JP2730445B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2730445B2
JP2730445B2 JP7578693A JP7578693A JP2730445B2 JP 2730445 B2 JP2730445 B2 JP 2730445B2 JP 7578693 A JP7578693 A JP 7578693A JP 7578693 A JP7578693 A JP 7578693A JP 2730445 B2 JP2730445 B2 JP 2730445B2
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magnetic disk
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disk drive
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晃 玉田
真 藤本
▲隆▼裕 坂口
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TEIATSUKU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置に係
り、特にスピンドルモータにステッピングモータを使用
するよう構成した磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばフロッピーディスクと呼ばれる可
撓性の磁気ディスクに対してデータの記録・再生を行う
磁気ディスク装置においては、ディスク記録面に形成さ
れるトラック毎に情報信号を記録する際、まず始めにイ
ンデックス信号を記録し磁気ディスクが一定角度回転し
た後に情報信号の記録を開始する。又、再生を行う際
は、再生されたインデックス信号を基準にして情報信号
再生用のゲート回路を開いて再生される情報信号が出力
されるようになっている。
【0003】例えば5インチ用の磁気ディスクの場合、
磁気ディスク自体にインデックス検出孔が穿設され、こ
のインデックス検出孔を光センサにより検出してインデ
ックス信号を得ている。しかるに、3.5インチ用の磁
気ディスクの場合、磁気ディスクがカートリッジに収納
されているため、磁気ディスク自体にインデックス検出
孔を穿設することができない。そのため、3.5インチ
用の磁気ディスクが装着される磁気ディスク装置では、
磁気ディスクが載置されるターンテーブルを回転駆動す
るモータのロータ外周に磁石を設け、さらにロータ外周
に対向する位置に磁石の通過を検出するホール素子を設
けており、このホール素子からの検出信号によりロータ
の一定角度位置を検出して間接的に磁気ディスクのイン
デックス位置を規定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の磁気
ディスク装置では、ターンテーブル駆動用モータとして
ダイレクトドライブのサーボモータを使用するのが一般
的であった。この種のサーボモータを使用する場合、イ
ンデックス位置を検出するためにロータの外周に磁石を
接着しなければならず、さらにロータの外側にホール素
子を取り付けるスペースが必要であった。
【0005】又、磁気ディスク装置においては、市場で
の価格競争は厳しく、上記サーボモータ自体のコストダ
ウンにも限界があるため、サーボモータ以外のモータ使
用の検討が必要となってきた。
【0006】そこで、本発明は上記課題を解決した磁気
ディスク装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気ディスク
が装着されるターンテーブルをモータにより定速回転さ
せ、磁気ヘッドを該磁気ディスクに沿って移動させて磁
気記録・再生を行う磁気ディスク装置において、前記モ
ータを、ロータと、該ロータの外側に環状に形成された
ステータとを有するステッピングモータにより形成し、
該ステッピングモータのロータの外周に形成された複数
の歯のうちの一つに欠落部を設け、前記ステッピングモ
ータのステータ間の内周に前記欠落部を検出するピック
アップを設けてなることを特徴とする。
【0008】
【作用】ステッピングモータを使用してターンテーブル
を回転駆動するとともに、このステッピングモータ内に
インデックス信号検出用の欠落部及びピックアップを設
けることにより、モータ外部にインデックス信号検出用
の素子を設ける必要がなく、その分設置スペースが小さ
くできる。
【0009】
【実施例】図1及び図2に本発明になる磁気ディスク装
置の一実施例を示す。
【0010】両図中、フレキシブル磁気ディスク装置
(以下単に「磁気ディスク装置」と称す)はカートリッ
ジ1に収納された磁気ディスク2が装着されると、磁気
ディスク2のハブ3がターンテーブル4上にマグネット
チャッキングされ、スピンドルモータ5によりターンテ
ーブル4及び磁気ディスク2が定速回転されるとともに
磁気ヘッド(図示せず)が磁気ディスク2に摺接して磁
気記録・再生が行われる。
【0011】ターンテーブル4はスピンドルモータ5の
