JP2847036B2 - 砕氷船 - Google Patents

砕氷船

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JP2847036B2
JP2847036B2 JP6154148A JP15414894A JP2847036B2 JP 2847036 B2 JP2847036 B2 JP 2847036B2 JP 6154148 A JP6154148 A JP 6154148A JP 15414894 A JP15414894 A JP 15414894A JP 2847036 B2 JP2847036 B2 JP 2847036B2
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
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  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作性を向上せしめる
ために、船体の両方の側壁部から横方向に突出し、吃水
線下で船体の最も幅広い部分となる砕氷用構成部品を有
する砕氷船に関するものである。
【0002】
【従来の技術】砕氷特性を向上せしめるために、砕氷船
の船首の側壁面に、リーマーのような砕氷用構成部品を
取り付けることが知られている。この砕氷用構成部品
は、鋼製の部材であって、船の長手方向に沿って配置さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなリーマー
は、船首よりも後方における船の横幅よりも大きく横方
向に突出しているために、狭い航路、例えば狭い水門に
おいては、航路の幅とリーマーがぶつかることを避ける
ため、船を最大搬送能力で安定に航行することが困難で
ある。
【0004】また、このような砕氷船が氷床の多い海で
航海することは、特に数隻の船からなる船団の先頭に砕
氷船がたっている時に、問題が多い。例えば、各船舶間
の距離がかなりある場合には、砕氷船によって砕氷され
て設けられた水路に、氷床が漂流して後続の船が通過で
きる航路を狭め、後続の船の摩擦抵抗を増大せしめて速
度の低下を引き起こすことになる。また各船舶間の距離
が短い場合には、船が互いに衝突を起こしやすい上、特
に船団を周囲の氷の圧力から保護するために砕氷船を後
進させたくても、後退するのに必要な十分なスペースさ
え得ることができないことがある。従って、砕氷船の速
度は、船団のうち最も遅い船の速度に合わせなければな
らない。
【0005】また、航路を横方向に広げるために砕氷船
が戻る時には、止むを得ず比較的大きな弧を描いて、氷
床に砕氷船自体を通過せしめるための補助用水路を切り
開くことが必要になることが多い。さらに、氷床が水路
を狭めているために、砕氷船はその場でほとんど方向転
換できず、横方向への包囲突破も困難である。さらに、
上記のように船体側壁に配置されていて船の両側から横
方向に突出しているリーマー等のような砕氷用構成部品
を具備する砕氷船の場合、水門を通過する一方で、後続
の船より幅の広い可航水路を設けるために砕氷するに
は、砕氷船の船首の横幅を水門に入る前に縮め、水門か
ら出た時に横幅を元へ戻すことができるようでなければ
ならない。公知の砕氷船ではこの要求に応じられない。
【0006】本発明は、冒頭に述べた形式の砕氷船が有
する技術的問題点を解決し、前進および後退しながら氷
原中を航行する場合の船の操作性を向上せしめるもので
あり、特に、船の後進中、破砕された浮氷をさらに分割
して小さな氷片にし、できるだけプロペラの領域へ氷が
入らないように、少なくとも大きな浮氷がプロペラの領
域へ達しないようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】この技術的問
題点を解決するために、本発明に係る砕氷船は、船体側
面壁部に配設され、船体の側面から横方向に突出して船
体の吃水線下における最も幅広い部分を形成する、リー
マーのような砕氷用構成部品と、船尾に配置された推進
及び制御部材とを有する、船の操作性を向上せしめる手
段を備えた砕氷船において、船体は、船尾領域内におい
て、船尾助板から船底の長手方向に延びたスキッドの両
側に配置された二つの推進及び制御部材を備え、前記船
体の中央船尾領域には、角形構造体が、船尾助板から船
体の両側に延び、且つ、前進する船の船体から突き出た
推進及び制御部材の背後に延びるようにして形成されて
いて、該角形構造体は、スキッドの両側に上段に向かっ
て横方向へ延びる三段の階段状に配置され、該角形構造
体が、船の後進中に、固い氷床から切断されて、中央に
形成される砕氷帯の氷を段階的に破砕して小さな浮氷に
しうるようにしたことを特徴とする。砕氷船の船尾は、
船が固い氷床中を後進する際、氷床に少なくとも三つの
異なる砕氷帯が生じるように形成されている。即ち、船
尾は、後進が容易なように、おおよそ従来の船首と同様
の流線形をしているが、そのうちの推進および制御部材
が設けられた中央船尾領域には、その後部に船の長手方
向に沿って船体から突出する突出部が形成されている。
このため船が後進する時には、中央船尾領域の両脇の流
線形状の部分によって砕氷される二つの砕氷帯が生じる
一方、中央船尾領域によって破砕される一つの破砕帯が
生じる。
【0008】このとき、角形構造体を、スキッドの両側
