JPH0217217Y2 - - Google Patents
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- JPH0217217Y2 JPH0217217Y2 JP1987146785U JP14678587U JPH0217217Y2 JP H0217217 Y2 JPH0217217 Y2 JP H0217217Y2 JP 1987146785 U JP1987146785 U JP 1987146785U JP 14678587 U JP14678587 U JP 14678587U JP H0217217 Y2 JPH0217217 Y2 JP H0217217Y2
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- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 39
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/02—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions
- F16D3/08—Couplings for intersecting shafts, provided with intermediate bars bent in an angle corresponding with the angle of intersection
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16N—LUBRICATING
- F16N21/00—Conduits; Junctions; Fittings for lubrication apertures
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/26—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D3/41—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another with intermediate member provided with two pairs of outwardly-directed trunnions on intersecting axes with ball or roller bearings
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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- F16D2300/06—Lubrication details not provided for in group F16D13/74
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、ユニバーサルジヨイントを介して屈
折可能に連結された二つの回転軸のうち、一方回
転軸に備える潤滑油受給部に、他方回転軸の潤滑
油供給部から前記ユニバーサルジヨイントの十字
軸を通じて潤滑油を供給させるユニバーサルジヨ
イントの潤滑油供給装置に関する。
折可能に連結された二つの回転軸のうち、一方回
転軸に備える潤滑油受給部に、他方回転軸の潤滑
油供給部から前記ユニバーサルジヨイントの十字
軸を通じて潤滑油を供給させるユニバーサルジヨ
イントの潤滑油供給装置に関する。
<従来の技術>
従来からのユニバーサルジヨイントの潤滑油供
給装置の一例を第3図に示して説明する。
給装置の一例を第3図に示して説明する。
図において、符号1は十字軸、2は第1ヨーク
3aに連結された第1回転軸、4は第2ヨーク3
bに連結された第2回転軸、5は第1回転軸2お
よび第2回転軸4それぞれに設けられている潤滑
油通路6,7を連通連結させる伸縮自在な二重管
構造の連結管、8,9は連結管5の両端を支持す
る球継手をそれぞれ示している。
3aに連結された第1回転軸、4は第2ヨーク3
bに連結された第2回転軸、5は第1回転軸2お
よび第2回転軸4それぞれに設けられている潤滑
油通路6,7を連通連結させる伸縮自在な二重管
