JPH0446076B2 - - Google Patents

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JPH0446076B2
JPH0446076B2 JP56212086A JP21208681A JPH0446076B2 JP H0446076 B2 JPH0446076 B2 JP H0446076B2 JP 56212086 A JP56212086 A JP 56212086A JP 21208681 A JP21208681 A JP 21208681A JP H0446076 B2 JPH0446076 B2 JP H0446076B2
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signal
phase
circuit
pulse
rotor
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JP56212086A
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Mitsuo Uzuka
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS58117459A publication Critical patent/JPS58117459A/ja
Publication of JPH0446076B2 publication Critical patent/JPH0446076B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/487Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by rotating magnets

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、映像信号記録再生装置に関する。 一般に、映像信号記録再生装置に用いられる回
転磁気ヘツド装置の回転駆動装置では、被回転体
例えば磁気ヘツドドラム等を所定の回転位相にて
定度回転せしめるために、被回転体の回転位相と
回転速度とを検出する位相検出器および速度検出
器を配設し、各検出出力を利用して位相サーボと
速度サーボとを駆動モータに施している。また、
上記駆動モータとして用いられるブラシレスモー
タは、該ブラシレスモータのステータコイルをロ
ータマグネツトの回転角度位置に応じた所定の駆
動シーケンスに従つて順次に励磁する必要がある
ので、上記ロータマグネツトの回転角度位置を検
出するための位置検出器が配置されている。従つ
て、ブラシレスモータを用いて構成した回転駆動
装置においては、上述の如き回転位相検出器、回
転速度検出器および回転角度位置検出器等の多数
の検出器を配設しなければならず、構造が複雑で
大型化せざるを得ないばかりでなく、上記各検出
器のための結線数が多く結線作業に多大な手間を
要するとともに、各検出器による消費電力も多い
という欠点があつた。例えば、3相通電構造のブ
ラシレスモータを用いた回転磁気ヘツド装置の一
般的な構造は、第1図に示してあるように、モー
タ10側には、3相のステータコイル1,2,3
の外部接続端子T1,T2,T3が3個、ロータマグ
ネツトの回転角度位置検出器4,5,6の外部接
続端子T4,T5,T6,T7,T8,T9,T10,T11
8個で合計11個の外部接続端子が設けられ、回転
磁気ヘツドドラム20側には回転速度検出器1
1,12の外部接続端子T12,T13,T14,T15
4個、回転位相検出器13の外部接続端子T16
T17が2個で合計6個の外部接続端子が設けら
れ、総計で17本の外部結線を必要とする。そし
て、上記回転角度位置検出器4,5,6として用
いられホール素子を動作させるための動作電流に
よる電力消費量が多く、特に、小型な回転磁気ヘ
ツド装置を構成する場合に、上記電力消費がモー
タの駆動電流による電力消費量に比較して無視で
きなくなる。 なお、上記回転磁気ヘツド20側の回転位相検
出器13および回転速度検出器11,12は、例
えば第2図に示すように回転磁気ヘツドドラム2
0に配設した回転マグネツト21,22の回転軌
跡上に配設され、上記回転磁気ヘツドドラム20
の回転によつて上記各回転マグネツト21,22
が各対向位置を通過することにより、各検出信号
を出力するようになつている。上記回転位相検出
器13は、第3図Aに示すように回転磁気ヘツド
ドラム20の1回転毎に1つの検出パルスを出力
し、そのパルス位置にて回転磁気ヘツドドラム2
0の回転位相情報を与え、また回転速度検出器1
1,12は、第3図Bに示すように各検出パルス
の間隔にて回転磁気ヘツドドラム20の回転速度
情報を与える各検出パルスを出力する。また、モ
ータ10側の各回転角度位置検出器4,5,6
は、第4図に示すように8極に着磁されたロータ
マグネツト7をステータコイル1,2,3の3相
通電駆動により回転駆動する場合には、上記ロー
タマグネツト7の位相が電気角で120゜回転する毎
に各ステータコイル1,2,3に流す電流を切り
換えるとともに、最適トルクを発生するように上
記電流の切り換えタイミングの位相合わせを行な
うために、互いに電気角で120゜ずつ位相の異なつ
た第5図に示すような位置検出信号を出力するよ
うに配置されている。そして、上記各回転角度位
置検出器4,5,6の各検出器信号にて、例えば
第6図に示すようにY結線した3相のステータコ
