出
センサを、上記流体圧シリンダにおける円筒状のシリン
ダチューブの外周面に取付けるための位置検出センサ取
付具において、上記センサ取付具が、上記シリンダチュ
ーブの外周面のほぼ半分を囲む本体部と、該本体部の一
端または両端に形成したシリンダチューブの接線方向に
突出する突出部と、該突出部に設けた径方向のねじ孔
と、位置検出センサの取付位置が調整可能なセンサ取付
部とを備え、上記センサ取付具が、上記ねじ孔に螺入し
た取付ねじのシリンダチューブ外周面への押圧によっ
て、シリンダチューブの外周面の任意の位置に固定可能
とされていることを特徴としている。
【０００８】また、同様の課題を解決するため、上記セ
ンサ取付具のセンサ取付部を、センサ取付具の長手方向
に形成した、シリンダチューブの半径方向の開口とその
幅方向両側の係止部とを有するセンサ取付溝としたこ
と、及びこれらのセンサ取付具が複数個のセンサ取付部
を備えていることを特徴としている。
ンサ取付具のセンサ取付部を、センサ取付具の長手方向
に形成した、シリンダチューブの半径方向の開口とその
幅方向両側の係止部とを有するセンサ取付溝としたこ
と、及びこれらのセンサ取付具が複数個のセンサ取付部
を備えていることを特徴としている。
【０００９】さらに、同様の課題を解決するため、これ
らのセンサ取付具が、取付ねじによるシリンダチューブ
の過度の押圧を防止するための過度押圧防止手段を備え
ていることを特徴としている。また、同様の課題を解決
するため、これらのセンサ取付具のセンサ取付溝に取付
けられる位置検出センサが、センサ取付溝の係止部に係
止可能な肩部と、径方向のセンサねじ孔とを有し、セン
サ取付溝に挿入された上記位置検出センサが、センサね
じ孔に螺入したセンサ取付ねじのセンサ取付溝底面の押
圧による肩部と係止部との係止によって、センサ取付溝
の任意の位置に固定可能とされていることを特徴として
いる。
らのセンサ取付具が、取付ねじによるシリンダチューブ
の過度の押圧を防止するための過度押圧防止手段を備え
ていることを特徴としている。また、同様の課題を解決
するため、これらのセンサ取付具のセンサ取付溝に取付
けられる位置検出センサが、センサ取付溝の係止部に係
止可能な肩部と、径方向のセンサねじ孔とを有し、セン
サ取付溝に挿入された上記位置検出センサが、センサね
じ孔に螺入したセンサ取付ねじのセンサ取付溝底面の押
圧による肩部と係止部との係止によって、センサ取付溝
の任意の位置に固定可能とされていることを特徴として
いる。
【００１０】センサ取付具の本体部を円筒状のシリンダ
チューブの外周面に装着すると、突出部に設けたねじ孔
がシリンダチューブの外周面から接線方向に突出する。
このねじ孔に取付ねじを螺入すると、取付ねじがシリン
ダチューブの外周面を押圧するので、位置検出センサを
取付けたセンサ取付具をシリンダチューブの外周面に取
付けることができる。取付ねじによるシリンダチューブ
外周面の押圧を緩めると、センサ取付具をシリンダチュ
ーブの外周面の任意の位置に移動させることができ、所
望の位置において取付ねじをねじ孔に螺入すると、セン
サ取付具をその位置に取付けることができる。
チューブの外周面に装着すると、突出部に設けたねじ孔
がシリンダチューブの外周面から接線方向に突出する。
このねじ孔に取付ねじを螺入すると、取付ねじがシリン
ダチューブの外周面を押圧するので、位置検出センサを
取付けたセンサ取付具をシリンダチューブの外周面に取
付けることができる。取付ねじによるシリンダチューブ
外周面の押圧を緩めると、センサ取付具をシリンダチュ
ーブの外周面の任意の位置に移動させることができ、所
望の位置において取付ねじをねじ孔に螺入すると、セン
サ取付具をその位置に取付けることができる。
【００１１】この場合、取付ねじによるシリンダチュー
ブ外周面の押圧を緩めても、シリンダチューブの外周面
の接線方向に位置する取付ねじの先端がシリンダチュー
ブの外周面に係止して、センサ取付具がシリンダチュー
ブから外れないので、位置検出センサの取付位置の変更
が容易である。また、センサ取付具をシリンダチューブ
に取付けた後に、位置検出センサのシリンダチューブの
軸方向における取付位置を調整することができるので、
位置検出センサの取付位置の調整が容易である。
ブ外周面の押圧を緩めても、シリンダチューブの外周面
の接線方向に位置する取付ねじの先端がシリンダチュー
ブの外周面に係止して、センサ取付具がシリンダチュー
ブから外れないので、位置検出センサの取付位置の変更
