JPS637971Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS637971Y2 JPS637971Y2 JP16124683U JP16124683U JPS637971Y2 JP S637971 Y2 JPS637971 Y2 JP S637971Y2 JP 16124683 U JP16124683 U JP 16124683U JP 16124683 U JP16124683 U JP 16124683U JP S637971 Y2 JPS637971 Y2 JP S637971Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- fixed
- thrust bearing
- receiving groove
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、磁気デイスクなどの被駆動体を回動
駆動させるための駆動装置に関する。
駆動させるための駆動装置に関する。
従来のこの種の駆動装置の一例を第１図によつ
て説明する。すなわち、図示しない磁気デイスク
のハブと係合するためスピンドル１には、板ばね
２によつて支持される駆動ピン３を突設し、さら
にスピンドル１の中央に中心軸４を固定してい
る。この中心軸４は、基板５上に固定したフレー
ム６の中央孔６ａに固定された上下一対のラジア
ルベアリング７ａ，７ｂによつて回動可能になつ
ている。さらに前記基板５の下面には電磁コイル
８を固定し、またこの電磁コイル８に相対向する
位置には皿状のロータ９に内設された磁石１０を
設け、前記中心軸４の下部をロータ９の受孔１１
に連結させている。
て説明する。すなわち、図示しない磁気デイスク
のハブと係合するためスピンドル１には、板ばね
２によつて支持される駆動ピン３を突設し、さら
にスピンドル１の中央に中心軸４を固定してい
る。この中心軸４は、基板５上に固定したフレー
ム６の中央孔６ａに固定された上下一対のラジア
ルベアリング７ａ，７ｂによつて回動可能になつ
ている。さらに前記基板５の下面には電磁コイル
８を固定し、またこの電磁コイル８に相対向する
位置には皿状のロータ９に内設された磁石１０を
設け、前記中心軸４の下部をロータ９の受孔１１
に連結させている。
そして前記電磁コイル８への入力によつて、磁
石１０との電磁作用が生じロータ９が中心軸４と
共に回転する。中心軸４の回転によつてスピンド
ル１も回転し、磁気デイスクなどの被駆動体の回
転駆動を行うのである。
石１０との電磁作用が生じロータ９が中心軸４と
共に回転する。中心軸４の回転によつてスピンド
ル１も回転し、磁気デイスクなどの被駆動体の回
転駆動を行うのである。
ところで上述の従来装置にあつては、中心軸４
の支承を一対のラジアルベアリング７ａ，７ｂに
て行つているが、ラジアルベアリング７ａ，７ｂ
には必ずラジアル間隙を設けてあり、中心軸４の
ラジアル方向のガタを無くすためスプリングをラ
ジアルベアリング７ａ，７ｂに設けておくか、第
１図に示すようにスピンドル１とラジアルベアリ
ング７ａとの間にスペーサ１２を介在させ、ラジ
アルベアリング７ａ，７ｂを中心軸４へ圧接させ
るようにしている。ところが前記スプリングの弾
発力が弱かつたり、スペーサ１２の厚さが適正で
ないとラジアルガタが生じ、ガタ防止のための調
整は簡単でなかつた。またラジアルベアリング７
ａ，７ｂの位置が近いとラジアルガタが発生し易
く、装置全体を薄型にするための障害となつてい
た。また特にフレーム６のラジアルベアリング７
ａ，７ｂを固定する部分に高い寸法精度が必要で
あつた。
の支承を一対のラジアルベアリング７ａ，７ｂに
て行つているが、ラジアルベアリング７ａ，７ｂ
には必ずラジアル間隙を設けてあり、中心軸４の
ラジアル方向のガタを無くすためスプリングをラ
ジアルベアリング７ａ，７ｂに設けておくか、第
１図に示すようにスピンドル１とラジアルベアリ
ング７ａとの間にスペーサ１２を介在させ、ラジ
アルベアリング７ａ，７ｂを中心軸４へ圧接させ
るようにしている。ところが前記スプリングの弾
発力が弱かつたり、スペーサ１２の厚さが適正で
ないとラジアルガタが生じ、ガタ防止のための調
整は簡単でなかつた。またラジアルベアリング７
ａ，７ｂの位置が近いとラジアルガタが発生し易
く、装置全体を薄型にするための障害となつてい
た。また特にフレーム６のラジアルベアリング７
ａ，７ｂを固定する部分に高い寸法精度が必要で
あつた。
本考案の目的は、上述の従来技術の問題となる
点を除き、簡単な構成にて、装置の薄型化を計
れ、かつ中心軸のガタやブレを無くし、スムース
に回転できるようにし、さらに組立し易い駆動装
置を提供するにある。
点を除き、簡単な構成にて、装置の薄型化を計
れ、かつ中心軸のガタやブレを無くし、スムース
に回転できるようにし、さらに組立し易い駆動装
置を提供するにある。
この目的を達成するため、本考案は、被駆動体
と係合するスピンドルと、このスピンドルの中央
に固定された中心軸と、基板上の電磁コイルと対
向する磁石を有し、かつ前記スピンドルに固定さ
れるロータと、前記スピンドルと前記基板との間
に設けられ、周囲に複数の球体を収納する受溝を
形成すると共に受溝の開口部に前記球体上に載置
