JP3226560B2 - 未加硫タイヤカーカスの加硫用金型および該金型の製作方法ならびに該金型を使用したタイヤの加硫方法 - Google Patents
未加硫タイヤカーカスの加硫用金型および該金型の製作方法ならびに該金型を使用したタイヤの加硫方法Info
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Description
加硫および成形用の概してメタル製の金型の製作方法に
関するものである。タイヤ成形用金型はその表面上に異
なるタイプの突起部を含み、したがって未加硫タイヤを
金型の表面に圧着することによりタイヤのトレッドバン
ド内に突起デザインが形成される。しかしながら未加硫
タイヤが金型の表面に圧着されるとき金型表面とタイヤ
との間に空気が存在し、したがって、デザインが金型の
表面からの突起で形成されるので金型とタイヤとの間に
含まれた空気は逃げ場を失って残りかつ巻込まれる。し
たがって加硫タイヤの表面上でくぼみ部分は小さな空洞
を形成する。この空洞は技術的には「不足部」として知
られこれはタイヤの商品価値を損なうものであるが、以
後ここではこの空洞を「バブル(泡)」と呼ぶことにす
る。
止するために、貫通孔または微細割れ目方法が通常組み
合わせて使用され、この方法によりメタル金型には該金
型のボディを半径方向に貫通する極めて小さなホールま
たは狭い割れ目が設けられ、あるいは横方向ホールまた
はスロット方法が使用され、これによれば突出ボディ内
に該突出ボディを貫通して直交するホールまたは狭いス
ロットが形成される。しかしながら貫通孔または類似の
方法においては、ゴムがこれらの開口内に入ってタイヤ
の表面上にゴムの突起部(ばり)を形成するので仕上げ
作業が必要であり、したがって前記ばりを除くためにさ
らに別の装置もまた必要となる。この場合ばりが取り除
かれたとしてもそのあとにそこに痕跡が残り、これによ
り製品の外観が損なわれる。突起部内のホールまたは横
方向スロットの形成あるいは同様の方法の場合には、突
起部の間の空気の巻込みを完全に取り除くことが難しい
という不都合があり、またトレッドの溝の中にもばりか
らなるゴムの突起部が形成され、これがタイヤの外観を
損なうことになる。
1−108512号(1986年)によれば、コンピュ
ータ支援設計および図面システム(CAD)により製作
された薄い中心開口ディスクを軸方向に組立てられ、こ
こでディスクの相互接触面上に溝が形成され該溝がエア
ベントホールとして働くところのシステムがさらに既知
である。このシステムは貫通孔の形成を必要とせずかつ
トレッドの部分修正も容易である。しかしながら組立て
後において、エアベントホールとして使用される該溝は
通常の貫通孔として働き、したがってタイヤの表面上に
ばりが形成される。ばりの形成を防止するために従来技
術において提案された他の方法が日本公開特許第51−
119776号(1976年)に開示され、これによれ
ば分割型部材が組立てられて金型を形成している。この
既知の方法によれば、分割型部材の接合面が通常の加工
表面と同じ程度の面粗さを有するので、これらの相互接
触面の間に微小隙間が存在する。これらの隙間の存在に
よりエアは抜けることができ、一方これらの隙間は極め
て狭いのでゴムはこの微小隙間内に入り込むことができ
ず、したがってバブルおよびばりがタイヤの表面に形成
されないであろう。
これらの従来技術の方法においては、個々の分割型部材
がメタル環状金型を軸方向に切断することによって形成
されたものであり、したがってこの方法はタイヤトレッ
ド上の種々の突起パターンに適用できないという欠点が
ある。さらにとくには、たとえばその表面に複雑なパタ
ーンを有するメタル金型の場合には、もし該金型が円周
方向の複数の切断線によって切断されるならばパターン
ブロックが2つの部分に分割される可能性があり、この
場合その部分の一方は極めて薄くなりこれはその機械的
強度の点から問題点を含んでいる。さらにタイヤのトレ
ッド上に極めて幅の狭い溝を形成したいときは、金型の
ボディ内に約半分だけ突出するメタル薄板を挿入する方
法がとられるが;この場合には切断線が薄板を貫通しな
ければならず、したがって薄板が継目境界に対応して波
を打つ可能性がある。また機械加工の面でも困難であ
る。
術の不都合の観点から開発されたものであり、したがっ
て本発明の目的は、成形マトリックスが極めて多くのト
レッドパターンに適用可能でありかつばりまたはバブル
を形成することがないようなタイヤ成形用金型を提供す
ることである。この目的は、トレッド成形用の金型の環
状部分の少なくとも一部分が複数の小さな分割部品で形
成されることにより達成され、ここでこれらのブロック
が金型マトリックスを形成するように組立てられてしか
も該ブロック間に適当な隙間を維持するように該ブロッ
クは加工される。
る第1の実施態様においては、自動車用未加硫タイヤカ
ーカスの求心型の加硫用金型であって、軸方向に相互に
移動可能であって前記タイヤの側部にほぼ対応する軸方
向に対向する2つの側壁部分(1、2)と;およびトレ
ッドデザインがその上に設けられている前記タイヤのト
レッド部分にほぼ対応する前記側壁部分の間に挿入され
た中央環状部分(10、11、12)であって、前記環
状部分に前記金型の軸の周りに円周方向に配置された複
数のセクタ(6)が設けられ、前記セクタが前記軸に直
角な両方向内で半径方向に移動可能であり、前記セクタ
の半径方向および内部方向表面上に前記セクタに対応す
るトレッドデザインを成形するためのレリーフ(隆起
形)リブマトリックスが設けられている前記中央環状部
分(10、11、12)と;含む未加硫タイヤカーカス
の加硫用金型において、前記金型が:前記マトリックス
が複数のブロック(10、11、12)で構成され、該
ブロックが少なくとも2つの円周方向列状に配置され、
該各ブロックがリブ(10a、11a、12a)を有
し、かつ該ブロックが他の該ブロックからおよび該ブロ
ックを内包するセクタボディ(6)から、加硫タイヤの
表面上のばりの形成を防止するために混合未加硫材料お
よび成形条件のレオメトリー(レオロジー特性測定)的
特性を考慮した予じめ設定した所定幅の隙間(L1、L
2、E)により分離されており、前記ブロック(10、