が容易である。また、センサ取付具をシリンダチューブ
に取付けた後に、位置検出センサのシリンダチューブの
軸方向における取付位置を調整することができるので、
位置検出センサの取付位置の調整が容易である。
【００１２】具体的には、センサ取付部を開口の幅が内
側の幅より狭いセンサ取付溝とし、このセンサ取付溝に
挿入した位置検出センサを、センサ取付ねじのセンサね
じ孔への螺入によりセンサ取付溝の係止部と位置検出セ
ンサの肩部とが係止するものとしたので、センサ取付具
のシリンダチューブに対する取付位置の変更後に位置検
出センサを若干移動させて、シリンダチューブに対する
軸方向の取付位置を微調整することができる。この場
合、センサ取付具をシリンダチューブに固定するための
取付ねじと、位置検出センサをセンサ取付溝に固定する
ためセンサ取付ねじとが同じ方向にあることにより、セ
ンサ取付具のシリンダチューブへの固定と位置検出セン
サのセンサ取付部への位置調整とが同じ姿勢で行えるの
で、位置検出センサの取付位置の変更及び調整が一層容
易である。
側の幅より狭いセンサ取付溝とし、このセンサ取付溝に
挿入した位置検出センサを、センサ取付ねじのセンサね
じ孔への螺入によりセンサ取付溝の係止部と位置検出セ
ンサの肩部とが係止するものとしたので、センサ取付具
のシリンダチューブに対する取付位置の変更後に位置検
出センサを若干移動させて、シリンダチューブに対する
軸方向の取付位置を微調整することができる。この場
合、センサ取付具をシリンダチューブに固定するための
取付ねじと、位置検出センサをセンサ取付溝に固定する
ためセンサ取付ねじとが同じ方向にあることにより、セ
ンサ取付具のシリンダチューブへの固定と位置検出セン
サのセンサ取付部への位置調整とが同じ姿勢で行えるの
で、位置検出センサの取付位置の変更及び調整が一層容
易である。
【００１３】さらに、センサ取付具に、取付ねじによる
シリンダチューブの過度の押圧を防止するための過度押
圧防止手段を設けたので、過度の押圧によるシリンダチ
ューブの過度の歪みをなくすことができる。
シリンダチューブの過度の押圧を防止するための過度押
圧防止手段を設けたので、過度の押圧によるシリンダチ
ューブの過度の歪みをなくすことができる。
【００１４】
【発明の実施の態様】図１及び図２は本発明の第１実施
例を示し、位置検出センサ１０が取付けられる流体圧シ
リンダ１１は、円筒状のシリンダチューブ１２を備え、
その軸方向両端にヘッドカバー１３とロッドカバー１４
が螺着されている。また、シリンダチューブ１２内を気
密に往復動するピストン（図示省略）のロッド１５は、
ロッドカバー１４を気密に貫通してカバー外に突出して
いる。上記流体圧シリンダ１１は、カバー１３と１４に
設けたポート１３ａと１４ａから、ピストンで区画され
た一対のシリンダ室に圧縮空気を給排するとピストンと
ロッド１５が往復動し、ピストンの外周面に、被検出体
の一例である環状の永久磁石（図示省略）が取付けられ
ている。
例を示し、位置検出センサ１０が取付けられる流体圧シ
リンダ１１は、円筒状のシリンダチューブ１２を備え、
その軸方向両端にヘッドカバー１３とロッドカバー１４
が螺着されている。また、シリンダチューブ１２内を気
密に往復動するピストン（図示省略）のロッド１５は、
ロッドカバー１４を気密に貫通してカバー外に突出して
いる。上記流体圧シリンダ１１は、カバー１３と１４に
設けたポート１３ａと１４ａから、ピストンで区画され
た一対のシリンダ室に圧縮空気を給排するとピストンと
ロッド１５が往復動し、ピストンの外周面に、被検出体
の一例である環状の永久磁石（図示省略）が取付けられ
ている。
【００１５】位置検出センサ１０を上記シリンダチュー
ブ１２に取付けるためのセンサ取付具１７は、図２に示
すように、シリンダチューブ１２の円周面のほぼ約半分
またはそれ以上を囲む本体部１７ａと、その先端の該チ
ューブ１２の外周面からほぼ接線方向に突出する突出部
１７ｂとを備え、適宜の金属または合成樹脂によって一
体に形成されており、その軸方向長さは、図１に示すよ
うにシリンダチューブ１２のそれよりも短くされてい
る。上記突出部１７ｂの長手方向には、位置検出センサ
１０を取付けるためのセンサ取付溝１８が形成されてい
る。このセンサ取付溝１８は、シリンダチューブ１２の
半径方向の開口１８ａを備え、開口１８ａの幅は取付溝
１８の内側の幅よりも狭くされ、これによって開口１８
ａの幅方向両側にそれぞれ係止部１８ｂが形成されてい
