JP3091687B2 - センス増幅回路 - Google Patents

センス増幅回路

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JP3091687B2
JP3091687B2 JP10117796A JP10117796A JP3091687B2 JP 3091687 B2 JP3091687 B2 JP 3091687B2 JP 10117796 A JP10117796 A JP 10117796A JP 10117796 A JP10117796 A JP 10117796A JP 3091687 B2 JP3091687 B2 JP 3091687B2
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    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits
    • G11C16/28Sensing or reading circuits; Data output circuits using differential sensing or reference cells, e.g. dummy cells

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置の
センス増幅回路に関するものである。より詳細には、本
発明は、フラッシュEEPROM装置に特に適合したセ
ンス増幅回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置が、行列の交差部に配置
したメモリセルのマトリックス(「メモリマトリック
ス」)を具えることは、既知である。マトリックスの行
を通常「ワードライン」と称し、マトリックスの列を
「ビットライン」と称する。
【0003】フラッシュEEPROMメモリセルはフロ
ーティングゲートMOS型電界効果トランジスタを具
え、フローティングゲートMOS型電界効果トランジス
タは、ドレイン電極、ソース電極、制御ゲート電極及び
フローティングゲート電極を有する。制御ゲート電極を
メモリマトリックスの各ワードラインに接続し、ドレイ
ン電極を各ビットラインに接続し、ソース電極を基準電
位に接続する。
【0004】フラッシュEEPROMメモリセルを電気
的にプログラム(すなわち「書込み」)し及び消去する
ことができる。書込み中、いわゆるチャネルホットエレ
クトロン(“CHE”)効果によりフローティングゲー
トMOSFETのフローティングゲート電極に電子が伝
達される。それに対して、消去中、ファウラーノルドハ
イムトンネル効果によりフローティングゲート電極から
電子が除去される。
【0005】フローティングゲート電極に電荷が存在す
ると、フローティングゲートMOSFETの電流/電圧
特性が変わる。実際には、フローティングゲートMOS
FETのしきい値電圧は、フローティングゲート電極の
電荷に応じて変動する。書き込まれたメモリセルは、消
去されたメモリセルのしきい値電圧より高いしきい値電
圧を有する。
【0006】これらのしきい値電圧の差は、読出しモー
ド中、特定のメモリセルを消去するか又は書き込むかを
決定するのに利用される。読み出すべきメモリセルの制
御ゲート電極を接続するワードラインは、消去されたメ
モリセルのしきい値電圧と書き込まれたメモリセルのし
きい値電圧との間の電圧まで電圧が上昇する。メモリセ
ルのドレイン電極が接続されたビットラインの電圧も上
昇する。このような状況では、読み出すべきセメリセル
が書き込まれたメモリセルの場合、(メモリセルの制御
ゲート電極の電圧がそのしきい値電圧より低いので、)
メモリセルの電流が吸い込まれないが、それに対して、
読み出されるべきメモリセルが消去されたメモリセルの
場合、(制御ゲート電極の電圧がそのしきい値電圧より
高いので、)メモリセルの電流が吸い込まれる。
【0007】既知のセンス増幅回路は実際には、読み出
すべきメモリセルにより吸い込まれた電圧信号の電流を
変換する電流/電圧コンバータを具える。代表的には、
この電圧信号は、基準電流の電流電圧変換により得られ
た基準電圧信号と比較される。この基準電圧は、いわゆ
