JP2002230989A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2002230989A
JP2002230989A JP2001023188A JP2001023188A JP2002230989A JP 2002230989 A JP2002230989 A JP 2002230989A JP 2001023188 A JP2001023188 A JP 2001023188A JP 2001023188 A JP2001023188 A JP 2001023188A JP 2002230989 A JP2002230989 A JP 2002230989A
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semiconductor memory
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Isao Nojiri
勲 野尻
Atsushi Oba
敦 大庭
Yoshihide Kai
芳英 甲斐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高感度のセンスアンプ構成を有する不揮発性
半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 本発明の不揮発性半導体記憶装置では、
アレイセル側の検出電流を電圧に変換するNMOSダイ
オードN5と並列に定電流回路C0を配置し、リファレ
ンスセル側の検出電流を電圧に変換するNMOSダイオ
ードN6と並列に定電流回路C1を配置する。定電流回
路C0,C1により、オフセット電流Icomを流す。
差動アンプ2の2つの入力電圧の差が広がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不揮発性半導体
記憶装置に関し、より特定的には不揮発性メモリセルの
データ読出のための構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の不揮発性半導体記憶装置では、基
本的に差動アンプを用いてデータの読出を行う。
【0003】ここで、従来の不揮発性半導体記憶装置に
おけるデータ読出のためのセンスアンプ構成について、
図12を用いて説明する。読出対象とするメモリセルを
アレイセル6a、アレイセル6aのデータを検出するた
めに用いるリファレンスセルをリファレンスセル6bと
記す。
【0004】アレイセル6aは、Yゲート(NMOSト
ランジスタ)4a,5aを介して電流検出部3aに接続
され、リファレンスセル6bは、Yゲート(NMOSト
ランジスタ)4b,5bを介して電流検出部3aに接続
される。
【0005】電流検出部3a、Yゲート4a,5aおよ
びアレイセル6aを含めてプリセンスアンプ部1aと記
す。電流検出部3b、Yゲート4b,5bおよびリファ
レンスセル6bを含めてプリセンスアンプ部1bと記
す。
【0006】電流検出部3aは、PMOSトランジスタ
P1およびP2ならびにNMOSトランジスタN1およ
びN2を含む。トランジスタP2とN2とは、電源電圧
Vccを受ける電源ノードと接地電圧を受けるノードG
NDとの間に直列に接続される。トランジスタP2のゲ
ートは、活性/非活性を制御するイネーブル信号Eを受
け、トランジスタN2のゲートはノードZ1と接続され
る。
【0007】トランジスタP1とN1とは、電源ノード
とノードZ1との間に直列に接続され、トランジスタN
1のゲートは、トランジスタP2とN2との接続ノード
と接続される。
【0008】アレイセル6aのゲートを駆動するワード
線VWLを活性化し、Yゲート4a,5aをオンするこ
とにより、アレイセル6aのドレインが電流検出部3a
に接続される(アレイセル6aの選択)。
【0009】電流検出部3bは、PMOSトランジスタ
P3およびP4ならびにNMOSトランジスタN3およ
びN4を含む。トランジスタP4とN4とは、電源電圧
を受ける電源ノードとノードGNDとの間に直列に接続
される。トランジスタP4のゲートはイネーブル信号E
を受け、トランジスタN4のゲートはノードZ3と接続
される。
【0010】トランジスタP3とN3とは、電源ノード
とノードZ3との間に直列に接続され、トランジスタN
3のゲートは、トランジスタP4とN4との接続ノード
と接続される。
【0011】リファレンスセル6bのゲートを駆動する
ワード線VWLを活性化し、Yゲート4b,5bをオン
することにより、リファレンスセル6bのドレインが電
流検出部3bに接続される。
【0012】なお、2段のNMOSトランジスタからな
るYゲートを記したが、段数や構成要素はこれに限定さ
れない。
【0013】電流検出部3aにより検出されたアレイセ
ル6aの電流は、トランジスタP1とカレントミラー7
aを構成するように接続されるPMOSトランジスタP
5を介して、NMOSダイオードN5に伝えられる。ト
ランジスタP1およびP5のゲートが受ける信号をZ2
およびゲートが接続されるノードをZ2と記す。記号I
cellは、トランジスタP5を介して流れる検出電流
を表している。
【0014】電流検出部3bにより検出されたリファレ
ンスセル6bの電流は、トランジスタP3とカレントミ
ラー7bを構成するように接続されるPMOSトランジ
スタP6を介して、NMOSダイオードN6に伝えられ