る。また、突出部１７ｂのセンサ取付溝１８よりも先端
側に、取付ねじ２０が螺合する複数のねじ孔１９が、シ
リンダチューブ１２の半径方向に形成されている。
ブ１２に取付けるためのセンサ取付具１７は、図２に示
すように、シリンダチューブ１２の円周面のほぼ約半分
またはそれ以上を囲む本体部１７ａと、その先端の該チ
ューブ１２の外周面からほぼ接線方向に突出する突出部
１７ｂとを備え、適宜の金属または合成樹脂によって一
体に形成されており、その軸方向長さは、図１に示すよ
うにシリンダチューブ１２のそれよりも短くされてい
る。上記突出部１７ｂの長手方向には、位置検出センサ
１０を取付けるためのセンサ取付溝１８が形成されてい
る。このセンサ取付溝１８は、シリンダチューブ１２の
半径方向の開口１８ａを備え、開口１８ａの幅は取付溝
１８の内側の幅よりも狭くされ、これによって開口１８
ａの幅方向両側にそれぞれ係止部１８ｂが形成されてい
る。また、突出部１７ｂのセンサ取付溝１８よりも先端
側に、取付ねじ２０が螺合する複数のねじ孔１９が、シ
リンダチューブ１２の半径方向に形成されている。
【００１６】上記センサ取付溝１８に取付けられる位置
検出センサ１０は、図示の実施例においては、被検出体
である磁石の接近によって信号を出力する磁気近接スイ
ッチとして構成されている。しかしながら、上記被検出
体と位置検出センサは、磁石と磁気近接スイッチとに限
定されるものではなく、例えば被検出体を金属とし、位
置検出センサを金属の誘導電流を検出して信号を出力す
る高周波発信形の位置検出センサとすることができる。
上記位置検出センサ（磁気近接スイッチ）１０のボディ
２２は、センサ取付溝１８に遊挿可能に形成され、幅方
向の両側にセンサ取付溝１８の係止部１８ｂに係止する
肩部２２ａが、長手方向の一端近くにセンサ取付ねじ２
３が螺入する半径方向のセンサねじ孔２２ｂがそれぞれ
形成されており、ねじ孔と反対側の端面からリード線２
４が引き出されている。また、ボディ２２には、磁気近
接スイッチ１０の作動を目視するためのランプ２５が設
けられている。
検出センサ１０は、図示の実施例においては、被検出体
である磁石の接近によって信号を出力する磁気近接スイ
ッチとして構成されている。しかしながら、上記被検出
体と位置検出センサは、磁石と磁気近接スイッチとに限
定されるものではなく、例えば被検出体を金属とし、位
置検出センサを金属の誘導電流を検出して信号を出力す
る高周波発信形の位置検出センサとすることができる。
上記位置検出センサ（磁気近接スイッチ）１０のボディ
２２は、センサ取付溝１８に遊挿可能に形成され、幅方
向の両側にセンサ取付溝１８の係止部１８ｂに係止する
肩部２２ａが、長手方向の一端近くにセンサ取付ねじ２
３が螺入する半径方向のセンサねじ孔２２ｂがそれぞれ
形成されており、ねじ孔と反対側の端面からリード線２
４が引き出されている。また、ボディ２２には、磁気近
接スイッチ１０の作動を目視するためのランプ２５が設
けられている。
【００１７】この位置検出センサ１０は、長手方向の開
口からセンサ取付溝１８に挿入し、適宜の位置において
センサ取付ねじ２３をセンサねじ孔２２ｂに螺入する
と、その先端がセンサ取付溝１８の底面を押圧するの
で、肩部２２ａ，２２ａが係止部１８ｂ，１８ｂに係止
することによりその位置に固定され、リード線２４はセ
ンサ取付溝１８の端部から外部に取り出される。センサ
取付ねじ２３のセンサねじ孔２２ｂへの螺入を緩めると
肩部２２ａと係止部１８ｂとの係止が解除されるので、
位置検出センサ１０をセンサ取付溝１８の長手方向の任
意の位置に移動することができる。
口からセンサ取付溝１８に挿入し、適宜の位置において
センサ取付ねじ２３をセンサねじ孔２２ｂに螺入する
と、その先端がセンサ取付溝１８の底面を押圧するの
で、肩部２２ａ，２２ａが係止部１８ｂ，１８ｂに係止
することによりその位置に固定され、リード線２４はセ
ンサ取付溝１８の端部から外部に取り出される。センサ
取付ねじ２３のセンサねじ孔２２ｂへの螺入を緩めると
肩部２２ａと係止部１８ｂとの係止が解除されるので、
位置検出センサ１０をセンサ取付溝１８の長手方向の任
意の位置に移動することができる。
【００１８】位置検出センサ１０を取付けた上記センサ
取付具１７は、シリンダチューブ１２の側方から該シリ
ンダチューブに装着すると、本体部１７ａがシリンダチ
ューブ１２の外周面のほぼ半分を覆うとともに、突出部
１７ｂの先端に設けたねじ孔１９が、図２に示すように