11、12)が略軸方向の切断線(17、18)および
軸方向と略直交する方向の切断線(15、16)を有す
る前記マトリックスにより形成され、前記略軸方向の切
断線(17、18)および軸方向と略直交する方向の切
断線(15、16)が夫々順次隣接するブロック間の分
離面(15〜18)を形成し、前記略軸方向の切断線
(17、18)が、その範囲内の限定された一部分にお
いて相補しない切断線部分を含んでいる。切断線が相補
していなくてもよいことにより、種々の形状のブロック
を適用し得るからその設計適用範囲も大幅に広がる。
となるまでに少なくとも2000個の成形を可能にする
ように選ばれることが好ましい。この幅の値は前記金型
の作業温度において測定して0.08mm以下であるこ
とが好ましい。上述した如く、ブロック間のこれらの隙
間が貫通しているので巻込みエアに基づく既知の空洞
(バブル)が排出されてその形成は防止され、一方同時
に隙間の幅寸法が適当であるとエラストマー材料の前記
隙間への進入が防止され、したがってばりの形成も防止
できる。前記ブロックが少なくとも3つの円周方向列上
で各列に対し少なくとも50個の前記ブロックが配置さ
れることが好ましく、この場合すべての列でブロックの
個数は同じである必要はない。金型のマトリックスは前
記数のブロックに分割されているので既知のディスクま
たは環状部材と比較してブロックの移動しやすさが向上
され、またこのために極めて多数のトレッドパターンに
対して適切な、丈夫でかつ寿命の長い金型を製作するこ
とが可能である。
の少なくとも一部が複数のブロックで構成され、該ブロ
ックがサポートセクタに対して軸方向および円周方向に
移動可能なように装着されてマトリックスを形成すると
ころの金型が提供される。実際に、上記ブロックのサポ
ートセクタの方向を向く表面上に前記セクタのボディ内
に形成された円周方向溝内に内包される円周方向に形成
された突起部を備え、これにより前記ブロックが前記セ
クタに対して円周方向に移動可能であり;また突起部と
該突起部を内包する対応の溝との間にブロックのサポー
トセクタに対する軸方向内の移動および円周方向の滑り
を可能にする隙間が存在することが好ましい。
能なように支持されているので、もし隣接ブロック間の
隙間がブロックの熱膨張を考慮して正確に計算されるな
らば、組立て中にブロックの側壁同士をくっつけて配置
しかつそれぞれの隙間の合計として残りの隙間を割り当
てるだけで十分であり、したがって隙間の制御は簡単で
ある。
に適当なスペーサを挿入したりしてもよい。さらに一般
にはトレッドパターンは、タイヤの騒音対策として、模
様の基本部分(ピッチ)の線形連続であって各ピッチ間
で模様は類似するが円周上の異なる部分に設けられた
(ピッチ変化)ところの線形連続を有し;この場合本発
明による金型内においては、各ブロックはトレッドパタ
ーンに対し異なるピッチまたは分数ピッチに対応し、こ
れによりトレッドパターンのピッチシーケンスの移動が
他の金型を製作する必要なくブロックの連続内なシーケ
ンスを変えるだけで簡単に実行可能である。
行えるので、軸方向および円周方向のマトリックスの形
状の変更が極めて簡単でありかつ安くできる。本発明の
更に別の態様によれば、前記ブロック間の相互分離面の
少なくとも幾つかに対応し、対応セクタのボディ内のブ
ロックの対向面上に形成されて前記ブロック間の隙間と
連絡するエアベントホールが設けられられているところ
のタイヤ成形用金型が提供される。前記ベントホールは
切替えにより流体吸引手段および流体加圧手段に接続可
能であることが好ましい。
が作動されると、金型内の残留エアは隙間を介して強制
的に抜き取られかつこれらのベントホールから吸引さ
れ、したがってバブル形成は完全に防止される。逆にゴ
ム物質がブロック間の隙間をふさいだ場合、流体加圧手
段がこのベントホールから隙間内に流体を吹き込むこと
により閉塞材料は除去され、これにより隙間がきれいな
状態に維持されてバブル形成の防止が常に確実に行われ
る。
の側部にほぼ対応する軸方向に対向する2つの側壁部分
とおよびタイヤのトレッドにほぼ対応する中央環状挿入
部分とからなるタイヤの加硫用金型であって該金型にお
いて少なくとも前記環状部分が突起部を設けたマトリッ
クスを含み、前記マトリックスが該マトリックスを支持
する対応の金型部分から分離して形成されかつ前記サポ
ート部分上に連続的に装着されているところの該タイヤ
の加硫用金型の製作方法において、前記方法が:前記マ
トリックスを形成するように相互に組立て可能な複数の
形状ブロックであって前記ブロックに前記サポート部分
に向けた表面上に複数の突起部が設けられているところ
の該形状ブロックを形成する工程と;前記サポート部分
のボディ内で前記ブロックに向けた前記表面上にブロッ
クの前記突起部を内包可能な溝を設ける工程と;前記突
起部を対応の溝内に挿入することにより少なくとも2つ
の円周方向列内に前記ブロックを前記サポート部分上に
所定の順序で装着する工程と;各列の1つのブロックを
前記サポート部分に対して円周方向に固定する工程と;
前記突起部を対応の円周方向溝内にて動かすことにより
各列の残りのブロックを前記サポート部分に対して円周
方向に移動させ、これによりブロックを前記既に固定さ
れたブロックに対して密着させて詰め込む工程と;各円
周方向列内および軸方向の連続ブロックの2つの端部の
間の形成隙間の全体の幅を金型の作業温度における前記
ブロックおよび前記サポート部分の熱膨張を考慮して2
つの隣接ブロック間で作業中の金型内において調節する
工程と;加硫タイヤの表面上のばりの形成を防止するよ
うに混合および成形条件のレオメトリー的特性を考慮し
て隣接ブロック間の所定幅の隙間を決定する工程と;を
特徴とするタイヤの加工用金型の製作方法に関するもの
である。上記本発明によっても上述したと同様の効果が
得られる。
が好ましい。前記のようにして製作された金型を使用す
ることにより、金型のクリーニングが必要となるまでに
前記タイヤの少なくとも2000個の成形および加硫サ
イクルを実施することを特徴とするタイヤの加硫方法を
採用可能である。
び利点は、添付図面による本発明の好ましい実施態様の
以下の説明からより明らかになろう。
しい実施態様を説明しよう。図1、図2および図3は空