イル1,2,3に流れる電流を切り換える各電流
切換用トランジスタ14,15,16を作動せし
めるようにしていた。 ところで、上述の如き回転磁気ヘツド装置にお
いる回転磁気ヘツドの回転を高精度に制御するに
は、回転位相検出器13と各回転速度検出器1
1,12の各機械的な取付け位置を高精度に設定
しなければならず、特に1回転当たりに1発の検
出出力を得る回転位相検出器13の取付け精度を
高める必要があり、その取付け位置調整に多大な
手間と時間を必要としていた。なお、回転速度を
検出するには、1回転当たりに多数の検出パルス
を得るようにすれば、検出精度を高めることがで
きる。 そこで、本発明は、複数極のロータマグネツト
を設けた回転子と、複数のステータコイルを設け
た固定子とを備え、駆動電流を上記複数のステー
タコイルに選択的に供給することにより上記回転
子を回転せしめるともに、上記回転子の1回転毎
に所定数のパルス信号からなる回転速度検出信号
と上記回転子の1回転毎に1つのパルス信号から
なる回転位相検出信号に基づいて回転速度及び回
転位相を制御する構成の回転駆動装置を用いた映
像信号記録再生装置において、所定ピツチの着磁
を施した多数の磁極面を有し、該磁極面が回転速
度検出用の第1の着磁部と回転位相検出用の第2
の着磁部からなり、上記回転子の全周に亘つて固
着された着磁体と、上記回転子の回転により上記
着磁体から周波数信号を得るための上記固定子に
設けられた磁気検出器と、上記複数のステータコ
イルに、起動時に所定の通電を行つて上記回転子
を安定な回転角度位置に移動させた後に、上記磁
気検出器にて得られる周波数信号に基づいて選択
的に駆動電流を供給する駆動シーケンスを進める
駆動回路と、上記磁気検出器から上記回転位相検
出信号として得られる上記第2の着磁部に応じた
上記回転子の1回転毎に1つのパルス信号に基づ
いて、上記磁気検出器から上記回転速度検出信号
として得られる上記第1の着磁部に応じた上記回
転子の1回転当たりに所定の繰り返し周波数のパ
ルス信号の位相に位相を一致せしめた位相信号を
形成する正規化回路と、該正規化回路からの位相
信号に応じて回転ヘツドの切換信号を発生するヘ
ツド切換信号発生回路とを備えたことにより、回
転子の回転速度及び回転位相の制御と回転ヘツド
の切換制御とを上記回転速度検出信号及び回転位
相検出信号に基づいて行うことができ、装置の小
型化、低消費電力化を図ることができ得、また回
転位相信号用の着磁部の機械的な取付け精度を高
める必要がなく、高精度な回転位相検出を行い、
精度の高い回転ヘツドの切換制御を行なうことが
できる映像信号記録再生装置を提供するものであ
る。 第7図および第8図は、本発明に係る映像信号
記録再生装置に用いられる回転磁気ヘツド装置の
構成例を示すものであつて、この本発明が適用さ
れた回転磁気ヘツド装置は、磁気テープを巻回さ
せこの磁気テープの走行案内をして一対の回転磁
気ヘツド31に摺接させる作用をする回転上ドラ
ム32と固定下ドラム33とから構成される案内
ドラム装置34を備え、上記回転ドラム32をブ
ラシレスモータ35の駆動軸36に直結し一体的
に組付けたものとして構成されている。 そして、案内ドラム装置34の回転上ドラム3
2およびこの回転上ドラム32に取り付けられ回
転上ドラム32とともに回転する一対の回転磁気
ヘツド31を回転駆動させるブラシレスモータ3
5は、8極に着磁されたリング状のロータマグネ
ツト37と6個のコイルにて形成した3相のステ
ータコイル38とによつて両方向通電型のものと
して構成されている。このブラシレスモータ35
の駆動軸36は、案内ドラム装置34の固定下ド
ラム33に設けた一対のベアリング39,40に
て回転自在に支持されている。そして、ロータマ
グネツト37は、上記駆動軸36の基端側に嵌合
筒部41を挿通してカシメ付ける等して上記駆動
軸36と一体化して回転するように取り付けられ
た回転円盤42の一側面側に設けた嵌合凹部43
に嵌合配設されている。また、ステータコイル3
8は、磁路材にて形成した円盤状の取り付け板4
4の一側面側にリング状に取り付けられるととも
に、上記取り付け板44を介して案内ドラム装置
34の固定下ドラム33の下端面側にビス45に
より固定され、ステータコイル38がロータマグ
ネツト37と対向するように配設されている。ま
た、駆動軸36の最下端部には、上端側の回転上
ドラム32等の重量バランス等の影響で駆動軸3
6が回転したとき偏心回転するのを防止するため
のフライホイール46が上記ロータマグネツト3
7を配設した回転円盤42の下面側にダンパ材4
7を介して設けられているとともに、上記回転円
盤42の下面外周側にリング状のFGマグネツト
48が設けられている。 なお、ロータマグネツト37、ステータコイル
38、フライホイール46等をもつて構成された
ブラシレスモータ35は、固定下ドラム33に取
り付けられるようにされたモータハウジング49
内に収納されている。このモータハウジング49
の底壁50の外周縁部には上記FGマグネツト4
8に対向するようにFGコイル51がリング状に
配設されている。 上述したように構成されたブラシレスモータ3
5の駆動軸36の上端側には、回転上ドラム32
と固定下ドラム33とからなる案内ドラム装置3
4が組付けられている。この案内ドラム装置34
の固定下ドラム33は、駆動軸36へ挿通する内
筒嵌合部52と回転上ドラム32の外筒部53と
相俟つて磁気テープの巻回摺接面を構成する外筒
部54とから構成されている。この固定下ドラム
33は、内筒嵌合部52の内周側に所定間隔を隔
てて設けられた上下一対のベアリン39,40を