る「基準メモリセル」によって吸い込まれた電流とな
り、この基準メモリセルは、実際のメモリセルを構成す
るものと同一であるが、これは、いわゆる「初期状態」
(紫外光を照射した後にフローティングゲートMOSF
ETにより達成される状態。)に対応する予め設定され
たしきい値電圧を有する。このようにして、メモリセル
間の統計的な幾何配置及びプロセス変動、電圧変動等の
ようなスプリアスの影響の全てが除去される。その理由
は、これらの影響は通常モード信号として取り扱われる
からである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】センス増幅回路の特定
の問題は、センス増幅回路をバイトごとの基準で消去す
るのではなく、区域ごとの基準で消去するという事実に
関するものである。これは、(千から百万の)多数のメ
モリセルが電気的な消去に同時に従うことを意味する。
その結果、消去中の各メモリセルの応答を個々に制御す
ることは不可能であり、実現可能なことは統計的なアプ
ローチのみである。メモリセル及び電圧レール間の導通
路の電気的な特性の僅かな差と、メモリセルの幾何的配
置の電気的な特性の僅かな差とは、メモリセルの消去時
間の統計的な分布を決定し、かつ、しきい値電圧、メモ
リセル電流等のようなメモリセルの電気パラメータの値
の分散を消去した後に発生する。したがって、電気的な
書込みサイクル及び読出しサイクルを繰り返した後、フ
ローティングゲートMOSFETの幾つかには、(通常
は正である)しきい値電圧が負となる程度に過消去(ove
rerase) が発生するおそれがある。
【0009】消耗したメモリセルが一つ存在するだけで
記憶装置全体が停止する。実際、消耗したメモリセル
は、それが選択されなかった場合(すなわち、その制御
ゲート電極の電圧が零である場合)でさえ有限な電流を
吸い込む。消耗したメモリセルと同一のビットラインに
属する書き込まれたメモリセルを読み出そうとする場
合、消耗したメモリセルによって吸い込まれた電流によ
り、センス増幅回路は、書き込まれたメモリセルを、消
去されたメモリセルとして誤って読み出す。換言すれ
ば、消耗したメモリセルによる電流の吸い込みは、読み
出すべきメモリにより吸い込まれた電流に加えるオフセ
ット電流とみなされるおそれがある。このオフセット電
流により、電流/電圧コンバータの出力電圧信号に重ね
合わすべきオフセット電圧が発生する。オフセット電圧
が十分高い場合、これにより、消去されたメモリセルと
して書き込まれたメモリセルを不正確に読み出す原因と
なるおそれがある。
【0010】上記従来の技術にかんがみて、本発明の目
的は、一般に半導体記憶装置用の、特に、消耗したメモ
リセルの存在により悪影響を及ぼされない限りフラッシ
ュEEPROM装置に適合した新規のセンス増幅回路を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、このよ
うな目的は、半導体記憶装置用のセンス増幅回路であっ
て、読み出すべきメモリセルの電流を電圧信号に変換す
る第1電流/電圧変換手段と、基準電流を基準電圧に変
換する第2電流/電圧変換手段と、前記電圧信号を前記
基準電圧信号と比較する電圧比較手段と、前記電圧信号
に接続した第1プレート及び前記電圧比較手段の入力部
に接続した第2プレートを有するとともに前記電圧信号
を前記比較手段から減結合する容量性減結合手段と、切
替手段とを具えるセンス増幅器において、前記切替手段
が、前記メモリセルの選択前に作動して、前記容量性減
結合手段の第2プレートを定電圧に接続し、読み出すべ
き前記メモリセルの電流に重ね合わせるオフセット電流
により前記電圧信号に誘導されるオフセット電圧を補償
するのに好適な電荷を、前記容量性減結合手段に供給す
るようにしたことを特徴とするセンス増幅回路によって
達成される。
【0012】本発明によるセンス増幅回路は、少なくと
もオフセット電流が非常に高い値を取らない限り、フラ
ッシュEEPROM装置中の消耗したメモリセルによっ
て誘導されるようなオフセット電流の存在により悪影響
を及ぼされない。実際、電流−電圧変換された信号とコ
ンパレータとの間に前記容量性手段を設けることによ
り、変換された電圧信号中の任意のオフセットは、コン
