JP2603170Y2 - ディスク回転駆動装置 - Google Patents

ディスク回転駆動装置

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JP2603170Y2
JP2603170Y2 JP1993011079U JP1107993U JP2603170Y2 JP 2603170 Y2 JP2603170 Y2 JP 2603170Y2 JP 1993011079 U JP1993011079 U JP 1993011079U JP 1107993 U JP1107993 U JP 1107993U JP 2603170 Y2 JP2603170 Y2 JP 2603170Y2
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利明 清間
弘祥 豊島
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、いわゆるフロッピーデ
ィスクの回転駆動に使用されるディスク駆動装置の回転
位置検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の記憶媒体として、記憶
容量が大きく互換性が高く小型で取扱いの容易なフロッ
ピーディスクが実用化され多用されて、最近では10M
バイト,20Mバイトの記憶容量のディスク装置が市販
されはじめている。また、それら20Mバイトのディス
ク装置は1Mバイト,2Mバイトとの互換性があること
が必要である。
【0003】このフロッピーディスクにおいて、ディス
クの中心部に金属板からなる皿状のディスクハブが設け
られており、このディスクハブの中心とその中心から偏
心した位置とにそれぞれ中心孔と駆動ピン係合孔が設け
られ、ディスク駆動装置を構成するブラシレスモータ
(以下モータという)のスピンドルハブの中心の回転軸
は上記ディスクハブの中心孔に係合し、この回転軸から
偏心した位置に起立している駆動ピンと上記駆動ピン係
合孔とが係合し、スピンドルハブの回転をディスクハブ
に伝え、ディスクを回転駆動させるようなチャッキング
構成となっている。
【0004】以下図面を参照しながら、従来のディスク
回転駆動装置の回転位置検出装置について説明する。図
3(a)は従来のディスク回転駆動装置の半上面図であ
り、図3(b)は同半断面図である。
【0005】図3において、21は回転軸、22は深溝
ボール軸受け、23はスピンドルハブ、24は軸受けハ
ウジング、25はステータコア、26はロータフレー
ム、27は駆動マグネット、28は周波数発電用マグネ
ット(以下、FGマグネット略記する)、29はプリン
ト基板、30は金属板、31は光学検出器である。
【0006】このように構成された従来のディスク回転
駆動装置の回転位置検出装置について以下にその動作を
説明する。
【0007】位置信号を検出する機能を必要とするフロ
ッピーディスク等を駆動するモータのロータフレーム2
6に取り付けたFGマグネット28のFG着磁面の逆面
に金属板30を取り付け、それによって金属板30はロ
ータフレーム26と一体に回転する。円形金属板30の
外周端付近には所定の一箇所に光線を通過させるスリッ
ト32を設け、金属板30より一定の距離をおいて固定
された光線を放出する発光素子と、光線を受光する受光
素子を一体にした光学検出器31をプリント基板29に
設け、スリット32により光線を遮断,通過させてイン
デックス位置を検出する。
【0008】このように構成された、ディスクの回転駆
動装置の回転位置検出装置として金属板はFGマグネッ
トに接着あるいは、FGマグネットと一体に成形されて
いる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、回転軸21が圧入されたスピンドルハブ2
3にかしめられたロータフレーム26に単品のFGマグ
ネット28を接着で固定する場合は、FG着磁面を基準
に接着するので、FG着磁面の逆面は取付誤差などで回
転軸に対する上記逆面の面振れが悪く、その面に金属板
を取り付けると金属板の面振れも当然悪く、またロータ
フレーム26に樹脂マグネットを一体成形してFGマグ
ネット28を構成する場合は、FG着磁面とは逆の面に
はゲート口などを設け易く、ヒケなどにより誤差が生じ
易く、回転軸に対する上記面の面振れが悪く、したがっ
てその面に金属板を取り付けても金属板の面振れは悪い
ので、金属板の位置精度に誤差を生じやすいという問題
を有していた。
【0010】また、ヒートサイクルや経時変化において
もFGマグネットは樹脂であり、金属製ロータフレーム
よりも耐候性で劣り、金属板の位置に誤差が生じ易くな
ったり面振れ等も生じやすくなる。
【0011】また、回転位置の検出に円形の金属板を必
要とするため、モータの小型化,高効率化がしにくいと
いう問題点を有していた。
【0012】本考案は上記従来の問題点を解決し、金属
板を必要とせず容易に精度よく位置信号を検出でき、容
易にモータの小型化,高効率化を可能とすることを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案のディスク回転駆動装置の回転位置検出装置
は、ブラシレスモータのロータフレームに一体に回転す
る円形のFGマグネットをこのロータフレームの外周部
に取り付け、FGマグネットの外周に一ヵ所を除いて等
間隔にN極S極を一対とした複数個のセクター信号用着
磁を施し、FGマグネット外周の上記除外した一ヵ所の
セクター信号用着磁の一対の幅内に二対のPG信号用着
磁を施すとともに、FGマグネットの外周面に対向して
一個の磁気センサーを配置した構成を有している。
【0014】
【作用】この構成によれば、FGマグネットの外周に着
磁したセクター信号用着磁の幅とPG信号用着磁の幅と
が異なるため、FGマグネットの外周面に対向して設け
た磁気センサーにより、セクター信号とPG信号を区別
して得ることができることとなり従来位置検出に必要で
あった金属板が不要となり、金属板を必要とするために
生じるさまざまな不具合は解消され、また容易にモータ
