JP2567214Y2 - モータ - Google Patents
モータInfo
- Publication number
- JP2567214Y2 JP2567214Y2 JP1996007101U JP710196U JP2567214Y2 JP 2567214 Y2 JP2567214 Y2 JP 2567214Y2 JP 1996007101 U JP1996007101 U JP 1996007101U JP 710196 U JP710196 U JP 710196U JP 2567214 Y2 JP2567214 Y2 JP 2567214Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- bearing housing
- rotor yoke
- hub base
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Description
【０００１】
【考案の属する技術分野】本考案は磁気ディスクや光デ
ィスクのデータを読み書きする記録装置のディスク駆動
用のモータに関する。
ィスクのデータを読み書きする記録装置のディスク駆動
用のモータに関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気ディスクや光ディスクへデータの書
き込みおよび読み出しをする記録装置は、モータに取り
付けたチャック台にディスクを装着してディスクを回転
させるようにしてある。
き込みおよび読み出しをする記録装置は、モータに取り
付けたチャック台にディスクを装着してディスクを回転
させるようにしてある。
【０００３】このような記録装置では、ディスクの記録
開始基準位置を捉えるためにモータのロータヨークにイ
ンデックスマグネットを、またこれを検知するためのホ
ール素子よりなる磁気検出素子をプリント基板上に設け
てある。
開始基準位置を捉えるためにモータのロータヨークにイ
ンデックスマグネットを、またこれを検知するためのホ
ール素子よりなる磁気検出素子をプリント基板上に設け
てある。
【０００４】従来の記録装置では図５、６に示すように
インデックスマグネット４は、モータ１０のロータヨー
ク９外周に回転軸たるスピンドル５を中心としてチャッ
ク台１に設けられたドライブピン６と図中矢印Ａで示す
ディスクの回転方向へ一定の角度をなすようにして取り
付けられ、磁気検出素子７はロータヨーク９の外側方に
おけるプリント基板８上に固定してある。
インデックスマグネット４は、モータ１０のロータヨー
ク９外周に回転軸たるスピンドル５を中心としてチャッ
ク台１に設けられたドライブピン６と図中矢印Ａで示す
ディスクの回転方向へ一定の角度をなすようにして取り
付けられ、磁気検出素子７はロータヨーク９の外側方に
おけるプリント基板８上に固定してある。
【０００５】前記ドライブピン６はディスクのハブに形
成した基準孔と係合し、モータの駆動によりディスクを
回転させるためのものであり、また、ディスクの記録開
始基準位置を決めるものとしてもある。
成した基準孔と係合し、モータの駆動によりディスクを
回転させるためのものであり、また、ディスクの記録開
始基準位置を決めるものとしてもある。
【０００６】ドライブピン６は板ばね１１の弾性により
チャック台の上面に突出させられていて、記録装置にデ
ィスクがローディングされると図７中、仮想線で示すよ
うにディスクの荷重により押し下げられ、チャック台の
回転によりディスクの基準孔に達すると板ばねの弾性に
より押し上げられてディスクの基準孔に係合する。
チャック台の上面に突出させられていて、記録装置にデ
ィスクがローディングされると図７中、仮想線で示すよ
うにディスクの荷重により押し下げられ、チャック台の
回転によりディスクの基準孔に達すると板ばねの弾性に
より押し上げられてディスクの基準孔に係合する。
【０００７】
【考案が解決しようとする課題】上述のように従来のモ
ータを備える記録装置では、インデックスマグネットを
モータのロータヨーク外周に設けてあるので、組立ての
際にロータヨークに設けられたインデックスマグネット
とチャック台に設けられたドライブピンとの位置関係を
正確にセットする必要があり、この位置関係に組立てに
よるズレが生じると磁気記録特性が不安定になるといっ
た問題が生じていた。
ータを備える記録装置では、インデックスマグネットを