回転軸6の上部に支持されており、回転軸6は軸受7,
8により軸承されている。スピンドルモータ5は基板9
の取り付け孔9aに嵌合し、固定されている。
【0012】スピンドルモータ5には、ハイブリット型
のステッピングモータが採用されている。従って、スピ
ンドルモータ5は、ロータ10が回転軸6に結合され、
ロータ10の外周に環状のステータ11が配設されてい
る。尚、ステータ11は合成樹脂製のケーシング13に
インサート成形されており、軽量化が図られている。
【0013】又、ケーシング13の底部には、軸受8を
保持する環状の支持部材14が嵌合し、ケーシング13
の上部には軸受7を保持するための補強用プレート15
がインサート成形されている。
【0014】ロータ10は、円板状のマグネット16
と、マグネット16の上下に設けられた上コア17,下
コア18とよりなる。マグネット16は上側がN極、下
側がS極に着磁されている。そして、上コア17,下コ
ア18は薄い鉄心を成層した成層鉄心よりなり、夫々の
外周には複数の歯17a,18aが一定のピッチで突出
している。
【0015】本実施例では、図3に示すように、下コア
18の外周に欠落部18bが設けられている。この欠落
部18bは歯18aが削除されており、下コア18の外
周の1個所にのみ設けられている。
【0016】ステータ11は内周に8個の歯極11a〜
11hが突出しており、各歯極11a〜11hの端部に
はロータ10の歯17a,18aに対向する複数の歯1
9が一定のピッチで突出している。そして、各歯極11
a〜11hの付け根部分にはコイル20a〜20hが巻
回されている。
【0017】ステータ11の歯19のピッチとロータ1
0の歯17a,18aとのピッチとは、僅かにずれてお
り、上記各歯極11a〜11hのコイル20a〜20h
に駆動電流が通電されると、歯17a,18aと歯19
との間に磁束が通過し、ロータ10の歯17a,18a
がステータ11の歯19に整列するように周方向に回動
する。本実施例では、各歯極11a〜11hのコイル2
0a〜20hのうちコイル20a,20c,20e,2
0gが1相のコイルとして通電され、他のコイル20
b,20d,20f,20hが2相のコイルとして通電
される。
【0018】従って、各歯極11a〜11hのコイル2
0a〜20hは、1つおきに配された1相のコイルと2
相のコイルとが交互に通電され、これにより上記整列現
象が生じてロータ10が回転駆動される。即ち、上記ス
テッピングモータよりなるスピンドルモータ5は、磁気
記録・再生に必要な回転数で定速回転するようにコイル
20a〜20hへの通電が制御され、これによりロータ
10が回転駆動される。
【0019】又、歯極11aと11bとの間には回転検
出用のピックアップ21が設けられている。このピック
アップ21は、ステータ11の内周から中心方向に突出
するコア22と、コア22に巻回されたコイル23とよ
りなり、ロータ10の歯17a,18aがコア22の前
を通過する度にコイル23に電流が誘起され、検出パル
スが出力される。しかし、下コア18の外周に設けられ
た欠落部18bがピックアップ21の前を通過するとき
は、検出パルスが得られず、このパルス欠落をインデッ
クス信号として使用する。
【0020】このように、スピンドルモータ5の内部に
回転検出用のピックアップ21が設けられているので、
従来のようにロータの外周にマグネットを接着したり、
モータの外部にホール素子を取り付ける作業が不要にな
り、組立作業の簡略化が行えるとともに、ホール素子の
設置スペースを削減して省スペース化を図ることができ
る。
【0021】図4にインデックス信号検出回路を示す。
【0022】同図中、上記各歯極11a〜11hのコイ
ル20a〜20hは2相励磁ドライバ24に接続され、
励磁ドライバ24は前述したように1相のコイル20
a,20c,20e,20gと2相のコイル20b,2
0d,20f,20hとを所定の周期で交互に励磁させ
てロータ10を定速回転させる。
【0023】又、ピックアップ21は、コンパレータ2
5に接続され、上記欠落部18bがピックアップ21の
前を通過したことを検出する。さらに、コンパレータ2
5の出力は、再トリガ型のモノステーブルマルチバイブ
レータ(単安定マルチバイブレータ、以下「モノマル
チ」と言う)26に供給される。
【0024】27はパターンジェネレータで、磁気ディ
スク装着時のインデックス検出を行うため、2相励磁ド
ライバ24にスピンドルモータ5を定速回転駆動するよ
うに指令を出力するとともに、モノマルチ26にスピン
ドルモータ5が所定の定速回転になるまでピックアップ
21からの信号を無視するように指令する。
【0025】又、モノマルチ26はロータ10が1回転
すると、上記欠落部18bの通過を検出したピックアッ
プ21からの検出信号に基づいて、インデックス信号を
出力する。
【0026】ここで、図5の波形図を参照してロータ1
0の回転検出動作について説明する。
【0027】図5(A)に示すように、ロータ10の外
周に突出形成された歯17a,18aは、夫々N極,S
極となり、交互に配設される。
【0028】ロータ10の歯17a,18aがピックア
