JP2635965B2 - 車両のルーフ - Google Patents

車両のルーフ

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JP2635965B2 JP61301087A JP30108786A JP2635965B2 JP 2635965 B2 JP2635965 B2 JP 2635965B2 JP 61301087 A JP61301087 A JP 61301087A JP 30108786 A JP30108786 A JP 30108786A JP 2635965 B2 JP2635965 B2 JP 2635965B2
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    • B60J7/043—Sunroofs e.g. sliding above the roof
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60J10/00—Sealing arrangements
    • B60J10/80—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
    • B60J10/82—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors for movable panels in roofs

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ルーフのロンジュロン（ロンジロン）を形
成するようルーフパネルにサイドパネルを接続し、ルー
フパネルとサイドパネルとの間の結合範囲を引下げてそ
れぞれはめ込みストリップで被った形式の車両（特に、
乗用車）のルーフに関する。
（従来の技術） この種の車両ルーフは公知である。（西独公開第2,91
6,682号）。この場合、ルーフパネルは、ルーフロンジ
ュロンの間に連続的に構成してあり、即ち、ルーフ開口
部はない。
同様の構造の公知の車両ルーフの場合（西独公開第3,
222,415号）、ルーフパネルとサイドパネルとの間の結
合範囲をはめ込みストリップで被うことは開示されてお
らず、ルーフパネルには、ルーフのロンジュロンから側
方へ大きく離れており、スライドルーフによって閉鎖で
きるルーフ開口部が設けてある。
（発明の目的） 発明の目的は、比較的簡単に、最大限に大きい開放面
積を得ることができ、構造高さが特に低く、完全な密封
状態を保証でき、好ましい外観を有する、冒頭に述べた
種類の車両ルーフを創生することにある。
（目的を達成するための手段） この目的は、本発明にもとづき、ルーフのロンジュロ
ン14を形成するようにルーフパネル12にサイドパネル13
を接続し、ルーフパネル12とサイドパネル13との間の結
合範囲15を１段引下げ、少なくとも結合範囲15のほぼ近
傍まで達するルーフ開口部17を形成し、上記１段引下げ
た結合範囲15にはめ込みストリップ16をはめ込んで結合
範囲15を被い、ルーフ開口部17の選択的閉鎖および少な
くとも部分的な開放を行うため、昇降自在でかつルーフ
パネル12上を後方へ摺動自在なカバー18を設け、カバー
18の外縁37が、カバー18の閉鎖位置でパッキン24を上方
から押圧するように、上記パッキン24をはめ込みストリ
ップ16のルーフ開口部17対応部分に形成するか、上記パ
ッキン24をはめ込みストリップ16のルーフ開口部17に向
く側面に沿って延びるように隣接配置することによって
達成される。
このように構成することにより、ロンジュロン14を形
成することによりルーフを強固にでき、ロンジュロン14
形成のために形成される結合範囲15をはめ込みストリッ
プ16で目隠しすることができ、ルーフ開口部17をできる
だけ大きい面積に形成でき、はめ込みストリップ16の一
部分に形成またはそれに隣接配置されるパッキン24によ
って、より完全な密封状態を保証でき、外観も好ましく
することができる。
また、本発明は、補強フレーム22を、ルーフ開口部17
を囲むルーフ開口部17の側面に沿って結合範囲15の下方
からルーフのロンジュロン14の側方にかけて取付け、こ
の補強フレーム22の結合範囲15近傍位置でパッキン24を
支持することが有利である。
このように構成することにより、ルーフパネル12の変
形を防止でき、パッキン24を強固にかつ安定的に支持で
きる。
（実施例） 図面を参照して以下に本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第１、２図に示した車両ルーフは、ルーフのロンジュ
ロン14を形成するようサイドパネル13を接続したルーフ
パネル12を有する。ルーフパネル12とサイドパネル13と
の間の結合範囲は、パネル12,13を対応して折曲げるこ
とによって引下げてあり、はめ込みストリップ16によっ
て被われている。車両ルーフには、結合範囲15まで達す
るルーフ開口部17が構成してある。ルーフ開口部17の選
択的閉鎖および少くとも部分的な開放を行うため、第３
図の閉鎖位置から出発して上昇させることができ（第４
図）、ルーフパネル12上を後方へ摺動させることができ
る（第５図）カバー18が設けてある。このため、カバー
18の案内および調節を行う機能部分20（第３〜５図には
単に模式的に示した）が設けてある。上記部分20は、例