介して駆動軸36を回転自在に支持している。な
お、上記一対のベアリング39,40の各外周側
リング間には、組付け時における軸方向の各内周
側リングとの組付け誤差を吸収するように作用す
るスプリング55が嵌装され、駆動36の円滑な
回転を保証するように構成されている。 また、案内ドラム装置34の回転上ドラム32
は、外周面に磁気テープが巻回摺接する外筒部5
3を有するとともに一対の回転磁気ヘツド31が
取り付けられる上ドラム本体56と、この上ドラ
ム本体56に内包される如く配設されて駆動軸3
6に取り付けられる上ドラム支持体57とから構
成されている。この上ドラム支持体57は、中央
部に膨出形成した嵌合部58に穿設した貫通孔5
9を介して駆動軸36に挿通され、上記駆動軸3
6の上端側にカシメ付け等の方法により取り付け
られて、該駆動軸36と一体回転するようになさ
れている。一方、上記上ドラム本体56も、中心
部に穿設した貫通孔60を介して駆動軸36に挿
通され、上記駆動軸36の上端側にカシメ付け等
の方法により取り付けられて、該駆動軸36と一
体回転するようになされている。このように駆動
軸36と一体回転するように取り付けられた上ド
ラム本56は、内筒部61の下端縁を上ドラム支
持体57の筒体部62の外周に設けた係止段部6
3に突き当てられることにより支持されて、固定
下ドラム33に対する取り付け位置の規制がなさ
れて取り付けられている。そして、回転上ドラム
32の外筒部53と固定下ドラム33の外筒部5
4との間〓部分に一対の回転磁気ヘツド31の先
端が臨む間〓が寸法精度良く形成されている。 なお、一対の回転磁気ヘツド31は、磁気ギヤ
ツプを設けたヘツドチツプとこのヘツドチツプを
支持するヘツドチツプ支持板65とから構成さ
れ、そのヘツドチツプ支持板65が上ドラム本体
56の内筒部61と外筒部53とを連結する連結
部64の下面側に固定ネジ66により取り付け固
定されている。このように取り付けられるヘツド
チツプ支持板65に支持されたヘツドチツプの先
端は、回転上ドラム32の外筒部53と固定下ド
ラム33の外筒部54とによつて形成される間〓
からわずかに突出され、上記各外筒部53,54
の周面に巻回されて走行する磁気テープと摺接さ
れるようになされている。また、上ドラム本体5
6の連結部64には、各回転磁気ヘツド31のヘ
ツドチツプ支持板65と当接するダンパー67が
設けられ、例えばバイモルフ板等により構成され
たヘツドチツプ支持板65が振動したときの過振
動を防止するようになされている。 さらに、回転上ドラム32を構成する上ドラム
支持体57の筒体部62の下端縁側に設けたフラ
ンジ部68とこのフランジ部68と対向する固定
下ドラム33の外筒部54と内筒嵌合部52の間
を連結する連結部69ととの間には、ロータリー
トランス70が設けられている。このロータリー
トランス70は、2個のフエライト等の磁気コア
71,72を対向配設し、これら磁気コア71,
72の対向面71a,72aに2組の結合コイル
を取り付けて構成されるものである。すなわち、
これら2組の結合コイルは、固定側の磁気コア7
1に設けられた2個の1次コイルと、回転側の磁
気コア72に設けられた2個の2次コイルとがそ
れぞれ磁気的に結合して、トランスを構成してい
る。従つて、上記ロータリーランス70は、固定
側の磁気コア71を固定下ドラム33に設け、回
転側の磁気コア72を上ドラム支持体57側に設
けた構成となつている。 上述の如き構成の回転磁気ヘツド装置におい
て、FGマグネツト48は、第9図に示すように、
一定の繰り返しピツチλMにてN極およびS極が
順次着磁された第1の磁極面481と、上記ピツ
チλMの半分のピツチλM/2にてN極およびS極
が順次着磁された第2の磁極面482とによつ
て、リング状の信号トラツクを形成したものであ
る。また、FGコイル51は、第10図に示すよ
うに、上記FGマグネツト48の各着磁ピツチ
λM,λM/2にそれぞれ一致したピツチλC,λC
2にて折り返された折線パターン状の第1の検出
コイル部511と第2の検出コイル部512とを
直列接続した構成となつている。上述の如き定ピ
ツチλC,λC/2にて形成したFGコイル51の各
検出コイル部511,512は、それぞれ上記ピ
ツチλC,λC/2に対応するFGマグネツト48の
各着磁面481,482から発生される所定ピツ
チλM,λM/2の各信号磁界に対して、それぞれ
波長選択性を呈するので、上記FGマグネツト4
8とFGコイル51とを相対移動せしめることに
より、第1の検出コイル部511の出力端子51
A,51B間には第11図Aに示すような周波数
信号FGが誘起され、第2の検出コイル部512
の出力端子51B,51C間には第11図Bに示
すような位相信号PGが誘起される。なお、上記
FGコイル51は、第12図に示すように帯状の
フレキシブルプリント基板510上に各検出コイ
ル部511,512を形成し、上記フレキシブル
プリント基板510を円筒状の湾曲せしめるよう
にしたものでも良い。この場合、FGマグネツト
48は、その外周面に各磁極面481,482を
形成したものが用いられる。 このように、波長選択性を有するFGコイル5
1を用いれば、FGマグネツト48により同一信
号トラツク上に発生される周波数信号用の信号磁
界と位相信号用の信号磁界とを上記FGコイル5
1の各検出コイル部511,512にて検出する
ことができる。また、第1の検出コイル部511
にて得られる周波数信号FGは、FGマグネツト4
8の第1の磁極面481の着磁ピツチλMに誤差
があつたとしても、その差が平均化されるので、