る。トランジスタP3およびP6のゲートが受ける信号
をZ4およびゲートが接続されるノードをZ4と記す。
記号Irefは、トランジスタP6を介して流れる検出
電流を表している。
【0015】トランジスタP5は、差動アンプ2の第1
の入力ノードAにおいてNMOSダイオードN5と、ト
ランジスタP6は、差動アンプ2の第2のノードBにお
いてNMOSダイオードN6と接続される。
【0016】電流Icellは、電流電圧変換素子であ
るNMOSダイオードN5により電圧Vcell0に変
換される。電流Irefは、電流電圧変換素子であるN
MOSダイオードN6により電圧Vref0に変換され
る。
【0017】なお、電流検出部から電流電圧変換部まで
の回路は、アレイセルとリファレンスセルとで同等の素
子が用いられる。
【0018】差動アンプ2は、PMOSトランジスタP
11,P12,P13およびNMOSトランジスタN1
1、N12,N13を含む。トランジスタP11とN1
1とは、電源ノードとノードZ5との間に直列に接続さ
れ、トランジスタN11のゲートは、ノードAと接続さ
れる。トランジスタP12とN12とは、電源ノードと
ノードZ5との間に直列に接続され、トランジスタN1
2のゲートは、ノードBと接続される。
【0019】トランジスタN13は、ノードZ5とノー
ドGNDとの間に接続され、ゲートに制御信号IREF
を受ける。トランジスタP13は、トランジスタP11
とN11との接続ノードと、トランジスタP12とN1
2との接続ノードとの間に接続され、ゲートに制御信号
IREF2を受ける。
【0020】差動アンプ2は、ノードAとノードBとの
微小な電圧差(電圧Vcell0と電圧Vref0との
差)を検出して、検出結果をトランジスタP12とN1
2との接続ノードOUTから出力する。図示しない出力
回路は、差動アンプ2の出力を論理レベルの信号に変換
して出力する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のセン
スアンプ回路では、検出された電流を最終的に電圧とし
て変換するため電圧変換部分にダイオードを使用してい
る。したがって、アレイセルとリファレンスセルとから
得られる電圧差はそれほど大きくはならない。このた
め、差動アンプ2を用いてこの微小電圧における差を検
出している。
【0022】しかしながら、しきい値の状態により1つ
のメモリセルに複数の情報を記憶させることができる多
値セル(マルチレベルセル)を用いた場合、検出すべき
電流値がさらに小さくなる。このため、従来のセンスア
ンプ回路では、十分に電圧差を検出することができな
い。
【0023】これに対し、検出感度を向上させるため、
差動アンプを2段に接続するなどしてゲインを確保する
手法がある。しかしながら、差動アンプを増やすと、差
動アンプ2段の動作速度により遅延時間が増加し、回路
の増加による消費電流の増大してしまう。
【0024】そこで本発明は、かかる問題を解決するた
めなされたものであり、その目的は、簡単な回路構成で
高精度にデータを読出すことができる半導体記憶装置を
提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明のある局面によ
る不揮発性半導体記憶装置は、不揮発性のメモリセル
と、メモリセルの記憶データを判別するためのリファレ
ンスセルと、第1入力ノードの電圧と第2入力ノードの
電圧との差を検出する差動アンプと、第1入力ノードに
接続され、メモリセルからの第1読出電流を電圧に変換
するための第1電流電圧変換素子と、第2入力ノードに
接続され、リファレンスセルからの第2読出電流を電圧
に変換するための第2電流電圧変換素子と、第1および
第2読出電流の電流値を調整することにより、差動アン
プの検出感度を調整するゲイン調整回路とを備える。
【0026】好ましくは、第1および第2電流電圧変換
素子のそれぞれは、ダイオード素子を含み、ゲイン調整
回路は、第1および第2入力ノードにオフセット電流を
流すための定電流回路を含む。
【0027】特に、定電流回路は、第1入力ノードに接
続される第1定電流回路と、第2入力ノードに接続され
る第2定電流回路とを含む。第1および第2定電流回路
は、実質的に同一の電流を流がす。
【0028】好ましくは、ゲイン調整回路は、第2読出
電流に基づき、第2読出電流よりも低い値の電流を生成
し、生成した電流を電圧に変換する駆動回路と、第1入
力ノードに接続され、駆動回路により得られる電圧に基
づき第1オフセット電流を流す第1素子と、第2入力ノ
ードに接続され、駆動回路により得られる電圧に基づき
第2オフセット電流を流す第2素子とを含む。第1およ
び前記第2オフセット電流は、実質的に同じ電流値であ
る。
【0029】好ましくは、ゲイン調整回路は、第2読出
電流に基づき、第2読出電流よりも低い値の電流を生成
し、生成した電流を電圧に変換する駆動回路と、第1入
力ノードに接続され、第2読出電流より低い電流を第2
電流電圧変換素子に供給する第1素子と、第2入力ノー
ドに接続され、駆動回路により得られる電圧に基づきオ
フセット電流を流す第2素子とを含む。
【0030】好ましくは、第1および第2電流電圧変換
素子のそれぞれは、抵抗素子を含み、ゲイン調整回路
は、第1および第2入力ノードにオフセット電流を流す
ための定電流回路を含む。
【0031】この発明のさらなる局面による不揮発性半