シリンダチューブ１２の外周面より外方に突出する。し
たがって、取付ねじ２０をねじ孔１９に螺入すると、そ
の先端がシリンダチューブ１２の外周面を押圧するの
で、センサ取付具１７をシリンダチューブ１２の外周面
に直接取付けることができる。取付ねじ２０によるシリ
ンダチューブ１２の押圧を解除すると、センサ取付具１
７をシリンダチューブ１２の円周方向及び軸方向の任意
の位置に移動させることができ、所望の位置において取
付ねじ２０をねじ孔１９に螺入すると、センサ取付具１
７をその位置に固定することができる。
取付具１７は、シリンダチューブ１２の側方から該シリ
ンダチューブに装着すると、本体部１７ａがシリンダチ
ューブ１２の外周面のほぼ半分を覆うとともに、突出部
１７ｂの先端に設けたねじ孔１９が、図２に示すように
シリンダチューブ１２の外周面より外方に突出する。し
たがって、取付ねじ２０をねじ孔１９に螺入すると、そ
の先端がシリンダチューブ１２の外周面を押圧するの
で、センサ取付具１７をシリンダチューブ１２の外周面
に直接取付けることができる。取付ねじ２０によるシリ
ンダチューブ１２の押圧を解除すると、センサ取付具１
７をシリンダチューブ１２の円周方向及び軸方向の任意
の位置に移動させることができ、所望の位置において取
付ねじ２０をねじ孔１９に螺入すると、センサ取付具１
７をその位置に固定することができる。
【００１９】上記第１実施例は、ねじ孔１９を、センサ
取付具１７をシリンダチューブ１２に装着したときにそ
の外周面より若干外方に突出する位置に設けたことによ
り、取付ねじ２０によるチューブ１２の押圧を若干緩め
ても、シリンダチューブ１２の外周面より外方において
内向きに突出している取付ねじ２０の先端がシリンダチ
ューブ１２の外周面に係止するので、センサ取付具１７
がシリンダチューブ１２から外れることがない。したが
って、センサ取付具１７のシリンダチューブ１２に対す
る取付位置の変更が容易である。また、取付ねじ２０に
よってセンサ取付具１７のシリンダチューブ１２への取
付位置を固定した後に、位置検出センサ１０をセンサ取
付溝１８に沿って移動させることができ、これによって
位置検出センサ１０のシリンダチューブ１２に対する軸
方向の位置を微調整することができる。
取付具１７をシリンダチューブ１２に装着したときにそ
の外周面より若干外方に突出する位置に設けたことによ
り、取付ねじ２０によるチューブ１２の押圧を若干緩め
ても、シリンダチューブ１２の外周面より外方において
内向きに突出している取付ねじ２０の先端がシリンダチ
ューブ１２の外周面に係止するので、センサ取付具１７
がシリンダチューブ１２から外れることがない。したが
って、センサ取付具１７のシリンダチューブ１２に対す
る取付位置の変更が容易である。また、取付ねじ２０に
よってセンサ取付具１７のシリンダチューブ１２への取
付位置を固定した後に、位置検出センサ１０をセンサ取
付溝１８に沿って移動させることができ、これによって
位置検出センサ１０のシリンダチューブ１２に対する軸
方向の位置を微調整することができる。
【００２０】この場合、センサ取付具１７をシリンダチ
ューブ１２に固定するための取付ねじ２０と、位置検出
センサ１０をセンサ取付溝１８に固定するためのセンサ
取付ねじ２３とを同方向において操作することができ、
しかもランプ２５の点灯を目視しながら位置検出センサ
１０の取付位置を調整することができるので、位置検出
センサ１０の取付位置の変更やその後の微調整が容易で
ある。また、位置検出センサ１０のシリンダチューブ１
２の軸方向（ピストンの移動方向）への取付位置は、円
周方向の取付位置に比べて精密に調整する必要がある
が、上記実施例は位置検出センサ１０の位置を微調整す
ることができるので、位置検出センサ１０の取付位置の
変更及び調整が容易である。
ューブ１２に固定するための取付ねじ２０と、位置検出
センサ１０をセンサ取付溝１８に固定するためのセンサ
取付ねじ２３とを同方向において操作することができ、
しかもランプ２５の点灯を目視しながら位置検出センサ
１０の取付位置を調整することができるので、位置検出
センサ１０の取付位置の変更やその後の微調整が容易で
ある。また、位置検出センサ１０のシリンダチューブ１
２の軸方向（ピストンの移動方向）への取付位置は、円
周方向の取付位置に比べて精密に調整する必要がある
が、上記実施例は位置検出センサ１０の位置を微調整す
ることができるので、位置検出センサ１０の取付位置の
変更及び調整が容易である。