極めて高精度な速度情報を有するものとなる。 次に、第13図は上記実施例における電気的な
構成を示すブロツク図である。第13図におい
て、110はFGコイル51の第1の検出コイル
部511にて得られる周波数信号FGをパルス化
する第1の波形整形回路、120は同じく第2の
検出コイル部512にて得られる位相信号PGを
パルス化する第2の波形整形回路であり、各波形
整形回路110,120は第14図の回路図に示
すような構成となつている。 すなわち、第1の波形整形回路110は、FG
コイル51の第1の検出コイル部511の出力端
子51A,51B間に得られる例えば第15図A
に示す如き周波数信号FGが入力増幅用トランジ
スタ111を介して2個のトランジスタ112,
113にて形成したシユミツトトリガ回路114
に供給されており、該シユミツトトリガ回路11
4にて上記周波数信号FGを波形整形することに
より第15図Cに示す如きFGパルスFGPを得
て、このFGパルスFGPを出力増幅用トランジス
タ115を介して出力する。また、第2の波形整
形回路120は、FGコイル51の第2の検出コ
イル部512の出力端子51B,51C間に得ら
れる例えば第15図Bに示す如き波形の位相信号
PGが入力増幅器121を介してダイオード12
2と演算増幅器123にて形成したピーク検波回
路124に供給されており、該ピーク検波回路1
24にて上記位相信号PGを波形整形することに
より第15図Dに示す如きPGパルスPGRSを得
て出力するようになつている。 また、第13図において、130は一対の回転
磁気ヘツド31を各フイールド期間に対応して選
択切り換えするためのRFスイツチングパルス
RFSWを形成するパルス発生器である。このパ
ルス発器130は、第16図に具体的な回路構成
を示してあるように、4個のフリツプフロツプ回
路132,133,134,135を縦続接続し
た4ビツトカウンタと、この4ビツトカウンタか
らのパラレル出力信号をデコードしてトリガー信
号を形成するデコーダ136と、上記デコーダ1
36によるデコード出力信号にてトリガーされる
フリツプフロツプ回路137とから成る。上記4
ビツトカウンタの初段のフリツプフロツプ回路1
32には、上記第1の波形整形回路110にて得
られるFGパルスFGPがクロツク信号としてバツ
フア用のインバータ131を介して供給されてい
る。また、上記4ビツトカウンタの各フリツプフ
ロツプ回路132,133,134,135に
は、上記第2の波形整形回路120にて得られる
PGパルスPGSがクリヤ信号として供給されてい
る。そして、このパルス発生器130は、上記4
ビツトカウンタのパラレル出力信号をデコーダ1
36にてデコードすることにより、上記FGパル
スFGPに同期化したPGパルスPGRSに相当する
トリガー信号を得て、出力側のフリツプフロツプ
回路137から、第15図Eに示すように上記
FGパルスFSPの位相に位相を一致せしめたRFス
イツチングパルスRFSWを出力するようになつ
ている。上記FGパルスFGPはブラシレスモータ
35の駆動軸36の回転角を多数分割(この例で
は16分割)したタイミングで得られ、しかも、こ
の実施例では、FGコイル51の波形選択性によ
つて極めて高精度に得られるので、上記駆動軸3
6の1回転毎に1発のPGパルスPGRSを直接用
いてRFスイツチングパルスRFSWを形成するの
に比較して、上記FGパルスFGPにて正規化する
ことによりRFスイツチングパルスRFSWの精度
を高めることができる。しかも、PGパルス
PGRSを得るための位相信号用の信号磁界の精度
を高める必要が無い。 さらに、第13図において、200はブラシレ
スモータ35の駆動回路であり、この駆動回路2
00は、起動回路210、3相分配回路230、
6相分配回路250、前置増幅回路270および
電流切換回路280から成り、上記第1の波形整
形回路110にて得られるFGパルスFGPによつ
て所定の駆動シーケンスを進めて、各ステータコ
イル38の3相両方向通電による駆動を行なうよ
うになつている。 ここで、3相のステータコイル38U,38
V,38Wは、3相両方向通電を行なつた場合、
第17図Aに示すような各トルクをそれぞれ発生
する。第1のステータコイル38Uは、順方向に
駆動電流Uが通電されると第17図A中に太い1
点鎖線にて示すような鎖交磁束によるトルクを発
生し、また、逆方向に駆動電流が通電される
と、細い1点鎖線にて示すような鎖交磁束による
トルクを発生する。同様に、第2のステータコイ
ル38Vは、順方向の駆動電流Vにより第17図
A中に太い破線にて示すような鎖交磁束によるト
ルクを発生し、また、逆方向の駆動電流により
細い破線にて示すような鎖交磁束によるトルクを
発生する。また、第3のステータコイル38W
は、第17図A中に太い2点鎖線と細い2点鎖線
とにて示すような鎖交磁束によるトルクを順方向
と逆方向の各駆動電流W,により発生する。そ
して、この実施例では、第1表に示すステツプ1
ないしステツプ12の駆動シーケンスに従つて上
記3相のステータコイル38U,38V,38W
に流す駆動電流を切り換え制御することによつて
両方向通電駆動し、ロータマグネツト37に設け
た駆動軸36に回転トルクを与える。
【表】 ここで、上記第1表に示した駆動シーケンスに
よる3相のステータコイル38U,38V,38
Wの両方向通電駆動は、通常のブラシレスモータ
と同様に、ロータマグネツトの回転角度位置に応
じて進められる必要がある。そこで、この実施例
においては、起動回路210により、ブラシレス
