JPH0351798Y2 - - Google Patents

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JPH0351798Y2
JPH0351798Y2 JP13615885U JP13615885U JPH0351798Y2 JP H0351798 Y2 JPH0351798 Y2 JP H0351798Y2 JP 13615885 U JP13615885 U JP 13615885U JP 13615885 U JP13615885 U JP 13615885U JP H0351798 Y2 JPH0351798 Y2 JP H0351798Y2
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insertion hole
position regulating
magnetic disk
regulating pin
core metal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、回転軸に固定した吸着板上に磁気
デイスクに設けられた芯金を載置後、この磁気デ
イスクが前記回転軸と共に回転するように構成し
た磁気デイスクのチヤツキング機構に関する。
〔従来の技術〕
従来の上記のチヤツキング機構及びその作動を
第4〜7図により説明する。
第4図は、実開昭57−102071号公報に示された
従来のチヤツキング機構の側面断面図、第5,6
図はその作動説明図、第7図は磁気デイスクの平
面図である。
第4〜6図において、1は回転軸、2はこの回
転軸1に固定のハブ3に固着されたモーター回転
子、4はモーター固定子、5は鉄材等の強磁性体
から成り、モーター回転子2より上方で前記回転
軸1の外周に前記ハブを介して支承、固定されて
いる吸着板としての円板、6はこの円板5の上面
に接着されたすべり性の良い低摩擦材シート、7
は前記ハブ3の円板5取付け面と円板5との間に
一端を挾持、固定されている板バネ9の他端側に
設けた圧入円筒10に嵌入、固定され、かつ上端
部にボールベアリング8を嵌着してある位置規制
ピン部である。また、第5〜7図において、11
は磁気デイスク、12はこの磁気デイスク11を
内蔵するカセツト、14はその外周縁が接着剤1
3により磁気デイスク11の内周縁に接着してあ
り皿形状で磁性体の芯金、15は磁気デイスク1
1の中央部に位置する上記芯金14の中心に設け
た回転軸挿入孔、16はこの回転軸挿入孔15よ
り偏倚した位置でかつ円板5の回転方向に延長す
る如く長方形状となり、上記芯金の皿形状の底部
周辺に設けた位置規制ピン挿入孔である。
上記構成において、磁気デイスクのチヤツキン
グは次のようにしてなされる。
まず、磁気デイスクを接着してある前記の芯金
14の回転軸挿入孔15に回転軸1を挿入する
と、円板5に内蔵された永久磁石の引力の作用に
より芯金14は円板上の低摩擦材シート6上に当
接する。そうすると、第5図に示すように、磁気
デイスク載置前には低摩擦材シート6の上面より
もその上部が突出していた位置規制ピン部7は押
し下げられ、位置規制ピン部7を支持している弾
性部材の板バネ9が下方に向つて湾曲した状態に
なる。次に回転軸1を回転させると、磁気デイス
ク11は磁気ヘツド(図示せず)で押しつけられ
ているため、その摩擦力の作用によつて回転軸1
と一緒に回転せず、従つて磁気デイスクと一体の
芯金14も回転せず、一方、回転軸1に固定の円
板5の上面に接着した低摩擦材シート6と位置規
制ピン部7のボールベアリング8とが芯金14の
下面に摺擦しつつ回動する。そして位置規制ピン
部7が位置規制挿入孔16のところにくると、当
該位置規制ピン部7は、位置規制ピン挿入孔16
の第7図に点線hで示す位置に入り込み、当該挿
入孔16内でさらに進行し、実線fで示す位置に
進み、位置規制ピン部7は位置規制ピン挿入孔1
6に係合する。
上記の位置規制ピン部7が第7図の点線位置h
から実線位置fに進む際に、位置規制ピン部7の
上部部分が位置規制ピン挿入孔16の芯金14の
円周方向に延長する側縁Pと摩擦係合することが
あり、この摩擦係合によつて芯金14、磁気デイ
スクが回転軸1とともに回転を始めることがあ
る。これを防ぐために、上記の従来のチヤツキン
グ機構では位置規制ピン部7の上部にボールベア
リング8を嵌着して側縁Pに対する摩擦を軽減し
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような目的で、従来の位置規制ピン部に
はボールベアリングを嵌着してあるが、ボールベ
アリングが高価であるという問題がある。
〔問題点を解決するこめの手段〕
この考案は、上記のボールベアリングを省略し
たチヤツキング機構を提供することを目的とする
ものであつて、位置規制ピン挿入孔の対角線上の
角部に納まる2個の針状ピンにより、位置規制ピ
ン部を構成したところに特徴がある。
〔作用〕
針状ピンから成る位置規制ピン部が、位置規制
ピン挿入孔に入り込む際、針状ピンが挿入孔の側
縁に当接しても、当接する時間が短く、このため
摩擦が小さくなり、針状ピンは容易に上記挿入孔
に入り込む。
〔実施例〕
以下に、この考案の一実施例を図面により詳細
に説明する。
第1図は、磁気デイスクの中央部の芯金に設け
た位置規制ピン挿入孔内に2個の針状ピンが入り
込み、位置いているところを示す磁気デイスクの
平面図、第2図は第1図の位置規制ピン挿入孔と
2個の針状ピンとの位置関係説明拡大図、第3図