パレータの入力の直流寄与から減結合される。読み出す
べきメモリセルによる電流の吸い込みに相当するこのよ
うな直流寄与に対して変換された電圧信号の変動がコン
パレータに供給される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本発明の第1
の実施の形態によるセンス増幅回路は実質的には、二つ
の電流/電圧変換枝路1,2と、コンパレータ3とを具
える。
【0014】「マトリックス枝路」とも称される第1電
流/電圧変換枝路1を、半導体記憶装置のメモリセルM
Cのマトリックスの一群のビットラインBLに結合す
る。フラッシュEEPROM装置の場合には、各メモリ
セルを、マトリックスの一つのビットラインBLのそれ
ぞれに接続したドレイン電極と、他の全てのメモリセル
のソース電極に共通して結合したソース電極と、マトリ
ックスの一つのワードラインWLにそれぞれ接続した制
御ゲート電極とを有するフローティングゲートMOSF
ETで表す。同一の電流/電圧変換枝路1に結合したビ
ットラインBLに属するメモリセルMCは、記憶装置の
外部データラインに対して保有した記憶部を形成する
(フラッシュEEPROM装置は一般に8又は16の外
部データラインを具える。)。
【0015】既知の装置によれば、同一の電流/電圧変
換枝路1に結合したビットラインBLは、例えば八つの
パケット4でグループ化される。各パケット4は、例え
ば8ビットラインBLを具える。各パケット4の内側で
は、各ビットラインBLを、各第1レベル選択Nチャネ
ルMOSFET5のソース電極に接続する。各パケット
4の内側の全ての第1レベル選択MOSFET5のドレ
イン電極を通常、各第2レベル選択NチャネルMOSF
ET6のソース電極に接続する。全ての第2レベル選択
MOSFET6のドレイン電極を通常、第1電流/電圧
変換枝路1のノード7に接続する。
【0016】各MOSFET5のゲート電極を、各第1
レベルビットライン選択信号YN0〜YN7に接続す
る。同様に、各MOSFET6のゲート電極を、各第2
レベルビットライン選択信号すなわちパケット選択信号
YM0〜YM7に接続する。信号YN0〜YN7を、記
憶装置の外部アドレス信号A0〜Anが供給される(図
2に線形的に示された)アドレスデコーディング回路5
0によりそれ自体既知の方法で発生させる。このような
アドレスデコーディング回路は、ワードラインWL選択
用のワードライン選択信号WL0,WL1,─,WLm
も発生させる。
【0017】(代表的には、「エンハンスメント」トラ
ンジスタのしきい値電圧より著しく低いしきい値電圧を
有するいわゆる「固有」(native)トランジスタであり、
代表的には、エンハンスメントトランジスタののしきい
値電圧は約1Vであり、固有トランジスタのしきい値電
圧は0.4〜0.5Vである)NチャネルMOSFET
8は、ノード7に接続したソース電極と、第1枝路1の
ノード9に接続したドレイン電極と、入力部をノード7
に接続したインバータ10の出力部に接続したゲート電
極とを有する。PチャネルMOSFET11は、ノード
9に接続したドレイン電極と、電源ラインVDDに接続
したソース電極と、ノード9に接続したゲート電極とを
有する。MOSFET8及びインバータ10は、メモリ
セルMC用のいわゆる「ドレイン電圧レギュレータ」を
形成し、かつ、ノード7の電圧を約1Vの値に維持し
て、読出し中のメモリセルMCの軟書込み(soft writin
g)を防止する。
【0018】ノード9を、キャパシタC1の一方のプレ
ートに接続し、その他方のプレートを、PチャネルMO
SFET13のドレイン電極も接続されたノード12に
接続する。MOSFET13は、電源ラインVDDに接
続したソース電極と、入力部が信号ATD(「検出した
アドレス遷移」)に接続されたインバータ14の出力部
に接続したゲート電極とを有し、この信号ATDを、後
に詳細に説明するように記憶装置の外部アドレス信号の
変化の遷移を認識すると、(図2に示すような)アドレ
ス遷移検出回路によって作動させる。ノード12をコン
パレータ3の一方の入力部にも接続する。
【0019】第2電流/電圧変換枝路2を、第1枝路1
とほぼ同様にする。枝路2を、「基準」メモリセルMC
Rから成るいわゆる「基準」ビットラインBLRに結合