モータ35の起動時に、先ず上記駆動シーケンス
のステツプ11の通電を行なう。すなわち、第1
のステータコイル38Uに逆方向駆動電流を通
電するとともに第2のステータコイル38Vに順
方向駆動電流Vを通電する。上記ステツプ11の
通電を行なうと、各ステータコイル38U,38
Vにより第17図A中に太い実線にて示すような
鎖交磁束によるトルクがロータマグネツト37に
与えられる。上記ロータマグネツト37は、上記
ステツプ11の通電によつて与えられるトルクに
より、第17図A中に示す点Pなる安定点の回転
角度位置に移動されることになる。なお、上記ス
テツプ11の通電によりロータマグネツト37に
与えられるトルクは、第17図A中に示す点Qに
おいても零になるのであるが、この点Qの回転角
度位置は不安定位置であるので、仮に上記点Qな
る回転角度位置にロータマグネツト37が停止し
ていたとしても、後述する再起動操作によつて、
上記ロータマグネツト37は安定点Pの回転角度
位置に移動されることになる。 そして、上記起動回路210では、上記ステツ
プ11の通電によりロータマグネツト37が安定
点Pなる回転角度位置に移動してから、歩進パル
スAPを発生して、ステツプ12の通電を行なう
ことにより、ブラシレスモータ35を起動して、
上記ステツプ1からステツプ12の駆動シーケン
スを順次に進め、3相のステータコイル38U,
38V,38Wにてロータマグネツト37に回転
トルクを与える。この回転トルクによつて駆動軸
36が回転すると、FGマグネツト48も上記駆
動軸36とともに一体的に回転するので、FGコ
イル51の第1の検出コイル部511から第17
図Bに示すような周波数信号FGが得られ、該周
波数信号FGを上記第1の波形整形回路110に
て波形整形した第17図Fに示す如きFGパルス
FGPによつて上述の駆動シーケンスを進めるこ
とができる。 第18図は上記起動回路210の具体的な回路
構成を示す回路図であり、起動時に電源が投入さ
れると、第1のモノステーブルマルチバイブレー
タ211からTAなるパルス幅の第17図Cに示
す如き起動パルスRS1を出力し、該起動パルス
RS1によつて上述のステツプ11の通電を行なわ
せる。そして、上記第1のモノステーブルマルチ
バイブレータ211の肯定出力信号にてトリガー
される第2のモノステーブルマルチバイブレータ
212の肯定出力信号により第3のモノステーブ
ルマルチバイブレータ213をトリガーし、該第
3のモノステーブルマルチバイブレータ213か
ら第17図Dに示す如き歩進パルスAPを得る。
また、上記第3のモノステーブルマルチバイブレ
ータ213の肯定出力信号にてトリガーされる第
4のモノステーブルマルチバイブレータ214
は、その肯定出力信号にて上記第1のモノステー
ブルマルチバイブレータ211をトリガーするこ
とにより、該第1のモノステーブルマルチバイブ
レータ211からの起動パルスRS1による起動動
作が1回で行なえなかつた場合に、再起動動作を
自動的に行なわせる。また、上記第4のモノステ
ーブルマルチバイブレータ214は、リトリガー
タイプのもので、そのリトリガー入力端子に上記
パルス発生器130のインバータ131にて極性
反転されたFGパルスが供給されるようにな
つている。この第4のモノステーブルマルチバイ
ブレータ214は、上記FGパルスにてリト
リガーされることにより、その肯定出力信号が論
理「1」の状態を保持するので、起動動作により
ロータマグネツト37が回転し始めると、上記各
マルチバイブレータ211,213による起動パ
ルスRS1および歩進パルスAPの発生を自動的に
止める働きをする。また、上記第4のモノステー
ブルマルチバイブレータ214は、後述する第1
9図に示す如き構成の起動確認回路220からの
起動確認信号RVCLがクリヤ端子に供給されてお
り、上記起動動作が正常に行なわれなかつた場合
に、再び上記第1のモノステーブルマルチバイブ
レータ211をトリガーして、再起動動作を行な
わせる働きをするようになつている。 また、この起動回路210において、上記第1
のモノステーブルマルチバイブレータ211から
の否定出力信号と第4のモノステーブルマルチバ
イブレータ214からの否定出力信号とにてトリ
ガーされるR・Sフリツプフロツプ回路215
は、上記起動パルスRS1によつて上記ステツプ1
1の通電を行なつている期間TA中に、ロータマ
グネツト37の回転によるFGパルスFGPにて駆
動シーケンスが進められてしまうのを阻止するた
めのものである。このR・Sフリツプフロツプ2
15の出力信号をゲート信号とするNANDゲー
ト216を介してFGパルスがORゲート2
17に供給され、該ORゲート217を介して上
記歩進パルスAPとFGパルスFGPとの負論理積
を駆動シーケンスを進めるための第17図Gに示
す如きタイミングパルス信号MTPとして出力す
るようになつている。 ここで、第19図に示した起動確認回路220
は、後述する第20図に示す如き構成の3相分配
回路230から供給されるU位相信号をクロツク
信号としてカウンタ動作を行なう4進カウンタ2
21と、該カウンタ221からのパラレル出力信
号が供給される3入力NANDゲート222と、
該NANDゲート22からのゲート出力信号が所
定のパルス幅以上のものであるか否かを判定する
パルス幅比較回路223と、該パルス幅比較回路
223からの比較出力信号にてトリガーされるモ
ノステーブルマルチバイブレータ224とから構
成されている。上記起動確認回路220は、パル
ス幅比較回路223にて、起動後にロータマグネ
ツト37が正規の回転数にて回転しているか否か
