JP2002245786A - 半導体集積回路装置およびその制御方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその制御方法

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JP2002245786A
JP2002245786A JP2001040029A JP2001040029A JP2002245786A JP 2002245786 A JP2002245786 A JP 2002245786A JP 2001040029 A JP2001040029 A JP 2001040029A JP 2001040029 A JP2001040029 A JP 2001040029A JP 2002245786 A JP2002245786 A JP 2002245786A
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switching element
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semiconductor integrated
circuit device
memory cell
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Kaname Yamano
要 山野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路占有面積を低減することができる半導体
集積回路装置およびその制御方法を提供する。 【解決手段】 複数のメモリブロックMBの各々に共通
のメインビット線BLMは、第2のMOS電界効果トラ
ンジスタQ2Sを介して接地されている。また、メイン
ビット線BLMには、第1のMOS電界効果トランジス
タQ1Sを介してサブビット線BLSが接続している。
第1のMOS電界効果トランジスタQ 1Sおよび第2の
MOS電界効果トランジスタQ2Sをオンすると、不揮
発性メモリセルMCのドレイン領域に蓄積された電荷
が、第1のMOS電界効果トランジスタQ1Sおよびメ
インビット線BLMを介して引き抜かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路装置
およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】不揮
発性メモリの1つであるEEPROM(電気的消去書込
み可能な読出し専用メモリ)は複数のメモリセルを備え
ている。上記メモリセルとしては、ソース領域と、ドレ
イン領域と、チャネル領域と、このチャネル領域上に絶
縁膜を介して設けられたフローティングゲート電極(浮
遊ゲート電極)と、このフローティングゲート電極上に
絶縁膜を介して設けられたコントロールゲート電極(制
御ゲート電極)とからなる二層電極構造のフローティン
グゲート型電界効果トランジスタからなるものがある。
上記コントロールゲート電極にはワード線を介して制御
信号が送られている。そのワード線の構造としては、メ
インワード線と、このメインワード線にスイッチング素
子を介して接続されるサブワード線とで構成される構造
が知られている。このような構造は、読み出し時や書き
込み時に所定のメモリセルに流れる電流が多い従来のフ
ラッシュメモリに採用されている。これは、上記フラッ
シュメモリにおいて、ビット線とサブビット線とからな
る構造を採用すると、メインビット線とサブビット線を
接続するスイッチング素子の電圧降下が著しくなって、
所定のメモリセルの誤読み出しの発生の恐れがあると共
に、書き込み電圧を発生する回路の負担が増大する恐れ
があるためである。
【0003】上記フラッシュメモリは、メモリセルがマ
トリクス状に配置されたメモリブロックを複数個有して
いる。上記メモリブロックの各々には、ビット線デコー
ダおよびビット線を独立して設けている。このような構
成のフラッシュメモリは、以下のようにして情報を読み
出す。
【0004】まず、上記メインワード線とサブワード線
を接続するスイッチング素子をオンにし、所定のメイン
ワード線および所定のサブワード線を選択した後、読み
出しに必要な電圧をメインワード線を通じてサブワード
線に充電する。続いて、選択されたビット線に所定の電
圧を印加する。その後、選択されたメモリセルに流れる
電流を差動増幅器で予め決められた基準値と比較し、そ
の比較に基づいて判定した結果をデータとして出力す
る。
【0005】このとき、上記サブワード線に共通に接続
される非選択メモリセル、すなわちサブワード線は選択
状態でソースが低電位のメモリセルにおいて、ドレイン
に電荷が残っていた場合、そのドレインに蓄積されてい
た電荷がソース側に引き抜かれてしまう。通常、フラッ
シュメモリでは同一メモリブロック内のメモリセルのソ
ースを共通にしているので、これらの非選択メモリセル
によるソースヘの電流はソース電位を上昇させ、誤読み
出しを引き起こす可能性がある。
【0006】また、上記非選択メモリセルにおいてドレ
インの電荷がソース側に引き抜かれることによって、ホ