モータのロータヨーク外周に設けてあるので、組立ての
際にロータヨークに設けられたインデックスマグネット
とチャック台に設けられたドライブピンとの位置関係を
正確にセットする必要があり、この位置関係に組立てに
よるズレが生じると磁気記録特性が不安定になるといっ
た問題が生じていた。
【０００８】また、インデックスマグネットはモータの
ロータヨーク外周から外側方へ突出しているとともに、
これを検知する磁気検出素子はさらにモータのロータヨ
ーク外側方のプリント基板上に設けてあるので、ロータ
ヨークまわりのプリント基板上にその他の部品を設ける
ことは実際上不可能で、プリント基板上の部品実装スペ
ースが有効に活用されていなかった。
ロータヨーク外周から外側方へ突出しているとともに、
これを検知する磁気検出素子はさらにモータのロータヨ
ーク外側方のプリント基板上に設けてあるので、ロータ
ヨークまわりのプリント基板上にその他の部品を設ける
ことは実際上不可能で、プリント基板上の部品実装スペ
ースが有効に活用されていなかった。
【０００９】さらに、ドライブピン６はディスクをロー
ディングする際にチャック台の下面に押し下げられるの
で、チャック台１の下面とプリント基板８の上面の間に
は少なくともドライブピン６が沈み込む変位量Ｈ分の間
隔が必要で、記録装置より一層の薄型化という至上要望
には応えられなかった。
ディングする際にチャック台の下面に押し下げられるの
で、チャック台１の下面とプリント基板８の上面の間に
は少なくともドライブピン６が沈み込む変位量Ｈ分の間
隔が必要で、記録装置より一層の薄型化という至上要望
には応えられなかった。
【００１０】また、記録装置においてディスクから磁気
情報を読み取る際には、ディスクに記録されている磁気
情報を電磁誘導の原理により磁気ヘッド内のコイルで読
み取っているが、磁気ヘッドはディスクの磁気情報以外
の外来磁界の影響によりノイズを生じる。
情報を読み取る際には、ディスクに記録されている磁気
情報を電磁誘導の原理により磁気ヘッド内のコイルで読
み取っているが、磁気ヘッドはディスクの磁気情報以外
の外来磁界の影響によりノイズを生じる。
【００１１】しかして外来磁界の一つには、インデック
スマグネットからの漏洩磁界があり、特に従来の記録装
置用モータではロータヨークの外周にインデックスマグ
ネットを設けてあるので、このインデックスマグネット
からの漏洩磁界による影響を受け、この漏洩磁界によっ
てノイズが発生することがあった。
スマグネットからの漏洩磁界があり、特に従来の記録装
置用モータではロータヨークの外周にインデックスマグ
ネットを設けてあるので、このインデックスマグネット
からの漏洩磁界による影響を受け、この漏洩磁界によっ
てノイズが発生することがあった。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、本考案のモータは上面中央部にハブ台を有
し、このハブ台のまわりにディスク装着用のチャッキン
グマグネットを有し、しかも外周に永久磁石を備えるロ
ータヨークの前記ハブ台の中心孔をモータの回転軸たる
スピンドルに固嵌し、このスピンドルを、プリント基板
上に立設したベアリングハウジングが外輪に固嵌するボ
ールベアリングの内輪で支承し、ベアリングハウジング
のまわりにこれと同心円のリング状リブを形成すること
によりベアリングハウジングとリブの間に周溝が形成さ
れ、リブのまわりにはステータの中心ハブを取り付け、
また、ロータヨークのハブ台下面におけるベアリングハ
ウジングの前記周溝の上方位置に板ばねを設けて、この
板ばねの遊端部に設けたドライブピンがハブ台にあけた
孔から板ばねの弾性によりハブ台上面より突出させられ
るモータの前記チャッキングマグネットに、これと一体
に成形され、しかもロータヨークにおけるディスク装着
面の反対側である内側へ孔から突出するインデックスマ
グネットを設け、かつ前記プリント基板上の前記周溝内
のインデックスマグネット円軌道下適所に、インデック
スマグネットの到来を検知する磁気検出素子を設けた構
造のものとしてある。
るために、本考案のモータは上面中央部にハブ台を有
し、このハブ台のまわりにディスク装着用のチャッキン
グマグネットを有し、しかも外周に永久磁石を備えるロ
ータヨークの前記ハブ台の中心孔をモータの回転軸たる
スピンドルに固嵌し、このスピンドルを、プリント基板
