JPH05242592A - ディスク装置 - Google Patents
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- JPH05242592A JPH05242592A JP4080486A JP8048692A JPH05242592A JP H05242592 A JPH05242592 A JP H05242592A JP 4080486 A JP4080486 A JP 4080486A JP 8048692 A JP8048692 A JP 8048692A JP H05242592 A JPH05242592 A JP H05242592A
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
- G11B5/5526—Control therefor; circuits, track configurations or relative disposition of servo-information transducers and servo-information tracks for control thereof
- G11B5/553—Details
- G11B5/5534—Initialisation, calibration, e.g. cylinder "set-up"
Landscapes
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Abstract
時におけるトラックゼロ検出の誤りを防ぐ。 【構成】 フロッピーディスク装置2の中に、起動制御
回路20を設ける。この起動制御回路20は、ホスト装
置1から送出されたステップパルスとデレクション信号
を制御してステッピングモータ制御駆動回路9に送る。
即ち、この起動制御回路20はステップパルス制御のた
めのANDゲート回路26とデレクション信号制御のた
めのNANDゲート31を有し、電源オン時に、誤差を
有するトラックゼロセンサ10がトラックゼロを示す出
力を発生している時にホスト装置1からステップアウト
を示すデレクション信号が発生した時に、ステップアウ
トのデレクション信号をNANDゲート31で禁止し、
この代りにステップインを示す信号を制御駆動回路9に
与える。
Description
又はこれに類似のデータ変換(記録/再生)用ディスク
装置に関する。
源オン時に磁気ヘッドを最外周のトラックゼロ(基準ト
ラック)に位置決めすることが必要である。電源オン時
にトラックゼロにヘッドを位置決めする方法として次の
2つがある。 (1) フロッピーディスク装置が電源オン検出回路を
備えてホスト装置とは無関係に内部的にリキャリブレー
ション信号を作成し、自動的にトラックゼロにヘッドを
位置決めする。 (2) ホスト装置の指令に基づいてリキャリブレーシ
ョン動作し、トラックゼロにヘッドを位置決めする。
スク装置側で電源オン時に自動的にリキャリブレーショ
ンする方式は、フロッピーディスク装置にリキャリブレ
ーション回路を設けるために、このフロッピ−ディスク
装置を含むシステムの電源オン時に、システムの他の部
分の電力消費と共にリキャリブレ−ションに基づく電力
消費が同時に生じるので、システムの電源容量を大きく
設定しなければならないという問題がある。 後者のホ
スト装置がリキャリブレーション信号を発生するもの
は、リキャリブレ−ションを電源オンよりも遅らせるこ
とができるので、前者の方式の問題点を解決できる。し
かし、フロッピーディスク装置が接続されるホスト装置
には種々の形式のものがある。即ち、電源オン時にフロ
ッピーディスク装置がどのような状態であっても確実に
ヘッドをトラックゼロに位置決めできるように配慮され
たホスト装置ばかりではなく、電源オン時にステッピン
グモータをステップアウト動作させるのみのホスト装置
もある。電源オン時のステップアウトさせるのみのホス
ト装置は、フロッピーディスク装置から得られるトラッ
クゼロ検出信号に応答してステップアウト動作を中止す
る。このようにホスト装置が電源オン時にステップアウ
トを示すデレクション信号を発生する方式である場合、
フロッピーディスク装置の内部に設けられている検出誤
差を持つトラックゼロセンサがトラックゼロを示す出力
を発生している時にホスト装置が誤まったトラックゼロ