は第2図の針状ピンを有するチヤツキング機構の
側面断面部分図である。これらの図において、
1,2,3,5,6,9,10,11,14,1
5,16は第4,5図の同符号で示すものと同じ
ものを示す。
而して、この実施例の特徴構成は、第4,5図
に示す従来構成の位置規制ピン部7の上部のボー
ルベアリングを取り除いて代わりに2個の針状ピ
ン17a,17bを立設する。そしてこの2個の
針状ピン17a,17bは、第2図に示す如く円
板5のほぼ回転方向、すなわち上記針状ピン17
a,17bの移動方向Mにおいて回転軸1から次
第に離間する如く傾斜する対角線18(対角線1
8xではない)上に位置し、かつ位置規制ピン挿
入孔16の角部19a,19bに納まる所に位置
される。
次に動作について説明する。
第1図、第2図に示すように、針状ピン17の
前方のピン17aは位置規制ピン挿入孔16に入
るが、後方のピン17bは芯金14の下面に存在
する状態ができ上がる。この時、針状ピン17の
前方のピン17aは位置規制ピン挿入孔16の磁
気デイスク11外周方向の縁Sとは接触しないた
め、摩擦はなく、途中で止まることはない。さら
に回転軸が回転すると、針状ピン17の前方のピ
ン17aは位置規制ピン挿入孔16の磁気デイス
ク11外周方向の縁Sと接触する瞬間が現れる。
ところが、針状ピン17の直径は従来の位置規制
ピンの直径に比べて、かなり小さいため、摩擦時
間は短くなるため、針状ピン17が途中で止まり
にくくなる。さらにわずかに回転軸が回転すると
針状ピン17の後方のピン17bも位置規制ピン
挿入孔16に入ることになる。また、針状ピン1
7の前方と後方のピン17a,17bの間隔は位
置規制ピン挿入孔16の対角線18における角部
19a,19bに納まる間隔に保つてあるため、
位置規制が容易に行われる。このため、従来の位
置規制ピンに圧入されていたベアリングが不要と
なる。
なお、本考案はピン17a,17bとして柱状
のものに限定されず、テーパピンを用いてもよ
い。
〔効果〕 以上説明したように、本考案によれば芯金の矩
形状となつた位置規制ピン挿入孔の対角線上に位
置する2個の針状ピンにより位置規制ピン部を構
成したので、上記挿入孔の側縁との摩擦が僅かで
あり、従つて、従来のチヤツキング機構の位置規
制ピン部のボールベアリングを必要とせず、コス
トダウンに寄与するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、磁気デイスクの中央部の芯金に設け
た位置規制ピン挿入孔内に2個の針状ピンが入り
込む如く位置しているところを示す磁気デイスク
の平面図、第2図は第1図の位置規制ピン挿入孔
と2個の針状ピンとの位置関係説明拡大図、第3
図は第2図の針状ピンを有するチヤツキング機構
の拡大側面断面部分図、第4図は従来のチヤツキ
ング機構の側面断面図、第5図、6図はその作動
説明図、第7図は磁気デイスクの平面図である。 1……回転軸、5……円板(吸着板)、7……
位置規制ピン部、9……弾性部材、11……磁気
デイスク、14……芯金、15……回転軸挿入
孔、16……位置規制ピン挿入孔、17a,17
b……針状ピン、18……対角線、19a,19
b……角部、M……移動方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気デイスクの中央部に位置され回転軸挿入孔
    より偏倚した位置に位置規制ピン挿入孔を有する
    芯金と、回転軸の外周に支承されかつ上記芯金が
    載置されるとともに、これを吸着する吸着板と、
    弾性部材を介して上記回転軸に取付けられ上記吸
    着板の表面側より突出する如く附勢される位置規
    制ピン部とを備えた磁気デイスクのチヤツキング
    機構において、互いに対向する2個の針状ピンに
    より上記位置規制ピン部を構成し、位置規制ピン
    挿入孔は、ほぼ吸着板の回転方向に延長する四角
    形状となり、針状ピンは吸着板の回転方向におい
    て回転軸から次第に離間する如く傾斜して延長す
    る上記挿入孔の対角線上で、かつ上記挿入孔の角
    部に納まる位置に設けられたことを特徴とする磁
    気デイスクのチヤツキング機構。
JP13615885U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH0351798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13615885U JPH0351798Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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JP13615885U JPH0351798Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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Publication Number Publication Date
JPS6245749U JPS6245749U (ja) 1987-03-19
JPH0351798Y2 true JPH0351798Y2 (ja) 1991-11-07

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