する。基準メモリセルMCRを、基準電圧をUV消去さ
れたメモリセルの値に設定する点を除いて、メモリセル
MCと全体的に同様とする。
【0020】基準ビットラインBLRを、ゲート電極を
共に電源ラインVDDに接続した二つの直列接続したN
チャネルMOSFET16,17を介して、第2枝路2
のノード15に接続する。これら二つのMOSFET1
6,17はそれぞれ、電源ラインVDDとメモリセルM
C及びメモリセルMCRとの間の電気的な経路と同一の
電気的な経路を有するように、第1枝路1の各ビットラ
インBLに直列な第1レベル選択MOSFET5及び第
2レベル選択MOSFET6の効果をシミュレートす
る。
【0021】基準メモリセルMCRを、メモリセルMC
のマトリックスに設けることができる。逆に、基準メモ
リセルMCRを、メモリセルMCのマトリックスの外部
の基準メモリセルの小マトリックスに設けることができ
る。
【0022】第1枝路1中のノード7と同様に、ノード
15を、NチャネルMOSFET18(固有種)及びイ
ンバータ19を具えるドレイン電圧レギュレータに接続
する。MOSFET18のドレイン電極を、Pチャネル
MOSFET21のドレイン電極にも接続された第2枝
路2のノード20に接続する。MOSFET21は、電
源ラインVDDに接続したソース電極と、ノード20に
接続したゲート電極とを有する。キャパシタC2は、ノ
ード20に結合した第1プレートと、PチャネルMOS
FET23のドレイン電極も接続されたノード22に接
続した第2プレートとを有する。MOSFET23は、
VDDに接続したソース電極と、インバータ14の出力
部に接続したゲート電極とを有する。ノード22を、コ
ンパレータ3の第2入力部に接続する。
【0023】コンパレータ3の出力24をラッチ25に
供給し、その出力26を、各外部データライン(図示せ
ず)を駆動する出力バッファ(それ自体既知であり、し
たがって図示せず)に供給する。
【0024】図2に示すように、フラッシュEEPRO
M装置に、アドレス遷移検出回路も設ける。各外部アド
レス信号A0〜Anを、XNOR(排他NOR)論理ゲ
ート27の第1入力部に直接供給するとともに、遅延線
Dを介してXNORゲート27の第2入力部に供給す
る。全てのXNORゲート27の出力を、共通して接続
するとともに単安定回路28の入力部に供給する。単安
定回路28の出力は信号ATDを形成する。
【0025】外部アドレス信号A0〜Anのうちの一つ
のみの論理状態が遷移しても、予め設定された持続時間
のパルスを単安定回路28の出力部に発生させる。
【0026】図3A〜3Dは、書き込まれたメモリセル
及び消去されたメモリセルの読出し動作の際の時間的な
連続を示す。
【0027】読出し動作は、外部アドレス信号A0〜A
nの論理形態が変化する際に開始する。瞬時t0では、
第1レベル選択信号YN0〜YN7のうちの一つ(YN
i)及び第2レベル選択信号YM0〜YN7のうちの一
つ(YMj)を、アドレスデコーディング回路50によ
って作動させる(図3A)。信号YN0〜YN7のうち
の一つ及び信号YM0〜YN7のうちの一つは、実際に
は、外部アドレス信号A0〜Anの特定の論理形態に依
存して作動される。第1レベル選択MOSFET5のう
ちの一つ及び第2レベル選択MOSFET6のうちの一
つをターンオンして、読み出すべきメモリセルを含むビ
ットラインBLを、電流/電圧変換枝路1のノード7に
接続する。基準ビットラインBLRを、その代わりに、
第2変換枝路2のノード15に永久的に接続する。
【0028】ワードライン選択信号WL0〜WLmのう
ちのいずれも作動しないので、第2変換枝路2に電流が
流れなく、したがって、ノード20の電圧V20及びノ
ード22の電圧V22はVDDに等しい。消耗した(す
なわち負のしいき値電圧の)メモリセルが、選択したビ
ットラインBLに存在しないので、選択したビットライ
ンBLの寄生キャパシタンスCBLがドレイン電圧レギ
ュレータ8及び10によって設定された電圧に充電され
るまで、第1変換枝路1に過渡電流が流れる。寄生キャ
パシタンスCBLが充電されると、ノード9の電圧V9
及びノード12の電圧V12がVDDまで上昇する。
【0029】MOSFET13及び23がオフの間、ノ
