JP2856977B2 - 自動車の換気屋根のフレームのドレン抜き装置 - Google Patents

自動車の換気屋根のフレームのドレン抜き装置

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JP2856977B2
JP2856977B2 JP4103239A JP10323992A JP2856977B2 JP 2856977 B2 JP2856977 B2 JP 2856977B2 JP 4103239 A JP4103239 A JP 4103239A JP 10323992 A JP10323992 A JP 10323992A JP 2856977 B2 JP2856977 B2 JP 2856977B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、最近知られるようにな
ったサンルーフ及びムーンルーフのごとき自動車の換気
屋根を含むフレームのドレン抜き装置に関する。多くの
場合、この屋根は摺動屋根としての機能を持っている。
【0002】
【従来の技術及びその課題】エッジのギャップシールか
ら入り込んだ沈殿物及び洗車の水の排出機能を持つ摺動
屋根のフレームのドレン抜きデバイス及び装置は一般的
に使用されている。更に、これらのドレン抜きデバイス
及び装置が、これらを付帯したドレン抜きホース又はパ
イプに繋ぐ別の取付け手段を持つことが知られている。
【0003】例えば独逸特許第3924037C1号に
記載されているような代表的設計は、排出パイプを薄板
製のフレームに半田付け又は溶接するドレン抜きデバイ
ス及び装置の分野における従来技術に取って代わること
を意図したものである。独逸特許第3924037C1
号に開示されている設計においては、フレームに設けら
れ接触面の働きをするカラーに薄板製のドレン抜きパイ
プが溶接される。このドレン抜きパイプが、フレームの
通路の中に貫入するドレン抜きパイプとフランジ接合又
は半田付けでフレームに固定接続される。詰まり、この
ドレン抜きパイプはフレームにフランジ接合又は半田付
けによって接続されている。
【0004】独逸特許第3334896C2号によっ
て、プラスチック材料を摺動屋根のフレームに直接射出
成形することによってドレン抜きパイプを成形し、これ
が両側の通路のエッジを両側で抱き抱えるようにする、
ことも公知である。同じ型の別の提案、EPO3951
27Alにおいては、このドレン抜きデバイス又は装置
が2つの部分から成り立っている。第1の部分はカラー
を持つパイプの小片で、これがフレームの壁の通路を内
から外に向かって貫通しており、又、その外周面に放射
状に設けられた歯形の爪又は接続部を持っている。第2
の部分はドレン抜きパイプの外周面の接続部と係合する
爪又は接続部を持つスリーブの部分で、これを上記外周
面上を摺動させて固定したとき、フレームの壁がパイプ
のカラーとスリーブの部分の間に密封状態でクランプさ
れるようにしている。
【0005】これら公知の案は全て、ドレン抜きパイプ
がフレームに剛体接続されると言う共通の欠点を持って
いる。更に、これらのドレン抜きパイプはフレームの外
郭部から外に向かって突出しており、摺動屋根を装備し
た自動車の中に座っている人を傷付けるおそれがある。
これは、自動車の屋根の内面を覆う屋根ライニングが多
くの場合布又はプラスチック材料で作られていると言う
ことによるものである。屋根ライニングカバー及びそれ
に付帯するドレン抜きパイプの使用は常に乗車した人を
傷付ける原因となる。
【0006】フレームの外郭から突出し且つ摺動屋根の
フレームに剛体接続されているこれらの公知のドレン抜
きパイプのその他の欠点は、摺動屋根のユニットの移動
中に発生する。この問題は、一般的に摺動屋根ユニット
が直ちに装着出来るように作られていることから発生す
る。このユニットの操作が不適当だと、フレームから外
向きに下に向かって突出しているドレン抜きパイプが曲
がったり折れたりして、損傷しやすい。ドレン抜きパイ
プが溶接、半田付け又はその他の方法で接続されている
と、その接続作業に人力と時間と検査とを多く必要と
し、これらは全て大量生産にとって好ましくない事柄ば
かりである。
【0007】DE−OS1605936に記載されてい
るような摺動屋根のフレームの従来技術においては、ド
レン抜き装置を、可撓性材料の成型片が溶接されている
管状の配管で形成し、これをフレームの側壁の孔の中に
取り付けるようにすることが知られている。装着作業中
に、この配管がフレームの側壁の孔の中に捩じ込まれ、