構造の連結管、8,9は連結管5の両端を支持す
る球継手をそれぞれ示している。
球継手8,9は、第1、第2回転軸2,4の各
潤滑油通路6,7の開口端部分に装着された凹球
面座10,11と、凹球面座10,11に回動自
在に着座されかつ軸心に通孔14,15を有する
球体12,13とからなる。
潤滑油通路6,7の開口端部分に装着された凹球
面座10,11と、凹球面座10,11に回動自
在に着座されかつ軸心に通孔14,15を有する
球体12,13とからなる。
連結管5は、十字軸1に形成の貫通孔16に挿
通されていて、この連結管5の外側管体5aの一
端および内側管体5bの一端がそれぞれ球継手
8,9により支持されている。具体的に、外側管
体5aの一端は球体12の通孔14に、また内側
管体5bの一端は球体13の通孔15にそれぞれ
嵌合固定されている。
通されていて、この連結管5の外側管体5aの一
端および内側管体5bの一端がそれぞれ球継手
8,9により支持されている。具体的に、外側管
体5aの一端は球体12の通孔14に、また内側
管体5bの一端は球体13の通孔15にそれぞれ
嵌合固定されている。
なお、符号17,18は、各球継手8,9の抜
け出しを防止する押さえ板で、両回転軸2,4に
ねじ止めされている。符号19は一方の球体12
の通孔14に設けられて前記外側管体5aと内側
管体5bとの軸方向がたつきを防止するコイルバ
ネである。
け出しを防止する押さえ板で、両回転軸2,4に
ねじ止めされている。符号19は一方の球体12
の通孔14に設けられて前記外側管体5aと内側
管体5bとの軸方向がたつきを防止するコイルバ
ネである。
以上説明した構成によれば、第1、第2回転軸
2,4が屈折したときでも、球継手8,9によつ
て連結管5が無理なく傾くとともに傾きに合わせ
て伸びることになるので、第1、第2回転軸2,
4の潤滑油通路6,7の連通状態を安定に保つと
いつた面で優れている。
2,4が屈折したときでも、球継手8,9によつ
て連結管5が無理なく傾くとともに傾きに合わせ
て伸びることになるので、第1、第2回転軸2,
4の潤滑油通路6,7の連通状態を安定に保つと
いつた面で優れている。
しかしながら、連結管5が二重管構造であつた
ため、連結管5の通孔径に対する管外径が比較的
大きくなるといつた問題点がある。そのためにこ
の連結管5を挿通させる十字軸1の貫通孔16の
径を比較的大きく設定しておかねばならず、十字
軸1自体の剛性が不十分になるおそれがある。
ため、連結管5の通孔径に対する管外径が比較的
大きくなるといつた問題点がある。そのためにこ
の連結管5を挿通させる十字軸1の貫通孔16の
径を比較的大きく設定しておかねばならず、十字
軸1自体の剛性が不十分になるおそれがある。
このような点を考慮して、連結管5を一重管構
造にしたものが提案されており、それを第4図に
示して説明する。
造にしたものが提案されており、それを第4図に
示して説明する。
図において、先に説明した第3図と同一の符号
は同一部品もしくは対応する部分を指すのでその
説明を省略して、異なる構成のみを説明する。
は同一部品もしくは対応する部分を指すのでその
説明を省略して、異なる構成のみを説明する。
即ち、この例では、連結管5を一重管構造にし
ているために、各球体12,13の通孔14,1
5と連結管5との嵌め合い部分に複数のニードル
ローラ20を介在させて、組み立て時における連
結管5の嵌め込みを容易にするようにしている。
そして、連結管5の両端開口部分にコイルバネ1
9をそれぞれ設けて連結管5の軸方向がたつきを
防止するようにしている。さらに、このニードル
ローラ20を用いたことにより連結管5内部を通
す潤滑油が漏洩しやすくなるので、それを防止す
るために各球体12,13の開口部分にシール部
材21を設けている。
ているために、各球体12,13の通孔14,1
5と連結管5との嵌め合い部分に複数のニードル
ローラ20を介在させて、組み立て時における連
結管5の嵌め込みを容易にするようにしている。
そして、連結管5の両端開口部分にコイルバネ1
9をそれぞれ設けて連結管5の軸方向がたつきを
防止するようにしている。さらに、このニードル
ローラ20を用いたことにより連結管5内部を通
す潤滑油が漏洩しやすくなるので、それを防止す
るために各球体12,13の開口部分にシール部
材21を設けている。
<考案が解決しようとする問題点>
しかしながら、このような構成を有する従来例