検出信号を受け取ることがある。
は、トラックゼロを正確に検出するために、例えば、特
開昭59−185073号公報又は米国特許第4,59
4,620号に示されているようにトラックゼロセンサ
の出力と、ホスト装置から与えられるステップアウトを
示すデレクション信号と、ディスクのトラックゼロに対
応する励磁状態を示す信号との論理積によってトラック
ゼロを検出し、ホスト装置に通知する。もし、トラック
ゼロセンサがトラックゼロを示す出力を発生する区間
に、真のトラックゼロ以外の別のトラック位置において
もトラックゼロに対応する特定励磁状態と同一の励磁状
態があれば、ここで誤まってトラックゼロを示す信号が
ホスト装置に通知され、正確なシーク動作が不可能にな
る。
るヘッドの基準トラックへの位置決めを誤りなく行うこ
とができるディスク装置を提供することにある。
の本発明は、基準トラック及びこの基準トラックの内側
又は外側に配置された複数の有効トラックとが同心円状
に配置された記録媒体ディスクを回転するためのディス
ク回転手段と、前記ディスクとの相対的走査運動で信号
を記録/又は再生するための信号変換器と、前記信号変
換器を前記基準トラックから前記有効トラックに向う第
1の方向とこれと逆の第2の方向とに移動させるための
ものであって複数の巻線を備えており、且つ前記巻線の
特定された励磁状態におけるロータの角度位置が前記デ
ィスクの前記基準トラックに対応するように配置された
ステッピングモータと、前記ステッピングモータの角運
動を前記信号変換器の直線運動に変換する運動方向変換
手段と、前記ステッピングモータを制御するためのステ
ップパルスを発生するステップパルス発生手段と、前記
信号変換器を前記第1の方向と前記第2の方向とのいず
れかに移動させるために前記ステッピングモータのステ
ップ動作方向を指示する方向信号を発生する方向信号発
生手段と、前記ステップパルスと前記方向信号に応答し
て前記ステッピングモータを制御及び駆動するための制
御駆動手段と、前記基準トラックに前記信号変換器がほ
ぼ対向しているか否かを検知するための基準トラックセ
ンサと、前記基準トラックセンサから得られた前記基準
トラックを示す信号と前記制御駆動手段が前記ステッピ
ングモータの前記巻線を前記特定された励磁状態に励磁
していることを示す信号と前記第2の方向に前記信号変
換器を移動させることを示す前記方向信号とが同時に得
られた時に基準トラックを示す信号を発生する基準トラ
ック検出回路と、電源スイッチを含んで電力を供給する
ための電源手段と、前記電源スイッチのオン時又はこの
近傍において前記基準トラックセンサが前記基準トラッ
クの検出を示す信号を発生している時に、前記方向信号
発生手段から前記信号変換器を前記第2の方向に移動さ
せることを示す前記方向信号が発生し且つ前記ステップ
パルス発生手段からステップパルスが発生している場合
に、前記信号変換器を前記第2の方向に移動させること
を示す前記方向信号を前記制御駆動手段に伝送すること
を禁止し、この代りに、前記信号変換器を前記第1の方
向に移動させることを示す信号を内部的に作成して前記
制御駆動回路に供給し、前記基準トラックセンサの出力
が前記基準トラックの検出を示さなくなるまで前記ステ
ッピングモータによって前記信号変換器を前記第1の方
向に移動させ、その後、前記方向信号発生手段から発生
している前記方向信号の前記制御駆動回路への供給の禁
止を解除する起動制御回路とを備えたディスク装置に係
わるものである。
クの基準として利用される。即ちステッピングモータは
信号変換器を基準トラックを基準にして目的トラックに
移動させる。従って、基準トラックはシークの上で極め
て重要な意味を有する。基準ントラックセンサは発光素
子と受光素子とインタラプタとの組み合せから成る光学
的センサ又はマイクロスイッチ等で構成され、コスト又
は制作上の関係で検出誤差を有する。このため、センサ
とは別に設けられた基準トラック検出回路によって正確
に基準トラックを検出する。起動制御回路は、電源オン
時において基準トラックセンサから基準トラックを示す
出力が発生し、且つ方向信号が第2の方向を示し、且つ
特定励磁状態であっても、直ちに基準トラックを示す信
号を発生しないで、信号変換器を第1の方向に移動して
基準トラックセンサの出力を基準トラックを示さない状
