JPH0378163A - 磁気ディスク装置のスピンドルモータ - Google Patents
磁気ディスク装置のスピンドルモータInfo
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- JPH0378163A JPH0378163A JP21445889A JP21445889A JPH0378163A JP H0378163 A JPH0378163 A JP H0378163A JP 21445889 A JP21445889 A JP 21445889A JP 21445889 A JP21445889 A JP 21445889A JP H0378163 A JPH0378163 A JP H0378163A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- spindle hub
- stator
- magnet
- fixed
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- Pending
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 9
- 230000005611 electricity Effects 0.000 abstract description 6
- 230000003068 static effect Effects 0.000 abstract description 6
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 2
- 239000011553 magnetic fluid Substances 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000001151 other effect Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、磁気ディスク装置のスピンドルモータに関す
る。
る。
(従来の技術)
第4図は、環状ディスクを回転駆動して環状ディスクに
情報信号を書き込み、また読み出す磁気ディスク装置の
従来一般の例を示す、第4図において、ベース32とカ
バー33等によって筐体が構成され、この筐体内には、
間隔をおいて重ねられた適宜枚数の磁気ディスク31を
回転駆動するスピンドルモータ34と、各ディスク31
の所望のトラックに磁気ヘッド35を摺接させるための
アクチュエータ36が設けられている。アクチュエータ
36鴎、ボイスコイルモータ37と、このボイスコイル
モータ37によって駆動されるスイングアーム38を有
し、スイングアーム38と一体に上記磁気ヘッド35が
設けられている。
情報信号を書き込み、また読み出す磁気ディスク装置の
従来一般の例を示す、第4図において、ベース32とカ
バー33等によって筐体が構成され、この筐体内には、
間隔をおいて重ねられた適宜枚数の磁気ディスク31を
回転駆動するスピンドルモータ34と、各ディスク31
の所望のトラックに磁気ヘッド35を摺接させるための
アクチュエータ36が設けられている。アクチュエータ
36鴎、ボイスコイルモータ37と、このボイスコイル
モータ37によって駆動されるスイングアーム38を有
し、スイングアーム38と一体に上記磁気ヘッド35が
設けられている。
上記のような形式のディスク装置に限らず、−般のディ
スク装置に関して、次のような条件を満たすことが要求
される。
スク装置に関して、次のような条件を満たすことが要求
される。
■ディスク回転部がクリーンであり、モータ部からの塵
埃がディスク部に入らないこと。
埃がディスク部に入らないこと。
■ディスクの回転による流体摩擦で発生する静電気を放
電することができること。
電することができること。
■ディスクの回転が円滑であり、共振や軸振れ等が極小
さいこと。
さいこと。
■発熱部の放熱効果が高く、温度変化が小さいこと。
そこで、第5図左半部に示すような磁気ディスク装置の
スピンドルモータが従来一般的に用いられている。これ
は、下側が開口したスピンドルハブ53の外周に適宜枚
数の磁気ディスク31を固着し、スピンドルハブ53の
中心軸線上に固着した軸39を上下のベアリング55.
59を介しベース54の円筒状軸受部内で回転自在に支
持し、ベース54の下側にステータ56とコイル57で
なるステータ組を固定し、軸39の下端部に嵌合固着し
たロータケース59の内周に磁石58を固着してステー
タ56の外周と磁石58の内周とを対向させたものであ
る。コイル57に通電することにより磁石58が回転付
勢され、スピンドルハブ53と共にディスク31が回転
駆動される。
スピンドルモータが従来一般的に用いられている。これ
は、下側が開口したスピンドルハブ53の外周に適宜枚
数の磁気ディスク31を固着し、スピンドルハブ53の
中心軸線上に固着した軸39を上下のベアリング55.