次に、成型片がこの孔の中にしっかりと収まるまで、引
き込まれる。この公知の実施例においては、上述した欠
点は無くなるが、この成型片を孔の中に収めることが問
題の部分で、特に、どの程度しっかりと密封出来るかが
問題である。成型片及び管状の配管の長さ全体を、成型
片をフレームの側壁の孔から引っ張り出したり少なくと
も移動出来るよにする場合も、同様の問題が発生する。
この様な問題が起きるのは、これらのドレン抜きデバイ
ス又は装置の移動中に発生する曲げ又は衝撃荷重に由来
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、サンルーフ及
びムーンルーフのごとき自動車の換気屋根を含むフレー
ムのドレン抜き装置に関する。更に、本発明は、搭乗し
ている人を傷付けることの無い高度の安全性を持ち、運
搬の間にこのデバイスに発生する損傷の危険を減らし、
製造が容易で、信頼度の高い防水を確保し、換気屋根に
広く一般的に使用することの出来る、ドレン抜き装置を
提供する。
【0009】本発明は、フレーム構造体の中のドレン抜
きダクトに繋がる少なくとも1つのドレン抜きチューブ
を持つ自動車の換気屋根のフレームのドレン抜き装置を
提供する。このドレン抜きチューブは換気屋根のフレー
ムの外に向かって突出し、そのフレーム側の端部が、1
つのスリーブの部分でフレームに水密状態で取り付ける
ことが出来る形状をしている。フレーム側のドレン抜き
チューブの端部はその外部表面が球状に設計され、これ
が、スリーブの部分に固定された対応するシールリング
の中にボールジョイントの形で受け入れられている。
【0010】本発明のドレン抜き装置においては、ドレ
ン抜きパイプが回転及び回動可能にフレームの近くに置
かれ、更に、適切な強度が、球状のジョイント部の適切
な寸法及び設計によって得られる。このようにして、こ
のドレン抜きパイプに外力が掛からぬ限り、調節された
ドレン抜きパイプの方向は変わらない。
【0011】ここに開示する装置は摺動屋根、摺動−昇
降屋根、その他の構造の摺動屋根、及びこれに類するそ
の他のデバイスに利用することが出来る。これらの屋根
は一般的に屋根フレームの上に載っている。このフレー
ムは深絞りされた薄板材料で作られた強度の高いトラフ
として使用されるか、又は、U形に曲げられ車両の後部
に向かって開口する連続引き抜きされた断面形状部材か
ら作られた案内フレームとして利用される。普通、水ダ
クトが、摺動屋根を作動させる案内デバイスから離れて
屋根フレームの中に設けられる。この水ダクトが、屋根
の摺動カバーと切り込みエッジとの間にあるエッジ・ギ
ャップ・シールを浸透して来た水を集める。この水がド
レン抜きパイプを介してドレン抜き装置の外に運び出さ
れる。この水ダクトは、普通、車両の前部にあり、更に
前部又はカバーの横エッジの横下にある。これらは又後
部固定屋根の下に後ろ向きに延びている。カバーの後部
エッジを浸透した水が別の水分配トラフによって向きを
変えられ、フレームの横の水チャンネルに入る。
【0012】可撓性のホースがドレン抜きパイプの外向
きに突出した端部に装着され、水ダクトの外壁を貫通す
る。可撓性ホースの自由端部が、ボディーポスト即ち車
体の柱の上部の孔の中に差し込まれる。この場合、前後
のドレン抜きパイプは摺動屋根のフレームに設けられて
いる。これらのドレン抜きパイプは、それらの外側の端
部がボディーポスト即ち柱の上部の孔と向き合って横た
わるようにして、フレームに取り付けられる。このよう
にして、ドレン抜きパイプに装着された水ホースの直線
的案内線が確保される。
【0013】ボディーポスト即ち柱の配置は個々の車体
の形状によって異なる。これは、ボディーポスト即ち柱
の位置及び相互の間隔が車体によって異なるためであ
る。当該技術の現状においては、殆どの車種に適用でき
るように摺動屋根を作り、フレームのドレン抜きパイプ
をボディーポスト即ち柱の孔の位置に順応させる必要が
ある。
【0014】本発明のドレン抜き装置においては、水パ
イプをフレームに回転及び回動可能に取り付けることに
よって、一定寸法で大量生産される屋根フレームを、タ
イプの違う車両の換気屋根に使って、これら車両に装着
可能にすることが出来る。
【0015】本発明によって、フレームの製造費用の大
幅な節減と、運搬中のこれら屋根フレーム及び損傷発生
率の低減が可能となる。移動中の損傷を防ぐために、本
発明に使われているドレン抜きパイプは、フレームの外
郭部の使用位置に自在接手の形で取り付け取り外しする
ことが出来る。更に、これらは、屋根が車体に取り付け
られたとき、直ちに使用可能の状態にすることが出来