の小型化,高効率化を可能にすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本考案の一実施例の回転位置検出装置
について図面を参照しながら説明する。
【0016】図1(a)は本考案の一実施例における回
転位置検出装置を備えたモータの半上面図であり、図1
(b)は同半断面図である。図1において1は回転軸、
2は深溝ボール軸受け、3はスピンドルハブ、4は軸受
けハウジング、5はステータコア、6はロータフレー
ム、7は駆動マグネット、8はFGマグネット、9はプ
リント基板、10は磁気センサーである。
【0017】モータは回転軸1を中心として回転し、回
転軸1はボール軸受け2によって支えられ滑らかに回転
することができる。ボール軸受け2は軸受けハウジング
4の内側に取り付けられ、この軸受けハウジング4はプ
リント基板9に締結固定されている。モータの回転の主
体となるロータフレーム6はスピンドルハブ3を締結固
定して取り付け、さらにスピンドルハブ3に回転軸1を
圧入嵌合している。
【0018】このロータフレーム6の外周面の内側に駆
動マグネット7を固定し、ステータコア5に巻配された
コイルに電流を通電して回磁磁界を発生させて、駆動マ
グネット7との間でトルクを発生させ、ロータフレーム
6を回転させる。ロータフレーム6の外周部と一体に成
形されたFGマグネット8の面11に周波数発電用磁極
が着磁され、その面11に対向するプリント基板9面に
発電線素群よりなる発電コイルを設け、その周発数発電
磁極による発電電圧をモータの駆動回路に供給して、モ
ータを一定回転数に制御する。
【0019】図2(a)はFGマグネット8の外周面1
2に設けられた着磁を表した展開図である。同図におい
て、一ヵ所を除いて等間隔にN極S極を一対とした任意
の数のセクター信号用着磁を施し、上記一ヵ所にはセク
ター信号用着磁の一対の幅に対し二対のPG信号用着磁
が施してある。
【0020】図2(b)はFGマグネット8の外周面に
対向して配置された磁気センサー10の出力波形であ
り、図2(c)は図2(b)を波形処理して得られるセ
クター信号であり、図2(d)は図2(b)を波形処理
して得られるPG信号である。
【0021】
【考案の効果】上記のように、本考案はFGマグネット
の外周にセクター信号用着磁とPG信号用着磁を施し、
FGマグネットの外周面に対向して磁気センサーを配置
し、FGマグネットの着磁を磁気センサーで受けてその
出力信号を波形処理することにより、従来位置検出に必
要であった金属板を必要とせず、PG信号,セクター制
御信号の位置検出信号が得られる。すなわち、金属板を
使用するために生じる位置精度の誤差,金属板の面振れ
等の不具合は解消される。また、金属板のスペースが削
減されることにより、モータの小型化,高効率化が容易
に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本考案の一実施例におけるディスク回転
駆動装置の半上面図 (b)本考案の一実施例におけるディスク回転駆動装置
の半断面図
【図2】(a)本考案の回転位置検出装置におけるFG
マグネット外周着磁の展開図 (b)本考案の回転位置検出装置における磁気センサー
の出力信号の説明図(c)本考案の回転位置検出装置に
おけるセクター制御信号の説明図 (d)本考案の回転位置検出装置におけるPG信号の説
明図
【図3】(a)従来のディスク回転駆動装置の半上面図 (b)従来のディスク回転駆動装置の半断面図
【符号の説明】
1 回転軸 2 ボール軸受け 3 スピンドルハブ 4 軸受けハウジング 5 ステータコア 6 ロータフレーム 7 駆動マグネット 8 周波数発電用マグネット(FGマグネット) 9 プリント基板 10 磁気センサー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−92280(JP,A) 特開 平2−41695(JP,A) 特開 平4−197068(JP,A) 特開 昭58−117460(JP,A)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラシレスモータのロータフレーム外周部
    に一体に回転する円形の周波数発電用マグネットを有す
    るディスク回転駆動装置において、 周波数発電用マグネットの基板に対向した端面部に周波
    数発電用磁極が着磁されており、前記周波数発電用マグ
    ネットの外周面に磁気ディスクのトラック面に複数に分
    割されたセクターを決定するためのセクター信号用着磁
    とブラシレスモータの一回転に1回のPG信号用着磁が
    なされることで、前記周波数発電用マグネットに周波数
    発電用磁極とセクター信号用着磁とPG信号用着磁の3
    つの磁極が着磁された周波数発電用マグネットを具備し
    たディスク回転駆動装置。
  2. 【請求項2】ブラシレスモータのロータフレーム外周部
    に一体に回転する円形の周波数発電用マグネットを有す
    るディスク回転駆動装置において、 周波数発電用マグネットの基板に対向した端面部に周波
    数発電用磁極が着磁されており、前記周波数発電用マグ
    ネットの外周面に一カ所を除いて等間隔にN極S極を一
    対とした複数個のセクター信号用着磁を施し、磁気ディ
    スクのトラック面に複数に分割されたセクターを決定す
    るためのセクター信号を得るとともに、前記周波数発電
    用マグネットの外周面の除外した一カ所のセクター信号
    用着磁の一対の幅内に二対のPG信号用着磁を施し、前
    記周波数発電用マグネットの外周面に対向して一個の磁
    気センサーを配置し、前記セクター信号用着磁部分と前
    記PG信号用着磁部分から前記磁気センサーを通して得
    られる出力信号を波形処理して、それぞれに対応したセ
    クター信号とPG信号を得るディスク回転駆動装置。
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