JPH0313896Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0313896Y2 JPH0313896Y2 JP1984027044U JP2704484U JPH0313896Y2 JP H0313896 Y2 JPH0313896 Y2 JP H0313896Y2 JP 1984027044 U JP1984027044 U JP 1984027044U JP 2704484 U JP2704484 U JP 2704484U JP H0313896 Y2 JPH0313896 Y2 JP H0313896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- turntable
- pressing member
- carrying
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 6
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は情報記録デイスクを回転駆動するため
の情報記録デイスク駆動装置に関する。
の情報記録デイスク駆動装置に関する。
背景技術
例えばデイスクプレーヤにおいてPCM信号を
記録したデイジタルオーデイオデイスクなどのデ
イスクから情報を読み取る場合、ターンテーブル
上にデイスクを載置し且つターンテーブルと共に
回転させると同時に、デイスクをターンテーブル
のデイスク載置面に押し付ける、いわゆるクラン
プがなされる。すなわち、ターンテーブル、ター
ンテーブルに回転力を付与せしめるモータと、ク
ランプをなすクランプ機構とによつて、デイスク
を回転駆動するデイスク駆動装置が構成されてい
るのである。クランプ機構は基本的には、ターン
テーブルと協働してデイスククランプ作用をなす
押圧部材と、ターンテーブル上に載置されたデイ
スクの記録面に対して移動自在に設けられて該押
圧部材を回動自在に支持する支持部材と、押圧部
材を該支持部材を介してあるいは直接ターンテー
ブルのデイスク載置面に向けて付勢する付勢手段
とを有している。なお、デイスクプレーヤにおい
ては、ターンテーブルに回転力を付与せしめるモ
ータとして、雑音発生の極めて少ないブラシレス
モータが用いられることが多い。
記録したデイジタルオーデイオデイスクなどのデ
イスクから情報を読み取る場合、ターンテーブル
上にデイスクを載置し且つターンテーブルと共に
回転させると同時に、デイスクをターンテーブル
のデイスク載置面に押し付ける、いわゆるクラン
プがなされる。すなわち、ターンテーブル、ター
ンテーブルに回転力を付与せしめるモータと、ク
ランプをなすクランプ機構とによつて、デイスク
を回転駆動するデイスク駆動装置が構成されてい
るのである。クランプ機構は基本的には、ターン
テーブルと協働してデイスククランプ作用をなす
押圧部材と、ターンテーブル上に載置されたデイ
スクの記録面に対して移動自在に設けられて該押
圧部材を回動自在に支持する支持部材と、押圧部
材を該支持部材を介してあるいは直接ターンテー
ブルのデイスク載置面に向けて付勢する付勢手段
とを有している。なお、デイスクプレーヤにおい
ては、ターンテーブルに回転力を付与せしめるモ
ータとして、雑音発生の極めて少ないブラシレス
モータが用いられることが多い。
上記押圧手段としてよく用いられるものにマグ
ネツトの吸着力を利用したものがあり、例えばタ
ーンテーブルのデイスク載置部に環状のマグネツ
トを埋設し、上記押圧部材の該マグネツトとの対
向面に磁性体を固着せしめた構成となつている。
ネツトの吸着力を利用したものがあり、例えばタ
ーンテーブルのデイスク載置部に環状のマグネツ
トを埋設し、上記押圧部材の該マグネツトとの対
向面に磁性体を固着せしめた構成となつている。
上記したように、既に開発された情報記録デイ
スク駆動装置においてはデイスク押圧力を発生す
るための専用のマグネツト等が設けられており、
部品点数及び組立工数が多いことからコスト高く
なつていた。
スク駆動装置においてはデイスク押圧力を発生す
るための専用のマグネツト等が設けられており、
部品点数及び組立工数が多いことからコスト高く
なつていた。
考案の概要
本考案は上記した点に鑑みてなされたものであ
つて、その目的とするところは部品点数及び組立
工数が少なく、従つてコストが安い情報記録デイ
スク駆動装置を提供することである。
つて、その目的とするところは部品点数及び組立
工数が少なく、従つてコストが安い情報記録デイ
スク駆動装置を提供することである。
本考案による情報記録デイスク駆動装置は、回
転軸方向における一端にデイスク担持面を有し他
端にて回転駆動用マグネツトを担持するデイスク
担持回転部材と、該担持回転部材に回転力を付与
すべく該マグネツトの磁極面と対向配置されたコ
イルと、上記デイスク担持回転部材と協働してデ
イスククランプ作用をなす押圧部材と、デイスク
担持面に対して移動自在に設けられて該押圧部材
を回転自在に支持する支持部材とを含み、押圧部
材及びデイスク担持回転部材が磁性材より成るこ
