JP2546085B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2546085B2
JP2546085B2 JP3163639A JP16363991A JP2546085B2 JP 2546085 B2 JP2546085 B2 JP 2546085B2 JP 3163639 A JP3163639 A JP 3163639A JP 16363991 A JP16363991 A JP 16363991A JP 2546085 B2 JP2546085 B2 JP 2546085B2
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隆裕 坂口
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/28Speed controlling, regulating, or indicating

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロフロッピーデ
ィスク又はこれに類似の記録媒体ディスクを使用して信
号の記録又は再生を行うためのディスク装置に関し、更
に詳細には、インデックスパルスの生成に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロフロッピーディスクと呼ばれて
いる直径86mm(約3.5インチ)の磁気ディスク及び
これを使用してデータの記録又は再生を行う装置は公知
である。フロッピーディスク即ち磁気ディスクカートリ
ッジ1は、図1及び図2に示すように、記録媒体ディス
ク2を剛性を有する合成樹脂ケース3に収容することに
より構成されている。ケース3はその表面4と裏面5と
の両方にヘッド挿入用開口6、7を有し、非使用時には
この開口6、7はスライド式のシャッタ8によって閉じ
られている。シャッタ8は図1で右方向にバネ(図示せ
ず)によって偏倚されており、使用時にはこの偏倚力に
抗してシャッタ8を左に移動させる。このディスクカー
トリッジ1のディスク2は磁気シート2aとこの中央に
装着された金属円板から成るハブ2bとから成る。ディ
スク2はクランパで押圧して回転させるものではないの
で、ケース3の裏面5にのみハブ2bを露出させるため
の開口9が設けられ、ここからハブ2bが露出されてい
る。このハブ2bはスピンドル挿入孔10aと駆動ピン
挿入孔10bとが設けられている。
【0003】駆動ピン挿入孔10bはディスク2のトラ
ックの基準位置(第1番目のセクタの始まり)と所定の
位置関係を有する。5.25インチ型フロッピーディス
クの場合には、インデックスホールがディスクに形成さ
れているので、これを検出し、このインデックスホール
を基準にしてトラックフォーマットを形成すればよい。
しかし、3.5インチ型のフロッピーディスクの場合に
はディスク2にインデックスホールが形成されていない
ので、例えば、米国特許第4,758,915号明細書
に示されているように駆動ピン挿入孔10bに挿入され
るディスク回転台の駆動ピンに一定の角度位置関係を有
するスピンドルモータの回転子に磁石又は光反射体等の
インデックス(指標)を設け、これを磁電変換素子(磁
気センサ)又はフォトカプラーで検出する。
【0004】ところで、磁電変換素子及びフォトカプラ
ー等のインデックスセンサを設けると、コスト高になる
のみでなく、ディスク装置の小型化及び薄型化が阻害さ
れる。
【0005】そこで、本発明の目的は、ディスク装置の
低コスト化、小型化及び薄型化を可能にすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、記録媒体ディスクを回転するための回転台
と、前記ディスクとの相対的走査運動によって信号を変
換する信号変換器と、前記回転台に結合されており、且
つN極とS極合せて2n極(nは整数)を有する磁石か
ら成る回転子と複数相の固定子巻線とを備えているブラ
シレス直流モータと、前記複数相の固定子巻線に電源か
ら選択的に電力を供給するように前記複数の固定子巻線
に接続された複数のスイッチング素子と、前記回転子の
位置を前記磁石の移動に基づいて検出するために前記複
数相に対応して設けられた複数の位置検出用磁電変換素
子と、前記複数の磁電変換素子の出力に基づいて前記複
数のスイッチング素子のオン・オフ制御信号を形成する
スイッチ制御回路と、前記回転子の回転速度情報を周波
数信号で得るように形成された速度検出器と、前記速度
検出器の出力に基づいて前記ブラシレス直流モータを定
速制御する速度制御回路とを備えたディスク装置におい
て、前記速度検出器から得られた周波数信号に同期した
第1のパルスを形成するために前記速度検出器に接続さ
れた第1のパルス形成回路と、前記複数の位置検出用磁
電変換素子から選択された1つから得られた周期性を有
する位置検出信号に同期した第2のパルスを形成するた
めに選択された前記磁電変換素子に接続された第2のパ
ルス形成回路と、前記第1及び第2のパルス形成回路に
接続され且つ前記第1のパルスと前記第2のパルスの時
間軸上での一致を示す出力パルスを得るように形成され
た一致判定回路とを備えており、且つ前記回転台の1回
転中に得られる前記第1のパルスの数(P)と前記回転
子の極数nは公約数を持たないように設定されており、
前記回転台の1回転中の少なくとも1つの特定角度位置
に対応して前記一致判定回路から出力パルスが発生する
ように前記第1及び第2のパルスの幅及び位置が設定さ
れていることを特徴とするディスク装置に係わるもので
ある。
【0007】請求項1の発明においては、更に前記一致
判定回路から前記回転台の1回転中に複数の特定角度位
置を示す複数の出力パルスが発生するように前記第1及
び第2のパルスの幅及び位置が設定されており、前記回
転台の1回転中に前記一致判定回路から得られた複数の