上に立設したベアリングハウジングが外輪に固嵌するボ
ールベアリングの内輪で支承し、ベアリングハウジング
のまわりにこれと同心円のリング状リブを形成すること
によりベアリングハウジングとリブの間に周溝が形成さ
れ、リブのまわりにはステータの中心ハブを取り付け、
また、ロータヨークのハブ台下面におけるベアリングハ
ウジングの前記周溝の上方位置に板ばねを設けて、この
板ばねの遊端部に設けたドライブピンがハブ台にあけた
孔から板ばねの弾性によりハブ台上面より突出させられ
るモータの前記チャッキングマグネットに、これと一体
に成形され、しかもロータヨークにおけるディスク装着
面の反対側である内側へ孔から突出するインデックスマ
グネットを設け、かつ前記プリント基板上の前記周溝内
のインデックスマグネット円軌道下適所に、インデック
スマグネットの到来を検知する磁気検出素子を設けた構
造のものとしてある。
【００１３】また、本考案のモータは上面中央部にハブ
台を有し、このハブ台のまわりにディスク装着用のチャ
ッキングマグネットを有し、しかも外周に永久磁石を備
えるロータヨークの前記ハブ台の中心孔をモータの回転
軸たるスピンドルに固嵌し、このスピンドルを、プリン
ト基板上に立設したベアリングハウジングが外輪に固嵌
するボールベアリングの内輪で支承し、ベアリングハウ
ジングのまわりにこれと同心円のリング状リブを形成す
ることによりベアリングハウジングとリブの間に周溝が
形成され、リブのまわりにはステータの中心ハブを取り
付け、また、ロータヨークのハブ台下面におけるベアリ
ングハウジングの前記周溝の上方位置に板ばねを設け
て、この板ばねの遊端部に設けたドライブピンがハブ台
にあけた孔から板ばねの弾性によりハブ台上面より突出
させられるモータの前記チャッキングマグネットに、こ
れと一体に成形され、しかもロータヨークにおけるディ
スク装着面の反対側である内側へ孔から突出するインデ
ックスマグネットを設け、また前記ベアリングハウジン
グを、その基部からプリント基板に沿って外側に広がる
ベースを介して前記リブと一体に形成して、ベースのイ
ンデックスマグネット円軌道下適所にあけた実装用の孔
にインデックスマグネットの到来を検知する磁気検出素
子を設けた構造のものとしてある。
台を有し、このハブ台のまわりにディスク装着用のチャ
ッキングマグネットを有し、しかも外周に永久磁石を備
えるロータヨークの前記ハブ台の中心孔をモータの回転
軸たるスピンドルに固嵌し、このスピンドルを、プリン
ト基板上に立設したベアリングハウジングが外輪に固嵌
するボールベアリングの内輪で支承し、ベアリングハウ
ジングのまわりにこれと同心円のリング状リブを形成す
ることによりベアリングハウジングとリブの間に周溝が
形成され、リブのまわりにはステータの中心ハブを取り
付け、また、ロータヨークのハブ台下面におけるベアリ
ングハウジングの前記周溝の上方位置に板ばねを設け
て、この板ばねの遊端部に設けたドライブピンがハブ台
にあけた孔から板ばねの弾性によりハブ台上面より突出
させられるモータの前記チャッキングマグネットに、こ
れと一体に成形され、しかもロータヨークにおけるディ
スク装着面の反対側である内側へ孔から突出するインデ
ックスマグネットを設け、また前記ベアリングハウジン
グを、その基部からプリント基板に沿って外側に広がる
ベースを介して前記リブと一体に形成して、ベースのイ
ンデックスマグネット円軌道下適所にあけた実装用の孔
にインデックスマグネットの到来を検知する磁気検出素
子を設けた構造のものとしてある。
【００１４】
【実施例】＜実施例１＞ 図１、２は本考案に係るモータの一例を示す一部縦断平
面図である。図において符号１はチャック台を示し、中
央にはモータ１０のスピンドル５に固嵌されたハブ台２
を有し、そのまわりにディスク装着用のチャッキングマ
グネット３が設けられている。
面図である。図において符号１はチャック台を示し、中
央にはモータ１０のスピンドル５に固嵌されたハブ台２
を有し、そのまわりにディスク装着用のチャッキングマ
グネット３が設けられている。
【００１５】チャック台１の外周には、軟磁性円盤より
なり外周フランジにロータマグネット１４を有するロー
タヨーク９が固嵌されていて、チャッキングマグネット
３の下面にはこれと一体にモールド成形された丸軸状の
インデックスマグネット４がロータヨーク９にあけた孔
からロータヨーク内（ディスク装着面と反対側）へ突出