の場合にも、次のような問題点がある。
の場合にも、次のような問題点がある。
即ち、ニードルローラ20、コイルバネ19お
よびシール部材21など細々とした部品が多く必
要であるとともにそれに伴う組立工数の増加によ
り、コスト高になつていた。
よびシール部材21など細々とした部品が多く必
要であるとともにそれに伴う組立工数の増加によ
り、コスト高になつていた。
また、図に示すように連結管5を必要最小限に
短くしていたので、組み立てに際して、連結管5
の球体12または13に対する嵌め合わせ時の芯
合わせ作業と、第1回転軸2(または第2回転軸
4)の十字軸1に対する取り付け時のねじ孔相互
の芯合わせ作業とを同時に行わなければならない
だけでなく、前記細々とした部材の組み付けをも
前記作業と同時に行わなければならないので、組
立作業が極めて困難であつた。
短くしていたので、組み立てに際して、連結管5
の球体12または13に対する嵌め合わせ時の芯
合わせ作業と、第1回転軸2(または第2回転軸
4)の十字軸1に対する取り付け時のねじ孔相互
の芯合わせ作業とを同時に行わなければならない
だけでなく、前記細々とした部材の組み付けをも
前記作業と同時に行わなければならないので、組
立作業が極めて困難であつた。
さらに、連結管5の通孔と第1、第2回転軸
2,4の各潤滑油通路6,7との合わせ部分にコ
イルバネ19をそれぞれ配しているために、潤滑
油が流れにくくなつていた。
2,4の各潤滑油通路6,7との合わせ部分にコ
イルバネ19をそれぞれ配しているために、潤滑
油が流れにくくなつていた。
このように従来のものは装備が過剰になりすぎ
ていて、前述のような問題点が生じていた。そこ
で、本件考案者らは、第5図に示すような簡素な
構造を考えた。
ていて、前述のような問題点が生じていた。そこ
で、本件考案者らは、第5図に示すような簡素な
構造を考えた。
つまり、球継手8,9を排除して、一重管構造
の連結管5の両端を直接第1、第2回転軸2,4
の各潤滑油通路6,7に対してルーズに嵌め合わ
せた構造にし、さらに、各潤滑油通路6,7と連
結管5との嵌め合い部分での潤滑油の漏洩を防止
するために、連結管5の両端にOリング22およ
び浮動リング23を設けるとともに、それの押さ
え板17,18の円筒フランジ24,25と連結
管5に設けた環状突起26,27とでラビリンス
シールを構成している。
の連結管5の両端を直接第1、第2回転軸2,4
の各潤滑油通路6,7に対してルーズに嵌め合わ
せた構造にし、さらに、各潤滑油通路6,7と連
結管5との嵌め合い部分での潤滑油の漏洩を防止
するために、連結管5の両端にOリング22およ
び浮動リング23を設けるとともに、それの押さ
え板17,18の円筒フランジ24,25と連結
管5に設けた環状突起26,27とでラビリンス
シールを構成している。
この構造によれば、先に説明した第3図および
第4図の構造の問題点を解決できるというメリツ
トがあるものの、第1、第2回転軸2,4の屈折
時における追従性や屈折状態での密封性が第3図
および第4図のような球継手使用構造に比べて劣
るという不具合がある。
第4図の構造の問題点を解決できるというメリツ
トがあるものの、第1、第2回転軸2,4の屈折
時における追従性や屈折状態での密封性が第3図
および第4図のような球継手使用構造に比べて劣
るという不具合がある。
本考案はこのような事情に鑑みて創案されたも
ので、優れた機能を発揮しながらも、簡素な構成
でかつ組み立てを容易に行うことのできるユニバ
ーサルジヨイントの潤滑油供給装置を提供するこ
とを目的としている。
ので、優れた機能を発揮しながらも、簡素な構成
でかつ組み立てを容易に行うことのできるユニバ
ーサルジヨイントの潤滑油供給装置を提供するこ
とを目的としている。
<問題点を解決するための手段>
本考案はこのような目的を達成するために、次
のような構成をとる。
のような構成をとる。
即ち、本考案にかかるユニバーサルジヨイント
の潤滑油供給装置は、 ユニバーサルジヨイントを介して屈折可能に連
結された二つの回転軸のうち、一方回転軸に備え
る潤滑油受給部に、他方回転軸の潤滑油供給部か
ら前記ユニバーサルジヨイントの十字軸を通じて
潤滑油を供給させるものであつて、 前記二つの回転軸それぞれに備える各潤滑油通
路の開口端部分にそれぞれ球継手が設けられ、 前記ユニバーサルジヨイントの十字軸に形成さ