出力パルスから特定された1つの出力パルスを抽出する
パルス抽出回路が設けられており、前記回転台の1回転
の時間T1において、前記一致判定回路からT1/2よ
りも長い時間間隔Txを含んで複数の出力パルスを発生
させることができるように前記第1及び第2のパルスの
幅及び位置が決定されており、前記パルス抽出回路が前
記長い時間間隔Txの終りの出力パルスを抽出するよう
に形成されている。
【0008】なお、請求項2に示すように、前記パルス
抽出回路を、前記一致判定回路の出力パルスによってト
リガされ、前記長い時間間隔Txよりも短い前記第2の
パルスの時間間隔Tyよりは長い持続時間Tmを発生す
る再トリガ可能な単安定マルチバイブレータと、前記再
トリガ可能な単安定マルチバイブレータからマスク用出
力パルスが発生している期間はトリガが禁止され、前記
再トリガ可能な単安定マルチバイブレータからマスク用
出力パルスが発生していない時に前記一致判定回路の出
力パルスでトリガされるように形成された抽出用単安定
マルチバイブレータとで構成することが望ましい。
【0009】請求項3に示すように、前記一致判定回路
は、トリガ入力端子の他にリセット端子を有する単安定
マルチバイブレータであり、前記トリガ入力端子に前記
のパルス形成回路が接続され、前記リセット端子に
前記第2のパルス形成回路が接続され、前記単安定マル
チバイブレータは前記第2のパルス内に前記第1のパル
スの前縁が位置した時にのみトリガされて一定幅の出力
パルスを発生するように構成されていることが望まし
い。
【0010】請求項6に示すように、前記一致判定回路
は、トリガ入力端子の他にリセット端子を有する単安定
マルチバイブレータであり、前記トリガ入力端子に前記
第2のパルス形成回路が接続され、前記単安定マルチバ
イブレータは前記リセット端子に前記第1のパルス形成
回路が接続され、前記第1のパルス内に前記第2のパル
スの前縁が位置した時にのみトリガされて一定幅の出力
パルスを発生するように構成されていることが望まし
い。 なお、請求項4、5、7、8に示すように第1及び
第2のパルスの幅を決定し、また請求項9に示すように
タイミング調整回路を設けることが望ましい。
【0011】
【作用】請求項1において、第1のパルスの数と極数n
とが公約数を持たないように設定すれば、一致判定回路
の出力パルスが回転台の1回転中に周期性を持って発生
しなくなり、複数の特定角度位置において出力パルスを
発生させることが可能になる。回転台の1つの角度位置
(インデックス)を示す出力パルスのみを得るために
長い時間間隔Txに着目すれば、特定パルスの抽出が容
易になる。請求項に示すように再トリガ可能な単安定
マルチバイブレータを使用すると、不要出力パルスを容
易にマスクすることができる。請求項又はのように
一致判定回路をリセット端子を有する単安定マルチバイ
ブレータとすることにより、一定パルス幅の一致判定出
力を容易に得ることができる。請求項又はのように
第1及び第2のパルスを設定すると、1回転中の特定角
度位置で一致判定出力パルスを得ることができる。請求
又はのように第1及び第2のパルスを設定する
と、1回転中に1個のみ一致判定出力パルスを得ること
ができ、パルス抽出回路が不要になる。請求項に示す
ように、タイミング調整回路を設けると、回転台とモー
タとの速度検出器との位置関係を機械的に調整する代り
に、電気的に調整することが可能になる。
【0012】
【実施例】次に、図1〜図10を参照して本発明の実施
例に係わるフロッピーディスク装置を説明する。図1及
び図2のフロッピーディスクカートリッジ1を使用する
フロッピーディスク装置の主要部は図3に示すように、
ディスク吸着台即ちターンテーブル(回転台又は回転
板)11と、モータ12と、モータ12等を設けるため
の回路基板13とから成るディスク駆動部分を有する。
ディスク2に接触する信号変換磁気ヘッド14、15は
キャリッジ16とヘッド支持アーム17とに取り付けら
れている。アーム17は板バネ18によってキャリッジ
16に回動自在に支持され、且つバネ19によって時計
回り方向に偏倚されている。カートリッジ1をディスク
駆動部分に装着する時には一対の磁気ヘッド14、15
間に空間が生じるようにアーム17は反時計回り方向に
強制的に回動される。なおヘッド14、15は移動機構
20によってディスク2の半径方向に移動される。
【0013】ターンテーブル11には図1及び図2から
明らかなように、ハブ2bを吸着するためのプラスチッ
クマグネットから成るハブ吸着磁石21が固着されてい
る。このターンテーブル11は磁気回路を形成するため
に磁性体金属板から成り、この中央にスピンドル22が
固着されている。
【0014】モータ12はアウターロータ型のブラシレ
ス直流モータであり、図3に示すようにターンテーブル
11に結合された回転子のヨーク23と、ヨーク23の
下面に固着された磁石24とから成る回転子25と、基
板13上に設けられた固定子巻線25で構成されてい
る。なお、回転子磁石24の磁極の移動を検出するため
のホール素子から成る3個の磁電変換素子27が固定子
巻線26の近傍に配置されている。ターンテーブル11
及び回転子25に一体化されたスピンドル22は軸受2
8を介して基板13で支持されている。
【0015】ハブ2bの穴10bに挿入するための駆動
ピン29は、ステンレススチール等の板バネから成る支
持アーム30の先端部分に装着されている。即ち、駆動
ピン29は軸31とこれに回転自在に装着されたローラ
32とから成り、軸31が支持アーム30の先端部分に
植設され、支持アーム30の他端はターンテーブル11
に固着されている。
【0016】モータ12の回転速度を検出する電磁式速
度検出器(周波数発電機)を構成する磁石33が回転子
25のヨーク23の外周縁に固着され、磁石33の回転
に対応した出力を得るためのコイル34が基板13上に
設けられている。
【0017】ブラシレス直流モータ12のn極(8極)
