JP2577358Y2 - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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JP2577358Y2
JP2577358Y2 JP1993021911U JP2191193U JP2577358Y2 JP 2577358 Y2 JP2577358 Y2 JP 2577358Y2 JP 1993021911 U JP1993021911 U JP 1993021911U JP 2191193 U JP2191193 U JP 2191193U JP 2577358 Y2 JP2577358 Y2 JP 2577358Y2
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turntable
rotor
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disk
magnetized
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典之 加藤
▲隆▼裕 坂口
洋 簀河原
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Teac Corp
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ディスクを回転させ、
回転制御のためのインデックスパルスを検出するディス
ク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスク装置の軽薄短小化に伴
い、ディスクを回転させる駆動モータにおいても薄型化
が望まれている。従来、ディスクを駆動するスピンドル
モータにはDCブラシレスモータが使用されるのが一般
的であり、ディスク装置に使用されるブラシレスモータ
は、ロータがステータの外側に配置されるアウタロータ
型と、ロータがステータの内側に配置されるインナロー
タ型とに大別される。
【0003】アウタロータ型のものは、ディスク回転に
おけるインデックスパルスを検出させるために、ロータ
に磁石を設け、その磁石を検出する検出素子をロータ近
傍に配置させることが、例えば本出願人が提案した実開
昭60ー135863号に示されている。一方、インナ
ロータ型は、アウタロータ型よりも薄型であり、インデ
ックスパルスの検出は、内部のロータの回転を検出する
ことが一般的に行われている。
【0004】そこで、図3に従来のインナロータ型のス
ピンドルモータの断面図を示す。図3に示すスピンドル
モータ11は、例えば3.5 インチフロッピディスクを回
転駆動させるためのもので、スピンドル12の一端に
は、一部突出させて回転体13が取り付けられており、
また、スピンドル12の中央付近にはロータとなる並設
されたコア14a,14bがマグネット15を挟持して
取り付けられる。
【0005】コア14a,14bの下方にはベース16
が配置され、スピンドル12との間にベアリング17が
介在される。また、コア14a,14bの外周方向には
ステータとなるコイル18が配置され、該コイル18は
樹脂モールドで形成される取付け部材19に内設され
る。そして、取付け部材19とプリント配線基板20に
取り付けられ、このとき該取付け部材19をスピンドル
12との間にベアリング21が介在される。
【0006】また、コア14bの下面にはマグネット2
2が取り付けられ、ベース16上に該マグネット22に
対向する位置にマグネット22を検出するホール素子2
3が設けられる。このスピンドルモータ11は、コイル
18が励磁されることにより、コア14a,14bが回
転することで回転体13が回転するもので、コア14
a,14bの回転によるマグネット22をホール素子2
3が検出することにより、インデックスパルスを検出す
るものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし、図3に示すス
ピンドルモータ11によるインデックスパルスの検出を
コア14b上のマグネット22及びベース16上のホー
ル素子23により行っており、該マグネット22及びホ
ール素子23を設けるための空間が必要となることか
ら、さらなる薄型化を図ることができないという問題が
ある。
【0008】そこで、本考案は上記課題に鑑みなされた
もので、ロータ近辺でのインデックスパルスの検出のた
めの空間を排除して薄型化を図るディスク駆動装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の考案
は、回転軸にロータ部及びディスクを載置させるターン
テーブルが設けられ、該ロータ部の外周方向にステータ
部が配置されるディスク駆動装置において、前記ターン
テーブルの外周に着磁部を設け、前記ターンテーブルの
外周に対向する位置に配置され、前記着磁部を検出する
検出部を設け 該検出部が検出した信号をインデックス
パルスとして用いることを特徴とするものである。
【0010】また、上記請求項2記載の考案は、回転軸
にロータ部及びディスクを載置させるターンテーブルが
設けられ、該ロータ部の外周方向にステータ部が配置さ
れるディスク駆動装置において、 前記ターンテーブルの
下面に着磁部を設け、 前記ターンテーブルの下面に対向
し、前記回転軸を保持する保持部の切欠に配置され、前
記着磁部を検出する検出部を設け、 該検出部が検出した
信号をインデックスパルスとして用いることを特徴とす
るものである。
【0011】
【作用】上記請求項1記載の考案によれば、ターンテー
ブルの外周に着磁部を設け、ターンテーブルの外側に対
向する位置に配置され、着磁部を検出する検出部を設
け、検出部が検出した信号をインデックスパルスとして
用いるため、検出部により薄型化が制限されることがな
く、より一層の薄型化を実現することができる。また、
ディスク回転時のインデックスパルスの検出により、イ
ンデックスパルスの検出位置を基準点としてディスクに
記録される各記録エリアのアドレスを求めることができ
る。
【0012】また、請求項2記載の考案によれば、ター
ンテーブルの下面に着磁部を設け、ターンテーブルの下
面に対向し、回転軸を保持する保持部の切欠に配置さ
れ、着磁部を検出する検出部を設け、検出部が検出した
信号をインデックスパルスとして用いるため、検出部に
より薄型化が制限されることがなく、より一層の薄型化
を実現することができる。また、ディスク回転時のイン
デックスパルスの検出により、インデックスパルスの検
出位置を基準点としてディスクに記録される各記録エリ
アのアドレスを求めることができる。
【0013】
【実施例】図1に、本考案の一実施例の構成断面図を示
す。図1のディスク駆動装置31は、図3と同様に3.5
インチフロッピディスクを回転駆動するものとする。こ
の場合の3.5 インチフロッピディスクは、回転中心部分
に、スピンドルが嵌合する孔及び駆動ピンを位置させる
ための孔が形成された磁性部材のハブが設けられ、該ハ