ード12及び22は、コンパレータ3の高インピーダン
ス入力のみに接続したフローティング状態である。
【0030】それに対して、選択したビットラインBL
のメモリセルMCのうちの一つ又はそれ以上を消耗する
場合、消耗したメモリセルは、ゲート電圧が零の場合で
も有限電流を吸い込む。その結果、ビットラインの寄生
キャパシタンスCBLが充電された後でさえ、電流が第
1変換枝路1を流れ続ける。このような電流を、MOS
FET11の両端間の電圧降下が原因で電圧V9をVD
Dより低い値に設定するオフセット電流と見なすことが
できる。VDDと実際のV9との間の差はオフセット電
圧となる。従来のセンス増幅回路では、オフセット電流
が十分に高い場合には、消去されたメモリセルに対する
書き込まれたメモリセルの誤った読出しに対して信頼性
がある。
【0031】瞬時t1(図3B)でアドレス信号A0〜
Anが変化しても、信号ATDにアドレス遷移検出パル
スが発生する。ATDパルスはPチャネルMOSFET
13及び23をオンにして、ノード12及び22をVD
Dに接続する。消耗したメモリセルが、選択したビット
ラインBL中に存在する場合、キャパシタC1は、零に
等しい電圧VC1まで充電される。代わりに選択したビ
ットラインBLが、消耗したメモリセルを含む場合、キ
ャパシタC1は、ノード12の電圧V12(VDD)と
電圧V9との間の差に等しい電圧VC1まで充電され、
この電圧V9は、消耗したメモリセルにより誘導された
オフセット電流に依存する。ATDパルスは、少なくと
もキャパシタC1が完全に充電されたと仮定するのに十
分な予め設定した持続時間を有する。キャパシタC2
は、その両方のプレートがVDDであるので、零にほぼ
等しい電圧VC2まで充電される。
【0032】ATDパルスが終了すると、MOSFET
13及び23がターンオフし、ノード12及び22がV
DDから切り離される(これらノードは、これらをコン
パレータ3の入力部に接続するので、ほとんどフローテ
ィング状態のままである。)。
【0033】ATDパルスの終了後の瞬時t2では、ア
ドレスデコーディング回路50は、ワードライン選択信
号WL0,WL1,…,WLnのうちの一つ(WLk)
を作動させる(図3C)。選択したワードラインWLの
電圧をVDDまで上昇させる。基準ビットラインBLR
の基準メモリセルMCRのうちの一つをターンオンし、
それは電流の吸い込みを開始する。これによりノード2
0の電圧降下が発生する。キャパシタC2に対する放電
経路が存在しないので、ノード22の電圧V22は、電
圧V20に従い、かつ、MOSFET21と基準メモリ
セルMCRとの間の寸法比によって決定された値に設定
される(図3D)。
【0034】選択したビットラインBL及びワードライ
ンWLに接続したメモリセルMCを書き込まれたメモリ
セルと仮定するので、その制御ゲート電極の電圧VDD
はそれをターンオンするのに十分でなく、それは電流を
吸い込まない。電圧V9が変動せず、かつ、電圧V12
はVDDレベルに十分維持されたままである。電圧V1
2はノード22の電圧より高い。この電圧差はコンパレ
ータ3によって検出され、その出力24は例えば“0”
論理レベルに切り替わる。この論理レベルは、(代表的
には出力バッファ回路を介して)読み出されるデータを
発生させる各外部データラインを駆動するラッチ25に
記憶される。
【0035】ここで、瞬時t4において、外部アドレス
信号A0〜Anの論理形態が変化して、新たな読出し動
作を開始すると考える。ワードライン選択信号WLkは
不作動状態となる。瞬時t5において、第1レベル選択
信号YN0〜YN7及び第2レベル選択信号YM0〜Y
M7のうちの一方(YNi’,YMj’)を作動状態に
して、新たなビットラインBLを変換枝路1に接続す
る。瞬時t6においてATDパルスが開始し、ATDパ
ルスの終端に続く瞬時t7において、ワードライン選択
信号WL0,WL1,…,WLmのうちの一つ(WL
k’)を、新たなワードラインを選択するよう作動させ
る。
【0036】ここで、選択したビットラインBL及びワ
ードラインWLに接続したメモリセルMCを消去したメ
モリセルと考えるので、その制御ゲート電極の電圧VD
Dはそれをターンオンし、セルが電流を吸い込む。この