構造の回転子25の磁石24は図6に示すようにリング
状に形成されており、8個のN極と8個のS極とを交互
に有する。また、速度検出器の磁石33は49個のN極
とS極とを交互にリング状に有する。磁石24、33の
N極及びS極は、駆動ピン29の位置に対して所定の関
係を有するように決定される。
【0018】固定子巻線26は図7に原理的に示すよう
に配置される。固定子巻線26は12個に分割して配置
されているが、3相モータであるので、電気的には第
1、第2及び第3相巻線に分割されている。3個の磁電
変換素子27は120度間隔に配置されている。固定子
巻線26及び磁電変換素子27は勿論、回転子磁石24
の磁界が作用する範囲に配置されている。速度検出器の
巻線34は磁石33のN磁極とS極との対のピッチと同
一ピッチの多数の凹凸を周期的に有するくし歯導体パタ
ーンから成る。磁石33の磁極が巻線34の各歯を横切
るごとに各歯に電圧が誘起し、この合計が導体パターン
34の端子間に得られる。なお、図7に示す基板13上
には、磁電変換素子27に対する配線や巻線26の相互
の接続導体が設けられているが、これ等の図示は省略さ
れている。
【0019】図8は速度検出器の導体パターン34の出
力と磁電変換素子27の出力に基づいてモータ12を制
御し且つインデックスパルスを生成するための回路を示
す。モータ12の3相巻線26はスイッチング素子3
5、36、37及び速度制御回路38を介して電源39
に接続されている。ホール素子から成る回転子磁極検出
用の磁電変換素子27は増幅器39を介して周知のマト
リックス回路40に接続されている。マトリックス回路
40は磁電変換素子27の出力の基づいて回転子25の
磁石25の磁極位置を知り、スイッチング素子35、3
6、37のオン・オフ制御信号を形成する。速度検出用
導体パターン34の端子間電圧は増幅器41で増幅さ
れ、速度制御回路38に送られる。速度制御回路38は
モータ12の回転速度が一定になるように巻線26の電
流を周知の方法で制御する。
【0020】速度検出導体パターン34の出力と磁電変
換素子27の出力に基づいてインデックスパルスを生成
するためのインデックスパルス形成回路42は、第1及
び第2のパルス形成回路43、44と、一致判定用のA
NDゲート(論理積回路)45と、パルス抽出回路46
と、タイミング調整回路47とから成る。
【0021】第1のパルス形成回路43は波形整形回路
48と第1のモノマルチバイブレータ49とから成る。
波形整形回路48はゼロクロス・コンパレータから成
り、増幅器41に接続され、増幅器41から得られる図
9の(A)に示す正弦波状の速度検出電圧(周波数信
号)を図9の(B)に示すデューティ比が約50%の第
1の方形波パルスに整形する。ディスク2即ちモータ1
2が1回転する期間T1 に波形整形回路48から得られ
る速度検出パルスの数Pは速度検出器の磁石33のN極
とS極の対の数(49)と同一である。
【0022】波形整形回路48に接続された第1の単安
定マルチバイブレータ(以下、MMVと言う)49は、
図9の(B)のパルスの前縁でトリガされて図9の
(C)に示す狭幅の第1の方形波パルスを発生する。図
9の(C)の第1の方形波パルスの幅は図9の(B)に
示すパルスの周期T2 の1/4 である。第2のパルス形成
回路44は波形整形回路50と第2のMMV51とから
成る。波形整形回路50はゼロクロス・コンパレータか
ら成り、3つの増幅器39から選択された1つに接続さ
れ、選択された磁電変換素子27から得られる図9の
(D)に示す周期性を有する正弦波状出力をデューティ
比約50%の方形波(図9には示さず)に整形する。こ
の波形整形回路50からはディスク2即ちモータ12の
1回転中に、回転子25の磁石24のN極とS極との対
即ちモータの極数nに対応した数(8個)のパルスが得
られる。
【0023】第2のMMV44は波形整形回路50に接
続され、この出力パルスの立上り(前縁)でトリガされ
て図9の(E)に示す第2の方形波パルスを発生する。
図9の例では(E)に示す第2のパルスは図9(B)に
示すパルス周期の1/8未満である。
【0024】ANDゲート45はインデックスパルスを
生成するために一致判定するものであり、一方の入力端
子が第1のMMV49に接続され、他方の入力端子が第
2のMMV51に接続されている。このANDゲート4
5は2つの入力が同時に高レベル(H)の時にのみ高レ
ベルの出力を発生する。なお、このANDゲート45の
代りにリセット機能を有するMMV(例えばモトローラ
社のMC54/74HC4538のIC)を使用するこ
とができる。ANDゲート45は図9の(C)に示す第
1の方形波パルスと図9の(E)に示す第2の方形波パ
ルスとが同一時間に発生した時のみ図9の(F)に示す
出力パルスを発生する。図9の実施例では(F)に示す
ように回転台11の1回転期間T1 に3個の出力パルス
A1 、A2、A3 を発生する。この出力パルスA1〜A3
は次の1回転でも同一角度位置で発生する。従って、回
転台11の特定角度位置情報として使用することができ
る。フロッピーディスク装置は駆動ピン29に対応して
1回転に1つのインデックスパルスを要求している。従
って、図9の(F)の複数の出力パルスから1つのみを
抽出する。
【0025】パルス抽出回路46はリセット機能を有す
る第3のMMV52とマスク信号形成用の再トリガ可能
な第4のMMV53とから成る。第3のMMV52は前
述のモトローラ社のMC54/74HC4538のIC
で構成することができる。この第3のMMV52のトリ
ガ入力端子はANDゲート45に接続され、リセット端
子Rは再トリガ可能なMMV53に接続されている。第
3のMMV52はリセット端子Rに非リセット(非マス
ク)を示す高レベル信号が入力している時にのみAND
ゲート45の出力パルスの前縁でトリガ可能であり、図
9の(H)に示す低レベルのパルスを出力する。
【0026】再トリガ可能なMMV53はANDゲート