【００２１】図３及び図４は第１実施例の第１変形例を
示し、この変形例における取付金具１７Ａは、溝の内面
を側面視円弧状としたセンサ取付溝１８Ａを備え、位置
検出センサ（磁気近接スイッチ）１０Ａは、センサ取付
溝１８Ａに遊挿可能な形状を備えている。上記変形例の
他の構成及び作用は第１実施例と同じであるから、図の
主要な同一の箇所に同一の符号を付して、詳細な説明は
省略する。
示し、この変形例における取付金具１７Ａは、溝の内面
を側面視円弧状としたセンサ取付溝１８Ａを備え、位置
検出センサ（磁気近接スイッチ）１０Ａは、センサ取付
溝１８Ａに遊挿可能な形状を備えている。上記変形例の
他の構成及び作用は第１実施例と同じであるから、図の
主要な同一の箇所に同一の符号を付して、詳細な説明は
省略する。
【００２２】図５は第１実施例の第２変形例を示し、こ
の変形例における取付金具１７Ｂは本体部１７ａの両端
に突出部１７ｂを備え、その一方にセンサ取付溝１８Ａ
とねじ孔１９が、他方にセンサ取付溝１８Ａがそれぞれ
設けられている。この取付金具１７Ｂは、センサ取付溝
１８Ａのいずれか一方または両方に位置検出センサ１０
Ａを取付けることができる。第２変形例の他の構成及び
作用は第１変形例と同じであるから、詳細な説明は省略
する。
の変形例における取付金具１７Ｂは本体部１７ａの両端
に突出部１７ｂを備え、その一方にセンサ取付溝１８Ａ
とねじ孔１９が、他方にセンサ取付溝１８Ａがそれぞれ
設けられている。この取付金具１７Ｂは、センサ取付溝
１８Ａのいずれか一方または両方に位置検出センサ１０
Ａを取付けることができる。第２変形例の他の構成及び
作用は第１変形例と同じであるから、詳細な説明は省略
する。
【００２３】図６及び図７は第１実施例の第３変形例を
示し、この変形例における取付金具１７Ｃは、突出部１
７ｂに２個のセンサ取付溝１８Ａが形成されている。第
３変形例の他の構成及び作用は、２個のセンサ取付溝１
８Ａにそれぞれ位置検出センサ１０を取付けることがで
きる以外は第１変形例と同じであるから、詳細な説明は
省略する。なお、煩雑を避けるために図示を省略してい
るが、上記第２、第３変形例は、センサ取付溝１８Ａに
代えてセンサ取付溝１８とすることができる。
示し、この変形例における取付金具１７Ｃは、突出部１
７ｂに２個のセンサ取付溝１８Ａが形成されている。第
３変形例の他の構成及び作用は、２個のセンサ取付溝１
８Ａにそれぞれ位置検出センサ１０を取付けることがで
きる以外は第１変形例と同じであるから、詳細な説明は
省略する。なお、煩雑を避けるために図示を省略してい
るが、上記第２、第３変形例は、センサ取付溝１８Ａに
代えてセンサ取付溝１８とすることができる。
【００２４】図８は本発明の第２実施例を示し、第２実
施例におけるセンサ取付具２７は、本体部２７ａの両端
にシリンダチューブ１２の外周面からそれぞれ外方に突
出する突出部２７ｂ，２７ｂを有し、一方の突出部２７
ｂにセンサ取付溝１８が、他方の突出部２７ｂにねじ孔
９がそれぞれ形成されている。第２実施例の他の構成及
び作用は第１実施例と同じであるから、詳細な説明は省
略する。
施例におけるセンサ取付具２７は、本体部２７ａの両端
にシリンダチューブ１２の外周面からそれぞれ外方に突
出する突出部２７ｂ，２７ｂを有し、一方の突出部２７
ｂにセンサ取付溝１８が、他方の突出部２７ｂにねじ孔
９がそれぞれ形成されている。第２実施例の他の構成及
び作用は第１実施例と同じであるから、詳細な説明は省
略する。
【００２５】図９は本発明の第３実施例を示し、第３実
施例におけるセンサ取付具２９は、図で明らかなよう
に、側面視ほぼＵ字形とされている。第３実施例の他の
構成及び作用は第１実施例と同じであるから、図の主要
な同一の箇所に同一の符号を付して、詳細な説明は省略
する。なお、第２実施例及び第３実施例は、センサ取付
溝１８に代えてセンサ取付溝１８Ａとすることができ、
またこれらのセンサ取付溝を２個設けることもできる。
施例におけるセンサ取付具２９は、図で明らかなよう
に、側面視ほぼＵ字形とされている。第３実施例の他の
構成及び作用は第１実施例と同じであるから、図の主要
な同一の箇所に同一の符号を付して、詳細な説明は省略
する。なお、第２実施例及び第３実施例は、センサ取付
溝１８に代えてセンサ取付溝１８Ａとすることができ、
またこれらのセンサ取付溝を２個設けることもできる。
【００２６】図１０及び図１１は、取付ねじ２０による
シリンダチューブ１２の過度の押圧を防止した本発明の