に上段に向かって横方向へ延びる三段の階段状に配置
し、該角形構造体が、船の後進中に、固い氷床から切断
された中央に形成される砕氷帯の氷を三段階に破砕して
小さな浮氷にしうるようにすることで、堅固な氷床か
ら、氷床領域が分離及び切断され、更に、小浮氷塊に分
離され、小浮氷塊が推進及び制御部材の領域に到達して
も、推進及び制御部材にダメージを与えずに済み、大き
な浮氷の場合よりも楽にプロペラで処理できるようにな
っている。また、船尾面の突出した角形構造体は、船の
長手方向において、それ自身は公知の船尾カバーの後部
に配設されていてもよい。この船尾カバーにより、船の
後進時、プロペラ及び舵から砕氷が取り除かれる。船の
後進中、先ず中央船尾領域が氷を破砕すると共に破砕さ
れた浮氷を下方へ移動せしめる。ついで船尾の側部が、
中央船尾領域で破砕される砕氷帯の横に隣接する砕氷帯
の氷を下方へ押す。
【0009】さらに、中央船尾領域は、前記のように砕
氷された氷を、船尾の側部で砕氷された氷の下へ押すよ
うになされていてもよい。中央船尾領域の突出部分のフ
レームの外形、特に吃水線下の外形は、波形またはジク
ザクまたは階段状であるとよい。中央船尾領域の突出部
分には、船体の長手方向に延びた平滑状または鋸歯状の
スキッドが配置されていてもよい。角形構造体の縁は鋭
利な刃を有するか、または丸味を帯びているか、または
斜角を有するとよい。さらに、操作性を向上せしめるた
めに、砕氷船が二つの船体部を有するようにし、これら
の船体部が少なくとも一つの弾性成形部材と接続部材と
で接続されることによって、折り畳み可能になされてい
てもよい。また、この船体には、船体に垂直な軸線を中
心として、各船体部を旋回するための旋回手段が設けら
れているとよい。
【0010】
【実施例】図1に示された実施例において、砕氷船の船
体10の船首領域11には、ポンツーン形船体前部12
が設けられている。このポンツーン形船体前部12は、
U字形に形成されており、吃水線下の船体前面領域13
につながっている。また、ポンツーン形船体前部12
は、前方に傾斜した面で構成されている。
【0011】図1に示す船体10の船首領域11は、ほ
ぼ船幅全体に拡がっている前面領域13を有しており、
この前面領域13は先端に至るまで前方に向って傾斜し
ている。この前面領域13の外部側面縁は、長手方向に
沿って延びており部分的に湾曲した二つの側面縁14と
なされている。これらの二つの側面縁14は、船体と面
一に構成されていても、側面縁14の上側の船体から横
方向に突出するように構成されていてもよい。前面領域
13は、船の横方向に沿って湾曲している。
【0012】また、図1に示す船体10においては、前
面領域13が中心線16に沿って船底17に達する位置
から、少なくとも中央部18に至るまで(さらにより後
方に向けて)、二つの側面縁14間のフレーム15が、
再度、船の横方向に沿って、湾曲している。そして、側
面縁14の後部は、玉縁状厚み部分19とされており、
この玉縁状厚み部分19が船の大部分の長さに亘って延
びている。この玉縁状厚み部分19の後方端は、プロペ
ラ用トンネルをなす側部後方付近にある。
【0013】ポンツーン形船体前部12を有する船体1
0の船首領域11においては、側面縁14が、船体側壁
部21,22から横方向に突出している。また、船首領
域11における側面縁14には、固定式または移動可能
なリーマーである砕氷用構成部品130が設けられてい
る。これらのリーマーは、船体10の中央部18の輪郭
よりも横方向に突出するものである。図1に示す船体1
0において、前方に向って先端まで傾斜している前面領
域13は、その後方が吃水線下になる。この前面領域1
3の吃水線下の部分は、V字状斜面フレーム15を有す
る。前面領域13の中央部は僅かに湾曲して構成されて
おり、前面領域13の後方、つまり吃水線下の部分は、
V字状斜面フレームになっている。さらに後部では、二
つのフレームが台形をなしている。このフレームの輪郭
は、基線又は船底17の輪郭線と、その側面線とで形成
されている。この台形のフレームの横方向に沿った傾斜
は、前記V字状フレームの横方向に沿った傾斜よりも急
になっている。
【0014】船首領域11内では、側面縁14の少なく
とも一部分が、中心線16に平行な設計上の吃水線20
の下方にある。また、両方の側面縁14は、吃水線下の
船の形状のうち最も幅広い部分となる。前面領域13
は、前方に向って先端まで傾斜しており、その長手方向
の中央部から後部が、設計上の吃水線20の下にある。
この前面領域13の長手方向の中央部付近は、一つの平
面をなしている。設計上の吃水線20よりも上方の、側
面縁14の前方部分は、前面領域13より上では、双胴
船が二つの船首を有するような形状になっている。船体
前部の形状は中心線16に向かって凹んでおり、これに
よって二つの尖った船首23が設けられている。なお、
この船の長手方向に延びる側面縁14よりも直ぐ上は、
凹んだ形状をしている。また、図1に示す船尾25に
は、砕氷用構成部品130が設けられていない。船体1
0の概略は、以上の通りであるが、砕氷船の船体前部の
形状を異なるものにしてもよいし、船尾に横方向に突出
する砕氷用構成部品130を設けるようにしてもよい。
【0015】各船体側壁部21,22には、船の側面よ
り横方向に突出する砕氷用構成部品130が設けられ
る。砕氷用構成部品130としてはリーマー30が使用
