JP3455627B2 - 車両における覚醒度低下検出装置 - Google Patents

車両における覚醒度低下検出装置

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JP3455627B2 JP06668096A JP6668096A JP3455627B2 JP 3455627 B2 JP3455627 B2 JP 3455627B2 JP 06668096 A JP06668096 A JP 06668096A JP 6668096 A JP6668096 A JP 6668096A JP 3455627 B2 JP3455627 B2 JP 3455627B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両運転中のドラ
イバの覚醒度低下を検出し、ドライバに危険を報知する
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両運転中のドライバの覚醒度低
下や居眠りに起因する交通事故を低減することを目的と
して、脳波の測定、ハンドル操作の状況や瞬き等によ
り、ドライバの覚醒度低下や居眠りを検知する技術が提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、測定しているデータが確実に覚醒度の低下や
居眠りの兆候(以下、「覚醒度低下」という)を示して
いるとは言えず、また、測定用のセンサをドライバの体
に装着しなければならない等のために面倒で厄介であ
り、実用化されていないのが実情である。
【0004】そこで、本願出願人は先の出願(特願平7
−173221号)において、ドライバの体に測定用セ
ンサを装着せずに、CCDカメラ等の計測手段により視
線を計測して視線方向の頻度分布パターンを作成し、こ
の頻度分布パターンと覚醒時における視線方向の頻度分
布パターンとを比較することで、覚醒度低下を検出する
覚醒度低下検出装置を案出した。
【0005】ところが、視線方向の頻度分布パターンで
覚醒度低下を検出する方法では、ドライバに感覚や特性
の個人差があるために、正確な覚醒度低下を捉えること
が困難であることが明確になってきた。そこで、本発明
は以上のような先の出願の問題点に鑑み、覚醒度が低下
したときには視線の移動速度の低下やバラツキが生じる
ことに着目し、この視線の移動速度に基づいて高精度に
覚醒度低下の判定を行い得る覚醒度低下検出装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、図1に示すように、車両運転中のドライバの
視線方向を検出する視線方向検出手段Aと、検出された
視線方向に基づいて視線の移動速度を算出する移動速度
算出手段Bと、算出された視線の移動速度に基づいて所
定時間内における視線の移動速度の頻度分布パターンを
作成するパターン作成手段Cと、車両運転中に逐次作成
される頻度分布パターンと車両運転開始直後の頻度分布
パターンとを比較して覚醒度が低下しているか否かを判
定する覚醒度低下判定手段Dと、を含んで構成した。
【0007】このようにすれば、視線方向検出手段によ
りドライバの視線方向を検出し、移動速度算出手段によ
り視線の移動速度が算出され、パターン作成手段により
所定時間内の頻度分布パターンが作成される。そして、
覚醒度低下判定手段により逐次作成される頻度分布パタ
ーンと車両運転開始直後のドライバの感覚や特性の個人
差を反映した頻度分布パターンとが比較され、覚醒度が
低下しているか否かが判定される。従って、ドライバの
体にセンサ等を装着しなくとも、覚醒度低下判定が高精
度に行われる。
【0008】請求項2記載の発明は、警報を発する警報
発生手段を含み、前記覚醒度低下判定手段により覚醒度
が低下していると判定されたときには、前記警報発生手
段により警報を発する構成とした。このようにすれば、
覚醒度が低下していると判定されたときには、警報発生
手段によりドライバに警報が発生される。
【0009】請求項3記載の発明は、車両の走行状態を
検出する走行状態検出手段を含み、前記移動速度算出手
段は、前記走行状態検出手段により車両が走行中である
と検出されたときに、視線の移動速度の算出を実行する
構成とした。このようにすれば、停車中のときには視線
の移動速度の算出が行われることがなくなる、換言する
と、停車中のときはドライバの視線の移動速度に基づい
て頻度分布パターンが作成されなくなるので、視線方向
が走行中とは異なる停車中におけるデータにより覚醒度
低下判定の精度が低下することが防止される。また、停
車中にドライバが仮眠等の休息を取っているときに、不
要な覚醒度低下判定が行われることが防止される。
【0010】請求項4記載の発明は、前記覚醒度低下判
定手段は、作成された頻度分布パターンが車両運転開始
直後の頻度分布パターンと比較して、頻度のピークが低
速側に表れているか、或いは、頻度のピークが不明確で
かつ視線の移動速度にばらつきがある場合に、覚醒度が