気タイヤの染色および加硫のための求心型の既知の装置
Mの部分縦断面図および部分横断面図であり、この装置
に本発明が適用された。これらの図において、符号1は
上部金型環状部分を、符号2は下部金型環状部分を、符
号3は円周方向に8または9の要素に分割された金型の
リング部分の一部を形成するサポート部材を示し;ここ
で該上部部分1はその上部面を常に上部プレート4に固
定させ、これにより該上部プレート4と一体になって垂
直方向に移動し、また下部部分2はその下部表面を下部
ベース5に常に固定させて静止状態に維持されている。
上部側面1と下部側面2との間の外側円周方向位置内に
配置されたサポート3はそれぞれセクタ6上に装着さ
れ、これらのセクタ6は半径方向に水平移動が可能なよ
うに上部プレート4の下側に装着されている。フラット
ディスク7が垂直方向に分離してプレート4の上方に装
着され、フラットディスク7の下部表面外側周縁部分に
吊下げられた外部リング8が設けられている。外部リン
グ8の内部周縁面には下向きに発散するテーパが設けら
れ、またそれぞれがT断面を有するプロフィルからなる
8または9個のガイド8aがそれぞれのセクタに対応す
る内部周縁面の所定の母面に沿って配置されている。各
セクタ6は、該セクタの上面と一体でかつ半径方向を向
きさらに上部プレート4内に形成された対応の溝内に内
包される正しいT形状断面を有するプロフィルからなる
ガイド6bにより半径方向に水平に移動可能なように上
部プレート4に吊下げられている。
部周縁面と同じテーパが付けられており;リングおよび
セクタはそれらの間で相互に移動接触が可能なように維
持されている。セクタ6の外面上には前記ガイド8aに
対応する溝6aが設けられ、該ガイド8aは溝6a内に
なめらかに内包されている。
置Mにおいて、本発明による金型部分はサポート3の内
方に装着されるように設計されている。さらにとくに、
以後「マトリックス」で示すこの金型部分(図4)は軸
方向に3つの円周方向カットと円周方向に複数の軸方向
長手カットとを有する小片からなり;ここで上部部分お
よび下部部分の小片は肩ブロック10および11であ
り、中央片はセンターブロック12であり、またこれら
のブロックは組立てられてサポート3内に装着されたと
き、その外面上に空気タイヤのトレッド内に再生される
模様の突出デザインを有するマトリックスが形成され
る。図1は上記加硫装置の開放位置を示し、この位置に
おいて上部側面1が下部側面2に対して高い位置に置か
れ、またフラットプレート7はさらに高い位置に置かれ
てプレート4から引き離されている。
部プレート4に吊下げられていることにより、該セクタ
はプレート4とともに上昇位置に置かれ、またさらにセ
クタ6がプレート4の周りでかつプレート4から離して
配置されているフラットプレート7から吊下がっている
外部リング8により移動されたとき、該セクタ6は金型
の軸の方向に押し出される。したがってセクタ6と一体
のサポート3も金型の軸の周りで上昇位置内に配置され
る。
部側面1、下部側面2およびサポート3の間に含められ
るトロイド状(ドーナッツ形)空間内に挿入され、また
上部プレート4が図示されてないシリンダにより降ろさ
れたときに該プレート4と一体に降下するセクタ6はし
だいに滑ってその降下中に半径方向外側へ移動し、これ
により溝6aと外部リング8のガイド8aとの間を結合
させる。セクタ6の下部面がベース5上に固定されたス
リッププレート9と当接するに至ったときに、上部側面
1は所定位置に停止しかつサポート3は図3に示す開放
状態に到達する。
外部リング8は対応のブロック6の外面に沿って滑りか
つ該対応ブロック6を金型の軸方向へ押し、これにより
個々のブロック6と一体のサポート3は同時に軸方向に
押されて密閉リングを形成する。このようにして図2に
示す閉止状態が形成され、またサポート3の内面上のブ
ロック10、11および12、上部位置内の上部側面1
および下部位置内の下部側面2によってタイヤ外面の形
成のためのマトリックスが形成される。未加硫カーカス
Tは高圧高温流体で供給されかつ室Bの内面に発生され
る圧力によって金型に押し付けられ、このようにして成
形されかつ加硫される。金型を閉止状態から開放状態に
するためには、上記の順序を逆に実行すれば十分である
ことに注目すべきである。
る肩ブロック10および11とセンターブロック12な
らびにこれらブロックのサポート3への取付について以
下に説明しよう。図4は肩ブロック10および11とセ
ンターブロック12とがサポート3内に装着されている
状態を示した斜視図であり、ここでわかりやすくするた
めに幾つかのブロックが取り除かれている。肩ブロック
10および11およびセンターブロック12は、サポー
ト3の内面上に配置されたマトリックスを、軸方向に3
つの部分におよび円周方向に複数の部分に切断されたメ
タルブロックであり;図4には、センターブロック12
および肩ブロック11が他のブロックの充填により僅か
に間隔があけられたように示されている。
を含む3つの円周方向ブロック列内に形成されることが
好ましく:列数は通常タイヤの幅したがって金型の幅と
およびタイヤトレッドのデザインとをもとにして選択さ
れるのが好ましい。各円周方向列内のブロック数の選択
はデザインによって異なり、この数は列ごとに異なって
いてもよい。センターブロック12と肩ブロック10お
よび11との間の分離面15および16は相互に金型の
内側に向けて傾斜され;同じブロック12の間の分離面
17はマトリックスの表面曲面上でリブの交点12aか
ら離れた位置に形成される。
ブ交点10aおよび11aのそれぞれと干渉し合わない
位置に設けられることが好ましい。このようにレリーフ
デザインにおいて、肩ブロックとセンターブロックとが
組立てられたときに、リブ10a、11aおよび12a
により囲まれた大きなくぼみ内に常に分離面17または
分離面18が存在するであろう。マトリックスを軸方向
に分割する分離面15および16が円周方向に配置され
た環状リブを2つに切断し;さらにこれらのリブが一般
に大きな厚みを有するので、それらがたとえ厚さの中心
で切断されたとしても2つの分離された部分の機械的強
度はいずれにしても確保されることがわかるであろう。
有しない場合はこれらのリブから離れた位置に分離面を