ットエレクトロン現象すなわち高エネルギーの電子が生
じ、その非選択メモリセルのフローティングゲート電極
に電子が注入され、その非選択メモリセルの閾値が上昇
する恐れがある。
【0007】そのため、上記メモリセルのドレインに接
続するビット線を、スイッチング素子を介して放電回路
に接続し、スタンバイ状態つまり非アクセス状態の時
に、メモリセルのドレインの電荷をビット線を介して引
き抜いておくのが一般的である。
【0008】ところで、従来のフラッシュメモリでは、
メモリセルのフローティングゲート電極から電子を引き
抜く動作(ここでは消去動作とする)を行う際、ワード線
に負電圧を印加する方法が一般的に用いられている。こ
の場合、上記メインワード線と、メモリブロック毎に設
けられたサブワード線とを有するフラッシュメモリにお
いて以下のような問題が発生する。
【0009】上記メインワード線とサブワード線を接続
するスイッチング素子は、読み出し動作および書き込み
動作においては正電圧、消去動作においては負電圧を伝
達する必要がある。そのため、上記スイッチング素子の
電圧制御が複雑になり、スイッチング素子に正電圧およ
び負電圧を印加する制御回路を設けることにより、回路
が肥大化するという問題がある。
【0010】上述のフラッシュメモリのようにワード線
とサブワード線を有する半導体集積回路装置としては、
図5に示すようなものがある。上記半導体集積回路装置
は、複数のメモリブロックMB,…,MBで構成さ
れたメモリセル領域Mと、この複数のメモリブロックM
,…,MBに共通に接続するメインワード線WL
,…,WLMとを備えている。その各メモリブロ
ックMB,…,MB は、マトリクス状に配置された
複数のメモリセルMC00,…,MCnmを有してい
る。このメモリセルMC00,…,MCnmは、コント
ロール電極とフローティング電極を有するフローティン
グゲート型電界効果トランジスタである。そして、上記
各メモリブロックMB,…,MB内では、同一列の
メモリセルMC00,…,MCnmのドレイン領域はビ
ット線BL,…,BLで共通に接続され、同一行の
メモリセルMC00,…,MCnmのコントロールゲー
ト電極がサブワード線WLS,…,WLSで共通に
接続されている。また、上記メモリブロックMB
…,MBの各々には、サブワード線WLS,…,W
LSを選択する選択用のP型MOS(Metal Oxide Se
miconductor)電界効果トランジスタLWS00,…,
LWSXnを設けている。このP型MOS電界効果トラ
ンジスタLWS00,…,LWSXnは、メモリブロッ
ク選択用ゲート線BS,…,BSを介してサブワー
ド線選択回路100に接続されていると共に、バックバ
イアス供給線NW,…,NWを介してバックバイア
ス用高電圧/VSS切替え回路200に接続されてい
る。また、上記ビット線BL,…,BLに蓄積され
た電荷を引き抜くために、ビット線BL,…,BL
をMOS電界効果トランジスタDC,…,DCを介
して接地している。上記MOS電界効果トランジスタD
,…,DCは放電選択用ゲート線DDC,…,
DDCで制御する。また、上記メインワード線WLM
,…,WLMとサブワード線WLS,…,WLS
は、P型MOS電界効果トランジスタLWS
…,LWSXnを介して接続されている。このメインワ
ード線WLM,…,WLMにはメインワード線デコ
ーダMWDから電圧が与えられる。また、上記P型MO
S電界効果トランジスタLWS00,…,LWSXn
はサブワード線選択回路100から電圧が与えられる
が、サブワード線選択回路100では動作に応じて必要
な負電圧を発生する制御も行われる。このように、上記
電界効果トランジスタDC,…,DC、サブワード
線選択回路100およびバックバイアス用負電圧/VS
S切替え回路200が各メモリブロックMB,…,M
毎に必要となるため、回路規模が大きくなってしま
う。
【0011】以下、上記半導体集積回路装置における読
み出し時の電圧制御を図6を用いて説明する。図6で
は、上記メモリブロックMBのメモリセルMC00
選択されているものとする。
【0012】読み出し時は、図6に示すように、メモリ
セルMC00のコントロールゲート電極に5V程度の電
圧を印加し、メモリセルMC00のドレイン領域に1V
程度の電圧を印加する。このとき、上記メモリブロック
MBにおいて、非選択のメモリセルMCn0,…,M
nmのコントロールゲート電極への印加電圧を0Vに
する必要がある。そのため、上記メモリブロック選択用
ゲート線BSに−5Vの電圧を印加して、0Vのメイ
ンワード線WLMをサブワード線WLSに電気的に
接続する。
【0013】次に、上記半導体集積回路装置における書
き込み時の電圧制御を図7を用いて説明する。図7で
は、上記メモリブロックMBのメモリセルMC00
選択されているものとする。
【0014】書き込み時は、図7に示すように、メモリ
セルMC00のコントロールゲート電極に10V程度の
電圧を印加し、メモリセルMC00のドレイン領域に4
〜5Vの電圧を印加する。このとき、上記メモリブロッ
クMBにおいて、非選択のメモリセルMCn0,…,