導体記憶装置は、n個(nは3以上の整数)の記憶状態
を取り得る不揮発性のメモリセルと、n個の記憶状態を
判別するためのk個(kは2以上の整数)のリファレン
スセルと、各々が、メモリセルの第1読出電流を電圧に
変換するk個の第1電流電圧変換素子と、k個のリファ
レンスセルからのk個の第2読出電流を電圧に変換する
k個の第2電流電圧変換素子と、第1電流電圧変換素子
の出力と、k個の第2電流電圧変換素子のそれぞれの出
力との差を検出するk個の差動アンプと、k個の第2読
出電流および第1読出電流の電流値を調整することによ
り、k個の差動アンプのそれぞれの検出感度を調整する
ゲイン調整回路とを備える。
【0032】好ましくは、第1電流電圧変換素子および
k個の第2電流電圧変換素子のそれぞれは、ダイオード
素子を含み、ゲイン調整回路は、第1電流電圧変換素
子、および少なくとも1つのk個の第2電流電圧変換素
子の入力電流を下げるための定電流回路を含む。
【0033】好ましくは、ゲイン調整回路は、第1電流
電圧変換素子およびk個の第2電流電圧変換素子のそれ
ぞれへの入力電流を、k個の差動アンプのそれぞれの検
出感度に応じて変化させる定電流回路を含む。定電流回
路により、k個の第2電流電圧変換素子のそれぞれへの
入力電流は実質的に同一になる。
【0034】好ましくは、定電流回路は、k個の第2読
出電流のうちj個(前記jは、1以上(k−1)以下の
整数)の第2読出電流を用いて、(k−j)個のオフセ
ット電流を発生する回路を含み、(k−j)個のオフセ
ット電流により、(k−j)個の第2電流電圧変換素子
への入力電流を下げる。
【0035】好ましくは、第1電流電圧変換素子および
k個の第2電流電圧変換素子のそれぞれは、抵抗素子を
含み、ゲイン調整回路は、第1電流電圧変換素子、およ
び少なくとも1つのk個の第2電流電圧変換素子の入力
電流を下げるための定電流回路を含む。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
不揮発性半導体記憶装置について図を用いて説明する。
以下において同一または相当部分には同一記号を付しそ
の説明を省略する。
【0037】[第1の実施の形態]第1の実施の形態に
よる不揮発性半導体記憶装置について、図1を用いて説
明する。第1の実施の形態による不揮発性半導体記憶装
置は、検出感度が高いセンスアンプ回路を備える。
【0038】図1を参照して、読出対象とするメモリセ
ル(アレイセル6a)は、Yゲートを介して電流検出部
に接続される。記号1aは、上記したように、電流検出
部3a、Yゲート4a,5aおよびアレイセル6aを含
むプリセンスアンプ部を表している。
【0039】同様に、アレイセル6aのデータを検出す
るために用いるリファレンスセル(リファレンスセル6
b)は、Yゲートを介して電流検出部に接続される。記
号1bは、上記したように、電流検出部3b、Yゲート
4b,5bおよびリファレンスセル6bを含むプリセン
スアンプ部を表している。
【0040】プリセンスアンプ部1aで検出された電流
は、カレントミラー7a(トランジスタP1,P5を含
む)を介して、差動アンプ2の第1の入力ノードAに接
続されるNMOSダイオードN5と定電流回路C0とに
伝えられる。
【0041】プリセンスアンプ部1bで検出された電流
は、カレントミラー7b(トランジスタP3,P6を含
む)を介して、差動アンプ2の第2の入力ノードBに接
続されるNMOSダイオードN6と定電流回路C1とに
伝えられる。定電流回路C0およびC1のそれぞれは、
一定の電流Icomを流す。
【0042】差動アンプ2は、ノードAの電圧Vcel
lとノードBの電圧Vrefとの差を検出し、検出した
結果をノードOUTから出力する。
【0043】NMOSダイオードN5,N6の電圧−電
流特性(I−V特性)について、図2を用いて説明す
る。なお、図2は、トランジスタの飽和領域の特性を示
している。I−V特性は、ほぼ2次曲線を描く。
【0044】従来の構成の場合、検出電流Irefおよ
びIcellはともに比較的大きい。したがって、電流
差は僅かなのに対し、NMOSダイオードN5,N6に
より得られる電圧Vcell0,Vref0の差|Vr
ef0−Vcell0|は小さい。
【0045】一方、第1の実施の形態による構成の場
合、定電流回路C0およびC1により、リファレンス側
およびアレイセル側に同一のオフセット電流Icomを
流している。このため、NMOSダイオードN5,N6
を流れる電流量がオフセット電流だけ少なくなる。NM
OSダイオードを流れる電流をIcelloff、Ir
efoffとすると、|Icell−Iref|>|I
celloff−Irefoff|が成立する。
【0046】これにより、|Vref0−Vcell0
|<|Vref−Vcell|が成立する。したがっ
て、第1の実施の形態における構成によれば、僅かな電
流の変化を大きな電圧の変化に変換することができるの
で、高い検出感度を実現することができる。
【0047】なお、本構成を有する不揮発性半導体記憶
装置1000の全体構成例について、図11を用いて説
明する。不揮発性半導体記憶装置1000は、図11に
示すように、行列状に配置される複数のメモリセルm、
行方向に配置されるワード線WL0,WL1,WL2,
…および列方向に配置されるビット線BL0,BL1,
BL2,…を含むメモリセルアレイMA、アドレスピン