ブを表出させてカートリッジ内に収納されたものであ
る。
【0014】図1のディスク駆動装置31において、回
転軸としてのスピンドル32の一端には先端を突出させ
て円板状のターンテーブル33が固着される。ターンテ
ーブ 33は、プラスティックマグネットで形成され、
上述のフロッピディスクに設けられたハブを吸着して載
置させる。なお、ターンテーブル33上には、図示しな
いがバネ等で上下動する駆動ピンが形成され、フロッピ
ディスクの吸着時にハブに形成された孔内に、該駆動ピ
ン及びスピンドル32の先端がそれぞれ位置される。
【0015】また、ターンテーブル33の外周の周方向
の所定位置に着磁部34が設けられる。この着磁部34
における着磁はN極又はS極の一極、又はN極及びS極
の二極で形成されて、インデックスパルスを検出するた
めのインデックスマグネットとなる。この場合、着磁部
34は、図示しない駆動ピンとの間で位置精度が向上す
ることから、インデックスパルス検出のタイミング精度
を向上させることができる。このインデックスパルスの
検出位置を基準点としてディスクに記録される各記録エ
リアのアドレスを求めることができる。
【0016】一方、スピンドル32には、マグネット3
5を挟持した円板上のコア36a,36bが並設状態で
固着されてロータ部37が構成される。そして、コア3
6bの下方に近接してベース38が配置され、該ベース
38とスピンドル32との間にベアリング39が介在さ
れる。また、ロータ部37の外周方向には、所定数のコ
イル40aで構成されるステータ部40が配置される。
そして、プリント配線基板41の実装面にロータ部37
及びステータ部40を位置させ、実装面の反対面にター
ンテーブル33が位置するように配置され、樹脂モール
ドで形成した取付け部材42によりステータ部40(コ
イル40a)を内包すると共に、プリント配線基板41
に取り付けられる。このとき、取付け部材4とスピン
ドル32との間にはベアリング4が介在される。
【0017】また、プリント配線基板41の実装面の反
対面であって、ターンテーブル33の着磁部34の近傍
の所定位置に、該着磁部34を検出する検出部44がは
んだ付け等により設けられる。この検出部44は、例え
ばホルダ内に収納されたホール素子で構成され、該プリ
ント配線基板41の実装面とコード接続される。上述の
ようなディスク駆動装置(スピンドルモータ)31は、
ターンテーブル33上にフロッピディスクをチャッキン
グした後、コイル40aに電流を供給すると、コア36
a,36bのロータ部37が回転し、スピンドル32を
介してターンテーブル33が回転してフロッピディスク
を回転させる。
【0018】このとき、ターンテーブル33の外周に埋
設された着磁部34の外側に配置された検出部44によ
りインデックスパルスとして検出する。検出部44は、
例えばホール素子よりなる。ホール素子は着磁部34か
らの磁束に対して直角方向に制御電流を流すことでホー
ル電圧を発生するもので、応答特性が良好であることか
ら従来より使用されるものである。
【0019】このように、インデックスパルスを検出す
るための着磁部34及び検出部44をロータ部37近傍
に設けずに、ターンテーブル33の外周及びその外側
配置することから、インデックスパルス検出のための空
間を排除してロータ部37及びステータ部40部分の空
間を縮小化することができ、薄型化することができる。
また、ターンテーブル33のプラスチックマグネット
を、着磁部34のインデックスマグネットとして使用す
ることから、インデックス用のマグネットを不必要とす
ることができる。さらに、上述のように、着磁部34と
駆動ピンとの位置精度が向上して検出タイミングの精度
を向上させることができるものである。
【0020】次に、図2に、本考案の他の実施例の構成
断面図を示す。図2(A)のディスク駆動装置(スピン
ドルモータ)31は、着磁部34をターンテーブル33
内の面に形成し、検出部44を該着磁部34の下方の
回転軸32を保持する保持部42aの切欠42b(取付
け部材42の一部を除去)に配置され、プリント配線基
板41上に取り付けたものであり、他の構成は図1と同
様である。
【0021】また、図2(B)のディスク駆動装置(ス
ピンドルモータ)31は、回転体33の面に別体の着
磁部34を取り付け、検出部44を該着磁部34の下方
の回 転軸32を保持する保持部42aの切欠42b(取
付け部材42の一部を除去)に配置させてプリント配線
基板41上(取付け部材42の一部を除去)に取り付け
たものであり、他の構成は図1と同様である。
【0022】図2(A)(B)に示されるように、検出
部44が保持部42aの切欠42bに収容されるように
配置されるため、ターンテーブル33とプリント配線基
板41との間に取り付けることができる。ディスク駆動
装置(スピンドルモータ)31は、検出部44により薄
型化が制限されることがなく、より一層の薄型化を実現
することができる。また、ディスク回転時のインデック
スパルスの検出により、インデックスパルスの検出位置
を基準点としてディスクに記録される各記録エリアのア
ドレスを求めることができる。
【0023】
【考案の効果】上述の如く、上記請求項1記載の考案に
よれば、ターンテーブルの外周に着磁部を設け、ターン
テーブルの外側に対向する位置に配置され、着磁部を検
出する検出部を設け、検出部が検出した信号をインデッ
クスパルスとして用いるため、検出部により薄型化が制
限されることがなく、より一層の薄型化を実現すること
ができる。また、ディスク回転時のインデックスパルス
の検出により、インデックスパルスの検出位置を基準点
としてディスクに記録される各記録エリアのアドレスを
求めることができる。
【0024】また、請求項2記載の考案によれば、ター
ンテーブルの下面に着磁部を設け、ターンテーブルの下
面に対向し、回転軸を保持する保持部の切欠に配置さ
れ、着磁部を検出する検出部を設け、検出部が検出した
信号をインデックスパルスとして用いるため、検出部に
より薄型化が制限されることがなく、より一層の薄型化
を実現することができる。また、ディスク回転時のイン
デックスパルスの検出により、インデックスパルスの検
出位置を基準点としてディスクに記録される各記録エリ
アのアドレスを求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成断面図である。
【図2】本考案の他の実施例の構成断面図である。
【図3】従来のインナロータ型のスピンドルモータの断
面図である。
【符号の説明】 31 ディスク駆動装置 32 スピンドル 33 回転体 34 着磁部 37 ロータ部 40 ステータ部 40a コイル 41 プリント配線基板 42 取付け部材 44 検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−64165(JP,A) 実開 平3−80557(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 19/20