態にし、その後、方向信号に基づいて第2の方向へ信号
変換器を移動する。この結果、基準トラック検出回路か
ら誤まった検出信号が発生することが阻止され、正確な
基準トラックの検出が可能になる。
に係わるフロッピーディスク装置(FDD)を説明す
る。ホスト装置1に接続されたFDD2は、記録媒体磁
気ディスク3を回転するためのディスク回転モータ4を
有する。ディスク3に対向して信号を変換する信号変換
器としての磁気ヘッド5はキャリッジ6に支持され、デ
ィスク3の半径方向に移動自在である。ヘッド5をディ
スク3の半径方向に移動させるためにバイポーラ型の4
相ステッピングモータ7が設けられ、このロータにリー
ドスクリュー機構8が結合されている。リードスクリュ
ー機構8は周知の方法でステッピングモータ7の角運動
(回転運動)をヘッド5の直線運動に変換する。ステッ
ピングモータ7は図3に示すようにロータRTと巻線W
1 、W2を有し、巻線W1 、W2 を選択的に励磁するこ
とによりロータRTを正方向(時計回り方向)又は逆方
向(反時計回り方向)に回転させるように構成されてい
る。なお、各巻線W1 、W2 は複数の磁極に夫々分割配
置されている。このステッピングモータ7には周知の2
相励磁方式の制御駆動回路9が接続されている。
ラックゼロT0 (基準トラック)を有し、これよりもデ
ィスク内周側に有効トラックT1 、T2 …Tn が同心円
状に配置されている。なお、トラックゼロT0 よりもデ
ィスク外周側にも更にヘッド5を移動することが可能で
あるので、図2には示されていないが、トラックゼロT
0 の外側に仮想的又は実際にT-1、T-2等のマイナス番
号のトラックがあるものとする。トラックゼロT0 はシ
ークの時の基準になるものであり、電源オン時等のリキ
ャリブレーション時にヘッド5はこのトラックゼロT0
に位置決めされる。
ているか否かを検出するためにトラックゼロセンサ10
が設けられている。このトラックゼロセンサ10はキャ
リッジ6に設けられたホトインタラプタ11の通過を発
光素子12と受光素子13との組み合せで検出するよう
に構成されている。なお、このセンサ10はトラックゼ
ロT0 を検出した時に高レベル出力を発生する。このト
ラックゼロセンサ10は従来のものと同様にほぼ正負両
方向に2トラックの検出誤差を有する。
生ライン14と、ステップパルス発生ライン15と、ス
テップ方向信号(デレクション信号)発生ライン17と
を有する。これ等のライン14、15、17はすべて周
知のものであり、ドライブセレクト信号発生ライン14
はフロッピーディスク装置2の駆動期間に図5(D)に
示すように駆動を示す低レベル信号を発生する。ステッ
プパルス発生ライン15はステッピングモータ7を駆動
する時に図5(E)に示すように低レベル(負)のステ
ップパルスを発生する。方向信号発生ライン17は、ス
テッピングモータ7の回転方向即ちヘッド5の移動方向
を示す方向信号を図5(F)に示すように発生する。こ
の実施例ではヘッド5をディスク3の外側方向に送る時
に高レベルの信号を発生し、内側方向に送る時に低レベ
ルの信号を発生する。
ホスト装置1に含まれる電源スイッチ18が図5(A)
に示すようにオンになったことに応答して図5(B)の
リセット信号(初期化信号)を発生する。このリセット
信号発生回路16のリセット信号は図5(A)の電源オ
ン検出信号の遅延信号であり、この低レベル期間がリセ
ット(初期化)に使用される。なお、ホスト装置1の電
源端子19は電源スイッチ18を介してホスト装置1及
びフロッピーディスク装置2の各種の回路に接続されて
いる。
は、ステップパルス発生ライン15及び方向信号発生ラ
イン17がステッピングモータ制御駆動回路9に実質的
に直接に接続されていた。これに対して本実施例では起
動制御回路20を介して接続されている。この起動制御
回路20は、5つのNOT回路21、22、23、2
4、25と、3つのANDゲート26、27、28と、
1つのNANDゲート29と、2つのORタイプのNA
NDゲート30、31と、RSフリップフロップ32
と、15msのタイマ33とから成る。ANDゲート2
6の第1の入力端子はNOT回路21を介してドライブ
セレクト信号発生ライン14に接続され、この第2の入
力端子はNOT回路22を介してステップパルス発生ラ
イン15に接続され、この第3の入力端子はNANDゲ