させられている。
なり外周フランジにロータマグネット１４を有するロー
タヨーク９が固嵌されていて、チャッキングマグネット
３の下面にはこれと一体にモールド成形された丸軸状の
インデックスマグネット４がロータヨーク９にあけた孔
からロータヨーク内（ディスク装着面と反対側）へ突出
させられている。
【００１６】スピンドル５を中心としてチャック台の前
記インデックスマグネット４から矢印Ａで示すディスク
回転方向に向かって８７°をなす位置にはドライブピン
６をチャック台上面に突出させるための孔１ａがあけら
れている。
記インデックスマグネット４から矢印Ａで示すディスク
回転方向に向かって８７°をなす位置にはドライブピン
６をチャック台上面に突出させるための孔１ａがあけら
れている。
【００１７】ドライブピン６はロータヨーク９の下面に
取り付けられた板ばね１１の遊端部に設けられており、
この板ばね１１の弾性によって前記孔１ａよりチャック
台上面に突出させられ、ディスクのハブにあけられた基
準孔と係合してディスクを回転駆動させる。
取り付けられた板ばね１１の遊端部に設けられており、
この板ばね１１の弾性によって前記孔１ａよりチャック
台上面に突出させられ、ディスクのハブにあけられた基
準孔と係合してディスクを回転駆動させる。
【００１８】スピンドル５には、ベアリングハウジング
１２を外輪１３ｂへ固嵌したラジアルボールベアリング
１３の内輪１３ａを嵌合せしめてある。ハウジング１２
の下部はプリント基板８の孔へ嵌入固着せしめてあり、
またプリント基板にはハウジングと同心をなすリング状
のリブ１２ｂを設けてハウジングとリブとの間に周溝１
２ｃを形成してあり、リブ１２ｂにはコイル１６を軟磁
性の極板に捲装したステータ１５の中央ハブを嵌合、固
着せしめてある。
１２を外輪１３ｂへ固嵌したラジアルボールベアリング
１３の内輪１３ａを嵌合せしめてある。ハウジング１２
の下部はプリント基板８の孔へ嵌入固着せしめてあり、
またプリント基板にはハウジングと同心をなすリング状
のリブ１２ｂを設けてハウジングとリブとの間に周溝１
２ｃを形成してあり、リブ１２ｂにはコイル１６を軟磁
性の極板に捲装したステータ１５の中央ハブを嵌合、固
着せしめてある。
【００１９】ロータヨーク９の下面より突出させられた
インデックスマグネット４は前記周溝１２ｃ内を回転
し、このインデックスマグネット４の磁気を検知するた
めのホール素子よりなる磁気検出素子７はインデックス
マグネットの円軌道下になる前記周溝１２ｃ内のプリン
ト基板上の適所に設けてある。
インデックスマグネット４は前記周溝１２ｃ内を回転
し、このインデックスマグネット４の磁気を検知するた
めのホール素子よりなる磁気検出素子７はインデックス
マグネットの円軌道下になる前記周溝１２ｃ内のプリン
ト基板上の適所に設けてある。
【００２０】＜実施例２＞ 図３、４は他の実施例を示し、この実施例のものはベア
リングハウジングを独特な構造のものとしてある。すな
わち、ベアリングハウジング１２は、ハウジングベース
１２ａの中心部に設けられ、ベースの外周にはハウジン
グと同心円をなすリング状リブ１２ｂとが一体に形成さ
れて、ハウジングとリブとの間に周溝１２ｃを形成した
ものとしてあり、ハウジングがベアリングの外輪１３ｂ
に嵌合固着してベアリングを支承し、リブ１２ｂにステ
ータのハブを固嵌してある。
リングハウジングを独特な構造のものとしてある。すな
わち、ベアリングハウジング１２は、ハウジングベース
１２ａの中心部に設けられ、ベースの外周にはハウジン
グと同心円をなすリング状リブ１２ｂとが一体に形成さ
れて、ハウジングとリブとの間に周溝１２ｃを形成した
ものとしてあり、ハウジングがベアリングの外輪１３ｂ
に嵌合固着してベアリングを支承し、リブ１２ｂにステ
ータのハブを固嵌してある。
【００２１】しかしてインデックスマグネット４は前記
周溝１２ｃに臨むようロータヨーク９にあけた孔からロ
ータヨークの内側へ突出させられており、磁気検出素子
７はインデックスマグネットの円軌道下になる前記ベー
ス周溝１２ｃ内の適所、例えば図のように周溝の底にあ
けた切欠孔（実装孔）１７にプリント基板８と接触する
よう設けてある。
周溝１２ｃに臨むようロータヨーク９にあけた孔からロ
ータヨークの内側へ突出させられており、磁気検出素子
７はインデックスマグネットの円軌道下になる前記ベー
ス周溝１２ｃ内の適所、例えば図のように周溝の底にあ