され得るが、リーマー30の代わりに切断縁を船体10
に設けることも可能である。船体10に切断縁を設ける
場合、切断縁は、船の両側に設けられて、氷に接触する
ことができるように、水面下にある側面縁14よりも横
方向に突出しなければならない。このように船体に切断
縁を設けてもよいが、以下にリーマー30を有する船体
の実施例を説明する。
【0016】リーマー30は、船体側壁部21,22に
配置されている。このリーマー30は、横方向に突出可
能なものであり、このように突出せしめられた時に、リ
ーマー30が船体10の最も幅広い部分となる。そし
て、リーマー30は、船の航行中に内側へ旋回されたり
上昇せしめられたりして、退避されるようになってお
り、これによってリーマー30が配設されている領域
が、その後方のリーマー30が配設されていない領域と
ほぼ面一になるようになっている。すなわち、船体10
の最も幅広い部分の横幅を、小さく抑えることができる
ようになされている。また、リーマー30は、船の横方
向に突出する鋼製部材であって、船体10の側壁部2
1,22の凹部40内に配置されている。
【0017】図2および図3に示すように、船体側壁部
21,22には、凹部40が形成されている。そして凹
部40の内部には、船体10の長手方向に長い棒状のリ
ーマー30が配設されている。凹部40も、船体の長手
方向に延びており、棒状のリーマー30の長さに相当す
る長さを有している。凹部40は、その横断面形状がリ
ーマー30の横断面形状に合わせて形成されており、リ
ーマー30が旋回して凹部40内に入ると、凹部40の
内側に収納されてリーマー30の船体側側面が船体側壁
部21,22によって形成される面と合致するようにな
っている。
【0018】また、移動手段50が、各リーマー30を
内側または外側へ旋回して移動させるために、船体10
の内部に配設されている。この移動手段50は、リーマ
ー30の作動を確実に行えるものであれば、油圧式,電
気式,機械式、その他の適当なものであってよい。すな
わち、図2および図3の実施例では、図8および図9の
場合と同様に、移動手段50として油圧作動式シリンダ
ーを用いているが、他の適当な作動装置を用いてもよ
い。図2および図3に示す実施例では、リーマー30
が、凹部40内に収納されると、リーマー30の船体側
側面30aが、船体側壁部21,22によって形成され
る平面に合致して、ここから突出しないようになってい
る。これによって、船体の最大船幅つまり船首領域11
の最大船幅は、二つの船体側壁部21,22の間の距離
に等しくなる(図3)。
【0019】また、図2および図3に示す実施例によれ
ば、リーマー30は、図8および図9に示す実施例と同
様にほぼ直角三角形の横断面形状を有している。また、
リーマー30の上部領域には、ほぼ水平に配置された旋
回軸28が挿通せしめられ、この旋回軸28が船体側壁
部21に止められており、これによって、リーマー30
は旋回軸28を中心に回動可能になされている。リーマ
ー30の旋回軸28は、各々取付けられる船首領域11
の傾斜に応じた方向に配置されている。すなわち、船体
10の二つの側壁部21,22に設けられたリーマー3
0は、船の長手方向にほぼ向いている旋回軸28を中心
に旋回できる。また、リーマー30が旋回せしめられて
凹部40に収納されたとき、リーマー30の横断面形状
の基準面である船体側側面30aが、船体側壁部21,
22によって形成されている平面に合致する(図3)。
リーマー30がこのように退避可能になされているの
は、砕氷船が氷がない狭い水路を通るためである。な
お、作動状態、すなわち砕氷状態においては、リーマー
30は図2に示した位置に止められている。
【0020】図4に示す実施例では、図2および図3に
示す実施例と同様に、凹部40が、リーマー30の横断
面形状に合わせた横断面形状となるように形成されてい
るが、さらに、リーマー30が旋回せしめられて、完全
に凹部40内に収納され得るようになっている。また、
リーマー30の外側縁はフレームの横断面内で鋭利な刃
をつけるか、または丸みを帯びるかまたは斜角を有する
ように形成されている(図2)。丸みを帯びている外側
縁のリーマー30の形状は符号31a(仮想線)で示さ
れている。なお、リーマー30のような砕氷用構成部品
130は、固定式であっても移動可能であってもよく、
船体10に沿って重ねて多数配置されるようにしてもよ
い。砕氷用構成部品130がリーマー30のように移動
可能な場合には、各リーマー30は旋回せしめられて、
船体側壁部21,22における長手方向に沿った凹部4
0内に保持される。これらのリーマー30の移動は、油
圧式,電気式,機械式または他の適当な装置によって行
なわれる。
【0021】また、側壁部21,22に設けられるリー
マー30を、船体10に沿って移動可能なように構成す
ることも可能である。この場合、船体10に沿って移動
可能なリーマー30を、船体10の側壁部21,22の
それぞれに、一つずつ配設することもできるし、船体1
0の側壁部21,22のそれぞれに、複数ずつ配設する
こともできる。このようにして、移動可能な、すなわち
リーマー30等のように船体の内側および外側へ移動可
能な砕氷用構成部品130を、船体10に沿って配置す
ることによって、リーマー30を調整または設定して、
最も効果的な作動状態におくことができる。なお、船体
