JP3293308B2 - 人物状態検出装置 - Google Patents

人物状態検出装置

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JP3293308B2
JP3293308B2 JP03988794A JP3988794A JP3293308B2 JP 3293308 B2 JP3293308 B2 JP 3293308B2 JP 03988794 A JP03988794 A JP 03988794A JP 3988794 A JP3988794 A JP 3988794A JP 3293308 B2 JP3293308 B2 JP 3293308B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は同軸落射により網膜反
射を撮影し、検出対象者の状態を検出する人物状態検出
装置に関するもので、特に撮影画像から覚醒度を主とし
て検出する生理状態検出装置、あるいは緊張度を主とし
て検出する心理状態検出装置に関するものであり、例え
ば、運転者の居眠り状態や、運転者の心理状態を検出す
る装置である。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置としては、例えば特開
昭63−217500号公報に示された生体状態検知装
置、あるいは特公平3−14655号公報に示された居
眠り運動防止装置があった。これらの装置は何れも眼鏡
フレームに送受信手段を取り付け、瞼からの反射波ある
いは角膜からの反射波を検知し、瞼の開閉状況を検出し
て対象者の状態を検知していた。しかしながら、このよ
うな装置では検出対象者が上述の眼鏡をかけなくてはな
らないため煩わしいという欠点がある。
【0003】検出対象者が検出装置を身につけないで、
本来の作業、操作を妨げることなく、非接触で人物状態
を検出できるものとしては、例えば特開昭60−158
303号公報に示された眼の位置認識装置がある。これ
は撮影装置により顔画像を撮り、瞳孔や瞼を画像処理で
検出するものであり、図37はこの様な装置を用いた従
来の居眠り検出装置の構成図である。図において、1は
検出対象者、2は検出対象者1を照明する、発光の中心
波長が860nmの赤外線LED、3は検出対象者1の
顔画像を電気信号に変換するCCDカメラ、10はCC
Dカメラ3の出力データを一時格納する撮影画像メモ
リ、20は撮影画像メモリ10から瞳孔を抽出する特徴
点抽出回路、40は特徴点抽出回路20のデータを基
に、瞼の開閉を検出して検出対象者が居眠りをしている
か否かを判定する居眠り判定回路である。
【0004】次に動作について説明する。赤外線LED
2は検出対象者1を照射する。検出対象者1の映像は検
出対象者1の顔面を含む所定の領域を撮影できる位置に
設置されたCCDカメラ3に入力され、撮影画像メモリ
10に格納される。特徴点抽出回路20は撮影画像メモ
リ10のデータから瞳孔や目の位置や顔の向きなどを画
像処理により抽出する。居眠り判定回路40では、例え
ば瞳孔を特徴点抽出回路20で抽出することにより、見
かけ上の瞳孔の有無を検出して、一定時間以上瞳孔が見
えなければ眠っていると判断する。
【0005】図38はこのような従来装置において用い
られる赤外画像の例である。図38において、4は紅
彩、5は強膜、6は瞳孔、7は顔面表面である。このよ
うにして得られた画像においては、顔はやや暗く映り、
顔表面に比べて強膜5は暗く映り、強膜5に比べ虹彩4
は暗く、瞳孔6は更に暗く映る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の人物状態検出装
置は、以上のように構成されているので、瞼の開閉を検
出するために複雑な画像処理が必要という問題点があっ
た。即ち、得られた画像に対し、例えばフィルタ演算を
施し、エッジ検出をし、このエッジ形状より、瞼に相当
する弧を探すというパターン認識をし、瞼の位置を求
め、そこからさらに詳しい形状を計算していた。また、
上記エッジ検出に際しても雑音等でエッジがうまく検出
できないと弧が求まらず、画像処理が複雑で時間がかか
るという問題があった。
【0007】一方、論文「瞳孔の抽出処理と頭部の動き
を許容する視線検出装置の試作」(電子情報通信学会論
文誌D−II Vol.J76-D-II No.3)で示されるよう
に、同軸落射装置で顔面を照射すると、網膜反射像が顕
著に撮影でき、例えば2値化処理のような非常に簡単な
画像処理で目の位置を検出できる。なお、ここで、同軸
落射照明とは、カメラの光軸と照明光の照射方向とが同
一になる構造にした照明のことである。
【0008】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、上述の網膜反射像を使って、検
出対象者の状態を検出対象者の作業を妨げることなく非
接触で、かつ実用的に計測できる小型の人物状態検出装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の人物状態検出
装置は、検出対象者の顔面を含む所定の領域の像を入力
する光入力手段、検出対象者を同軸落射照明する照明手
段、光入力手段から出力される撮影画像から、検出対象
者の瞳孔位置を抽出する瞳孔抽出手段、瞳孔抽出手段に
より抽出された瞳孔抽出結果から、顔面上の特徴点を含
む探索範囲を限定する探索範囲限定手段、探索範囲限定
手段が限定した領域内から上記特徴点の位置または形状
を抽出する特徴量抽出手段、及び上記特徴量抽出手段に
より抽出された特徴量抽出結果を用い、検出対象者の状
態を判定する人物状態判定手段を備えたものである。
【0010】また、この発明の人物状態検出装置は、
記特徴量抽出手段により特徴量として瞼を抽出し、この
抽出結果から瞼の開閉度を計算する瞼開閉度計算手段を
有し、上記人物状態判定手段は上記瞼の開閉度から検出
対象者の状態を判定するものである。
【0011】また、この発明の人物状態検出装置は、
孔抽出結果及び特徴量抽出結果から検出対象者の視線を
検出する視線検出手段を有し、上記人物状態判定手段は
上記検出対象者の視線時系列パタ−ンから検出対象者の
状態を判定するものである。
【0012】また、この発明の人物状態検出装置は、
定位置から検出対象者の顔面までの距離を測定する顔面
距離計測手段を有し、上記特徴量抽出手段は上記距離を
用いて特徴量を補正するものである。
【0013】
【0014】また、この発明の人物状態検出装置は、、
検出対象者の顔の向きを測定する顔方向推定手段を有
し、上記特徴量抽出手段は上記顔の向きを用いて特徴量
を補正するものである。
【0015】また、この発明の他の人物状態検出装置
は、検出対象者の顔面を含む所定の領域の像を入力する
光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記検出対象者
と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照射方向とが
少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ同軸となる
ように配置された照明手段、上記光入力手段から出力さ
れる上記検出対象者の撮影画像から、検出対象者の瞳孔
形状を抽出する瞳孔抽出手段、上記瞳孔抽出手段により
抽出された瞳孔形状から瞳孔の径を計り、瞳孔の拡大伸
縮波形を出力する瞳孔波形出力手段、及び上記瞳孔の拡
大伸縮度合いから、上記検出対象者の状態を判定する人
物状態判定手段を備えたものである。
【0016】また、この発明の人物状態検出装置は、上