する環状体を配し、さらに環状体の抜け防止用の
リングを嵌着したスラストベアリングと、前記中
心軸の下部を内孔に嵌挿し、かつ外周を前記スラ
ストベアリングの内側に固着した筒状のオイルレ
スメタルとから駆動装置を構成することを特徴と
する。
と係合するスピンドルと、このスピンドルの中央
に固定された中心軸と、基板上の電磁コイルと対
向する磁石を有し、かつ前記スピンドルに固定さ
れるロータと、前記スピンドルと前記基板との間
に設けられ、周囲に複数の球体を収納する受溝を
形成すると共に受溝の開口部に前記球体上に載置
する環状体を配し、さらに環状体の抜け防止用の
リングを嵌着したスラストベアリングと、前記中
心軸の下部を内孔に嵌挿し、かつ外周を前記スラ
ストベアリングの内側に固着した筒状のオイルレ
スメタルとから駆動装置を構成することを特徴と
する。
以下、本考案の一実施例を第２図乃至第４図に
よつて説明する。尚、第１図と同一部材、均等物
には同一符号を付した。
よつて説明する。尚、第１図と同一部材、均等物
には同一符号を付した。
第４図に示すようにスピンドル１には板ばね２
により上下動可能に駆動ピン３が設けられてい
る。この板ばね２は後述するロータ９の上面に一
端を固着している。前記スピンドル１の中央には
中心軸４を固定している。前記ロータ９は、基板
５上に配設された電磁コイル８と対向させて磁石
１０を固着しており前記スピンドル１の外側に内
端を固定している。さらに前記ロータ９の磁石１
０の透孔部分１０ａと基板５間にはスラストベア
リング１３を配設してある。
により上下動可能に駆動ピン３が設けられてい
る。この板ばね２は後述するロータ９の上面に一
端を固着している。前記スピンドル１の中央には
中心軸４を固定している。前記ロータ９は、基板
５上に配設された電磁コイル８と対向させて磁石
１０を固着しており前記スピンドル１の外側に内
端を固定している。さらに前記ロータ９の磁石１
０の透孔部分１０ａと基板５間にはスラストベア
リング１３を配設してある。
このスラストベアリング１３は以下の如き構成
にしてある。すなわち第２図，第３図に示すよう
に、本体１３ａの周部には複数の球体１４を収納
する受溝１３ｂを形成し、この受溝１３ｂの開口
部から前記球体１４上に載置される平板状の環状
体１５を配し、さらにこの環状体１５上方の受溝
１３開口部に環状体１５の抜けを防止するように
リング１６を嵌着して、環状体１５と当接可能に
してある。また本体１３ａの内孔１３ｃには筒状
のオイルレスメタル１７を固着してある。従つ
て、このスラストベアリング１３は、球体１４，
オイルレスメタル１７等が一体化されており、保
守が容易であつて、装置への組込が容易にできる
ことになる。また受溝１３内に球体１４を配し、
環状体１５とリング１６とで受溝１３の開口部を
覆うことになり防塵機能を有する。
にしてある。すなわち第２図，第３図に示すよう
に、本体１３ａの周部には複数の球体１４を収納
する受溝１３ｂを形成し、この受溝１３ｂの開口
部から前記球体１４上に載置される平板状の環状
体１５を配し、さらにこの環状体１５上方の受溝
１３開口部に環状体１５の抜けを防止するように
リング１６を嵌着して、環状体１５と当接可能に
してある。また本体１３ａの内孔１３ｃには筒状
のオイルレスメタル１７を固着してある。従つ
て、このスラストベアリング１３は、球体１４，
オイルレスメタル１７等が一体化されており、保
守が容易であつて、装置への組込が容易にできる
ことになる。また受溝１３内に球体１４を配し、
環状体１５とリング１６とで受溝１３の開口部を
覆うことになり防塵機能を有する。
前述のスラストベアリング１３の本体１３ａの
下部は基板５の受孔５ａに嵌合し、環状体１５の
上面を前記スピンドル１の垂下部１ａの下面に当
接させている。さらに前記オイルレスメタル１７
の内孔には前記中心軸４の下部を回転自在に嵌挿
してある。
下部は基板５の受孔５ａに嵌合し、環状体１５の
上面を前記スピンドル１の垂下部１ａの下面に当
接させている。さらに前記オイルレスメタル１７
の内孔には前記中心軸４の下部を回転自在に嵌挿
してある。
また１８は前記スピンドル１と駆動ピン３の上
部を外部へ露出させるための孔１８ａを有し、下
端部を前記基板５に係止し、前述の駆動機構を被
覆すると共に磁気もれを防止する金属性のカバー
である。
部を外部へ露出させるための孔１８ａを有し、下
端部を前記基板５に係止し、前述の駆動機構を被
覆すると共に磁気もれを防止する金属性のカバー
である。
従つて、上記実施例にあつては、スピンドル１
はロータ９を介して磁石１０によつて常に基板５
方向へ磁力的に吸引され、スラストベアリング１
３を介して安定して基板５に対して位置すること
になる。またスラストベアリング１３の環状体１
５のスピンドル１と当接する部分は平面であつて
中心軸４の軸線方向のガタが皆無になり、しかも
回転は自由である。さらに中心軸４はスラストベ
アリング１３に設けられた筒状のオイルレスメタ
ル１７によりガタなくセンタリングされており、
しかも回転は自由である。このように前記スラス
トベアリング１３とオイルレスメタル１７によつ
て、中心軸４はガタあるいはブレることなくスム
ースに回転でき、スピンドル１による被駆動体の