MCnmのコントロールゲート電極への印加電圧を0V
にする必要がある。そのためには、上記メモリブロック
選択用ゲート線BSの電圧は負電圧でなければならな
い。さらに、非選択のメモリブロックMB,…,MB
内のサブワード線WLS,…,WLSには、書き
込みの信頼性を確保するため10Vの電圧が印加されな
いようにする。つまり、上記非選択のメモリブロックM
,…,MB内におけるメモリセルMC00,…,
MC0mのコントロールゲート電極の電圧を0Vにする
必要がある。そのため、上記非選択のメモリブロックM
,…,MB内のP型MOS電界効果トランジスタ
LWS10,…,LWSXnのゲート電極には10V程
度の電圧を印加する。一方、選択されたメモリブロック
MB内のP型MOS電界効果トランジスタLW
00,…,LWS0nのゲート電極に対して、読み出
し時と同様の−5V程度の電圧を印加すると、そのP型
MOS電界効果トランジスタLWS00,…,LWS
0nのソース―ゲート電極間にかかる電圧が耐圧を越え
てしまって、P型MOS電界効果トランジスタLWS
00,…,LWS0nが破壊されてしまう可能性があ
る。そのため、書き込み時は、選択されたメモリブロッ
クMB内のP型MOS電界効果トランジスタLWS
00,…,LWS0nのゲート電圧は、読み出し時より
高い電圧、例えば−2V程度にするのが一般的である。
【0015】以上に説明したように、上記メインワード
線WLM,…,WLMとサブワード線WLS
…,WLSを有する半導体集積回路装置の場合、読み
出し時と書き込み時のそれぞれにおいて、スイッチング
素子LWS00,…,LWS のゲート電極などに対
する電圧制御が不可欠である。このため、上記サブワー
ド線WLS,…,WLSを選択するスイッチング素
子LWS00,…,LWSXnのバックバイアス制御回
路や、スイッチング素子LWS00,…,LWS Xn
ゲート電圧を制御する回路が必要になる。その結果、制
御回路が複雑になり、周辺回路が肥大化することによ
り、チップサイズが増大してしまう恐れがある。
【0016】ところで最近、微細加工技術の発達に伴
い、メモリセルの動作電流の低下が実現している。これ
により、半導体集積回路装置に対して、メインビット線
とサブビット線を有するメモリアレイ構成を採用するこ
とが可能となった。上記メインビット線とサブビット線
を有する半導体集積回路装置では、メモリブロック毎に
ワード線が独立するので、複雑な電圧制御を必要とする
スイッチング素子が不要となり、さらにワード線の配線
容量が減少するため、メモリセルの読み出し時間や書き
込み時間を短縮できる利点がある。
【0017】ところが、メインビット線とサブビット線
を有する半導体集積回路装置においても、メモリセルの
ドレイン領域に蓄積された電荷をスタンバイ時(非アク
セス時)に引き抜くためのスイッチング素子を各メモリ
ブロック毎に配置しなければならない。その結果、上記
スイッチング素子を制御する回路も各メモリブロック毎
に必要となり、回路規模が増大してしまうという問題が
ある。
【0018】上述のような、メインビット線とサブビッ
ト線を有する半導体集積回路装置としては、例えば、特
開平9―153559号公報に開示されたものがある。
特開平9―153559号公報の半導体集積回路装置
は、メモリセルのドレイン領域に蓄積された電荷を、メ
モリセルを通さずに引き抜くための素子を備え、その電
荷を除去するための経路を有するものである。しかしな
がら、特開平9―153559号公報の半導体集積回路
装置によれば、複数のメモリブロックの各々に対して、
電荷を引き抜くための素子や、その素子の制御回路を設
けているために、メモリブロック周辺の回路占有面積が
大きくなるという問題がある。
【0019】そこで、本発明の課題は、回路占有面積を
低減することができる半導体集積回路装置およびその制
御方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の半導体集積回路装置は、複数のメモリブロ
ックを備え、上記各メモリブロックは、マトリクス状に
配置された複数のフローティングゲート型電界効果トラ
ンジスタである不揮発性メモリセルと、同一行の上記不
揮発性メモリセルのゲート領域を共通に接続するワード
線と、上記不揮発性メモリセルのソース領域を共通に接
続するソース線と、同一列の上記不揮発性メモリセルの
ドレイン領域を共通に接続するサブビット線と、上記各
サブビット線を選択する選択用の第1スイッチング素子
とを含み、また、同一列の上記複数のメモリブロックに
共通であって、上記各メモリブロックの上記サブビット
線が上記各第1スイッチング素子を介して接続されるメ
インビット線と、上記不揮発性メモリセルの上記ドレイ
ン領域に蓄積された電荷を上記第1スイッチング素子お
よび上記メインビット線を介して引き抜くための第2ス
イッチング素子とを備えたことを特徴としている。
【0021】上記構成の半導体集積回路装置によれば、
上記第1,第2スイッチング素子をオンにすると、不揮
発性メモリセルのドレイン領域に蓄積された電荷が、第
1スイッチング素子およびメインビット線を介して引き
抜かれる。このように、上記不揮発性メモリセルのドレ