59を介しベース54の円筒状軸受部内で回転自在に支
持し、ベース54の下側にステータ56とコイル57で
なるステータ組を固定し、軸39の下端部に嵌合固着し
たロータケース59の内周に磁石58を固着してステー
タ56の外周と磁石58の内周とを対向させたものであ
る。コイル57に通電することにより磁石58が回転付
勢され、スピンドルハブ53と共にディスク31が回転
駆動される。
上記スピンドルモータによれば、前記の如き要件を満足
することができる。しかし、磁気ディスク装置に要求さ
れる近年の動向として高容量化があるが、上記のような
スピンドルモータでは、上記の要求に応えることができ
ない、即ち、高容量化の要求に応えるためにはディスク
の枚数を増やすことが有効であるが、上記スピンドルモ
ータにおいてディスクの枚数を増やすためにスピンドル
ハブの高さを高くすると、これにモータ部分の高さが加
算されて全体の高さが高くなり、よって、スピンドルハ
ブの高さを高くするには限度があるからである。
することができる。しかし、磁気ディスク装置に要求さ
れる近年の動向として高容量化があるが、上記のような
スピンドルモータでは、上記の要求に応えることができ
ない、即ち、高容量化の要求に応えるためにはディスク
の枚数を増やすことが有効であるが、上記スピンドルモ
ータにおいてディスクの枚数を増やすためにスピンドル
ハブの高さを高くすると、これにモータ部分の高さが加
算されて全体の高さが高くなり、よって、スピンドルハ
ブの高さを高くするには限度があるからである。
このような問題を改善するために、第5図左半部に示す
ような磁気ディスク装置のスピンドルモータも提案され
ている。これはインナーハブタイプといわれるもので、
下側が開口したスピンドルハブ43には、その外周に適
宜枚数の磁気ディスク31を固着すると共に内周に磁石
48を固着し、スピンドルハブ43の中心軸線に沿って
固着した軸39を、上下のベアリング45,49を介し
ベース44の円筒状軸受部内で回転自在に支持し、ベー
ス44の円筒状軸受部外周に、ステータ46とコイル4
7でなるステータ組を固定して上記ステータ46と磁石
48とを対向させたものである。
ような磁気ディスク装置のスピンドルモータも提案され
ている。これはインナーハブタイプといわれるもので、
下側が開口したスピンドルハブ43には、その外周に適
宜枚数の磁気ディスク31を固着すると共に内周に磁石
48を固着し、スピンドルハブ43の中心軸線に沿って
固着した軸39を、上下のベアリング45,49を介し
ベース44の円筒状軸受部内で回転自在に支持し、ベー
ス44の円筒状軸受部外周に、ステータ46とコイル4
7でなるステータ組を固定して上記ステータ46と磁石
48とを対向させたものである。
コイル47に通電することにより磁石48が付勢され、
スピンドルハブ43と共にディスク31が回転駆動され
る。軸39とベース44の円筒状軸受部の上端部との間
に生ずる僅かな隙間50は、磁性流体によってシールさ
れる。
スピンドルハブ43と共にディスク31が回転駆動され
る。軸39とベース44の円筒状軸受部の上端部との間
に生ずる僅かな隙間50は、磁性流体によってシールさ
れる。
(発明が解決しようとする課題)
第5図の左半部に示す例では、モータ部がスピンドルハ
ブ内に配置されるため、ディスク装置全体の高さに対し
てスピンドルハブの高さを高く確保することができ、デ
ィスク31の枚数を多くして高容量化の要求に応えるこ
とができる。
ブ内に配置されるため、ディスク装置全体の高さに対し
てスピンドルハブの高さを高く確保することができ、デ
ィスク31の枚数を多くして高容量化の要求に応えるこ
とができる。
しかし、ディスク枚数が増加することによって慣性力が
大きくなるにもかかわらず、スピンドルハブの外径に限
度があってベアリングや軸の大きさを十分に大きくする
ことはできないため、剛性が不足しがちであり、共振や
軸振れ等が生じて安定性に欠けるという問題がある。ま
た、コイル。
大きくなるにもかかわらず、スピンドルハブの外径に限
度があってベアリングや軸の大きさを十分に大きくする
ことはできないため、剛性が不足しがちであり、共振や
軸振れ等が生じて安定性に欠けるという問題がある。ま
た、コイル。
ステータ、磁石の部分で発生する塵埃に対しては全く考
慮されておらず、上記塵埃がディスク部に進入し易い構