とを特徴としている。
転軸方向における一端にデイスク担持面を有し他
端にて回転駆動用マグネツトを担持するデイスク
担持回転部材と、該担持回転部材に回転力を付与
すべく該マグネツトの磁極面と対向配置されたコ
イルと、上記デイスク担持回転部材と協働してデ
イスククランプ作用をなす押圧部材と、デイスク
担持面に対して移動自在に設けられて該押圧部材
を回転自在に支持する支持部材とを含み、押圧部
材及びデイスク担持回転部材が磁性材より成るこ
とを特徴としている。
実施例
以下、本考案の実施例としての情報記録デイス
ク駆動装置を添付図面を参照しつつ説明する。
ク駆動装置を添付図面を参照しつつ説明する。
図示される如く、ベース１にはオイルレスベア
リング２を介してスピンドル３が回動自在に設け
られている。ベース１に固設された円筒状の中間
部材４と該中間部材４に螺合したネジ５とによつ
て、スピンドル３の軸方向における軸受けがなさ
れている。スピンドル３の上端部にはデイスク７
を担持するデイスク担持回転部材としてのターン
テーブル８が嵌着されている。このターンテーブ
ル８は例えば焼結合金等の磁性材を成形したもの
である。ターンテーブル８の下面には該ターンテ
ーブルの回転方向に対して一定のピツチで複数着
磁された回転駆動用マグネツト９が固着されてい
る。ターンテーブル８に回転力を付与すべく該マ
グネツトの磁極面と対向してコイル１０が配置さ
れており、且つ基板１１と共にベース１にネジ固
定されたヨークプレート１２上に固定されてい
る。ターンテーブル８には円形の凹部が形成され
ており、スピンドル３に摺動自在に嵌合したテー
パホイール１４が上端テーパ部を残して該凹部内
に収納されている。テーパホイール１４は、上記
凹部の底面と該テーパホイールの下面との間に縮
設されたコイルスプリング１５によつて上方に付
勢されており、且つ、スピンドル３に嵌着された
抜け止め部材たるＥリング１６によつて上方への
移動が規制されている。
リング２を介してスピンドル３が回動自在に設け
られている。ベース１に固設された円筒状の中間
部材４と該中間部材４に螺合したネジ５とによつ
て、スピンドル３の軸方向における軸受けがなさ
れている。スピンドル３の上端部にはデイスク７
を担持するデイスク担持回転部材としてのターン
テーブル８が嵌着されている。このターンテーブ
ル８は例えば焼結合金等の磁性材を成形したもの
である。ターンテーブル８の下面には該ターンテ
ーブルの回転方向に対して一定のピツチで複数着
磁された回転駆動用マグネツト９が固着されてい
る。ターンテーブル８に回転力を付与すべく該マ
グネツトの磁極面と対向してコイル１０が配置さ
れており、且つ基板１１と共にベース１にネジ固
定されたヨークプレート１２上に固定されてい
る。ターンテーブル８には円形の凹部が形成され
ており、スピンドル３に摺動自在に嵌合したテー
パホイール１４が上端テーパ部を残して該凹部内
に収納されている。テーパホイール１４は、上記
凹部の底面と該テーパホイールの下面との間に縮
設されたコイルスプリング１５によつて上方に付
勢されており、且つ、スピンドル３に嵌着された
抜け止め部材たるＥリング１６によつて上方への
移動が規制されている。
一方、ターンテーブル８のデイスク担持面上に置
かれたデイスク７の記録面に対して該デイスク担
持面に垂直な方向において移動自在に支持部材１
８が設けられている。支持部材１８にはターンテ
ーブル８と協働してデイスククランプ作用をなす
磁性材よりなる押圧部材１９が、回転自在に且つ
ターンテーブル８と略同心的に取り付けられてい
る。また、第２図に示されるように、押圧部材１
９にはデイスク演奏時、即ちデイスク７が回転し
ているときに支持部材１８による押圧部材１９の
支持状態を解除する為のギヤツプ：Ｇが設けられ
ている。なお、支持部材１８は図示せぬ駆動機構
につて駆動される。
かれたデイスク７の記録面に対して該デイスク担
持面に垂直な方向において移動自在に支持部材１
８が設けられている。支持部材１８にはターンテ
ーブル８と協働してデイスククランプ作用をなす
磁性材よりなる押圧部材１９が、回転自在に且つ
ターンテーブル８と略同心的に取り付けられてい
る。また、第２図に示されるように、押圧部材１
９にはデイスク演奏時、即ちデイスク７が回転し
ているときに支持部材１８による押圧部材１９の
支持状態を解除する為のギヤツプ：Ｇが設けられ
ている。なお、支持部材１８は図示せぬ駆動機構
につて駆動される。
上記した構成の情報記録デイスク駆動装置にお
いては、回転駆動用マグネツト９の磁力によつて
押圧部材１９とターンテーブル８とが吸引し合
い、以てデイスク７のクランプがなされているの
である。
いては、回転駆動用マグネツト９の磁力によつて
押圧部材１９とターンテーブル８とが吸引し合
い、以てデイスク７のクランプがなされているの
である。
尚、本考案による情報記録デイスク駆動装置は
デイジタルオーデイオデイスクを演奏するデイス
クプレーヤに用いて好適であることは勿論のこ
と、例えばフロツピーデイスクを使用するコンピ
ユータ等に適用可能であることは言うまでもな