ADDから外部アドレス信号を受けるアドレスバッファ
100、制御ピン(CE♯、OE♯、WE♯)から外部
制御信号を受けて内部制御信号を出力する制御回路10
2、アドレスバッファ100の出力する内部ロウアドレ
スをデコードしてメモリセルアレイMAの行を選択する
行デコーダ104、アドレスバッファ100の出力する
内部コラムアドレスをデコードしてメモリセルアレイM
Aの列を選択するための列デコーダ106、ならびにビ
ット線に対応して設けられ列デコーダ106の出力によ
りオンするYゲートYGを含む。
【0048】不揮発性半導体記憶装置1000はさら
に、データ入出力ピンDQからデータを受け、またはメ
モリセルアレイMAから読出したデータをデータ入出力
ピンDQに出力するための入出力回路108、リファレ
ンスセルr、リファレンスセルrのビット線BLと接続
されるYゲートYGR、リファレンスセルrの行(WL
R)およびYゲートYGRを選択するための制御回路1
10、およびメモリセルからの読出電流とリファレンス
セルの読出電流との差を検出するセンスアンプ112を
含む。上記した電流検出部、NMOSダイオード、定電
流回路および差動アンプは、センスアンプ112に含ま
れる。
【0049】[第2の実施の形態]第2の実施の形態で
は、第1の実施の形態における定電流回路の具体的構成
の一例について説明する。図3を参照して、PMOSト
ランジスタP20およびNMOSダイオードN20を含
む駆動回路13、ならびにNMOSトランジスタN1
8,N19は、定電流回路C0およびC1を構成する。
【0050】トランジスタP20は、電源電圧を受ける
ノードとノードZ6との間に接続される。トランジスタ
P20のゲートは、カレントミラー7aの構成要素であ
るトランジスタP6のゲートと同じく信号Z2を受け
る。NMOSダイオードN20は、ノードZ6とノード
GNDとの間に接続される。
【0051】トランジスタN18は、ノードAとノード
GNDとの間に接続され、ゲートはノードZ6の電圧信
号Vcomを受ける。トランジスタN19は、ノードB
とノードGNDとの間に接続され、ゲートにノードZ6
の電圧信号Vcomを受ける。
【0052】リファレンス側のプリセンスアンプ部1b
に含まれるトランジスタP3は、トランジスタP6との
間でカレントミラーを構成するとともに、トランジスタ
P20との間でもカレントミラーを構成する。PMOS
トランジスタのサイズ比を変えて、トランジスタP20
に流れる電流Iref×aを検出電流Irefより小さ
くする(Iref×a<Iref:0<a<1)。
【0053】トランジスタP20によって得られる電流
Iref×aは、NMOSダイオードN20により電圧
Vcomに変換される。電圧Vcomは、定電流を流す
ためのNMOSトランジスタN18,N19のゲートに
与えられる。NMOSダイオードN20とトランジスタ
N18,N19とのサイズは実質的に同一とし、トラン
ジスタN18,N19により、オフセット電流Iref
×aを流す。
【0054】第2の実施の形態によれば、リファレンス
側で検出された電流そのものを用いてオフセット電流を
発生させるため、回路構成が容易になる。
【0055】[第3の実施の形態]第3の実施の形態に
おいては、第2の実施の形態の変形例を示す。第2の実
施の形態では、オフセット電流Iref×aを流すため
の構成を示したが、第3の実施の形態では、カレントミ
ラーを構成するPMOSトランジスタのサイズ比を変更
することにより、差動アンプの1の入力ノードに電流I
ref×(1−a)を流す。
【0056】図4を参照して、トランジスタP6に代わ
りPMOSトランジスタP6´を配置する。トランジス
タP6´は、プリセンスアンプ部1bにおけるトランジ
スタP3とともにカレントミラー7cを構成する。トラ
ンジスタP6´は、電源ノードとノードBとの間に接続
され、ゲートに信号Z4を受ける。
【0057】トランジスタP3とP6´とのサイズ比に
より、ノードBに電流Iref×(1−a)を流がす。
ノードBには、電流電圧変換素子であるNMOSダイオ
ードN6を接続する。これにより、差動アンプ2の入力
ノードBに供給される電圧が従来より低くなる。
【0058】アレイセル側のプリセンスアンプ部1aに
対しては、PMOSトランジスタP20およびNMOS
ダイオードN20を含む駆動回路13、ならびにNMO
SトランジスタN18を配置する。これらの接続関係
は、上述したとおりである。
【0059】トランジスタP3とP20とは、カレント
ミラーを構成する。トランジスタP20により、ノード
Z6に電流Iref×aを流し、NMOSダイオードN
20により、電流Iref×aを電圧Vcomに変換す
る。
【0060】ゲートがトランジスタP20とNMOSダ
イオードN20との接続ノードZ6に接続されるトラン
ジスタN18により、オフセット電流Iref×aを流
す。
【0061】これにより、差動アンプの入力ノードAに
供給される電圧が、従来の構成より低くなる。したがっ
て、第3の実施の形態による構成を用いた場合であって
も第2の実施の形態と同様の効果を奏することができ
る。
【0062】なお、カレントミラーおよび回路定数は、
比例関係を同じにすれば同一電圧を得られることは公知
であり、駆動力向上のためカレントミラー部およびその
負荷回路のサイズをn倍としても同じ効果が得られる。
【0063】[第4の実施の形態]第4の実施の形態で