電流を、(消耗したセルが存在する場合)それらセルに
よって誘導したオフセット電流に加え、かつ、電圧V9
に更なる降下を発生させる。キャパシタC2が放電経路
を有しないので、電圧V12は電圧V9に従い、かつ、
電圧V22より下に降下する(その理由は、消去された
メモリセルMCによって吸い込まれた電流が、UV消去
された基準メモリセルMCRによって吸い込まれた電流
より大きいからである。)。コンパレータ3の出力部2
4は“1”論理レベルに切り替わり、この論理レベルを
ラッチ25に記憶させる。
【0037】キャパシタC1を、ノード9からノード1
2に減結合する。ATDパルス中、キャパシタC1を、
消耗したメモリセルの任意のオフセット電流により第1
変換枝路1に誘導したオフセット電流を補償する電圧V
C1まで充電する。したがって、電圧V12は、消耗し
たメモリセルが存在しない場合と同様である。
【0038】既に説明したセンス増幅回路の正確な動作
に対してATDパルスとワードライン選択信号WL0,
WL1,…,WLnとの間の重ね合わせを必要としない
ことは重要である。実際、キャパシタC1を、ノード9
に発生した電圧降下をオフセット電流のみによって補償
する電圧VC1まで充電する必要がある。ATDパルス
は、キャパシタC1を完全に充電すると仮定する程度に
十分長くする必要がある。
【0039】ラッチ25を、漏れ電流によるキャパシタ
C1の低速放電によって生じた外部データラインのスプ
リアス遷移を防止する必要がある。
【0040】以上説明したセンス増幅回路及び従来既知
のセンス増幅回路の速度パフォーマンスが、基準ビット
ラインBLRに関連する寄生キャパシタCBLRの低速
放電が原因のV20の長い設定時間によって主に制限さ
れることを、等業者は認識している。
【0041】図4は、向上した速度パフォーマンスを有
する本発明のセンス増幅回路の他の実施の形態を示す。
本実施の形態では、基準メモリセルMCRの基準ビット
ラインBLRを、メモリセルMCのマトリックスの外部
の単一メモリセルMCRに置換する。外部基準メモリセ
ルMCRを、ワードライン選択信号WL0,WL1,
…,WLnに対して相違するタイミングを有する信号V
GRによって駆動する(図6C及び6E)。また、Pチ
ャネルMOSFET13及び23も、図6B及び6Dに
示すように、相違するタイミングを有する二つの別個の
アドレス遷移検出信号ATDM及びATDRによって制
御する。
【0042】この配置により、感知動作を続行するのに
要求される時間を減少させることができる。実際には、
基準ビットラインBLRを単一基準メモリセルMCRに
置換しているので、電圧V20を安定させるのに要求さ
れる時間が短い。その理由は、基準メモリセルMCRに
関連する寄生キャパシタンスが以前の実施の形態のCB
LRのものに比べて著しく低いからである。さらに、こ
の場合、基準メモリセルMCRを、ワードライン選択信
号WL0,WL1,…,WLmのうちの一つ(WLk)
を作動させる前に作動させており、その結果、読み出す
べきメモリセルを作動させると、電圧V22が既に設定
される。これにより、メモリセルを感知するのに要求さ
れる時間がさらに減少する。
【0043】図5は、この第2の実施の形態によるセン
ス増幅回路のアドレス遷移検出回路の線形図を示す。
【0044】ATD信号をラッチ29に供給し、その出
力は、第2変換枝路2のMOSFET23を駆動する信
号ATDRを形成する。ラッチ29には、各読出しの終
端にてラッチ29の成分をリセットするリセット信号R
も供給される。また、ラッチ29の出力を、複数の2入
力ANDゲート30に対する第1入力として共通して発
生させ、その第2入力に、アドレスデコーディング回路
50によって発生したワードライン選択信号のうちの一
つをそれぞれ供給し、その出力は信号WL0〜WLmを
形成する。信号ATDRは遅延回路31にも供給され、
その出力は、基準メモリセルMCRを駆動するゲート信
号VGRを形成する。遅延回路31の出力も複数の2入
力ANDゲート32に対する第1入力として共通して発
生させ、その第2入力に、アドレスデコーディング回路
50により発生した第1レベル列選択信号及び第2レベ
ル列選択信号のうちの一つをそれぞれ供給し、その出力
は信号YN0〜YN7,YM0〜YM7を形成する。信