の判定を行ない、上記回転数が正規の回転数に到
つていないときにモノステーブルマルチバイブレ
ータ224をトリガーして、第17図Eに破線で
示すような起動確認信号RVCLを否定出力信号と
して得て、該起動確認信号RVCLにて起動回路2
10の第4のモノステーブルマルチバイブレータ
214の動作をクリヤせしめ、再起動動作を行な
わせる。 第20図は上記3相分配回路230の具体的な
回路構成を示す回路図であり、この3相分配回路
230は、上記起動回路210にて得られる起動
パルスRS1がクリヤ信号として供給されている2
個のフリツプフロツプ231,232にて上記タ
イミングパルス信号MTPをカウントし、後段側
のフリツプフロツプ232の肯定出力信号をU相
信号として出力する。なお、上記各フリツプフロ
ツプ231,232にて構成したカウンタ回路に
は、そのパラレル出力信号と上記タイミングパル
ス信号MTPとが3入力NANDゲート233を介
してクリヤ信号としてORゲート234を介して
供給されている。また、上記フリツプフロツプ2
31,232にて構成したカウンタ回路からのパ
ラレル出力信号に基づいて、第1のフリツプフロ
ツプ回路235にてV相信号を形成し、第2のフ
リツプフロツプ回路236にてW相信号を形成し
ている。上記V相信号を形成するための第1のフ
リツプフロツプ回路235は、3入力ORゲート
237と2入力ORゲート238とから成り、各
ORゲート237,238のゲート出力信号を互
いに他の第1の入力信号として供給することによ
りフリツプフロツプ動作を行なうようになつてい
る。そして、上記フリツプフロツプ回路235を
構成している3入力ORゲート237には、上記
カウンタ回路の各フリツプフロツプ231,23
2の肯定出力信号が供給されているNANDゲー
ト239のゲート出力信号が第2の入力信号とし
て供給され、上記起動パルスRS1が第3の入力信
号として供給されている。また、2入力ORゲー
ト238には、上記カウンタ回路の初段のフリツ
プフロツプ231の肯定出力信号と上記タイミン
グパルス信号MTPとが供給されているNANDゲ
ート240のゲート出力信号がインバータ241
を介して供給されているとともに後段側のフリツ
プフロツプ232の否定出力信号が供給される
NANDゲート242のゲート出力信号が第2の
入力信号として供給されている。上記各ORゲー
ト237,238にて構成したフリツプフロツプ
回路235は、3入力ORゲート237の第2、
第3の入力信号をリセツト信号とし、また、2入
ORゲート238の第2の入力信号をセツト信号
とするR・Sフリツプフロツプの動作を行なつて
V相信号を出力する。また、第2のフリツプフロ
ツプ回路236は、2入力ORゲート243と3
入力ORゲート244とから成り、上記2入力
ORゲート243の第2の入力信号をリセツト信
号とし、3入力ORゲート244の第2、第3の
入力信号をセツト信号とするR・Sフリツプフロ
ツプの動作を行なうように構成されている。上記
2入力ORゲート243には、上記カウンタ回路
の初段側のフリツプフロツプ231の肯定出力信
号と後段側のフリツプフロツプ232の否定出力
信号と上記第1のフリツプフロツプ回路235か
らのV相信号とが供給されている3入力NAND
ゲート245のゲート出力信号が第2の入力信号
すなわちリセツト信号として供給されている。ま
た、3入力ORゲート244には、上記起動パル
スRS1が第2の入力信号として供給されており、
さらに、上記カウンタ回路の初段側のフリツプフ
ロツプ231の否定出力信号と後段側のフリツプ
フロツプ232の肯定出力信号と上記第1のフリ
ツプフロツプ回路235からの相信号と上記タ
イミングパルス信号MTPとが供給されている4
入力NANDゲート246のゲート出力信号が第
3の入力信号として供給されている。上述の如き
構成の3相分配回路230は、第17図Hに示す
如き3相信号を出力する。 なお、上記第1、第2のフリツプフロツプ回路
235,236にて得られる各相信号は、ブラシ
レスモータ35の逆転駆動時に切換スイツチ24
8,249の切り換え操作にて互いに他の相信号
とて用いられる。 第21図は上記6相分配回路250の具体的な
回路構成を示す回路図であり、この6相分配回路
250は、3個のインバータ251,252,2
53と6個のNANDゲート254,255,2
56,257,258,259とから成り、上記
3相分回路230から供給される3相信号を6相
に分配した6相信号HLHLHL
を各NANDゲート254,255,256,2
57,258,259から出力する。そして、上
記6相信号HLHLHLが前置増
幅器270を介して第22図に示す如き回路構成
の電流切換回路280の各スイツチングトランジ
スタ281,282,283,284,285,
286のベースに供給されることによつて、各ス
テータコイル38U,38V,38Wに上述の如
き駆動シーケンスに従つた第17図Iに示す如き
の各駆動電流が流される。 すなわち、上述の如き実施例においては、駆動
回路200の起動回路210の動作によつて、起
動時の起動期間TA中に第1のステータコイル3
8Uと第2のステータコイル38Vと通電するこ
とにより、ロータマグネツト37を駆動シーケン
スの基準位置となる安定点Pまで回転し、該基準
位置から所定の駆動シーケンスを進めるので、ロ
ータマグネツト37の回転による周波数信号FG
にて該ロータマグネツト37の回転角度位置を確
実に算出して、該周波数信号FGに基づいて上記
駆動シーケンスを進めることができる。ここで、
上記ロータマグネツト37には、上述の如き駆動