前部から横方向に突出するように設けられているリーマ
ー30のような移動可能な砕氷用構成部品130とは別
に、砕氷用構成部品130を船尾25に配置することも
できる。また、図2および図3による実施例において
は、リーマー30が船体側壁部21の上部に位置する旋
回軸28を中心に旋回することができるが、図4に示す
実施例のように、この旋回軸28を船体側壁部21の下
部に位置するように、リーマー30を配設することも可
能である。
【0022】図5に示されている実施例においては、船
体側壁部21に配設されたリーマー30が、船体フレー
ム26の突出する方向に突出している。図5では、リー
マー30が、上昇せしめられた位置にある状態が示され
ており、この状態でのリーマー30の切断縁の縁線が符
号27で示されている。そしてリーマー30は、この上
昇せしめられた位置から、矢印Xで示すように下方に旋
回せしめられる。リーマー30が下方にある場合の、リ
ーマー30の切断縁の縁線は、符号228で示されてい
る。なお、リーマー30の下部領域すなわち切断縁付近
の外形が図6に示されている。
【0023】図7においては、船体の外側へ移動可能な
リーマー30の領域が、符号Aで示されている。また、
符号Bで示されている領域は、リーマー30の形に適合
し、これを収容する区域である。この区域Bは、リーマ
ー30を収容する凹部40として形成されている。船体
側壁部に形成された凹部40は、リーマー30の全長に
相当する長さを有する。この場合、リーマー30に合わ
せて凹部40を形成することもできるし、船体側壁部2
1,22の横幅を一部大きくすることによりリーマー3
0を収容する凹部40を形成することも可能である。図
7においては、氷床の高さが、符号200で示されてい
る。
【0024】図7の実施例において、船体側壁部21に
おけるリーマー30は、二つの部分、すなわち移動可能
部30aと固定部30bとからなる。リーマー30が退
避状態にあるときは、移動可能部30aと固定部30b
は、連続した形状をなすように構成されている。また、
リーマー30の移動可能部30aは、軸位置28aにお
いて固定部30bまたは船体に設けられた軸を中心に矢
印X1に示すように旋回可能になされている。
【0025】図8および図9に示されている実施例にお
いても、他の実施例と同様に、リーマー30を収納する
ための凹部40が、船体側壁部21,22に設けられて
いる。この場合、凹部40は、例えば船体がさじ形船首
を有している場合に、特有な構造である船体前部の段部
を用いて形成される。図8および図9には、このよう
な、さじ形船首の段部が示されている。この実施例にお
いても、二つの船体側壁部21,22におけるリーマー
30は、鋼製の組み立て部材から構成されており、前記
の移動手段50により船体の内側および外側に移動可能
である。図9においては、リーマー30は砕氷するため
の作動位置に延びており、図8では氷がない狭い通路を
通るためにリーマーが引っ込んでいる。この場合、リー
マー30の内側および外側への移動は、船体の長手方向
に直角に行なわれる。
【0026】リーマー30のような横方向に突出可能に
なされた砕氷用構成部品130の、内側および外側へ移
動可能な、または内側および外側へ折込み可能な、また
は内側および外側へ旋回可能な配置および構成は、砕氷
用構成部品130を横方向に延ばす必要がある場合に砕
氷船に使用され得る。この場合、リーマーの横方向への
延長、つまり外側への移動によって船幅が増加する。図
10の実施例によれば、リーマー30は全長にわたって
均一な断面形状を有しており、その船体側側面が全長に
わたって船体側壁面に適合するように、船体側壁部2
1,22に設けられた凹部40に収容されるようになっ
ている。
【0027】また、図11に示すように、リーマー30
の船首側を軸位置28aで船体側壁部21または22に
取付け、リーマー30を横に延ばすときに、リーマー3
0の船首から遠い部分が船体側壁面を出入りするように
構成することも可能である。この場合、リーマー30
は、適当な移動手段50で矢印X2に示すように、内側
および外側へ旋回される。なお、本実施例においても、
リーマー30を収納するための凹部40は、図10の実
施例における凹部40と同様に船体側壁部21,22に
適正に構成されている。
【0028】また、凹部40には、その内部に破砕され
た氷が入らないように、あるいはこの凹部40の内部に
氷が絶えず入らないようにするために、図10に示すよ
うに加熱装置または放水装置が設けられており、リーマ
ー30を延ばしたまま氷原中を航海する場合には、例え
ば、加圧水または加熱された加圧水が、凹部40の壁面
に設けられている放出オリフィス、放出ノズル等を通し
て、凹部40内の空間に噴射されるようになっている。
同図において、凹部40の壁面45には、多数の放出オ
リフィス81が設けられており、これら放出オリフィス
81が加圧水供給管82を経て、加圧水発生装置80に
連通されている。なお、この加圧水発生装置80は、図
示しない加熱水装置に接続されていてもよい。
【0029】このようにして、凹部40も移動可能な砕
氷用構成部品130も、加熱され得るように構成されて
いる。なお、横方向に突出可能な砕氷用構成部品が、後
述のように船体10内に固定配置される場合には、この
固定式砕氷用構成部品も加熱され得るように構成され
る。なお、図1ないし図11に示す実施例における移動