イン領域の電荷を第1スイッチング素子,メインビット
線を介して引き抜けるから、不揮発性メモリセルのドレ
イン領域の電荷を引き抜くためのスイッチング素子をサ
ブビット線に設けなくてもよい。すなわち、上記電荷を
引き抜くためのスイッチング素子は、各メモリブロック
毎に設けなくてもよい。したがって、上記電荷を引き抜
くためのスイッチング素子を制御する回路も各メモリブ
ロック毎に設けなくてもよく、回路占有面積を低減する
ことができる。
【0022】また、上記各メインビット線が複数のメモ
リブロックに共通であるから、電荷を引き抜くための制
御を各メモリブロック毎に行わなくてもよい。したがっ
て、上記不揮発性メモリセルのドレイン領域の電荷を引
き抜くための制御が簡単になる。
【0023】一実施形態の半導体集積回路装置は、上記
第2スイッチング素子は上記各メインビット線毎に設け
ている。
【0024】これにより、上記第2スイッチング素子を
制御して、各メインビット線毎に電荷を引き抜くことが
できる。
【0025】一実施形態の半導体集積回路装置は、上記
メインビット線が上記第2スイッチング素子を介して接
地されている。
【0026】これにより、上記不揮発性メモリセルのド
レイン領域に蓄積された電荷をグランドに逃がすことが
できる。
【0027】また、本発明の半導体集積回路装置の制御
方法は、上記半導体集積回路装置の制御方法であって、
上記メモリブロック内において選択された上記不揮発性
メモリセルの読み出し動作、書き込み動作および消去動
作のうちの少なくとも1つの動作の終了後に、上記第1
スイッチング素子および上記第2スイッチング素子をオ
ンすることを特徴としている。
【0028】上記構成の半導体集積回路装置の制御方法
によれば、上記メモリブロック内において選択された不
揮発性メモリセルの読み出し動作、書き込み動作および
消去動作のうちの少なくとも1つの動作の終了後に、第
1,第2スイッチング素子をオンするから、不揮発性メ
モリセルのドレイン領域の電荷を第1スイッチング素
子、メインビット線および第2スイッチング素子を介し
て引き抜いて、ホットエレクトロン現象の発生を阻止で
きる。
【0029】本発明の半導体集積回路装置の制御方法
は、上記半導体集積回路装置の制御方法であって、上記
メモリブロック内の選択された不揮発性メモリセルの読
み出し動作の前後、書き込み動作の前後および消去動作
の前後に、上記第1スイッチング素子をオンすることを
特徴としている。
【0030】上記構成の半導体集積回路装置の制御方法
によれば、上記メモリブロック内の選択された不揮発性
メモリセルの読み出し動作、書き込み動作および消去動
作の前後では、第1スイッチング素子がオンの状態であ
るから、第2スイッチング素子をオンするだけで、不揮
発性メモリセルのドレイン領域の電荷を引き抜くことが
できる。したがって、上記不揮発性メモリセルの読み出
し動作の前後、書き込み動作の前後および消去動作の前
後において、電荷を引き抜くための制御がより簡単にな
る。
【0031】本発明の半導体集積回路装置の制御方法
は、上記半導体集積回路装置の制御方法であって、スタ
ンバイ状態の時に、上記第1スイッチング素子および上
記第2スイッチング素子をオンして、上記不揮発性メモ
リセルの上記ドレイン領域に蓄積された電荷を引き抜く
ことを特徴としている。
【0032】上記構成の半導体集積回路装置の制御方法
によれば、スタンバイ状態の時に、上記第1スイッチン
グ素子および第2スイッチング素子をオンして、不揮発
性メモリセルのドレイン領域に蓄積された電荷を引き抜
くから、スタンバイ状態が解除された後にホットエレク
トロン現象が生じるのを阻止できる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体集積回路装
置およびその制御方法を図示の実施の形態により詳細に
説明する。
【0034】図1に、本発明の一実施の形態である半導
体集積回路装置における要部の回路図を示す。
【0035】上記半導体集積回路装置は、図1に示すよ
うに、複数のメモリブロックMB,…,MBで構成
されたメモリセル領域Mを備えている。このメモリセル
領域Mは、図示しないが、横方向に複数配列されてい
て、ワード線WL00,…,WLXnが共通になってい
る。そして、上記各メモリブロックMB,…,MB
には、複数の不揮発性メモリセルMC00,…,MC
Nnをマトリクス状に配置している。この不揮発性メモ
リセルMC00,…,MCNnは、図示しないが、ソー
ス領域と、ドレイン領域と、チャネル領域と、このチャ
ネル領域上に絶縁膜を介して設けられたフローティング
ゲート電極(浮遊ゲート電極)と、このフローティング
ゲート電極上に絶縁膜を介して設けられたコントロール
ゲート電極(制御ゲート電極)とからなる二層電極構造
のフローティングゲート型電界効果トランジスタであ
る。そして、上記各メモリブロックMB,…,MB
は、同一行の不揮発性メモリセルMC00,…,MC
Nnのゲート領域を共通に接続するワード線WL00
…,WLXnと、不揮発性メモリセルMC00,…,M
のソース領域を共通に接続するソース線SL
…,SLと、同一列の不揮発性メモリセルMC00