けた切欠孔（実装孔）１７にプリント基板８と接触する
よう設けてある。
【００２２】上記実施例において、ロータヨークは一般
的に強磁性体（鉄系）製のものであり、インデックスマ
グネット４はロータヨークの下面側へ突出させられてい
るので、インデックスマグネットからの磁界はロータヨ
ークにより磁気シールドされて磁気ヘッドへの磁界漏洩
が殆どなくなり、ノイズの発生が防止される。
的に強磁性体（鉄系）製のものであり、インデックスマ
グネット４はロータヨークの下面側へ突出させられてい
るので、インデックスマグネットからの磁界はロータヨ
ークにより磁気シールドされて磁気ヘッドへの磁界漏洩
が殆どなくなり、ノイズの発生が防止される。
【００２３】また、チャッキングマグネット３とハブ台
２は一体に形成させることもできるが、ロータヨーク上
のスピンドルを中心とした同心円状にこれらを個別に配
すこともできる。
２は一体に形成させることもできるが、ロータヨーク上
のスピンドルを中心とした同心円状にこれらを個別に配
すこともできる。
【００２４】
【考案の効果】本考案は上述した構造のものであるの
で、インデックスマグネットのドライブピンに対する位
置が組立ての際にズレることがなく、ディスクの記録開
始基準位置の検出を高精度で行うことができ、より安定
した磁気記録特性を発揮する。
で、インデックスマグネットのドライブピンに対する位
置が組立ての際にズレることがなく、ディスクの記録開
始基準位置の検出を高精度で行うことができ、より安定
した磁気記録特性を発揮する。
【００２５】また、プリント基板におけるロータヨーク
外側方に磁気検出素子を設ける必要がなく、プリント基
板上のスペースを有効に利用でき、部品の実装を集約化
できて、記録装置をより一層小型化できる利点がある。
外側方に磁気検出素子を設ける必要がなく、プリント基
板上のスペースを有効に利用でき、部品の実装を集約化
できて、記録装置をより一層小型化できる利点がある。
【００２６】さらに、ドライブピンはディスクをローデ
ィングする際にロータヨーク下面の周溝内に沈み込み、
しかもインデックスマグネットもこの周溝内を回転する
ので、チャック台とロータヨークの間に間隔をあける必
要がなくてチャック台をロータヨークの上面に直接設け
ることができ、記録装置のより一層の薄型化という至上
要望に応えることができる。
ィングする際にロータヨーク下面の周溝内に沈み込み、
しかもインデックスマグネットもこの周溝内を回転する
ので、チャック台とロータヨークの間に間隔をあける必
要がなくてチャック台をロータヨークの上面に直接設け
ることができ、記録装置のより一層の薄型化という至上
要望に応えることができる。
【００２７】また、ロータヨークは一般的に強磁性体
（鉄系）製のものであり、インデックスマグネットはロ
ータヨーク内（ディスク装着面と反対側）へ突出させら
れているので、強磁性体よりなるロータヨークによって
磁気シールドされ、しかも従来のモータにおいてインデ
ックスマグネットがロータヨークの外周に設けられてい
たのに比べ、インデックスマグネットが磁気ヘッドから
遠ざけられているので、インデックスマグネットから磁
気ヘッドへの漏洩磁界を無視でき、ノイズの発生を低減
せしめることができる。
（鉄系）製のものであり、インデックスマグネットはロ
ータヨーク内（ディスク装着面と反対側）へ突出させら
れているので、強磁性体よりなるロータヨークによって
磁気シールドされ、しかも従来のモータにおいてインデ
ックスマグネットがロータヨークの外周に設けられてい
たのに比べ、インデックスマグネットが磁気ヘッドから
遠ざけられているので、インデックスマグネットから磁
気ヘッドへの漏洩磁界を無視でき、ノイズの発生を低減
せしめることができる。
【図１】 本考案に係るモータの一例を示す一部破断平
面図。
面図。
【図２】 同上の一部縦断正面図。
【図３】 第２実施例を示す一部破断平面図。
【図４】 同上の一部縦断正面図。
【図５】 従来の記録装置の一部破断平面図。
【図６】 同上の一部縦断正面図。
【図７】 同上の一部拡大右側面図。
１ チャック台 １ａ 孔 ２ ハブ台 ３ チャッキングマグネット ４ インデックスマグネット ５ スピンドル ６ ドライブピン ７ 磁気検出素子 ８ プリント基板 ９ ロータヨーク １０ アウタロータモータ １１ 板ばね １２ ハウジング １２ａ ハウジングベース １２ｂ リブ １２ｃ 周溝 １３ ベアリング １３ａ 内輪 １３ｂ 外輪 １４ ロータマグネット １５ ステータ １６ コイル １７ 切欠孔 Ａ ディスク回転方向