第４実施例を示し、このセンサ取付具３０は、突出部３
０ｂに、過度押圧防止手段の一例である被押圧部３１が
一体に形成されている。この被押圧部３１は、ねじ孔１
９のシリンダチューブ１２側の開口に対向し、基部に設
けた切欠き３１ａによって弾性変形可能とされている。
上記被押圧部３１は、ねじ孔１９に螺入した取付ねじ２
０の押圧により弾性変形してシリンダチューブ１２の外
周面に圧接され（図１１参照）、取付ねじ２０の押圧を
解除すると弾性によって元の状態に復帰する。第４実施
例のセンサ取付具３０は、被押圧部３１によってシリン
ダチューブ１２の外周面との接触面積が大きくなるの
で、取付ねじ２０によるシリンダチューブ１２の過度の
押圧による歪み（変形）をなくすことができる。
シリンダチューブ１２の過度の押圧を防止した本発明の
第４実施例を示し、このセンサ取付具３０は、突出部３
０ｂに、過度押圧防止手段の一例である被押圧部３１が
一体に形成されている。この被押圧部３１は、ねじ孔１
９のシリンダチューブ１２側の開口に対向し、基部に設
けた切欠き３１ａによって弾性変形可能とされている。
上記被押圧部３１は、ねじ孔１９に螺入した取付ねじ２
０の押圧により弾性変形してシリンダチューブ１２の外
周面に圧接され（図１１参照）、取付ねじ２０の押圧を
解除すると弾性によって元の状態に復帰する。第４実施
例のセンサ取付具３０は、被押圧部３１によってシリン
ダチューブ１２の外周面との接触面積が大きくなるの
で、取付ねじ２０によるシリンダチューブ１２の過度の
押圧による歪み（変形）をなくすことができる。
【００２７】図１２は本発明の第５実施例を示し、第５
実施例のセンサ取付具１７におけるねじ孔１９に螺入さ
れる取付ねじ３３は、過度押圧防止手段の一例であるヘ
ッド３３ａを備えている。第５実施例は、ねじ孔１９に
螺入した取付ねじ３３の先端がシリンダチューブ１２に
圧接すると、ヘッド３３ａがねじ孔１９の上面、または
ねじ孔に設けた座繰り面（図示省略）に当接してそれ以
上の螺入が阻止されるので、取付ねじ３３の閉め過ぎに
よるシリンダチューブ１２の歪みをなくすことができ
る。第４実施例及び第５実施例の他の構成及び作用は、
第１実施例と同じであるから、詳細な説明は省略する。
なお、これらの実施例においても、センサ取付溝を図示
の１８Ａに代えて１８としたり、或いはセンサ取付溝１
８Ａまたは１８を２個設けることができる。
実施例のセンサ取付具１７におけるねじ孔１９に螺入さ
れる取付ねじ３３は、過度押圧防止手段の一例であるヘ
ッド３３ａを備えている。第５実施例は、ねじ孔１９に
螺入した取付ねじ３３の先端がシリンダチューブ１２に
圧接すると、ヘッド３３ａがねじ孔１９の上面、または
ねじ孔に設けた座繰り面（図示省略）に当接してそれ以
上の螺入が阻止されるので、取付ねじ３３の閉め過ぎに
よるシリンダチューブ１２の歪みをなくすことができ
る。第４実施例及び第５実施例の他の構成及び作用は、
第１実施例と同じであるから、詳細な説明は省略する。
なお、これらの実施例においても、センサ取付溝を図示
の１８Ａに代えて１８としたり、或いはセンサ取付溝１
８Ａまたは１８を２個設けることができる。
【００２８】図１３は本発明の第６実施例を示し、第６
実施例のセンサ取付具３５は、流体圧シリンダ１１のシ
リンダチューブ１２の軸方向長さにほぼ等しい長さを備
えている。このセンサ取付具３５は、軸方向長さが異な
る以外は第１実施例のセンサ取付具１７と同じ構成を備
えている。したがって、図の主要な同一の箇所に同一の
符号を付して詳細な説明は省略する。第６実施例のセン
サ取付具３５は、シリンダチューブ１２に対する円周方
向の取付位置を調整するのみでよく、シリンダチューブ
１２の軸方向に対する位置検出センサ１０の取付位置の
変更及び調整は、センサ取付ねじ２３によって行うこと
ができる。また、図示を省略しているが、第６実施例も
第１実施例と同様に第１ないし第３変形例を備えてい
る。
実施例のセンサ取付具３５は、流体圧シリンダ１１のシ
リンダチューブ１２の軸方向長さにほぼ等しい長さを備
えている。このセンサ取付具３５は、軸方向長さが異な
る以外は第１実施例のセンサ取付具１７と同じ構成を備
えている。したがって、図の主要な同一の箇所に同一の
符号を付して詳細な説明は省略する。第６実施例のセン
サ取付具３５は、シリンダチューブ１２に対する円周方
向の取付位置を調整するのみでよく、シリンダチューブ
１２の軸方向に対する位置検出センサ１０の取付位置の