…,MCNnのドレイン領域を共通に接続するサブビッ
ト線BLS00,…,BLSXNとを備えている。ま
た、上記各メモリブロックMB,…,MBでは、各
サブビット線BLS00,…,BLSXNを選択する選
択用の第1スイッチング素子としての第1のMOS電界
効果トランジスタQ1S00,…,Q1SXNを設けて
いる。また、上記不揮発性メモリセルMC 00,…,M
Nnが、サブビット線BLS00,…,BLSXN
ソース線SL,…,SLとの間で並列に接続されて
いる。
【0036】また、上記半導体集積回路装置は、同一列
の複数のメモリブロックMB,…,MBに共通に接
続するメインビット線BLM,…,BLMを有して
いる。
【0037】上記メインビット線BLM,…,BLM
には、各メモリブロックMB,…,MBのサブビ
ット線BLS00,…,BLSXNが各第1のMOS電
界効果トランジスタQ1S00,…,Q1SXNを介し
て電気的に電気的に接続されている。そして、上記各メ
インビット線BLM,…,BLM毎に第2スイッチ
ング素子としての第2のMOS電界効果トランジスタQ
2S0,…,Q2SNを設けて、メインビット線BLM
,…,BLMの一端を第2のMOS電界効果トラン
ジスタQ2S0,…,Q2SNを介して接地電位VSS
と電気的に接続している。一方、上記メインビット線B
LM,…,BLMの他端は、第3のMOS電界効果
トランジスタQSE0,…,QSENを介してセンスア
ンプSA ,…,SAと電気的に接続されている。上
記第2のMOS電界効果トランジスタQ2S0,…,Q
2SNは、放電選択用ゲート線DDC,…,DDC
からの信号を受け、また、第3のMOS電界効果トラン
ジスタQSE0,…,Q ENは、メインビット線選択
用ゲート線TR,…,TRからの信号を受ける。な
お、図1中のSREFは、メモリブロックMB,…,
MB内の不揮発性メモリセルMC00,…,MCNn
を読み出す際、比較の対象となる基準電圧レベルを伝達
する信号線である。この信号線SREFは、各センスア
ンプSA,SA,…,SAに接続されている。ま
た、上記第1のMOS電界効果トランジスタ
1S00,…,Q1SXNは、メモリブロック選択用
ゲート線BS,…,BSで駆動するようになってい
る。上記メモリブロック選択用ゲート線BS,…,B
が、各メモリブロックMB,…,MB内におい
て第1のMOS電界効果トランジスタQ1S00,…,
1SXNを共通に接続してる。
【0038】図1では、Xはブロック番号に対応してい
る。つまり、上記メモリブロックMB,…,MB
(X+1)個ある。また、上記ワード線L00,…,W
のn、および、メインビット線BLM,…,B
LMのNはそれぞれの本数に対応している。すなわ
ち、上記ワード線L00,…,WLXnは、各メモリブ
ロックMB,…,MBに(n+1)本存在し、回路
全体で(X+1)・(n+1)本ある一方、メインビッ
ト線BLM,…,BLMは回路全体で(N+1)本
ある。また、上記不揮発性メモリセルMC00,…,M
Nnの個数は、ワード線L00,…,WLXnおよび
メインビット線BLM,…,BLMの本数に対応し
ている。これにより、上記不揮発性メモリセルM
00,…,MC Nnは、各メモリブロックMB
…,MB毎に(N+1)・(n+1)個存在し、回路
全体で(X+1)・(N+1)・(n+1)個あること
になる。なお、X、Nおよびnは自然数である。さら
に、上記第1のMOS電界効果トランジスタ
1S00,…,Q1SXNは、1本のメインビット線
BLM,…,BLMに対して(X+1)個接続され
ている。
【0039】上記構成の半導体集積回路装置によれば、
上記第1のMOS電界効果トランジスタQ1S00
…,Q1SXNをオンすると共に、第2のMOS電界効
果トランジスタQ2S0,…,Q2SNをオンすると、
不揮発性メモリセルMC00,…,MCNnと第1のM
OS電界効果トランジスタQ1S00,…,Q1SXN
との間の領域、すなわち不揮発性メモリセルMC00
…,MCNnのドレイン領域に蓄積された電荷が、第1
のMOS電界効果トランジスタQ1S00,…,Q
1SXNおよびメインビット線BLM,…,BLM
を介して引き抜かれる。このように、上記不揮発性メモ
リセルMC00,…,MCNnのドレイン領域の電荷を
第1のMOS電界効果トランジスタQ1S00,…,Q
1SXN,メインビット線BLM,…,BLMを介
して引き抜けるから、不揮発性メモリセルMC00
…,MCNnのドレイン領域の電荷を引き抜くためのス
イッチング素子をサブビット線BLS00,…,BLS
XNに設けていない。すなわち、上記電荷を引き抜くた
めのスイッチング素子を、各メモリブロックMB
…,MB毎に設けていない。その結果、上記電荷を引
き抜くためのスイッチング素子を制御する回路も各メモ
リブロックMB,…,MB毎に設けておらず、回路
占有面積が従来に比べて小さくなっている。
【0040】また、上記各メインビット線BLM
…,BLMが複数のメモリブロックMB,…,MB
に共通であるから、電荷を引き抜くための制御を各メ
モリブロックMB,…,MB毎に行わなくてもよ
い。したがって、上記不揮発性メモリセルMC00