る。この例の場合、これらはホース、及び、ボディーポ
スト即ち柱の孔に隣接してり取り付けられている。
【0016】この屋根フレームは、連続引き抜きされた
断面形状材をU形に曲げた一体の案内フレームとして作
られている。水ダクトの区域のフレームの隅角部は、曲
げ作業を容易にするために事前に取り除かれている。曲
げ作業の後、この隅角部がプラスチック材料で作られた
成型部品で補充され、フレームの長手部分とフレームの
横方向部分との間の隅角部で中断すること無く、連続し
た水ダクトが出来る。フレームの長手方向の後方端部は
プラスチック材料で作られた成型部品で終り、この場合
は、水ダクトが上向きに延びる壁で終わっている。この
フレーム設計においては、このスリーブの部分は成型部
品で作られた構成部品、又は、フレーム終点片で、これ
はフレームの切り込みに差し込まねばならない。
【0017】本発明の目的は、搭乗者が絶対に負傷しな
いように防護したドレン抜き装置を提供することであ
る。
【0018】本発明の別の目的は、運搬中の上記装置の
損傷発生率を低くしたドレン抜き装置を提供することで
ある。
【0019】本発明の更に別の目的は、各種換気屋根に
広く使用することが出来、簡単に製造することが出来、
一方、信頼性の高い防水性を持つドレン抜き装置を提供
することである。
【0020】これらの目的及び作業性の良さに関するそ
の他の目的は、以下、図面を用いて好ましい実施例を当
該技術者に説明するときに明らかにする。本発明を特徴
付ける各種の新規な特徴は同時に提出した請求項で指摘
する。
【0021】
【実施例】図1は本発明を用いた自動車の屋根を示し、
その全体を参照符号100で示す。図1は自動車の屋根
の説明図である。図1に示す自動車の屋根1が屋根開口
部2を持ち、その前側エッジ及び両側エッジの先に図に
示すごとく屋根フレーム3が延びている。この屋根フレ
ームは連続引き抜きの断面形状材をU形に曲げることに
よって作られており、その四隅にそれぞれドレン抜きチ
ューブ4を持っている。ホース(図示無し)がこのドレ
ン抜きチューブ4から車体のボディーポスト即ち柱に延
びている。図1が図2及び4と共に示すごとく、フレー
ムの2つの前方隅角部が、フレーム3の曲げ作業を可能
とするための切抜き部5を持っており、この中に挿入デ
バイス6がそれぞれ当てがわれる。フレーム3の2つの
後方端部には端末片7が置かれている。
【0022】図3に示すごとく、形状材で作られたフレ
ーム3が連続した水ダクト8を持ち、その外側の側面が
壁9によって、その内側の側面が案内レールセクション
10によって囲まれている。図2及び4に示すごとく、
挿入デバイス6が切抜き部5に当てがわれ、これらが切
抜き部5の中に完全に形状対応する形で取り付けられ、
取り付けた後、水ダクト8がフレームの隅角部の回りを
中断すること無く連続するようにする。フレームの両側
部分の後方端部に取り付けられた端末片7は、これらが
水ダクト8の後方端部を完全密封状態で閉鎖するように
設計され、取り付けられている。
【0023】図4に示すごとく、管状のスリーブの部分
11が挿入デバイス6及び端末片7に設けられている。
このスリーブの部分11、挿入デバイス6、及び端末片
7は金属薄板又はその他の材料で形成することが出来
る。これらの外向きに突出する管状のスリーブの部分1
1は僅かに下向きに傾いている。図6に示すごとく、ス
リーブの部分11は又チャンネル12を囲んでいる。こ
のチャンネルは後述するごとく特殊に設計されており、
水ダクト8に連続した形で繋がっている。図6から明ら
かなごとく、チャンネル12はフレーム3から遠ざかる
方向に向かって拡がっている。このチャンネルは円錐台
形の転移部13を介して拡がっており、この転移部が円
筒形の管状溝14に繋がっており、この溝の直径が転移
部13の直径より大きい。
【0024】図6において、クランプ及びシール・リン
グ15は弾性材料から一体に成型されており、爪又は位
置決め手段によって管状溝14の中に固定される。クラ
ンプ及びシール・リング15の幅は管状溝14の幅にほ
ぼ相当し、クランプ及びシール・リング15が管状溝1
4の中にきっちりと固定される形で納まるようにする。
管状溝14に続いて、くり抜き部16が円錐台状に拡が
り、クランプ及びシール・リング15と当接する環状の
肩部を形成している。
【0025】クランプ及びシール・リング15の内面は
球状に凹んだ形をしており、ドレン抜きチューブ4の球
形の凸面端部17に形状対応している。
【0026】ドレン抜きチューブ4の球形の凸面端部1
7が、外側から、形状対応の形で、弾力性を持つクラン
プ及びシール・リング15の中に入子状に挿入されてい