ート29の出力端子に接続され、この出力端子は制御駆
動回路9に接続されている。このため、ステップパルス
は、ライン14のドライブセレクト信号が低レベル、N
ANDゲート29の出力が高レベルの時にのみANDゲ
ート26を通過して制御駆動回路9に入力する。AND
ゲート27の一方の入力端子はトラックゼロセンサ10
に接続され、この他方の入力端子はNOT回路24を介
してリセット信号発生回路16に接続され、この出力端
子はフリップフロップ32のセット端子Sに接続されて
いる。ANDゲート28の一方の入力端子はNOT回路
23を介してトラックゼロセンサ10に接続され、この
他方の入力端子はNANDゲート30に接続され、この
出力端子はフリップフロップ32のリセット端子Rに接
続されている。NANDゲート30の一方の入力端子は
リセット信号発生ライン16に接続され、この他方の入
力端子はタイマ33に接続されている。NANDゲート
29の一方の入力端子はNOT回路23を介してトラッ
クゼロセンサ10に接続され、この他方の入力端子はフ
リップフロップ32の正相出力端子Qに接続されてい
る。NANDゲート31の一方の入力端子はフリップフ
ロップ32の逆相出力端子に接続され、この他方の入力
端子は方向信号発生回路17に接続され、この出力端子
は制御駆動回路9に接続されている。タイマ33は再ト
リガ可能なモノマルチバイブレータから成り、トリガ入
力端子がANDゲート26に接続されている。このタイ
マ33は図5(K)に示すように図5(I)の最初のパ
ルスでトリガされて高レベルの出力を発生し、15ms以
内に発生する次のパルスでリトリガされ、t3 のパルス
から15ms後に低レベルに立下る。
35とNANDゲート36とから成る。ANDゲート3
5は制御駆動回路9に含まれている2相励磁方式で駆動
される4相ステッピングモータ7のA相(正相)信号端
子とB相(正相)信号端子とに接続されている。NAN
Dゲート36の第1の入力端子は方向信号発生ライン1
7に接続され、その第2の入力端子はトラックゼロセン
サ10に接続され、その第3の入力端子はANDゲート
35に接続され、その出力端子はNOT回路38とNA
NDゲ−ト37を介してホスト装置1に接続されてい
る。なお、NANDゲ−ト37の一方の入力端子はNO
T回路21に接続され、他方の入力端子はNOT回路3
8を介してNANDゲ−ト36に接続されている。従っ
て、ライン14のドライブセレクト信号が低いレベルの
期間のみトラックゼロ検出信号がホスト装置に入力す
る。
ラックゼロT0 の検出方法を示す。方向信号発生ライン
17が外周方向を示す高レベルである時に、図4(A)
に示すようにt1 時点でトラックゼロセンサ10の出力
が高レベルになっても2トラック程度の検出誤差のため
にヘッド5がトラックゼロT0 に位置しているとは限ら
ない。前述したようにこの実施例では2相励磁方式でス
テッピングモータ7が駆動されており、且つA相とB相
とが同時に励磁された時にヘッド5がトラックゼロT0
に位置するように調整されている。従って、t2 〜t3
期間で図4(B)のA相(正相)と図4(D)とB相
(正相)とが同時に励磁された時、即ち、図3において
第1のコイルW1 に+Aで示す正相電流を流し、同時に
第2のコイルW2 に+Bで示す正相電流を流した時にA
NDゲート35の出力が高レベルになり、NANDゲー
ト36の全入力が高レベルになり、この出力が低レベル
になる。
しては種々のものがある。もし、ホスト装置1が電源オ
ン時に、ヘッド5をトラックゼロセンサ10の誤差(約
2トラック)以上内周へ移動し、その後外周へ移動して
トラックゼロを検出するように構成されていれば、トラ
ックゼロT0 の正確な検出ができる。しかし、ホスト装
置1の中には電源オン時にディスク内周側にヘッド5を
移動することを指示せず、単にヘッド5をディスク外周
方向に移動することを指示するものがある。後者のホス
ト装置1が接続されている場合において、電源オン時に
ヘッド5がトラックゼロT0 よりも外側のトラックT-1
に位置しているとすれば、ホスト装置1の外周方向の指
示に従ってヘッド5は外周に移動し、トラックT-2に至
る。すると、図4のt4 〜t5 においてA相とB相の同
時励磁状態が生じ、トラックゼロ検出回路34からトラ
ックゼロを示す検出信号が得られ、トラックゼロの誤ま
った検出信号が発生する。