…,MCNnのドレイン領域の電荷を引き抜くための制
御が簡単になる。
【0041】また、上記第2のMOS電界効果トランジ
スタQ2S0,…,Q2SNは各メインビット線BLM
,…,BLM毎に設けていることにより、第2のM
OS電界効果トランジスタQ2S0,…,Q2SNを制
御して、各メインビット線BLM,…,BLM毎に
電荷を引き抜くことができる。
【0042】また、上記メインビット線BLM,…,
BLMが第2のMOS電界効果トランジスタ
2S0,…,Q2SNを介して接地されているから、
不揮発性メモリセルMC00,…,MCNnのドレイン
領域に蓄積された電荷をグランドに逃がすことができ
る。
【0043】以下、上記半導体集積回路装置における読
み出し動作および書き込み動作を図2,図3および図4
を用いて説明する。なお、図2,図3および図4では、
上記メインビット線BLM,…,BLMのうちの1
本を用いて説明する。したがって、図2,図3および図
4の参照番号では、Nの添え字、および、Nに対応する
数字は省略する。
【0044】まず、上記半導体集積回路装置の読み出し
動作について説明する。
【0045】読み出し動作が開始される前には、図2に
示すように、メモリブロック選択用ゲート線BS
…,BSに電圧Vccを印加して、第1のMOS電界
効果トランジスタQ1S0,…,Q1SXを全てオンす
る。そして、上記放電選択用ゲート線DDCに電圧Vc
cを印加することにより、第2のMOS電界効果トラン
ジスタQ2Sをオンにする。上記各メインビット線BL
M、および、各メモリブロックMB,…,MBのサ
ブビット線BLS,…,BLSに寄生した容量
,…,Cに蓄積された電荷を接地電位VSSに放
電する。
【0046】続いて、読み出し動作を行う際には、図3
に示すように、非選択のメモリブロックMB,…,M
において、サブビット線選択信号BS,…,BS
を0Vにして、第1のMOS電界効果トランジスタQ
1S1,…,Q1SXをオフにする。そして、上記放電
選択用ゲート線DCCを0Vにして、MOS電界効果ト
ランジスタQ2Sをオフにする。一方、選択されたメモ
リブロックMBにおいて、選択するワード線WL
…,WLには例えば5V程度の電圧を印加し、それ以
外の非選択のワード線WL,…,WLは0Vにして
おく。このとき、上記メインビット線BLMには例えば
1V程度の電圧を印加し、ソース線SLの電圧は0Vに
しておく。
【0047】そして、読み出し動作終了後、図2に示す
ように、再び、メモリブロック選択用ゲート線BS
…,BSをVccにして、各メモリブロックMB
…,MBの第1のMOS電界効果トランジスタQ
1S0,…,Q1SXをオンにする。そして、上記放電
選択用ゲート線DDCをVccにして、第2のMOS電
界効果トランジスタQ2Sをオンにする。これにより、
上記メインビット線BLMおよびサブビット線BL
,…,BLSに蓄積された電荷が、第1のMOS
電界効果トランジスタQ1S0,…,Q1SX、メイン
ビット線BLMおよび第2のMOS電界効果トランジス
タQ2Sを介して接地電位VSSに放電される。
【0048】以下、上記半導体集積回路装置の書き込み
動作について説明する。
【0049】書き込み動作が開始される前には、図2に
示すように、メモリブロック選択用ゲート線BS
…,BSを高電圧つまりVccにして、第1のMOS
電界効果トランジスタQ1S0,…,Q1SXを全てオ
ンにしておくと共に、放電選択用ゲート線DDCをVc
cにして、第2のMOS電界効果トランジスタQ2S
オンにする。これにより、上記メインビット線BLMお
よびサブビット線BLS ,…,BLSに寄生した容
量C,…,Cに蓄積された電荷を接地電位VSSに
放電する。
【0050】続いて、書き込み動作を行う際、図4に示
すように、非選択のメモリブロックMB,…,MB
のメモリブロック選択用ゲート線BS,…,BS
0Vにして、第1のMOS電界効果トランジスタQ
1S1,…,Q1SXをオフにする。また、上記放電選
択用ゲート線DDCを0Vにして、第2のMOS電界効
果トランジスタQ2Sをオフにする。そして、選択する
メモリブロックMBの第1のMOS電解効果トランジ
スタQ1S0に12V程度の高電圧を印加する。これに
より、選択されたメインビット線BLMから、メモリブ
ロックMBのメモリセルMC,…,MCのドレイ
ン領域に4V〜5V程度の電圧が伝達される。このと
き、選択するワード線WLには例えば10V程度の電
圧を印加し、それ以外の非選択のワード線WL,…,
WLは0Vにしておく。また、上記メモリブロックM
のソース線SLは0Vにしておく。
【0051】書き込み動作終了後は、図2に示すよう
に、再び、メモリブロック選択用ゲート線BS,…,
BSを高電圧つまりVccにして、各メモリブロック
MB,…,MBの第1のMOS電界効果トランジス
タQ1S0,…,Q1SXをオンにする。このとき、上
記放電選択用ゲート線DDCをVccにして、第2のM
OS電界効果トランジスタQ2Sをオンにする。これに
より、上記メインビット線BLMおよびサブビット線B
LS,…,BLSに蓄積された電荷が、第1のMO
S電界効果トランジスタQ1S0,…,Q1SX、メイ
ンビット線BLMおよび第2のMOS電界効果トランジ