は、多値セルを含む不揮発性半導体記憶装置における読
出構成について説明する。図5を参照して、しきい値の
状態により4つのデータを記憶することができる4値セ
ル対応の構成を一例として説明する。アレイセルからの
読出電流が4つのレベルのいずれに属するかを判別する
ため、読出電流と3つの異なる電流値とを比較する。
【0064】図5を参照して、アレイセル側には、プリ
センスアンプ部1a、PMOSトランジスタP21,P
22,P23、および電流電圧変換素子であるNMOS
ダイオードN21,N22,N23を配置する。
【0065】トランジスタP21は、電源ノードとノー
ドA1との間に配置され、NMOSダイオードN21
は、ノードA1とノードGNDとの間に接続される。ト
ランジスタP22は、電源ノードとノードA2との間に
配置され、NMOSダイオードN22は、ノードA2と
ノードGNDとの間に接続される。トランジスタP23
は、電源ノードとノードA3との間に配置され、NMO
SダイオードN23は、ノードA3とノードGNDとの
間に接続される。
【0066】トランジスタP21,P22,P23のそ
れぞれは、プリセンスアンプ部1aに含まれるトランジ
スタP1とともにカレントミラーを構成する。
【0067】ノードA1,A2,A3のそれぞれには、
定電流回路C11,C12,C13をそれぞれ配置す
る。定電流回路C11,C12,C13はそれぞれ、電
流Icom1,Icom2,Icom3を流す。
【0068】リファレンスセル側には、プリセンスアン
プ部40a,40b,40c、PMOSトランジスタP
31,P32,P33、ならびに電流電圧変換素子であ
るNMOSダイオードN31,N32,N33を配置す
る。プリセンスアンプ部40a,40b,40cのそれ
ぞれの回路構成は、プリセンスアンプ部1bと同じであ
る。
【0069】プリセンスアンプ部40a,40b,40
cはそれぞれ、レベルの異なるリファレンスセル(R
1,R2,R3と記す)に対応している。
【0070】トランジスタP31,P32,P33のそ
れぞれは、プリセンスアンプ部40a,40b,40c
に含まれるPMOSトランジスタ(プリセンスアンプ部
1bにおけるトランジスタP3に相当)とともにカレン
トミラーを構成する。トランジスタP31のゲートで受
ける信号(または信号のノード)をZ4a、トランジス
タP32のゲートで受ける信号(または信号のノード)
をZ4b、トランジスタP33のゲートで受ける信号
(または信号のノード)をZ4cと記す。
【0071】トランジスタP31は、電源ノードとノー
ドB1との間に配置され、NMOSダイオードN31
は、ノードB1とノードGNDとの間に接続される。ト
ランジスタP32は、電源ノードとノードB2との間に
配置され、NMOSダイオードN32は、ノードB2と
ノードGNDとの間に接続される。トランジスタP33
は、電源ノードとノードB3との間に配置され、NMO
SダイオードN33は、ノードB3とノードGNDとの
間に接続される。
【0072】プリセンスアンプ部40aおよびトランジ
スタP31により検出される電流をIref1、プリセ
ンスアンプ部40bおよびトランジスタP32により検
出される電流をIref2、プリセンスアンプ部40c
およびトランジスタP33により検出される電流をIr
ef3とする。
【0073】ノードB1,B2,B3のそれぞれには、
定電流回路C21,C22,C23を配置する。定電流
回路C21,C22,C23はそれぞれ、電流Icom
1,Icom2,Icom3を流す。
【0074】差動アンプ2aにより、ノードA1の電圧
とノードB1の電圧との差が検出される。検出結果とし
て、信号OUT1が出力される。差動アンプ2bによ
り、ノードA2の電圧とノードB2の電圧との差が検出
される。検出結果として、信号OUT2が出力される。
差動アンプ2cにより、ノードA3の電圧とノードB3
の電圧との差が検出される。検出結果として、信号OU
T3が出力される。
【0075】信号OUT1,OUT2,OUT3によ
り、アレイセルのデータが4つのレベルのいずれに相当
するかが判断される。
【0076】定電流回路により流されるオフセット電流
Icom1,Icom2,Icom3は、センスレベル
により決定する。
【0077】従来の多値フラッシュに対応する読出回路
では、NMOSトランジスタの電流−電圧特性により、
しきい値が低いレベル(流れる電流が大きい)ほどセン
ス感度が悪くなる。
【0078】これに対し、第4の実施の形態では、リフ
ァレンス側およびアレイセル側のそれぞれに対し、セン
スレベルに応じた所定のオフセット電流を流すことがで
きる。この結果、いずれのレベルにおいても高いセンス
感度を得ることができる。
【0079】[第5の実施の形態]第5の実施の形態に
おいては、第4の実施の形態における改良例を説明す
る。第4の実施の形態で説明した読出構成において、読
出電流からオフセット電流を引いた値がすべて等しくな
るように定電流回路の回路構成を決定する。これによ
り、全レベルの検出感度を等しくすることができる。
【0080】一例として、リファレンスセルR1の読出
電流を10μA、リファレンスセルR2の読出電流を2
0μA、リファレンスセルR3の読出電流を30μAと
する。これに対して、オフセット電流Icom1,Ic
om2,Icom3がそれぞれ、5μA,15μA,2
5μAとなるように定電流回路を構成する。この結果、