設けるだけでよく、これによりすべての分離面はマトリ
ックスのリブのネット(網)にかかわらず任意の位置に
配置することができる。
内に少なくとも軸方向または円周方向内の分離面の少な
くとも1つが存在する。しかしながらバブル形成を防止
するために、いずれのくぼみ内においても軸方向および
円周方向の両方の分離面が存在することが好ましい。以
下の説明でさらによくわかるように、ブロックを形成す
る切断線が直線であることが便利であるが、しかしなが
らこのような条件は必要条件ではなく、とくに複雑なト
レッドデザインに対しては図8aないし図8cの例で示
すように段付き形状または曲線形状を有する切断線を用
いることが好ましい場合がある。
クはダイキャスト技術を用いた精密鋳造アルミニウムで
作られ、またタイヤのトレッド上にデザインの周知のひ
だを形成するために適当な薄いスチールフォイルを付着
させることが好ましい。しかしながら、たとえば数値制
御工作機械で加工された加工面および電食で形成された
デザインとを有するスチールブロック、またはマトリッ
クスの寿命は極めて短いがタイヤ試作品を成形し加硫す
るために他のさらに安い材料(たとえばプラスチック材
料)からなるブロックのような他の材料および他の技術
を用いてもよいであろう。上記ブロックにたとえばメタ
ル材料あるいはとくに適切なチタンのような被覆材料を
被覆してこれによりエラストマー材料の滑りを容易にし
て上記材料の金型面への付着を防止させることも好まし
い。
ブロック12が装着されているサポート3はその内面上
に円周方向に向けられた3つの溝20を備え;ブロック
12の裏面に設けられた突起部12bは僅かの隙間を存
在させて中央溝20内になめらかに内包され、またブロ
ック10および11のそれぞれの裏面上に設けられた突
起部10bおよび11bはそれらの間に小さな隙間を有
して上部および下部溝20内になめらかに内包される。
これらの突起部はたとえば円筒形またはプリズム形の任
意の好ましい形状を有してよく、この場合にこれらの突
起部は円周方向に形成されることが好ましい。したがっ
てすべてのメタルブロック10、11および12がサポ
ート3上に装着されたとき、各ブロックは軸方向にもま
た円周方向にも移動可能である。さらにサポート3の内
面に空気通路のためのベントホール21が、前記分離面
15および16ならびにブロック10および11とサポ
ート3の上縁および下縁との間の分離面に対応する水平
パスに設けられ;さらに任意のセクタに対しては空気通
路のための3つの垂直ベントホール22が設けられ、該
ベントホール22はベントホール21と直角に交差しか
つこれらの組合せにより空気を通過させるためのベント
ホールがネットを形成する。また溝20が空気通路ベン
トホールとして働くことも注目すべきである。
周方向内面上に押さえプレート23が設けられ、該押さ
えプレート23はねじ手段によって固定され、また肩ブ
ロック10および11の端縁は横に伸長する押さえプレ
ート23のフランジ23aと結合するような形状を有し
ている。
路のためのこれらのホール23bがサポート3の垂直ベ
ントホール22と連通するように設けられている。サポ
ート3の相互接合面に関してはこれらの1つの上に溝2
5が形成され、また該溝25に対し半径方向内方の位置
で両方の面座27上にねじ手段で固定された当接片28
が設けられている。
したがって肩ブロック10および11およびセンターブ
ロック12がサポート上に装着されるとき、上部押さえ
プレートおよび下部押さえプレート23がサポート3に
固定され、片28は接合面の1つに固定され、またブロ
ック10、11および12はサポート3に対して摺動可
能であるのでこれらはサポート3上に順次に他の接合面
と接して装着される。したがって、装着されたブロック
はそれらの裏面に存在して溝20の内部に挿入される突
起部によって順次に案内されることから、作業は極めて
容易に行うことができる。さらに相互に接触している分
離面は金型の内部の方向に傾斜されか肩ブロック10お
よび11の下方端縁および上方端縁は押さえプレート2
3と接合されているので、センターブロックおよび肩ブ
ロックの両方はサポート3から抜け出すことはない。
上記のようにサポート3上に装着されたとき、他の片2
8が反対側の接合面上に設けられた座27内に固定さ
れ、このようにしてトレッドデザインに対応するレリー
フデザインを有したマトリックス部分が完成される。
上には空気のためのベントホールネットが形成され、こ
れらのベントホールは下部押さえ板23内に設けられた
ホール23bと連絡する。図示の実施態様においてサポ
ート3は鋼で製作され、一方ブロックは、前述のように
アルミニウムで製作されかつ計算された実在面粗さを有
する面を備え、また室温においてそれぞれのブロックが
サポート内に装着されかつ相互に当接片28に押し付け
られたときに所定の隙間幅L1が円周方向にかつ所定の
隙間幅L2が軸方向に形成されるように設計されてい
る。
に、隙間L1はそれぞれのブロックを円周方向にサポー
トの一端に押し付けたときに形成された残りの空間であ
り、一方ブロック10、11および12が重力の重みで
下に下がったときに肩ブロック10上にできた空間が隙
間L2を形成する。これらの隙間の合計値L1およびL
2を、金型が加硫温度にもたらされたときにサポートと
ブロックとの間の熱膨張差を考慮しながら計算して選択
することにより、個々のブロック間の隙間を適切な値に
維持することができる。
する間、空間L1およびL2はアルミニウムブロック1
0、11および12と鋼サポート3との間の熱膨張差に
より減少し、また最終加硫温度(約160°C)に達す
ると隙間の減少幅はブロック間に均等に分配され、これ
により隣接ブロック間の隙間の幅Eが最大値で0.08
mmに減少されることが好ましい。
ば空気はこの隙間を貫通できるがゴムは一般に前記隙間
を通過できないことが実験で証明されている。さらに正
確には、ゴムが隙間内に進入する可能性は、ゴムの組成
および加硫工程の初期におけるゴムのレオメトリー的特
性とくにその粘度に依存するので、隙間の値、タイヤの
成形圧力および加硫温度が決定されると、これらの条件
においてあるゴムは隙間に進入しないが他のゴムは隙間
に進入してばりを形成することがある。もし隙間が0.