れた貫通孔に、前記両潤滑油通路を連通連結する
一重管構造の長尺な連結管が挿通され、 この連結管の一端が前記一方の球継手に備える
球体の通孔に嵌合固定されているとともに、他端
が前記他方の球継手に備える球体の通孔に摺動自
在に突き抜け嵌合されていることに特徴を有する
ものである。
の潤滑油供給装置は、 ユニバーサルジヨイントを介して屈折可能に連
結された二つの回転軸のうち、一方回転軸に備え
る潤滑油受給部に、他方回転軸の潤滑油供給部か
ら前記ユニバーサルジヨイントの十字軸を通じて
潤滑油を供給させるものであつて、 前記二つの回転軸それぞれに備える各潤滑油通
路の開口端部分にそれぞれ球継手が設けられ、 前記ユニバーサルジヨイントの十字軸に形成さ
れた貫通孔に、前記両潤滑油通路を連通連結する
一重管構造の長尺な連結管が挿通され、 この連結管の一端が前記一方の球継手に備える
球体の通孔に嵌合固定されているとともに、他端
が前記他方の球継手に備える球体の通孔に摺動自
在に突き抜け嵌合されていることに特徴を有する
ものである。
<作用>
本考案の構成による作用は次のとおりである。
二つの回転軸が屈折すると、球継手の球体それ
ぞれが回動して連結管をスムースに傾かせるとと
もに、その際に前記連結管が他方の球継手の球体
の通孔で摺動して所定量抜け出ることになる。
ぞれが回動して連結管をスムースに傾かせるとと
もに、その際に前記連結管が他方の球継手の球体
の通孔で摺動して所定量抜け出ることになる。
また、一重管構造の連結管を採用しているか
ら、十字軸の貫通孔の径が小さくて済み、また、
この連結管を他方の球継手の球体に対して突き抜
けるように長くしているから、組み立ての際の作
業が行い易くなる。
ら、十字軸の貫通孔の径が小さくて済み、また、
この連結管を他方の球継手の球体に対して突き抜
けるように長くしているから、組み立ての際の作
業が行い易くなる。
<実施例>
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し
ている。これらの図において、第3図ないし第5
図に付した符号と同一の符号は同一部品もしくは
対応する部分を指す。
ている。これらの図において、第3図ないし第5
図に付した符号と同一の符号は同一部品もしくは
対応する部分を指す。
本実施例において、球継手8,9の取付構造は
従来例の第3図に示す構造と同様にしているの
で、その説明は省略する。
従来例の第3図に示す構造と同様にしているの
で、その説明は省略する。
本実施例の従来例と異なる構成は、次のとおり
である。
である。
即ち、従来例のものよりも長尺な一重管構造の
連結管5を用い、その一端を一方の球継手8に備
える球体12の通孔14に対して圧入することに
より嵌合固定し、他端を他方の球継手9に備える
球体13の通孔15に対して摺動自在に突き抜け
嵌合している。連結管5の突き抜けた部分は、第
2回転軸4の潤滑油通路7開口端部分に連続する
大孔部7aに収容される。他方の球体13の通孔
15には連結管5の摺動時に潤滑油が外部に漏洩
するのを防止するOリング30が設けられてい
る。
連結管5を用い、その一端を一方の球継手8に備
える球体12の通孔14に対して圧入することに
より嵌合固定し、他端を他方の球継手9に備える
球体13の通孔15に対して摺動自在に突き抜け
嵌合している。連結管5の突き抜けた部分は、第
2回転軸4の潤滑油通路7開口端部分に連続する
大孔部7aに収容される。他方の球体13の通孔
15には連結管5の摺動時に潤滑油が外部に漏洩
するのを防止するOリング30が設けられてい
る。
そして、連結管5と球体12,13との嵌め合
い部分の外周にはベローズ31,32が取り付け
られている。このベローズ31,32の各一端は
球体12,13の押さえ板17,18に形成した
円筒部33,34の周溝35,36に嵌着されて
おり、ベローズ31,32の各他端は連結管5の
中央部分に形成の段部37,38に圧接してい
る。この一方のベローズ31内において連結管5
には筒状スペーサ39およびコイルバネ40が外
嵌されていて、コイルバネ40の伸長力で筒状ス
ペーサ39を球体13の端面に押し当てて、連結
管5の軸方向がたつきを無くすようにしている。
い部分の外周にはベローズ31,32が取り付け
られている。このベローズ31,32の各一端は
球体12,13の押さえ板17,18に形成した
円筒部33,34の周溝35,36に嵌着されて