造になっている。さらに、ディスク部にステータがある
ため、ステータで発生した熱がディスク部に伝達されて
信号の書き込み、読み出しに影響を与えるというような
問題もある。
慮されておらず、上記塵埃がディスク部に進入し易い構
造になっている。さらに、ディスク部にステータがある
ため、ステータで発生した熱がディスク部に伝達されて
信号の書き込み、読み出しに影響を与えるというような
問題もある。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解消するためにな
されたもので、いわゆるインナーハブ構造にして高容量
化に対応させた上で、ステ=り部で発生した塵埃がディ
スク部に侵入することがなく、共振や軸振れがなく安定
した回転が得られる磁気ディスク装置のスピンドルモー
タを提供することを目的とする。
されたもので、いわゆるインナーハブ構造にして高容量
化に対応させた上で、ステ=り部で発生した塵埃がディ
スク部に侵入することがなく、共振や軸振れがなく安定
した回転が得られる磁気ディスク装置のスピンドルモー
タを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、ディスクを外周に固着したスピンドルハブを
軸方向両端部のベアリングで回転自在に支持し、スピン
ドルハブには片開口の筒状部を形成して内周に磁石を固
着し、スピンドルハブの筒状部内に開口側から支柱とス
テータとコイルを一体に有してなるステータ組を挿入し
てステータと磁石とを対向させ、スピンドルハブの開口
側ベアリングの支持体にステータ組を固定したことを特
徴とする特 (作用) スピンドルハブの片開口の筒状部内において、ステータ
とコイルと磁石でなるモータが構成される。支柱とステ
ータとコイルを一体に有してなるステータ組はスピンド
ルハブの開口側ベアリングの支持体に固定されることに
より、モータ部とディスク部が空間的に遮断される。ベ
アリングは。
軸方向両端部のベアリングで回転自在に支持し、スピン
ドルハブには片開口の筒状部を形成して内周に磁石を固
着し、スピンドルハブの筒状部内に開口側から支柱とス
テータとコイルを一体に有してなるステータ組を挿入し
てステータと磁石とを対向させ、スピンドルハブの開口
側ベアリングの支持体にステータ組を固定したことを特
徴とする特 (作用) スピンドルハブの片開口の筒状部内において、ステータ
とコイルと磁石でなるモータが構成される。支柱とステ
ータとコイルを一体に有してなるステータ組はスピンド
ルハブの開口側ベアリングの支持体に固定されることに
より、モータ部とディスク部が空間的に遮断される。ベ
アリングは。
軸を介することなくスピンドルハブを直接回転自在に支
持する。
持する。
(実施例)
以下、第1図ないし第3図を参照しながら本発明にかか
る磁気ディスク装置のスピンドルハブの実施例について
説明する。
る磁気ディスク装置のスピンドルハブの実施例について
説明する。
第1図、第2図において、複数枚の環状磁気ディスク1
はスピンドルハブ3の外周に固着されている。各ディス
ク1間にはスペーサ14が介装されることにより一定の
間隔がおかれている。スピンドルハブ3の軸方向両端部
の外周にはそれぞれベアリング5,17の内輪が嵌合固
着されている。
はスピンドルハブ3の外周に固着されている。各ディス
ク1間にはスペーサ14が介装されることにより一定の
間隔がおかれている。スピンドルハブ3の軸方向両端部
の外周にはそれぞれベアリング5,17の内輪が嵌合固
着されている。
上側のベアリング17の外輪は、ディスク装置のカバー
15の円筒状軸受部の内周に嵌合固定されている。下側
のベアリング5の外輪は、ディスク装置のベース2の円
筒状軸受部の内周に嵌合固定されている。こうしてスピ
ンドルハブ3は、両端部の軸受5,17により回転自在
に支持されている。ベアリング17の外輪とカバー15
の間には板ばね16が介装され、ばね16によってベア
リング5,17にスラスト方向の荷重がかけられている
。□スピンドルハブ3には片開口の筒状部19が形成さ
れ、その内周には円筒状の磁石8が固着されている。
15の円筒状軸受部の内周に嵌合固定されている。下側
のベアリング5の外輪は、ディスク装置のベース2の円
筒状軸受部の内周に嵌合固定されている。こうしてスピ
ンドルハブ3は、両端部の軸受5,17により回転自在
に支持されている。ベアリング17の外輪とカバー15