回路200の動作により第17図Jに示す如きの
駆動トルクが与えられることになる。 そこで、上述の如き実施例では、第23図の模
式図に示すように、原理的にブラシレスモータ3
5側にFGコイル51とステータコイル38U,
38V,38Wとの外部接続用の6個の端子Ta
Tb,Tc,Td,Te,Tfについて外部結線を行なえ
ば良いので、結線作業を極めて簡略化でき、しか
も、案内ドラム装置34側には何らの検出器を設
ける必要がないので、装置全体の小型化が可能で
ある。また、上記FGコイル51は、FGマグネツ
ト48の1つの信号トラツクをトレースして、そ
の第1の検出コイル部511から周波数信号FG
を発生し、その第2の検出コイル部512から位
相信号PGを発生することができる。上記FGコイ
ル51にて得られる周波数信号FGおよび位相信
号PGは、ブラシレスモータ35の速度サーボと
位相サーボに用いることができるばかりでなく、
上記周波数信号FGに基づいてロータマグネツト
37の回転角度位置に応じた3相両方向通電によ
る駆動シーケンスを進めることができる。 なお、上述の実施例では、波長選択性を有する
FGコイル51にてFGマグネツト48の信号磁界
を検出して周波数信号FGと位相信号PGを得て、
上記周波数信号FGに位相を正規化したRFスイツ
チングパルスRFSWを得るようにしていたが、
本発明は上述の実施例にのみ限定されるものでな
く、多くの変形例を含むものである。 第24図および第25図に示す実施例は、一定
ピツチλ0で着磁されたFGマグネツト480によ
る信号磁界をホール素子510にて検出し、各波
形成形回路600,700からFGパルスFGPと
PGパルスPGRSを得て、該PGパルスPGRSをFG
パルスFGPに同期せしめることによりFGパルス
FGPの位相を一致せしめたRFスイツチパルス
RFSWをパルス発生器800から出力するよう
にしたものである。 この実施例におけるFGマグネツト480は、
着磁ピツチλ0に等しい繰り返し周波数の周波数信
号磁界を発生するとともに、その信号トラツクを
形成する各着磁部N,Sに局部的(第24図中に
N,Sの部分)に強い着磁部を施すことにより位
相信号用磁界を発生するようになつている。 すなわち、この実施例では、磁界の強さに対応
するホール素子510にて磁気検出を行うので、
信号磁界を局部的に強めることによつて、位相情
報を与えるようにしている。 上記FGマグネツト480の信号トラツクに対
向して配置したホール素子510からは、第26
図Aに示す如き周波数信号FGが得られる。 そして、第1の波形成形回路600では、上記
周波数信号FGについて第1、第2の演算増幅器
611,612にて構成したゼロクロス検出回路
613でゼロクロス検出を行い、その検出出力を
出力増幅用トランジスタ614にて増幅して、第
26図Bに示す如きFGパルスFGPを出力する。
また、第2の波形整形回路700では、上記周波
数信号FGについて、演算増幅器710と2個の
ダイオード711,712にて構成した両波整流
回路713で両波形整流を行うことにより第26
図Cに示す如き整流出力F1を得るとともに、演
算増幅器714と2個のダイオード715,71
6とコンデンサ717にて構成したピークホール
ド回路718で上記整流出力F1についてのピー
クホールド出力F2を得て、このピークホールド
出力F2の信号レベルを2個の分割抵抗721,
722にて数%程度低下せしめたスレシユホール
ドレベルLSとして、レベル比較器730にて上記
整流出力F1のレベル検出を行うことによつて、
該レベル比較730から第26図Dに示す如き
PGパルスPGRSを出力する。そして、パルス発
生器800では、上記パルスPGRSにてクリアさ
れる4ビツトカウンタ810にて上記FGパルス
FGPを計数し、上記4ビツトカウンタ810か
らのパラレル出力信号をデコーダ811にてデコ
ーして得られるトリガー信号によりR・Sフリツ
プフロツプ回路812をトリガーすることによつ
て、該R・Sフリツプフロツプ回路812か第2
6図Eに示す如きRFスイツチングパルスRFSW
を出力する。 上述の如きホール素子510にて得られる周波
数信号FGのピーク検出を行つてPGパルスPGRS
を得る第2の波形整形回路700では、上記周波
数信号FGの信号レベル変動や波形歪み、レベル
比較器730のスレシユホールドレベルの変動あ
るいは各増幅器のオフセツトや温度ドリフト等に
よつて、PGパルスPGRSの精度を十分に高める
ことが困難である。しかし、この実施例のよう
に、FGパルスFGPの位相に位相を一致せしめて
PGパルスPGRSからRFスイツチングパルス
RFSWを形成すれば、上記PGパルスPGRSの精
度は問題になることがなく、FGパルスFGPの精
度に従つた高精度のRFスイツチングパルス
RFSWを得ることができる。 上述の実施例の説明から明らかなように、本発
明では、回転速度検出用の第1の着磁部と回転位
相検出用の第2の着磁部からなり、回転子に固着
された着磁体と固定子に設けられた磁気検出器に
よつて回転速度検出信号及び回転位相検出信号を
検出し、回転子の回転速度及び回転位相制御を行
うことができると共に、上記回転位相検出信号と
して得られる上記第2の着磁部に応じた回転子の
1回転毎に1つのパルス信号に基づいて、上記回
転速度検出信号として高精度で得られる上記第1
の着磁部に応じた回転子の1回転当たりに所定の
繰り返し周波数のパルス信号の位相に位相を一致
せしめた位相信号を形成し、この位相信号に応じ
て回転ヘツドの切換信号を発生することにより、