瞳孔波形出力手段が瞳孔抽出手段により抽出された瞳
孔形状から瞳孔の最大径を計り、瞳孔の拡大伸縮波形を
出力するものである。
【0017】また、この発明の他の人物状態検出装置
は、検出対象者の顔面を含む所定の領域の像を入力する
光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記検出対象者
と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照射方向とが
少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ同軸となる
ように配置された照明手段、上記光入力手段から出力さ
れる上記検出対象者の撮影画像から、検出対象者の瞳孔
位置または瞳孔形状を抽出する瞳孔抽出手段、及び上記
瞳孔抽出手段により抽出された瞳孔抽出結果を用い、上
記検出対象者の状態を判定する人物状態判定手段を備え
た人物状態検出装置であって、上記人物状態判定手段か
らの一次判定結果により検出対象者に刺激を発生する刺
激発生手段を有し、上記人物状態判定手段は、刺激発生
前後の瞳孔の状態を基にして、上記検出対象者の状態を
二次判定するものである。
【0018】また、この発明の他の人物状態検出装置
は、検出対象者の顔面を含む所定の領域の像を入力する
光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記検出対象者
と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照射方向とが
少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ同軸となる
ように配置された照明手段、上記光入力手段から出力さ
れる上記検出対象者の撮影画像から、検出対象者の瞳孔
形状を抽出する瞳孔抽出手段、及び上記瞳孔抽出手段に
より抽出された瞳孔抽出結果を用い、上記検出対象者の
状態を判定する人物状態判定手段を備えた人物状態検出
装置であって、所定位置から上記検出対象者の顔面まで
の距離を測定する顔面距離計測手段を有し、上記瞳孔抽
出手段は上記距離を用いて上記瞳孔形状を補正するもの
である。
【0019】また、この発明の他の人物状態検出装置
は、検出対象者の顔面を含む所定の領域の像を入力する
光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記検出対象者
と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照射方向とが
少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ同軸となる
ように配置された照明手段、上記光入力手段から出力さ
れる上記検出対象者の撮影画像から、検出対象者の瞳
形状を抽出する瞳孔抽出手段、及び上記瞳孔抽出手段に
より抽出された瞳孔抽出結果を用い、上記検出対象者の
状態を判定する人物状態判定手段を備えた人物状態検出
装置であって、上記検出対象者周辺の照度を測定する照
度測定手段を有し、照度測定結果にもとづき上記瞳孔抽
出手段で抽出される瞳孔形状を補正するものである。
【0020】また、この発明の他の人物状態検出装置
は、検出対象者の顔面を含む所定の領域の像を入力する
光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記検出対象者
と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照射方向とが
少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ同軸となる
ように配置された照明手段、上記光入力手段から出力さ
れる上記検出対象者の撮影画像から、検出対象者の瞳孔
形状を抽出する瞳孔抽出手段、及び上記瞳孔抽出手段に
より抽出された瞳孔抽出結果を用い、上記検出対象者の
状態を判定する人物状態判定手段を備えた人物状態検出
装置であって、上記検出対象者の顔の向きを測定する顔
方向推定手段を有し、上記瞳孔抽出手段は上記顔の向き
を用いて上記瞳孔形状を補正するものである。
【0021】
【0022】
【0023】
【作用】この発明の人物状態検出装置においては、検出
対象者の瞳孔位置または瞳孔形状を同軸落射照明を使っ
て検出しているので、簡単な画像処理で瞳孔が抽出で
き、検出対象者の状態を非接触で、容易に判定できる。
【0024】また、抽出された瞳孔抽出結果から、顔面
上の特徴点を含む探索範囲を限定し、限定した領域内か
ら特徴点の位置または形状を抽出して、瞳孔抽出結果ま
たは特徴量抽出結果を用い、検出対象者の状態を判定す
ると、より直接的な特徴量をつかむことができ、検出精
度が上がる。
【0025】また、瞳孔抽出結果または特徴量抽出結果
を記憶する抽出結果記憶手段を設け、抽出結果記憶手段
の記憶内容から検出対象者の状態を判定することによ
り、時系列の平均的データが使え、検出精度が上がる。
【0026】また、瞳孔抽出手段により抽出された瞳孔
形状から瞼の開閉度を推定し、推定された瞼の開閉度か
ら検出対象者の状態を判定することにより、瞬目状態が
判るので、検出対象者の覚醒度も判る。
【0027】また、瞳孔抽出結果から瞬目頻度を推定
し、推定された瞬目頻度から検出対象者の状態を判定す
ることにより、上記と同様、瞬目状態が判るので検出対
象者の覚醒度や緊張度も判る。
【0028】また、瞳孔抽出手段により抽出された瞳孔
形状から瞳孔の径を計り、瞳孔の拡大伸縮波形を求める
ことにより、瞳孔の拡大伸縮度合いが判り、検出対象者
の生理状態や緊張度が判る。
【0029】また、瞳孔形状から瞳孔の径を計る際に最
大径を計ることにより、顔の方向が変わっても瞳孔の大
きさについての正しい評価ができ、信頼性が上がる。
【0030】また、特徴量抽出手段により特徴量として
瞼を抽出し、この抽出結果から瞼の開閉度を計算し、計
算された瞼の開閉度から検出対象者の状態を判定するこ
とにより、確実に瞬目状態が判るので、検出対象者の覚
醒度の判定がより確実になる。
【0031】また、瞳孔抽出結果及び特徴量抽出結果か
ら検出対象者の視線を検出し、視線時系列パタ−ンから
検出対象者の状態を判定することにより、検出対象者の
緊張度も判る。
【0032】また、人物状態判定手段からの一次判定結
果により検出対象者に刺激を発生し、刺激発生前後の瞳
孔または特徴点の状態を基にして検出対象者の状態を二
次判定することにより、刺激を与える前後の状態の変化
が見れるので、人物状態検出精度が向上する。
【0033】また、所定位置から検出対象者の顔面まで
の距離を測定し、瞳孔形状または特徴量を距離により補
正することにより、検出精度が上がる。
【0034】また、検出対象者周辺の照度を測定し、照
度測定結果にもとづき検出対象者の状態を判定すること
により、検出精度が上がる。
【0035】また、検出対象者の顔の向きを測定し、瞳
孔形状または特徴量を補正することにより、検出精度が
上がる。
【0036】また、検出対象者の顔面を含む所定の領域
の像を拡大して光入力手段に入力することにより、検出
精度が上がる。
【0037】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1による人物状態検出装
置を示す構成図であり、図1において、3は検出対象者
1の顔面を含む所定の領域を撮影できる位置に設置され
たCCDカメラ(光入力手段)、2は検出対象者1を照
明する照明手段であり、例えば発光の中心波長が860
nm、放射指向特性±20゜の赤外線LED、8はハー