08mmより大きいと大部分のゴムは(通常の加硫の温
度および圧力条件において)隙間に進入してばりを形成
するので、この0.08mmの隙間の値は限界値である
が;0.02mm以下の値の隙間に対してもある特定の
ゴムの場合進入してばりを形成する可能性があるので、
(空気の流れも防止してしまうという値を選ばない限
り)ゴムが絶対に隙間に進入しないところの下限値は存
在しない。
てはとくにトレッドのゴムに対しては、ばりの形成を防
止する隙間の特定の値が存在する。たとえば本出願人は
以下にそれぞれA;B;C;で識別される3種類のエラ
ストマー組成を参照するが、これらは異なる特性および
性能を有するタイヤのトレッドバンドに最終的に使用さ
れる前にかなり実験を行ったものであり、それらの成形
における性能はかなり異なっており、それらは約160
°に等しい初期加硫温度、約28気圧に等しい成形圧力
およびエラストマー材料の100重量%に対する重量%
で表したそれらの組成内に存在するランプブラックおよ
び可塑剤の量によって異なることがわかった。これらの
3種類の混合物を以下に示す。
08mm以下の任意の値に対して(即ち、隙間の値に依
存しないで)最適の性能を示したが、他の混合物B及び
Cは上記0.08mm以下の隙間の大きさに依存して最
適及び非適正の間で変化することがわかった。ここで
「最適」性能とは、加硫タイヤ上にばりの発生がなく、
この範囲では組立金型の必要なクリーニングサイクル
(薬品および/または機械的、すなわち溶剤または研磨
材料の使用)の間に少なくとも2000個の成形サイク
ルを実行可能であることを示す。「非適性」性能とは、
成形タイヤ上にばりが存在しとくに混合物の性能により
隙間を閉塞させ、したがって金型のクリーニングサイク
ルの間に500個以上の成形ができなくなり;さらに金
型の最初のクリーニングののちにはしばしば、最初の利
用サイクル(新しい金型を用いたサイクル)の間に得ら
れた成形個数に到達しなくなることがある。
の幅が限界値であることがわかっても任意の隙間値に対
して最適の性能を示すはずであり、ばりの形成を防止す
るためにはこの値を超えてはならない。一方混合物Bお
よびCは採用された隙間の値に実質的に依存して異なる
性能を示す。
法はしたがってすべてのこの問題をも解決した。実際に
上記隙間L1およびL2を変化できることは、任意のゴ
ムタイプに対して選択する隙間の最終値を最適値に変化
させることを可能にし;クリアランスの移動作業は簡単
かつ迅速な作業であって、これを行うためには1個以上
の片28および他の異なる厚さの押さえプレート23の
1つを交換するだけで十分であり、これにより同じ金型
および同じブロックを用いて異なる値の隙間L1および
L2を形成することができる。
が既に例示した図8a、b、cに示されているが、この
方法は隣接ブロックの接触面の全長のある範囲を相補し
ない切断線で形成することからなり、この場合前記範囲
内の2つのブロック間の距離が正確に所要隙間をあらわ
す。
が、とくに0.08mmのオーダーの隙間の幅に対して
前記全長の30%を超えないことが好ましい。もし実際
に0.08mmの隙間を有する領域が2つの隣接ブロッ
ク間の切断線の全長の30%以上を占める場合にはプリ
ントタイヤの態様は仕様を外れるであろう。
間L1およびL2などを制御することなしにブロックを
組み立てるためのさらに他の方法は、図14aおよび図
14bに示すように薄いスペーサ51を挿入するかまた
は各ブロック50の対向する面に相当突出厚さを形成す
ることであり;この方法によれば形成された隙間Eはブ
ロックおよび金型3の材料タイプにかかわらず常に固定
した値に維持される。さらに最後に記載の方法を用いた
マトリックス組立部分を、前述の方法による組立体と共
に同時にかつ一体に用いることもまた可能である。
手段が設けられ、したがって空気は金型から完全に吸引
可能である。このような手段は実質的にはブロックの方
向に向けられたマトリックスの面上に存在するベントホ
ールネットと吸引装置との間の接続からなり、この接続
はたとえば各マトリックスを接続するためのホール10
0および付属導管105(図9)を介して対応のセクタ
を貫通して装置40と容易に接続することができる。図
10に示すような他の特定の実施態様においては、金型
の下部側面2の押さえプレート23との接合面2a上に
押さえプレート23上のベントホール23bと対応する
位置に空気のベント用開口2bが形成され、またこれら
のベント2bは曲げて形成された固有のベントホールを
通過して1つの吐出口2cに接続されている。この吐出
口2cには吸引装置40の導管41が接続されている
(図9参照)。
えプレート23との接合面1aおよび2a内にシール3
0が内包され、これにより部分1、2および3が組み立
てられた状態においてブロック10、11および12の
裏面上のエア用ベントホール21および22が前記シー
ル30および前に記載のシール26とともに1つの閉空
間を形成し、該閉空間はベントホール23bおよび2b
ならびに導管41を介して吸引装置40と連絡してい
る。成形および加硫の間、吸引装置が作動されてエアは
隣接ブロック10、11および12の間の隙間を介して
適度の減圧(約300mmHg以下)で強制的に吸引可
能であり、これによりエアの巻込みが完全に排除されか
つバブル形成も完全に防止される。さらに図示の実施態
様においては2方向弁が設けられ、該2方向弁は導管4
1の半部分と接続され、かつ加圧エアタンク44がこの
弁42から出る導管43の自由端に接続されている。
エア導管もまた切り替えられ、これにより選択的に吸引
装置または加圧エアタンクを使用することができ、後者
の場合には弁42が加圧エアタンクに接続されて該タン
クが作動され、導管43および41、ホール2bおよび
23bおよびベントホール21および22を介して加圧
エアが隣接ブロック10、11および12の間の隙間か
ら噴き出される。この操作を周期的に行うことによりブ
ロックの間に進入したゴム材料は除去され、これにより
空気の吸引能力を改善させることができる。
日間使用したのちにバブルの存在を確認するために調査
を行ったが、バブルの存在は検出されなかった。上記の
ように図示の実施態様においては、マトリックスは円周
方向および軸方向の両方向に切断されているので、切断
位置の選択の自由度はかなり広くしたがってレリーフ設
計が複雑な場所でもブロック間に適切な分離面が形成可
能であり、これによりバブル形成を有効に防止できる。
さらに不適当な分離面によるマトリックス上のリブの機
械的な強度の低下はもはや存在しない。