低下していると判定する構成とした。このようにすれ
ば、頻度分布パターンに表れる頻度のピークに着目し
て、覚醒度低下判定が行われる。
【0011】請求項5記載の発明は、前記車両運転開始
直後の頻度分布パターンは、予め設定される標準的な頻
度分布パターンと類似しているときに作成される構成と
した。このようにすれば、基準となる頻度分布パターン
が標準的な頻度分布パターンと相違しているとき、例え
ば、頻度分布パターンの作成時に既にドライバの覚醒度
が低下している場合には、かかる状態における頻度分布
パターンが基準パターンとなることが防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。図2は、本発明に係る覚醒度低下検
出装置の一実施例のシステム構成を示すものである。運
転席のインストルメントパネル1には、ドライバの視線
の動きを画像として入力するCCDカメラ2が取り付け
られ、このCCDカメラ2とインストルメントパネル1
には、眼球に目的の反射像を得るために、眼球に赤外線
を照射する赤外発光ダイオード3が取り付けられてい
る。即ち、赤外発光ダイオード3から照射された赤外線
がドライバの網膜及び角膜で反射され、この反射光がC
CDカメラ2に入力される。そして、CCDカメラ2か
らの画像信号が画像処理装置4に入力され、ここでドラ
イバの視線方向をワールド座標系上の視線位置に特定す
る画像処理が行われる。その後、画像処理装置4で得ら
れたドライバの視線位置信号がマイクロコンピュータを
内蔵するコントロールユニット5に入力される。
【0013】また、このコントロールユニット5には、
車両の速度を検出する車速センサ6(走行状態検出手
段)からの車速信号VSPが入力され、この車速信号V
SPとドライバの視線位置信号とに基づいて、後述する
内容の覚醒度低下判定が行われる。さらに、警告灯7及
びブザー8(警報発生手段)がコントロールユニット5
により駆動制御され、覚醒度低下判定処理における各種
情報の報知(主に、データ異常の報知)、及び、覚醒度
低下時の警報が発せられる構成となっている。
【0014】なお、CCDカメラ2、赤外発光ダイオー
ド3及び画像処理装置4を含んで視線方向検出手段が構
成され、また、コントロールユニット5は、移動速度算
出手段、パターン作成手段及び覚醒度低下判定手段とし
ての機能を有している。まず、覚醒度低下判定処理の内
容を説明する前に、どのような原理により覚醒度低下が
検出されるか説明する。
【0015】視線の移動速度vの算出は、図5に示すよ
うに、ある時刻t0 における視線位置が(x0 ,y0
にあったものが、時刻t1 において(x1 ,y1 )にな
ったとすると、次式により算出される。
【0016】
【数1】
【0017】このようにして算出された視線の移動速度
vを所定時間、例えば、10〜15分間継続して算出し
つつ、視線の移動速度vとその頻度dとの相関関係を示
す頻度分布パターン(以下「頻度分布パターン」とい
う)を作成する。ここで、覚醒時における頻度分布パタ
ーンの一例を示す図6(a)を見ると、移動速度vに対
する頻度dのピークが明確に表れており、かつ、そのピ
ークが移動速度vの略中央に表れている。一方、覚醒度
低下時における頻度分布パターンの一例を示す図6
(b)、(c)を見ると、頻度dのピークが明確に表れ
ているにも関わらず、そのピークの位置が低速側に表れ
ているか(図6(b))、或いは、移動速度vに対する
頻度dのピークが明確には表れず、視線の移動速度vが
ばらついている(図6(c))。
【0018】そこで、覚醒時における頻度分布パターン
を基準パターンとし、この基準パターンと車両運転中に
逐次作成される頻度分布パターンとを比較することで、
その時点におけるドライバの覚醒度低下を検出すること
ができるのである。次に、このような覚醒度低下検出処
理の内容を、図3及び図4に示すフローチャートに基づ
いて説明する。この処理は、画像処理装置4及びコント
ロールユニット5において実行されるもので、車両の始
動と同時にその処理が開始される。
【0019】ステップ1(図では、S1と略記する。以
下同様)では、覚醒度低下判定処理における各種の所期
化が行われる。具体的には、カウンタのリセット、警告
灯7を消灯する初期化、及び、覚醒度低下判定の基準と
なる頻度分布パターン(以下「基準パターン」という)
のクリア等が行われる。ステップ2では、車速センサ6
からの車速信号VSP、及び、CCDカメラ2からの画
像信号を読み込む。
【0020】ステップ3では、車速センサ6からの車速
信号VSPに基づいて車両が走行中か否かを判断し、走
行中であればステップ4へと進み、走行中でなければス
テップ2へと戻る。即ち、この処理は、車両が停車して
いるときはドライバの視線方向は走行時のそれとは異な
ることを鑑み、覚醒度低下判定の精度低下を防止すべく
なされるものである。また、ドライバが車両を停車し仮
眠等の休息を取っているときに、不要な覚醒度低下判定
が行われることが防止できる。