えば、西独公開第3,311,442号または第3,408,056号に記
載の態様で構成できる。カバー18および機能部分20は、
補強フレーム22に下から当接し、この補強フレーム22に
結合（螺着）されたスライドルーフフレーム21によって
支持される。カバー18の閉鎖位置では、カバー側縁は、
上からカバーパッキン24に押圧される。第１、８図の実
施例では、カバーパッキン24が、ルーフ開口部17の範囲
においてはめ込みストリップ16の役割を果す。一方、第
２、７図には、カバーパッキン24が、ルーフ開口部17に
向くはめ込みストリップ16の側面に沿って延びる実施例
を示した。更に、第12図には、カバーパッキン24′がは
め込みストリップ16′自体から構成された別の実施例を
示した。
第６、７、８図の実施例の場合、ルーフ開口部17に
は、サイドパネル13の下方に延びていてサイドパネル13
とともにルーフロンジュロン14を形成する側部部材26が
続いている。この代わりに、ルーフロンジュロン14の外
壁および上壁をルーフパネル12から構成し、サイドパネ
ル13をルーフパネル12の下に置くこともできる。更に、
結合範囲15においてルーフパネル12を終らせ、例えば、
外側および内側のサイドパネル13からルーフロンジュロ
ン14を構成することができる。
補強フレーム22は、ルーフロンジュロン14の側方に、
即ち、剛性が特に大きいルーフ範囲に取付けてある。
第７図の実施例の場合、補強フレーム22は、ルーフ開
口部17の側縁の範囲において、２回折曲げてある。第１
の下部折曲部は、スライドルーフフレーム21の本質的に
水平な外縁28のために本質的に水平な受け面27を形成す
る。第２の上部折曲部は、カバーパッキン24のために本
質的に水平な受けフランジ30を形成する。第７図に対応
して、カバーパッキン24は、断面Ｌ字状の比較的硬い基
部31と、基部31に一体に結合された比較的軟いカバー当
接部32とを有する有形ストランドとして構成されてい
る。カバー当接部32は、基部31とともに、相互に平行に
延びミゾ35によって相互に分離された中空有形部分33,3
4を形成する。外側の中空有形部分33は、内側の中空有
形部分34よりも高い。カバー18は、中空有形部分34と共
働する縁部に、中空有形部分34に当接し下方へ突出する
補強隆起36を有する。カバー18の外縁37は、カバー18の
閉鎖位置では、中空有形部分33に載る。カバーパッキン
24の下面には、補強フレーム22の下方へ折曲げた内縁39
と係合するスリット38が設けてある。
第７図の実施例の場合、ルーフパネル12は、ルーフ開
口部17の側縁に、上方へ向く部分40を有する。部分40の
外面には、はめ込みストリップ16が当接する。このスト
リップ16は、更に、対向する側面および底面において、
サイドパネル13の折曲部41に支持される。部分40の内面
には、基部31の上方へ向く脚42が当接する。従って、基
部31は、補強フレーム22の上方へ折曲げた内縁39とルー
フパネル12の部分40との間で側方向に関して固定され
る。
第１、８図の実施例は、はめ込みストリップ16が、ル
ーフ開口部17の前縁および後縁まで達しているにすぎ
ず、ルーフ開口部17の長さに沿ってカバーパッキン24で
置換えられている点が第２、７図の実施例とは異なる。
この場合、カバーパッキン24は、補強フレーム22の内縁
39とサイドパネル13の折曲部41との間に保持される。補
強フレーム22の受けフランジ30は、サイドパネル13およ
びルーフパネル12の本質的に水平に上下に延びるフラン
ジ43,44に下から当接し、従って、この場合も、カバー1
8からカバーパッキン24に加えられる押圧力は、補強フ
レーム22に有効に吸収される。
第９図に対応して、ルーフパネル12は、ルーフ開口部
17の前上縁の範囲において２回折曲げてある。ルーフパ
ネル12の２回の折曲げによってルーフ面の下に形成され
た本質的な水平な縁部45は、補強フレーム22の受けフラ
ンジ30によって下から支持される。縁部45には、カバー
パッキン24が載っている。カバーパッキン24のこの前部
範囲にはノーズ46が形成してある。カバー18の閉鎖位置
（第９図）では、ノーズ46に、カバー18の外縁部37によ
って押圧されて中空有形部分33の上面に本質的に密着さ
れる。カバー18を引込むと、ノーズ46は上昇し、ルーフ
面から上方へ突出する導風部材として役立つ（第10
図）。
ルーフ開口部17の後縁の範囲においても（第11図）、
カバーパッキン24は、ルーフ開口部17の前縁（第９図）
におけると本質的に同様に支持される。第10図に別の実
施例を示した。この場合、ルーフパネル12は、ルーフ開
口部17の前縁において１回だけ下方へ折曲げてあり、カ
バーパッキン24は、直接に、補強フレーム22の受けフラ
ンジ30に載っており、この受けフランジ30は、ルーフパ
ネル12の折曲部の下方へ向く脚47からルーフ開口部17内
に突出している。ルーフ開口部17の後縁の範囲も対応し
て構成してある。
第12図の実施例の場合、はめ込みストリップ16′の内
側部分自体が、カバーパッキン24′を形成する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明に対応する車両ルーフの右半部の平面
図、第２図は本発明に係る車両ルーフの別の実施例の左
半部の平面図、第３、４、５図は第１図の線III−IIIに
沿う拡大断面図でカバーの各種位置を示すもの、第６図
は第２図の線VI−VIに沿う拡大断面図、第７図は第２図