0が設けられているので、上述のようなトラックゼロの
検出ミスが発生しない。即ち、本実施例では、電源オン
時にヘッド5がトラックゼロT0 よりも外側のトラック
T-1に位置している状態でホスト装置1からヘッド5を
外周方向(第2の方向)に移動させるための方向信号が
ライン17に与えられたとしてもフロッピーディスク装
置2の起動制御回路20においてこれが保留され、内部
的にヘッド5を内周方向(第1の方向)に移動させる方
向信号が作成されてステッピングモータ制御駆動回路9
に与えられる。
す。図5(C)に示すようにトラックゼロセンサ10が
トラックゼロを示す高レベル状態において、図5(A)
に示すようにt0 で電源オン検出信号が発生し、図5
(B)に示すようにt1 でリセット信号が高レベルに立
上ると、ANDゲート27の出力が図5(L)に示すよ
うにt0 〜t1 で高レベルになり、フリップフロップ3
2がセットされ、この出力が図5(G)に示すように高
レベルになる。この時フリップフロップ32の位相反転
出力端子の低レベル信号がNANDゲート31に入力す
る。たとえ、ホスト装置1が起動時に図5(F)に示す
ようにライン17に高レベル信号(ステップアウト信
号)を発生しても、NANDゲート31からステップア
ウトを示す低レベル信号を制御駆動回路9に与えること
ができない。この出力は図5(J)に示すようにディス
ク内周方向ステップを示す高レベルとなり、これがステ
ッピングモータ制御駆動回路9に与えられる。なお、N
ANDゲ−ト31を設けない従来回路においては、ライ
ン17の方向信号をNOT回路で反転して制御駆動回路
9に与えていた。
うにドライブセレクト信号が駆動を示す低レベルになる
と、NOT回路21の出力即ちANDゲート26の第1
の入力が高レベルになる。また、電源オン時にトラック
ゼロセンサ10の出力が高レベルであると仮定している
ので、NOT回路23の出力は低レベルであり、NAN
Dゲート29の出力は図5(H)に示すようにt4 時点
まで高レベルに保たれる。従って、図5(E)に示すス
テップパルスがNOT回路22で反転された後にAND
ゲート26を通過し、ステッピングモータ制御駆動回路
9の入力となり、ステッピングモータ7はヘッド5を内
周方向に送る。ヘッド5が数トラック(例えば3トラッ
ク以上)内周方向に移動すると、t4 時点でトラックゼ
ロセンサ10の出力がトラックゼロを示さない低レベル
になる。これによってトラックゼロセンサ10によるト
ラックゼロ検知状態を脱出することができたので、ヘッ
ド5をトラックゼロT0 に向って移動させることができ
る。しかし、ステッピングモータ7のステップ方向反転
時間を考慮して約15msのステップ禁止期間が設けられ
ている。即ち、トラックゼロセンサ10の出力がt4 で
低レベルになると、NANDゲート29の両入力が高レ
ベルになるため、この出力は図5(H)に示すように低
レベルになり、ANDゲート26をステップパルスが通
過することを禁止する。この禁止状態を約15ms後に終
了させるために、再トリガ可能なモノマルチバイブレー
タから成るタイマ33はt3 から15msを計測してt5
で低レベルに立下る。なお、図5(C)のトラックゼロ
センサ10の出力の高レベルから低レベルへの立下りを
示すt4 の信号に基づいてタイマ33をトリガして15
msの計時を行うように変形しても差支えない。t5 でタ
イマ33の出力が低レベルになると、ORタイプのNA
NDゲート30の出力が高レベルになり、ANDゲート
28の出力も図5(M)に示すように高レベルになり、
フリップフロップ32の出力が図5(G)に示すように
反転する。この結果、NOT回路25の出力が低レベル
になり、ORタイプのNANDゲート31を図(F)の
方向信号が通過し、ステップアウトを示す高レヘル信号
がステッピングモータ制御駆動回路9に送られる。これ
により、ヘッド5が外周方向に送られると、トラックゼ
ロセンサ10の出力が再び高レベルになり、且つA相と
B相の同時励磁が生じてトラックゼロ検出回路34によ
ってトラックゼロT0 が正確に検出される。
から外れているためにトラックゼロセンサ10の出力が
低レベルの場合には、ANDゲート27の出力も低レベ
ルとなり、フリップフロップ32にセット信号が与えら
れず、逆に、ANDゲート28の出力が高レベルにな
り、フリップフロップ32のリセット端子にリセット信