の間には板ばね16が介装され、ばね16によってベア
リング5,17にスラスト方向の荷重がかけられている
。□スピンドルハブ3には片開口の筒状部19が形成さ
れ、その内周には円筒状の磁石8が固着されている。
スピンドルハブ3の上記筒状部19内には、第2図に示
すような、支柱11とステータ6とコイル7を一体に有
してなるステータ組20が上記筒状部19の開口側から
挿入されている。上記ステータ6は支柱11の外周に嵌
合固定され、ステータ6の適宜数の各突極にコイル7が
巻回されている。上記支柱11はフレーム10の中央部
の孔に嵌合固定されている。フレーム10の上には、上
記孔を囲むようにして回路基板12が固定されている。
すような、支柱11とステータ6とコイル7を一体に有
してなるステータ組20が上記筒状部19の開口側から
挿入されている。上記ステータ6は支柱11の外周に嵌
合固定され、ステータ6の適宜数の各突極にコイル7が
巻回されている。上記支柱11はフレーム10の中央部
の孔に嵌合固定されている。フレーム10の上には、上
記孔を囲むようにして回路基板12が固定されている。
上記のようにステータ組20が筒状部19にその開口側
から挿入された状態でフレーム10が前記ベース2に固
定されている。ベース2は、スピンドルハブ3の開口側
ベアリング5の支持体を構成しており、この支持体とし
てのベース2にフレーム1oを介して上記ステータ組2
0が固定されている。このステータ組20の固定状態に
おいて、上記ステータ6と上記磁石8とが所定の間隙を
おいて対向している。また、支柱11の上端には軸線方
向に孔が形成され、この孔にコイルばね13が落し込ま
れると共に、その上からボール9が落し込まれ、かしめ
等によって抜は止めがなされている。上記のようにステ
ータ組20がベース2に固定された状態では、スピンド
ルハブ3の筒状部19の天井に形成された凹部18に上
記ボール9がばね13の反発力で圧接されている。ただ
し、ボール9の凹部18への圧接力は微小なものである
。
から挿入された状態でフレーム10が前記ベース2に固
定されている。ベース2は、スピンドルハブ3の開口側
ベアリング5の支持体を構成しており、この支持体とし
てのベース2にフレーム1oを介して上記ステータ組2
0が固定されている。このステータ組20の固定状態に
おいて、上記ステータ6と上記磁石8とが所定の間隙を
おいて対向している。また、支柱11の上端には軸線方
向に孔が形成され、この孔にコイルばね13が落し込ま
れると共に、その上からボール9が落し込まれ、かしめ
等によって抜は止めがなされている。上記のようにステ
ータ組20がベース2に固定された状態では、スピンド
ルハブ3の筒状部19の天井に形成された凹部18に上
記ボール9がばね13の反発力で圧接されている。ただ
し、ボール9の凹部18への圧接力は微小なものである
。
上記実施例において、ステータ部のコイル7に通電すれ
ば、ステータ6と磁石8との間の電磁力で磁石8が付勢
され、磁石8とスピンドルハブ3と各ディスク1が一体
に回転駆動される。
ば、ステータ6と磁石8との間の電磁力で磁石8が付勢
され、磁石8とスピンドルハブ3と各ディスク1が一体
に回転駆動される。
ディスク1が回転すると、流体摩擦により静電気が発生
するが、この静電気は、スピンドルハブ3、ボール9、
支柱11、フレーム10、ベース2を通じて放電される
。スピンドルハブ3は、軸を介することなく両端部の大
径のベアリング5゜17により直接支持されるため、剛
性が向上し、共振や軸振れのない安定した回転が得られ
る。また、モータ部分とディスク1の部分は、ベアリン
グ5によって完全に遮断されているため、モータ部で発
生した塵埃がディスク1の部分に侵入することはない。
するが、この静電気は、スピンドルハブ3、ボール9、
支柱11、フレーム10、ベース2を通じて放電される
。スピンドルハブ3は、軸を介することなく両端部の大
径のベアリング5゜17により直接支持されるため、剛
性が向上し、共振や軸振れのない安定した回転が得られ
る。また、モータ部分とディスク1の部分は、ベアリン
グ5によって完全に遮断されているため、モータ部で発
生した塵埃がディスク1の部分に侵入することはない。
さらに、ステータ組20は、ベアリングとは関係なくス
ピンドルハブ3に自由に装脱することができるため、ス