可能な砕氷用構成部品130の配置および構成は、ポン
ツーン形の船首やさじ形の船首に適用されているが、こ
れに限られることなく、同様の配置および構成を、他の
船体構造または他の船体前部構造に適用することも可能
であり、この場合にも、同様な効果を奏することができ
る。また、以下に説明する船体側面から突出する固定式
の砕氷用構成部品も同様に、様々な船体構造に適用され
得る。
【0030】さて、船体10の側壁部21,22の凹部
40に横方向に突出して移動可能な砕氷用構成部品13
0を設ける代わりに、以下に述べる実施例のように、船
体10の側壁部21,22に、例えばリーマーのような
砕氷用構成部品を横方向に突出するように固定して配置
することも可能である。後述の実施例において、この固
定式の砕氷用構成部品は、上述した移動可能な砕氷用構
成部品130と同様に、船体10の船体前部領域に設け
られている。図12ないし図22は、様々な実施例にお
けるリーマー235として構成された砕氷用構成部品2
30を示す。これらの砕氷用構成部品230は、横方向
に突出した固定式のものである。
【0031】固定式の砕氷用構成部品230(235)
は、それぞれ船体側壁部21,22に設けられている。
固定式の砕氷用構成部品230の前面は、砕氷船10の
船首領域13と面一になっている。また、その前面より
後方の部分は、吃水線に沿って少なくとも二つの面を有
している。すなわち、砕氷用構成部品の後方の部分は、
標準浮動線より下の領域内では、ほぼ水平面をなし(図
14)、それより後方では船尾に向って標準浮動線の下
に位置する点から浮動線を越えて上方へ傾斜面をなして
いる(図12)。また、固定式の砕氷用構成部品230
は、上述の実施例の場合と同様に横方向に突出している
(図12)。なお、リーマー235の前面外縁部は、図
13に示した形状を有している。
【0032】図15ないし図18に示されている実施例
においては、船体10に構成されている、横方向に突出
する固定式砕氷用構成部品230は、直列に配列された
二つのリーマー230a,230bから成っている。こ
こで、固定式砕氷用構成部品230の構成は、二つのリ
ーマー230a,230bのみに限定されるものではな
く、数個のリーマーを配置することも可能である。な
お、この実施例においても、固定式の各構成部品230
a,230bは、横方向に突出する鋼製部材として構成
されている。
【0033】これらのリーマー230a,230bの前
部および後部は、吃水線の上下にわたる傾斜面と、吃水
線下領域内におかれるほぼ水平な面を有している。さら
に、図19ないし図22に示すように、固定式の砕氷用
構成部品230を、吃水線の上下にわたって、階段状に
構成することもできる。各段は、符号230c,230
d,230eで示されている。なお、図14、図16、
図18および図22において、符号200は氷床自体ま
たは氷床の浮かんでいる高さを示す。なお、図12ない
し図22に示す固定式の砕氷用構成部品は、船体に固定
して構成されるかまたは形成されているが、砕氷用構成
部品230または230a,230bまたは230c,
230d,230eを、砕氷用構成部品の数に関係な
く、船体10に沿って移動可能に配置することもでき
る。
【0034】さらに、固定式の砕氷用構成部品230,
230a,230bおよび230c,230d,230
eに設けられている一個または数個のほぼ水平な面に、
横方向に水平に突出する短い突出体237を設けること
も可能である(図14)。また、固定式の砕氷用構成部
品230,230a,230bおよび230c,230
d,230eの外形は、鋭利なまたは丸みを帯びたまた
は斜角がついた縁を具備している。図18には、このよ
うな斜角がついた縁236を具備した砕氷用構成部品2
30を用いた実施例が示されている。以上のような構成
となっている固定式の砕氷用構成部品230を用いた実
施例によれば、その後部が船尾に向って標準浮動線の下
に位置する点から浮動線を越えて上方へ傾斜面をなして
いる。このため船体10が後進すると、固定式の砕氷用
構成部品230が浮氷を下方へ押すことになる。そし
て、固定式の砕氷用構成部品230にほぼ水平な面が設
けられている場合には、船が前進すると、破砕された浮
氷が、上記突出体237や斜角のついた縁236等によ
り、上方へ滑動することになる。また、船体前部におい
て、砕氷用構成部品230が横方向に突出して、横幅が
他の部分に比べて大きくなっているために、船体の外板
の摩擦力を低下させ、船の方向転換能力を向上せしめる
ことが可能である。なお、固定式の砕氷用構成部品23
0の船尾側の縁は、船が後進する際には、氷を砕いてど
かすようになっている。また、砕氷用構成部品230
c,230d,230eを階段状に配置したことによ
り、船が迅速に方向転換できるようになる。水路におけ
る船首の制約はこれによって避けられる。
【0035】以上、砕氷船における砕氷用構成部材の配
置構成につき実施例を用いて説明したが、上記各実施例
のように砕氷用構成部材が構成された砕氷船の船尾部分
の構成について以下、図23ないし図30に示す実施例
を用いて説明する。図23ないし図30によれば、船体
10の船尾輪郭125は、船が連続した氷床中を後進す
る時、氷床に少なくとも三つの異なる砕氷帯が生ずるよ
うに形成されている。その三つの砕氷帯が生じる理由は
以下の通りである。即ち、船尾輪郭125は、後進が容