(Iref1−Icom1),(Iref2−Icom
2),(Iref3−Icom3)がすべて等しくな
る。したがって、すべての検出感度を等しくすることが
できる。
【0081】[第6の実施の形態]第6の実施の形態に
おけるセンスアンプ構成について説明する。図6および
図7を参照して、4値セル対応の構成を一例として説明
する。図6を参照して、アレイセル側においては、プリ
センスアンプ部1aに対して、トランジスタP21,P
22,P23、NMOSダイオードN21,N22,N
23、および定電流回路C32,C33を配置する。プ
リセンスアンプ部1a、トランジスタP21,P22,
P23およびNMOSダイオードN21,N22,N2
3の接続関係は、上述したとおりである。定電流回路C
32は、ノードA2に、定電流回路C33は、ノードA
3に、接続する。定電流回路C32,C33はそれぞ
れ、電流Icom2,Icom3を流す。
【0082】リファレンスセル側においては、プリセン
スアンプ部40a,40b,40cに対して、トランジ
スタP31,P32,P33、NMOSダイオードN3
1,N32,N33、および定電流回路C42,C43
を配置する。プリセンスアンプ部40a,40b,40
c、トランジスタP31,P32,P33およびNMO
SダイオードN31,N32,N33の接続関係は上述
したとおりである。定電流回路C42は、ノードB2
に、定電流回路C43は、ノードB3に、接続する。定
電流回路C42,C43はそれぞれ、電流Icom2,
Icom3を流す。
【0083】差動アンプ2aは、ノードA1とB1との
電圧差を、差動アンプ2bは、ノードA2とB2との電
圧差を、差動アンプ2cは、ノードA3とB3との電圧
差を検出する。
【0084】オフセット電流Icom2は、1段階低い
リファレンス電流Iref1を用いて生成する。オフセ
ット電流Icom3は、1段階低いリファレンス電流I
ref2を用いて生成する。
【0085】より具体的には、図7を参照して、PMO
SトランジスタP40およびNMOSダイオードN40
を含む駆動回路50、およびNMOSトランジスタN4
1,N42により定電流回路C32,C42を構成す
る。
【0086】PMOSトランジスタP43およびNMO
SダイオードN43を含む駆動回路52、およびNMO
SトランジスタN44,N45により定電流回路C3
3,C43を構成する。
【0087】トランジスタP40は電源ノードとノード
Z9との間に接続され、ゲートは信号Z4aを受ける。
NMOSダイオードN40はノードZ9とノードGND
との間に接続される。トランジスタN41は、ノードA
2とノードGNDとの間に接続され、ゲートはノードZ
9と接続される。トランジスタN42は、ノードB2と
ノードGNDとの間に接続され、ゲートはノードZ9と
接続される。トランジスタP40には、電流Iref1
が流れる。基本構成は、第2の実施の形態で説明した構
成と同じである。
【0088】トランジスタP43は電源ノードとノード
Z10との間に接続され、ゲートは信号Z4bを受け
る。NMOSダイオードN43は、ノードZ10とノー
ドGNDとの間に接続される。トランジスタN44は、
ノードA3とノードGNDとの間に接続され、ゲートは
ノードZ10と接続される。トランジスタN44は、ノ
ードB3とノードGNDとの間に接続され、ゲートはノ
ードZ10と接続される。トランジスタP43には、電
流Iref2が流れる。基本構成は、第2の実施の形態
で説明した構成と同じである。
【0089】電流Iref1,Iref2,Iref3
は、Iref3>Iref2>Iref1の関係にあ
る。
【0090】このように、第6の実施の形態では、リフ
ァレンス電流Iref3のオフセット電流Icom3を
リファレンス電流Iref2より、リファレンス電流I
ref2のオフセット電流Icom2をリファレンス電
流Iref1により生成する。このようにすることで、
オフセット電流を発生する回路を簡単に構成することが
可能となる。
【0091】また、たとえば、電流Iref1,Ire
f2,Iref3を、10μA,20μA,30μAと
し、オフセット電流Icom2,Icom3をそれぞ
れ、10μA,20μAとなるように定電流回路を構成
すると、すべての検出感度を等しくすることができる。
【0092】なお、図10(a),10(b)は、従来
構成と図7に示す本発明の構成とで、差動アンプの入力
を比較した結果を表している。図10(a)は、従来構
成(オフセット電流なし)に、図10(b)は、本発明
の構成(オフセット電流あり)に対応している。
【0093】オフセット電流有りの場合、オフセット電
流なしの場合に比べて電位差が広がっていることがわか
る。
【0094】[第7の実施の形態]第7の実施の形態に
おいては、第1の実施の形態の変形例を示す。図8を参
照して、第7の実施の形態による不揮発性半導体記憶装
置は、アレイセル対応のプリセンスアンプ部1aと、リ
ファレンスセル対応のプリセンスアンプ部1bと、差動
アンプ2と、トランジスタP5,P6と、定電流回路C
0,C1と、抵抗素子70,71とを含む。
【0095】差動アンプ2と、プリセンスアンプ部1
a,トランジスタP5および定電流回路C0との関係
は、上述したとおりである。差動アンプ2と、プリセン
スアンプ部1b,トランジスタP6および定電流回路C
1との関係は、上述したとおりである。
【0096】第7の実施の形態においては、差動アンプ