号VGRは単安定回路33にも供給され、その出力は、
第1変換枝路1のMOSFET13を駆動する信号AT
DMを形成する。
【0045】図2の回路の場合のように、ATD信号
を、少なくとも外部アドレス信号A0〜Anのうちの一
つの遷移によって発生させる。ATD信号(図6A)の
作動により、信号ATDR(図6B)をハイにするとと
もにメモリセルの読出しが完了するまで(、すなわち、
リセット信号Rがそれをロー論理状態にリセットするま
で)この状態のままにする作動が生じる。ハイになる信
号ATDRはMOSFET23をオフにし、したがって
ノード22をフローティング状態のままにする。信号V
GRを、予め設定した遅延後作動させてハイとし(図6
C)、したがって信号YNi,YMiをハイにする(図
6F)。また、信号VGRが単安定回路の出力にてAT
DMパルス(図6D)を開始して、ノード12をVDD
に接続するMOSFET13を作動させる。ATDMパ
ルスを、信号WL0,WL1,…,WLmのうちの一つ
(WLk)を作動させる前にMOSFET12をターン
オフさせるような長さにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるセンス増幅回路の第1の実施の形
態の線形図である。
【図2】図1のセンス増幅回路を制御するアドレス遷移
検出回路の線形図である。
【図3】A〜Dは、図1のセンス増幅回路の信号のタイ
ミング図である。
【図4】本発明によるセンス増幅回路の第2の実施の形
態の線形図である。
【図5】図4のセンス増幅回路を制御するアドレス遷移
検出回路の線形図である。
【図6】A〜Dは、図4のセンス増幅回路の信号のタイ
ミング図である。
【符号の説明】
1,2 電流/電圧変換枝路 3 コンパレータ 4 パケット 5 第1レベル選択NチャネルMOSFET 6 第2レベル選択NチャネルMOSFET 7,9,12,15,20,22 ノード 8,16,17,18 NチャネルMOSFET 10,14,19 インバータ 11,13,21,23 PチャネルMOSFET 24,26 出力 25,29 ラッチ 27 排他NOR論理ゲート 28,33 単安定回路 30,32 2入力ANDゲート 31 遅延回路 50 アドレスデコーディング回路 A0,An 外部アドレス信号 ATD 信号 ATDM,ATDR アドレス遷移検出信号 BL ビットライン BLR 基準ビットライン CBL,CBLR 寄生キャパシタ C1,C2 キャパシタ D 遅延線 MC メモリセル MCR 基準メモリセル R リセット信号 t1,t2,t6 瞬時 V12,V22 電圧 VDD 電源ライン WL ワードライン WL0,W01,…,WLk,WLm ワードライン選
択信号 YN0,…,YN7,YNi,YNi’ 第1レベルビ
ットライン選択信号 YM0,…,YM7,YMj,YMj’ 第2レベルビ
ットライン選択信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−252594(JP,A) 特開 昭59−180893(JP,A) 特開 昭56−111188(JP,A) 特開 平8−255495(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 16/06

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体記憶装置用のセンス増幅回路であ
    って、読み出すべきメモリセル(MC)の電流を電圧信
    号(V9)に変換する第1電流/電圧変換手段(1)
    と、基準電流を基準電圧(V20)に変換する第2電流
    /電圧変換手段(2)と、前記電圧信号(V9)を前記
    基準電圧信号(V20)と比較する電圧比較手段(3)
    と、前記電圧信号(V9)に接続した第1プレート及び
    前記電圧比較手段(3)の入力部に接続した第2プレー
    トを有するとともに前記電圧信号(V9)を前記比較手
    段(3)から減結合する容量性減結合手段(C1)と、
    切替手段(13)とを具えるセンス増幅器において、前
    記切替手段(13)が、前記メモリセル(MC)の選択
    前に作動して、前記容量性減結合手段(C1)の第2プ