易なように、おおよそ従来の船首と同様の流線形をして
いるが、そのうちの中央船尾領域126には船の長手方
向に沿ってプロペラおよび舵160が設けられており、
その後方に船の長手方向に沿って流線形状から突出した
突出部が設けられている。このため船が後進する時に
は、中央船尾領域126によって、氷床が船の長手方向
に沿って破砕される一つの砕氷帯が生じる一方、中央船
尾領域126の両脇の流線形の部分によって、氷床が均
一に砕氷される二つの砕氷帯が生じる。
【0036】図23,図25および図26において、船
体10の船尾25における角形構造体が符号140,1
41,142で示されており、一方、図24においては
スキッドが符号143で示されている。図25におい
て、船体10の船尾25における船尾助板が符号128
で示されている。図27ないし図30において、船尾2
5の中央船尾領域には、プロペラおよび舵160が船の
長手方向に沿って設けられ、その後方に突出した角形構
造体140a,141aが形成されている。このとき、
上記角形構造体は、図示の如く、スキッド143の両側
から上段に向かって横方向に延びる三段の階段状に構成
されるので、船の後進中に、固い氷床から切断された中
央に形成される砕氷帯は、堅固な氷床から、氷床領域が
分離及び切断され、更に、小浮氷塊に分離されるように
して段階的に小さな浮氷に破砕せしめられる。このた
め、小浮氷塊が推進及び制御部材の領域に到達しても、
推進及び制御部材にダメージを与えずに済み、大きな浮
氷を処理する場合よりも楽にプロペラで処理できる。な
お、図23および図27に示されている船体10は、計
二つのプロペラおよび舵160を具備している。
【0037】図31ないし図33に示す実施例におい
て、船尾25の中央船尾領域126には、船の後進時
、プロペラおよび舵160の両側に砕氷をそらして、
プロペラおよび舵160の付近から砕氷を取り除くよう
に形成された船尾カバー148が、配置されている。ま
た、船尾25の中央船尾領域126には、船の長手方向
に沿って船尾カバー148の後方に、前記船尾表面から
突出した面を有し、船の後進時に、その突出した面で氷
を破砕し、破砕した氷を下方へ押すように形成された
形構造体145が配置されている。船が後進すると、中
央船尾領域126の角形構造体145が先ず氷を破砕
し、砕氷を下方へ押し、次いで横に隣接している砕氷帯
の氷を船尾25における角形構造体145より外側の部
分で下方へ押す。そして、中央船尾領域126の角形構
造体145で破砕された氷は、船尾25における角形構
造体145より外側の部分で破砕された氷の下へ押され
る。
【0038】中央船尾領域126の突出部のフレームの
外形、特に吃水線下の外形は波形またはジグザグまたは
階段状に形成されるとよい。また中央船尾領域126の
突出部には、平滑状または鋸歯状の長手方向に延びたス
キッドが配設されてもよい。また、角形構造体140,
141,142または140a,141aまたは145
の縁は、鋭利な刃を有するか、または丸みを帯びるか、
または斜角を有するように形成されている。
【0039】上記の如く、移動可能な砕氷用構成部品1
30と、固定式の砕氷用構成部品230または230
a,230bまたは230c,230d,230eとを
有する船体前部の形状と、角形構造体140,141,
142または140a,141aを有する船尾の形状
は、例えば図1に示すような砕氷船の船体に設けること
が可能になっている。また、これらの形状を、図34お
よび図35に示すような、少なくとも二つの船体部30
0,301が互いに結合されてなる関節式相互接続船に
用いることもできる。
【0040】図34ないし図36の実施例において、船
体は二つの船体部300,301から成っているが、船
体部の数は二つに限定されるものではなく、数個の船体
部を折り畳み式に接続することももちろん可能である。
二つの船体部300,301のうち、船体部300は船
首領域11を有している。この場合、船体部300の両
側壁部には、横方向に突出する砕氷用構成部品130で
あるリーマーが設けられており、このリーマーが船体部
300の吃水線下の最も幅広い部分をなすようになって
いる。船体部300の二つの側壁部には、移動可能な砕
氷用構成部品130とは別に、固定式の砕氷用構成部品
230を上記の如く設けてもよい。
【0041】船体部301は、船尾輪郭125を有して
いる。この船尾輪郭125によって、上述の場合と同様
に、船が閉じた氷床中を後進する時、氷床に少なくとも
三つの異なる砕氷帯が生ずる。すなわち、三つの砕氷帯
のうち二つの外側砕氷帯は、従来の船体前部と同様の形
状の船尾側部によって、船の後進時に生ずる均一な砕氷
パターンを有し、内側の一つの砕氷帯は、中央船尾領域
126に設けられているプロペラおよび舵160の後方
に船の長手方向に沿って流線形から突出して設けられて
いる突出部によって、船の後進時に段階的に砕氷される
ことによる砕氷パターンを有する。なお、この船尾輪郭
においても、船の長手方向にある突出した角形構造体が
中央船尾領域の突出部として船体に形成されている。
【0042】図34ないし図36に示す実施例におい
て、二つの船体部300,301は少なくとも一つ(本
実施例では図36に示すように二つ)の弾性成形部材3
02,302aによって相互に接続されている。各弾性
成形部材302または302aは、例えば緩衝装置とし
て構成されている。さらに、この二つの船体部300,
