JP2513812Y2 - アウタロ−タモ−タ - Google Patents

アウタロ−タモ−タ

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JP2513812Y2
JP2513812Y2 JP10894491U JP10894491U JP2513812Y2 JP 2513812 Y2 JP2513812 Y2 JP 2513812Y2 JP 10894491 U JP10894491 U JP 10894491U JP 10894491 U JP10894491 U JP 10894491U JP 2513812 Y2 JP2513812 Y2 JP 2513812Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
boss
motor
leaf spring
hub base
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP10894491U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0550985U (ja
Inventor
譲 鈴木
栄 藤谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minebea Co Ltd filed Critical Minebea Co Ltd
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Priority to EP92311139A priority patent/EP0546785B1/en
Priority to DE69232492T priority patent/DE69232492T2/de
Priority to DE69224362T priority patent/DE69224362T2/de
Priority to US07/986,581 priority patent/US5304879A/en
Priority to EP97108703A priority patent/EP0798709B1/en
Publication of JPH0550985U publication Critical patent/JPH0550985U/ja
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Publication of JP2513812Y2 publication Critical patent/JP2513812Y2/ja
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Landscapes

  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、薄型の磁気記録装置の
ディスク駆動用スピンドルモータとして使用するブラシ
レスDCアウタロータモータに関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置においてメディアたる磁気ディ
スクや光ディスク等のディスクを回転駆動させる図4〜
7に示すモータ21には、ディスクを装填させるハブ台
3にドライブピン10を設けてある。
【0003】このドライブピン10はディスクのハブに
形成した基準孔と係合し、モータの駆動によりディスク
を回転させるためのものであり、図5のように、モータ
ハブ台3の内面に基部をビス11等により固定した板ば
ね12の遊端に取り付けられていて、ハブ台3にあけて
ある孔13からハブ台の外面側、すなわちディスク装填
面側へ板ばねにより突出させられている。
【0004】ドライブピン10は、ディスクがハブ台の
基準位置にセットされた状態ではディスクの基準孔に入
り込んで係合しているが、ディスクが基準位置にセット
されてないときにはディスクの荷重により押されるの
で、図4の点線で示すように板ばね12はハブ台の内方
へ弾性復元力に抗して曲げられる。
【0005】しかしてハブ台はモータの駆動とともに回
転させられるので、ハブ台の内側にはディスクが基準位
置にセットされてないときの板ばねが通過できる空間が
必要であり、ためにハブ台3はモータのロータヨーク2
には直接設けず、回転軸たるスピンドル4におけるロー
タヨークと反対側の部位に固嵌してある。
【0006】ハブ台をロータヨークに取り付けられない
理由は、モータのスピンドルを支承しているベアリング
5のハウジング21には、ステータ8の中央に形成して
ある内外2重のハブ9a、9bの内側ハブ9aを固嵌し
てあるが、内外2重のハブ9a、9b間には、図6、7
に示すようにステータの各極板のコイル14へ渡り配線
するための垂直ニードル端子17やその他の部品を設け
てあるので、端子先端とロータヨーク内面との間隔が小
で、この間隔を、ディスクが基準位置にセットされてな
いときの板ばねの遊端が余裕をもって通過できる程度に
大きくとれないからである。
【0007】尤も、端子の先端とロータヨーク内面との
間隔を大にすれば、曲げられた板ばねの通過に支障を来
さないわけであるが、これではモータはいきおい高さの
大なる厚型のものとなり、薄型モータにすることはとて
もできないという問題を孕んでいる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記ドライブ
ピンをモータのロータヨークに取り付け得るようにする
ことにより従来の問題が解消され、超薄型のアウタロー
タモータを提供できるようにしたことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のアウタロータモータは、上面中央部にハブ
台を有し、このハブ台のまわりにディスク装着用のチャ
ッキングマグネットを有するとともに外周に永久磁石を
備えるロータヨークの前記ハブ台の中心孔をモータの回
転軸たるスピンドルに固嵌し、このスピンドルを、ベー
スの中心部にボスを形成し、またこのボスのまわりにボ
スと同心円のリング状リブを形成することによりボスと
リブの間に周溝が形成され、しかも前記リブのまわりに
ステータの中心ハブを取り付けたベアリングハウジング
の前記中心ボスが外輪に固嵌するボールベアリングの内
輪で支承し、かつロータヨークのハブ台下面におけるベ
アリングハウジングの前記周溝の上方位置に板ばねを設
けて、この板ばねの遊端部に設けたドライブピンがハブ
台にあけた孔から板ばねの弾性によりハブ台上面より突
出させられる構造のものとしてある。
【0010】
【作用】ステータのコイルへ通電することによりロータ
ヨークが回転させられる。
【0011】ロータヨークのハブ台上へディスクが基準
位置でセットされているときにはディスクのハブにあけ
てある基準孔にドライブピンが係合して、ディスクはハ
ブ台により回転させられる。
【0012】ディスクがハブ台の基準位置にセットされ