45に接続され、図9の(F)に示す出力パルスに応答
して図9の(G)に示す低レベル出力パルスを発生す
る。このMMV53の低レベル出力パルスの幅(最後の
トリガパルスからのパルス持続期間)Tm は次の条件を
満足するように設定されている。即ち、このTm は、図
9の(F)に示すANDゲート45の出力パルスA1〜
A3 の内で相互間隔の最も長い2つのパルスA3 とA1
の時間間隔Tx よりも短く、且つTx よりも短い2つの
パルスの時間間隔Ty よりも長く設定されている。Ty
<Tm <Txを満足するようにTm を設定すると、MM
V48がトリガされてパルス持続期間Tmが終了する前
に次のトリガパルスが入力した時に再びTm の持続期間
がスタートし、Ty の間隔で発生する出力パルスA2 、
A3 はマスクされる。図9の実施例では出力パルスA1
の少し前で再トリガ可能なMMV53の出力が高レベル
となり、マスク作用が解除されているので、出力パルス
A1 が発生した時には第3のMMV52はトリガ可能で
あり、図9の(H)に示す低レベル(負)の出力パルス
を発生する。この出力パルスは図9の(F)のパルスA
1 に同期しているので、このパルスA1 と実質的に同一
である。第3のMMV52はパルスA1 の前縁でトリガ
された後に再トリガ可能なMMV53の低レベル出力か
ら成るマスク信号をリセット端子Rに受けるので、その
後のパルスA2 、A3 には応答しない。
【0027】タイミング調整回路47はパルス幅可変の
第5のMMV54と、第6のMMV55とから成る。パ
ルス幅可変MMV54は第3のMMV52に接続され、
図10の(D)に示す第3のMMV52の低レベルの出
力パルスの前縁でトリガされ、図10の(E)に示すよ
うなパルスを発生する。このMMV54の出力パルスの
幅は時定数回路の可変抵抗器56によって調整可能であ
る。従って、MMV54の出力パルスの後縁(立下り)
時点を調整することができる。そこで、駆動ピン29に
対して所定の関係を有するように図10の(E)に示す
MMV54の出力パルスの立上りを調整する。第6のM
MV55は第5のMMV54に接続されており、図10
の(E)のパルスの立下り(後縁)でトリガされて図1
0の(F)に示す所定幅の低レベル(負)パルスを発生
する。これは1回転期間T1 に1個発生するパルスであ
るので、インデックスパルスとして使用することができ
る。 図10の(F)に示すインデックスパルスを所定
位置に発生させるため調整又は所定位置に発生している
か否かを確認するために、フォーマット済の標準フロッ
ピーディスクをディスク装置に装填し、ヘッド14又は
15でトラックフォーマットに含まれる同期信号を検出
し、この検出された同期信号と図10の(F)のインデ
ックスパルスとの時間関係を調べて図10の(F)のイ
ンデックスパルスの位置が正確か否かを判定することが
できる。
【0028】駆動ピン29と磁石24、33及び磁電変
換素子27との相互位置関係、又は磁石24と33との
相互位置関係の調整でインデックスパルスの発生位置を
調整することができる。しかし、これのみでインデック
スパルスの発生位置を調整せずにタイミング調整回路4
7を使用して調整すれば、容易且つ短時間で調整が終了
する。
【0029】なお、図8の実施例では第1〜第6のMM
V49、51、52、53、54、55のすべてが、モ
トローラ社のMC54/74HC4538のICで構成
されている。
【0030】図9の実施例では、図9の(E)に示すM
MV44から1回転中の最初に得られる第2の方形波パ
ルスA1 を図9の(C)の第1の方形波パルスに一致さ
せるように磁石24と33の相互位置関係が設定されて
いる。図10の(A)(B)はこれを詳しく示す。図1
0の(A)に示す第1のMMV49の出力パルスはこの
周期T2 の1/4 のパルス幅Ta を有する。図10の
(B)のMMV51の出力パルスの幅Tb はT2 の1/8
未満である。1回転期間T1 に発生する8個の第2のM
MV51の出力パルスから選択された1つのパルスの前
縁は図10の(A)の第1の方形波パルス内に位置決め
されている。8個の第2の方形波パルスの内の1つを上
述の条件に設定すると、図9の(F)に示すようにAN
Dゲート45の出力パルスが得られる。
【0031】回転台11の1回転中の特定角度位置に対
応してANDゲート45から出力パルスを得る方法とし
て次に示す第1及び第2の方法がある。第1の方法は、
図10に示すようにMMV49から得られる第1のパル
スの幅Ta を第1のパルスの周期T2 の1/2以下に設
定し、MMV51から得られる第2のパルスの幅Tbを
第1のパルスの周期T2 の1/8よりも小さく設定し、
且つ回転台11の1回転中に少なくとも1回は第2のパ
ルスの前縁が第1のパルス内に位置するように第1及び
第2のパルスの発生位置を設定する方法である。第2の
方法は、図11に示すようにMMV49から得られる第
1のパルスの幅Ta を第1のパルスの周期T2 の1/8
よりも小さく設定し、MMV51から得られる第2のパ
ルスの幅Tb を第1のパルスの周期T2 の1/2以下に
設定し、且つ回転台11の1回転中に少なくとも1回は
第1のパルスの前縁が第2のパルス内に位置するように
第1及び第2のパルスの発生位置を設定する方法であ
る。
【0032】MMV49、50から発生する第1及び第
2のパルスの幅及び位置を特定された状態に設定すれ
ば、回転台11の1回転中に出力パルスを1個のみ得る
ことができる。図12はこの実施例を示す。図12の回
路は図8のパルス抽出回路46に相当するものを持たな
いので、図8のANDゲート45に相当するリセット端
子Rを有するMMV60の出力端子がMMV54に接続
されている。なお、図12、及び後述する更に別の実施
例を示す図15、図17、図19、図22において、図
8と共通する部分には同一の符号を付してこの説明を省
略する。なお、MMV60は図15のものと同一であ