【0021】ステップ4では、CCDカメラ2からの画
像信号に基づき視線位置を確定し、この視線位置信号に
基づき視線の移動速度vを算出する。この処理が、移動
速度算出手段に相当する。ステップ5では、視線の移動
速度vとその頻度dとの相関関係を示す頻度分布パター
ン(図6(a)〜(c)参照)を作成する。
【0022】ステップ6では、頻度分布パターンを作成
する基となった視線の移動速度データ量が充分、即ち、
所定数の移動速度データに基づき頻度分布パターンを作
成したか否かを判断し、データ量が充分であればステッ
プ7へと進み、データ量が不充分であればステップ2へ
と戻り、頻度分布パターンの作成を続行する。なお、ス
テップ5及び6の処理が、パターン作成手段に相当す
る。
【0023】ステップ7では、基準パターンは未作成か
否か、即ち、作成された頻度分布パターンが最初のもの
であるか否かを判断し、最初のものであればステップ8
へと進み、最初のものでなければステップ14へと進
む。ステップ8では、予め設定されている標準的な頻度
分布パターン(以下「標準パターン」という)を読み込
む。
【0024】ステップ9では、ステップ2〜ステップ6
の処理で作成された基準となる頻度分布パターンと標準
パターンとを比較し、両パターンが類似していればステ
ップ10へと進み、両パターンが相違していればステッ
プ12へと進む。即ち、基準となる頻度分布パターンが
標準パターンと余りにもかけ離れている場合は、基準と
なる頻度分布パターンの作成を失敗したと判断し、再び
作成しなおすようにしている。この処理は、例えば、頻
度分布パターンの作成時に既にドライバの覚醒度が低下
している場合には、かかる状態における頻度分布パター
ンを基準パターンとしないような考慮がなされている。
【0025】ステップ10では、基準となる頻度分布パ
ターンが無事に作成できたので、この頻度分布パターン
を覚醒度低下判定のための基準パターンとすべくメモリ
に記憶させる。なお、この基準パターンは、ドライバの
感覚や特性の個人差を反映したものとなる。ステップ1
1では、データ異常を示す警告灯7を消灯し、ステップ
2へと戻る。
【0026】一方、ステップ9において基準となる頻度
分布パターンと標準パターンとが相違している、即ち、
基準となる頻度分布パターンの作成を失敗したと判断さ
れた場合のステップ12では、ドライバに基準パターン
の作成が失敗したことを報知するために、警告灯7を点
灯する。ステップ13では、基準パターンを再び最初か
ら作成しなおすために、現在の頻度分布パターンのデー
タを全てクリアし、ステップ2へと戻る。
【0027】また、ステップ7において基準パターンが
作成済であると判断された場合のステップ14では、メ
モリからこの基準パターンを読み込む。ステップ15で
は、頻度分布パターンと基準パターンとを比較し、頻度
分布パターンが基準パターンに比べてそのピークが低速
度側に表れている場合、或いは、ピークが明確に表れて
おらず視線の移動速度vにばらつきが見られる場合に
は、ドライバの覚醒度が低下したと判定しステップ16
へと進み、覚醒度が低下していないと判定した場合には
ステップ2へと戻る。
【0028】なお、ステップ14及び15の処理が、覚
醒度低下判定手段に相当する。ステップ16では、警報
としてのブザー8をONし、ドライバに注意を促す。ス
テップ17では、カウンタをインクリメントする。ステ
ップ18では、カウンタが所定値に達したか否かを判断
し、所定値に達したときにはステップ19へと進み、達
していないときにはステップ17へと戻る。
【0029】ステップ19では、ブザー8をOFFす
る。即ち、ステップ16〜ステップ19の処理で、所定
時間ブザー8を鳴らすことでドライバに注意を促し、居
眠りを開始しそうな覚醒度が低下している状態から目を
覚まさせるようにしている。ステップ20では、ブザー
8用カウンタをリセットし、ステップ2へと戻る。
【0030】以上説明した構成によれば、赤外発光ダイ
オード3から照射された赤外線がドライバの眼球で反射
してCCDカメラ2に入力され、この画像信号に基づき
画像処理装置4が、ワールド座標上に視線方向位置を特
定する。この視線方向位置から視線の移動速度が算出さ
れ、所定時間内に算出された視線の移動速度に基づい
て、視線の移動速度とその頻度との相関関係を示す頻度
分布パターンが作成される。そして、車両運転中に逐次
作成される頻度分布パターンと車両運転開始直後に作成
された頻度分布パターンとを比較することで、ドライバ
の感覚や特性の個人差に関わらず、覚醒度低下判定を高
精度に行うことができる。即ち、各ドライバの車両運転
開始直後の頻度分布パターンと車両運転中に逐次作成さ
れる頻度分布パターンとを比較して覚醒度低下判定を行
っているので、ドライバの個人差を考慮する必要がなく
なる。
【0031】また、覚醒度が低下していると判定された
ときには、警報発生手段によりドライバに警報が発生さ
れるので、例えば、ドライバが居眠りを開始しそうなと
きには、この警報によって目覚めるようになり、覚醒度