のVII−VIIに沿う拡大断面図、第８図は第１図の線VIII
−VIIIに沿う拡大断面図、第９図は第１図のIX−IXに沿
う拡大断面図、第10図は本発明の別の実施例の第９図に
対応する断面図、第11図は第11図の線XI−XIに沿う断面
図、第12図はカバーパッキン別の実施例の断面図であ
る。 12……ルーフパネル、13……サイドパネル、14……ルー
フロンジュロン、15……結合範囲、16,16′……はめ込
みストリップ、17……ルーフ開口部、18……カバー、2
4,24′……カバーパッキン、37……カバー外縁。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】ルーフのロンジュロン（14）を形成するよ
    うにルーフパネル（12）にサイドパネル（13）を接続
    し、ルーフパネル（12）とサイドパネル（13）との間の
    結合範囲（15）を１段引下げ、少なくとも結合範囲（1
    5）のほぼ近傍まで達するルーフ開口部（17）を形成
    し、上記１段引下げた結合範囲（15）にはめ込みストリ
    ップ（16）をはめ込んで結合範囲（15）を被い、ルーフ
    開口部（17）の選択的閉鎖および少なくとも部分的な開
    放を行うため、昇降自在でかつルーフパネル（12）上を
    後方へ摺動自在なカバー（18）を設け、カバー（18）の
    外縁（37）が、カバー（18）の閉鎖位置でパッキン（2
    4）を上方から押圧するように、上記パッキン（24）を
    はめ込みストリップ（16）のルーフ開口部（17）対応部
    分に形成していることを特徴とする車両のルーフ。
  2. 【請求項２】ルーフのロンジュロン（14）を形成するよ
    うにルーフパネル（12）にサイドパネル（13）を接続
    し、ルーフパネル（12）とサイドパネル（13）との間の
    結合範囲（15）を１段引下げ、少なくとも結合範囲（1
    5）のほぼ近傍まで達するルーフ開口部（17）を形成
    し、上記１段引下げた結合範囲（15）にはめ込みストリ
    ップ（16）をはめ込んで結合範囲（15）を被い、ルーフ
    開口部（17）の選択的閉鎖および少なくとも部分的な開
    放を行うため、昇降自在でかつルーフパネル（12）上を
    後方へ摺動自在なカバー（18）を設け、カバー（18）の
    外縁（37）が、カバー（18）の閉鎖位置でパッキン（2
    4）を上方から押圧するように、上記パッキン（24）を
    はめ込みストリップ（16）のルーフ開口部（17）対応部
    分に形成し、補強フレーム（22）を、ルーフ開口部（1
    7）を囲むルーフ開口部（17）の側面に沿って結合範囲
    （15）の下方からルーフのロンジュロン（14）の側方に
    かけて取付け、この補強フレーム（22）の結合範囲（1
    5）近傍位置でパッキン（24）を支持していることを特
    徴とする車両のルーフ。
  3. 【請求項３】ルーフのロンジュロン（14）を形成するよ
    うにルーフパネル（12）にサイドパネル（13）を接続
    し、ルーフパネル（12）とサイドパネル（13）との間の
    結合範囲（15）を１段引下げ、少なくとも結合範囲（1
    5）のほぼ近傍まで達するルーフ開口部（17）を形成
    し、上記１段引下げた結合範囲（15）にはめ込みストリ
    ップ（16）をはめ込んで結合範囲（15）を被い、ルーフ
    開口部（17）の選択的閉鎖および少なくとも部分的な開
    放を行うため、昇降自在でかつルーフパネル（12）上を
    後方へ摺動自在なカバー（18）を設け、カバー（18）の
    外縁（37）が、カバー（18）の閉鎖位置でパッキン（2
    4）を上方から押圧するように、上記パッキン（24）を
    はめ込みストリップ（16）のルーフ開口部（17）に向く
    側面に沿って延びるように隣接配置していることを特徴
    とする車両のルーフ。
  4. 【請求項４】ルーフのロンジュロン（14）を形成するよ
    うにルーフパネル（12）にサイドパネル（13）を接続
    し、ルーフパネル（12）とサイドパネル（13）との間の
    結合範囲（15）を１段引下げ、少なくとも結合範囲（1
    5）のほぼ近傍まで達するルーフ開口部（17）を形成
    し、上記１段引下げた結合範囲（15）にはめ込みストリ
    ップ（16）をはめ込んで結合範囲（15）を被い、ルーフ
    開口部（17）の選択的閉鎖および少なくとも部分的な開
    放を行うため、昇降自在でかつルーフパネル（12）上を
    後方へ摺動自在なカバー（18）を設け、カバー（18）の
    外縁（37）が、カバー（18）の閉鎖位置でパッキン（2
    4）を上方から押圧するように、上記パッキン（24）を
    はめ込みストリップ（16）のルーフ開口部（17）に向く
    側面に沿って延びるように隣接配置し、補強フレーム
    （22）を、ルーフ開口部（17）を囲むルーフ開口部（1
    7）の側面に沿って結合範囲（15）の下方からルーフの
    ロンジュロン（14）の側方にかけて取付け、この補強フ
    レーム（22）の結合範囲（15）近傍位置でパッキン（2
    4）を支持していることを特徴とする車両のルーフ。
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