り、この詳細は後で説明する。
【0033】パルス抽出回路46を省くことを可能にす
るために、MMV49、51からMMV60に入力させ
る第1及び第2のパルスの幅及び位置を図13又は図1
4に示すように設定する。図13又は図14に示すよう
に、第1及び第2のパルスを設定するための調整は、図
6の磁石24、33の位置の調整、又は図7の磁電変換
素子27の位置の調整、又は波形整形回路48、50の
調整、又はMMV49、51の調整等で行う。
【0034】図13では、MMV49、51から得られ
る第1及び第2のパルスの幅Ta、Tbが夫々第1のパ
ルスの周期T2の1/8よりも小さく設定され、且つ回
転台11の1回転中に、図13の(A)の第1のパルス
の前縁が図13の(B)の第2のパルス内に1回のみ位
置するように設定されている。これにより、MMV60
から1回転中に図13の(C)に示す出力パルスが1つ
のみ発生する。図14では、MMV49、51から得ら
れる第1及び第2のパルス幅Ta、Tbが夫々第1のパ
ルスの周期T2の1/8よりも小さく設定され、且つ前
記回転台11の1回転中に、図14の(B)に示す第2
のパルスの前縁が(A)に示す第1のパルス内に1回の
み位置するように設定されている。これにより、1回転
中に1個のパルスが図14の(C)に示すように得られ
る。
【0035】図15は更に別の実施例を示す。この図1
5では図8のANDゲート45の代りに、リセット端子
Rを有するMMV60が設けられている。このMMV6
0は図8のMMV52と同一のものであり、モトローラ
社のMC54/74HC4538のIC61に出力パル
ス幅決定用の抵抗RとコンデンサCを接続したものから
成る。IC60の第1のトリガ入力端子Aは波形整形回
路48に接続され、リセット端子RはMMV51に接続
されている。第2のトリガ入力端子Bは正の電源端子V
ccに接続されている。このMMV60はリセット端子
Rが高レベルの期間においてトリガ入力端子Aが低レベ
ルから高レベルに立上った時のみトリガされ、Qの反転
で示す反転出力端子から所定パルス幅の出力パルスを発
生する。従って、MMV60は図8のANDゲート45
と実質的に同一の機能を有する。なお、ANDゲート4
5の場合は出力パルスの幅に変動が生じるが、MMV6
0の場合には出力パルスの幅が一定となり、安定した出
力が容易に得られる。
【0036】図15の回路は波形整形回路50とMMV
51との間にタイミング調整用のパルス可変MMV62
を有する。このMMV62は時定数回路の可変抵抗器6
3を調整することによってパルス幅を調整するように構
成されている。波形整形回路48からMMV60へ図1
6の(A)に示すように1回転期間T1に49個の第1
の方形波パルスが与えられる。このパルスは周期T2 の
1/2 のパルス幅を有する。MMV51から得られる第2
の方形波パルスは図16の(B)に示すようにn極(8
極)モータであるので、1回転中に複数(8個)のパル
スを発生する。このMMV51の出力パルスの幅Tb は
第1の方形波パルスの周期T2 の1/8 〜1/2 に設定され
ている。また、1回転中に8個得られる図16の(B)
の第2の方形波パルスから選択されたものに図16の
(A)に示す第1の方形波パルスの前縁が含むように第
2の方形波パルスの位置がタイミング調整用MMV62
で調整されている。一致判定用MMV60はリセット端
子Rに図16の(B)に示すMMV51の高レベル出力
パルスが入力している期間にのみ図16の(A)の第1
の方形波パルスの前縁でトリガされ、(C)に示す低レ
ベルの所定幅の出力パルスを発生する。図16の場合に
は、1回転中にMMV60から複数のパルスが出力する
ので、パルス抽出回路46で1回転中に1個のパルスを
図16の(D)に示すように抽出する。この出力パルス
は図8の回路と同様にタイミング調整回路47のMMV
54と55でタイミング設定される。
【0037】図15の回路は、1回転中にMMV60か
ら複数のパルスが発生するために、パルス抽出回路46
が必要になるという不利の点を有する反面、第1及び第
2の方形波パルスの幅Ta 、Tb を広く設定できるの
で、装置の製作が容易になるという利点を有する。
【0038】図16では(B)に示す第2の方形波パル
ス内に(A)の第1の方形波パルスの前縁が含められて
いる。従って、第1の方形波パルスの前縁に基づいてイ
ンデックスパルスの前縁が決定される。第1の方形波パ
ルスは図7に示す速度検出器の導体パターン34に対応
して決定される。導体パターン34は図6の磁石33の
磁極に対応したピッチを有し、回路基板13の上に印刷
で形成することができるので、高い精度で形成すること
ができる。この結果、図16の(A)に示す第1の方形
波パルスは高い精度で得ることができる。この高い精度
の第1の方形波パルスの前縁に基づいてインデックスパ
ルスを形成すれば、このインデックスパルスの精度も高
くなる。
【0039】図17及び18は更に別の実施例を示す。
図17の実施例では図8のANDゲート45の代りにリ
セット端子を有するMMV60が設けられている他に、
第1の方形波パルス形成回路43の波形整形回路48と
MMV49との間にタイミング調整用MMV70が設け
られている。このMMV70は可変抵抗器71を有し、
これによって出力パルスの幅を調整するように構成され
ている。なお、図17ではMMV60のトリガ入力端子
にMMV51が接続され、リセット端子RにMMV49
が接続されている。
【0040】MMV49は図18の(A)に示すように
回転台11の1回転中に49個のパルスを発生する。
(A)に示すパルスの幅Ta はこのパルスの周期T2 の
1/8 〜1/2 に設定されている。18の(B)に示すMM
V51の出力パルスは1回転期間T1 に8個であり、こ
の8個の内から選択された複数個の前縁が第1の方形波
パルスに一致している。図18の(A)のパルスが発生