変更及び調整は、センサ取付ねじ２３によって行うこと
ができる。また、図示を省略しているが、第６実施例も
第１実施例と同様に第１ないし第３変形例を備えてい
る。
【００２９】
【発明の効果】本発明における位置検出センサ取付具
は、取付ねじによってシリンダチューブに対する位置検
出センサの円周方向及び軸方向の取付位置を変更するこ
とができ、しかも取付ねじによるシリンダチューブ外周
面の押圧を緩めても、センサ取付具がシリンダチューブ
から外れないので、シリンダチューブに対する位置検出
センサの取付位置の変更が容易である。
は、取付ねじによってシリンダチューブに対する位置検
出センサの円周方向及び軸方向の取付位置を変更するこ
とができ、しかも取付ねじによるシリンダチューブ外周
面の押圧を緩めても、センサ取付具がシリンダチューブ
から外れないので、シリンダチューブに対する位置検出
センサの取付位置の変更が容易である。
【００３０】また、位置検出センサをセンサ取付部に移
動可能に取付けたことにより、センサ取付具をシリンダ
チューブの所望の位置に固定した後に、位置検出センサ
のシリンダチューブの軸方向に対す取付位置を調整する
ことができ、しかもセンサ取付具を固定するための取付
ねじと位置検出センサを固定するセンサ取付ねじとを同
じ方向から操作できるので、シリンダチューブに対する
位置検出センサの取付位置の調整が一層容易である。さ
らに、センサ取付具に、取付ねじによる過度の押圧防止
手段を設けたので、シリンダチューブの過度の押圧によ
る歪みを防止することができる。
動可能に取付けたことにより、センサ取付具をシリンダ
チューブの所望の位置に固定した後に、位置検出センサ
のシリンダチューブの軸方向に対す取付位置を調整する
ことができ、しかもセンサ取付具を固定するための取付
ねじと位置検出センサを固定するセンサ取付ねじとを同
じ方向から操作できるので、シリンダチューブに対する
位置検出センサの取付位置の調整が一層容易である。さ
らに、センサ取付具に、取付ねじによる過度の押圧防止
手段を設けたので、シリンダチューブの過度の押圧によ
る歪みを防止することができる。
【図１】第１実施例の分解斜視図である。
【図２】同じく側面図である。
【図３】第１変形例の分解斜視図である。
【図４】同じく側面図である。
【図５】第２変形例の側面図である。
【図６】第３変形例の斜視図である。
【図７】同じく側面図である。
【図８】第２実施例の側面図である。
【図９】第３実施例の側面図である。
【図１０】第４実施例の側面図である。
【図１１】同じく取付けた状態の側面図である。
【図１２】第５実施例の側面図である。
【図１３】第６実施例の分解斜視図である。
【図１４】取付バンドによる取付態様の分解斜視図であ
る。
る。
１０，１０Ａ 位置検出センサ １２ 流体圧シリンダ １３ シリンダチューブ １７，１７Ａ，１７Ｂ，１７Ｃ センサ取付具 １７ａ，２７ａ 本体部 １７ｂ，２７ｂ 突出部 １８，１８Ａ センサ取付溝 １８ａ 開口 １８ｂ 係止部 １９ ねじ孔 ２０ 取付ねじ ２２ａ 肩部 ２２ｂ センサねじ孔 ２３ センサ取付ねじ ２７，２９，３０，３５ センサ取付具 ３１ 被押圧部 ３３ 取付ねじ ３３ａ ヘッド
Claims (5)
- 【請求項１】流体圧シリンダの動作位置を検出する位置
検出センサを、上記流体圧シリンダにおける円筒状のシ
リンダチューブの外周面に取付けるための位置検出セン
サ取付具において、 上記センサ取付具が、上記シリンダチューブの外周面の
ほぼ半分を囲む本体部と、該本体部の一端または両端に
形成したシリンダチューブの接線方向に突出する突出部
と、該突出部に設けた径方向のねじ孔と、位置検出セン
サの取付位置が調整可能なセンサ取付部とを備え、 上記センサ取付具が、上記ねじ孔に螺入した取付ねじの
シリンダチューブ外周面への押圧によって、シリンダチ
ューブの外周面の任意の位置に固定可能とされている、
ことを特徴とする流体圧シリンダにおける位置検出セン
サ取付具。 - 【請求項２】センサ取付部を、センサ取付具の長手方向
に形成した、シリンダチューブの半径方向の開口とその
幅方向両側の係止部とを有するセンサ取付溝とした、こ
とを特徴とする請求項１に記載した流体圧シリンダにお
ける位置検出センサ取付具。 - 【請求項３】センサ取付具が、複数個のセンサ取付部を
備えている、ことを特徴とする請求項１または請求項２
に記載した流体圧シリンダにおける位置検出センサ取付
具。 - 【請求項４】センサ取付具が、取付ねじによるシリンダ