    レートを定電圧(VDD)に接続し、読み出すべき前記メ
    モリセル(MC)の電流に重ね合わせるオフセット電流
    により前記電圧信号(V9)に誘導されるオフセット電
    圧を補償するのに好適な電荷を、前記容量性減結合手段
    (C1)に供給するようにしたことを特徴とするセンス
    増幅回路。
  2. 【請求項2】 前記オフセット電流を、読み出すべき前
    記メモリセル(MC)に並列に接続した少なくとも一つ
    の消耗したメモリセル(MC)によって吸い込まれた電
    流としたことを特徴とする請求項1記載のセンス増幅回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第1電流/電圧変換手段(1)は、
    電源(VDD)と読み出すべき前記メモリセル(MC)
    との間に直列に接続した第1電流/電圧変換枝路(1)
    を具え、前記電圧比較手段(3)は、前記第1変換枝路
    (1)の出力部(9)に結合した第1入力部を有するコ
    ンパレータ(3)を具え、前記容量性減結合手段(C
    1)は、前記コンパレータ(3)の第1入力部と前記第
    1変換枝路(1)の出力部(9)との間に接続した減結
    合キャパシタ(C1)を具えることを特徴とする請求項
    1記載のセンス増幅回路。
  4. 【請求項4】 前記電荷を前記容量性減結合手段(C
    1)に供給する手段(13)は、前記コンパレータの第
    1入力部と前記電源(VDD)との間に接続するととも
    に前記キャパシタ(C1)を前記電源(VDD)に接続
    するよう電気的に作動する切替手段(13)を具えるこ
    とを特徴とする請求項3記載のセンス増幅回路。
  5. 【請求項5】 前記第2電流/電圧変換手段(2)は、
    前記電源(VDD)と前記基準電流を発生させる電流発
    生手段との間に直列に接続した第2電流/電圧変換枝路
    (2)を具え、前記第2変換枝路(2)は、前記コンパ
    レータ(3)の第2入力部に結合した出力部(20)を
    有することを特徴とする請求項4記載のセンス増幅回
    路。
  6. 【請求項6】 前記電流発生手段は、読み出すべき前記
    メモリセル(MC)と同一で予め設定されたしきい値電
    圧を有する基準メモリセル(MCR)を具えることを特
    徴とする請求項5記載のセンス増幅回路。
  7. 【請求項7】 前記第2変換枝路(2)の出力部(2
    0)と前記コンパレータ(3)の第2入力部との間に接
    続した第2減結合手段(C2)と、前記コンパレータ
    (3)の第2入力部と前記電源(VDD)との間に接続
    するとともに前記第2減結合キャパシタ(C2)を前記
    電源(VDD)に電気的に接続するように作動する第2
    トランジスタ手段(23)とを具えることを特徴とする
    請求項5又は6記載のセンス増幅回路。
  8. 【請求項8】 前記半導体記憶装置が、行(WL)及び
    列(BL)の交差部に配置した前記メモリセルのマトリ
    ックスと、前記第1電流/電圧変換枝路(1)に対して
    一群の前記列(BL)のうちの一つを電気的に結合する
    列選択手段(5,6)と、前記記憶装置の外部アドレス
    信号(A0〜An)に応答して前記列選択手段(5,
    6)を駆動する列選択信号(YN0〜YN7,YM0〜
    YM7)及び前記行(WL)のうちの一つを選択する行
    選択信号(WL0,WL1,WLm)を発生させるアド
    レスデコーディング手段(50)と、前記列選択信号
    (YN0〜YN7,YM0〜YM7)の作動と前記行選
    択信号(WL0,WL1,WLm)の作動との間の予め
    設定された時間に対して、前記外部アドレス信号(A0
    〜An)の変化に応答して前記外部アドレス信号(A0
    〜An)を時間的に作動させるアドレス遷移検出手段
    (D,27,28)を具えることを特徴とする請求項7
    記載のセンス増幅回路。
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