JPH0741729U - 回転系を有する記録再生装置 - Google Patents

回転系を有する記録再生装置

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JPH0741729U
JPH0741729U JP7391893U JP7391893U JPH0741729U JP H0741729 U JPH0741729 U JP H0741729U JP 7391893 U JP7391893 U JP 7391893U JP 7391893 U JP7391893 U JP 7391893U JP H0741729 U JPH0741729 U JP H0741729U
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JP
Japan
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magnet
magnetic sensor
recording
sensor element
pulse
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Pending
Application number
JP7391893U
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English (en)
Inventor
村 一 彦 河
永 敏 明 吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication of JPH0741729U publication Critical patent/JPH0741729U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度変化に関係なく基準信号を安定するにあ
る。 【構成】 この装置は、回転ヘッドと同期して回転する
磁石27と、この磁石の回転軌道の付近に配置されかつ
磁石による磁束の変化に基づいて電気出力を発生する磁
気センサ素子28と、この磁気センサ素子の電気出力が
所定レベルを超えたときにパルス信号を発生するパルス
発生回路31と、このパルス発生回路から発生されるパ
ルスの幅方向の中央を起点として一定時間後に動作開始
信号を発生する動作開始信号発生回路32とを備える記
録再生装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転系を有する記録再生装置に関し、特に基準信号の発生装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
最近の記録再生装置は、ますます小型化され、記録密度もきわめて高くなり、 このため、記録再生装置を構成する種々の部品についても高精度で安定した動作 をすることが要求されるようになった。たとえば、DATのような記録再生装置 においては、回転ヘッドに磁気テープに記録あるいは再生するための基準信号( PG 信号)を発生する部分は、回転ヘッドと一緒に回転する磁石(永久磁石) と、この磁石と対向するたびに生じる磁気抵抗変化を検出する磁気センサ素子と 、この磁気センサ素子の電気出力が所定レベルを超えたときに波形整形して基準 パルスを作るようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の回路構成では、磁気抵抗変化を検出する磁気センサ素子 が前述した磁石と対向するたびに、磁気センサ素子から電気信号が出力され、こ の電気信号があらかじめ定められたレベルに達したときにあるいはあらかじめ定 められたレベルより低くなるときに、立ち上がりとたち下がりの部分を生じる基 準パルスが作られ、この基準パルスの立ち下がりから一定時間後に記録開始信号 を発生するようにしている。このため、磁気センサ素子から得られる電気信号は 、周囲の温度が変化するのに伴ってその出力の大きさも図4のa,b,cのよう に変化し、この電気信号から作られる基準信号も図5のa,b,cと変化する。 このため、この基準信号の立ち下がりから記録開始信号を作る動作開始の時期が 周囲の温度変化に伴って変化し、このため動作開始信号の発生が不安定となる。 本考案の目的は、以上に述べたような従来の記録再生装置の問題にかんがみ、 温度変化等によって基準信号が不安定となることのない記録再生装置を得るにあ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような問題を解決するために、回転ヘッドと同期して回転する磁石と、こ の磁石の回転軌道の付近に配置されかつ磁石による磁束の変化に基づいて電気出 力を発生する磁気センサ素子と、この磁気センサ素子の電気出力が所定レベルを 超えたときにパルス信号を発生するパルス発生回路と、このパルス発生回路から 発生されるパルスの幅方向の中央を起点として一定時間後に動作開始信号を発生 する動作開始信号発生回路とを備えた回転系を有する記録再生装置が提供される 。
【0005】
【作用】
このようにすれば、温度変化によって磁気センサ素子の特性が変動しても装置 を動作させるため基準信号(PG 信号)を安定して発生することができる。
【0006】
【実施例】