おり、ベローズ31,32の各他端は連結管5の
中央部分に形成の段部37,38に圧接してい
る。この一方のベローズ31内において連結管5
には筒状スペーサ39およびコイルバネ40が外
嵌されていて、コイルバネ40の伸長力で筒状ス
ペーサ39を球体13の端面に押し当てて、連結
管5の軸方向がたつきを無くすようにしている。
次に動作を説明する。
例えば第1の回転軸2に設けた潤滑油通路6に
図示しない給脂源から潤滑油を供給すると、一方
の球体12の通孔14に嵌入した連結管5に導か
れ、この内部を経て第2の回転軸4の潤滑油通路
7へ送られる。そこで、例えば第1の回転軸2と
第2の回転軸4とが屈折すると、両球体12,1
3が回動して連結管5がスムースに傾き、この傾
きに合わせて連結管5の突き抜け側が球体13の
内部を摺動して所定量抜け出し、両球体12,1
3間の距離が伸びることになる。球継手8,9を
採用しているから、両回転軸2,4の屈折時にお
ける追従性および屈折状態での密封性が良好にな
る。
図示しない給脂源から潤滑油を供給すると、一方
の球体12の通孔14に嵌入した連結管5に導か
れ、この内部を経て第2の回転軸4の潤滑油通路
7へ送られる。そこで、例えば第1の回転軸2と
第2の回転軸4とが屈折すると、両球体12,1
3が回動して連結管5がスムースに傾き、この傾
きに合わせて連結管5の突き抜け側が球体13の
内部を摺動して所定量抜け出し、両球体12,1
3間の距離が伸びることになる。球継手8,9を
採用しているから、両回転軸2,4の屈折時にお
ける追従性および屈折状態での密封性が良好にな
る。
この構造における組み立て手順の一例を第2図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
まず、第1回転軸2に球継手8を取り付けてこ
の球継手8に連結管5の一端を圧入しておき、こ
の第1回転軸2にユニバーサルジヨイントを取り
付ける。そこで、ユニバーサルジヨイントが動か
ないように固定しておいて、図中左側に示すよう
に潤滑油通路7の開口端に各部品をセツトした第
2回転軸4をそのベローズ32、筒状スペーサ3
9およびコイルバネ40に連結管5を嵌めて球継
手9の球体13の通孔15に突き抜け嵌合してか
ら、第2回転軸4をユニバーサルジヨイントの第
2ヨーク3に取り付ける。
の球継手8に連結管5の一端を圧入しておき、こ
の第1回転軸2にユニバーサルジヨイントを取り
付ける。そこで、ユニバーサルジヨイントが動か
ないように固定しておいて、図中左側に示すよう
に潤滑油通路7の開口端に各部品をセツトした第
2回転軸4をそのベローズ32、筒状スペーサ3
9およびコイルバネ40に連結管5を嵌めて球継
手9の球体13の通孔15に突き抜け嵌合してか
ら、第2回転軸4をユニバーサルジヨイントの第
2ヨーク3に取り付ける。
このように、連結管5を従来のものよりも長尺
にしているから、組み立てに際して、連結管5の
球体13に対する嵌め合い時の芯合わせ作業と、
第2回転軸4の十字軸1に対する取り付け時のね
じ孔相互の芯合わせ作業とを別々に行うことがで
きる。したがつて、前記両作業を同時に行なわな
ければならない従来例に比べて組立作業を行い易
くできる。また、球体12,13と連結管5との
嵌め合い部分に従来の第4図に示すような細々と
した部品を介在させていないことからも、組立作
業を一層簡単にできる。
にしているから、組み立てに際して、連結管5の
球体13に対する嵌め合い時の芯合わせ作業と、
第2回転軸4の十字軸1に対する取り付け時のね
じ孔相互の芯合わせ作業とを別々に行うことがで
きる。したがつて、前記両作業を同時に行なわな
ければならない従来例に比べて組立作業を行い易
くできる。また、球体12,13と連結管5との
嵌め合い部分に従来の第4図に示すような細々と
した部品を介在させていないことからも、組立作
業を一層簡単にできる。
さらに、一重管構造の連結管5を採用している
から、その通孔径に対する管外径を小さくできて
径方向スペースを小さく設定できることに伴い、
十字軸1の貫通孔16を必要以上に大きくせずに
済み、十字軸1の必要な剛性を確保できる。ま
た、連結管5の軸方向がたつき防止用のコイルバ
ネ40を連結管5の外径側に設けて、連結管5と
各潤滑油通路6,7との嵌め合い部分を簡素にし
ているから、この嵌め合い部分における潤滑油の
流れがスムーズになる。