フミラー、9はブザーである。10はCCDカメラ3の
出力データを一時格納する撮影画像メモリ、21は撮影
画像メモリ10から瞳孔を抽出する瞳孔抽出回路、40
は瞳孔抽出回路21のデータを基に、瞼の開閉を検出し
て検出対象者が居眠りをしているか否かを判定する居眠
り判定回路である。なお、図1の構成の装置は夜間にお
ける撮影装置に適したものである。図2は上記構成の装
置を自動車に搭載した場合の概略構成図である。図2に
おいて、100はフロントガラス、101はインスツル
メントパネルの透明カバー、102はハンドル、103
は座席である。インスツルメントパネル奥にハーフミラ
ー8、LED2、CCDカメラ3を設置する。ブザー9
はハンドル102の軸の上に設置する。
【0038】次に動作について説明する。図1におい
て、光路l1 で照射される赤外線LED2の照明光は、
ハーフミラー8で半分の光を反射し、光路l2 で検出対
象者1の顔面を照射する。検出対象者1の画像は光路l
3 でハーフミラー8を通り、半分の光がCCDカメラ3
に到達し、CCDカメラは検出対象者1の画像を取り込
む。この時、光路l2 とl3 の光軸は検出対象者からみ
て、ほぼ同軸あるいは所定の角度以内(2度)に納まる
ようになっている(同軸落射照明)。本実施例では0度
としており、ハーフミラー8がCCDカメラ3の光軸l
3 となす角度は45゜である。この時検出対象者の撮影
画像は図3のようになる。図3において、上記のような
構成の同軸落射照明により、瞳孔6は網膜で反射された
光により、あたかも瞳孔が光っているように観察され、
顔の表面や他の特徴点に比べて、著しく輝度が高く映
る。これは網膜が入射光と同一方向に反射光を返す性質
を持つからである。図4に撮影画像の輝度分布を示す。
なお、図4(a)は本発明の撮影画像によるもの、図4
(b)は従来の撮像画像によるものである。両者を比べ
ると本発明のものでは瞳孔の位置で明らかに輝度が他の
部分と異なり、従って、得られた画像から、輝度の大小
による2値化の閾値を調整するだけで、図5に示すよう
な2値化画像が得られる。この画像は瞳孔のみが白領域
として2つの円となり、他の部分は黒領域となり、従来
のような複雑な演算処理をしなくても、重心計算等、単
純な演算で容易に瞳孔の位置や形状が検出できる。
【0039】次に図6により居眠りの検出について説明
する。まず、ステップS1でカウンタをリセットし、ス
テップS2で顔画像を入力する。ステップS3では上述
のように上記顔画像に対し輝度の大小による2値化処理
を行ない、瞳孔を抽出する。ステップS4では瞳孔が抽
出できたか否かにより、瞳孔が見えるか否かを判定し、
瞳孔が見えればステップS5へいき、カウンタをリセッ
トし、ステップS2へ戻る。瞳孔が見えなければステッ
プS6でカウンタアップし、ステップS7で5秒以上
(カウンタの値が5000/33=167)瞳孔が見え
ない状態が続いているかを判定し、瞳孔が見えない状態
が続くと眠っていると判断し、ステップS8でブザーを
鳴らす。5秒以下だとステップS2に戻る。
【0040】なお、上記実施例では照明手段20は赤外
線LEDを用いたが、温度による影響を少なくするため
に、広帯域の波長の光を発生するハロゲンランプ、ある
いはハロゲンランプと特定波長の光を分光するフィルタ
で構成した照明手段を用いてもよい。また、カメラはC
CDに限らず、例えばCID(Charge Injection Devic
e )カメラでもよい。
【0041】実施例2. 図7はこの発明の実施例2による人物状態検出装置を示
す構成図である。上記実施例1では瞳孔が見えるかどう
かで居眠りしているか(覚醒度)を判断したが、本実施
例では瞳孔位置の時系列データにより覚醒度を判断する
ものを示す。即ち、居眠り状態になると徐々に顔がうつ
向き、見かけ上の瞳孔の位置が低くなることから、居眠
りを検出するものを示す。図7において、30は瞳孔抽
出回路21で抽出された瞳孔位置を記憶する抽出結果記
憶メモリである。40は抽出結果記憶メモリ30に記憶
された瞳孔位置の時系列データを基に、顔がうつ向いた
時間により居眠りをしているか否かを判定する居眠り判
定回路である。
【0042】次に動作について説明する。図8は本実施
例の動作を説明するフローチャートであり、図におい
て、ステップS10では顔画像を入力する。ステップS
11では実施例1と同様に、顔画像に対し輝度の大小に
よる2値化処理を行ない、瞳孔を抽出する。ステップS
12では抽出した瞳孔の位置(瞳孔高さ)を記憶し、ス
テップS13で5分間のデータを取ったかを判定する。
ステップS14では最初の5分間の瞳孔高さを平均する
ことにより、標準瞳孔高さ(T1)を計算する。5分を
経過すると、ステップS15で再び顔画像を入力し、ス
テップS16で瞳孔を抽出する。ステップS17では過
去2分の平均瞳孔高さを求め、ステップS18でこの平
均瞳孔高さが上記標準瞳孔高さより、あらかじめ定めら
れた値(本実施例では5cm)より低いか否かを判定
し、5cm以上低くなるとステップs19でうつ向いた
状態が長く続いたとして、覚醒度が低下し、居眠り状態
になったと判断する。図9(a)は瞳孔位置の時系列デ
ータであり、図9(b)は平均瞳孔位置の時系列データ
である。図において、t1 は標準瞳孔位置を求めるまで
の時間、T1は求められた標準瞳孔位置、t2 は居眠り
を検出した時間である。この様に本実施例では時系列情
報を用いているので、完全に眠ってからブザーで警告す
るのでなく、覚醒度の低下を判断でき、居眠り検出の質
が向上する。なお、標準瞳孔位置は初期値で固定せず
に、瞳孔位置を求める時間(2分)より長い過去の時間
(例えば30分)の平均値で更新するようにしてもよ
い。
【0043】実施例3. 図10はこの発明の実施例3による人物状態検出装置を
示す構成図である。上記実施例2では瞳孔位置により居
眠りを判定したが、本実施例では顔面上の他の特徴点を
求めることにより、より直接的な特徴量をつかむことが
できるので検出精度を上げることができる。図10にお
いて、22はウィンドウ設定回路(探索範囲限定手段)
であり、瞳孔抽出回路21により抽出された瞳孔位置か
ら、顔面上の他の特徴点、例えば鼻孔の探索範囲となる
領域(ウィンドウ)を決める。23はウィンドウ設定回
路22が限定した領域内から上記特徴点の位置または形
状を抽出する特徴点抽出回路である。例えば、両方の瞳
孔の中心位置から5cm下の位置を中心とする6×6c
m角相当のウィンドウを設定し、探索ウィンドウ内で画
像処理を行い鼻孔を求める。なお、鼻孔は、例えば輝度
の低い直径1cm以下の穴という条件で求められる。3
0は瞳孔抽出回路21で求められた瞳孔位置、及び特徴
点抽出回路23で求められた鼻孔位置を記憶する抽出結
果記憶メモリであり、40は鼻孔と両瞳孔の見かけ上の
位置関係により顔の傾きを求め、うつ向いた時間により
居眠り状態を判定する居眠り判定回路である。
【0044】次に居眠り検出の動作について説明する。
瞳孔抽出回路21で求められた瞳孔位置、及び特徴点抽
出回路23で求められた鼻孔位置は抽出結果記憶メモリ
30で記憶され、実施例2と同様、例えば最初の5分間
の各データを用いて、顔が正面を向いているときの瞳孔
の中心位置から鼻孔中心までの見かけ上の距離S0を求
める。その後、例えば2分間の各データを用いて瞳孔の
中心位置から鼻孔中心までの見かけ上の距離Sを求め
る。このようにして求められたS0、及びSから、顔の
角度θが求められる。即ち、顔がθだけ下に傾いた場合
の見かけ上の距離Sは S=S0・COS(θ) となる。2分間の平均顔角度θを求め、平均顔角度θが
例えば20度以上になると、うつ向いた時間が長いとし