リックスは通常タイヤの騒音対策として異なる円周方向
範囲に幾つかの基本デザイン部分(ピッチまたは分数ピ
ッチ)の組合せで構成され、マトリックスがブロックに
分割されるときに、本発明の場合のように各々前記ピッ
チまたは分数ピッチの1つに対応してブロックの連続す
るシーケンスを容易に変更することができ、したがって
新しい金型を作る必要なしに極めて容易に必要なピッチ
変化を導入することができる。
「w」をある範囲内で変化させることが容易である。さ
らにとくには、軸方向に両側で押さえられた2つのセン
ターブロック12とおよびセンターブロックの両側部分
の肩ブロック10および11とが組み合わされたところ
の新しいマトリックスが、第2のブロック列12の挿入
によって肩部分10および11以外のセンターブロック
12だけの簡単なマトリックス修正で容易に形成可能で
ある。
個のブロックが円周方向に組み合わされた1つの金型を
修正することにより10個のブロック追加された70個
のブロックが組み合わされた他のブロックが形成可能で
あり、これによりタイヤの外形「d」を変更させること
ができる。このようにして本発明によるマトリックスの
構造は異なる幅wと異なる直径dとを有するタイヤにも
容易に適用できるので有利である。図13に示すように
外径dが変更されると、厳密にいえばマトリックスは両
方の場合曲率が異なるので異なる多角形を形成するが、
ブロックの円周方向サイズが小さいので実際には問題は
ない。
円周方向に8または9個の組立部品からなる分割リング
を有する求心型ではあるが、本発明は赤道面によって金
型が2つの半部分に分割された加硫用シェル金型にも同
様に適用可能である。
ち1つのシェル金型の下半部分60のとくに断面斜視図
である。この下半部分60は環状形状を有し、さらに相
対くぼみ上向面を備え、これにより側面部分60aおよ
び中央部分60bを形成し、中央部分60b内に肩ブロ
ック61およびセンターブロック62が挿入されてい
る。このような組合せブロックはそれらの間に、タイヤ
のトレッドバンド上にレリーフデザインを成形するマト
リックスを形成する。マトリックスは円周方向に切断さ
れて肩部分およびセンター部分を形成する。センター部
分および肩部分は軸方向に複数の小片に切断され、これ
により肩ブロック61およびセンターブロック62を形
成する。
ガイド溝63および2つのエアのベントホール64が交
互に形成され、両方は円周方向に伸長し、ガイド溝63
は肩ブロック61およびセンターブロック62の裏面上
に形成された突起部を摺動可能に内包するような形状に
形成されている。水平方向を向いているエアのベントホ
ール64は肩ブロック61とセンターブロック62との
間の分離面および肩ブロック61と金型の下部部分60
との間の分離面のそれぞれに対応して配置され;さらに
隣接する肩ブロックと隣接するセンターブロックとの間
の軸方向の分離面に対応して複数の垂直ベントホール6
5が存在する。肩ブロック61とセンターブロック62
とが金型の中央部分60b内に装着されたのちに、押さ
えリング66が金型の下部部分60に固定され、これに
よりセンターブロック62を上方から押さえ付ける。
てない上部シェルが形成され、これにより下部シェルと
上部シェルとを一緒に組み合わせて1つの完全な金型が
形成される。肩ブロック61とセンターブロック62と
の裏面上に存在する水平方向および垂直方向のそれぞれ
のエアのベントホール64および65は閉回路を形成
し、該閉回路に対してエア通路用のホール67が該閉回
路下端部に対応して下部シェル60のボディ内に形成さ
れ、該ホール67は前記の実施態様と同様に2方向弁を
介して吸引装置または加圧タンクに連絡されている。
も切断された肩ブロック61およびセンターブロック6
2を利用してメタルマトリックスが上方および下方部分
の2つの部分に分割されている2つの半部分加硫金型に
おいて、多くの種々のトレッドのデザインに対応して剛
なブロックを形成するように適切な分離面が形成され;
隣接ブロック間の隙間を0.08mm以下のサイズに調
節決定することにより、エアの吸引が形成されてこれに
よりバブルの発生を防止できるので好ましく、さらに前
述のようにゴムが隙間内に進入するのが防止されこれに
よってばりの発生を防止できる。
することにより、エアの吸引を向上しかつばりの形成を
完全に防止することが可能である。この金型においてブ
ロックの円周方向摺動を可能にするマトリックスの構造
が難しい場合が出てくるのは明らかであるが;この場合
のこの欠点は上方から下方へ金型内にブロックを挿入す
ることすなわち円周方向に側面が形成された軸方向コラ
ムに沿って側面方向に形成されたリング領域によって解
決される。隙間L1およびL2の調節決定に関しては変
更ないことは明らかである。
向する側壁部分とおよびそれらの間にはさまれた中央環
状部分とからなるエラストマー材料または可塑性材料の
中空製品のための任意の加硫用金型にいかに適用できる
かがわかり:この金型においては少なくとも前述環状部
分が軸方向に側面が形成された少なくとも2つの円周方
向列内に配置された複数のブロックによって形成され、
前述ブロックが円周方向および軸方向の両方でそれらの
間で相互にかつ前記部分のボディから分離されており、
前記金型の作業温度において測定して好ましくは0.0
8mm以下の値の所定の幅の隙間を形成するのが好まし
い。図16はこの金型の好ましい実施態様を示し;この
図において金型の環状部分のセクタセクション70が示
されている。このセクション70内において上方端縁お
よび下方端縁70aおよび70bが内側方向に伸長し、
また上記端縁に平行に配置されたタイヤのリング面に対
応する面を有する中央部分が、内側方向へ伸長する。
央部分70cとの間および中央部分70cと下部端縁7
0bとの間の空間内に装着されるように形成され、かつ
押さえプレート72により固定される。肩ブロック71
の裏面上に突起部71aが設けられ、該突起部71aは
支持面70上に形成されたガイド70d内に摺動可能に
装着されているので、ブロック71は該ブロック71を
円周方向に摺動可能なようにサポート70上に装着可能
である。
間の隙間の調節決定は簡単であり、これによりバブルお
よびばりの形成は容易に防止される。
ざまでありかつ重要である。まず第1に、マトリックス
は複数のブロックに分割されているので分離面の位置を
多くの種々のトレッド模様に対応して選ぶことが可能で
あり、また長寿命の剛なメタル金型を形成することが可
能であり、さらにまたエアの吸引も容易である。さらに
ブロック間の隙間は適切に開いた状態に維持可能なの