テータ部のメンテナンスが容易であるという利点もある
。
ピンドルハブ3に自由に装脱することができるため、ス
テータ部のメンテナンスが容易であるという利点もある
。
なお、ベアリング部から漏れ出る潤滑剤等は。
従来は磁性流体シール等によってディスク部に侵入する
ことを遮断している。しかし、近年、潤滑剤やシールの
改善によってクリーンなベアリングが開発されているの
で、このようなベアリングを用いれば、ベアリング部か
らディスク部分に侵入する塵埃は問題にならない。
ことを遮断している。しかし、近年、潤滑剤やシールの
改善によってクリーンなベアリングが開発されているの
で、このようなベアリングを用いれば、ベアリング部か
らディスク部分に侵入する塵埃は問題にならない。
上記実施例における上側のベアリング17はスラスト方
向及びラジアル方向の安定のための補助的なものであり
、主体は下側のベアリング5である。そこで、一方のベ
アリングはあくまでも補助的なものであるという考え方
に徹してこれをより小さいものにすれば、スペースファ
クタに優れ、また1組立性に優れたスピンドルモータを
得ることができる。第3図はその実施例を示す。第3図
において、スピンドルハブ23は、その外周に、複数枚
の環状磁気ディスク1をスペーサ24により一定の間隔
をおいて一体に保持している。スピンドルハブ3の上端
部の中心孔の内周にはベアリング27の外輪が嵌合固着
され、スピンドルハブ23の上端部外周にはベアリング
5の内輪が嵌合同着されている。上側のベアリング27
の内輪は、ディスク装置のカバー25の円柱状突出部の
外周に嵌合固定されている。下側のベアリング5は前述
の実施例と同様に構成されている。スピンドルハブ23
には下側が開口した片開口の筒状部29が形成されてお
り、この筒状部29内には、開口側から前記実施例と同
様に構成されたステータ組が挿入されている。このステ
ータ組は前記実施例と同様にベース2に固定されている
。上記カバー25の円柱状突出部の下端には凹部28が
形成され、この凹部28には、前記実施例と同様に支柱
11の上端のボールが微小な力で圧接されている。
向及びラジアル方向の安定のための補助的なものであり
、主体は下側のベアリング5である。そこで、一方のベ
アリングはあくまでも補助的なものであるという考え方
に徹してこれをより小さいものにすれば、スペースファ
クタに優れ、また1組立性に優れたスピンドルモータを
得ることができる。第3図はその実施例を示す。第3図
において、スピンドルハブ23は、その外周に、複数枚
の環状磁気ディスク1をスペーサ24により一定の間隔
をおいて一体に保持している。スピンドルハブ3の上端
部の中心孔の内周にはベアリング27の外輪が嵌合固着
され、スピンドルハブ23の上端部外周にはベアリング
5の内輪が嵌合同着されている。上側のベアリング27
の内輪は、ディスク装置のカバー25の円柱状突出部の
外周に嵌合固定されている。下側のベアリング5は前述
の実施例と同様に構成されている。スピンドルハブ23
には下側が開口した片開口の筒状部29が形成されてお
り、この筒状部29内には、開口側から前記実施例と同
様に構成されたステータ組が挿入されている。このステ
ータ組は前記実施例と同様にベース2に固定されている
。上記カバー25の円柱状突出部の下端には凹部28が
形成され、この凹部28には、前記実施例と同様に支柱
11の上端のボールが微小な力で圧接されている。
その他の構成は前記実施例と同じであるから、同じ構成
部分には共通の符号を付して説明は省略する。
部分には共通の符号を付して説明は省略する。
第3図に示す実施例によれば、一方のベアリング27の
径を小さくすることができるため、スピンドルハブ23
へのディスク1の取付は部の高さを大きく取ることがで
き、ディスク1の枚数を多くすることができる。その反
面、ディスク1で生じた静電気を放電することができな
いという難点がある。その他前述の実施例と同様の効果
を奏する。
径を小さくすることができるため、スピンドルハブ23
へのディスク1の取付は部の高さを大きく取ることがで
き、ディスク1の枚数を多くすることができる。その反
面、ディスク1で生じた静電気を放電することができな
いという難点がある。その他前述の実施例と同様の効果
を奏する。
(発明の効果)
本発明によれば、スピンドルハブは、軸を介することな
く両端部の比較的大径のベアリングにより直接支持され