て居眠り状態と判断する。この様に本実施例では実施例
2に比べ、眼だけが上下した場合と、顔全体が下がった
場合との見分けがつき、より検出精度が上がる。
【0045】なお、上記実施例では初期状態からS0を
求めたが、検出対象者にメッセージを出すことにより、
正面を向かせてS0を求めるようにしてもよい。また、
抽出結果記憶メモリ30を設けて2分間、あるいは5分
間の平均を取ったが、抽出結果記憶メモリ30を設け
ず、瞬時の顔の向きを検出するものであってもよい。
【0046】実施例4. 図11はこの発明の実施例4による人物状態検出装置を
示す構成図である。本実施例では瞳孔の縦の長さと横の
長さの比によって瞼の開閉度を推定し、瞼の半開き状態
を検出するものである。図11において、24は瞳孔抽
出回路21により抽出された瞳孔形状から瞼の開閉度を
推定する瞼開閉度推定回路である。30は瞼の開閉度を
記憶する抽出結果記憶メモリ、40は半開き状態の時間
により居眠り状態を判定する居眠り判定回路である。
【0047】次に居眠り検出の動作について説明する。
瞳孔抽出回路21で抽出した瞳孔形状に対し、瞼開閉度
推定回路24は見かけ上の瞳孔の縦の長さyと横の長さ
xを求め、瞳孔の縦の長さと横の長さの比y/xによっ
て瞼の開閉度を求める。図12は瞼の開閉状態を示すも
ので、瞼が開状態から半開き状態へと閉じていくに従
い、y/xが小さくなることを示している。抽出結果記
憶メモリ30はこのようにして求められた瞼の開閉度y
/xを記憶し、居眠り判定回路40でy/xが例えば1
/2以下なら半開き状態と判断し、この状態が例えば2
分以上続くと居眠り状態と判断する。あるいは実施例
2、3と同様、初めの5分間のy/xの平均を取り、そ
の後y/xが初期状態の1/2以下なら半開き状態と判
断し、この状態が2分以上続くと居眠り状態と判断す
る。この様に本実施例では瞳孔形状より瞼の開閉度を推
定することにより、瞬目状態が判り、実施例2と同様、
覚醒度の低下が判断でき、居眠り検出の質が向上する。
【0048】実施例5. 図13はこの発明の実施例5による人物状態検出装置を
示す構成図である。本実施例では瞳孔面積によって瞬目
頻度を推定し、この瞬目頻度により居眠り状態を検出す
るものである。図13において、瞳孔抽出回路21は瞳
孔形状を抽出し、さらに画素数を数えることにより瞳孔
面積を求める。抽出結果記憶メモリ30は例えば10m
s刻みに上記瞳孔抽出回路21で得られた瞳孔面積を記
憶する。31は瞬目頻度計算回路であり、瞳孔面積の時
系列データをしきい値で2値化し、瞬目頻度を計算す
る。40はこの瞬目頻度の数により居眠り状態を判定す
る居眠り判定回路である。
【0049】次に居眠り検出の動作を図14により説明
する。図14(a)は瞬き時の瞳孔面積の変化を示すも
のであり、瞳孔にあたる画素数を数えることにより求め
られる。従って、抽出結果記憶メモリ30に10ms刻
みに瞳孔抽出回路21で得られた瞳孔面積を記憶し、図
14(b)に示すような時系列データを得る。瞬目頻度
計算回路31ではこの時系列データをしきい値T0 で0
と1に2値化し、例えば2分間における0の領域の数を
数えて瞬目頻度を計算する。瞬目頻度と覚醒度の関係は
図15に示すように、覚醒度が高い時は瞬目頻度は10
回程度であるが、覚醒度が低下すると瞬目頻度は高くな
る。本実施例では、瞬目頻度が20回/分を越えると、
居眠り状態と判断する。この様に本実施例では瞳孔形状
より瞬目頻度を推定することにより、実施例4と同様、
瞬目状態が判り、覚醒度の低下が判断でき、居眠り検出
の質が向上する。
【0050】なお、瞬目頻度のしきい値は20にこだわ
らない。覚醒度が高いときの平均頻度を求めておき、例
えば、瞬目頻度が2倍になったときに、居眠りと判断し
ても良い。
【0051】また、上記実施例では居眠りを検出した
が、退屈したときは瞬目頻度が増え、逆に興奮したとき
は瞬目頻度が減少することが知られている。このように
瞬目頻度により興奮や緊張などの心理状態を検出しても
よい。
【0052】実施例6. 図16はこの発明の実施例6による人物状態検出装置を
示す構成図である。本実施例では瞳孔の径を計ることに
より、瞳孔の拡大伸縮度合いを検出し、検出対象者の呼
吸数を検出するものである。図16において、瞳孔抽出
回路21は瞳孔形状を抽出し、さらにその直径を計測す
る。抽出結果記憶メモリ30は例えば10ms刻みに上
記瞳孔抽出回路21で得られた瞳孔の直径を記憶する。
32は瞳孔波形分析回路であり、瞳孔直径の時系列デー
タで例えば図17のように描かれた瞳孔波形を周波数分
析する。41は呼吸数抽出回路であり、瞳孔波形分析回
路32で図18のように周波数分析された結果からその
時の呼吸数を求める。
【0053】次に呼吸数検出の動作を説明する。瞳孔は
細かくみると短時間の間でも微妙に振動しており、図1
7のように微妙に振動している。このうち低周波成分は
呼吸数に対応して変化していることが知られている。図
17を周波数分析したものが図18であり、図18は
0.33Hzにピークがあり、これは20回/分の呼吸
の周期に対応している。本実施例ではこのことを利用
し、瞳孔の直径の変化を見て呼吸数を求める。瞳孔抽出
回路21で瞳孔形状を抽出し、さらにその直径を計測す
る。抽出結果記憶メモリ30は10ms刻みに上記瞳孔
の直径を記憶し、瞳孔波形分析回路32は1分間に一度
瞳孔波形を周波数分析する。分析された結果に対し、呼
吸数抽出回路41は探索する呼吸数の領域でピークを求
めることにより、呼吸数を求める。
【0054】上記実施例では呼吸数のみを求めたが、人
間は緊張すると呼吸数が増えるので、得られた呼吸数に
対し、判定回路を設けて検出対象者の緊張の具合や、あ
るいは病的疾患も求めることができる。
【0055】実施例7. 図19はこの発明の実施例7による人物状態検出装置を
示す構成図である。実施例6では瞳孔の直径の時系列デ
ータに対し周波数分析を行い、呼吸数を計測するものを
示したが、本実施例では瞳孔の平均直径を求め、この平
均直径から検出対象者の緊張度を判定するものを示す。
【0056】瞳孔抽出回路21で瞳孔形状を抽出し、さ
らにその直径を計測し、抽出結果記憶メモリ30に上記
瞳孔の直径を記憶する。緊張度判定回路42では瞳孔の
平均直径を求め、平均直径が所定値以下になると緊張度
が低下したと判断する。なお、図20(a)は瞳孔の直
径の変化を示すもので、実施例6で示した短時間の瞳孔
直径の微妙な振動(図17)とは別に、長時間での比較
的大きな直径の変化が見られる。この変化は平均直径を
取ることにより、図20(b)に示すように検出するこ
とができる。図21はこの平均直径と緊張度の関係を示
すもので、平均直径が小さくなると緊張度が弱まり、ぼ
んやり状態になることが示されている。
【0057】なお、上記実施例6及び7において、瞳孔
形状から瞳孔の直径を計る際に瞳孔の最大径を瞳孔の直
径とすることにより、顔の方向が変わっても瞳孔の大き
さについての正しい評価ができ、信頼性が上がる。
【0058】実施例8. 図22はこの発明の実施例8による人物状態検出装置を
示す構成図である。図において、50は検出対象者1の
顔を拡大縮小してCCDカメラ3のCCD面に像を結ぶ
ようにするズーム機構、51は瞳孔抽出回路21の出力
信号を判断してズーム機構50を駆動するズーム制御回
路、52はCCDカメラの向きを変えるカメラ駆動回路
である。他は図16に示す実施例6と同様のものであ
る。
【0059】次に動作について説明する。CCDカメラ
3の画素数を512×512、検出対象者1の25.6
cm角を撮影するとすると、瞳孔の直径は2〜8mmと
いわれているので、瞳孔直径の素数は4〜16となり、