している期間に(B)のパルスの前縁が位置した時に一
致判定用MMV60のトリガが可能になり、(B)のパ
ルスの前縁でトリガされ、出力端子に所定幅のパルスが
(C)に示すように発生する。その後、パルス抽出回路
46で1回転に1個の割合でパルスが抽出され、(D)
に示す出力が得られ、これがMMV54でタイミング調
整された後にMMV55に送られ、ここからインデック
スパルスが得られる。
【0041】ANDゲート45の代りにリセット端子を
有するMMV60を使用する場合においても、ここに入
力する第1及び第2の方形波パルスの幅及び位置を調整
することによって、1回転中に1個のみの一致判定出力
を得ることができる。この目的を達成するために、図1
9では、第1及び第2の方形波パルスを図20、21に
示すように設定し、図20の(C)に示すように一致判
定用MMV60から1回転中に1個のパルスを発生させ
ている。この結果、図19では図15で設けたパルス抽
出回路46は不要であり、省略されている。図21から
明らかなように、この例では、MMV51から得られる
第2の方形波パルスの幅Tb が第1の方形波パルスの周
期T2 の1/8未満に設定され、且つ回転台11の1回
転中に1回のみ図21の(B)の第2の方形波パルス内
に図21の(A)の第1の方形波パルスの前縁が位置す
るように第1及び第2の方形波パルスの位置が設定され
ている。なお、図21の(A)の第1の方形波パルスは
前縁を使用するのみであるから、パルス幅の制限を持た
ない。
【0042】図22の回路はMMV60の入力を図19
と逆にしたものであり、MMV60のトリガ端子にMM
V51が接続され、MMV60のリセット端子にMMV
49が接続されている。MMV49、51から、図2
3、24の(A)(B)に示す第1及び第2の方形波パ
ルスを発生させることにより、図23の(C)に示すよ
うに1回転に1個のパルスがMMV60から出力する。
この例では、MMV49から得られる第1の方形波パル
スの幅Ta が第1の方形波パルスの周期T2 の1/8未
満であり、回転台11の1回転中に1回のみ第1の方形
波パルス内に第2の方形波パルスの前縁が位置する。こ
の結果、図23の(C)に示すようにMMV60から1
回転中に1個のパルスのみが発生する。なお、図24の
(B)に示す第2の方形波はこの前縁を使用するので、
パルス幅Ta の制限を特別に持たない。
【0043】
【変形例】本発明は上記の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 第1のパルス形成回路43から回転台11の1
回転につき発生するパルス数Pと回転子磁石24の極数
nとの関係をP=49、n=8に限ることなく、P=6
0、n=7とすること、またはP=63、n=8とする
こと又は公約数を持たないその他の種々の組み合せとす
ることができる。 (2) 実施例のブラシレス直流モ−タ12の巻線26
は中性線を有する3相Y形に結線されているが、中性線
を持たないY形結線や△形とすることもできる。またブ
ラシレス直流モ−タを3相のバイポ−ラ形モ−タとする
ことができる。 (3)第1及び第2の方形波発生回路43、44に於い
てMMV49、51、62、70でパルスを形成する代
わりに、波形整形回路48、50の出力に応答して三角
波電圧を作り、この三角波と所定の基準レベルとを電圧
コンパレ−タで比較して方形波パルスを形成してもよ
い。 (4) 速度制御回路38及び/又はマトリックス回路
40が方形波パルスを要求する場合には、波形整形回路
48、50をこれと兼用するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】各請求項の発明によれば特別にインデッ
クス及びこのセンサを設けずにインデックスパルスを生
成することができるので、デイスク装置の小型化及び低
コスト化が可能になる。また、請求項1及び2の発明に
よれば回転台の1回転中に複数の出力パルスが発生して
も差支えないので、設計の自由度が大きくなる。 また、
請求項3〜9の発明では一致判定をリセット端子を有す
る単安定マルチバイブレータで行うので、一定パルス幅
の出力パルスを容易且つ安定的に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロッピ−ディスクの平面図である。
【図2】フロッピ−ディスクの底面図である。
【図3】本発明の実施例に係わるフロッピ−ディスク装
置の主要部を原理的に示す正面図である。
【図4】図3の回路基板上の回転台、モ−タ及び速度検
出器を示す平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図4のモ−タの回転子磁石及び速度検出器の磁
石の磁極を示す平面図である。
【図7】図6の基板上におけるモ−タの巻線、磁電変換
素子及び速度検出器の導体パタ−ンのの配置を示す平面
図である。
【図8】図4に於けるモ−タの駆動回路、速度検出器の
出力と磁電変換素子の出力とに基づくインデックスパル
ス形成回路を示すブロック図である。
【図9】図8の各部の状態を示す波形図である。
【図10】図8の各部の状態を詳しく示す波形図であ
る。
【図11】第1及び第2の方形波パルスの位置関係を図
9に於けるそれと少し変えた時の図8の各部の状態を示
す波形図である。
【図12】インデックスパルス形成回路の別の実施例を
示す回路である。
【図13】図12の各部の状態を示す波形図である。
【図14】第1及び第2の方形波パルスの位置関係を図
13におけるそれと少し変えた時の図12の各部の状態
を示す波形図である。
【図15】インデックスパルス形成回路の更に別の実施
例を示すブロック図である。
【図16】図15の各部の状態を示す波形図である。
【図17】インデックスパルス形成回路の更に別の実施
例を示すブロック図である。
【図18】図17の各部の状態を示す波形図である。
【図19】インデックスパルスの更に別の実施例を示す