から、その通孔径に対する管外径を小さくできて
径方向スペースを小さく設定できることに伴い、
十字軸1の貫通孔16を必要以上に大きくせずに
済み、十字軸1の必要な剛性を確保できる。ま
た、連結管5の軸方向がたつき防止用のコイルバ
ネ40を連結管5の外径側に設けて、連結管5と
各潤滑油通路6,7との嵌め合い部分を簡素にし
ているから、この嵌め合い部分における潤滑油の
流れがスムーズになる。
<考案の効果>
本考案によれば、次の効果が発揮される。
球継手を用いた構造にしているから、回転軸の
屈折による追従性および屈折状態における密封性
が良好となる。しかも、この一方の球継手の球体
に対して長尺な連結管を摺動自在な状態に突き抜
け嵌合させた構造にしているから、回転軸とユニ
バーサルジヨイントとの取り付け時のねじ孔相互
の芯合わせ作業と連結管の球体に対する嵌め合わ
せ時の芯合わせ作業とを都合よく別々に行うこと
ができ、そのために組み立て作業を容易に行うこ
とができるようになる。
屈折による追従性および屈折状態における密封性
が良好となる。しかも、この一方の球継手の球体
に対して長尺な連結管を摺動自在な状態に突き抜
け嵌合させた構造にしているから、回転軸とユニ
バーサルジヨイントとの取り付け時のねじ孔相互
の芯合わせ作業と連結管の球体に対する嵌め合わ
せ時の芯合わせ作業とを都合よく別々に行うこと
ができ、そのために組み立て作業を容易に行うこ
とができるようになる。
このように、機能が優れていて、なおかつ構成
の簡素化および組み立て作業の簡略化が図れるユ
ニバーサルジヨイントの潤滑油供給装置を提供す
ることができる。
の簡素化および組み立て作業の簡略化が図れるユ
ニバーサルジヨイントの潤滑油供給装置を提供す
ることができる。
第1図および第2図は本考案の一実施例にかか
り、第1図はユニバーサルジヨイントの潤滑油供
給装置を示す半部縦断側面図、第2図は組み立て
手順を説明するための説明図である。また、第3
図ないし第5図はそれぞれ従来例を示す縦断側面
図である。 1……十字軸、2……第1回転軸、4……第2
回転軸、5……連結管、6,7……潤滑油通路、
8,9……球継手、12,13……球体、14,
15……球体の通孔、16……十字軸の貫通孔。
り、第1図はユニバーサルジヨイントの潤滑油供
給装置を示す半部縦断側面図、第2図は組み立て
手順を説明するための説明図である。また、第3
図ないし第5図はそれぞれ従来例を示す縦断側面
図である。 1……十字軸、2……第1回転軸、4……第2
回転軸、5……連結管、6,7……潤滑油通路、
8,9……球継手、12,13……球体、14,
15……球体の通孔、16……十字軸の貫通孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ユニバーサルジヨイントを介して屈折可能に連
結された二つの回転軸のうち、一方回転軸に備え
る潤滑油受給部に、他方回転軸の潤滑油供給部か
ら前記ユニバーサルジヨイントの十字軸を通じて
潤滑油を供給させるユニバーサルジヨイントの潤
滑油供給装置において、 前記二つの回転軸それぞれに備える各潤滑油通
路の開口端部分にそれぞれ球継手が設けられ、 前記ユニバーサルジヨイントの十字軸に形成さ
れた貫通孔に、前記両潤滑油通路を連通連結する
一重管構造の長尺な連結管が挿通され、 この連結管の一端が前記一方の球継手に備える
球体の通孔に嵌合固定されているとともに、他端
が前記他方の球継手に備える球体の通孔に摺動自
在に突き抜け嵌合されていることを特徴とするユ
ニバーサルジヨイントの潤滑油供給装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987146785U JPH0217217Y2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | |
KR1019880012348A KR910007578B1 (ko) | 1987-09-25 | 1988-09-23 | 유니버샬 조인트의 윤활유 공급장치 |
US07/492,353 US5006005A (en) | 1987-09-25 | 1990-03-08 | Lubricant supply for universal joint |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987146785U JPH0217217Y2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6453527U JPS6453527U (ja) | 1989-04-03 |