瞳孔が小さい時には、瞳孔の波形が精度良く抽出できな
い。本実施例は実施例6に加えてズーム機構50を設
け、瞳孔を中心に瞳孔を大きく撮影するので瞳孔波形が
精度良く抽出できる。瞳孔抽出回路21が瞳孔位置を抽
出すると、カメラ駆動機構52はどちらかの瞳孔をCC
Dカメラの中央で撮影できるようにカメラの向きを変え
る。次にズーム制御回路51は検出対象者1を5.1c
m角で撮影するようにズーム機構50を制御する。この
様にすることにより瞳孔は5倍に撮影されるので瞳孔波
形の抽出精度が上がる。また、検出対象者1が少し移動
した場合は、ズーム倍率は同一で、カメラ3の向きだけ
を追従する。検出対象者1の移動が大きく追従できない
場合は、ズーム倍率を1倍にもどして再度瞳孔を検出し
た後、ズームする。
【0060】なお、上記実施例8では実施例6のものに
対し、ズーム機構を設けるものを示したが、実施例1な
いし5、および実施例7に対してもズーム機構を設ける
ことにより瞳孔の正確な形状がわかり、検出精度が上が
る。
【0061】実施例9. 図23はこの発明の実施例9による人物状態検出装置を
示す構成図である。実施例4では瞳孔形状から瞼の開閉
度を推定していたのに対し、本実施例では瞳孔と抽出
後、瞼を抽出し、瞼の抽出結果から直接、瞼の開閉度を
計算し、瞼の開閉度より瞬目波形を求めて覚醒度を検出
するものである。一般に瞬き波形は、図24のようにな
る。図において、縦軸yebは図25に示すように上下瞼
の最大距離であり、y0 は上下瞼が最も開いた状態の最
大距離である。横軸tは時間であり、tp は瞼の閉じた
時、t0s、t0eはy0 /2の時の時間である。図26は
覚醒度が低下した場合に現れる瞬目波形(実線B)と、
覚醒度が低下していない場合の瞬目波形(破線A)であ
る。覚醒度が下がると、個人差はあるが、瞼の瞬き波形
が遅くなる。なお、図26において、y1 は上下実線B
で瞼が最も開いた状態の最大距離、t1s、t1eはy1
2の時の時間である。
【0062】次に動作について説明する。図23におい
て、ウィンドウ設定回路22は瞳孔抽出回路21により
抽出された瞳孔位置から、瞼の探索範囲となる領域(ウ
ィンドウ)を決める。即ち、図25に示すように、上下
瞼の探索用に瞳孔を中心とする5cm角のウィンドウを
設ける。特徴点抽出回路23はウィンドウ設定回路22
が限定した領域内から、画像の上下方向の輝度変化率に
より瞼を抽出し、上下瞼の最大距離yebを求める。抽出
結果記憶メモリ30は最大距離yebの時間変化を瞬目波
形として記憶する。居眠り判定回路40はこの瞬目波形
をパターン識別して分析し、覚醒度低下波形の出現頻度
の推移を見て一定以上になると居眠り状態と判断する。
瞬目波形の分析には、瞬目持続期間teーts、瞼が閉じ
る速度と開く速度の比(tpーts)/(teーtp)(但
し、tsはt1s、t0sを総称して云う。またteはt1e
0eを総称して云う)などが用いられるが、本実施例で
はteーtsを用い、この値が所定値以上になると居眠り
状態と判断する。なお、上記実施例9ではte、tsをy
/2から求めたが、これにこだわらず、例えばy/3の
時の値としてもよい。
【0063】なお、上記実施例9では、瞬目波形を用い
たが、瞼の開閉度から瞬目頻度を求め、この瞬目頻度か
ら覚醒度を求めても良い。また、実施例4と同様、瞼の
開閉度から瞼の半開き状態を判定し、この半開き状態か
ら覚醒度を求めても良い。また、上記実施例9では瞳孔
位置から瞼抽出用のウィンドウを設けて瞼を抽出した
が、瞳孔位置から紅彩抽出用のウィンドウを設け、エッ
ジ検出処理やハフ変換処理により紅彩を求め、実施例4
と同様に紅彩の欠け具合いから瞼の開閉度を推定し、覚
醒度を検出してもよい。
【0064】実施例10. 図27はこの発明の実施例10による人物状態検出装置
を示す構成図である。実施例7では瞳孔の平均直径を計
り、検出対象者の緊張度を検出したが、本実施例は瞳孔
を抽出後、視線を検出して、この視線の時系列パターン
から検出対象者の緊張度を検出するものである。図27
において、60は視線計算回路である。
【0065】次に動作について説明する。図27におい
て、ウィンドウ設定回路22は瞳孔抽出回路21により
抽出された瞳孔位置から、実施例9と同様、瞼の探索範
囲となる領域(ウィンドウ)を決める。特徴点抽出回路
23はウィンドウ設定回路22が限定した領域内から、
瞼を抽出する。視線計算回路60は瞼と瞳孔の位置関係
により視線方向を推定する。図28に視線の求め方を示
す。図28(a)は視線が正面(カメラ方向)を向いて
いる時、図28(b)は右を向いている時、図28
(c)は視線方向を上からみた図である。上下瞼の中心
位置O(これは正面を向いたときの瞳孔の中心位置に相
当する)と瞳孔中心の見かけ上の位置Pが分かると、O
とPの位置関係により視線方向が求められる。即ち、 OPのX方向の距離=d・sin(α) OPのY方向の距離=d・sin(β) 但し、d:眼球の半径(本実施例では日本人の平均であ
る1.22cm) α:X方向への視線の角度 β:Y方向への視線の角度 抽出結果記憶メモリ30は視線計算回路60で求められ
た視線α、βの時系列パターンを記憶する(図29
(a)は視線αに対する時系列パターンの一例)。ぼん
やりしているときは、視線の分散が減る(図29
(b))ことから、緊張度判定回路42は次式
【0066】
【数1】
【0067】より視線の分散を取り(図29(b)は図
29(a)の視線の動きに対する分散)、視線αに対す
る、一定時間内(例えば2分間の)の視線の分散が一定
以上より小さくなれば、ぼんやり状態であると判断す
る。
【0068】実施例11. 図30はこの発明の実施例11による人物状態検出装置
を示す構成図である。上記各実施例では検出対象者の状
態を検出するもの、あるいは検出対象者の状態を検出し
てブザーを鳴らすものを示したが、本実施例はブザーを
鳴らした後の状態も検出し、より人物状態の検出精度を
上げるものである。図30において、91は可視光LE
D(刺激発生手段)、92はブザーである。
【0069】次に動作について説明する。図30におい
て、瞳孔抽出回路21、抽出結果記憶メモリ30の動作
は実施例2のものと同じであり、瞳孔位置の時系列デー
タを記憶する。居眠り判定回路40は抽出結果記憶メモ
リ30に記憶された瞳孔位置の時系列データを基に、顔
がうつ向いた時間により居眠りをしているか否かを判定
し、居眠りしていると仮判定した場合、検出対象者1に
向け可視光LED91を光らせる。さらに居眠り判定回
路40は、可視光LED91発光前の検出対象者の状態
と発光後の状態とを比較し、再度居眠りの判定をした場
合は居眠りと判定し、ブザー92を鳴らす。図31に本
実施例の詳細な動作をフローチャートにより示す。図に
おいて、ステップS10よりステップS18までは実施
例2における図8と同じである。ステップS20におい
て、居眠りと仮判定し(一次判定結果)、ステップS2
1でこの時の瞳孔位置を記憶する。ステップS22では
可視光LED91をオンにし、検出対象者1に刺激を与
える。ステップS23では再度、顔画像を入力する。ス
テップS24ではステップS11と同様に瞳孔位置を抽
出し、ステップS25では抽出した瞳孔位置(瞳孔高
さ)がステップS21で記憶した瞳孔位置と変化してい
るかを判定する。変化がある場合、ステップS26で居
眠り仮判定を解除して、ステップS27で可視光LED
91をオフにする。変化がない場合には、ステップS2
8で居眠り仮判定後、3秒以上経過しているかを判定
し、経過していなければステップS23に戻り、もう一
度顔画像を取る。経過していればうつ向いた状態が警告
後も長く続いたとして居眠りと判定し(二次判定結