ブロック図である。
【図20】図19の各部の状態を示す波形図である。
【図21】図19の各部の状態を詳しく示す波形図であ
る。
【図22】インデックスパルス形成回路の更に別の実施
例を示すブロック図である。
【図23】図22の各部の状態を示す波形図である。
【図24】図22の各部の状態を詳しく示す波形図であ
る。
【符号の簡単な説明】
43 第1のパルス形成回路 44 第2のパルス形成回路 45 一致判定用ANDゲ−ト 46 パルス抽出回路 47 タイミング調整回路

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体ディスクを回転するための回転
    台と、 前記ディスクとの相対的走査運動によって信号を変換す
    る信号変換器と、 前記回転台に結合されており、且つN極とS極合せて2
    n極(nは整数)を有する磁石から成る回転子と複数相
    の固定子巻線とを備えているブラシレス直流モータと、 前記複数相の固定子巻線に電源から選択的に電力を供給
    するように前記複数の固定子巻線に接続された複数のス
    イッチング素子と、 前記回転子の位置を前記磁石の移動に基づいて検出する
    ために前記複数相に対応して設けられた複数の位置検出
    用磁電変換素子と、 前記複数の磁電変換素子の出力に基づいて前記複数のス
    イッチング素子のオン・オフ制御信号を形成するスイッ
    チ制御回路と、 前記回転子の回転速度情報を周波数信号で得るように形
    成された速度検出器と、前記速度検出器の出力に基づい
    て前記ブラシレス直流モータを定速制御する速度制御回
    路とを備えたディスク装置において、 前記速度検出器から得られた周波数信号に同期した第1
    のパルスを形成するために前記速度検出器に接続された
    第1のパルス形成回路と、 前記複数の位置検出用磁電変換素子から選択された1つ
    から得られた周期性を有する位置検出信号に同期した第
    2のパルスを形成するために選択された前記磁電変換素
    子に接続された第2のパルス形成回路と、 前記第1及び第2のパルス形成回路に接続され且つ前記
    第1のパルスと前記第2のパルスの時間軸上での一致を
    示す出力パルスを得るように形成された一致判定回路と
    を備えており、且つ前記回転台の1回転中に得られる前
    記第1のパルスの数(P)と前記回転子の極数nは公約
    数を持たないように設定されており、前記一致判定回路から前記回転台の1回転中に複数の特
    定角度位置を示す複数の出力パルスが発生するように前
    記第1及び第2のパルスの幅及び位置が設定されてお
    り、 前記回転台の1回転中に前記一致判定回路から得られた
    複数の出力パルスから特定された1つの出力パルスを抽
    出するパルス抽出回路が設けられており、 前記回転台の1回転の時間T1において、前記一致判定
    回路からT1/2よりも長い時間間隔Txを含んで複数
    の出力パルスを発生させることができるように前記第1
    及び第2のパルスの幅及び位置が決定されており、 前記パルス抽出回路は前記長い時間間隔Txの終りの出
    力パルスを抽出する回路である ことを特徴とするディス
    ク装置。
  2. 【請求項2】 前記パルス抽出回路は、前記一致判定回
    路の出力パルスによってトリガされ、前記長い時間間隔
    Txよりも短い前記第2のパルスの時間間隔Tyよりは
    長い持続時間Tmを発生する再トリガ可能な単安定マル
    チバイブレータと、 前記再トリガ可能な単安定マルチバイブレータからマス
    ク用出力パルスが発生している期間はトリガが禁止さ
    れ、前記再トリガ可能な単安定マルチバイブレータから
    マスク用出力パルスが発生していない時に前記一致判定
    回路の出力パルスでトリガされるように形成された抽出
    用単安定マルチバイブレータと から成る請求項1記載の
    ディスク装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体ディスクを回転するための回転
    台と、 前記ディスクとの相対的走査運動によって信号を変換す
    る信号変換器と、 前記回転台に結合されており、且つN極とS極合せて2
    n極(nは整数)を有する磁石から成る回転子と複数相
    の固定子巻線とを備えているブラシレス直流モータと、 前記複数相の固定子巻線に電源から選択的に電力を供給
    するように前記複数の固定子巻線に接続された複数のス
    イッチング素子と、 前記回転子の位置を前記磁石の移動に基づいて検出する
    ために前記複数相に対応して設けられた複数の位置検出
    用磁電変換素子と、 前記複数の磁電変換素子の出力に基づいて前記複数のス
    イッチング素子のオン・オフ制御信号を形成するスイッ
    チ制御回路と、 前記回転子の回転速度情報を周波数信号で得るように形
    成された速度検出器と、 前記速度検出器の出力に基づいて前記ブラシレス直流モ
    ータを定速制御する速度制御回路とを備えたディスク装
    置において、 前記速度検出器から得られた周波数信号に同期した第1
    のパルスを形成するために前記速度検出器に接続された
    第1のパルス形成回路と、 前記複数の位置検出用磁電変換素子から選択された1つ
    から得られた周期性を有する位置検出信号に同期した第
    2のパルスを形成するために選択された前記磁電変換素
    子に接続された第2のパルス形成回路と、 前記第1及び第2のパルス形成回路に接続され且つ前記
    第1のパルスと前記第2のパルスの時間軸上での一致を
    示す出力パルスを得るように形成された一致判定回路と
    を備えており、且つ前記回転台の1回転中に得られる前