回転子の回転毎に1つ発生するパルス信号を直接
用いて回転ヘツドの切換信号を形成するの比較し
て、回転ヘツドの切換信号の精度を高めることが
できる。すなわち、回転子の回転速度及び回転位
相の制御と回転ヘツドの切換制御とを上記回転速
度検出信号及び回転位相信号に基づいて行うこと
ができ、装置の小型化、低消費電力化、結線数の
削減が可能になる。しかも、回転位置検出信号を
得るための着磁部の精度を高める必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は映像信号記録再生装置に
用いられる一般的な回転磁気ヘツド装置を説明す
るための図面であり、第1図は回転磁気ヘツド装
置に設けられる各種検出器の配設状態を示す模式
図、第2図は位相検出器および速度検出器の配設
状態を示す模式的な平面図、第3図は位置検出信
号および速度検出信号の波形図、第4図はロータ
マグネツトの回転角度位置検出部の構成を模式的
に示す平面図、第5図はステータコイルに流す駆
動電流の波形図、さらに、第6図はステータコイ
ルに流す駆動電流を切り換えるための電気的な構
成を示す回路図である。第7図ないし第23図は
本発明に係る映像信号記録再生装置に用いられる
回転磁気ヘツド装置の構成例を説明するための図
面であり、第7図はこの実施例における回転磁気
ヘツド装置の機械的な構成を示す一部切欠縦断面
図、第8図は同じく要部分解斜視図、第9図はこ
の実施例に用いたFGマグネツトの着磁状態を示
す模式的な平面図、第10図は同じくFGコイル
の平面図、第11図は上記FGコイルにて得られ
る周波数信号および位相信号を示す波形図、第1
2図は上記実施例に適用されるFGマグネツトお
よびFGコイルの変形例を示す外観斜視図、第1
3図は上記実施例の電気的な構成を示す回路図、
第14図は上記実施例においてFGパルスおよび
PGパルスを得るための各波形整形回路の具体的
な回路構成を示す回路図、第15図は上記波形整
形回路の動作を説明するための波形図、第16図
は上記実施例においてRFスイツチングパルスを
得るためのパルス発生器の具体的な回路構成を示
す回路図、第17図は上記実施例のモータ駆動回
路の動作を説明するためのタイムチヤート、第1
8図は上記実施例における起動回路の具体的な回
路構成を示す回路図、第19図は同じく起動確認
回路の具体的な回路構成を示す回路図、第20図
は同じく3相分配回路の具体的な回路構成を示す
回路図、第21図は同じく6相分配回路の具体的
な回路構成を示す回路図、第22図は同じく電流
切換回路の具体的な回路構成を示す回路図、第2
3図は上記実施例における駆動制御に原理的に必
要な各検出器の配設状態を示す模式図である。第
24図および第25図は本発明に係る映像信号記
録再生装置の回転磁気ヘツド装置の構成例を説明
するための図面であり、第24図はこの実施例に
おけるFGマグネツトとホール素子の配設位置関
係を示す要部外観斜視図、また、第25図はこの
実施例の電気的な構成を示す回路図、第26図は
上記実施例の動作を説明するための波形図であ
る。 35……ブラシレスモータ、36……駆動軸、
37……ロータマグネツト、38U,38V,3
8W……ステータコイル、48,480……FG
マグネツト、481,482……FGマグネツト
の各着磁面、51……FGコイル、511,51
2……FGコイルの各検出コイル部、110,1
20,600,700……波形整形回路、13
0,800……パルス発生器、200……モータ
駆動回路、510……ホール素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数極のロータマグネツトを設けた回転子
    と、複数のステータコイルを設けた固定子とを備
    え、駆動電流を上記複数のステータコイルに選択
    的に供給することにより上記回転子を回転せしめ
    るとともに、上記回転子の1回転毎に所定数のパ
    ルス信号からなる回転速度検出信号と上記回転子
    の1回転毎に1つのパルス信号からなる回転位相
    検出信号に基づいて回転速度及び回転位相を制御
    する構成の回転駆動装置を用いた映像信号記録再
    生装置において、 所定ピツチの着磁を施した多数の磁極面を有
    し、該磁極面が回転速度検出用の第1の着磁部と
    回転位相検出用の第2の着磁部からなり、上記回
    転子の全周に亘つて固着された着磁体と、 上記回転子の回転により上記着磁体から周波数
    信号を得るための上記固定子に設けられた磁気検
    出器と、 上記複数のステータコイルに、起動時に所定の
    通電を行つて上記回転子を安定な回転角度位置に
    移動させた後に、上記磁気検出器にて得られる周
    波数信号に基づいて選択的に駆動電流を供給する
    駆動シーケンスを進める駆動回路と、 上記磁気検出器から上記回転位相検出信号とし
    て得られる上記第2の着磁部に応じた上記回転子
    の1回転毎に1つのパルス信号に基づいて、上記
    磁気検出器から上記回転速度検出信号として得ら
    れる上記第1の着磁部に応じた上記回転子の1回
    転当たりに所定の繰り返し周波数のパルス信号の
    位相に位相を一致せしめた位相信号を形成する正
    規化回路と、 該正規化回路からの位相信号に応じて回転ヘツ
    ドの切換信号を発生するヘツド切換信号発生回路
    とを備えることを特徴とする映像信号記録再生装
    置。
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