果)、ブザー92を鳴らす。
【0070】なお、上記実施例11では実施例2に対す
る人物状態検出装置に対し、刺激を与える前後の状態の
変化を見たが、他の実施例の人物状態検出装置に対して
も、検出対象者の状態に応じて刺激を与え、刺激を与え
る前後の状態の変化を見るようにしてもよい。
【0071】また、上記実施例において、可視光LED
91は小さくなるブザーでもよいし、五感に訴えるもの
であれば他のものであってもよい。また、プラントの制
御板などのオペレータに対しては、「このボタンを押し
て下さい」等の指示を音声で与えるようにしてもよい。
【0072】実施例12. 図32はこの発明の実施例12による人物状態検出装置
を示す構成図である。上記各実施例では検出対象者迄の
距離は一定と仮定して瞳孔の位置や形状、また、瞼等の
特徴点の位置や形状を検出していたが、図33に示すよ
うにカメラと検出対象者との距離Lが遠くなると、見か
け上の瞳孔や瞼等の大きさも小さくなる。検出対象者1
とカメラ3間の標準的な距離をL0とすると、見かけ上
の例えば瞼の大きさyebは Yeb・L0/Lになり、検
出対象者の距離が変動すると瞬目波形に誤差がでる。な
お、Yebは標準距離から見た瞼の大きさである。本実施
例はこの様な距離による瞳孔形状または特徴量の変化を
補正する機能を備えたものであり、実施例9に対する人
物状態検出装置に対し、補正手段を設けたものである。
図32において、70は超音波送信および受信回路から
なる超音波センサ測距回路であり、CCDカメラ3に近
接して設けられている。
【0073】次に動作を説明する。測距は超音波パルス
を超音波センサ測距回路70から検出対象者1に発信
し、超音波が検出対象者1に当った反射波の伝搬時間を
計算することにより、距離Lを求める。 L=v・t/2 但し、v:超音波の伝搬速度、t:エコーを送信してか
ら受信するまでの時間このようにして検出対象者1とカ
メラ3間の距離Lを測り、例えば実施例9で求めるYeb
を距離により以下のように補正して、瞬目波形を得る。 Yeb=yeb・L/L0 以下の居眠り検出の動作は実施例9と同一である。
【0074】なお、上記実施例12では実施例9に対す
る人物状態検出装置に対し、距離による補正を行なった
が、他の実施例の人物状態検出装置に対しても、同様に
所定位置から検出対象者の顔面までの距離を測定し、瞳
孔形状または特徴量を距離により補正することにより、
検出精度が上がる。
【0075】なお、上記実施例では、測距の手段として
超音波センサを用いたが、測距の手段はこれに限るもの
ではなく、カメラレンズの焦点が一致する点から距離を
求める方法でも、頭部に位置計測用のの磁気センサをと
りつける方法でもよい。また、同軸落射撮影装置を複数
用意し、三角測量の原理から顔面上の特徴点の距離を求
める方法でもよい。
【0076】実施例13. 図34はこの発明の実施例13による人物状態検出装置
を示す構成図である。上記各実施例では検出対象者周辺
の照度は一定と仮定して瞳孔の形状を検出していたが、
瞳孔の大きさは例えば図35に示すように明るくなると
小さくなるため、明るさが変動すると誤差がでる。本実
施例はこの様な明るさによる瞳孔形状の変化を補正する
機能を備えたものであり、実施例6に対する人物状態検
出装置に対し、補正手段を設けたものである。図34に
おいて、80は検出対象者近傍に設置した照度センサで
ある。
【0077】次に動作を説明する。照度センサ80で検
出対象者周辺の照度を測定し、瞳孔抽出回路21で抽出
された瞳孔の直径に対し、予め求められた照度に応じた
係数をかけて補正する。このようにすることにより照度
によらない瞳孔波形の分析が可能となる。
【0078】または照度が変化したとき、それまでの瞳
孔波形分析結果を棄却し、新たな瞳孔波形で分析するよ
うにしてもよい。
【0079】実施例14. 図36はこの発明の実施例14による人物状態検出装置
を示す構成図である。上記実施例9では瞼の上下の距離
により覚醒度を判断したが、顔を上下に傾けない場合は
これでうまく行く。顔が上下に傾くと見かけ上、瞼の上
下の距離が小さくなる。本実施例はこの様な検出対象者
の顔の向きによる瞳孔形状または特徴量の変化を補正す
る機能を備えたものであり、実施例9に対する人物状態
検出装置に対し、補正手段を設けたものである。図36
において、25は顔方向推定抽出結果補正回路である。
【0080】次に動作を説明する。顔の上下の角度は実
施例3と同様にして求められる。即ち、瞳孔抽出回路2
1で求められた瞳孔位置、及び特徴点抽出回路23で求
められた鼻孔位置は、顔方向推定抽出結果補正回路25
に入力され、顔が正面を向いているときの瞳孔の中心位
置から鼻孔中心までの距離S0と瞳孔の中心位置から鼻
孔中心までの見かけ上の距離Sを求める。このようにし
て求められたS0、及びSから、顔の上下角度θが求め
られる。 S=S0・COS(θ) 一方、特徴点抽出回路23では実施例9と同様に瞼を抽
出し、上下瞼の最大距離yebを求め、顔方向推定抽出結
果補正回路25に入力される。顔方向推定抽出結果補正
回路25では得られたθとyebの値から瞼の上下の距離
を補正する。 yh=yeb/cos(θ) 但し、yeb:画像から瞼の上下の距離を抽出した抽出結
果 yh:補正後の瞼の上下の距離 θ:顔の上下回転角度(正面は0度) 抽出結果記憶メモリ30は補正後の距離yh の時間変化
を瞬目波形として記憶する。居眠り判定回路40はこの
瞬目波形をパターン識別して分析し、覚醒度低下波形の
出現頻度の推移を見て一定以上になると居眠り状態と判
断する。
【0081】なお上記実施例14では実施例9に対する
人物状態検出装置に対し、顔の上下角度による補正を行
なったが、他の実施例の人物状態検出装置に対しても、
同様に顔の上下角度あるいは左右の角度を測定し、瞳孔
形状または特徴量を上記角度により補正することによ
り、検出精度が上がる。
【0082】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、検出
対象者の顔面を含む所定の領域の像を入力する光入力手
段、検出対象者を同軸落射照明する照明手段、光入力手
段から出力される撮影画像から、検出対象者の瞳孔位
抽出する瞳孔抽出手段、瞳孔抽出手段により抽出され
た瞳孔抽出結果から、顔面上の特徴点を含む探索範囲を
限定する探索範囲限定手段、探索範囲限定手段が限定し
た領域内から上記特徴点の位置または形状を抽出する特
徴量抽出手段、及び上記特徴量抽出手段により抽出され
た特徴量抽出結果を用い、検出対象者の状態を判定する
人物状態判定手段を備えたので、簡単な画像処理で瞳孔
が抽出でき、検出対象者の状態を非接触で、容易に判定
できる効果がある。また、より直接的な特徴量をつかむ
ことができ、検出精度が上がる効果がある。
【0083】
【0084】
【0085】
【0086】
【0087】また、この発明によれば、瞳孔抽出手段に
より抽出された瞳孔形状から瞳孔の径を計り、瞳孔の拡
大伸縮波形を出力する瞳孔波形出力手段を有し、人物状
態判定手段は上記瞳孔の拡大伸縮度合いから、検出対象
者の状態を判定するので、検出対象者の生理状態や緊張
度が判る。
【0088】また、この発明によれば、上記瞳孔波形出
力手段において瞳孔形状から瞳孔の最大径を計るので、
顔の方向が変わっても瞳孔の大きさについての正しい評
価ができ、信頼性が上がる。
【0089】また、この発明によれば、特徴量抽出手段
により特徴量として瞼を抽出し、この抽出結果から瞼の
開閉度を計算する瞼開閉度計算手段を有し、人物状態判
定手段は上記瞼の開閉度から検出対象者の状態を判定す
るので、確実に瞬目状態が判り、検出対象者の覚醒度の