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸にロータ部及びディスクを載置さ
    せるターンテーブルが設けられ、該ロータ部の外周方向
    にステータ部が配置されるディスク駆動装置において、 前記ターンテーブルの外周に着磁部を設け、前記ターンテーブルの外周に対向する位置に配置され、
    前記 着磁部を検出する検出部を設け 該検出部が検出した信号をインデックスパルスとして用
    いることを特徴 とするディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 回転軸にロータ部及びディスクを載置さ
    せるターンテーブルが設けられ、該ロータ部の外周方向
    にステータ部が配置されるディスク駆動装置において、 前記ターンテーブルの下面に着磁部を設け、 前記ターンテーブルの下面に対向し、前記回転軸を保持
    する保持部の切欠に配置され、前記着磁部を検出する検
    出部を設け、 該検出部が検出した信号をインデックスパルスとして用
    いることを特徴とするディスク駆動装置。
JP1993021911U 1993-04-26 1993-04-26 ディスク駆動装置 Expired - Lifetime JP2577358Y2 (ja)

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JP1993021911U JP2577358Y2 (ja) 1993-04-26 1993-04-26 ディスク駆動装置

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JPH0684551U JPH0684551U (ja) 1994-12-02
JP2577358Y2 true JP2577358Y2 (ja) 1998-07-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200477440Y1 (ko) * 2011-08-24 2015-06-09 추 유안 예 컴퓨터 수치제어장치의 도구변환 메카니즘에서 이용되는 단순한 구조의 서보 포지셔닝 장치

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6464165A (en) * 1987-09-04 1989-03-10 Fuji Electric Co Ltd Disk driving use spindle motor
JP3080557U (ja) * 2001-03-23 2001-09-28 株式会社河野紙器 包装用緩衝材

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JPH0684551U (ja) 1994-12-02

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