ップ21の前を通過すると、ピックアップ21からの検
出信号は図5(B)に示すようになる。つまり、コンパ
レータ25の出力レベルは、歯17a,18aがピック
アップ21の前を通過したとき基準値(閾値)以上とな
り、前述した欠落部18bがピックアップ21の前を通
過したときは基準値(閾値)以下となる。
【0029】従って、コンパレータ25の出力は、図5
(C)に示すようなパルス波形となり、欠落部18bが
通過したときのみ、パルスが得られない。モノマルチ2
6では、このコンパレータ25からの出力されたリトリ
ガにより時定数τの間、つまり準安定時間が経過するま
で出力をHレベルに保ち、欠落部18bが通過したとき
はリトリガが出力されないため、準安定時間が経過した
時点で出力をLレベルにする。
【0030】リトリガは歯18aがピックアップ21の
前を通過したとき出力される。又、モノマルチ26では
上記時定数τが歯18aのピッチ(間隔)、すなわちS
極の周期Tよりも長く、且つ2Tよりも短くなるように
設定されている。そのため、歯18aが検出されている
ときは、時定数τが経過する前にリトリガが出力される
ため、モノマルチ26の出力はHレベルに維持される。
しかし、欠落部18bが検出されたときは、リトリガが
出力されないので、その前に出力されたリトリガから時
定数τが経過したときモノマルチ26の出力はLレベル
に切り換わる。
【0031】従って、モノマルチ26の出力は、図5
(D)に示すようなパルス波形となり、欠落部18bが
通過した直後にLレベルのパルスをインデックス信号と
して出力する。そのため、磁気ディスク装置では、この
インデックス信号を基準に各記録トラックに記録される
た情報を記録・再生する。
【0032】又、モノマルチ26からロータ10が1回
転する度に1パルスが出力されるため、このインデック
ス信号をカウントすることによりロータ10の回転数、
すなわちターンテーブル4及び磁気ディスク2の回転数
を計測できる。
【0033】
【発明の効果】上述の如く、本発明になる磁気ディスク
装置は、ステッピングモータを使用してターンテーブル
を回転駆動するとともに、このステッピングモータ内に
インデックス信号検出用の欠落部及びピックアップを設
けることにより、モータ外部にインデックス信号検出用
の素子を設ける必要がなく、その分設置スペースが小さ
くできる。従って、ターンテーブルを回転駆動するモー
タを選定する際に、従来から使用されているサーボモー
タあるいはステッピングモータを使用することが考慮さ
れることになり、モータの選択幅が広がり、設計の自由
度が高められる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる磁気ディスク装置の一実施例の縦
断面図である。
【図2】ステッピングモータの横断面図である。
【図3】ロータ外周に設けられた欠落部を示す拡大図で
ある。
【図4】インデックス信号検出回路の回路図である。
【図5】インデックス信号検出回路の波形図である。
【符号の説明】
1 カートリッジ 2 磁気ディスク 4 ターンテーブル 5 スピンドルモータ 10 ロータ 11 ステータ 11a〜11h 歯極 16 マグネット 17 上コア 17a,18a,19 歯 18 下コア 18b 欠落部 20a〜20h コイル 21 ピックアップ 24 2相励磁ドライバ 25 コンパレータ 26 モノステーブルマルチバイブレータ 27 パターンジェネレータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクが装着されるターンテーブ
    ルをモータにより定速回転させ、磁気ヘッドを該磁気デ
    ィスクに沿って移動させて磁気記録・再生を行う磁気デ
    ィスク装置において、 前記モータを、ロータと、該ロータの外側に環状に形成
    されたステータとを有するステッピングモータにより形
    成し、 該ステッピングモータのロータの外周に形成された複数
    の歯のうちの一つに欠落部を設け、 前記ステッピングモータのステータ間の内周に前記欠落
    部を検出するピックアップを設けてなることを特徴とす
    る磁気ディスク装置。
JP7578693A 1993-04-01 1993-04-01 磁気ディスク装置 Expired - Lifetime JP2730445B2 (ja)

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JPH06290535A JPH06290535A (ja) 1994-10-18
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JP3275038B2 (ja) * 1996-07-22 2002-04-15 ミネベア株式会社 情報記録装置の記録円盤駆動方式

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JPH06290535A (ja) 1994-10-18

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