回転駆動を正確かつ確実に行え、従来装置のよう
にラジアルベアリングを一対設けるものに比べ、
装置全体の薄型化を計ることができる。またスラ
ストベアリング１３は一体化されており、中心軸
４のガタ防止機能とセンタリング機能の２つの機
能を有することになり、従来装置のようにラジア
ルベアリングのラジアル間隙の調整も不要とな
り、種々の面で利点を有し、コスト面からも有利
である。
はロータ９を介して磁石１０によつて常に基板５
方向へ磁力的に吸引され、スラストベアリング１
３を介して安定して基板５に対して位置すること
になる。またスラストベアリング１３の環状体１
５のスピンドル１と当接する部分は平面であつて
中心軸４の軸線方向のガタが皆無になり、しかも
回転は自由である。さらに中心軸４はスラストベ
アリング１３に設けられた筒状のオイルレスメタ
ル１７によりガタなくセンタリングされており、
しかも回転は自由である。このように前記スラス
トベアリング１３とオイルレスメタル１７によつ
て、中心軸４はガタあるいはブレることなくスム
ースに回転でき、スピンドル１による被駆動体の
回転駆動を正確かつ確実に行え、従来装置のよう
にラジアルベアリングを一対設けるものに比べ、
装置全体の薄型化を計ることができる。またスラ
ストベアリング１３は一体化されており、中心軸
４のガタ防止機能とセンタリング機能の２つの機
能を有することになり、従来装置のようにラジア
ルベアリングのラジアル間隙の調整も不要とな
り、種々の面で利点を有し、コスト面からも有利
である。
以上説明したように、本考案によれば、簡単な
構成にて、装置の薄型化が計れ、かつ中心軸のガ
タやブレを無くし、スムースに回転でき、スピン
ドルの回転駆動が正確かつ確実になり、組立もし
易く、さらにコスト的にも有利な駆動装置を提供
できる。
構成にて、装置の薄型化が計れ、かつ中心軸のガ
タやブレを無くし、スムースに回転でき、スピン
ドルの回転駆動が正確かつ確実になり、組立もし
易く、さらにコスト的にも有利な駆動装置を提供
できる。
第１図は従来例を示す断面図、第２図は本考案
のスラストベアリングの一実施例を示す断面図、
第３図は本考案のスラストベアリングの一実施例
の一部断面斜視図、第４図は本考案の一実施例を
示す断面図である。 １……スピンドル、４……中心軸、５……基
板、８……電磁コイル、９……ロータ、１０……
磁石、１３……スラストベアリング、１３ｂ……
受溝、１４……球体、１５……環状体、１６……
リング、１７……筒状のオイルレスメタル。
のスラストベアリングの一実施例を示す断面図、
第３図は本考案のスラストベアリングの一実施例
の一部断面斜視図、第４図は本考案の一実施例を
示す断面図である。 １……スピンドル、４……中心軸、５……基
板、８……電磁コイル、９……ロータ、１０……
磁石、１３……スラストベアリング、１３ｂ……
受溝、１４……球体、１５……環状体、１６……
リング、１７……筒状のオイルレスメタル。
Claims (1)
- 被駆動体と係合するスピンドルと、このスピン
ドルの中央に固定された中心軸と、基板上の電磁
コイルと対向する磁石を有し、かつ前記スピンド
ルに固定されるロータと、前記スピンドルと前記
基板との間に設けられ、周囲に複数の球体を収納
する受溝を形成すると共に受溝の開口部に前記球
体上に載置する環状体を配し、さらに環状体の抜
け防止用のリングを嵌着したスラストベアリング
と、前記中心軸の下部を内孔に嵌挿し、かつ外周
を前記スラストベアリングの内側に固着した筒状
のオイルレスメタルとからなる駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16124683U JPS6070965U (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16124683U JPS6070965U (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6070965U JPS6070965U (ja) | 1985-05-20 |
| JPS637971Y2 true JPS637971Y2 (ja) | 1988-03-09 |
Family
ID=30354425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16124683U Granted JPS6070965U (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6070965U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2848815B2 (ja) * | 1996-11-11 | 1999-01-20 | ソニー株式会社 | ディスク回転駆動装置 |
-
1983
- 1983-10-20 JP JP16124683U patent/JPS6070965U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6070965U (ja) | 1985-05-20 |
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