てないときは、ディスクがドライブピンを板ばねに抗し
て押し下げる。
【0013】これにより板ばねはロータヨーク下方へ曲
げられるが、板ばねの下方にはベアリングハウジングの
周溝が形成されているので、曲げられた板ばねは周溝内
に臨入し、ロータヨークは何らの支障もなく空回転させ
られる。
【0014】空転するロータによりハブ台がディスクの
基準位置に到達すると、ドライブピンが板ばねの弾性復
元力によってディスクの基準孔へ係合し、ディスクがロ
ータヨークとともに回転させられる。
【0015】
【実施例】図1〜3は本考案に係るモータの一例を示
す。この実施例のモータ1は、軟磁性円盤よりなり外周
フランジに永久磁石15を有するロータヨーク2の中央
にハブ台3を設けてあるとともに、そのまわりにディス
ク装着用のチャッキングマグネット16を設けてあり、
かつハブ台3の中心を回転軸たるスピンドル4に固嵌し
てある。
【0016】スピンドル4には内外輪5a、5bよりな
るラジアルボールベアリング5の内輪5aを嵌合せしめ
てあり、内輪5aはスピンドル4の下端に螺入したねじ
6の頭6aの上面と前記ハブ台3の下面とで挟まれてベ
アリングにより支承されている。
【0017】ベアリング5の外輪5bはベアリングハウ
ジング7で支承されているが、このベアリングハウジン
グ7は独特な構造のものとしてある。
【0018】すなわち、ベース7aの中心部に設けたボ
ス7bと、このボスの外方へボスと同心円に形成したリ
ング状リブ7cとよりなり、ボスとリブとの間にリーク
空間用の周溝7dが形成されたものとしてあって、前記
ボス7bがベアリングの外輪5bに嵌合固着してベアリ
ングを支承しており、モータのステータ8は、その中央
部に形成した2重のステータハブ9a、9bの内側ハブ
9aが前記リブに固嵌されてベアリングハウジングに取
り付けられているしかして本実施例においては、ドライ
ブピン10はロータヨーク2の内面(下面)に従来のも
のと同様にビス11等で基部を止めた板ばね12の遊端
に取り付けられていて、ロータヨークにあけた孔13か
ら前記板ばね12の弾性によりロータヨークの外部へ突
出させられるよになっており、しかも板ばね12はベア
リングハウジングにおける前記周溝7dの上方位置にな
るようロータヨーク内面に取り付けられている。
【0019】なお、図中における符号18はプリント基
板で、これにあけた孔へベアリングハウジングの前記ボ
ス7aの下部を嵌入、固着してベアリングハウジングを
プリント基板に取り付けてある。
【0020】
【考案の効果】上述した本考案のモータはハブ台とドラ
イブマグネットをロータヨークに取り付けるようにした
ので、モータ全体を高さの低いものにできる。
【0021】また、ロータヨークのスピンドルを支承し
ているベアリングハウジングは上面に周溝を形成してあ
り、ドライブピンを取り付けてある板ばねがディスクの
荷重により下方に曲げられた際、板ばねは周溝に沈み込
めるようにしてあるので、ロータヨークとベアリングハ
ウジングとで構成されるモータ本体の高さを、例えば従
来は約35.4mmあったものをその約2分の1程度の
ものにすることができ、時代のニーズに応じられる超薄
型のモータにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るアウタロータモータの一例を示す
一部破断平面図。
【図2】同モータの縦断面図。
【図3】同モータの一部拡大縦断面図
【図4】従来のモータを示す縦断面図
【図5】ハブ台の底面図。
【図6】ステータの一部平面図。
【図7】ステータの一部縦断面図。
【符号の説明】
1 モータ 2 ロータヨーク 3 ハブ台 4 スピンドル 5 ベアリング 5a 内輪 5b 外輪 6 ねじ 7 ベアリングハウジング 7a ベース 7b ボス 7c リブ 7d 周溝 8 ステータ 9a、9b ステータハブ 10 ドライブピン 11 ビス 12 板ばね 13 孔 14 コイル 15 永久磁石 16 チャッキングマグネット 17 端子 18 プリント基板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面中央部にハブ台を有し、このハブ台の
    まわりにディスク装着用のチャッキングマグネットを有
    するとともに外周に永久磁石を備えるロータヨークの前
    記ハブ台の中心孔をモータの回転軸たるスピンドルに固
    嵌し、このスピンドルを、ベースの中心部にボスを形成
    し、またこのボスのまわりにボスと同心円のリング状リ
    ブを形成することによりボスとリブの間に周溝が形成さ
    れ、しかも前記リブのまわりにステータの中心ハブを取
    り付けたベアリングハウジングの前記中心ボスが外輪に
    固嵌するボールベアリングの内輪で支承し、かつロータ
    ヨークのハブ台下面におけるベアリングハウジングの前
    記周溝の上方位置に板ばねを設けて、この板ばねの遊端
    部に設けたドライブピンがハブ台にあけた孔から板ばね
    の弾性によりハブ台上面より突出させられるアウタロー
    タモータ。
JP10894491U 1991-12-07 1991-12-07 アウタロ−タモ−タ Expired - Lifetime JP2513812Y2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10894491U JP2513812Y2 (ja) 1991-12-07 1991-12-07 アウタロ−タモ−タ
EP92311139A EP0546785B1 (en) 1991-12-07 1992-12-07 Outer rotor motor
DE69232492T DE69232492T2 (de) 1991-12-07 1992-12-07 Motor zum Andrehen einer Platte
DE69224362T DE69224362T2 (de) 1991-12-07 1992-12-07 Aussenrotormotor
US07/986,581 US5304879A (en) 1991-12-07 1992-12-07 Outer rotor motor
EP97108703A EP0798709B1 (en) 1991-12-07 1992-12-07 A motor for rotating a disc

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0550985U JPH0550985U (ja) 1993-07-02
JP2513812Y2 true JP2513812Y2 (ja) 1996-10-09

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Family Applications (1)

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