スタQ2Sを介して接地電位VSSに放電される。
【0052】このように、上記メモリブロックMB
において選択された不揮発性メモリセルMCの読み出
し動作の前後および書き込み動作の前後において、不揮
発性メモリセルMC,…MCのドレイン領域の電荷
を引き抜いているので、ホットエレクトロン現象の発生
を防止できる。
【0053】上記実施の形態では、上記各メインビット
線BLM,…,BLM毎に第2スイッチング素子と
しての第2のMOS電界効果トランジスタQ2S0
…,Q 2SNを設けていたが、複数のメインビット線B
LM,…,BLMを1本の共通線に接続し、その共
通線に第2のMOS電界効果トランジスタQ2Sを設け
てもよい。この場合、1つの第2のMOS電界効果トラ
ンジスタQ2Sで複数のメインビット線BLM,…,
BLMを制御することができる。
【0054】また、上記サブビット線BLS00,…,
BLSXNは接地していなかったが、スイッチング素子
を介して接地してもよい。すなわち、上記不揮発性メモ
リセルMC00,…,MCNnのドレイン領域の電荷を
引き抜くためのスイッチング素子を、メインビット線B
LM,…,BLMおよびサブビット線BLS00
…,BLSXNに設けてもよい。
【0055】また、上記メモリブロックMB内の選択
された不揮発性メモリセルMCの読み出し動作および
書き込み動作の前後では、第1のMOS電界効果トラン
ジスタQ1S0,…,Q1SXがオンされるようにして
おいてもよい。この場合は、上記不揮発性メモリセルM
の読み出し動作および書き込み動作の前後におい
て、第2のMOS電界効果トランジスタQ2Sをオンす
るだけで、不揮発性メモリセルMC,…MCのドレ
イン領域の電荷を引き抜けるから、電荷を引き抜くため
の制御がより簡単になる。
【0056】また、上記実施の形態では、上記メモリブ
ロックMB内において選択された不揮発性メモリセル
MCの読み出し動作の前後および書き込み動作の前後
において、不揮発性メモリセルMC,…MCのドレ
イン領域の電荷を引き抜いていたが、消去動作の前後に
おいて不揮発性メモリセルMC,…MCのドレイン
領域の電荷を引き抜いてもよい。
【0057】また、上記実施の形態では、上記メモリブ
ロックMB内において選択された不揮発性メモリセル
MCの読み出し動作および書き込み動作の前後におい
て、第1のMOS電界効果トランジスタQ1S0,…,
1SXおよび第2のMOS電界効果トランジスタQ
2Sをオンしたが、メモリブロックMB,…,MB
内において選択された不揮発性メモリセルMCの読み
出し動作、書き込み動作および消去動作のうちの少なく
とも1つの動作の終了後に、第1のMOS電界効果トラ
ンジスタQ1S0,…,Q1SXおよび第2のMOS電
界効果トランジスタQ2Sをオンにするようにしてもよ
い。
【0058】また、非アクセス状態の時に、上記第1の
MOS電界効果トランジスタQ1S ,…,Q1SX
よび第2のMOS電界効果トランジスタQ2Sをオンし
て、不揮発性メモリセルMC,…MCのドレイン領
域に蓄積された電荷を引き抜いてもよい。
【0059】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能である。
【0060】また、以上の説明では、主として本発明の
背景となった利用分野であるフラッシュメモリ技術に適
用した場合について説明したが、それに限定されるもの
ではなく、例えばEEPROMおよび論理回路を同一半
導体基板上に有する他の半導体集積回路装置技術等に適
用できる。本発明は、少なくとも上記構成のメモリセル
領域Mを有する半導体集積回路装置に適用できる。
【0061】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明の半導
体集積回路装置は、不揮発性メモリセルのドレイン領域
の電荷を第1スイッチング素子,メインビット線を介し
て第2スイッチング素子で引き抜けるから、不揮発性メ
モリセルのドレイン領域の電荷を引き抜くためのスイッ
チング素子をサブビット線に設けなくてもよく、しか
も、そのスイッチング素子を制御する回路も各メモリブ
ロック毎に設けなくてもよくなり、回路占有面積を低減
することができる。
【0062】また、上記各メインビット線が複数のメモ
リブロックに共通であるから、電荷を引き抜くための制
御を各メモリブロック毎に行わなくてもよく、不揮発性
メモリセルのドレイン領域の電荷を引き抜くための制御
が簡単になる。
【0063】一実施形態の半導体集積回路装置は、上記
第2スイッチング素子は各メインビット線毎に設けてい
るから、第2スイッチング素子を制御して、各メインビ
ット線毎に電荷を引き抜くことができる。
【0064】一実施形態の半導体集積回路装置は、上記
メインビット線が第2スイッチング素子を介して接地さ
れているから、不揮発性メモリセルのドレイン領域に蓄
積された電荷をグランドに逃がすことができる。
【0065】本発明の半導体集積回路装置の制御方法
は、上記メモリブロック内において選択された不揮発性
メモリセルの読み出し動作、書き込み動作および消去動
作のうちの少なくとも1つの動作の終了後に、第1,第