号が与えられ、フリップフロップ32がリセット状態に
なる。フリップフロップ32がリセット状態の時にはA
NDゲート26及びORタイプのNANDゲート31を
設けない従来回路と同一の動作になる。
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) トラックゼロセンサ10を光学的に構成する代
りにマイクロスイッチ等で構成することができる。 (2) フリップフロップ32をRS型以外の形式に構
成すること、ANDゲート27、28をNANDゲート
に構成し、RSフリップフロップ32を負パルスでトリ
ガされるように構成することができる。 (3) NANDゲ−ト31をORゲ−トで構成し、こ
の一方の入力端子をNOT回路を介して方向信号ライン
17に接続し、他方の入力端子をフリップフロップ32
の正相出力端子Qに接続することができる。
置を示すブロック図である。
モータの2相励磁方式の制御信号とトラックゼロ検出回
路の出力とトラックとの関係を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 基準トラック及びこの基準トラックの内
側又は外側に配置された複数の有効トラックとが同心円
状に配置された記録媒体ディスクを回転するためのディ
スク回転手段と、 前記ディスクとの相対的走査運動で信号を記録/又は再
生するための信号変換器と、 前記信号変換器を前記基準トラックから前記有効トラッ
クに向う第1の方向とこれと逆の第2の方向とに移動さ
せるためのものであって複数の巻線を備えており、且つ
前記巻線の特定された励磁状態におけるロータの角度位
置が前記ディスクの前記基準トラックに対応するように
配置されたステッピングモータと、 前記ステッピングモータの角運動を前記信号変換器の直
線運動に変換する運動方向変換手段と、 前記ステッピングモータを制御するためのステップパル
スを発生するステップパルス発生手段と、 前記信号変換器を前記第1の方向と前記第2の方向との
いずれかに移動させるために前記ステッピングモータの
ステップ動作方向を指示する方向信号を発生する方向信
号発生手段と、 前記ステップパルスと前記方向信号に応答して前記ステ
ッピングモータを制御及び駆動するための制御駆動手段
と、 前記基準トラックに前記信号変換器がほぼ対向している
か否かを検知するための基準トラックセンサと、 前記基準トラックセンサから得られた前記基準トラック
を示す信号と前記制御駆動手段が前記ステッピングモー
タの前記巻線を前記特定された励磁状態に励磁している
ことを示す信号と前記第2の方向に前記信号変換器を移
動させることを示す前記方向信号とが同時に得られた時
に基準トラックを示す信号を発生する基準トラック検出
回路と、 電源スイッチを含んで電力を供給するための電源手段
と、 前記電源スイッチのオン時又はこの近傍において前記基
準トラックセンサが前記基準トラックの検出を示す信号
を発生している時に、前記方向信号発生手段から前記信
号変換器を前記第2の方向に移動させることを示す前記
方向信号が発生し且つ前記ステップパルス発生手段から
ステップパルスが発生している場合に、前記信号変換器
を前記第2の方向に移動させることを示す前記方向信号
を前記制御駆動手段に伝送することを禁止し、この代り
に、前記信号変換器を前記第1の方向に移動させること
を示す信号を内部的に作成して前記制御駆動回路に供給
し、前記基準トラックセンサの出力が前記基準トラック
の検出を示さなくなるまで前記ステッピングモータによ
って前記信号変換器を前記第1の方向に移動させ、その
後、前記方向信号発生手段から発生している前記方向信
号の前記制御駆動回路への供給の禁止を解除する起動制
御回路とを備えたディスク装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4080486A JP2541417B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | ディスク装置及びこの起動制御方法 |
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Patent Citations (2)
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