い。
デイジタルオーデイオデイスクを演奏するデイス
クプレーヤに用いて好適であることは勿論のこ
と、例えばフロツピーデイスクを使用するコンピ
ユータ等に適用可能であることは言うまでもな
い。
効 果
以上詳述した如く、本考案による情報記録デイ
スク駆動装置においてはデイスクを押圧する押圧
部材に直接マグネツトを対向させて該マグネツト
自体によつて押圧部材を吸引するのではなく、デ
イスク担持回転部材すなわちターンテーブルを磁
性体により形成してその回転駆動用マグネツトか
らデイスク担持面に磁力を漏洩せしめこれを活用
して磁性の押圧部材をデイスク担持面に吸引する
構成としている。従つて、部品点数及び組立工数
が少なくなり、コストの低減が図られているので
ある。
スク駆動装置においてはデイスクを押圧する押圧
部材に直接マグネツトを対向させて該マグネツト
自体によつて押圧部材を吸引するのではなく、デ
イスク担持回転部材すなわちターンテーブルを磁
性体により形成してその回転駆動用マグネツトか
らデイスク担持面に磁力を漏洩せしめこれを活用
して磁性の押圧部材をデイスク担持面に吸引する
構成としている。従つて、部品点数及び組立工数
が少なくなり、コストの低減が図られているので
ある。
第１図及び第２図は本考案に係る情報記録デイ
スク駆動装置の各々上面図及び一部断面を含む側
面図である。 主要部分の符号の説明、７……デイスク、８…
…ターンテーブル、９……回転駆動用マグネツ
ト、１０………コイル、１８……支持部材、１９
……押圧部材。
スク駆動装置の各々上面図及び一部断面を含む側
面図である。 主要部分の符号の説明、７……デイスク、８…
…ターンテーブル、９……回転駆動用マグネツ
ト、１０………コイル、１８……支持部材、１９
……押圧部材。
Claims (1)
- 回転軸方向における一端にデイスク担持面を有
し他端にて回転駆動用マグネツトを担持するデイ
スク担持回転部材と、前記デイスク担持回転部材
に回転力を付与すべく前記マグネツトの磁極面と
対向配置されたコイルと、前記デイスク担持回転
部材と協働してデイスククランプ作用をなす押圧
部材と、前記デイスク担持面に対して移動自在に
設けられて前記押圧部材を回転自在に支持する支
持部材とを含み、前記押圧部材及び前記デイスク
担持回転部材が共に磁性材より成ることを特徴と
する情報記録デイスク駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2704484U JPS60140256U (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 情報記録デイスク駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2704484U JPS60140256U (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 情報記録デイスク駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60140256U JPS60140256U (ja) | 1985-09-17 |
| JPH0313896Y2 true JPH0313896Y2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=30523629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2704484U Granted JPS60140256U (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 情報記録デイスク駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60140256U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5717279B2 (ja) * | 1978-04-21 | 1982-04-09 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5157010U (ja) * | 1974-10-28 | 1976-05-04 | ||
| JPS5717279U (ja) * | 1981-03-02 | 1982-01-28 |
-
1984
- 1984-02-27 JP JP2704484U patent/JPS60140256U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5717279B2 (ja) * | 1978-04-21 | 1982-04-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60140256U (ja) | 1985-09-17 |
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