    記第1のパルスの数(P)と前記回転子の極数nは公約
    数を持たないように設定されており、 前記回転台の1回転中の少なくとも1つの特定角度位置
    に対応して前記一致判定回路から出力パルスが発生する
    ように前記第1及び第2のパルスの幅及び位置が設定さ
    れ、 前記一致判定回路は、トリガ入力端子の他にリセット端
    子を有する単安定マルチバイブレータであり、前記トリ
    ガ入力端子に前記第1のパルス形成回路が接続され、前
    記リセット端子に前記第2のパルス形成回路が接続さ
    れ、前記単安定マルチバイブレータは前記第2のパルス
    内に前記第1のパルスの前縁が位置した時にのみトリガ
    されて一定幅の出力パルスを発生するように構成されて
    いることを 特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のパルスの幅(Tb)が前記第
    1のパルスの周期(T2)の1/8〜1/2であり、且
    つ前記回転台の1回転中に少なくとも1回は前記第2の
    パルス内に前記第1のパルスの前縁が位置するように前
    記第1及び第2のパルスの位置が設定されていることを
    特徴とする請求項3記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のパルスの幅(Tb)が前記第
    1のパルスの周期(T2)の1/8未満であり、前記回
    転台の1回転中に1回のみ前記第2のパルス 内に前記第
    1のパルスの前縁が位置して前記回転台の1回転中に前
    記リセット端子を有する単安定マルチバイブレータから
    1個のパルスが発生するように前記第1及び第2のパル
    スの位置が設定されていることを特徴とする請求項3記
    載のディスク装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体ディスクを回転するための回転
    台と、 前記ディスクとの相対的走査運動によって信号を変換す
    る信号変換器と、 前記回転台に結合されており、且つN極とS極合せて2
    n極(nは整数)を有する磁石から成る回転子と複数相
    の固定子巻線とを備えているブラシレス直流モータと、 前記複数相の固定子巻線に電源から選択的に電力を供給
    するように前記複数の固定子巻線に接続された複数のス
    イッチング素子と、 前記回転子の位置を前記磁石の移動に基づいて検出する
    ために前記複数相に対応して設けられた複数の位置検出
    用磁電変換素子と、 前記複数の磁電変換素子の出力に基づいて前記複数のス
    イッチング素子のオン・オフ制御信号を形成するスイッ
    チ制御回路と、 前記回転子の回転速度情報を周波数信号で得るように形
    成された速度検出器と、 前記速度検出器の出力に基づいて前記ブラシレス直流モ
    ータを定速制御する速度制御回路とを備えたディスク装
    置において、 前記速度検出器から得られた周波数信号に同期した第1
    のパルスを形成するために前記速度検出器に接続された
    第1のパルス形成回路と、 前記複数の位置検出用磁電変換素子から選択された1つ
    から得られた周期性を有する位置検出信号に同期した第
    2のパルスを形成するために選択された前記磁電変換素
    子に接続された第2のパルス形成回路と、 前記第1及び第2のパルス形成回路に接続され且つ前記
    第1のパルスと前記第2のパルスの時間軸上での一致を
    示す出力パルスを得るように形成された一致判定回路と
    を備えており、且つ前記回転台の1回転中に得られる前
    記第1のパルスの数(P )と前記回転子の極数nは公約
    数を持たないように設定されており、 前記回転台の1回転中の少なくとも1つの特定角度位置
    に対応して前記一致判定回路から出力パルスが発生する
    ように前記第1及び第2のパルスの幅及び位置が設定さ
    れ、 前記一致判定回路は、トリガ入力端子の他にリセット端
    子を有する単安定マルチバイブレータであり、前記トリ
    ガ入力端子に前記第2のパルス形成回路が接続され、前
    記リセット端子に前記第1のパルス形成回路が接続さ
    れ、前記単安定マルチバイブレータは前記第1のパルス
    内に前記第2のパルスの前縁が位置した時にのみトリガ
    されて一定幅の出力パルスを発生するように構成されて
    いることを 特徴とするディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のパルスの幅(Ta)が前記第
    1のパルスの周期(T2)の1/8〜1/2であり、且
    つ前記回転台の1回転中に少なくとも1回は前記第1の
    パルス内に前記第2のパルスの前縁が位置するように前
    記第1及び第2のパルスの位置が設定されていることを
    特徴とする請求項記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のパルスの幅(Ta)が前記第
    1のパルスの周期(T2)の1/8未満であり、前記回
    転台の1回転中に1回のみ前記第1のパルス内に前記第
    2のパルスの前縁が位置して前記回転台の1回転中に前
    記リセット端子を有する単安定マルチバイブレータから
    1個のパルスが発生するように前記第1及び第2のパル
    スの位置が設定されていることを特徴とする請求項
    載のディスク装置。
  9. 【請求項9】 更に、前記一致判定回路の出力段又は抽
    出回路の出力段に出力パルスのタイミングを調整する回
    路を設けたことを特徴とする請求項記載のディスク装
    置。
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