2の第1の入力ノードAとノードGNDとの間に抵抗素
子70を接続し、差動アンプ2の第2の入力ノードBと
ノードGNDとの間に抵抗素子72を接続する。
【0097】抵抗素子70は、検出電流Icellを電
圧に変換し、抵抗素子72は、検出電流Irefを電圧
に変換する。第1〜第6の実施の形態では、電流電圧変
換素子としてNMOSダイオードの場合を示したが、こ
れを抵抗素子70または72に置換えても第1の実施の
形態と同様センス感度を上げることが可能となる。
【0098】多値セルに対する第7の実施の形態の構成
の適用について、図9を用いて説明する。一般的には、
微小な電流値を大きな電圧差に変換するためには抵抗値
を大きくしなければならない。
【0099】ところが、多値セルに対応する読出回路で
は低い電流値を基準にすると高い電流を検出する際に電
圧差が動作電圧Vccを超えてしまい回路が正しく動作
しない場合が生じる可能性がある(図9のa参照)。
【0100】しかしながら、第7の実施の形態による構
成に従えば、定電流回路を用いてオフセット電流を流し
ている。したがって、読出感度を下げることなく電圧レ
ベルを適正に下げることが可能となる(図9のb参
照)。
【0101】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0102】
【発明の効果】以上のように、本発明による不揮発性半
導体記憶装置によれば、センス感度を向上させることが
できる。
【0103】また、本発明による不揮発性半導体記憶装
置によれば、回路構成を増大させることなくセンス感度
を向上させることができる。
【0104】また、本発明による不揮発性半導体記憶装
置によれば、動作速度を落とすことなくセンス感度を向
上させることができる。
【0105】また、本発明による不揮発性半導体記憶装
置によれば、消費電力を増大させることなくセンス感度
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態による不揮発性半導体記憶
装置の主要部の構成を示す図である。
【図2】 NMOSダイオードN5,N6の電圧−電流
特性(I−V特性)について説明するための図である。
【図3】 第2の実施の形態による定電流回路の具体的
構成の一例について説明するための図である。
【図4】 第3の実施の形態による不揮発性半導体記憶
装置の構成例を示す図である。
【図5】 第4の実施の形態による不揮発性半導体記憶
装置の主要部の構成について説明するための図である。
【図6】 第6の実施の形態における不揮発性半導体記
憶装置の主要部の構成について説明するための図であ
る。
【図7】 第6の実施の形態における定電流回路の具体
的構成の一例を示す図である。
【図8】 第7の実施の形態における不揮発性半導体記
憶装置の主要部の構成について説明するための図であ
る。
【図9】 多値セルに対する第7の実施の形態の構成の
適用について説明sるための図である。
【図10】 図10(a),10(b)は、従来構成と
図7に示す本発明の構成とで、差動アンプの入力を比較
した結果を示す図である。
【図11】 本発明の不揮発性半導体記憶装置1000
の主要部の構成について説明するための図である。
【図12】 従来の不揮発性半導体記憶装置の主要部の
構成について説明するための図である。
【符号の説明】
1a,1b,40a,40b,40c プリセンスアン
プ部、2,2a,2b,2c 差動アンプ、3a,3
b,3c 電流検出部、4a,4b,5a,5bYゲー
ト、7a,7b,7c カレントミラー、N5,N6
NMOSダイオード、C0,C1,C11〜C13,C
21〜C23,C32,C33,C42,C43 定電
流回路、6a アレイセル、6b リファレンスセル、
13,50,52 駆動回路、70,72 抵抗素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 甲斐 芳英 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC01 AD06 AD07 AD09 AE05 AE06 AE08

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性のメモリセルと、 前記メモリセルの記憶データを判別するためのリファレ
    ンスセルと、 第1入力ノードの電圧と第2入力ノードの電圧との差を
    検出する差動アンプと、 前記第1入力ノードに接続され、前記メモリセルからの
    第1読出電流を電圧に変換するための第1電流電圧変換
    素子と、 前記第2入力ノードに接続され、前記リファレンスセル
    からの第2読出電流を電圧に変換するための第2電流電
    圧変換素子と、 前記第1および第2読出電流の電流値を調整することに
    より、前記差動アンプの検出感度を調整するゲイン調整
    回路とを備える、不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2電流電圧変換素子の
    それぞれは、ダイオード素子を含み、 前記ゲイン調整回路は、 前記第1および第2入力ノードにオフセット電流を流す
    ための定電流回路を含む、請求項1に記載の不揮発性半