で、加硫中に巻込み空気によるバブルの形成が回避さ
れ、かつ同様に隙間内へのゴムの進入が回避され、これ
によりばりの形成も回避される。
にも分割しているので、シーケンスピッチは容易に変更
可能である。さらにブロックの追加またはブロックの除
去も容易に実行可能であるので、軸方向と円周方向との
両方で金型の寸法を変更することも容易である。これら
のシーケンスのピッチおよび/または寸法の移動の必要
性がおこっても新しい金型を作る必要はないので経済的
である。
硫および成形中に巻き込まれた空気は強制的に吸引可能
であり、したがってバブル形成を完全に防止できる。さ
らにエア加圧手段を使用することにより、隣接ブロック
間の隙間内にたまたま進入した材料は容易に除去可能で
あり、これによりエアが抜き出されるベントホールは常
にクリーンでありしたがってバブル形成は完全に防止さ
れる。本発明の原理を好ましい実施態様について説明し
てきたが、この説明および添付図面はすべて説明用であ
り本発明の目的を制限するものではないことは当然であ
る。
加硫および染色のための既知の装置が開放状態にあると
きのその部分縦断面図を示す。
ける縦断面図を示す。
断面図である。
る。
面による相互接触をなす3つの異なるブロック形状の略
図を示す。
スピッチの概略図を示す。
幅の変更を示すある金型のマトリックスの部分斜視図で
ある。
前記マトリックスの概略図である。
実施の他の好ましい実施態様による相互接触面をなすよ
うに置かれた2つのメタルブロックおよび2つのブロッ
クの一方内の接触面を示す概略図である。
うちの一方のメタルシェル金型の下部部分の部分斜視図
である。
金型セクタ部分の斜視図である。
ベントホール 3、70 中央環状部分 6、70 セクタ 10、11、12、50、61、62、71 ブロック 10b、11b、12b、71a 突起部 15、16、17、18 ブロック相互間の分離面 20、63、70d 溝 40 流体吸引手段 44 流体加圧手段 51 スペーサ L1 円周方向隙間 L2 軸方向隙間
Claims (18)
- 【請求項1】 自動車用未加硫タイヤカーカスの求心型
の加硫用金型であって、 軸方向に相互に移動可能であって前記タイヤの側部にほ
ぼ対応する軸方向に対向する2つの側壁部分(1、2)
と;およびトレッドデザインがその上に設けられている
前記タイヤのトレッド部分にほぼ対応する前記側壁部分
の間に挿入された中央環状部分(10、11、12)で
あって、前記環状部分に前記金型の軸の周りに円周方向
に配置された複数のセクタ(6)が設けられ、前記セク
タが前記軸に直角な両方向内で半径方向に移動可能であ
り、前記セクタの半径方向および内部方向表面上に前記
セクタに対応するトレッドデザインを成形するためのレ
リーフ(隆起形)リブマトリックスが設けられている前
記中央環状部分(10、11、12)と; を含む未加硫タイヤカーカスの加硫用金型において、前
記金型が: 前記マトリックスが複数のブロック(10、11、1
2)で構成され、該ブロックが少なくとも2つの円周方
向列状に配置され、該各ブロックがリブ(10a、11
a、12a)を有し、かつ該ブロックが他の該ブロック
からおよび該ブロックを内包するセクタボディ(6)か
ら、加硫タイヤの表面上のばりの形成を防止するために
混合未加硫材料および成形条件のレオメトリー(レオロ
ジー特性測定)的特性を考慮した予じめ設定した所定幅
の隙間(L1、L2、E)により分離されており、 前記ブロック(10、11、12)が略軸方向の切断線
(17、18)および軸方向と略直交する方向の切断線
(15、16)を有する前記マトリックスにより形成さ
れ、前記略軸方向の切断線(17、18)および軸方向と略
直交する方向の切断線(15、16)が夫々順次隣接す
るブロック間の分離面(15〜18)を形成し、 前記略軸方向の切断線 (17、18)が、その範囲内の
限定された一部分において相補しない切断線部分を含む
ことを特徴とする未加硫タイヤカーカスの加硫用金型。 - 【請求項2】 前記隙間幅が金型のクリーニングが必要
となるまでに少なくとも2000個の成形作業サイクル
を可能にすることを特徴とする請求項1の金型。 - 【請求項3】 前記幅の値が前記金型の作業温度におい
て測定して0.08mm以下であることを特徴とする請
求項1の金型。 - 【請求項4】 前記ブロックが少なくとも3つの円周方
向列状に配置されていることを特徴とする請求項1の金
型。 - 【請求項5】 前記ブロックが各円周方向列に対し少な
くとも50個あることを特徴とする請求項1の金型。 - 【請求項6】 前記ブロックがアルミニウム製であって
精密ダイカストで製作されることを特徴とする請求項1
の金型。 - 【請求項7】 前記ブロック(10、11、12)が鋼
製であって電食法(EDM)により製作され、相互接触
面が数値制御工作機械加工法で加工されることを特徴と
する請求項1の金型。 - 【請求項8】 自動車用未加硫タイヤカーカスの求心型
の加硫用金型であって、 軸方向に相互に移動可能であって前記タイヤの側部にほ
ぼ対応する軸方向に対向する2つの側壁部分(1、2)
と;およびトレッドデザインがその上に設けられている
前記タイヤのトレッド部分にほぼ対応する前記側壁部分
の間に挿入された中央環状部分(10、11、12)で
あって、前記環状部分に前記金型の軸の周りに円周方向
に配置された複数のセクタ(6)が設けられ、前記セク
タが前記軸に直角な両方向内で半径方向に移動可能であ
り、前記セクタの半径方向および内部方向表面上に前記
セクタに対応するトレッドデザインを成形するためのレ
リーフ(隆起形)リブマトリックスが設けられている前
記中央環状部分(10、11、12)と; を含む未加硫タイヤカーカスの加硫用金型において、前
記金型が: 前記マトリックスが複数のブロック(10、11、1
2)で構成され、該ブロックが少なくとも2つの円周方
向列状に配置され、かつ該ブロックが他の該ブロックか
らおよび該ブロックを内包するセクタボディ(6)か
ら、加硫タイヤの表面上のばりの形成を防止するために
混合未加硫材料および成形条件のレオメトリー(レオロ
ジー特性測定)的特性を考慮した予じめ設定した所定幅
の隙間(L1、L2、E)により分離されており、 前記ブロックのサポートセクタ(6)に面する表面に突
起部(10b、11b、12b)が設けられ、該突起部
が前記セクタのボディ内に形成された円周方向溝(2
0、70d)内に内包されこれにより前記ブロックが前
記セクタに対し円周方向に移動可能であることを特徴と