301は、接続手段303により相互に接続されてい
る。この場合、接続手段303は、ホーザーであって、
二つの船体部300,301間を引きつけるものであ
る。
【0043】さらに、図34に示すように、二つの船体
部300,301は、油圧ピストン304,304aを
介して相互に接続されている。これらの二つの油圧ピス
トン304,304aは、二つの船体部300,301
の間に並行するように配置されている。一方、図36に
示すように、緩衝装置となる弾性成形部材302,30
2aは、互いに上下に重なるように配置されている。油
圧ピストン304,304aの両端部305は、船体部
300,301にそれぞれ枢着されているか、またはカ
ルダン継手で取り付けられている。
【0044】二つの船体部300,301の互いに対向
する船体壁面には、緩衝装置となる弾性成形部材30
2,302aを収納するための凹部309が形成されて
いる。なお、二つの船体部300,301のうち、後方
の船体部301は、押し船であってもよい。また、油圧
ピストン304,304aは旋回装置を構成しており、
その駆動により、船に垂直な軸線を中心として、二つの
船体部300,301を互いに旋回せしめる。
【0045】
【発明の効果】上述の如く本発明による砕氷船によれ
ば、前進および後退しながら氷原中を航行する場合の船
の操作性が向上し、特に、船体の後進時に、砕氷をさら
に分割して小さな砕氷パターンや、さらには、プロペラ
領域へ氷が入らない砕氷パターンをつくるので、推進お
よび制御部材等に余分な負荷がかからず、船体の構造と
併せて迅速な船の方向転換ができ且つ動力も節減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動可能な砕氷用構成部品または固定式の砕氷
用構成部品が設けられるポンツーン形の船体前部を有す
る船体を下方から見た概略図である。
【図2】上部に設けられた軸を中心に旋回可能になされ
ており外側に旋回せしめられた状態のリーマーと、この
リーマーを収容するための凹部の断面を示す船体の部分
断面図である。
【図3】図2に示すリーマーを内側へ旋回した状態を示
す図である。
【図4】下部に設けられた軸を中心に旋回可能になされ
ており外側に旋回せしめられた状態のリーマーと、この
リーマーを収容するための凹部の断面を示す船体の部分
断面図である。
【図5】船体のフレームの輪郭に沿って水平軸を中心に
旋回するリーマーを一部断面にして示す、このリーマー
を有する船体前部の斜視図である。
【図6】図5に示したリーマーを拡大して示す縦断面図
である。
【図7】固定部および移動可能部を有するリーマーが、
船体前部領域に配置された状態を示す概略側面図であ
る。
【図8】船の長手方向に沿って長く、船の横方向に移動
可能になされたリーマーが設けられた船体前部領域にお
ける船体中央部断面図である。
【図9】図8に示したリーマーの作業状態を示す図であ
る。
【図10】加熱装置が設けられた船体にリーマーを収納
する凹部が形成された実施例の、リーマーを横方向に突
出した状態を示す、船体前部の部分平面図である。
【図11】他の実施例のリーマーを横方向に突出した状
態を示す、船体前部の部分平面図である。
【図12】横方向に突出する固定式のリーマーである砕
氷用構成部品が、形成されている船体前部の部分図であ
る。
【図13】図12における符号Aで示すリーマーの前面
外縁部の拡大詳細図である。
【図14】図12に示したリーマーの付近の、船体横断
方向の断面図である。
【図15】二つの横方向に突出する固定式のリーマーで
ある砕氷用構成部品が直列に配置された船体前部の部分
斜視図である。
【図16】船が曲線走行する際の、図15に示した船体
前部の部分平面図である。
【図17】図15に示したリーマーの前面外縁部の詳細
図である。
【図18】図15に示したリーマーのうち前方側のリー
マーの付近の、船体横断方向の断面図である。
【図19】横方向に突出する固定式の段付のリーマーで
ある砕氷用構成部品が設けられた船体前部の部分斜視図
である。
【図20】図19に示したリーマーの前面外縁部の詳細
図である。
【図21】船が曲線走行する際の、図19に示した船体
前部の部分平面図である。
【図22】図19に示したリーマーの付近の、船体横断
方向の断面図である。
【図23】突出する角形構造体が設けられた船尾の側面
図である。
【図24】図23に示した船尾の底面図である。
【図25】図23に示した船尾の背面図である。
【図26】図25に示した船尾の拡大図である。
【図27】船の長手方向に延在する、船尾面から突出し
た構造が設けられた船尾の側面図である。
【図28】図27に示した船尾の下面図である。
【図29】図27に示した船尾の背面図である。
【図30】図29に示した船尾の拡大図である。
【図31】船尾カバーの後方に形成された突出した角形
構造体が設けられた船尾の側面図である。
【図32】図31に示した船尾の下面図である。
【図33】図31に示した船尾の背面図である。
【図34】二つの関節式相互接続船体部から成る砕氷船
の平面図である。
【図35】図34に示した船の側面図である。
【図36】図34におけるXXXVI-XXXVI 線矢視断面図で
ある。
【符合の説明】
10 船体 21,22 側壁部 25 船尾 125 船尾輪郭 126 中央船尾領域 130,230 砕氷用構成部品 140,141,142,140a,141a,145
