JPS5845938Y2 - 車両のスライデイングル−フ装置におけるシ−ル構造 - Google Patents

車両のスライデイングル−フ装置におけるシ−ル構造

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Publication number
JPS5845938Y2
JPS5845938Y2 JP1980003895U JP389580U JPS5845938Y2 JP S5845938 Y2 JPS5845938 Y2 JP S5845938Y2 JP 1980003895 U JP1980003895 U JP 1980003895U JP 389580 U JP389580 U JP 389580U JP S5845938 Y2 JPS5845938 Y2 JP S5845938Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
opening
roof
seal member
stiffener
roof panel
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Expired
Application number
JP1980003895U
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English (en)
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JPS56105428U (ja
Inventor
繁夫 大島
潔 池上
春雄 渡辺
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
Priority to JP1980003895U priority Critical patent/JPS5845938Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両のスライディングルーフ装置におけるシー
ル構造に係り、特にルーフパネルの開口部周辺下面にこ
れの裏当板の下面と不連続の水切片を垂下突設し、該水
切片でスライドルーフ部材と開口部との間に介設される
シール部材を伝わり、裏当板下面に浸透してくる水を遮
断する如くし、水の車室内への侵入を確実に防止するよ
うにしたシール構造に関する。
車両の天井開口部をスライドルーフ部材の摺動で開閉す
るようにしたスライディングルーフ装置は知られている
かかるスライディングルーフ装置において、第3図に示
される如くスライドルーフ部材31の後端部にはルーフ
パネル32の開口部33の開閉時に前後方向に摺動し、
特に開放作動時には後方に摺動し、且つ下動してルーフ
パネル32の下に格納されるため、本出願人はルーフ部
材31の全周に設けたメインシール部材34の他に後方
に延出され、ルーフパネル32の開口部下面周辺の裏当
板(ルーフパネルステフナ−)35に接するサブシール
部材36をステー37を介して備えるシール構造を先に
実開昭55−53616号として提案した。
これによればルーフ部材31の開放作動時の後部の傾動
によって表面を伝わって後端に伝へられる水滴はサブシ
ール支持用のステー37上に導かれ、ルーフ部材を支持
するフレームに滴下さ几、排水され、サブシール部材3
6は水のステー37から車室内への流れを防止する作用
も行う。
ところで開口部33周縁部を形成するルーフパネル32
の開口部端縁32aは裏当板35の周縁部を挟着するた
め下面に折り返され、折り返し片32bは裏当板35の
下面と連続している。
このため梅雨等の長期に亘る降雨時等に、水はメインシ
ール部材34のリップ部34aと開口部端縁32aとの
間から浸透し、折り返し片32b下面、裏当板35下面
を伝わってサブシール36の内側リップ部36aに到り
、リップ部36aと裏当板35下面とのシール面に浸透
し、室内側に入り込み、この水分が凝縮して液滴化し、
滴下して裏当板35下のルーフライニングを汚す慮れが
ある。
本考案者等は以上を改善すべく本考案をなしたもので、
その目的とする処は、ルーフパネルの開口部周辺下面に
これの裏当板の下面と不連続の水切片を垂下突設し、該
水切片でスライドルーフ部材と開口部との間に介設され
るシール部材及び上記サブシール部材と裏当板下面との
間を伝わって浸透してくる水分を遮断するようにし、開
口部、シール部からの水分の車室内への侵入を確実に防
止するようにした車両のスライディングルーフ装置にむ
けるシール構造を提供するところにある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
第1図は車両1の斜視図で、ボディ2のルーフパネル3
には開口部4が前席上に形成され、開口部4はスライド
ルーフ部材5で開閉自在に塞がれ、ルーフ部材5は開口
部4の開放時には開口部後方のルーフパネル3の下に格
納され、開口部4を開放し、ルーフ部材5は前後方向に
モータ、或は手動操作で摺動する。
第2図は第1図2−2線に沿った開口部及びルーフ部材
後部の閉塞時の拡大断面図で、ルーフ部材5は図示例で
は鋼板素材のプレス成形面よりなるパネル6と裏側のス
テフナ−7との接合体よりなり、各外周端部を接合して
折曲垂下された支持片部8を形成し、ステフナー7下面
周辺部に基部を接合した支持片9とでルーフ部材5周縁
に配設されるゴム等のメインシール部材10の基部を挟
着支持する。
メインシール部材10はルーフ部材5全周に設けられる
そしてルーフ部材5の周辺部下面、例えば支持片9の下
部にはステー11が後方に延出され、ステー11の後端