する未加硫タイヤカーカスの加硫用金型。 - 【請求項9】 前記突起部と該突起部を内包する対応の
溝との間にブロックのサポートセクタに対する軸方向移
動を可能にする隙間が存在することを特徴とする請求項
8の金型。 - 【請求項10】 前記ブロック間の相互分離面の少なく
とも幾つかに対応し、対応セクタのボディ内のブロック
の対向面上にエア抜きベントホール(21、22)が設
けられられていることを特徴とする請求項8の金型。 - 【請求項11】 前記ベントホール(21、22)が流
体吸引手段に接続されていることを特徴とする請求項1
0の金型。 - 【請求項12】 前記ベントホール(21、22)が流
体加圧手段にも接続可能であることを特徴とする請求項
11の金型。 - 【請求項13】 自動車用未加硫タイヤカーカスの求心
型の加硫用金型であって、 軸方向に相互に移動可能であって前記タイヤの側部にほ
ぼ対応する軸方向に対向する2つの側壁部分(1、2)
と;およびトレッドデザインがその上に設けられている
前記タイヤのトレッド部分にほぼ対応する前記側壁部分
の間に挿入された中央環状部分(10、11、12)で
あって、前記環状部分に前記金型の軸の周りに円周方向
に配置された複数のセクタ(6)が設けられ、前記セク
タが前記軸に直角な両方向内で半径方向に移動可能であ
り、前記セクタの半径方向および内部方向表面上に前記
セクタに対応するトレッドデザインを成形するためのレ
リーフ(隆起形)リブマトリックスが設けられている前
記中央環状部分(10、11、12)と; を含む未加硫タイヤカーカスの加硫用金型において、前
記金型が: 前記マトリックスが複数のブロック(10、11、1
2、50)で構成され、該ブロックが少なくとも2つの
円周方向列状に配置され、かつ該ブロックが他の該ブロ
ックからおよび該ブロックを内包するセクタボディ
(3、6)から、加硫タイヤの表面上のばりの形成を防
止するために混合未加硫材料および成形条件のレオメト
リー(レオロジー特性測定)的特性を考慮した予じめ設
定した所定幅の隙間(L1、L2、E)により分離され
ており、 前記ブロック(10、11、12、50)に適正厚さの
突起部(10b、11b、12b)が設けられ、前記突
起部が他のブロックとの相互接触面の少なくとも1つの
上に設けられていることを特徴とする未加硫タイヤカー
カスの加硫用金型。 - 【請求項14】 各ブロックが対応のトレッドデザイン
の1ピッチ分またはそれ以下の長さに対応することを特
徴とする請求項13の金型。 - 【請求項15】 自動車用未加硫タイヤカーカスの求心
型の加硫用金型であって、 軸方向に相互に移動可能であって前記タイヤの側部にほ
ぼ対応する軸方向に対向する2つの側壁部分(1、2)
と;およびトレッドデザインがその上に設けられている
前記タイヤのトレッド部分にほぼ対応する前記側壁部分
の間に挿入された中央環状部分(10、11、12)で
あって、前記環状部分に前記金型の軸の周りに円周方向
に配置された複数のセクタ(6)が設けられ、前記セク
タが前記軸に直角な両方向内で半径方向に移動可能であ
り、前記セクタの半径方向および内部方向表面上に前記
セクタに対応するトレッドデザインを成形するためのレ
リーフ(隆起形)リブマトリックスが設けられている前
記中央環状部分(10、11、12)と; を含む未加硫タイヤカーカスの加硫用金型において、前
記金型が: 前記マトリックスが複数のブロック(10、11、1
2)で構成され、該ブロックが少なくとも2つの円周方
向列状に配置され、かつ該ブロックが他の該ブロックか
らおよび該ブロックを内包するセクタボディ(3、6)
から、加硫タイヤの表面上のばりの形成を防止するため
に混合未加硫材料および成形条件のレオメトリー(レオ
ロジー特性測定)的特性を考慮した予じめ設定した所定
幅の隙間(L1、L2、E)により分離されており、 2つの隣接するブロック間に適正厚さをもつスペーサが
挿入されることを特徴とする未加硫タイヤカーカスの加
硫用金型。 - 【請求項16】 タイヤの側部にほぼ対応する軸方向に
対向する2つの側壁部分(1、2)とおよびタイヤのト
レッドにほぼ対応する中央環状挿入部分(11、12)
とからなるタイヤの加硫用金型であって、 少なくとも前記環状部分が前記トレッドの成形用レリー
フリブマトリックスを含み、前記マトリックスが該マト
リックスを支持する対応の金型部分から分離して形成さ
れかつサポート部分(3、6)上に連続的に装着されて
いる該タイヤの加硫用金型の製作方法において、前記方
法が: 前記マトリックスを形成するように相互に組立て可能な
複数の形状ブロックであって、前記ブロックに前記サポ
ート部分(6)に向けた表面上に複数の突起部(10
b、11b、12b)を形成するところの該形状ブロッ
ク(10、11、12)を形成する工程と; 前記サポート部分(6)のボディ内で前記ブロック(1
0、11、12)に向けた前記表面上にブロックの前記
突起部を内包可能な円周方向溝(20)を設ける工程
と; 前記突起部(10b、11b、12b)を対応の溝(2
0)内に挿入することにより少なくとも2つの円周方向
列内に前記ブロックを前記サポート部分(6)上に所定
の順序で装着する工程と; 各列の1つのブロック(10、11、12)を前記サポ
ート部分(3、6)に対して円周方向に固定する工程
と; 前記突起部(10b、11b、12b)を対応の溝(2
0)内にて動かすことにより各列の残りのブロックを前
記サポート部分に対して円周方向に移動させ、これによ
りブロックを前記既に固定されたブロックに対して密着
させて集積する工程と; 連続ブロック(10、11、12)の2つの端部の間で
各円周方向列内に形成された隙間(L1、L2、E)の
全体の幅を、金型の作業温度における前記ブロックおよ
び前記サポート部分の熱膨張を考慮して、2つの隣接ブ
ロック間で作業中の金型内において調節する工程と; 加硫タイヤの表面上のばりの形成を防止するように混合
および成形条件のレオメトリー的特性を考慮して隣接ブ
ロック間の所定幅の隙間(L1)を決定する工程と; を含むことを特徴とするタイヤの加工用金型の製作方
法。 - 【請求項17】 前記幅が金型の作業温度において測定
して0.08mm以下であることを特徴とする請求項1
6の金型の製作方法。 - 【請求項18】 前記金型のクリーニングが必要となる
までに少なくとも2000個の前記タイヤ製造の成形お
よび加硫サイクルを実行することを特徴とする請求項1
乃至15の何れかの金型を使用したタイヤの加硫方法。
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