JPH0217217Y2 true JPH0217217Y2 (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=15415483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987146785U Expired JPH0217217Y2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5006005A (ja) |
JP (1) | JPH0217217Y2 (ja) |
KR (1) | KR910007578B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3921242C1 (ja) * | 1989-06-29 | 1990-06-21 | Jean Walterscheid Gmbh, 5204 Lohmar, De | |
DE4113670C1 (ja) * | 1991-04-26 | 1992-06-04 | Rockwell Golde Gmbh, 6000 Frankfurt, De | |
DE19720950A1 (de) * | 1997-05-17 | 1998-11-19 | Same Deutz Fahr Spa | Schmiervorrichtung |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2987896A (en) * | 1959-03-30 | 1961-06-13 | Ford Motor Co | Double universal joint |
US3162471A (en) * | 1962-05-07 | 1964-12-22 | Dana Corp | Sealing means for a ball and socket joint |
US3301008A (en) * | 1964-12-15 | 1967-01-31 | Gen Motors Corp | Centering means for a universal joint |
GB1254427A (en) * | 1967-12-11 | 1971-11-24 | Nat Res Dev | Hydrostatic drive system for a vehicle |
JPS55102427U (ja) * | 1979-01-10 | 1980-07-17 | ||
DE3138190C2 (de) * | 1981-09-25 | 1983-08-11 | Jean Walterscheid Gmbh, 5204 Lohmar | Abschmierbares Weitwinkelgelenk |
JPS59197620A (ja) * | 1983-04-21 | 1984-11-09 | Koyo Seiko Co Ltd | ユニバ−サルジヨイントにおける潤滑剤供給装置 |
-
1987
- 1987-09-25 JP JP1987146785U patent/JPH0217217Y2/ja not_active Expired
-
1988
- 1988-09-23 KR KR1019880012348A patent/KR910007578B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1990
- 1990-03-08 US US07/492,353 patent/US5006005A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6453527U (ja) | 1989-04-03 |
KR910007578B1 (ko) | 1991-09-28 |
US5006005A (en) | 1991-04-09 |
KR890005409A (ko) | 1989-05-13 |
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