低下や居眠りに起因する追突等の事故を回避することが
できる。さらに、ドライバの体にセンサ等を装着する必
要がなくなるので、ドライバの疲労を防ぎつつ、覚醒度
低下検出装置の実用化が推し進められる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、車両運転開始直後の頻度分布パターンと車
両運転中に逐次作成される頻度分布パターンとを比較し
て覚醒度低下判定が行われるので、ドライバの感覚や特
性の個人差を考慮する必要がなくなり、覚醒度低下判定
を高精度に行うことができる。また、従来のように、ド
ライバの体にセンサ等を装着する必要がないので、ドラ
イバの疲労を極力抑えることができる。
【0033】請求項2記載の発明によれば、覚醒度が低
下していると判定されたときにはドライバに警報が発せ
られるので、覚醒度低下や居眠りに起因する追突等の事
故を回避することができる。請求項3記載の発明によれ
ば、停車中には視線の移動速度の算出が行われなくなる
ので、視線方向が走行中とは異なる停車中におけるデー
タにより覚醒度低下判定の精度が低下することを防止で
きる。また、停車中にドライバが仮眠等の休息を取って
いるときに、不要な覚醒度低下判定が行われることを防
止できる。
【0034】請求項4記載の発明によれば、頻度分布パ
ターンに表れる頻度のピークに着目して、簡単な比較手
法により覚醒度低下判定を行うことができる。請求項5
記載の発明によれば、基準となる頻度分布パターンが標
準的な頻度分布パターンと相違しているとき、例えば、
頻度分布パターンの作成時に既にドライバの覚醒度が低
下している場合には、かかる状態における頻度分布パタ
ーンが基準パターンとなることが防止され、覚醒度低下
検出精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1に係るクレーム対応図
【図2】 本発明に係る覚醒度低下検出装置の一実施例
を示すシステム図
【図3】 同上の覚醒度低下判定処理を示すフローチャ
ート
【図4】 同上の覚醒度低下判定処理を示すフローチャ
ート
【図5】 視線の移動速度算出方法を示す図
【図6】 頻度分布パターンの一例を示し、(a)は覚
醒時のパターン、(b)及び(c)は覚醒度低下時のパ
ターンを示す
【符号の説明】
2 CCDカメラ 3 赤外発光ダイオード 4 画像処理装置 5 コントロールユニット 6 車速センサ 8 ブザー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/18 B60K 28/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両運転中のドライバの視線方向を検出す
    る視線方向検出手段と、検出された視線方向に基づいて
    視線の移動速度を算出する移動速度算出手段と、算出さ
    れた視線の移動速度に基づいて所定時間内における視線
    の移動速度の頻度分布パターンを作成するパターン作成
    手段と、車両運転中に逐次作成される頻度分布パターン
    と車両運転開始直後の頻度分布パターンとを比較して覚
    醒度が低下しているか否かを判定する覚醒度低下判定手
    段と、を含んで構成されたことを特徴とする車両におけ
    る覚醒度低下検出装置。
  2. 【請求項2】警報を発する警報発生手段を含み、 前記覚醒度低下判定手段により覚醒度が低下していると
    判定されたときには、前記警報発生手段により警報を発
    することを特徴とする請求項1記載の車両における覚醒
    度低下検出装置。
  3. 【請求項3】車両の走行状態を検出する走行状態検出手
    段を含み、 前記移動速度算出手段は、前記走行状態検出手段により
    車両が走行中であると検出されたときに、視線の移動速
    度の算出を実行することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の車両における覚醒度低下検出装置。
  4. 【請求項4】前記覚醒度低下判定手段は、作成された頻
    度分布パターンが車両運転開始直後の頻度分布パターン
    と比較して、頻度のピークが低速側に表れているか、或
    いは、頻度のピークが不明確でかつ視線の移動速度にば
    らつきがある場合に、覚醒度が低下していると判定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の
    車両における覚醒度低下検出装置。
  5. 【請求項5】前記車両運転開始直後の頻度分布パターン
    は、予め設定される標準的な頻度分布パターンと類似し
    ているときに作成されることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1つに記載の車両における覚醒度低下検出装
    置。
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