判定がより確実になる。
【0090】また、この発明によれば、瞳孔抽出結果及
び特徴量抽出結果から検出対象者の視線を検出する視線
検出手段を有し、人物状態判定手段は上記検出対象者の
視線時系列パタ−ンから上記検出対象者の状態を判定す
るので、検出対象者の緊張度が判る。
【0091】また、この発明によれば、人物状態判定手
段からの一次判定結果により検出対象者に刺激を発生す
る刺激発生手段を有し、人物状態判定手段は、刺激発生
前後の瞳孔または特徴点の状態を基にして、上記検出対
象者の状態を二次判定するので、人物状態検出精度が向
上する。
【0092】また、この発明によれば、所定位置から検
出対象者の顔面までの距離を測定する顔面距離計測手段
を有し、瞳孔抽出手段または特徴量抽出手段は、上記距
離を用いて瞳孔形状または特徴量を補正するので、検出
精度が上がる効果がある。
【0093】また、この発明によれば、検出対象者周辺
の照度を測定する照度測定手段を有し、照度測定結果に
もとづき瞳孔抽出手段で抽出される瞳孔形状を補正する
ので、検出精度が上がる効果がある。
【0094】また、この発明によれば、検出対象者の顔
の向きを測定する顔方向推定手段を有し、瞳孔抽出手段
または特徴量抽出手段は、上記顔の向きを用いて瞳孔形
状または特徴量を補正するので、検出精度が上がる効果
がある。
【0095】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による人物状態検出装置を
示す構成図である。
【図2】この発明の実施例1による人物状態検出装置を
車載した状態を説明する説明図である。
【図3】この発明の実施例1に係わる光入力手段により
撮像された撮影画像を示す説明図である。
【図4】この発明の実施例1に係わる光入力手段により
撮像された撮影画像を従来のものと比較して説明する説
明図である。
【図5】この発明の実施例1に係わる瞳孔抽出回路によ
り抽出された抽出結果を示す説明図である。
【図6】この発明の実施例1による人物状態検出装置の
動作を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施例2による人物状態検出装置を
示す構成図である。
【図8】この発明の実施例2による人物状態検出装置の
動作を示すフローチャートである。
【図9】この発明の実施例2による人物状態検出装置の
動作を説明する説明図である。
【図10】この発明の実施例3による人物状態検出装置
を示す構成図である。
【図11】この発明の実施例4による人物状態検出装置
を示す構成図である。
【図12】この発明の実施例4による人物状態検出装置
の動作を説明する説明図である。
【図13】この発明の実施例5による人物状態検出装置
を示す構成図である。
【図14】この発明の実施例5による人物状態検出装置
の動作を説明する説明図である。
【図15】この発明の実施例5による人物状態検出装置
の動作を説明する説明図である。
【図16】この発明の実施例6による人物状態検出装置
を示す構成図である。
【図17】この発明の実施例6による人物状態検出装置
の動作を説明する説明図である。
【図18】この発明の実施例6による人物状態検出装置
の動作を説明する説明図である。
【図19】この発明の実施例7による人物状態検出装置
を示す構成図である。
【図20】この発明の実施例7による人物状態検出装置
の動作を説明する説明図である。
【図21】この発明の実施例7による人物状態検出装置
の動作を説明する説明図である。
【図22】この発明の実施例8による人物状態検出装置
を示す構成図である。
【図23】この発明の実施例9による人物状態検出装置
を示す構成図である。
【図24】この発明の実施例9による人物状態検出装置
の動作を説明する説明図である。
【図25】この発明の実施例9による人物状態検出装置
の動作を説明する説明図である。
【図26】この発明の実施例9による人物状態検出装置
の動作を説明する説明図である。
【図27】この発明の実施例10による人物状態検出装
置を示す構成図である。
【図28】この発明の実施例10による人物状態検出装
置の動作を説明する説明図である。
【図29】この発明の実施例10による人物状態検出装
置の動作を説明する説明図である。
【図30】この発明の実施例11による人物状態検出装
置を示す構成図である。
【図31】この発明の実施例11による人物状態検出装
置の動作を説明するフローチャートである。
【図32】この発明の実施例12による人物状態検出装
置を示す構成図である。
【図33】この発明の実施例12による人物状態検出装
置の動作を説明する説明図である。
【図34】この発明の実施例13による人物状態検出装
置を示す構成図である。
【図35】この発明の実施例13による人物状態検出装
置の動作を説明する説明図である。
【図36】この発明の実施例14による人物状態検出装
置を示す構成図である。
【図37】従来の人物状態検出装置を示す構成図であ
る。
【図38】従来の人物状態検出装置に用いられる光入力
手段により撮像された撮影画像を示す説明図である。
【符号の説明】
1 検出対象者 2 赤外線LED 3 CCDカメラ 6 瞳孔 8 ハーフミラー 9 ブザー 10 撮影画像入力メモリ 21 瞳孔抽出回路 22 ウィンドウ設定回路 23 特徴点抽出回路 24 瞼開閉度推定回路 25 顔方向推定抽出結果補正回路 30 抽出結果記憶メモリ 31 瞬目頻度計算回路 32 瞳孔波形分析回路 40 居眠り判定回路 41 呼吸数抽出回路 42 緊張度判定回路 50 ズーム機構 51 ズーム制御回路 52 カメラ駆動機構 60 視線計算回路 70 超音波センサ測距回路 80 照度センサ 91 可視光LED 92 ブザー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐竹 敏英 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 産業システム研究所内 (72)発明者 鷲野 翔一 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 産業システム研究所内 (72)発明者 大川 太 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 生産技術研究所内 (72)発明者 寺下 裕美 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−255033(JP,A) 特開 昭63−258226(JP,A) 特開 平3−165737(JP,A) 特開 平6−262958(JP,A) 特開 平7−61256(JP,A) 特開 平7−61257(JP,A) 特開 平7−93700(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/16 A61B 3/10 - 3/133 G06T 1/00 B60K 28/06 JICSTファイル(JOIS)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出対象者の顔面を含む所定の領域の像
    を入力する光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記
    検出対象者と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照
    射方向とが少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ
    同軸となるように配置された照明手段、上記光入力手段
    から出力される上記検出対象者の撮影画像から、検出対
    象者の瞳孔位置を抽出する瞳孔抽出手段、上記瞳孔抽出
    手段により抽出された瞳孔抽出結果から、顔面上の特徴
    点を含む探索範囲を限定する探索範囲限定手段、上記探
    索範囲限定手段が限定した領域内から上記特徴点の位置
    または形状を抽出する特徴量抽出手段、及び上記特徴量
    抽出手段により抽出された特徴量抽出結果を用い、上記
    検出対象者の状態を判定する人物状態判定手段を備えた
    ことを特徴とする人物状態検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の人物状態検出装置にお
    いて、特徴量抽出手段により特徴量として瞼を抽出し、
    この抽出結果から瞼の開閉度を計算する瞼開閉度計算手
    段を有し、人物状態判定手段は上記瞼の開閉度から検出
    対象者の状態を判定することを特徴とする人物状態検出
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の人物状態検出装置にお
    いて、瞳孔抽出結果及び特徴量抽出結果から検出対象者
    の視線を検出する視線検出手段を有し、人物状態判定手
    段は上記検出対象者の視線時系列パタ−ンから上記検出
    対象者の状態を判定することを特徴とする人物状態検出
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の人物状態検出装置にお
    いて、所定位置から検出対象者の顔面までの距離を測定
    する顔面距離計測手段を有し、特徴量抽出手段は上記距
    離を用いて特徴量を補正することを特徴とする人物状態
    検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の人物状態検出装置にお
    いて、検出対象者の顔の向きを測定する顔方向推定手段
    を有し、特徴量抽出手段は上記顔の向きを用いて特徴量
    を補正することを特徴とする人物状態検出装置。
  6. 【請求項6】 検出対象者の顔面を含む所定の領域の像
    を入力する光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記
    検出対象者と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照
    射方向とが少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ
    同軸となるように配置された照明手段、上記光入力手段
    から出力される上記検出対象者の撮影画像から、検出対
    象者の瞳孔形状を抽出する瞳孔抽出手段、上記瞳孔抽出
    手段により抽出された瞳孔形状から瞳孔の径を計り、瞳
    孔の拡大伸縮波形を出力する瞳孔波形出力手段、及び上
    記瞳孔の拡大伸縮度合いから、上記検出対象者の状態を
    判定する人物状態判定手段を備えたことを特徴とする人
    物状態検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項に記載の人物状態検出装置にお
    いて、瞳孔波形出力手段は瞳孔抽出手段により抽出され
    た瞳孔形状から瞳孔の最大径を計り、瞳孔の拡大伸縮波
    形を出力することを特徴とする人物状態検出装置。
  8. 【請求項8】 検出対象者の顔面を含む所定の領域の像
    を入力する光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記
    検出対象者と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照
    射方向とが少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ
    同軸となるように配置された照明手段、上記光入力手段
    から出力される上記検出対象者の撮影画像から、検出対
    象者の瞳孔位置または瞳孔形状を抽出する瞳孔抽出手
    段、及び上記瞳孔抽出手段により抽出された瞳孔抽出結
    果を用い、上記検出対象者の状態を判定する人物状態判
    定手段を備えた人物状態検出装置であって、上記人物状
    態判定手段からの一次判定結果により検出対象者に刺激
    を発生する刺激発生手段を有し、上記人物状態判定手段
    は、刺激発生前後の瞳孔の状態を基にして、上記検出対
    象者の状態を二次判定することを特徴とする人物状態検
    出装置。
  9. 【請求項9】 検出対象者の顔面を含む所定の領域の像
    を入力する光入力手段、上記検出対象者を照明し、上記
    検出対象者と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光照
    射方向とが少なくとも上記検出対象者近傍においてほぼ
    同軸となるように配置された照明手段、上記光入力手段
    から出力される上記検出対象者の撮影画像から、検出対
    象者の瞳孔形状を抽出する瞳孔抽出手段、及び上記瞳孔
    抽出手段により抽出された瞳孔抽出結果を用い、上記検
    出対象者の状態を判定する人物状態判定手段を備えた人
    物状態検出装置であって、所定位置から上記検出対象者
    の顔面までの距離を測定する顔面距離計測手段を有し、
    上記瞳孔抽出手段は上記距離を用いて上記瞳孔形状を補
    正することを特徴とする人物状態検出装置。
  10. 【請求項10】 検出対象者の顔面を含む所定の領域の
    像を入力する光入力手段、上記検出対象者を照明し、上
    記検出対象者と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光
    照射方向とが少なくとも上記検出対象者近傍においてほ
    ぼ同軸となるように配置された照明手段、上記光入力手
    段から出力される上記検出対象者の撮影画像から、検出
    対象者の瞳孔形状を抽出する瞳孔抽出手段、及び上記瞳
    孔抽出手段により抽出された瞳孔抽出結果を用い、上記
    検出対象者の状態を判定する人物状態判定手段を備えた
    人物状態検出装置であって、上記検出対象者周辺の照度
    を測定する照度測定手段を有し、照度測定結果にもとづ
    き上記瞳孔抽出手段で抽出される瞳孔形状を補正する
    とを特徴とする人物状態検出装置。
  11. 【請求項11】 検出対象者の顔面を含む所定の領域の
    像を入力する光入力手段、上記検出対象者を照明し、上
    記検出対象者と上記光入力手段とを結ぶ光軸と、照明光
    照射方向とが少なくとも上記検出対象者近傍においてほ
    ぼ同軸となるように配置された照明手段、上記光入力手
    段から出力される上記検出対象者の撮影画像から、検出
    対象者の瞳孔形状を抽出する瞳孔抽出手段、及び上記瞳
    孔抽出手段により抽出された瞳孔抽出結果を用い、上記
    検出対象者の状態を判定する人物状態判定手段を備えた
    人物状態検出装置であって、上記検出対象者の顔の向き
    を測定する顔方向推定手段を有し、上記瞳孔抽出手段は
    上記顔の向きを用いて上記瞳孔形状を補正することを特
    徴とする人物状態検出装置。
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