2スイッチング素子をオンするから、不揮発性メモリセ
ルのドレイン領域の電荷が第1スイッチング素子、メイ
ンビット線および第2スイッチング素子を介して引き抜
かれて、ホットエレクトロン現象の発生を防止できる。
【0066】本発明の半導体集積回路装置の制御方法
は、上記メモリブロック内の選択された不揮発性メモリ
セルの読み出し動作、書き込み動作および消去動作の前
後では、第1スイッチング素子がオンの状態であるか
ら、不揮発性メモリセルの読み出し動作、書き込み動作
および消去動作の前後において、電荷を引き抜くための
制御をより簡単にすることができる。
【0067】本発明の半導体集積回路装置の制御方法
は、スタンバイ状態の時に、上記第1スイッチング素子
および上記第2スイッチング素子をオンして、不揮発性
メモリセルのドレイン領域に蓄積された電荷を引き抜く
から、スタンバイ状態が解除された後にホットエレクト
ロン現象が生じるのを阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施の形態である半導体集
積回路装置における要部の回路図である。
【図2】 図2は上記半導体集積回路装置のスタンバイ
状態を説明するための回路図である。
【図3】 図3は上記半導体集積回路装置の読み出し動
作を説明するための回路図である。
【図4】 図4は上記半導体集積回路装置の書き込み動
作を説明するための回路図である。
【図5】 図5は従来の半導体集積回路における要部の
回路図である。
【図6】 図6は上記従来の半導体集積回路の読み出し
動作を説明するための回路図である。
【図7】 図7は上記従来の半導体集積回路の書き込み
動作を説明するための回路図である。
【符号の説明】
M メモリセル領域 MB,…,MB メモリブロック MC00,…,MCNn 不揮発性メモリセル WL00,…,WLXn ワード線 SL,…,SL ソース線 BLS00,…,BLSXN サブビット線 Q1S00,…,Q1SXN 第1のMOS電界効果ト
ランジスタ BLM,…,BLM メインビット線 Q2S0,…,Q2SN 第2のMOS電界効果トラン
ジスタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリブロックを備え、 上記各メモリブロックは、 マトリクス状に配置された複数のフローティングゲート
    型電界効果トランジスタである不揮発性メモリセルと、 同一行の上記不揮発性メモリセルのゲート領域を共通に
    接続するワード線と、 上記不揮発性メモリセルのソース領域を共通に接続する
    ソース線と、 同一列の上記不揮発性メモリセルのドレイン領域を共通
    に接続するサブビット線と、 上記各サブビット線を選択する選択用の第1スイッチン
    グ素子とを含み、 また、同一列の上記複数のメモリブロックに共通であっ
    て、上記各メモリブロックの上記サブビット線が上記各
    第1スイッチング素子を介して接続されるメインビット
    線と、 上記不揮発性メモリセルの上記ドレイン領域に蓄積され
    た電荷を上記第1スイッチング素子および上記メインビ
    ット線を介して引き抜くための第2スイッチング素子と
    を備えたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体集積回路装置に
    おいて、 上記第2スイッチング素子は上記各メインビット線毎に
    設けていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の半導体集積回
    路装置において、 上記メインビット線が上記第2スイッチング素子を介し
    て接地されていることを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    半導体集積回路装置の制御方法であって、 上記メモリブロック内において選択された上記不揮発性
    メモリセルの読み出し動作、書き込み動作および消去動
    作のうちの少なくとも1つの動作の終了後に、上記第1
    スイッチング素子および上記第2スイッチング素子をオ
    ンすることを特徴とする半導体集積回路装置の制御方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    半導体集積回路装置の制御方法であって、 上記メモリブロック内の選択された不揮発性メモリセル
    の読み出し動作の前後、書き込み動作の前後および消去
    動作の前後に、上記第1スイッチング素子をオンするこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    半導体集積回路装置の制御方法であって、 スタンバイ状態の時に、上記第1スイッチング素子およ
    び上記第2スイッチング素子をオンして、上記不揮発性
    メモリセルの上記ドレイン領域に蓄積された電荷を引き
    抜くことを特徴とする半導体集積回路装置の制御方法。
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