チューブの過度の押圧を防止するための過度押圧防止手
段を備えている、ことを特徴とする請求項１ないし請求
項３のいずれかに記載した流体圧シリンダにおける位置
検出センサ取付具。 - 【請求項５】センサ取付溝に取付けられる位置検出セン
サが、センサ取付溝の係止部に係止可能な肩部と、径方
向のセンサねじ孔とを有し、 センサ取付溝に挿入された上記位置検出センサが、セン
サねじ孔に螺入したセンサ取付ねじのセンサ取付溝底面
の押圧による肩部と係止部との係止によって、センサ取
付溝の任意の位置に固定可能とされている、ことを特徴
とする請求項２ないし請求項４のいずれかに記載した流
体圧シリンダにおける位置検出センサ取付具。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9219208A JPH1151011A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 流体圧シリンダにおける位置検出センサ取付具 |
| TW087110907A TW357240B (en) | 1997-07-30 | 1998-07-06 | Installation device of sensor for fluid pressure cylinders |
| EP98305457A EP0894983A2 (en) | 1997-07-30 | 1998-07-09 | Sensor mounting device in fluid pressure clylinder |
| KR1019980030646A KR100270503B1 (ko) | 1997-07-30 | 1998-07-29 | 유체압실린더에 있어서의 센서부착장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9219208A JPH1151011A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 流体圧シリンダにおける位置検出センサ取付具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1151011A true JPH1151011A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16731907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9219208A Pending JPH1151011A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 流体圧シリンダにおける位置検出センサ取付具 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0894983A2 (ja) |
| JP (1) | JPH1151011A (ja) |
| KR (1) | KR100270503B1 (ja) |
| TW (1) | TW357240B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100402868C (zh) * | 2002-10-30 | 2008-07-16 | 株式会社太阳 | 在工作缸中的能进行位置调节的传感器安装结构及安装方法 |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6773678B2 (en) | 2000-03-20 | 2004-08-10 | Endress + Hauser Conducta Gesellschaft Fur Mess Und Regeltechnik Mbh + Co. | Mounting system and retractable sensor holder for analytical sensors |
| FR2811724B1 (fr) | 2000-07-17 | 2002-09-20 | Asco Joucomatic | Dispositif de montage d'un detecteur de positionnement d'un piston de verin sur le corps de ce dernier |
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