    導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記定電流回路は、 前記第1入力ノードに接続される第1定電流回路と、 前記第2入力ノードに接続される第2定電流回路とを含
    む、請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2定電流回路は、実質
    的に同一の電流を流がす、請求項3に記載の不揮発性半
    導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記ゲイン調整回路は、 前記第2読出電流に基づき、前記第2読出電流よりも低
    い値の電流を生成し、前記生成した電流を電圧に変換す
    る駆動回路と、 前記第1入力ノードに接続され、前記駆動回路により得
    られる電圧に基づき第1オフセット電流を流す第1素子
    と、 前記第2入力ノードに接続され、前記駆動回路により得
    られる電圧に基づき第2オフセット電流を流す第2素子
    とを含む、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記第1および前記第2オフセット電流
    は、実質的に同じ電流値である、請求項5に記載の不揮
    発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記ゲイン調整回路は、 前記第2読出電流に基づき、前記第2読出電流よりも低
    い値の電流を生成し、前記生成した電流を電圧に変換す
    る駆動回路と、 前記第1入力ノードに接続され、前記第2読出電流より
    低い電流を前記第2電流電圧変換素子に供給する第1素
    子と、 前記第2入力ノードに接続され、前記駆動回路により得
    られる電圧に基づきオフセット電流を流す第2素子とを
    含む、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2電流電圧変換素子の
    それぞれは、抵抗素子を含み、 前記ゲイン調整回路は、 前記第1および第2入力ノードにオフセット電流を流す
    ための定電流回路を含む、請求項1に記載の不揮発性半
    導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 n個(前記nは3以上の整数)の記憶状
    態を取り得る不揮発性のメモリセルと、 前記n個の記憶状態を判別するためのk個(前記kは2
    以上の整数)のリファレンスセルと、 各々が、前記メモリセルの第1読出電流を電圧に変換す
    るk個の第1電流電圧変換素子と、 前記k個のリファレンスセルからのk個の第2読出電流
    を電圧に変換するk個の第2電流電圧変換素子と、 前記第1電流電圧変換素子の出力と、前記k個の第2電
    流電圧変換素子のそれぞれの出力との差を検出するk個
    の差動アンプと、 前記k個の第2読出電流および前記第1読出電流の電流
    値を調整することにより、前記k個の差動アンプのそれ
    ぞれの検出感度を調整するゲイン調整回路とを備える、
    不揮発性半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記第1電流電圧変換素子および前記
    k個の第2電流電圧変換素子のそれぞれは、ダイオード
    素子を含み、 前記ゲイン調整回路は、 前記第1電流電圧変換素子、および少なくとも1つの前
    記k個の第2電流電圧変換素子の入力電流を下げるため
    の定電流回路を含む、請求項9に記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記ゲイン調整回路は、 前記第1電流電圧変換素子および前記k個の第2電流電
    圧変換素子のそれぞれへの入力電流を、前記k個の差動
    アンプのそれぞれの検出感度に応じて変化させる定電流
    回路を含む、請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  12. 【請求項12】 前記定電流回路により、前記k個の第
    2電流電圧変換素子のそれぞれへの入力電流は実質的に
    同一になる、請求項11に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  13. 【請求項13】 前記定電流回路は、 前記k個の第2読出電流のうちj個(前記jは、1以上
    (k−1)以下の整数)の第2読出電流を用いて、(k
    −j)個のオフセット電流を発生する回路を含み、 前記(k−j)個のオフセット電流により、(k−j)
    個の前記第2電流電圧変換素子への入力電流を下げる、
    請求項11に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記第1電流電圧変換素子および前記
    k個の第2電流電圧変換素子のそれぞれは、抵抗素子を
    含み、 前記ゲイン調整回路は、 前記第1電流電圧変換素子、および少なくとも1つの前
    記k個の第2電流電圧変換素子の入力電流を下げるため
    の定電流回路を含む、請求項9に記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
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