る。この様にして、クランプ及びシール・リング15が
ドレン抜きチューブ4の球形の凸面端部17と共に1つ
のボールジョイント6を形成し、これによって、ドレン
抜きチューブ4に回動及び又は調節動作をさせることが
可能となる。これらの構成部品は、クランプ及びシール
・リング15がドレン抜きチューブ4の球形の凸面端部
17に、予め密封のためのストレスの掛かった状態で当
接するのに適した、互いに対応した寸法を持っている。
従って、ドレン抜きチューブ4は、外力を掛けた時にの
み回動し、球形の凸面端部17をスリーブの部分11に
対していかなる位置に回動させても常に確実に固定シー
ルされている。
【0027】図6のクランプ及びシール・リング15は
その側部に丸められたエッジ18を持ち、これにより、
リングの中空球形状の内側の円周面とこれに続く端面と
の間にドレン抜きチューブ4を取り付けるとき、ドレン
抜きチューブ4の球形の凸面端部17を容易に挿入する
ことが出来る。この場合、クランプ及びシール・リング
15を先ず環状の溝14の中に取り付けた後、このリン
グの中に球形の凸面端部17をこのエッジを介して挿入
する。この丸められたエッジ18はリングの両側面に設
けられており、従ってこのクランプ及びシール・リング
15はどちらの面を前にしても使うことが出来る。
【0028】クランプ及びシール・リング15の回動可
能角度は、くり抜き部16の内径とドレン抜きチューブ
4の外径との差によって決まる。図6は又ドレン抜きチ
ューブ4の外側の円周面を示しており、これが、その外
周面に鋸歯状の円周リブ19を持ち、この上に可撓性の
ホース20を被せたとき、これが密封状態で固定される
ようになっている。ドレン抜きチューブ4の内部ダクト
21は、円錐台形の転移部に最も近いドレン抜きチュー
ブ4の端部であるその入り口端部で濾斗状に拡がってお
り、従って、ドレン抜きチューブ4を回動させて調節す
る間に、内部ダクト21とこれに隣接するチャンネル1
2のくり抜き部との間に断面での通路狭搾部が出来るこ
とが無い。
【0029】本発明は、自動車の屋根の上に降り注ぐ水
又は液体がドレン抜きチューブ4を介して、更に、自動
車のボディーポスト即ち柱の中を走る排水ホースを介し
て、チャンネル8から出て行くごとくにして、効果的に
排水を行うことが出来る。
【0030】図7〜9に示す本発明の第2の実施例20
0においては、ドレン抜き装置が、金属薄板を深絞りす
ることによって一体に作られた屋根フレーム3′を持つ
ものとして示されている。図9は切抜き部22を示し、
これが、フレーム3′の四隅の全てに、実質的に水ダク
ト8′の外側の垂直境界壁23に設けられている。これ
らの切抜き部22に成型部品24が隣接し、これが、一
体に成型されたそのスリーブの部分11′の所でフレー
ム3′に水密状態で半田付けされている。
【0031】このスリーブの部分11′は図6に示した
ものと実質的に同様に設計されている。ボールジョイン
ト状にスリーブの部分11′の中に納まるドレン抜きチ
ューブ4についても同様の配慮が成されている。本発明
の第2の実施例の構成部分は第1の実施例の対応する構
成部分と同様に機能し、自動車の屋根に降り注ぐ水又は
液体を効果的に排水することが出来る。この場合も又、
水又は液体は、ドレン抜きチューブ4及び自動車のボデ
ィーポスト即ち柱の中の排水ホース(図示無し)を介し
てチャンネル即ち水ダクト8′から逃げて行く。
【0032】本発明を幾つかの実施例について説明した
が、これらは単に本発明の解説として行ったもので、本
発明を限定するためのものではない。本発明は、ここに
記載した装置の全ての変形を包含している。本発明の範
囲は特許請求の範囲に記載した請求項によってのみ限定
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、開いた状態の自動車の屋根の一部を切
抜き、連続引き抜きされた断面形状材を曲げて作ったフ
レームを破線で同時に示す平面図、
【図2】図2は、図1のフレームの前方隅角部の左半分
を切り取り、拡大して示す平面図、
【図3】図3は、図2の線III −III に沿う断面図、
【図4】図4は、図2のフレームの隅角部を、フレーム
の切り取り部に挿入部品を取り付ける前の状態で示す斜
視図、
【図5】図5は、図4の隅角部に挿入部品を取り付けた
状態を一部を切り欠いて示す平面図、
【図6】図6は、図5の線IV−IVに沿う断面図、
【図7】図7は、薄板を深絞りして作った一体のフレー
ムである本発明の別の実施例を示す斜視図、
【図8】図8は、図7のフレームの隅角部を図5と同様
に示す平面図、