角形構造体 148 船尾カバー 160 推進および制御部材(プロペラおよび舵)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤンセン,ヘルマン イヨツト ドイツ連邦共和国、デー2970、エムデ ン、マルチン−ファベル−シユトラーセ 1 (72)発明者 クリーマン,アルフレツト ドイツ連邦共和国、デー2970、エムデ ン、アム パペルデイーク 26 (72)発明者 ルプ,カルル−ハインツ ドイツ連邦共和国、デー2000、ハンブル ク 71、ヴイーヒエルカンプ 4 (72)発明者 シユヴアルツ,ヨアヒム ドイツ連邦共和国、デー2070、クロス− ハンスドルフ、アルテル アハテルカン プ 74ベー (72)発明者 フアルゲス,ギユンテル ドイツ連邦共和国、デー2970、エムデ ン、ハイルスベルゲルシユトラーセ 50 (72)発明者 ヴアース,ハインリツヒ ドイツ連邦共和国、デー5300、ボン 2、アム スタツトヴアルト 50 (56)参考文献 特開 昭58−89484(JP,A) 特開 昭62−23896(JP,A) 特開 昭59−81691(JP,A) 特開 昭55−29631(JP,A) 実開 昭58−8693(JP,U) 実開 昭62−20990(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B63B 35/08 B63B 1/04 - 1/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体側面壁部21,22に配設され、船
    体の側面から横方向に突出して船体の吃水線下における
    最も幅広い部分を形成する、リーマー30のような砕氷
    用構成部品130と、船尾25に配置された推進及び制
    御部材160とを有する、船の操作性を向上せしめる手
    段を備えた砕氷船において、 船体10は、船尾領域内において、船尾助板128から
    船底の長手方向に延びたスキッド143の両側に配置さ
    れた二つの推進及び制御部材160を備え、 前記船体の中央船尾領域126には、角形構造体14
    0,141,142;140a,141aが、船尾助板
    128から船体の両側に延び、且つ、前進する船の船体
    から突き出た推進及び制御部材160の背後に延びるよ
    うに形成されていて、該角形構造体140,141,1
    42;140a,141aは、スキッド143の両側に
    上段に向かって横方向へ延びる三段の階段状に配置さ
    れ、 該角形構造体が、船の後進中に、固い氷床から切断され
    て、中央に形成される砕氷帯の氷を段階的に破砕して小
    さな浮氷にしうるようにしたことを特徴とする砕氷船。
  2. 【請求項2】 船体側面壁部21,22に配設され、船
    体の側面から横方向に突出して船体の吃水線下における
    最も幅広い部分を形成する、リーマー30のような砕氷
    用構成部品130と、船尾25の中央船尾領域126に
    配置された推進及び制御部材160とを有する、船の操
    作性を向上せしめる手段を備えた砕氷船において、 前記船体の中央船尾領域126には、船の後進時に、推
    進及び制御部材160の領域の両側に砕氷をそらして、
    推進及び制御部材160の領域から砕氷が取り除かれる
    ように形成された船尾カバー148を配置すると共に、 前記船尾表面から突出した面を有し、船の後進時に、そ
    の突出した面で氷を破砕し、破砕した氷を下方へ押すよ
    うに形成された角形構造体145を、前記船尾カバー1
    48の背後に前記船体の長手方向に沿って配置し、 船の後進中に、先ず、前記角形構造体145が氷を破砕
    し、その破砕した氷を下方へ押し、次いで前記角形構造
    体145より外側の部分が横に隣接している砕氷帯の氷
    を下方に押し、前記角形構造体145で破砕された氷が
    前記角形構造体 145より外側の部分で破砕された氷の
    下へ押されるようにしたことを特徴とする砕氷船。
  3. 【請求項3】 突出する中央船尾領域126のフレーム
    の輪郭及び吃水線下の輪郭が、波形又はジグザグ状に構
    成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    砕氷船。
  4. 【請求項4】 突出する中央船尾領域126のフレーム
    の輪郭又は吃水線下の輪郭が、波形又はジグザグ状に構
    成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    砕氷船。
  5. 【請求項5】 中央船尾領域126には、船体の長手方
    向に延びた平滑状又は鋸歯状のスキッドが配置されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の
    砕氷船。
  6. 【請求項6】 前記角形構造体の縁部が、鋭利な刃を有
    するか、又は丸みを帯びているか、又は斜角を有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の砕氷
    船。
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