Claims (2)
- 【請求項１】上面中央部にハブ台を有し、このハブ台の
まわりにディスク装着用のチャッキングマグネットを有
し、しかも外周に永久磁石を備えるロータヨークの前記
ハブ台の中心孔をモータの回転軸たるスピンドルに固嵌
し、このスピンドルを、プリント基板上に立設したベア
リングハウジングが外輪に固嵌するボールベアリングの
内輪で支承し、ベアリングハウジングのまわりにこれと
同心円のリング状リブを形成することによりベアリング
ハウジングとリブの間に周溝が形成され、リブのまわり
にはステータの中心ハブを取り付け、また、ロータヨー
クのハブ台下面におけるベアリングハウジングの前記周
溝の上方位置に板ばねを設けて、この板ばねの遊端部に
設けたドライブピンがハブ台にあけた孔から板ばねの弾
性によりハブ台上面より突出させられるモータの前記チ
ャッキングマグネットに、これと一体に成形され、しか
もロータヨークにおけるディスク装着面の反対側である
内側へ孔から突出するインデックスマグネットを設け、
かつ前記プリント基板上の前記周溝内のインデックスマ
グネット円軌道下適所に、インデックスマグネットの到
来を検知する磁気検出素子を設けてなるモータ。 - 【請求項２】上面中央部にハブ台を有し、このハブ台の
まわりにディスク装着用のチャッキングマグネットを有
し、しかも外周に永久磁石を備えるロータヨークの前記
ハブ台の中心孔をモータの回転軸たるスピンドルに固嵌
し、このスピンドルを、プリント基板上に立設したベア
リングハウジングが外輪に固嵌するボールベアリングの
内輪で支承し、ベアリングハウジングのまわりにこれと
同心円のリング状リブを形成することによりベアリング
ハウジングとリブの間に周溝が形成され、リブのまわり
にはステータの中心ハブを取り付け、また、ロータヨー
クのハブ台下面におけるベアリングハウジングの前記周
溝の上方位置に板ばねを設けて、この板ばねの遊端部に
設けたドライブピンがハブ台にあけた孔から板ばねの弾
性によりハブ台上面より突出させられるモータの前記チ
ャッキングマグネットに、これと一体に成形され、しか
もロータヨークにおけるディスク装着面の反対側である
内側へ孔から突出するインデックスマグネットを設け、
また前記ベアリングハウジングを、その基部からプリン
ト基板に沿って外側に広がるベースを介して前記リブと
一体に形成して、ベースのインデックスマグネット円軌
道下適所にあけた実装用の孔にインデックスマグネット
の到来を検知する磁気検出素子を設けてなるモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996007101U JP2567214Y2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996007101U JP2567214Y2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | モータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0968U JPH0968U (ja) | 1997-01-28 |
| JP2567214Y2 true JP2567214Y2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=18528018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1996007101U Expired - Lifetime JP2567214Y2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2567214Y2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-01 JP JP1996007101U patent/JP2567214Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0968U (ja) | 1997-01-28 |
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