るため、剛性が向上し、共振や軸振れのない安定した回
転が得られる。また、モータ部分とディスクの部分は、
ベアリングによって完全に遮断されているため、モータ
部で発生した塵埃がディスクの部分に侵入することはな
い。さらに、ステータ組は、ベアリングとは関係なくス
ピンドルハブに自由に装脱することができるため。
く両端部の比較的大径のベアリングにより直接支持され
るため、剛性が向上し、共振や軸振れのない安定した回
転が得られる。また、モータ部分とディスクの部分は、
ベアリングによって完全に遮断されているため、モータ
部で発生した塵埃がディスクの部分に侵入することはな
い。さらに、ステータ組は、ベアリングとは関係なくス
ピンドルハブに自由に装脱することができるため。
ステータ部のメンテナンスが容易であるという利点もあ
る。
る。
第1図は本発明にかかる磁気ディスク装置のスピンドル
モータ゛の一実施例を示す正面断面図、第213!!I
は同上実施例中のステータ組の正面図、第3図は本発明
にかかる磁気ディスク装置のスピンドルミータの別の実
施例を示す正面断面図、第4図は一般的な磁気ディスク
装置の例を示す正面断面図、第5図は従来の磁気ディス
ク装置のスピンドルモータの二つの例を右半部と左半部
に分けて示す正面断面図である。 1・・・ディスク、 2・・・支持体、 3.23・
・・スピンドルハブ、 5,17.27・・・ベアリ
ング、 6・・・ステータ、 7・・・コイル、
8・・・磁石、 11・・・支柱、 19,29・・
・筒状部。 415−
モータ゛の一実施例を示す正面断面図、第213!!I
は同上実施例中のステータ組の正面図、第3図は本発明
にかかる磁気ディスク装置のスピンドルミータの別の実
施例を示す正面断面図、第4図は一般的な磁気ディスク
装置の例を示す正面断面図、第5図は従来の磁気ディス
ク装置のスピンドルモータの二つの例を右半部と左半部
に分けて示す正面断面図である。 1・・・ディスク、 2・・・支持体、 3.23・
・・スピンドルハブ、 5,17.27・・・ベアリ
ング、 6・・・ステータ、 7・・・コイル、
8・・・磁石、 11・・・支柱、 19,29・・
・筒状部。 415−
Claims (1)
- 環状ディスクを外周に固着したスピンドルハブを軸方向
両端部のベアリングで回転自在に支持し、スピンドルハ
ブには片開口の筒状部を形成して内周に磁石を固着し、
スピンドルハブの筒状部内に開口側から支柱とステータ
とコイルを一体に有してなるステータ組を挿入して上記
ステータと上記磁石とを対向させ、上記スピンドルハブ
の開口側ベアリングの支持体にステータ組を固定した磁
気ディスク装置のスピンドルモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21445889A JPH0378163A (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 磁気ディスク装置のスピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21445889A JPH0378163A (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 磁気ディスク装置のスピンドルモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0378163A true JPH0378163A (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=16656081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21445889A Pending JPH0378163A (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 磁気ディスク装置のスピンドルモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0378163A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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