【図9】図9は、図8の線IX−IXに沿う断面図である。
【符号の説明】
1…自動車の屋根、3…屋根フレーム、4…ドレン抜き
チューブ、5…切抜き部、6…挿入デバイス、7…端末
片、8…水ダクト、11…スリーブの部分、12…チャ
ンネル、13…転移部、14…環状溝、15…クランプ
及びシール・リング、16…くり抜き部、17…凸形端
部、18…丸められたエッジ、19…鋸歯形の円周リ
ブ、21…内部ダクト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブリギッテ・バイトマン ドイツ連邦共和国、6000 フランクフル ト、ガウスシュトラーセ 7 (72)発明者 ライナー・アルノルト ドイツ連邦共和国、6479 ショッテン、 フォーゲルスベルクシュトラーセ 28ア ー (72)発明者 ディーター・フェーダーマン ドイツ連邦共和国、6450 ハナウ、ア ム・ヘクセンプファット 4 (56)参考文献 特開 昭62−238153(JP,A) 特開 昭49−78917(JP,A) 特開 昭51−25826(JP,A) 実開 昭63−182926(JP,U) 実開 昭64−53527(JP,U) 実開 昭55−90880(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 10/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の換気屋根のドレン抜き装置で、
    これが、液体を受け、これを運ぶ水ダクトを持つフレー
    ム構造体と; 上記フレームの上記水ダクトと連絡し、上記フレームか
    ら外に突出し、その端面が上記フレームの側に形成され
    ている、少なくとも1つのドレン抜きチューブと; 上記ドレン抜きチューブに隣接して設けられ、上記ドレ
    ン抜きチューブを上記フレームに水密状態で取り付ける
    ために用いられるスリーブの部分と;を含み、 上記ドレン抜きチューブが上記フレームに隣接する1つ
    の端部を持ち、その外周面が球形をしており、これが、
    これと対応する形状を持つシールリングの中にボールジ
    ョイントの形で受け入れられ、このシールリングが上記
    スリーブの部分の中に置かれており、また、上記ドレン
    抜きチューブは、その中を走る内部ダクドを持ち、この
    ダクトの入り口端部が濾斗状に外に向かって拡がってい
    る、自動車の換気屋根のドレン抜き装置。
  2. 【請求項2】 上記スリーブの部分が上記フレームの部
    分と一体に形成されている、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記スリーブの部分が、金属薄板から作
    られ且つ上記屋根の上記フレームの切抜き部の中に差し
    込まれる成型部品の一部分を構成している、請求項1記
    載の装置。
  4. 【請求項4】 上記シールリングが、その外周輪郭面
    で、上記スリーブの部分の環状溝の中に固定され、上記
    環状溝の幅に相当する幅を持っている、請求項1記載の
    装置。
  5. 【請求項5】 上記ドレン抜きチューブが球形をした1
    つの端部を持ち、これが上記スリーブの部分の上記シー
    ルリングの中に係合する、請求項1もしくは4記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 上記シールリングが弾性材料から単一の
    部品として形成されている、請求項1,4もしくは5記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 上記シールリングが少なくともその一側
    に、その内周面とこれに続く端面との間に丸められたエ
    ッジを持ち、これにより、上記ドレン抜きチューブの上
    記球形の端部を上記シールリングの中に挿入する時、上
    記ドレン抜・きチューブの上記球形の端部を容易に挿入
    することが出来る、請求項1,4,5もしくは6記載の
    装置。
JP4103239A 1991-04-26 1992-04-22 自動車の換気屋根のフレームのドレン抜き装置 Expired - Lifetime JP2856977B2 (ja)

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DE4113670:5 1991-04-26

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