図1は、本考案による回転系を有する記録再生装置の1実施例を示し、同図に おいて、11は、回転ヘッドのスピンドル、12は、スピンドル11の上端部に 取り付けられた回転ドラム、13は、この回転ドラム12の下面に取り付けられ た回転ヘッド素子、14は、固定ドラム、15,16は、回転ドラム12および 固定ドラム14にそれぞれ固定され、回転ヘッド素子13によってあるいは回転 ヘッド素子13からの信号を送受するロータリトランスの回転部および固定部を それぞれ構成している。また、21は、スピンドル11にダイレクトベアリング 22を介して取り付けられたステータ、23は、ステータ21に取り付けられた ダイレクトモータのコイル、24は、スピンドル11に取り付けられたダイレク トモータのアーマチュアである。さらに、26は、スピンドル11の下端部に取 り付けられた回転ディスク、27は、この回転ディスク26の周縁の所定箇所に 固定された磁石、28は、この磁石27の回転軌道に対向する適当な箇所に配置 されて、磁石27が近接あるいは遠ざかるときの磁石から生じる磁束の変化を検 出して電気信号を発生する磁気センサ素子である。この磁気センサ素子28およ び磁石27の数および配置位置は、設計仕様によって種々定められる。
【0007】 図2は、図1に示される磁気センサ素子28から発生する電気信号の処理回路 を示している。同図において、磁気センサ素子28の電気出力は、図4に示され る従来の波形と同様であり、この電気出力は、パルス発生回路31に送られ、こ こで波形整形され、電気出力が所定レベルを超えたときに、図3(a)に示され るパルス幅tPGのPG 基準信号を発生する。このパルス発生回路31の出力 は、動作開始信号発生回路32に送られる。この動作開始信号発生回路32は、 パルス発生回路31から送られる基準信号のパルス幅の中間あるいは中央(tP G/2)を演算により求め、ついでこの中央を起点として(tPG/2)+t’ =tを演算により求める。このt時間経過後、記録開始信号である動作開始信号 を図3(b)のように発生させる。
【0008】 このようにすれば、基準信号のパルス幅の中央は、温度変化による磁気センサ 素子28の出力の振幅変動があっても常に同じ位置となり、装置を動作させるた め基準信号(PG 信号)を安定して発生することができる。
【0009】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案による回転系を有する記録再生装置を用いれば、基 準信号のパルス幅の中央を動作開始信号を発生させる計測の起点としているため 、温度変化による磁気センサ素子の出力の振幅変動があっても常に同じ位置が起 点となり、装置を動作させるため基準信号(PG 信号)を安定して発生するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による回転系を有する記録再生装置の1
実施例を示す回転ヘッドの基本構成図である。
【図2】図1の磁性センサ素子の電気出力を処理する回
路の例を示すブロック図である。
【図3】(a),(b)は、図2の回路動作を説明する
ための波形図である。
【図4】磁性センサ素子の出力が温度変化によって変動
することを説明する図である。
【図5】図4に示される磁性センサ素子の温度変化によ
る変動に伴って基準信号のパルス幅が変化することを説
明する図である。
【符号の説明】
11 スピンドル 12 回転ドラム 13 回転ヘッド素子 14 固定ドラム 15,16 ロータリトランス 21 ステータ 22 ダイレクトベアリング 23 ダイレクトモータのコイル 24 ダイレクトモータのアーマチュア 26 回転ディスク 27 磁石 28 磁気センサ素子 31 パルス発生回路 32 動作開始信号発生回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ヘッドと同期して回転する磁石と、
    この磁石の回転軌道の付近に配置されかつ磁石による磁
    束の変化に基づいて電気出力を発生する磁気センサ素子
    と、この磁気センサ出力が所定レベルを超えたときに基
    準パルス信号を発生するパルス発生回路と、このパルス
    発生回路から発生される基準パルスの幅方向の中央を起
    点として一定時間後に動作開始信号を発生する動作開始
    信号発生回路とを備えた回転系を有する記録再生装置。
JP7391893U 1993-12-25 1993-12-25 回転系を有する記録再生装置 Pending JPH0741729U (ja)

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JP7391893U JPH0741729U (ja) 1993-12-25 1993-12-25 回転系を有する記録再生装置

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JP7391893U JPH0741729U (ja) 1993-12-25 1993-12-25 回転系を有する記録再生装置

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JPH0741729U true JPH0741729U (ja) 1995-07-21

Family

ID=13532031

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JP7391893U Pending JPH0741729U (ja) 1993-12-25 1993-12-25 回転系を有する記録再生装置

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