部にはシール部材12が支持される。
一方、ルーフパネル3の下面には裏当板であるステフナ
−13が接合され、ステフナ−13の端部13aはルー
フパネル3の開口部4をなす端部3aを下に、更に内側
に折り返し3bし、この折り返し部3bと開口部周縁3
c間で挾持する如くし、端末処理している。
そして既述のメインシール部材10の外方に突出したリ
ップ部10aはこれの上面の一部がルーフパネル3の開
口部4をなす端部3aに接して該開口部をシールすると
ともに、この下にあって後方に延出されたサブシール部
材12は内、外にリップ部12a、12bが起設され、
内側のリップ部12aはステフナー13の開口部下面内
側に接してシールを行うとともに、外側のリップ部12
bはルーフ部材5の開放作動傾動時に雨水等の後方、即
ち車室内への侵入を阻止する作用を行い、雨水等は図示
しないスライドルーフフレームに流れ、外部に排水され
る。
以上において、既述のルーフパネル3の開口部周縁下面
の折返し片3bの内側先端部を斜め下方に折曲垂下し、
水切片14を形威し、この水切片14の位置は開口部4
より内側で、サブシール部材12の外側のリップ部12
bより外側とし、図示例では斜め後下方に傾斜している
が垂直でも良く、この水切片14により外側の折り返し
片3bの下面とステフナ−13の端部下面13bとを遮
断する。
従って降雨時等でメインシール部材10のリップ部10
aとルーフパネル開口部周縁3aとのシール面から浸透
した水分は折り返し片3b下面を伝わり、垂下された水
切片14下端に溜り、重力作用でこれの裏側を伝わって
ステフナ−13の端部下面’13bばはい上がることが
なく、液滴化して滴下し、サブシール部材12の外側リ
ップ部12bの外側に落下し、外部に排水されることと
なる。
即ちルーフパネル3の下面を伝わって車室内に侵入し、
液滴化してルーフライニングを汚す等の事態は確実に防
止されることとなる。
以上図示例ではルーフ部材5を鋼板製として説明したが
、これはガラス、合成樹脂のものにも実施し得ることは
勿論である。
以上で明らかな如く本考案によれば、シール部材を伝わ
ってルーフパネル下面に浸透してくる水分を確実に防止
し、ルーフライニングの汚れ等の発生を確実に防止する
ことができるとともに、以上をルーフパネルと裏当板の
挟着部の端部等を折曲型下等するだけで足り、構造簡単
に、部品点数を増力口することなく上記を達成すること
ができ、実用的効果甚大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は車両の
外観を示す斜視図、第2図は第1図22線拡大断面図、
第3図は従来例を示す第2図と同様の図である。 尚図面中1は車両、3は天井部材、4は開口部、5はス
ライドルーフ部材、10はメインシール部材、12はサ
ブシール部材、14は水切片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両のルーフパネル開口部を開閉する摺動自在なスライ
    ドルーフ部材を備え、スライドルーフ部材外周に上記開
    口部をシールするメインシール部材を備え、且つスライ
    ドルーフ部材の後方に延出され、上記ルーフパネル下面
    に接合されるステフナーの前記開口部後方周辺下面と接
    するサブシール部材を備えるスライディングルーフ装置
    において、前記開口部の後端をなすルーフパネルの端部
    を内側後方に折曲して折り返し部を形成し、該折り返し
    部でステフナ−の端部を挾持するとともに、折り返し部
    の端部にはステフナーとサブシール部材とが接する面の
    前方でステフナー下面と離間する如く後下方に折曲した
    水切片を一体に設けたことを特徴とする車両のスライデ
    ィングルーフ装置におけるゾール構造。
JP1980003895U 1980-01-17 1980-01-17 車両のスライデイングル−フ装置におけるシ−ル構造 Expired JPS5845938Y2 (ja)

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JP1980003895U JPS5845938Y2 (ja) 1980-01-17 1980-01-17 車両のスライデイングル−フ装置におけるシ−ル構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56105428U JPS56105428U (ja) 1981-08-17
JPS5845938Y2 true JPS5845938Y2 (ja) 1983-10-19

Family

ID=29600611

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JP1980003895U Expired JPS5845938Y2 (ja) 1980-01-17 1980-01-17 車両のスライデイングル−フ装置におけるシ−ル構造

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DE3545870C2 (de) * 1985-12-23 1993-12-09 Webasto Werk Baier Kg W Fahrzeugschiebedach

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JPS56105428U (ja) 1981-08-17

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